JP2003079937A - ゲームシステム - Google Patents
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Abstract
現することができるゲームシステムを提供すること。 【解決手段】 ゲーム装置10内の課題設定部120
は、撮像場所が関連する撮像課題を表示部24の画面上
に出題する。プレーヤにより撮像操作が行われると、携
帯端末装置50内の制御部60は、撮像部70から取得
した画像データと、位置特定部72から取得した位置特
定データと、時計74から取得した時刻データとを記憶
部66に記録する。これらのデータは、接続ケーブル9
0を介して携帯端末装置50からゲーム装置10へ転送
される。ゲーム装置10は、携帯端末装置50から転送
された画像データ等に基づいて、プレーヤの撮像結果に
対する評価を行う。
Description
で撮像した画像を用いるゲームシステムに関する。
んだ画像を利用する各種のゲーム装置が知られている。
例えば、特開2000−102673号公報には、デジ
タルカメラで撮像された画像を可搬型記録媒体を介して
取り込むようにしたゲーム装置が開示されている。この
ゲーム装置では、このようにして取り込んだ画像がディ
スプレイに表示される。
来のゲーム装置では、デジタルカメラで撮像した画像を
取り込むことができるため、この取り込んだ画像の内容
を評価して何らかのゲーム内容に関連させて処理するこ
とができる。上述した公報では、取り込んだ人物の画像
を用いて、主人公の顔部分を合成する例が示されてい
る。ところが、デジタルカメラ等で撮像された画像デー
タは、その内容を見ただけでは撮像場所を特定すること
ができず、撮像場所と関連付けた新しいゲームを作るこ
とが難しいという問題があった。例えば、「○○タワー
を撮影してこい。」という課題がゲーム装置からプレー
ヤに与えられた場合に、実際に○○タワーが建っている
場所まで行って撮像したものか、写真等の印刷物を撮像
したものか、あるいは類似した被写体を撮像したものか
が正確にわからないため、正誤判定を正確に行うことが
容易ではなく、このような撮像場所と関連付けた今まで
にないゲームは作りづらかった。
たものであり、その目的は、撮像場所と関連付けた新し
いゲーム内容を実現することができるゲームシステムを
提供することにある。
ために、本発明のゲームシステムは、携帯端末装置とゲ
ーム装置とを有しており、携帯端末装置は、被写体を撮
像する撮像手段と、撮像手段によって撮像が行われた位
置を特定する位置特定手段とを備え、ゲーム装置は、撮
像手段によって撮像された画像データと位置特定手段に
よって得られた位置特定データとを用いて所定のゲーム
演算を行うゲーム演算手段を備えている。撮像が行われ
る際にその位置を特定しており、ゲーム演算を行う際
に、撮像された画像データに加えて、撮像を行った位置
を特定する位置特定データを用いているので、撮像場所
と関連付けた新しいゲーム内容を実現することができ
る。特に、撮像時の位置を特定しているので、プレーヤ
が撮影対象物(例えば、「○○タワー」等)の所在地を
実際に訪れて撮像を行ったか否かの正誤判定を正確に行
うことができる。
なくとも一方が、撮像手段によって撮像が行われた時刻
を特定する計時手段をさらに備える場合に、上述したゲ
ーム装置は、画像データおよび位置特定データと、計時
手段によって得られた時刻データとを用いてゲーム演算
を行うことが望ましい。時刻データを用いることによ
り、例えば、撮影の所要時間等の時間的要素を判断して
ゲーム演算を行うことが可能となり、ゲーム内容に変化
を持たせることができる。
所が関連する撮像課題を出題する課題設定手段を備える
ことが望ましい。これにより、ゲーム装置から出題され
る撮像課題に応じてプレーヤがその撮像場所を訪れて撮
像を行い、撮像された画像データとその際の位置を示す
位置特定データに基づいてゲーム演算を行うという新し
いゲーム内容を提供することができる。
を指定した撮像課題を出題することが望ましい。例え
ば、「△△市××町にある○○タワーを撮影してこい」
というように、撮像場所を具体的に指定した撮像課題を
出題した場合には、撮像場所や被写体を容易に把握する
ことができるようになるので、比較的に難易度の低い出
題を行うことができる。
の特定を含む撮像課題を出題するようにしてもよい。例
えば、「都内で一番大きな公園の噴水を撮影してこい」
や「日本一高いビルを撮影してこい」というように、撮
像場所を特定するための手がかりを提示するだけで具体
的に指定しないような撮像課題を出題した場合には、撮
像場所や被写体をプレーヤが自分で判断する必要がある
ので、比較的に難易度の高い出題を行うことができる。
ータに対して所定の画像処理を行う画像処理手段と、こ
の画像処理手段による処理結果と位置特定データとを用
いて評価を行う評価手段を備えていることが望ましい。
これにより、撮像場所は正しいが撮像時のアングルが悪
い場合や、撮像場所は間違っているが撮像された画像は
撮像課題を満足している場合などを区別して、撮像結果
に対する種々の評価を行うことができる。
ータに対して所定の画像処理を行う画像処理手段と、こ
の画像処理手段による処理結果と位置特定データと時刻
データとを用いて評価を行う評価手段を備えるようにし
てもよい。画像処理結果と位置特定データに加えて、時
刻データを用いて判断される時間的要素を考慮した評価
を行うことが可能となり、評価内容に変化を持たせるこ
とができる。
応する撮像場所が予め設定されており、この撮像場所と
位置特定データによって特定される撮像場所を比較する
ことが望ましい。撮像課題に対応する撮影場所を予め設
定しておくことにより、この撮影場所と位置特定データ
により特定される撮像場所を比較するという簡単な処理
によって、プレーヤの訪れた撮像場所の正否を判断する
ことができる。
する撮像に要した時間を時刻データに基づいて計算する
ことが望ましい。これにより、撮像に要した時間の長短
を撮像結果に対する評価に反映させることができる。上
述した携帯端末装置およびゲーム装置のそれぞれは、着
脱可能な記憶媒体を収容するスロットを有しており、携
帯端末装置からゲーム装置に対するデータの転送をこの
記憶媒体を用いて行うことが望ましい。画像データ等が
格納された記憶媒体を携帯端末装置から抜き取ってゲー
ム装置に差し込むという簡単な操作によって確実にデー
タの転送を行うことができる。
装置のそれぞれは、赤外線を伝送媒体としてデータの送
受信を行う赤外線送受信部を有しており、携帯端末装置
からゲーム装置に対するデータの転送を赤外線送受信部
を介して行うことが望ましい。あるいは、上述した携帯
端末装置およびゲーム装置のそれぞれは、無線通信を利
用してデータの送受信を行うアンテナおよび通信制御部
を有しており、携帯端末装置からゲーム装置に対するデ
ータの転送をアンテナ間の無線通信によって行うことも
望ましい。赤外線を用いたデータの送受信または無線通
信を利用したデータの送受信を行うことにより、携帯端
末装置とゲーム装置とを物理的に接続したり、記憶媒体
を着脱する作業が不要であり、画像データ等の転送を行
う際の操作性を向上させることができる。
装置のそれぞれは、所定のネットワーク回線を介してデ
ータの送受信を行う回線制御部を有しており、携帯端末
装置からゲーム装置に対するデータの転送をネットワー
ク回線を介して行うことが望ましい。ネットワーク回線
を介してデータを転送する場合には、携帯端末装置を所
持したプレーヤがゲーム装置の設置場所まで戻る前にデ
ータの転送を行うことができるため、ゲームの円滑な進
行が可能になる。
装置のそれぞれは、接続ケーブルを介してデータの送受
信を行う入出力インタフェース部を有しており、携帯端
末装置からゲーム装置に対するデータの転送を入出力イ
ンタフェース部および接続ケーブルを介して行うように
してもよい。この場合には、赤外線を用いた場合や無線
通信を用いた場合などに比べて構成の簡略化によるコス
ト低減を図ることが可能になる。
星から送信される電波を利用した全世界的衛星航法シス
テムにより実現することが望ましい。全世界的衛星航法
システム(GPS)を利用することにより、屋外におけ
る撮像位置を比較的に精度良く特定することができる。
の間で送受信される電波を利用して移動体電話の位置を
特定する測位システムにより実現してもよい。PHS
(Personal Handyphone System)や携帯電話等の移動体
電話を用いた測位システムを利用することにより、携帯
端末装置自体の構成を複雑化することなく撮像位置を特
定することができる。特に、普及率の高い移動体電話
を、撮像位置の特定やデータ転送用に用いることによ
り、本発明のゲームシステムを低コストで実現すること
が可能になる。
態のゲームシステムについて、図面を参照しながら詳細
に説明する。図1は、本実施形態のゲームシステムの構
成を示す図である。図1に示すゲームシステム100
は、家庭用のゲーム装置10と、撮像機能を備えた携帯
端末装置50を含んで構成されている。
20、操作部22、表示部24、時計25、記憶部2
6、入出力インタフェース(I/F)部28、ディスク
読取部30、CD−ROM32を含んで構成されてい
る。ゲーム演算部20は、操作部22を用いて行われる
プレーヤによる入力操作の内容に応じて、ゲームの進行
に関連するゲーム演算を行うものであり、課題設定部1
20、画像処理部122、評価部124を含んでいる。
用いて撮像する被写体を指示する撮像課題を設定する。
本実施形態では、プレーヤが被写体を撮像する場所(以
後、「撮像場所」と称する)が関連する撮像課題、すな
わち撮像場所を直接あるいは間接的に指定した撮像課題
が課題設定部120によって設定される。画像処理部1
22は、携帯端末装置50を用いてプレーヤにより撮像
された画像のデータ(画像データ)を取得し、この画像
データを用いて所定の画像処理を行う。評価部124
は、課題設定部120によって設定された撮像課題に応
じてプレーヤにより撮像された画像に対する所定の評価
を行う。
り、プレーヤがゲームに関連する入力操作を行うために
用いられる。表示部24は、ゲーム演算部20から出力
される映像信号に基づいてゲーム画面を表示する。一般
的には、この表示部24は、家庭用のテレビジョン装置
を利用して実現される。また、ゲーム装置10の筐体と
一体に構成された液晶表示装置などを用いて表示部24
を構成してもよい。
しており、ゲーム演算部20から所定の出力要求がなさ
れた時点の時刻を特定して時刻データを出力する。記憶
部26は、携帯端末装置50から送信され、入出力I/
F部28を介して受信された各種データ(詳細内容は後
述する)をゲーム演算部20から受け取り、これを記憶
する。
ル90を用いて、ゲーム演算部20が携帯端末装置50
との間で各種データを送受信するための通信処理を行
う。ディスク読取部30は、装填されているCD−RO
M32に記憶されている各種のデータを読み取るための
ものである。CD−ROM32には所定のゲームプログ
ラムが記録されており、ディスク読取部30は、CD−
ROM32から読み取ったゲームプログラムをゲーム演
算部20に出力する。
て説明する。図1に示した携帯端末装置50は、制御部
60、操作部62、表示部64、記憶部66、入出力I
/F部68、撮像部70、位置特定部72、時計74を
含んで構成されている。制御部60は、操作部62を用
いて行われるプレーヤによる入力操作の内容に応じて、
被写体の撮像や各種データの送受信など、携帯端末装置
50の全体動作を制御する。
り、プレーヤが被写体の撮像などを行うための入力操作
に用いられる。表示部64は、携帯端末装置50の動作
状態を示す情報や撮像した画像などを表示する。記憶部
66は、被写体を撮像して得られた画像データなどの各
種データを記憶する。
を用いて、制御部60がゲーム装置10との間で各種デ
ータを送受信するための通信処理を行う。撮像部70
は、操作部62を用いた入力操作に応じて被写体を撮像
し、画像データを出力する。位置特定部72は、撮像部
70による被写体の撮像が行われ、た時点における位置
(撮像位置)を特定し、位置特定データを出力する。
す図である。図2に示す位置特定部72は、複数の衛星
から送信される電波を利用したGPS(全世界的衛星航
法システム)を利用して、撮像が行われた際の位置を特
定するものであり、GPSアンテナ172、受信部17
4、位置計算部176を含んでいる。
介して、複数(少なくとも3つ以上)の衛星から送信さ
れる電波を受信し、送信信号を復調する処理を行う。位
置計算部176は、受信部174によって復調された送
信信号に基づいて、現在位置(緯度・経度)を計算す
る。このように、GPSを利用した場合には、屋外にお
ける撮像位置を特定することができる。
しており、制御部60から所定の出力要求がなされた時
点の時刻を特定し、時刻データを出力する。上述した撮
像部70が撮像手段に、位置特定部72が位置特定手段
に、ゲーム演算部20がゲーム演算手段に、時計74が
計時手段に、課題設定部120が課題設定手段に、画像
処理部122が画像処理手段に、評価部124が評価手
段にそれぞれ対応する。
ような構成を有しており、次にその動作を説明する。図
3は、本実施形態のゲームシステム100の使用方法を
概略的に示す図である。図3に示すように、本実施形態
のゲームシステム100では、まず、プレーヤが自宅2
00に設置されているゲーム装置10に対して所定の入
力操作を行うと、ゲーム装置10により、撮像場所が関
連する所定の撮像課題が出題される。
を撮影してこい。」というように、撮像場所と被写体を
具体的に指示した問題文と、撮像課題に対する撮影結果
の見本を示す見本画像とを含む所定の撮像課題が出題さ
れる。なお、問題文は、「△×県内で一番大きなタワー
と撮影してこい。」というように、撮像場所と被写体を
具体的に指定しないで、これらを特定するための手がか
りだけを提示するようにしてもよい。
的に指定した場合には、撮像場所や被写体を容易に把握
することができるようになるので、比較的に難易度の低
い出題を行うことができる。反対に、撮像場所や被写体
を具体的に指定しない場合には、撮像場所や被写体をプ
レーヤが自分で判断する必要があるので、比較的に難易
度の高い出題を行うことができる。このように、撮像対
象物が同じであっても、問題文の内容を変えることによ
り、ゲームの難易度を任意に設定することが可能にな
り、ゲーム内容に変化を持たせることができる。
プレーヤは、撮像課題を把握してから、携帯端末装置5
0を持って自宅200を出発し、撮像場所へと向かう。
そして、プレーヤは、撮像場所に到着して、被写体であ
る○○タワー210を発見すると、携帯端末装置50を
用いて○○タワー210を撮像する。
の一例を示す図である。図4に示す例では、○○タワー
210の全体が含まれるアングルで○○タワー210が
撮像されている。この撮像が行われた際に、携帯端末装
置50は、撮像が行われた位置を特定して位置特定デー
タを記憶するとともに、撮像が行われた時刻を特定して
時刻データを記憶している。これらの位置特定データと
時刻データは、図4に示した画像に対応する画像データ
と関連付けて記憶される。
ーヤは、携帯端末装置50とゲーム装置10との間を所
定の接続ケーブル90で接続した後、ゲーム装置10に
備わって操作部22を用いて所定の入力操作を行い、携
帯端末装置50からゲーム装置10に対して画像データ
等を転送する。図5は、携帯端末装置50からゲーム装
置10に対して転送されるデータの内容を示す図であ
る。図5に示すように、携帯端末装置50からゲーム装
置10に対して、○○タワー210を撮像して得られた
画像データと、撮影位置を特定する位置特定データと、
撮像時刻を特定する時刻データのそれぞれが転送され
る。その後、ゲーム装置10は、携帯端末装置50から
転送された画像データ等を用いて、撮像結果に対する評
価を行い、評価結果を表示する。
る際のゲームシステム100の動作手順について説明す
る。図6は、ゲームシステム100の動作手順を示す流
れ図であり、主にゲーム装置10により行われる動作の
内容が示されている。
入力操作が行われると、ゲーム演算部20内の課題設定
部120は、撮像課題を出題する際の対象となるエリア
(出題エリア)を選択するための選択画面を表示部24
に表示する。プレーヤの居住地などにより、撮像課題に
応じて撮影に出かけることが可能な地域(エリア)が異
なると考えられるので、課題設定部120は、都道府県
別、地方別(関東地方等)などの出題エリアをプレーヤ
が選択することができるように、所定の選択画面を提示
する。
リアが選択されると(ステップ100)、課題設定部1
20は、選択された出題エリアに対応した撮像課題を表
示部24の画面上に出題する(ステップ101)。ま
た、評価部124は、課題設定部120による出題が行
われた時点の時刻を特定する時刻データを時計25から
取得し、この時刻データ(以後、「出題時刻データ」と
称する)を記憶部26に記録する(ステップ102)。
いてプレーヤにより、撮像課題に対して解答することを
ギブアップする旨の入力操作が行われたか否かを判定す
る(ステップ103)。ギブアップする旨の入力操作が
行われていない場合には、ステップ103で否定判断が
行われ、次にゲーム演算部20は、操作部22を用いて
プレーヤにより、撮像課題に対応して撮像してきた画像
データ等のデータを携帯端末装置50からゲーム装置1
0に転送する旨の指示(データ転送指示)がなされたか
否かを判定する(ステップ104)。データ転送指示が
なされていない場合にはステップ104で否定判断が行
われ、上述したステップ103に戻って以後の処理が繰
り返される。
プ104で肯定判断が行われ、ゲーム演算部20は、入
出力I/F部28、接続ケーブル90を介して携帯端末
装置50から画像データ、位置特定データ、時刻データ
をそれぞれ取り込む(ステップ105)。取り込まれた
画像データ等は、記憶部26に一時的に格納される。
102において記録した出題時刻データと、撮像が行わ
れた時刻を特定する時刻データとを記憶部26から読み
出し、撮像課題を出題した時点からこの撮像課題に対応
する被写体を撮像するまでの間に要した時間を計算する
(ステップ106)。
る撮像課題に対応する撮像場所と、位置特定データによ
って特定される実際の撮像場所とを比較することによ
り、実際の撮像場所の適否を判定する撮像場所判定処理
を行う(ステップ107)。例えば、図3に示した例で
は、撮像課題により指定された被写体である○○タワー
210の所在地の緯度・経度と、位置特定データによっ
て特定される実際の撮像場所の緯度・経度とを比較する
ことにより、プレーヤの撮像場所が正しいか否かが判断
される。この撮像場所の判定は、必ずしもそれほど厳密
に行う必要がなく、例えば、撮像課題に対応する撮像場
所から半径500m以内に撮像場所が含まれていれば正
しいと判断され、それ以外の場合には誤っていると判断
される。あるいは、撮像課題に対応する撮像場所とプレ
ーヤの撮像場所との距離が短いほど評価が高く、距離が
離れているほど評価が低くなるように判定を行ってもよ
い。
る撮像により得られた画像データを記憶部26から読み
出し、この画像データを用いて所定の画像処理を行う
(ステップ108)。例えば、画像処理部122は、プ
レーヤにより撮像された画像に対して、形状や色彩など
の特徴を抽出する各種の特徴抽出処理を行い、撮像課題
により示された所定の被写体が含まれているか否かの判
断や、構図の良否の判断などを行う。
撮影場所の適否、および画像処理部122による画像処
理結果のそれぞれを考慮して、プレーヤが撮像した画像
に対する評価を行い、評価結果を表示部24に表示する
(ステップ109)。例えば、評価部124は、所要時
間の長短に応じた所定の係数A1(A1≦1)、撮像場
所の適否に応じた所定の係数A2(A2≦1)、画像処
理結果に応じた所定の係数A3(A3≦1)をそれぞれ
設定し、次式に基づいて、満点を100点とした評価結
果Pを算出する。
所要時間が0〜2時間の場合に「1」、2〜3時間の場
合に「0.8」、3〜4時間の場合に「0.6」、…と
なる。また、撮像場所の適否に応じた係数A2は、例え
ば、撮像場所が正しい場合に「1」、間違っている場合
に「0」となる。あるいは、撮像課題に対応する撮像場
所とプレーヤの撮像場所との距離に応じて、200m以
内の場合に「1」、400m以内の場合に「0.8」、
…、というように係数A2の値を設定してもよい。ま
た、画像処理結果に応じた係数A3は、例えば、被写体
が一致しており構図も良い場合に「1」、被写体が一致
しているが構図がやや悪い場合に「0.8」、…とな
る。なお、上述した評価方法は一例であり、これに限定
されるものではない。
0は、次の設問が存在するか否かを判定する(ステップ
110)。設問が存在する場合には肯定判断が行われ、
上述したステップ101に戻って次の撮像課題の出題が
行われる。また、撮像課題に対する解答をギブアップす
る旨の入力操作が行われた場合には上述したステップ1
03で肯定判断が行われ、次に評価部124は、現在の
撮像課題に対する評価結果を低い点数に設定する(ステ
ップ111)。例えば、現在の撮像課題に対する評価結
果Pが0点に設定される。その後、上述したステップ1
10に進み、それ以後の処理が行われる。
述したステップ110で否定判断が行われる。次に評価
部124は、それまでに出題された複数の撮像課題に応
じてプレーヤが撮像してきた複数の画像に対する評価結
果を総合し、総合評価を表示する(ステップ112)。
例えば、これまでにゲームを行ったプレーヤの評価結果
をランク付けした得点ランキングが総合評価として表示
される。また、プレーヤが撮像してきた複数の画像をア
ルバム風に仕立てて、総合評価とともに表示するように
してもよい。
100では、撮像場所が関連する撮像課題をゲーム装置
10によって出題し、携帯端末装置50を所持したプレ
ーヤがこの撮像場所まで行って撮像課題で指定された被
写体を撮像することによりゲームが行われる。特に、撮
像場所を特定することにより、プレーヤは指定された撮
像場所に実際に行くことが要求されるため、撮像場所を
関連付けた今までにないゲーム内容を実現することがで
きる。また、時間的要素を考慮したゲーム演算を行うこ
とにより、ゲーム内容に変化を持たせることが可能にな
る。
ものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施
が可能である。例えば、上述した実施形態では、所定の
接続ケーブル90を介して携帯端末装置50からゲーム
装置10へのデータ転送を行っていたが、データ転送の
方法はこれに限定されるものではなく、種々の変形例が
考えられる。
送を行う変形例におけるゲームシステムの構成を示す図
である。図7に示すゲームシステム100Aに含まれる
ゲーム装置10Aは、図1に示すゲーム装置10に対し
て、入出力I/F部28を赤外線送受信部28Aに置き
換えた点が異なっている。赤外線送受信部28Aは、赤
外線を伝送媒体として用いてデータを送受する所定の通
信処理を行う。同様に、携帯端末装置50Aは、図1に
示す携帯端末装置50に対して、入出力I/F部68を
赤外線送受信部68Aに置き換えた点が異なっている。
赤外線送受信部68Aは、赤外線を伝送媒体として用い
てデータを送受する所定の通信処理を行う。このような
赤外線を伝送媒体としたデータ転送方法の具体的な例と
しては、IrDA(Infrared Data Association )規格
に従ったデータ通信方式などがあげられる。
手順は、基本的に上述した実施形態におけるゲームシス
テム100と同様であり、図6のステップ105に示し
た画像データ等の取り込みの際に、赤外線を伝送媒体と
して、携帯端末装置50Aからゲーム装置10Aへのデ
ータ転送が行われる。
行う変形例におけるゲームシステムの構成を示す図であ
る。図8に示すゲームシステム100Bに含まれるゲー
ム装置10Bは、図1に示すゲーム装置10に対して、
入出力I/F部28を通信制御部28Bとアンテナ38
に置き換えた点が異なっている。通信制御部28Bは、
無線通信を利用してデータを送受する所定の通信処理を
行う。アンテナ38は、この通信制御部28Bに接続さ
れている。同様に、携帯端末装置50Bは、図1に示す
携帯端末装置50に対して、入出力I/F部68を通信
制御部68Bとアンテナ78に置き換えた点が異なって
いる。通信制御部68Bは、無線通信を利用してデータ
を送受する所定の通信処理を行う。アンテナ78は、こ
の通信制御部68Bに接続されている。このような無線
通信を利用したデータ転送方法の具体的な例としては、
2.4GHz帯の電波を用いて比較的短い距離内(数m
程度)で無線通信を行う“ブルートゥース(Bluetooth
)”と称される規格に従ったデータ通信方式などが挙
げられる。
手順は、基本的に上述した実施形態におけるゲームシス
テム100と同様であり、図6のステップ105に示し
た画像データ等の取り込みの際に、無線通信を利用して
携帯端末装置50Bからゲーム装置10Bへのデータ転
送が行われる。
は、携帯端末装置50A、50Bとゲーム装置10A、
10Bとを物理的に接続する作業が不要であり、画像デ
ータ等の転送を行う際の操作性を向上させることができ
る。図9は、着脱可能な記憶媒体を用いてデータ転送を
行う変形例におけるゲームシステムの構成を示す図であ
る。図9に示すゲームシステム100Cに含まれるゲー
ム装置10Cは、図1に示すゲーム装置10に対して、
入出力I/F部28をスロット28Cに置き換えた点が
異なっている。スロット28Cは、記憶媒体としてのメ
モリ・カード40を着脱可能に収容する。同様に、携帯
端末装置50Cは、図1に示す携帯端末装置50に対し
て、入出力I/F部68をスロット68Cに置き換えた
点が異なっている。スロット68Cは、メモリ・カード
40を着脱可能に収容する。
手順は、上述した実施形態におけるゲームシステム10
0とほぼ同様であり、図6のステップ105に示した画
像データ等の取り込みの手順のみが異なる。具体的に
は、まずプレーヤの手動によって、携帯端末装置50の
スロット68Cに収容されていたメモリ・カード40が
抜き取られて、ゲーム装置10Cのスロット28Cに挿
入される。そして、メモリ・カード40に記憶された画
像データ等がスロット28Cを介してゲーム演算部20
に読み出されることにより、携帯端末装置50Cからゲ
ーム装置10Cへのデータ転送が行われる。この変形例
では、メモリ・カード40を携帯端末装置50Cのスロ
ット68Cから抜き取ってゲーム装置10Cのスロット
28Cに差し込むという手軽な操作により確実にデータ
転送を行うことができる。
てデータ転送を行う変形例におけるゲームシステムの構
成を示す図である。図10に示すゲームシステム100
Dに含まれるゲーム装置10Dは、図1に示すゲーム装
置10に対して、入出力I/F部28を回線制御部28
Dに置き換えた点が異なっている。回線制御部28D
は、移動体電話42を用いて所定のネットワーク回線
(図示せず)を介したデータ通信を行う。同様に、携帯
端末装置50Dは、図1に示す携帯端末装置50に対し
て、入出力I/F部68を回線制御部68Dに置き換え
た点が異なっている。回線制御部68Dは、移動体電話
82を用いて所定のネットワーク回線を介したデータ通
信を行う。
について説明する。図11は、変形例のゲームシステム
100Dの動作手順を示す部分的な流れ図である。ゲー
ムシステム100Dの動作手順は、上述した実施形態の
ゲームシステム100の動作手順を示す流れ図(図5参
照)において、ステップ104をステップ120の処理
に置き換えた点が異なっており、図11ではこの相違す
る部分が示されている。以下、この相違点に着目して説
明する。
対応する被写体の撮像を行ったプレーヤは、操作部62
を用いて所定の入力操作を行い、画像データ等の転送を
指示する。このデータ転送指示に応じて、制御部60
は、記憶部66に格納されている画像データ等を読み出
し、所定の転送指示とともに回線制御部68Dに出力す
る。回線制御部68Dは、移動体電話82を介して所定
のネットワーク回線に接続し、画像データ等をゲーム装
置10Dに向けて送信する処理を行う。
算部20は、回線制御部28Dの動作を監視し、携帯端
末装置50Dから画像データ等の転送が開始されたか否
かを判定する(ステップ120)。データ転送が開始さ
れていない場合には否定判断が行われ、上述したステッ
プ103に戻ってそれ以後の処理が繰り返される。
始された場合には、ステップ120で肯定判断が行わ
れ、次にゲーム演算部20は、回線制御部28D、移動
体電話42を介して画像データ、位置特定データ、時刻
データを取り込む(ステップ105)。
ータを転送する場合には、携帯端末装置50Dを所持し
たプレーヤがゲーム装置10Dの設置場所まで戻る前に
データの転送を行うことができるため、ゲームの円滑な
進行が可能になる。なお、上述したゲーム装置10D
は、接続された移動体電話42を介してデータを受信す
るようにしたが、回線制御部28Dに電話回線等を直接
接続して電話回線等を介してデータを受信するようにし
てもよい。同様に、携帯端末装置50Dは、接続された
移動体電話50Dを介してデータを送信するようにした
が、回線制御部68Dに公衆電話等の回線端子を直接接
続して電話回線等を介してデータを送信するようにして
もよい。
して撮像位置の特定を行っていたが、撮像位置の特定方
法には種々の変形例が考えられる。例えば、携帯電話や
PHS(Personal Handyphone System)等の移動体電話
を使い、この移動体電話と基地局との間で送受信される
電波を利用して移動体電話の位置を特定する測位システ
ムを利用することによっても、撮像位置を特定すること
ができる。
波を利用して移動体電話の位置を特定する測位システム
を利用する場合の位置特定部の構成を示す図である。図
12に示す位置特定部72Aは、移動体電話172Aと
位置情報取得部176Aを備えている。この位置特定部
72Aは、上述した携帯端末装置50等において、位置
特定部72と置き換えて用いられる。
72Aと接続されており、移動体電話172Aの所在場
所を示す位置情報データを基地局(図示せず)から取得
する。一般に、移動体電話は、近隣に設置された基地局
との間で電波を送受信することにより、移動体電話網な
ど所定のネットワーク回線に接続して通話などを行って
いる。各基地局は、例えば直径数百m程度のエリアを管
轄しているため、移動体電話がどの基地局と電波を送受
信しているかを調べることにより、移動体電話172A
の概略的な位置を特定することができる。
電波を同時に受信している2つ以上の基地局の情報を総
合して、移動体電話172Aの所在場所を検出する精度
を高めることも可能である。また、移動体電話172A
が携帯電話であるかPHSであるかによっても検出精度
が異なってくる。一般には、より精度の高い位置検出を
行うためには、PHSを用いる方が好ましい。
測位システムを利用することにより、携帯端末装置自体
の構成を複雑化することなく撮像位置を特定することが
できる。特に、普及率の高い移動体電話を、撮像位置の
特定やデータ転送用に用いることにより、本実施形態の
ゲームシステムを低コストで実現することが可能にな
る。
れなければ入手することができない所定の位置識別情報
を用意しておき、この位置識別情報をプレーヤが入手し
たか否かを判断することにより撮像位置の特定を行って
もよい。具体的には、所定の位置識別情報としては、各
撮像場所に固有の識別番号、あるいはその識別番号をバ
ーコード化したものなどが考えられる。このような位置
識別情報を各撮像場所に用意しておき、撮像場所を訪れ
たプレーヤがこれらの位置識別情報を携帯端末装置50
に入力するようにしておく。そして、ゲーム装置10側
では、携帯端末装置50が取得した位置識別情報と撮像
課題に対応する撮像場所の識別情報とが一致しているか
否かを判断することにより、撮像位置を判断することが
できる。
情報を送信してもよい。図13は、電波を媒体として位
置識別情報を送信する変形例の概略内容を示す図であ
る。図13に示すように、各撮像場所に所定の発信局2
20を設置し、この発信局220から周辺の比較的狭い
所定範囲(例えば、半径50m以内等)に届く程度の電
界強度で所定の電波を送信する。この電波には、上述し
た識別番号などの位置識別情報が重畳されており、撮像
時にこの位置識別情報が取り込まれ、画像データととも
に記憶される。また、携帯端末装置50は、位置特定手
段として、発信局220から送信された電波を受信する
受信機を備えている。
信局220の周辺の所定範囲内(図中、点線で示された
範囲内)に入り、発信局220から送信されている電波
を受信して位置識別情報を取得する。ゲーム装置10
は、携帯端末装置50が取得した位置識別情報と撮像課
題に対応する撮像場所の識別情報とが一致しているか否
かを判断することにより、撮像位置の適否を判断する。
被写体を具体的に指示した問題文と見本画像とを含む出
題形式、もしくは、撮像場所と被写体を特定するための
手がかりだけを提示した問題文と見本画像とを含む出題
形式によって撮像課題を出題していたが、撮像課題の出
題形式はこれらに限定されるものではなく種々の変形例
が考えられる。また、プレーヤがゲームの難易度(例え
ば、「初級、中級、上級」等)を選択し、選択された難
易度に応じて出題形式が変化するようにしてもよい。こ
の場合には、例えば、「初級」では撮像場所と被写体を
具体的に提示するとともに見本画像を提示し、「中級」
では撮像場所と被写体の手がかりと見本画像を提示し、
「上級」では見本画像のみを提示する、といった出題形
式などが考えられる。
では、家庭用のゲーム装置を用いたゲームシステムにつ
いて説明したが、ゲームシステムに含まれる各装置の組
合せは多くのバリエーションが考えられる。例えば、ゲ
ーム装置10等の代わりに、ゲームプログラムをインス
トールしたパーソナルコンピュータ(パソコン)を用い
るようにしてもよい。また、ゲーム装置10等は、ゲー
ムセンターや遊園地等に設置された業務用のゲーム装置
に置き換えるようにしてもよい。
ても種々の形態が考えられる。例えば、デジタルカメラ
に制御部60等の機能を追加するとともに位置特定部7
2を接続する場合や、デジタルカメラの機能を内蔵した
ノート型パソコンに位置検出手段72を接続する場合な
どが考えられる。あるいは、デジタルカメラの機能を内
蔵した移動体電話を用いて携帯端末装置50等を構成し
てもよい。この場合には、図12に示した測位システム
を採用することにより、移動体電話に携帯端末装置50
等の全ての機能を含ませることができるため、携帯端末
装置50等の小型化、軽量化となる。
ーバ装置に上述したゲーム装置10の機能を持たせてお
くようにしてもよい。この場合には、移動体電話等を用
いて携帯端末装置50とサーバ装置の間を接続して撮像
課題を受け取り、この撮像課題を携帯端末装置50の表
示部64に表示する。そして、この撮像課題に対応して
撮像された画像の画像データ等をサーバ装置に転送し、
サーバ装置が撮像結果に対する評価を行い、評価結果を
携帯端末装置50に返信する。
が行われる際にその位置を特定しており、ゲーム演算を
行う際に、撮像された画像データに加えて、撮像を行っ
た位置を特定する位置特定データを用いているので、撮
像場所と関連付けた新しいゲーム内容を実現することが
できる。特に、撮像時の位置を特定しているので、プレ
ーヤが撮影対象物の所在地を実際に訪れて撮像を行った
か否かの正誤判定を正確に行うことができる。
ある。
ある。
図である
るデータの内容を示す図である。
る。
例におけるゲームシステムの構成を示す図である。
おけるゲームシステムの構成を示す図である。
変形例におけるゲームシステムの構成を示す図である。
を行う変形例におけるゲームシステムの構成を示す図で
ある。
分的な流れ図である。
移動体電話の位置を特定する測位システムを利用する場
合の位置特定部の構成を示す図である。
形例の概略内容を示す図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 携帯端末装置とゲーム装置とを有するゲ
ームシステムにおいて、 前記携帯端末装置は、被写体を撮像する撮像手段と、前
記撮像手段によって撮像が行われた位置を特定する位置
特定手段とを備え、 前記ゲーム装置は、前記撮像手段によって撮像された画
像データと前記位置特定手段によって得られた位置特定
データとを用いて所定のゲーム演算を行うゲーム演算手
段を備えることを特徴とするゲームシステム。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記携帯端末装置および前記ゲーム装置の少なくとも一
方は、前記撮像手段によって撮像が行われた時刻を特定
する計時手段をさらに備え、 前記ゲーム装置は、前記画像データおよび前記位置特定
データと、前記計時手段によって得られた時刻データと
を用いてゲーム演算を行うことを特徴とするゲームシス
テム。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記ゲーム演算手段は、撮像場所が関連する撮像課題を
出題する課題設定手段を備えることを特徴とするゲーム
システム。 - 【請求項4】 請求項3において、 前記課題設定手段は、撮像場所を指定した前記撮像課題
を出題することを特徴とするゲームシステム。 - 【請求項5】 請求項3において、 前記課題設定手段は、撮像場所の特定を含む前記撮像課
題を出題することを特徴とするゲームシステム。 - 【請求項6】 請求項1において、 前記ゲーム演算手段は、前記画像データに対して所定の
画像処理を行う画像処理手段と、この画像処理手段によ
る処理結果と前記位置特定データとを用いて評価を行う
評価手段を有することを特徴とするゲームシステム。 - 【請求項7】 請求項2において、 前記ゲーム演算手段は、前記画像データに対して所定の
画像処理を行う画像処理手段と、この画像処理手段によ
る処理結果と前記位置特定データと前記時刻データとを
用いて評価を行う評価手段を有することを特徴とするゲ
ームシステム。 - 【請求項8】 請求項6または7において、 前記評価手段は、撮像課題に対応する撮像場所が予め設
定されており、この撮像場所と前記位置特定データによ
って特定される撮像場所を比較することを特徴とするゲ
ームシステム。 - 【請求項9】 請求項7において、 前記評価手段は、撮像課題に対する撮像に要した時間を
前記時刻データに基づいて計算することを特徴とするゲ
ームシステム。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 前記携帯端末装置および前記ゲーム装置のそれぞれは、
着脱可能な記憶媒体を収容するスロットを有しており、 前記携帯端末装置から前記ゲーム装置に対するデータの
転送を前記記憶媒体を用いて行うことを特徴とするゲー
ムシステム。 - 【請求項11】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 前記携帯端末装置および前記ゲーム装置のそれぞれは、
赤外線を伝送媒体としてデータの送受信を行う赤外線送
受信部を有しており、 前記携帯端末装置から前記ゲーム装置に対するデータの
転送を前記赤外線送受信部を介して行うことを特徴とす
るゲームシステム。 - 【請求項12】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 前記携帯端末装置および前記ゲーム装置のそれぞれは、
接続ケーブルを介してデータの送受信を行う入出力イン
タフェース部を有しており、 前記携帯端末装置から前記ゲーム装置に対するデータの
転送を前記入出力インタフェース部および前記接続ケー
ブルを介して行うことを特徴とするゲームシステム。 - 【請求項13】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 前記携帯端末装置および前記ゲーム装置のそれぞれは、
無線通信を利用してデータの送受信を行うアンテナおよ
び通信制御部を有しており、 前記携帯端末装置から前記ゲーム装置に対するデータの
転送を前記アンテナ間の無線通信によって行うことを特
徴とするゲームシステム。 - 【請求項14】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 前記携帯端末装置および前記ゲーム装置のそれぞれは、
所定のネットワーク回線を介してデータの送受信を行う
回線制御部を有しており、 前記携帯端末装置から前記ゲーム装置に対するデータの
転送を前記ネットワーク回線を介して行うことを特徴と
するゲームシステム。 - 【請求項15】 請求項1〜14のいずれかにおいて、 前記位置特定手段は、複数の衛星から送信される電波を
利用した全世界的衛星航法システムであることを特徴と
するゲームシステム。 - 【請求項16】 請求項1〜14のいずれかにおいて、 前記位置特定手段は、基地局との間で送受信される電波
を利用して移動体電話の位置を特定する測位システムで
あることを特徴とするゲームシステム。
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