JP2003079976A - シートクッションの製造方法及びシートクッション - Google Patents
シートクッションの製造方法及びシートクッションInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 資源リサイクルを可能にするのはもちろん、
接合作業性の著しい改善により生産性を向上でき、しか
も、意匠面でも非常に見栄えの良い仕上がり製品が得ら
れるようにする。 【解決手段】 シートクッションパッド1の発泡成形時
に該シートクッションパッド1に幅狭くかつ深い凹溝2
を形成すると同時に、その凹溝2底部に雄型の面ファス
ナ5を一体固定化する一方、表皮材3側に雌型の面ファ
スナ4をループ形状に縫い付けておき、パッド成形後、
表皮材3側の雌型の面ファスナ4を凹溝2内に押入れて
雄型の面ファスナ5に押圧することにより、シートクッ
ションパッド1に対して表皮材3を深吊り状態で接合し
ている。
接合作業性の著しい改善により生産性を向上でき、しか
も、意匠面でも非常に見栄えの良い仕上がり製品が得ら
れるようにする。 【解決手段】 シートクッションパッド1の発泡成形時
に該シートクッションパッド1に幅狭くかつ深い凹溝2
を形成すると同時に、その凹溝2底部に雄型の面ファス
ナ5を一体固定化する一方、表皮材3側に雌型の面ファ
スナ4をループ形状に縫い付けておき、パッド成形後、
表皮材3側の雌型の面ファスナ4を凹溝2内に押入れて
雄型の面ファスナ5に押圧することにより、シートクッ
ションパッド1に対して表皮材3を深吊り状態で接合し
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車を
初めとする車両用シートに用いられるシートクッション
の製造方法及びシートクッションに関する。詳しくは、
ウレタン等の発泡性樹脂材料を発泡成形してなるシート
クッションパッドとシートクッション用表皮材とを、シ
ートクッションパッドの所定位置に形成された凹溝内で
固定的かつ着脱可能に接合することによりシートクッシ
ョンパッドが表皮材で被覆されてなるシートクッション
の製造方法及びシートクッションに関するものである。
初めとする車両用シートに用いられるシートクッション
の製造方法及びシートクッションに関する。詳しくは、
ウレタン等の発泡性樹脂材料を発泡成形してなるシート
クッションパッドとシートクッション用表皮材とを、シ
ートクッションパッドの所定位置に形成された凹溝内で
固定的かつ着脱可能に接合することによりシートクッシ
ョンパッドが表皮材で被覆されてなるシートクッション
の製造方法及びシートクッションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シートクッションパッドと表皮材とをシ
ートクッションパッド側に形成された凹溝内において接
合する手段として、従来一般には、次のような手段が採
用されていた。すなわち、図5に示すように、シートク
ッションパッド11の発泡成形時にそれの所定位置(表
皮材との接合箇所)に凹溝12を形成すると同時に、こ
の凹溝12の底部より少しパッド内部に入り込んだ位置
に金属製のワイヤー13をインサートし、かつ、上記凹
溝12の一部分12aはワイヤー13のインサート位置
よりも更に深く形成してインサートワイヤー13の一部
を凹溝12の底部に露出させる。
ートクッションパッド側に形成された凹溝内において接
合する手段として、従来一般には、次のような手段が採
用されていた。すなわち、図5に示すように、シートク
ッションパッド11の発泡成形時にそれの所定位置(表
皮材との接合箇所)に凹溝12を形成すると同時に、こ
の凹溝12の底部より少しパッド内部に入り込んだ位置
に金属製のワイヤー13をインサートし、かつ、上記凹
溝12の一部分12aはワイヤー13のインサート位置
よりも更に深く形成してインサートワイヤー13の一部
を凹溝12の底部に露出させる。
【0003】一方、シートクッション用表皮材14の折
返し部分14aにも金属製ワイヤー15を挿通保持させ
ておき、シートクッションパッド11の発泡成形終了
後、表皮材14側のワイヤー15及び折返し部分14a
をシートクッションパッド11の凹溝12内に手作業に
より押し込んで該凹溝12の深い部分12aに露出する
インサートワイヤー13と表皮材14側のワイヤー15
との間にCの字状の接合金具16を掛止めし、この状態
で、Cの字状接合金具16をホグリングガンと呼ばれる
特殊工具を用いてその開口部が狭まるように変形させる
ことにより、両ワイヤー13,15を相互に引き寄せて
シートクッションパッド11と表皮材14とを凹溝12
内で接合する。
返し部分14aにも金属製ワイヤー15を挿通保持させ
ておき、シートクッションパッド11の発泡成形終了
後、表皮材14側のワイヤー15及び折返し部分14a
をシートクッションパッド11の凹溝12内に手作業に
より押し込んで該凹溝12の深い部分12aに露出する
インサートワイヤー13と表皮材14側のワイヤー15
との間にCの字状の接合金具16を掛止めし、この状態
で、Cの字状接合金具16をホグリングガンと呼ばれる
特殊工具を用いてその開口部が狭まるように変形させる
ことにより、両ワイヤー13,15を相互に引き寄せて
シートクッションパッド11と表皮材14とを凹溝12
内で接合する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
接合手段が採用されていた従来のシートクッションの製
造方法の場合は、シートクッションパッド11内に金属
製ワイヤー13がインサートされているので、使用済の
シートクッションパッド11の構成材料であるウレタン
等の発泡性樹脂材料をそのままでは資源リサイクルする
ことができないばかりでなく、表皮材14側のワイヤー
15及び折返し部分14aの凹溝12内への押し込みや
両ワイヤー13,15間に亘る接合金具16の掛止めが
手作業である上に該接合金具16の変形に特殊工具を使
用するなど接合作業が非常に面倒であり、かつ、多大な
労力を要し、生産性に欠けるものであった。それ故に、
つまり、接合作業性を考えると、凹溝12の深さ寸法D
には自ずと制約(一般的に25mm迄)があり、また、
幅寸法Wも大きくする必要がある。その結果、表皮材1
4の接合部分における凹溝12内への吊り込み深さが浅
くなって、製品全体としてスッキリ感かつ立体感に欠
け、意匠性の面でも見栄えの悪い仕上がりにならざるを
得なかった。
接合手段が採用されていた従来のシートクッションの製
造方法の場合は、シートクッションパッド11内に金属
製ワイヤー13がインサートされているので、使用済の
シートクッションパッド11の構成材料であるウレタン
等の発泡性樹脂材料をそのままでは資源リサイクルする
ことができないばかりでなく、表皮材14側のワイヤー
15及び折返し部分14aの凹溝12内への押し込みや
両ワイヤー13,15間に亘る接合金具16の掛止めが
手作業である上に該接合金具16の変形に特殊工具を使
用するなど接合作業が非常に面倒であり、かつ、多大な
労力を要し、生産性に欠けるものであった。それ故に、
つまり、接合作業性を考えると、凹溝12の深さ寸法D
には自ずと制約(一般的に25mm迄)があり、また、
幅寸法Wも大きくする必要がある。その結果、表皮材1
4の接合部分における凹溝12内への吊り込み深さが浅
くなって、製品全体としてスッキリ感かつ立体感に欠
け、意匠性の面でも見栄えの悪い仕上がりにならざるを
得なかった。
【0005】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、資源リサイクルを可能にするのはもちろん、接合作
業性の著しい改善が図れて生産性を向上でき、しかも、
意匠面でも見栄えの非常に良い仕上がりを得ることがで
きるシートクッションの製造方法及びシートクッショク
を提供することを目的としている。
で、資源リサイクルを可能にするのはもちろん、接合作
業性の著しい改善が図れて生産性を向上でき、しかも、
意匠面でも見栄えの非常に良い仕上がりを得ることがで
きるシートクッションの製造方法及びシートクッショク
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係るシートクッションの製造方
法は、発泡性樹脂材料を発泡成形してなるシートクッシ
ョンパッドとこのシートクッション用表皮材とを、シー
トクッションパッドの所定位置に形成された凹溝内で接
合することによりシートクッションパッドが表皮材で被
覆されたシートクッションを製造する方法であって、シ
ートクッションパッドの発泡成形時にそれの所定位置に
幅狭くかつ深い凹溝を形成すると同時に、この凹溝の底
部に雌雄一対の面ファスナのうち一方の面ファスナを一
体に固定化する一方、表皮材の裏面側には他方の面ファ
スナを取り付けておき、上記シートクッションパッドの
成形終了後、表皮材の裏面側に取り付けられた他方の面
ファスナをそれの取付け表皮材部分と共にシートクッシ
ョンパッドの凹溝内に押し入れて該凹溝底部に一体固定
化されている一方の面ファスナに物理的係合により接合
することを特徴とするものである。
に、本発明の請求項1に係るシートクッションの製造方
法は、発泡性樹脂材料を発泡成形してなるシートクッシ
ョンパッドとこのシートクッション用表皮材とを、シー
トクッションパッドの所定位置に形成された凹溝内で接
合することによりシートクッションパッドが表皮材で被
覆されたシートクッションを製造する方法であって、シ
ートクッションパッドの発泡成形時にそれの所定位置に
幅狭くかつ深い凹溝を形成すると同時に、この凹溝の底
部に雌雄一対の面ファスナのうち一方の面ファスナを一
体に固定化する一方、表皮材の裏面側には他方の面ファ
スナを取り付けておき、上記シートクッションパッドの
成形終了後、表皮材の裏面側に取り付けられた他方の面
ファスナをそれの取付け表皮材部分と共にシートクッシ
ョンパッドの凹溝内に押し入れて該凹溝底部に一体固定
化されている一方の面ファスナに物理的係合により接合
することを特徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項5に係るシートクッ
ションは、発泡性樹脂材料を発泡成形してなるシートク
ッションパッドとこのシートクッション用表皮材とを、
シートクッションパッドの所定位置に形成された凹溝内
で接合することによりシートクッションパッドが表皮材
で被覆されてなるシートクッションであって、上記凹溝
はシートクッションパッドの発泡成形時に幅狭くかつ深
く形成されるとともに、この凹溝の底部には雌雄一対の
面ファスナのうち一方の面ファスナが一体に固定化され
ている一方、表皮材の裏面側には他方の面ファスナを取
り付けられており、この表皮材の裏面側に取り付けられ
た他方の面ファスナをそれの取付け表皮材部分と共にシ
ートクッションパッドの凹溝内に押し入れて該凹溝底部
に一体固定化されている一方の面ファスナに物理的係合
させることによりシートクッションパッドとこのシート
クッション用表皮材とを接合していることを特徴とする
ものである。
ションは、発泡性樹脂材料を発泡成形してなるシートク
ッションパッドとこのシートクッション用表皮材とを、
シートクッションパッドの所定位置に形成された凹溝内
で接合することによりシートクッションパッドが表皮材
で被覆されてなるシートクッションであって、上記凹溝
はシートクッションパッドの発泡成形時に幅狭くかつ深
く形成されるとともに、この凹溝の底部には雌雄一対の
面ファスナのうち一方の面ファスナが一体に固定化され
ている一方、表皮材の裏面側には他方の面ファスナを取
り付けられており、この表皮材の裏面側に取り付けられ
た他方の面ファスナをそれの取付け表皮材部分と共にシ
ートクッションパッドの凹溝内に押し入れて該凹溝底部
に一体固定化されている一方の面ファスナに物理的係合
させることによりシートクッションパッドとこのシート
クッション用表皮材とを接合していることを特徴とする
ものである。
【0008】上記のような特徴を有する請求項1及び請
求項5の本発明によれば、シートクッションパッドの発
泡成形時において幅狭くかつ深く形成された凹溝の底部
に一方の面ファスナを一体固定化しておき、成形後、そ
の凹溝内に他方の面ファスナを予め取り付けている表皮
材を押し入れるという極く簡単で、かつ、力をほとんど
要しない作業を行うだけで、シートクッションパッドと
表皮材とを接合することが可能であり、シートクッショ
ンの生産性の向上が図れるとともに、表皮材を凹溝内に
深く吊り込ませてシートクッションパッドを被覆した表
皮材の接合箇所にくっきり、かつ、スッキリしたライン
を浮かび上がらせることが可能となり、意匠性の面でも
見栄えの非常によい仕上がりが得られる。また、シート
クッションパッドには金属ワイヤー等の異種材料が全く
インサートされていないので、使用済のシートクッショ
ンパッドはそのまま破砕するなどして資源リサイクルに
供することが可能である。
求項5の本発明によれば、シートクッションパッドの発
泡成形時において幅狭くかつ深く形成された凹溝の底部
に一方の面ファスナを一体固定化しておき、成形後、そ
の凹溝内に他方の面ファスナを予め取り付けている表皮
材を押し入れるという極く簡単で、かつ、力をほとんど
要しない作業を行うだけで、シートクッションパッドと
表皮材とを接合することが可能であり、シートクッショ
ンの生産性の向上が図れるとともに、表皮材を凹溝内に
深く吊り込ませてシートクッションパッドを被覆した表
皮材の接合箇所にくっきり、かつ、スッキリしたライン
を浮かび上がらせることが可能となり、意匠性の面でも
見栄えの非常によい仕上がりが得られる。また、シート
クッションパッドには金属ワイヤー等の異種材料が全く
インサートされていないので、使用済のシートクッショ
ンパッドはそのまま破砕するなどして資源リサイクルに
供することが可能である。
【0009】上記した本発明に係るシートクッションの
製造方法及びシートクッションにおいて、表皮材の裏面
側の面ファスナとしては、請求項2及び請求項6に記載
のように、ループ状に巻回して表皮材に縫い付けること
が望ましい。この場合は、表皮材の面ファスナ取付部分
を凹溝内に押し込むとき、その押し込み姿勢に多少の乱
れがあったとしても、ループ状巻回面ファスナのどこか
の部分が凹溝底部側の面ファスナに物理的に係合して所
定どおりの接合力が得られることになる。したがって、
接合作業を一層容易かつ能率よく行うことができる。
製造方法及びシートクッションにおいて、表皮材の裏面
側の面ファスナとしては、請求項2及び請求項6に記載
のように、ループ状に巻回して表皮材に縫い付けること
が望ましい。この場合は、表皮材の面ファスナ取付部分
を凹溝内に押し込むとき、その押し込み姿勢に多少の乱
れがあったとしても、ループ状巻回面ファスナのどこか
の部分が凹溝底部側の面ファスナに物理的に係合して所
定どおりの接合力が得られることになる。したがって、
接合作業を一層容易かつ能率よく行うことができる。
【0010】また、上記した本発明に係るシートクッシ
ョンの製造方法及びシートクッションにおいて、シート
クッションパッドに形成される凹溝は、請求項3または
請求項7に記載のように、その幅寸法に対して深さ寸法
が2倍以上に設定されていることが好ましく、より好ま
しくは、請求項4または請求項8に記載のように、3倍
以上に設定されていることである。このような寸法関係
に設定することで、表皮材を深吊りして意匠性の一層の
向上を図ることができる。
ョンの製造方法及びシートクッションにおいて、シート
クッションパッドに形成される凹溝は、請求項3または
請求項7に記載のように、その幅寸法に対して深さ寸法
が2倍以上に設定されていることが好ましく、より好ま
しくは、請求項4または請求項8に記載のように、3倍
以上に設定されていることである。このような寸法関係
に設定することで、表皮材を深吊りして意匠性の一層の
向上を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
にもとづいて説明する。図1は本発明に係るシートクッ
ションの製造方法により製造されたシートクッションパ
ッドの一例を示す正面図であり、ここに例示されている
シートクッションパッド1は、乗用車の後部座席用の背
凭れに適用されるもので、センターサポート部1aとそ
の幅方向両側のサイドサポート部1b,1bとからな
り、かつ、センターサポート部1aの中央部上端位置に
はヘッドレスト部1cを備え、ウレタン等の発泡性樹脂
材料の発泡成形により各部1a,1b,1cが一体化さ
れている。
にもとづいて説明する。図1は本発明に係るシートクッ
ションの製造方法により製造されたシートクッションパ
ッドの一例を示す正面図であり、ここに例示されている
シートクッションパッド1は、乗用車の後部座席用の背
凭れに適用されるもので、センターサポート部1aとそ
の幅方向両側のサイドサポート部1b,1bとからな
り、かつ、センターサポート部1aの中央部上端位置に
はヘッドレスト部1cを備え、ウレタン等の発泡性樹脂
材料の発泡成形により各部1a,1b,1cが一体化さ
れている。
【0012】上記シートクッションパッド1におけるセ
ンターサポート部1aの幅中央位置には、該シートクッ
ションパッド1の発泡成形時に図1に斜線を挿入して示
すように、その略全長に亘る凹溝2が形成されており、
この凹溝2内でシートクッションパッド1とシートクッ
ション用表皮材3(図2、図3参照)とを接合すること
により、シートクッションパッド1が表皮材3で被覆さ
れたシートクッションを製造する。
ンターサポート部1aの幅中央位置には、該シートクッ
ションパッド1の発泡成形時に図1に斜線を挿入して示
すように、その略全長に亘る凹溝2が形成されており、
この凹溝2内でシートクッションパッド1とシートクッ
ション用表皮材3(図2、図3参照)とを接合すること
により、シートクッションパッド1が表皮材3で被覆さ
れたシートクッションを製造する。
【0013】図2はシートクッションパッド1と表皮材
3との接合部分の詳細構造を示す断面図であり、上記シ
ートクッションパッド1におけるセンターサポート部1
aの幅中央位置に沿って形成される凹溝2は、その幅寸
法W1に対して深さ寸法D1(D1/W1)が2倍以
上、好ましくは3倍以上で幅狭くかつ深く、詳しくは、
D1=30〜35mmに形成されている。そして、この
凹溝2の底部には、雌雄一対の樹脂製面ファスナ4,5
のうち、雄型の面ファスナ5が一体に固定化されてい
る。この雄型面ファスナ5は、帯状基部5aの一方の面
に複数の係合素子5bを突設しているとともに、他方の
面にアンカー部5cを有しており、アンカー部5cをシ
ートクッションパッド1内に埋設し、かつ、係合素子5
bを凹溝2の開口部側に向けて突出させる状態でシート
クッションパッド1に一体固定化されている。
3との接合部分の詳細構造を示す断面図であり、上記シ
ートクッションパッド1におけるセンターサポート部1
aの幅中央位置に沿って形成される凹溝2は、その幅寸
法W1に対して深さ寸法D1(D1/W1)が2倍以
上、好ましくは3倍以上で幅狭くかつ深く、詳しくは、
D1=30〜35mmに形成されている。そして、この
凹溝2の底部には、雌雄一対の樹脂製面ファスナ4,5
のうち、雄型の面ファスナ5が一体に固定化されてい
る。この雄型面ファスナ5は、帯状基部5aの一方の面
に複数の係合素子5bを突設しているとともに、他方の
面にアンカー部5cを有しており、アンカー部5cをシ
ートクッションパッド1内に埋設し、かつ、係合素子5
bを凹溝2の開口部側に向けて突出させる状態でシート
クッションパッド1に一体固定化されている。
【0014】一方、表皮材3の裏面側には、雌型の面フ
ァスナ4が取り付けられている。この雌型の面ファスナ
4は、可撓性帯板4aの一方の面に上記雄型の面ファス
ナ5の係合素子5bに対して物理的に係合可能な複数の
被係合部4bが形成されてなり、この被係合部4bが外
側に位置するようにループ状に巻回した上、可撓性帯板
4aのループ両端部を二枚の表皮材3,3の重ね合わせ
箇所の両外面に重ねて縫い付けることにより、ループ形
状で表皮材3に取り付けられている。
ァスナ4が取り付けられている。この雌型の面ファスナ
4は、可撓性帯板4aの一方の面に上記雄型の面ファス
ナ5の係合素子5bに対して物理的に係合可能な複数の
被係合部4bが形成されてなり、この被係合部4bが外
側に位置するようにループ状に巻回した上、可撓性帯板
4aのループ両端部を二枚の表皮材3,3の重ね合わせ
箇所の両外面に重ねて縫い付けることにより、ループ形
状で表皮材3に取り付けられている。
【0015】そして、上記シートクッションパッド1の
発泡成形終了後、表皮材3の裏面側に取り付けられた雌
型のループ状面ファスナ4をそれの縫い付け表皮材部分
と共にシートクッションパッド1の凹溝2内に押し入れ
て該凹溝2底部の雄型の面ファスナ5に押圧することに
より、図3に明示するように、被係合部4bと係合素子
5bを物理的に係合させてシートクッションパッド1と
表皮材3とを接合し、これによって、シートクッション
パッド1が表皮材3で被覆された後部座席背凭れ用のシ
ートクッションを製造する。
発泡成形終了後、表皮材3の裏面側に取り付けられた雌
型のループ状面ファスナ4をそれの縫い付け表皮材部分
と共にシートクッションパッド1の凹溝2内に押し入れ
て該凹溝2底部の雄型の面ファスナ5に押圧することに
より、図3に明示するように、被係合部4bと係合素子
5bを物理的に係合させてシートクッションパッド1と
表皮材3とを接合し、これによって、シートクッション
パッド1が表皮材3で被覆された後部座席背凭れ用のシ
ートクッションを製造する。
【0016】上記のごとく、発泡成形されるシートクッ
ションパッド1に幅狭くかつ深い凹溝2を形成すると同
時に、その凹溝2の底部に雄型の面ファスナ5を一体固
定化した上、その凹溝2内に雌型の面ファスナ4を予め
取り付けている表皮材3を押し入れるという極く簡単
で、かつ、力をほとんど要しない作業を行うだけで、シ
ートクッションパッド1と表皮材3とを物理的係合によ
り接合することが可能であり、シートクッションの生産
性の向上が図れるとともに、表皮材3を凹溝2内に深く
吊り込ませてシートクッションパッド1を被覆した表皮
材3の接合箇所にくっきり、かつ、スッキリしたライン
を浮かび上がらせることが可能となり、意匠性の面でも
非常に見栄えのよい仕上がりの製品(シートクッショ
ン)が得られる。また、シートクッションパッド1には
金属ワイヤー等の異種材料を全くインサートしなくてよ
いので、使用済のシートクッションパッドをそのまま破
砕するなどして資源リサイクルに供することが可能であ
る。
ションパッド1に幅狭くかつ深い凹溝2を形成すると同
時に、その凹溝2の底部に雄型の面ファスナ5を一体固
定化した上、その凹溝2内に雌型の面ファスナ4を予め
取り付けている表皮材3を押し入れるという極く簡単
で、かつ、力をほとんど要しない作業を行うだけで、シ
ートクッションパッド1と表皮材3とを物理的係合によ
り接合することが可能であり、シートクッションの生産
性の向上が図れるとともに、表皮材3を凹溝2内に深く
吊り込ませてシートクッションパッド1を被覆した表皮
材3の接合箇所にくっきり、かつ、スッキリしたライン
を浮かび上がらせることが可能となり、意匠性の面でも
非常に見栄えのよい仕上がりの製品(シートクッショ
ン)が得られる。また、シートクッションパッド1には
金属ワイヤー等の異種材料を全くインサートしなくてよ
いので、使用済のシートクッションパッドをそのまま破
砕するなどして資源リサイクルに供することが可能であ
る。
【0017】特に、表皮材3側の雌型ファスナ4をルー
プ状に巻回して表皮材3に縫い付けることによって、表
皮材3の面ファスナ4取付部分を凹溝2内に押し込むと
き、その押し込み姿勢に多少の乱れがあったとしても、
ループ状巻回面ファスナ4のどこかの部分が凹溝2底部
側の雄型の面ファスナ5に物理的に係合して所定どおり
の接合力が得られることになり、接合作業を一層容易か
つ能率よく行うことができる。
プ状に巻回して表皮材3に縫い付けることによって、表
皮材3の面ファスナ4取付部分を凹溝2内に押し込むと
き、その押し込み姿勢に多少の乱れがあったとしても、
ループ状巻回面ファスナ4のどこかの部分が凹溝2底部
側の雄型の面ファスナ5に物理的に係合して所定どおり
の接合力が得られることになり、接合作業を一層容易か
つ能率よく行うことができる。
【0018】なお、表皮材3側への雌型の面ファスナ4
の取り付け方法としては、図4に示すように、可撓性帯
板4aのループ両端部を互いに重ね合わせ、その重ね合
わせ箇所を二枚の表皮材3,3の重ね合わせ箇所の一方
の面に重ねて縫い付けることにより、ループ形状で表皮
材3に取り付けてもよい。
の取り付け方法としては、図4に示すように、可撓性帯
板4aのループ両端部を互いに重ね合わせ、その重ね合
わせ箇所を二枚の表皮材3,3の重ね合わせ箇所の一方
の面に重ねて縫い付けることにより、ループ形状で表皮
材3に取り付けてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、シート
クッションパッドの発泡成形時に該シートクッションパ
ッドに幅狭くかつ深い凹溝を形成すると同時に、その凹
溝底部に雌雄一対のうち一方の面ファスナを一体固定化
することによって、パッド成形後、その凹溝内に他方の
面ファスナを予め取り付けている表皮材を押し入れると
いう極く簡単で、かつ、力をほとんど要しない作業を行
うだけで、シートクッションパッドと表皮材とを容易か
つ迅速に接合することができ、シートクッションの生産
性向上を図ることができれるとともに、表皮材の接合箇
所を凹溝内に深く吊り込ませることが可能で、その接合
箇所にくっきり、かつ、スッキリしたラインを浮かび上
がらて意匠性の面でも非常に見栄えのよい仕上がりの製
品を得ることができる。加えて、シートクッションパッ
ドには金属ワイヤー等の異種材料が全くインサートされ
ていないので、使用済のシートクッションパッドはその
まま破砕するなどして資源リサイクルに供することがで
きるという効果を奏する。
クッションパッドの発泡成形時に該シートクッションパ
ッドに幅狭くかつ深い凹溝を形成すると同時に、その凹
溝底部に雌雄一対のうち一方の面ファスナを一体固定化
することによって、パッド成形後、その凹溝内に他方の
面ファスナを予め取り付けている表皮材を押し入れると
いう極く簡単で、かつ、力をほとんど要しない作業を行
うだけで、シートクッションパッドと表皮材とを容易か
つ迅速に接合することができ、シートクッションの生産
性向上を図ることができれるとともに、表皮材の接合箇
所を凹溝内に深く吊り込ませることが可能で、その接合
箇所にくっきり、かつ、スッキリしたラインを浮かび上
がらて意匠性の面でも非常に見栄えのよい仕上がりの製
品を得ることができる。加えて、シートクッションパッ
ドには金属ワイヤー等の異種材料が全くインサートされ
ていないので、使用済のシートクッションパッドはその
まま破砕するなどして資源リサイクルに供することがで
きるという効果を奏する。
【0020】特に、請求項2及び請求項6に記載のよう
に、表皮材側の面ファスナをループ状に巻回して表皮材
に縫い付ける手段を採用することにより、表皮材の面フ
ァスナ取付部分を凹溝内に押し込むときの押し込み姿勢
に多少の乱れがあったとしても、ループ状巻回面ファス
ナのどこかの部分が凹溝底部側の面ファスナに物理的に
係合して所定どおりの接合力が得られ、したがって、接
合作業を一層容易かつ能率よく行うことができる。
に、表皮材側の面ファスナをループ状に巻回して表皮材
に縫い付ける手段を採用することにより、表皮材の面フ
ァスナ取付部分を凹溝内に押し込むときの押し込み姿勢
に多少の乱れがあったとしても、ループ状巻回面ファス
ナのどこかの部分が凹溝底部側の面ファスナに物理的に
係合して所定どおりの接合力が得られ、したがって、接
合作業を一層容易かつ能率よく行うことができる。
【0021】また、請求項3,4及び請求項7,8に記
載のように、凹溝の深さ寸法を幅寸法に対して2倍以上
あるいは3倍以上に設定することで、表皮材を深吊りし
て意匠性の一層の向上を図ることができる。
載のように、凹溝の深さ寸法を幅寸法に対して2倍以上
あるいは3倍以上に設定することで、表皮材を深吊りし
て意匠性の一層の向上を図ることができる。
【図1】本発明に係るシートクッションの製造方法によ
り製造されたシートクッションパッドの一例を示す正面
図である。
り製造されたシートクッションパッドの一例を示す正面
図である。
【図2】シートクッションパッドと表皮材との接合部分
の詳細構造を示す要部の拡大縦断面図である。
の詳細構造を示す要部の拡大縦断面図である。
【図3】シートクッションパッドと表皮材との接合が完
了した状態を示す要部の拡大縦断面図である。
了した状態を示す要部の拡大縦断面図である。
【図4】表皮材側への雌型面ファスナの取り付け状態の
他の例を示す要部の拡大断面図である。
他の例を示す要部の拡大断面図である。
【図5】従来のシートクッションパッドと表皮材との接
合手段を示す要部の拡大縦断面図である。
合手段を示す要部の拡大縦断面図である。
1 シートクッションパッド
2 凹溝
3 表皮材
4 雌型の面ファスナ
5 雄型の面ファスナ
D1 凹溝の深さ寸法
W1 凹溝の幅寸法
Claims (8)
- 【請求項1】 発泡性樹脂材料を発泡成形してなるシー
トクッションパッドとこのシートクッション用表皮材と
を、シートクッションパッドの所定位置に形成された凹
溝内で接合することによりシートクッションパッドが表
皮材で被覆されたシートクッションを製造する方法であ
って、 シートクッションパッドの発泡成形時にそれの所定位置
に幅狭くかつ深い凹溝を形成すると同時に、この凹溝の
底部に雌雄一対の面ファスナのうち一方の面ファスナを
一体に固定化する一方、 表皮材の裏面側には他方の面ファスナを取り付けてお
き、 上記シートクッションパッドの成形終了後、表皮材の裏
面側に取り付けられた他方の面ファスナをそれの取付け
表皮材部分と共にシートクッションパッドの凹溝内に押
し入れて該凹溝底部に一体固定化されている一方の面フ
ァスナに物理的係合により接合することを特徴とするシ
ートクッションの製造方法。 - 【請求項2】 上記表皮材の裏面側の面ファスナは、ル
ープ状に巻回して表皮材に縫い付けられている請求項1
に記載のシートクッションの製造方法。 - 【請求項3】 上記シートクッションパッドに形成され
る凹溝は、その幅寸法に対して深さ寸法が2倍以上に設
定されている請求項1または2に記載のシートクッショ
ンの製造方法。 - 【請求項4】 上記シートクッションパッドに形成され
る凹溝は、その幅寸法に対して深さ寸法が3倍以上に設
定されている請求項1または2に記載のシートクッショ
ンの製造方法。 - 【請求項5】 発泡性樹脂材料を発泡成形してなるシー
トクッションパッドとこのシートクッション用表皮材と
を、シートクッションパッドの所定位置に形成された凹
溝内で接合することによりシートクッションパッドが表
皮材で被覆されてなるシートクッションであって、 上記凹溝はシートクッションパッドの発泡成形時に幅狭
くかつ深く形成されるとともに、この凹溝の底部には雌
雄一対の面ファスナのうち一方の面ファスナが一体に固
定化されている一方、 表皮材の裏面側には他方の面ファスナを取り付けられて
おり、 この表皮材の裏面側に取り付けられた他方の面ファスナ
をそれの取付け表皮材部分と共にシートクッションパッ
ドの凹溝内に押し入れて該凹溝底部に一体固定化されて
いる一方の面ファスナに物理的係合させることによりシ
ートクッションパッドとこのシートクッション用表皮材
とを接合していることを特徴とするシートクッション。 - 【請求項6】 上記表皮材の裏面側の面ファスナは、ル
ープ状に巻回して表皮材に縫い付けられている請求項5
に記載のシートクッション。 - 【請求項7】 上記シートクッションパッドに形成され
る凹溝は、その幅寸法に対して深さ寸法が2倍以上に設
定されている請求項5または6に記載のシートクッショ
ン。 - 【請求項8】 上記シートクッションパッドに形成され
る凹溝は、その幅寸法に対して深さ寸法が3倍以上に設
定されている請求項5または6に記載のシートクッショ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001281443A JP2003079976A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | シートクッションの製造方法及びシートクッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001281443A JP2003079976A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | シートクッションの製造方法及びシートクッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003079976A true JP2003079976A (ja) | 2003-03-18 |
Family
ID=19105269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001281443A Withdrawn JP2003079976A (ja) | 2001-09-17 | 2001-09-17 | シートクッションの製造方法及びシートクッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003079976A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010110042A1 (ja) | 2009-03-27 | 2010-09-30 | クラレファスニング株式会社 | 被覆材の係止連結部材及び被覆クッション成形体の製造方法 |
KR101023347B1 (ko) | 2003-06-12 | 2011-03-18 | 아플릭스 | 시트의 계지 연결부재, 그 부재를 포함하는 시트, 그부재를 이용한 성형체 및 그의 제조방법 |
US9061882B2 (en) | 2009-04-30 | 2015-06-23 | Ykk Corporation | Fastening member |
-
2001
- 2001-09-17 JP JP2001281443A patent/JP2003079976A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101023347B1 (ko) | 2003-06-12 | 2011-03-18 | 아플릭스 | 시트의 계지 연결부재, 그 부재를 포함하는 시트, 그부재를 이용한 성형체 및 그의 제조방법 |
WO2010110042A1 (ja) | 2009-03-27 | 2010-09-30 | クラレファスニング株式会社 | 被覆材の係止連結部材及び被覆クッション成形体の製造方法 |
US9061882B2 (en) | 2009-04-30 | 2015-06-23 | Ykk Corporation | Fastening member |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |