JP2003081540A - ダブルデッキエレベータ - Google Patents

ダブルデッキエレベータ

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JP2003081540A
JP2003081540A JP2001279104A JP2001279104A JP2003081540A JP 2003081540 A JP2003081540 A JP 2003081540A JP 2001279104 A JP2001279104 A JP 2001279104A JP 2001279104 A JP2001279104 A JP 2001279104A JP 2003081540 A JP2003081540 A JP 2003081540A
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JP
Japan
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car
floor
call
landing
area
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Application number
JP2001279104A
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English (en)
Inventor
Eiko Suzuki
英光 鈴木
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Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制限領域と非制限領域間での出入りを禁止す
るとともに、利用者の使い勝手の向上と設置スペースの
削減を図ることが可能なダブルデッキエレベータを提供
する。 【解決手段】 中間階から最上階(制限領域)へ向かう
利用者が乗り場呼び登録装置7aにより乗り場呼びを登
録すると、割当制御手段8bによりかご2aが割り当て
られ、かご呼び制御手段8cによりかご2a内からは中
間階又は最上階(制限領域)のかご呼びのみが可能とな
り、また、最下階(非制限領域)へ向かう利用者が登録
装置7bにより乗り場呼びを登録するとかご2bが割り
当てられ、かご2b内からは中間階又は最下階(非制限
領域)のかご呼びのみが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数階床間を走行
する2つのかごを上下に連結したダブルデッキエレベー
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、エレベータ利用階により利用者を
個別に制限する領域である制限領域と制限を設けない領
域である非制限領域に面して設置されるエレベータにお
いて、制限領域と非制限領域との間で利用者の制限を行
う方法としては、1台のみエレベータを取り付け、制限
領域と非制限領域にそれぞれ扉を設けて一方側から他方
側に立ち入ることを禁止する方式と、2台エレベータを
設置して1台を制限領域専用、他の1台を非制限領域専
用とする方式が考えられる。
【0003】1台のみ設置する場合においては、エレベ
ータを制限領域と非制限領域の境界部分に設置し、エレ
ベータかご内に乗客がいない場合、かご扉が開いている
間に乗り場呼びが制限領域と非制限領域の両方に発生し
た場合、扉が開いている方向の乗り場呼びを優先して一
方側から他方側に立ち入ることを禁止するエレベータ
(特開2000−355466号(特願平11−170
710号))と、エレベータを制限領域と非制限領域の
境界部分に設置し、利用者が一方の領域から他方の領域
に立ち入ることを禁止するとともに、かご内に乗客がい
ない場合、発生している乗り場呼びとエレベータのかご
位置より最短の運転時間で運転出来る乗り場呼びを選択
して応答するエレベータ(特願2000−144310
号)が考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1台のみ設置
する場合、上記の方式では扉方向により制限領域と非制
限領域が分かれる場合にしか対応出来ず、建物の階床毎
に制限領域と非制限領域が分かれる場合には対応出来な
かった。
【0005】また、片方の領域の利用者が利用中は他方
の領域の利用者は利用出来ないという使い勝手上の不便
があった。
【0006】2台設置する場合においては、建物の立地
条件や経済上などの理由により2台のエレベータの設置
が出来ない場合には対応出来なかった。
【0007】そこで、本発明の目的は、エレベータが制
限領域と非制限領域に面するように設置され、利用者が
一方の領域から他方の領域に立ち入ることを禁止すると
ともに、制限領域と非制限領域のかごを区別することに
より制限領域の利用者と非制限領域の利用者とが2つの
かごに分かれて同じエレベータを同時に利用することで
利用者の使い勝手の向上とエレベータ設置スペースの削
減を図り、制限領域と非制限領域で扉方向を限定しない
ことにより階床毎に制限領域と非制限領域に分かれる場
合でも適用出来るダブルデッキエレベータを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
ダブルデッキエレベータは、エレベータ利用階により利
用者を個別に制限する領域である制限領域及び制限を設
けない領域である非制限領域に面するように設置され、
複数階床間を走行する2つのかごを上下に連結したダブ
ルデッキエレベータにおいて、各階の乗り場の上下方向
の乗り場呼びを登録する乗り場呼び登録手段と、制限領
域行き乗り場呼びには2つのかごのうち一方のかごを、
非制限領域行き乗り場呼びには他方のかごをそれぞれ応
答させ、かご毎に利用者を区別する割当制御手段と、各
かごの登録が出来るかご呼びを制限して行き先を制限す
るかご呼び制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】即ち、請求項1の発明に係わるダブルデッ
キエレベータにおいては、各かご毎に制限領域の乗り場
と非制限領域の乗り場を連絡する。この場合、各呼び毎
に制限領域行きの乗り場呼びと、非制限領域行きの乗り
場呼びを区別して応答させるかごを固定して、かごの行
き先階を限定することで制限領域と非制限領域間での出
入りを禁止する。
【0010】例えば、制限領域行きの乗り場呼びには制
限領域にしか行けないかごが応答することにより制限領
域の乗り場からしか降りられず、非制限領域行きの乗り
場呼びには非制限領域にしか行けないかごが応答するこ
とにより非制限領域の乗り場からしか降りられない。
【0011】従って、一方の領域から他方の領域への出
入りが禁止される。
【0012】また、応答するかごを区別することによ
り、仮に一方のかご(例えば上かご)を制限領域へ向か
う利用者が使用中であっても、他方のかご(例えば下か
ご)に非制限領域へ向かう利用者を乗せて運転出来るた
め、制限領域と非制限領域の利用者が同時に一方のかご
(例えば上かご)と他方のかご(例えば下かご)に分か
れてエレベータを利用することが可能となる。
【0013】そして、ダブルデッキエレベータを使用す
ることにより、制限領域用と非制限領域用のかごを分け
ても1台のダブルデッキエレベータを設置するだけで運
転可能となる。
【0014】請求項2の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータは、エレベータ利用階により利用者を個別に制限
する領域である制限領域及び制限を設けない領域である
非制限領域に面するように設置され、複数階床間を走行
する2つのかごを上下に連結したダブルデッキエレベー
タにおいて、各階の乗り場の上下方向の乗り場呼びを登
録する乗り場呼び登録手段と、制限領域行き乗り場呼び
には2つのかごのうち一方のかごを、非制限領域行き乗
り場呼びには他方のかごをそれぞれ応答させ、かご毎に
利用者を区別して各かごの登録が出来るかご呼びを制限
して行き先階を制限し、時刻により、または手動動作に
より乗り場呼びに応答するかごを切り換える変更可能割
当制御手段と、時刻により、または手動動作により登録
が出来るかご呼びを切り換える変更可能かご呼び制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0015】即ち、請求項2の発明に係わるダブルデッ
キエレベータにおいては、各かご毎に制限領域の乗り場
と非制限領域の乗り場を連絡する。この場合、各呼び毎
に制限領域行きの乗り場呼びと、非制限領域行きの乗り
場呼びを区別して応答させるかごを決定して、かごの行
き先階を限定することで制限領域と非制限領域間での出
入りを禁止する。
【0016】また、時刻により、または手動操作により
制限領域の乗り場呼びと非制限領域の乗り場呼びに応答
させるかごを変更することにより各階床の使い勝手の変
化に対応させる。
【0017】例えば、制限領域行きの乗り場呼びには制
限領域にしか行けないかごが応答することにより制限領
域の乗り場からしか降りられず、非制限領域行きの乗り
場呼びには非制限領域にしか行けないかごが応答するこ
とにより非制限領域の乗り場からしか降りられない。
【0018】従って、一方の領域から他方の領域への出
入りが禁止される。
【0019】また、応答するかごを区別することによ
り、仮に一方のかご(例えば上かご)を制限領域へ向か
う利用者が使用中であっても、他方のかご(例えば下か
ご)に非制限領域へ向かう利用者を乗せて運転出来るた
め、制限領域と非制限領域の利用者が同時に一方のかご
(例えば上かご)と他方のかご(例えば下かご)に分か
れてエレベータを利用することが可能となる。
【0020】そして、ダブルデッキエレベータを使用す
ることにより、制限領域用と非制限領域用のかごを分け
ても1台のダブルデッキエレベータを設置するだけで運
転可能となる。
【0021】また、時刻により、または手動動作により
各階の乗り場呼びを制限領域行きの呼びか非制限領域行
きの乗り場呼びかを切り換え、また、各かごの登録出来
るかご呼びを切り換えることにより各階床の使い勝手に
より制限領域と非制限領域が変化した場合にも容易に対
応可能となる。
【0022】請求項3の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータは、請求項1または請求項2に記載のダブルデッ
キエレベータにおいて、乗り場に設けられ、乗り場呼び
の登録の制限を行う乗り場呼び登録制限手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0023】例えば、乗り場に制限領域行きの利用者と
非制限領域行きの利用者が混在した場合に、通常時は乗
り場呼びを登録不可能な状態にしておき、乗り場識別装
置により制限領域行きの利用者か非制限領域行きの利用
者か識別して、乗り場呼びを登録可能な状態とする、あ
るいは、自動登録することにより制限領域行きの乗り場
呼びを非制限領域行きの利用者が、または非制限領域行
きの乗り場呼びを制限領域行きの利用者が登録すること
を防止することが可能となる。
【0024】請求項4の発明に係わるダブルデッキエレ
ベータは、請求項1または請求項2に記載のダブルデッ
キエレベータにおいて、乗り場に設けられたしきりを含
み、制限領域行き利用者と非制限領域行き利用者とを区
別し乗るかごを限定する限定手段を備えたことを特徴と
する。
【0025】例えば、乗り場に制限領域行きの利用者と
非制限領域行きの利用者が混在した場合に、乗り場にし
きりを設けて乗り場自体を制限領域行き乗り場と非制限
領域行き乗り場とに区別すれば、たまたま、制限領域行
きの利用者が登録した制限領域行きの乗り場呼びに応答
して戸開中に非制限領域行きの利用者が同じかごを利用
すること、または非制限領域行きの利用者が登録した非
制限領域行きの乗り場呼びに応答して戸開中に制限領域
行きの利用者が同じかごを利用することを防止すること
が可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
【0027】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態として、ダブルデッキエレベータが映画館に
設置された場合を示す全体構成図である。
【0028】同図において、昇降路1は、エレベータ利
用階により利用者を個別に制限する領域である制限領域
及び制限を設けない領域である非制限領域により構成さ
れる3階床の建物に設けられ、この昇降路1を所定の駆
動方式により駆動されてかご2a、2bが昇降する。
【0029】この駆動方式は、図示しない油圧方式、リ
ニア方式、あるいは図1に示すかご2a、2bがロープ
3aを介してカウンタウェイト3cと連結され駆動装置
3bにより駆動される釣り合い式等のいずれであっても
よい。
【0030】中間階の制限領域と非制限領域が混在する
階床は発券所が有る階として以下説明する。
【0031】図1の、昇降路1の最上階は映写室(制限
領域)に連絡する乗り場、中間階は発券所に連絡する乗
り場が設けられているとする。
【0032】そして、最下階は一般のテナント(非制限
領域)に連絡する乗り場が設けられているとする。
【0033】かご2a、2bは、発券所が有る乗り場
と、映写室の乗り場及びテナントの乗り場との間を昇降
する。
【0034】かご2a、2bは扉4a、4bを有してお
り連結部5によりかご2a、2bは接続されている。
【0035】また、扉4a、4bの近傍には、それぞれ
かご呼びを登録出来るかご内操作盤6a、6bが設けら
れている。
【0036】昇降路1には、図1の通りにそれぞれ3箇
所の乗り場が設けられているが、各々の乗り場には乗り
場呼びを登録出来る乗り場呼び登録装置7a、7bが設
けられている。
【0037】一方、昇降路1の上部には必要に応じて機
械室が設けられ、駆動装置3bやかご2a、2bを制御
するための制御装置8が設けられている。
【0038】制御装置8は、乗り場呼び登録手段8a
と、割当制御手段8bと、かご呼び制御手段8cとを有
しており、乗り場呼びの登録は乗り場呼び登録手段8a
で行い、これにより登録された乗り場呼びに応答するか
ごを割当制御手段8bにより決定してかごを各階の乗り
場呼びに応答させ、利用者が登録出来るかご呼びをかご
呼び制御手段8cにより制限して各かごの行き先階を制
限する。
【0039】例えば、図1において、発券所を通過し映
写室へ向かう利用者、あるいは、映写室から発券所ある
いはテナントへ向かう利用者が乗り場呼び登録装置7a
を操作して乗り場呼び登録手段8aにより乗り場呼びを
登録した際には、かご2aが乗り場呼びに割り当てら
れ、4aの扉が開いて利用者がかご2aに乗り込む。
【0040】その時、かご呼び制御手段8cによりかご
呼びは映写室あるいは発券所へのかご呼びのみ登録可能
となっており、利用者は映写室あるいは発券所の乗り場
にしか降りられない。
【0041】また、図1において発券所へ向かう利用
者、テナントへ向かう利用者が乗り場呼び登録装置7b
を操作して乗り場呼び登録手段8aにより乗り場呼びを
登録した際には、かご2bが乗り場呼びに割り当てら
れ、4bの扉が開いて利用者がかご2bに乗り込む。
【0042】その時、かご呼び制御手段8cによりかご
呼びは発券所あるいはテナントヘのかご呼びのみ登録可
能となっており、利用者は発券所あるいはテナントの乗
り場にしか降りられない。
【0043】つまり、映写室へ行くためには必ず発券所
の有る階でかごを乗り換えないと行けないこととなり、
発券所を通過することとなる。
【0044】一方、かご2aとかご2bにはそれぞれ別
の利用者を乗せることが出来るので片方の利用者がエレ
ベータ使用中に、もう片方の利用者が待たされることが
無くなる。
【0045】従って、料金を支払わずに映画を鑑賞する
ことが防止出来、また、各かごに分かれて同じエレベー
タを利用出来ることにより待ち時間を減少させ、エレベ
ータ設置スペースが削減出来る。
【0046】(第2の実施形態)図2は、本発明の第2
の実施形態として、ダブルデッキエレベータが映画館に
設置された場合を示す全体構成図である。
【0047】同図において、昇降路9は、エレベータ利
用階により利用者を個別に制限する領域である制限領域
及び制限を設けない領域である非制限領域により構成さ
れる4階床の建物に設けられ、この昇降路9を所定の駆
動方式により駆動されてかご10a、10bが昇降す
る。
【0048】この駆動方式は、図示しない油圧方式、リ
ニア方式、あるいは図2に示すかご10a、10bがロ
ープ11aを介してカウンタウェイト11cと連結され
駆動装置11bにより駆動される釣り合い式等のいずれ
であってもよい。
【0049】中間階の制限領域と非制限領域が混在する
階床は発券所が有る階として以下説明する。
【0050】図2の、昇降路9の最上階と3階は映写室
(制限領域)に連絡する乗り場、2階は発券所に連絡する
乗り場が設けられているとする。
【0051】そして、最下階は一般のテナント(非制限
領域)に連絡する乗り場が設けられているとする。
【0052】かご10a、10bは、発券所が有る乗り
場と、映写室の乗り場及びテナントの乗り場との間を昇
降する。
【0053】かご10a、10bは扉12a、12bを
有しており連結部13によりかご10a、10bは接続
されている。
【0054】また、扉12a、12bの近傍には、それ
ぞれかご呼びを登録出来るかご内操作盤14a、14b
が設けられている。
【0055】昇降路9には図2の通りにそれぞれ4箇所
の乗り場が設けられているが、各々の乗り場には乗り場
呼びを登録出来る乗り場呼び登録装置15a、15bが
設けられている。
【0056】一方、昇降路1の上部には必要に応じて機
械室が設けられ、駆動装置11bやかご10a、10b
を制御するための制御装置16が設けられている。
【0057】制御装置16は、乗り場呼び登録手段16
aと、変更可能割当制御手段16bと、変更可能かご呼
び制御手段16cとを有しており、乗り場呼びの登録は
乗り場呼び登録手段16aで行い、これにより登録され
た乗り場呼びに応答するかごを変更可能割当制御手段1
6bにより決定してかごを各階の乗り場呼びに応答さ
せ、利用者が登録出来るかご呼びを変更可能かご呼び制
御手段16cにより制限して各かごの行き先階を制限す
る。
【0058】例えば、図2において、発券所を通過し映
写室へ向かう利用者、あるいは、映写室から発券所ある
いはテナントへ向かう利用者が乗り場呼び登録装置15
aを操作して乗り場呼び登録手段16aにより乗り場呼
びを登録した際には、かご10aが乗り場呼びに割り当
てられ、12aの扉が開いて利用者がかご10aに乗り
込む。
【0059】その時、かご呼び制御手段16cによりか
ご呼びは映写室あるいは発券所へのかご呼びのみ登録可
能となっており、利用者は映写室あるいは発券所の乗り
場にしか降りられない。
【0060】また、図2において発券所へ向かう利用
者、発券所を経由した後にテナントへ向かう利用者が乗
り場呼び登録装置15bを操作して乗り場呼び登録手段
16aにより乗り場呼びを登録した際には、かご10b
が乗り場呼びに割り当てられ、扉12bが開いて利用者
がかご10bに乗り込む。
【0061】その時、かご呼び制御手段16cによりか
ご呼びは発券所あるいはテナントヘのかご呼びのみ登録
可能となっており、利用者は発券所あるいはテナントの
乗り場にしか降りられない。
【0062】つまり、映写室へ行くためには必ず発券所
の有る階でかごを乗り換えないと行けないこととなり、
発券所を通過することとなる。
【0063】一方、かご10aとかご10bにはそれぞ
れ別の利用者を乗せることが出来るので片方の利用者が
エレベータ使用中に、もう片方の利用者が待たされるこ
とが無くなる。
【0064】また、時刻により、または手動操作によ
り、2階の上方向の乗り場呼びと3階の下方向の乗り場
呼びに応答するかごをかご10bに変更して、かご10
bの登録出来るかご呼びを1階と2階と3階、かご10
aの登録出来るかご呼びを4階と3階とに変更すれば、
かごを乗り換えなければならない階を3階へ変更するこ
とが出来、ビルの使い勝手により発券所が3階に変更に
なった場合でも容易に対応出来る。
【0065】従って、料金を支払わずに映画を鑑賞する
ことが防止出来、また、各かごに分かれて同じエレベー
タを同時に利用出来ることにより待ち時間が減少して使
い勝手が向上し、エレベータ設置スペースが削減出来
て、かつ、ビルの使い勝手が変更された場合でも容易に
対応出来る。
【0066】(第3の実施形態)図3は、本発明の第3
の実施形態として、ダブルデッキエレベータがオフィス
ビルに設置された場合を示す全体構成図である。
【0067】同図において、昇降路17は、エレベータ
利用階により利用者を個別に制限する領域である制限領
域及び制限を設けない領域である非制限領域により構成
される3階床の建物に設けられ、この昇降路17を所定
の駆動方式により駆動されてかご18a、18bが昇降
する。
【0068】この駆動方式は、図示しない油圧方式、リ
ニア方式、あるいは図3に示すかご18a、18bがロ
ープ19aを介してカウンタウェイト19cと連結され
駆動装置19bにより駆動される釣り合い式等のいずれ
であってもよい。
【0069】中間階の制限領域と非制限領域が混在する
階床は警備員室が有る階として以下説明する。
【0070】図3の、昇降路17の最上階は情報の機密
を必要とされる開発室(制限領域)に連絡する乗り場、
中間階は警備員室、最下階は通常の事務所に連絡(非制
限領域)に連絡する乗り場が設けられているとする。
【0071】かご18a、18bは、事務所が有る乗り
場と、開発室の乗り場との間を昇降する。
【0072】かご18a、18bは扉20a、20bを
有しており連結部21によりかご18a、18bは接続
されている。
【0073】また、扉20a、20bの近傍には、それ
ぞれかご呼びを登録出来るかご内操作盤22a、22b
が設けられている。
【0074】昇降路17には、図3の通りにそれぞれ3
箇所の乗り場が設けられているが、各々の乗り場には乗
り場呼びを登録出来る乗り場呼び登録装置23a、23
bが設けられ、乗り場呼びの登録許可、あるいは、自動
登録を行う識別装置25が設けられている。
【0075】一方、昇降路17の上部には必要に応じて
機械室が設けられ、駆動装置19bやかご18a、18
bを制卸するための制御装置24が設けられている。
【0076】制御装置24は、乗り場呼び登録制限手段
24aと、乗り場呼び登録手段24bと、割当制御手段
24cとかご呼び制御手段24dとを有しており、乗り
場呼びの登録許可、不許可及び自動登録を乗り場呼び登
録制限手段24aで行い、各階床の乗り場呼びを乗り場
呼び登録手段に24bにより登録して、登録された乗り
場呼びに応答するかごを割当制御手段24cにより決定
してかごを各階の乗り場呼びに応答させ、利用者が登録
出来るかご呼びをかご呼び制御手段24dにより制限し
て各かごの行き先階を制限する。
【0077】例えば、図3において、通常は中間階の上
方向の乗り場呼びは乗り場呼び登録制限手段24aによ
り不許可とし登録出来ない状態に有るとする。
【0078】その時に開発室の利用を許可された利用者
が中間階の警備員室で識別装置25を解除するパスワー
ド、あるいは、かぎ(カード)を受け取り、識別装置2
5を解除して中間階の上方向の呼びを登録許可、あるい
は自動登録する。(左記により登録許可とした場合は乗
り場呼び登録装置23aを操作して乗り場呼び登録手段
24aにより登録する。) そして、図3において、開発室へ向かう利用者が乗り場
呼び登録装置23aを操作して乗り場呼び登録手段24
aにより乗り場呼びを登録した際には、かご18aが乗
り場呼びに割り当てられ、20aの扉が開いて利用者が
かご18aに乗り込む。
【0079】その時、かご呼び制御手段24dによりか
ご呼びは開発室あるいは中間階のかご呼びのみ登録可能
となっており、開発室へ行くことが可能となる。 ま
た、開発室を退出する時は最上階の乗り場呼び登録装置
23aを操作して乗り場呼び登録手段24aにより乗り
場呼びを登録した際には、かご18aが乗り場呼びに割
り当てられ、20aの扉が開いて利用者がかご18aに
乗り込む。
【0080】その時、かご呼び制御手段24cによりか
ご呼びは開発室あるいは中間階のかご呼びのみ登録可能
となっており、中間階にのみ行くことが可能となる。
【0081】また、図3において中間階と最下階の事務
所間を行き来する利用者が乗り場呼び登録装置23bを
操作して乗り場呼び登録手段24aにより乗り場呼びを
登録した際には、かご18bが乗り場呼びに割り当てら
れ、20bの扉が開いて利用者がかご18bに乗り込
む。
【0082】その時、かご呼び制御手段24dによりか
ご呼びは中間階、または最下階のかご呼びのみ登録可能
となっており、利用者は開発室の乗り場に行くことは出
来ない。
【0083】よって、最下階から直接開発室へ向かうこ
とは出来なくなり、必ず中間階を経由して識別装置25
を解除しなければ開発室へ入室出来なくなる。
【0084】つまり、開発室へ行くためには必ず警備員
室で許可を受けて識別装置25を解除しなければならな
いので、許可された利用者以外の開発室への侵入を防止
出来る。
【0085】また、許可された利用者が利用する都度に
乗り場呼びを解除して利用しなければならないので、許
可された者と許可されていない利用者が乗り場に混在す
る場合であってもセキュリティを確保出来る。
【0086】一方、かご18aとかご18bにはそれぞ
れ別の利用者を乗せることが出来るので片方の利用者が
エレベータ使用中に、もう片方の利用者が待たされるこ
とが無くなる。
【0087】従って、開発室のセキュリティをより確実
に確保出来、また、各かごに分かれて同じエレベータを
利用出来ることにより待ち時間が減少して使い勝手が向
上し、エレベータ設置スペースが削減出来る。
【0088】(第4の実施形態)図4は、本発明の第4
の実施形態として、ダブルデッキエレベータが駅舎に設
置された場合を示す全体構成図である。また、図5は各
階床を上方向から見た図である。
【0089】図4において、昇降路26は、エレベータ
利用階により利用者を個別に制限する領域である制限領
域及び制限を設けない領域である非制限領域により構成
される3階床の建物に設けられ、この昇降路26を所定
の駆動方式により駆動されてかご27a、27bが昇降
する。
【0090】この駆動方式は、図示しない油圧方式、リ
ニア方式、あるいは図4に示すかご27a、27bがロ
ープ28aを介してカウンタウェイト28cと連結され
駆動装置28bにより駆動される釣り合い式等のいずれ
であってもよい。
【0091】中間階の制限領域と非制限領域が混在する
階床は改札が有る階として以下説明する。
【0092】図5に示す様に、昇降路26の最上階はホ
ーム38に連絡する3階改札内乗り場37(制限領
域)、中間階は改札内(制限領域)に連絡する2階改札
内乗り場35と改札外(非制限領域)に連絡する2階改
札外乗り場36、最下階には1階改札外乗り場34(非
制限領域)が設けられている。
【0093】また、中間階では、2階改札内乗り場35
と2階改札外乗り場36との間は壁などのしきり42お
よび改札39で分割されている。
【0094】そして、各階ホールにはエレベータに向か
って左側のみ開く扉40a、エレベータに向かって右側
のみ開く扉40bが設けられ、各扉の近傍には、乗り場
呼びを登録出来る乗り場呼び装置41a、41bが設置
されている。
【0095】かご27a、27bは、改札内の乗り場
と、改札外の乗り場との間を昇降する。
【0096】また、図4の通りに、かご27aにはかご
に向かって左側のみ戸開する扉29a、かご27bには
かごに向かって右側のみ戸関する扉29bを有してお
り、連結部30によりかご27a、27bは接続されて
いる。
【0097】また、扉29a、29bの近傍には、それ
ぞれかご呼びを登録出来るかご内操作盤31a、31b
が設けられている。
【0098】昇降路26には、図4の通りに、それぞれ
3箇所の乗り場が設けられているが、各々の乗り場には
乗り場呼びを登録出来る乗り場呼び登録装置32a、3
2b(図5の乗り場呼び登録装置41a、41bに対応
する)が設けられている。
【0099】一方、昇降路26の上部には必要に応じて
機械室が設けられ、駆動装置28bやかご27a、27
bを制御するための制御装置33が設けられている。
【0100】制御装置33は、乗り場呼び登録手段33
aと、かご限定手段33bと、割当制御手段33cと、
かご呼び制御手段33dとを有しており、乗り場呼びの
登録は乗り場呼び登録手段33aで行い、これにより登
録された乗り場呼びに応答するかごを割当制御手段33
cにより決定してかごを各階の乗り場呼びに応答させ、
かご限定手段33bにより各かごの戸開閉動作を行う。
【0101】そして、利用者が登録出来るかご呼びをか
ご呼び制御手段33dにより制限して各かごの行き先階
を制限する。
【0102】例えば、図5において3階改札内乗り場3
7から1階改札外乗り場34あるいは2階改札外乗り場
36へ向かう利用者が3階の乗り場呼び登録装置41a
を操作して乗り場呼び登録手段33aにより乗り場呼び
を登録した際には、図4の割当制御手段33cによりか
ご27aが乗り場呼びに割り当てられ、かご限定手段3
3bにより図4の扉29aと図5の3階の扉40aが開
いて利用者が図4のかご27aに乗り込む。その時、図
4のかご呼び制御手段33dによりかご呼びは3階ある
いは2階のかご呼びのみ登録可能となっており、図5の
3階改札内乗り場37あるいは図5の2階改札内乗り場
35にしか降りられない。
【0103】そして、図5の2階改札内乗り場35から
図5の1階改札外乗り場34、2階改札外乗り場36へ
向かう場合は、一旦図5の改札39を通らなければなら
ない。
【0104】その後、1階改札外乗り場34へ向かう場
合は、図5の2階改札外乗り場36で図5の2階の乗り
場呼び登録装置41bを操作して乗り場呼び登録手段3
3aにより乗り場呼びを登録すると、図4の割当制御手
段33cによりかご27bが乗り場呼びに割り当てら
れ、かご限定手段により図4の扉29bと図5の2階の
扉40bが開いて利用者が図4のかご27bに乗り込
む。
【0105】その時、図4のかご呼び制御手段33dに
よりかご呼びは2階あるいは1階のかご呼びのみ登録可
能となっており、図5の2階改札外乗り場36あるいは
図5の1階改札外乗り場34にしか降りられない。
【0106】逆に、図5において1階改札外乗り場34
から2階改札内乗り場35あるいは3階改札内乗り場3
7へ向かう利用者が1階の乗り場呼び登録装置41bを
操作して乗り場呼び登録手段33aにより乗り場呼びを
登録した際には、図4の割当制御手段33cによりかご
27bが乗り場呼びに割り当てられ、かご限定手段によ
り図4の扉29bと図5の1階の扉40bが開いて利用
者が図4のかご27bに乗り込む。
【0107】その時、図4のかご呼び制御手段33dに
よりかご呼びは1階あるいは2階のかご呼びのみ登録可
能となっており、図5の1階改札外乗り場34あるいは
図5の2階改札外乗り場36にしか降りられない。
【0108】また、図5の2階改札外乗り場36から図
5の2階改札内乗り場35、3階改札内乗り場37へ向
かう場合は、一旦図5の改札39を通らなければならな
い。
【0109】その後、3階改札内乗り場37へ向かう場
合は、図5の2階改札内乗り場35で図5の2階の乗り
場呼び登録装置41aを操作して乗り場呼び登録手段3
3aにより乗り場呼びを登録すると、図4の割当制御手
段33cによりかご27aが乗り場呼びに割り当てら
れ、かご限定手段により図4の扉29aと図5の2階の
扉40aが開いて利用者が図4のかご27aに乗り込
む。
【0110】その時、図4のかご呼び制御手段33dに
よりかご呼びは2階あるいは3階のかご呼びのみ登録可
能となっており、図5の2階改札内乗り場35あるいは
図5の3階改札内乗り場37にしか降りられない。
【0111】つまり、改札内と改札外を行き来する時に
は必ず図4のかご27aとかご27bを乗り換えなけれ
ばならないので、図5の改札39を通ることとなる。
【0112】また、乗り場に壁などのしきり42を設け
て、かご限定手段33bにより戸開する扉を限定するこ
とで、乗り場に改札内の利用者と改札外の利用者が混在
することがなく、より確実なセキュリティを行うことが
出来る。
【0113】一方、かご2aとかご2bにはそれぞれ別
の利用者を乗せることが出来るので片方の利用者がエレ
ベータ使用中に、もう片方の利用者がまたされることが
無くなる。
【0114】従って、無賃乗車を防止することが出来
て、また、各かごに分かれて同じエレベータを利用出来
ることにより待ち時間が減少して使い勝手が向上し、エ
レベータ設置スペースが削減出来る。
【0115】
【発明の効果】本発明によれば、エレベータを制限領域
と非制限領域に面するように設置して、利用者が一方の
領域から他方の領域に立ち入ることを禁止するととも
に、制限領域と非制限領域のかごを区別することにより
建物のセキュリティを確保しつつ制限領域の利用者と非
制限領域の利用者が別々のかごに分かれて同じエレベー
タを同時に利用することで利用者の使い勝手の向上とエ
レベータ設置スペースの削減を図り、階床毎に制限領域
と非制限領域に分かれる場合でも適用出来て、各階床の
使い勝手が変更された場合でも容易に対応出来る汎用性
の高いダブルデッキエレベータを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係わるダブルデッ
キエレベータの構成を示す図。
【図2】 本発明の第2の実施形態に係わるダブルデッ
キエレベータの構成を示す図。
【図3】 本発明の第3の実施形態に係わるダブルデッ
キエレベータの構成を示す図。
【図4】 本発明の第4の実施形態に係わるダブルデッ
キエレベータの構成を示す図。
【図5】 本発明の第4の実施形態における、駅舎の各
階床の改札内乗り場(制限領域)と改札外乗り場(非制
限領域)とを説明するための平面図。
【符号の説明】
1…昇降路 2(2a、2b)…かご 3a…ロープ 3b…駆動装置 3c…カウンタウェイト 4(4a、4b)…扉 5…連結装置 6(6a、6b)…かご内操作盤 7(7a、7b)…乗り場呼び登録装置 8…制御装置 8a…乗り場呼び登録手段 8b…割当制御手段 8c…かご呼び制御手段 9…昇降路 10(10a、10b)…かご 11a…ロープ 11b…駆動装置 11c…カウンタウェイト 12(12a、12b)…扉 13…連結装置 14(14a、14b)…かご内操作盤 15(15a、15b)…乗り場呼び登録装置 16…制御装置 16a…乗り場呼び登録手段 16b…変更可能割当制御手段 16c…変更可能かご呼び制御手段 17…昇降路 18(18a、18b)…かご 19a…ロープ 19b…駆動装置 19c…カウンタウェイト 20(20a、20b)…扉 21…連結装置 22(22a、22b)…かご内操作盤 23(23a、23b)…乗り場呼び登録装置 24…制御装置 24a…乗り場呼び登録制限手段 24b…乗り場呼び登録手段 24c…かご呼び制御 24d…かご呼び制御手段 25…識別装置 26…昇降路 27(27a、27b)…かご 28a…ロープ 28b…駆動装置 28c…カウンタウェイト 29(29a、29b)…扉 30…連結装置 31(31a、31b)…かご内操作盤 32(32a、32b)…乗り場呼び登録装置 33…制御装置 33a…乗り場呼び登録手段 33b…かご限定手段 33c…割当制御手段 33d…かご呼び制御手段 34…1階改札外乗り場 35…2階改札内乗り場 36…2階改札外乗り場 37…3階改札内乗り場 38…ホーム 39…改札 40(40a、40b)…扉 41(41a、41b)…乗り場呼び登録装置 42…しきり

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータ利用階により利用者を個別に制
    限する領域である制限領域及び制限を設けない領域であ
    る非制限領域に面するように設置され、複数階床間を走
    行する2つのかごを上下に連結したダブルデッキエレベ
    ータにおいて、各階の乗り場の上下方向の乗り場呼びを
    登録する乗り場呼び登録手段と、制限領域行き乗り場呼
    びには前記2つのかごのうち一方のかごを、非制限領域
    行き乗り場呼びには他方のかごをそれぞれ応答させ、か
    ご毎に利用者を区別する割当制御手段と、各かごの登録
    が出来るかご呼びを制限して行き先を制限するかご呼び
    制御手段とを備えたことを特徴とするダブルデッキエレ
    ベータ。
  2. 【請求項2】エレベータ利用階により利用者を個別に制
    限する領域である制限領域及び制限を設けない領域であ
    る非制限領域に面するように設置され、複数階床間を走
    行する2つのかごを上下に連結したダブルデッキエレベ
    ータにおいて、各階の乗り場の上下方向の乗り場呼びを
    登録する乗り場呼び登録手段と、制限領域行き乗り場呼
    びには前記2つのかごのうち一方のかごを、非制限領域
    行き乗り場呼びには他方のかごをそれぞれ応答させ、か
    ご毎に利用者を区別して各かごの登録が出来るかご呼び
    を制限して行き先階を制限し、時刻により、または手動
    動作により前記乗り場呼びに応答するかごを切り換える
    変更可能割当制御手段と、時刻により、または手動動作
    により前記登録が出来るかご呼びを切り換える変更可能
    かご呼び制御手段とを備えたことを特徴とするダブルデ
    ッキエレベータ。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2に記載のダブルデ
    ッキエレベータにおいて、乗り場に設けられ、乗り場呼
    びの登録の制限を行う乗り場呼び登録制限手段を備えた
    ことを特徴とするダブルデッキエレベータ。
  4. 【請求項4】請求項1または請求項2に記載のダブルデ
    ッキエレベータにおいて、乗り場に設けられたしきりを
    含み、制限領域行き利用者と非制限領域行き利用者とを
    区別し乗るかごを限定する限定手段を備えたことを特徴
    とするダブルデッキエレベータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005051828A1 (ja) * 2003-11-27 2005-06-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha マルチデッキエレベータ付き建築物、その制御システム、及びマルチデッキエレベータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005051828A1 (ja) * 2003-11-27 2005-06-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha マルチデッキエレベータ付き建築物、その制御システム、及びマルチデッキエレベータ
US7377365B2 (en) 2003-11-27 2008-05-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Multi-deck elevator equipped building

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