JP2003081520A - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及び画像形成装置

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JP2003081520A
JP2003081520A JP2001272181A JP2001272181A JP2003081520A JP 2003081520 A JP2003081520 A JP 2003081520A JP 2001272181 A JP2001272181 A JP 2001272181A JP 2001272181 A JP2001272181 A JP 2001272181A JP 2003081520 A JP2003081520 A JP 2003081520A
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sheet
image forming
sheets
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tray
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JP2001272181A
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English (en)
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Junichi Mogi
潤一 茂木
Toshimasa Suzuki
敏正 鈴木
Nasaku Kamiya
奈作 神谷
Hiromichi Tsujino
浩道 辻野
Masaaki Io
猪尾  雅章
Shunsuke Nishimura
俊輔 西村
Miki Mizuta
美己 水田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの整合、綴じ、穴開け等の処理を選択
的に行うシート処理装置を備えた画像形成装置で、ファ
クシミリ出力やネットワークプリンタ出力等を1台で行
う複合機としての操作性を損なうことなく、装置の省ス
ペース化を実現すること。 【解決手段】 シートの整合、綴じ、穴開け等の処理を
選択的に行うシート処理装置11において、略垂直に構
成されたシート積載面に前記処理を行うシートを積載す
る中間処理トレイ23と、前記中間処理トレイ23に積
載されたシートの前記略垂直方向と交差する幅方向に移
動可能であり、前記シートの幅方向の整合を行う幅整合
板51,52と、を有し、前記幅整合板51,52は、
前記シートの略垂直方向下端を支持する突き当て基準壁
33を備え、前記中間処理トレイ23内で前記略垂直方
向にも移動可能に構成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートの整合、綴
じ、穴開け等の処理を選択的に行うシート処理装置に関
し、詳しくは、画像を読み取る画像読取部やシートに画
像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置に用いら
れるシート処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やファクシミリといった画
像形成装置は、装置上部に原稿等の読取対象物の画像を
読み取る画像読取部を配置し、その下方に用紙等のシー
トに画像を形成する画像形成部を備えた形態の装置が一
般的であった。
【0003】しかしながら近年では、省スペースを目的
として図8に示すように、画像読取部101と画像形成
部102の間の装置筐体内に、前記シートを排出する排
出空間103を設け、画像形成部102の上面にシート
を排出し積載する機内排出型の画像形成装置が提案され
ている。
【0004】更に図8に示す装置は、前記画像形成部1
02にて画像が形成されたシートに、ステイプル(綴
じ)、穴開けといった処理を選択的に行うシート処理装
置111が画像形成装置本体側面に配設可能に構成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す従来例では、画像形成装置本体100側面にシート
処理装置111を配設する構成であるため、省スペース
という観点で問題があった。また、例えば画像形成装置
本体100とシート処理装置111との間で紙詰まりが
生じた場合のジャム処理の作業スペースを考えた場合、
設置スペースより更に広いスペースが必要となるため、
前述の省スペースという観点で問題があった。
【0006】また、図8のような画像形成装置は、複写
機やファクシミリ単体としてのみではなく、ひとつの装
置で複写機やファクシミリ、プリンターの機能を兼ね備
えた、いわゆる複合機として使用されることも多く、そ
のような場合には、排出トレイ上に出力されるプリンタ
ー出力紙やファクシミリの受信出力紙を、コピー中の出
力紙と仕分けする必要がある。
【0007】また、近年では図のような装置をネットワ
ークプリンタとして使用することが多く、プリンタ出力
だけでも使用者毎の出力紙の仕分けが必要とされてい
る。
【0008】しかしながら、図8に示す従来例では、前
記シート処理装置にて処理が行われたシートが排出積載
される積載トレイ(排出トレイ112)は1つであり、
複合機またはネットワークプリンタとしての装置として
は、不十分であった。
【0009】そこで、図8に示す従来例において排出ト
レイを複数配置しようとした場合には、縦方向(垂直方
向)にトレイを配列することが考えられるが、該縦方向
に複数の排出トレイが配列された場合、上方の排出トレ
イに積載されたシートの操作者からの視認性や取り出し
操作性が悪くなる可能性があった。
【0010】そこで本発明の目的は、シートの整合、綴
じ、穴開け等の処理を選択的に行うシート処理装置を備
えた画像形成装置で、ファクシミリ出力やネットワーク
プリンタ出力等を1台で行う複合機としての操作性を損
なうことなく、装置の省スペース化を実現することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の代表的な構成は、シートの整合、綴じ、穴開
け等の処理を選択的に行うシート処理装置において、略
垂直に構成されたシート積載面に前記処理を行うシート
を積載する中間処理トレイと、前記中間処理トレイに積
載されたシートの前記略垂直方向と交差する幅方向に移
動可能であり、前記シートの幅方向の整合を行う幅整合
手段と、を有し、前記幅整合手段は、前記シートの略垂
直方向下端を支持するシート下端支持部を備え、前記中
間処理トレイ内で前記略垂直方向にも移動可能に構成さ
れていることを特徴とする。
【0012】更に、前記幅整合手段は、前記処理終了後
のシート束を前記中間処理トレイから排出する束排出手
段の役目を兼ねていることを特徴とする。
【0013】上記構成によれば、略垂直に構成されたシ
ート積載面を持つ中間処理トレイで処理されたシート束
を、シート下端支持部を備えた幅整合手段を用いて上方
に搬送することにより、シート束の搬送性が向上し、束
内での乱れを防止することができる。
【0014】また、グリッパー等の他の搬送手段を設け
る必要がなくなり、簡易な構成での縦型のシート処理を
行うことができ、略垂直方向にシートを保持する処理部
を備えた省スペースの画像形成装置を実現することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、
以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材
質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用され
る装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきもの
であり、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲
をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0016】〔第1実施形態〕本発明を適用したシート
処理装置の実施の形態を図1〜図7を用いて詳しく説明
する。尚、本実施形態では、シート処理装置を備えた機
内排出型の画像形成装置を例示して説明する。
【0017】図1は第1実施形態に係るシート処理装置
を備えた機内排出型の画像形成装置の断面図である。
【0018】図1に示すように、画像形成装置は、装置
上部に原稿等の読取対象物の画像を読み取る画像読取部
1を配置し、その下方に用紙等のシートに画像を形成す
る画像形成部2を備え、画像読取部1と画像形成部2の
間の装置筐体内にシートを排出する排出空間3を設け、
画像形成部2の上面にシートを排出し積載する。
【0019】更に、前記画像形成部2から排出されたシ
ートの整合、綴じ、穴開け等の処理を選択的に行うシー
ト処理装置11を、前記画像形成部2の上方に備えてい
る。
【0020】前記画像読取部1では、その上部に配置さ
れた自動原稿送り装置(ADF)9より送られた原稿を
露光走査することにより画像情報を光電変換素子に取り
込み、データ処理を行う。
【0021】また、前記画像形成部2では、そのデータ
に基づきレーザースキャナ4で感光体5上をスキャン
し、潜像形成を行う。その潜像に従って感光体5上に現
像されたトナー像は、給送カセット6から給送ローラ8
により一枚ずつ搬送されてきたシート上に転写され、定
着器7を通過してシート上に定着される。
【0022】定着器7を通過したシートは、第1切換フ
ラッパ13が支点14を中心に回動することにより搬送
方向が矢印a方向または矢印b方向に選択され、該第1
切換フラッパ13に沿って矢印方向に搬送される(図1
は矢印b方向が選択された状態である)。
【0023】搬送方向a、bの選択は、あらかじめ操作
者により排出トレイが選択されることにより決定される
ものであり、排出トレイの選択は各ジョブ毎に装置の操
作部または本装置に接続されたパソコン等のホストコン
ピュータから行っても良いが、ジョブの種類や内容によ
りあらかじめ設定しておいても良い。
【0024】例えば、使用頻度の少ないファクシミリ出
力は常に排出空間3の排出トレイ10に排出することと
し搬送方向をaに設定し、仕分けが必要となるコピーや
プリンタのジョブは装置上面の排出トレイ15を選択し
搬送方向をbに設定しておく。
【0025】また、コピージョブでも仕分けが不要な1
部コピーの場合には出力時間を短縮するために排出空間
3の排出トレイ10を出力先として設定(搬送方向をa
に設定)しておくことも可能である。
【0026】図2〜図6は本実施形態に係るシート処理
装置11において略垂直なシート積載面を持つ中間処理
トレイ23周辺の詳細を示した断面図である。尚、以下
で説明するシート幅方向とは、前記略垂直方向に交差す
る方向であり、操作部から見て図1の装置手前/奥方向
のことを言う。
【0027】シート処理装置11では、第1切換フラッ
パ13により矢印b方向に搬送されたシートは、次に処
理の有無により第2切換フラッパ16で搬送方向を切り
換えられる。
【0028】すなわち、綴じや穴開けといった処理を必
要としないジョブの場合には、第2切換フラッパ16は
支点24を中心に図2に示す位置に回動する。このと
き、束排出ローラ28は支点30を中心として揺動する
揺動ガイド29に支持されており、図2に示す位置に回
動する。第1切換フラッパ13によって図1の矢印b方
向に案内されたシートは、第1搬送ローラ対25により
搬送され、図2に示す位置の第2切換フラッパ16に案
内されて第2搬送ローラ対26に至り、該第2搬送ロー
ラ対26により束排出手段としての束排出ローラ27,
28部に搬送され、該束排出ローラ27,28により排
出トレイ15上に排出積載される。
【0029】尚、ここで、ノンソートモードの場合に
は、シートは、図1中の右端部の排出トレイ15に排出
され、ソートモードの場合には、図1に示す排出トレイ
15を1ビンずつ移動させながら該排出トレイ15にそ
れぞれ排出される。
【0030】次に、綴じや穴開けといった処理を必要と
するジョブの場合には、第2切換フラッパ16は支点2
4を中心に図3に示す二点鎖線位置から実線位置に回動
する。そして、第1切換フラッパ13によって図1の矢
印b方向に案内されたシートは、第1搬送ローラ対25
により搬送され、図3に示す実線位置の第2切換フラッ
パ16に案内されて、中間処理トレイ23方向に搬入さ
れる。このとき、束排出ローラ28を支持する揺動ガイ
ド29は支点30を中心として回動して束排出ローラ2
7から離間し、中間処理トレイ23へのシート搬入中お
よび処理中は図3に示す実線位置に退避している。
【0031】このように束排出ローラ28が退避してい
ることにより、中間処理トレイ23での整合、処理時
に、シート先端(略垂直方向の長さ)が束排出ローラ2
7を越えるようなラージサイズのシートでも処理動作が
可能となる。
【0032】その後、シートの後端が第1搬送ローラ対
25を抜けたとき、第2切換フラッパ16を図3に示す
二点鎖線位置に切り換えることにより、シートの後端が
中間処理トレイ方向に導かれる。このとき、第1搬送ロ
ーラ対25はシートの後端を蹴り出すための十分な回転
速度が必要である。
【0033】中間処理トレイ23には、図4に示すよう
にシートが積載されるごとに、前記略垂直方向と交差す
る装置手前/奥方向にシート幅を整合する幅整合手段を
構成する前整合板51と後整合板52が配置されてい
る。
【0034】前整合板51と後整合板52は、中間処理
トレイ23内に、前記シート幅方向に往復移動可能に設
けられている。この前整合板51と後整合板52には、
各々、幅整合ラック53,54が一体に設けられてい
る。前整合板51と後整合板52は、各々の幅整合ラッ
ク53,54にそれぞれ噛合しているピニオンギアを有
する幅整合モータ59,60の正逆回転駆動により、前
記シート幅方向(図4の上下方向)に往復移動して中間
処理トレイ23上に積載されたシートの幅方向の整合を
行う。
【0035】更に、前整合板51と後整合板52は、中
間処理トレイ23内に、前記略垂直方向にも往復移動可
能に設けられている。この前整合板51と後整合板に
は、各々、束出しラック55,56が一体に設けられて
いる。前整合板51と後整合板52は、各々の束出しラ
ック55,56にそれぞれ噛合しているピニオンギアを
有する束出しモータ57,58の正逆回転駆動により、
前記略垂直方向(図4の左右方向)に往復移動する。
【0036】また、前整合板51と後整合板52の略垂
直方向下端には、各々、中間処理トレイ23上のシート
の略垂直方向下端を支持するシート下端支持部であっ
て、シート整合時の突き当て基準面となる突き当て基準
壁33が設けられている。もっとも、この突き当て基準
壁33はその一部を中間処理トレイ23に固定して設け
た構成としてもよい。
【0037】また、中間処理トレイ23上に一時蓄えら
れたシート束を選択的にステイプルする為のステイプル
ユニット70が設けられているが、このステイプルユニ
ット70は針打ち時には図示しない駆動手段により図4
矢印fおよびe方向に移動し、動作する構成となってお
り、シート束の搬送経路を遮ることのないように移動可
能に配置されている。
【0038】尚、ここでは、シート処理手段としてステ
イプルユニットを例示しているが、これに限定されるも
のではなく、例えば、パンチやダイス等の穴開け機構を
シート処理手段とした構成であっても良い。
【0039】そして、中間処理トレイ23に搬入された
シートは、図3に示すように自重により、中間処理トレ
イ23の下端に位置する突き当て基準壁33に突き当て
積載される。
【0040】その後、前整合板51と後整合板52が幅
整合ラック53、54と幅整合モータ59、60により
シート幅方向に往復移動し、前記中間処理トレイ23上
のシートの幅方向の整合を行う。
【0041】前記中間処理トレイ23上に順次排出され
るシートは、前述の如くして一枚ずつ整合されて、該中
間処理トレイ23に所定の枚数積載されて束状になる。
このシート束は、例えば、ステイプル処理が操作部(不
図示)で指示された場合、ステイプルユニット70によ
ってステイプル針が打ち込まれて、ステイプルされる。
ステイプル等の処理が終了すると、図5及び図6に示す
ように前整合板51と後整合板52は、束出しラック5
5,56と束出しモータ57,58により前記略垂直方
向上方に押し上げられ、前述の如き処理後のシート束
は、前後の整合板51,52と一体に設けられた基準壁
33により、少なくともその先端が束排出ローラ27に
到達するまで搬送される。
【0042】そして、シート束が基準壁33により押し
上げられ、その先端が束排出ローラ27を越えたところ
で、揺動ガイド29が図6に示す実線位置から二点鎖線
位置に回動し、前記シート束は束排出ローラ27,28
により挟持され、排出トレイ15に排出搬送される。
【0043】その後、前整合板51と後整合板52は束
出しモータ57,58が逆転することにより前記略垂直
方向下方に移動し、不図示の位置センサによりその所定
位置を検出し、停止し、次のジョブの処理に備える。
【0044】尚、この前整合板51と後整合板52は、
処理を行うシートが中間処理トレイ23に搬入される前
に、該処理を行うシートの幅方向の長さに応じて、該シ
ート幅方向中央を中心に、該シート幅より若干広めの位
置に移動する。また、前整合板51と後整合板52に一
体に設けた突き当て基準壁33のシート幅方向の長さ
は、中間処理トレイ23上からシートが脱落することの
ない長さであれは良い。
【0045】また、本発明による画像読取部の上方の排
出トレイ15は、図1に示すように横方向(図1の左右
方向)に複数配列され、不図示の駆動源により図1の矢
印41方向に回転する螺旋溝付きのリードカム39と、
装置の後側板に設けられたガイドレール40により左右
方向に移動する構成となっている。
【0046】すなわち、各排出トレイ15の前後両端の
下端部にはリードカム39の溝と係合するコロ42が設
けられ、リードカム39の回転により排出トレイ15を
図1の左右方向に移動させ、不図示の位置検出センサに
よりトレイ位置を検出し、所定位置にトレイを停止させ
る。
【0047】また、本発明による画像形成装置において
は画像読取部1の上方に排出トレイ15を配置している
ため、このままでは原稿圧着板を兼ねた自動原稿送り装
置9(或いは自動原稿送り装置を備えていない装置にあ
っては原稿圧着板)を上方に開放することができないた
め、図1の矢印46方向に画像読取部1を降下させる構
成をとる。
【0048】更に詳しくは図7に示す。図7(a),
(b)は画像形成装置本体を左側面から見た側面図であ
る。
【0049】本実施形態では、自動原稿送り装置9は装
置筐体に固定であり、走査光学系を備える画像読取部1
はヒンジ中心43を支点に回動可能に構成されており、
通常状態では引張バネ44により図7(a)に示す位置
に引き上げられ、固定されている。
【0050】装置使用者は、画像読取部1のプラテン4
6上に原稿を載せて画像読取を行う場合、把手45を下
方に押し下げることにより図7(b)のような状態と
し、原稿をプラテン46上にセットする。
【0051】そして、再び引張バネ44により図7
(a)の状態に加圧され、前記画像読取部1にてプラテ
ン46上の原稿画像の走査読取を行う。
【0052】上述したように、本実施形態によれば、略
垂直に構成されたシート積載面を持つ中間処理トレイ2
3で処理されたシート束を、シート下端支持部である突
き当て基準壁33を一体に設けた幅整合板51,52を
用いて上方に搬送することにより、シート束の搬送性が
向上し、束内での乱れを防止することができる。
【0053】また、グリッパー等の他の搬送手段を設け
る必要がなくなり、簡易な構成での縦型のシート処理を
行うことができ、略垂直方向にシートを保持する処理部
を備えた省スペースの画像形成装置を実現することがで
きる。
【0054】〔他の実施形態〕また、前後の整合板の下
端には後処理時の基準となる突き当て基準壁33が設け
られているが、この突き当て基準壁33はその一部を中
間処理トレイ23に固定に設けてもよい。
【0055】前述した実施形態では、画像読取部1と画
像形成部2を備えた画像形成装置を例示し、画像読取部
1上方にシート処理装置を備えた場合を例示して説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば、画像読取部1がない状態で、略縦型の中間処理トレ
イを備えたシート処理装置を画像形成部2上方に備えて
も良い。
【0056】また前述した実施形態では、前後の整合板
51,52はシート束を束排出ローラ27,28に受け
渡した後、下降して次動作に備える構成を例示したが、
これに限定されるものではなく、例えば、前記束排出手
段としての束排出ローラを使わず整合板のみで排出トレ
イ15までシート束を排出する構成としても良い。
【0057】この場合には、シート束を排出トレイ高さ
まで搬送した後、排出トレイ15は図1の右側に移動
し、整合板からのシート束の受け渡しを行うことにな
る。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
略垂直に構成されたシート積載面を持つ中間処理トレイ
で処理されたシート束を、シート下端支持部を備えた幅
整合手段を用いて上方に搬送することにより、シート束
の搬送性が向上し、束内での乱れを防止することができ
る。
【0059】また、グリッパー等の他の搬送手段を設け
る必要がなくなり、簡易な構成での縦型のシート処理を
行うことができ、略垂直方向にシートを保持する処理部
を備えた省スペースの画像形成装置を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るシート処理装置を備えた機
内排出型の画像形成装置の断面図
【図2】前記シート処理装置における中間処理トレイ周
辺の詳細構成を示す部分断面図
【図3】前記シート処理装置における中間処理トレイ周
辺の詳細構成を示す部分断面図
【図4】前記シート処理装置における中間処理トレイ周
辺の詳細構成を示す部分正面図
【図5】前記シート処理装置における中間処理トレイ周
辺の詳細構成を示す部分断面図
【図6】前記シート処理装置における中間処理トレイ周
辺の詳細構成を示す部分正面図
【図7】前記シート処理装置を備えた機内排出型の画像
形成装置の側面図
【図8】従来技術の説明図
【符号の説明】
1 …画像読取部 2 …画像形成部 3 …排出空間 5 …感光体 4 …レーザースキャナ 6 …給送カセット 7 …定着器 8 …給送ローラ 9 …自動原稿送り装置 10 …排出トレイ 11 …シート処理装置 13 …第1切換フラッパ 14 …支点 15 …排出トレイ 16 …第2切換フラッパ 23 …中間処理トレイ 24 …支点 25 …第1搬送ローラ対 26 …第2搬送ローラ対 27,28 …束排出ローラ 29 …揺動ガイド 30 …支点 33 …突き当て基準壁 39 …リードカム 40 …ガイドレール 42 …コロ 43 …ヒンジ中心 44 …引張バネ 45 …把手 46 …プラテン 51 …前整合板 52 …後整合板 53,54 …幅整合ラック 55,56 …束出しラック 57,58 …束出しモータ 59,60 …幅整合モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 奈作 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 辻野 浩道 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 猪尾 雅章 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 西村 俊輔 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 水田 美己 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F054 AA01 AB01 AC02 AC05 BA11 BB05 BB10 BC02 BD02 BE02 BE04 BE09 BJ04 DA01 3F108 GA02 GA03 GB01 GB07 HA02 HA32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの整合、綴じ、穴開け等の処理を
    選択的に行うシート処理装置において、 略垂直に構成されたシート積載面に前記処理を行うシー
    トを積載する中間処理トレイと、 前記中間処理トレイに積載されたシートの前記略垂直方
    向と交差する幅方向に移動可能であり、前記シートの幅
    方向の整合を行う幅整合手段と、 を有し、 前記幅整合手段は、前記シートの略垂直方向下端を支持
    するシート下端支持部を備え、前記中間処理トレイ内で
    前記略垂直方向にも移動可能に構成されていることを特
    徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 前記幅整合手段は、前記処理終了後のシ
    ート束を前記中間処理トレイから排出する束排出手段の
    役目を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載のシ
    ート処理装置。
  3. 【請求項3】 前記中間処理トレイは、前記略垂直方向
    下方にシート整合時の突き当て基準面を有することを特
    徴とする請求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. 【請求項4】 シートに画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部から排出されたシートの整合、綴じ、穴
    開け等の処理を選択的に行うシート処理装置と、を有す
    る画像形成装置において、 前記シート処理装置として請求項1〜3のいずれか1項
    に記載のシート処理装置を備え、且つ前記シート処理装
    置を前記画像形成部の上方に備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 読取対象物の画像を読み取る画像読取部
    と、シートに画像を形成する画像形成部と、前記画像形
    成部から排出されたシートの整合、綴じ、穴開け等の処
    理を選択的に行うシート処理装置と、を有し、 前記画像読取部の下方位置に前記画像形成部を配置し、
    前記画像読取部と前記画像形成部の間の装置筐体内にシ
    ートを排出する排出空間を設けた画像形成装置におい
    て、 前記シート処理装置として請求項1〜3のいずれか1項
    に記載のシート処理装置を備え、前記シート処理装置を
    前記画像形成部の上方に備えたことを特徴とする画像形
    成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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