JP2003078363A - D級増幅器 - Google Patents
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Abstract
し、パルス幅変調器の動作周波数を入力電圧とは独立と
して一定に保持するD級増幅器を提供する。 【構成】 ヒステリシス電圧供給源42は、第1の差動
増幅器44と、第2の差動増幅器46と、乗算器48と
を有している。入力電圧Vi は、第1の差動増幅器44
の(+)入力端子と第2の差動増幅器46の(−)入力
端子とに接続されている。第1及び第2の差動増幅器4
4、46の出力端子に現れる信号は、それぞれK(Vs
+Vi )、K(Vs −Vi )となる。(Kは第1及び第
2の差動増幅器44、46のゲイン)これらの信号は、
乗算器48の2つの入力端子に接続され、K2(Vs −
Vi )(Vs +Vi )なるヒステリシス電圧信号をウイ
ンドウ比較器22に供給する。増幅器32の駆動段に
は、電流切り換わり時の過大電流を抑制する可飽和リア
クトルが設けられている。
Description
ものである。以下においては、音響用D級増幅器に関し
て説明するが、本発明は、他の用途に用いられるD級増
幅器に対しても適用可能なものである。
テリシス型パルス幅変調器は、低ひずみ、高電力供給の
阻止性能、及び理想的な特性を持っていない構成部材に
よって発生されるスイッチング波形の乱れを自動補償す
る性能の面で独特の利点を有している。
幅技術を用いた回路の動作周波数は、入力信号電圧に応
じて急激に変化する。図1に示す従来の回路の動作周波
数は、以下の式(1)で表される。
はヒステリシス電圧、Cは積分コンデンサの容量(単
位:F)、Rはフィードバック抵抗及び入力抵抗の抵抗
値(単位:Ω)である。なお、以下においては説明を容
易とするために、入力抵抗とフィードバック抵抗は、等
しいもの(ゲイン1)とする。しかしながら、以下に説
明する原理は、いかなるゲインに対しても適用されるも
のである。
辺の項は、音響入力信号電圧であるVi を除いてすべて
一定である。入力信号電圧が瞬間的に供給電圧(±Vs
)のいずれかに近づくと、式(1)の分子のいずれか
一方の項はゼロに近づく。動作周波数は、これによって
低下する。このように動作周波数が急激に低下すると、
パルス幅変調器自体のスイッチング周波数が低下して、
出力信号中における可聴帯域の変化として現れるように
なる。
率、低発熱等多くの利点を有している。しかしながら、
この種の増幅器は、動作中に望ましくない無線周波数帯
の放射を生じる可能性がある。この無線周波数帯の放射
は、D級増幅器において不可避な電流及び電圧の高速ス
イッチングによって生じるものである。こうした無線周
波数帯の放射は、無線通信の障害となるおそれがある。
欠点を解消し、無線周波数帯域における干渉を大幅に減
少することができるD級増幅器を提供することにある。
さらに、本発明のもう一つの目的は、パルス幅変調器の
動作周波数を入力電圧とは独立として、一定に保持する
ことができるD級増幅器を提供することにある。
構成によれば、各々第1の端子と第2の端子とを備えた
制御電流導通経路と少なくとも第3の端子を有する制御
電流導通経路とを有する第1及び第2の固体回路素子
(solid state device)と、前記固体回路素子の一方の
制御電流導通経路に対して逆並列に設けられる非制御電
流導通経路とを備え、増幅器の動作によって生じる前記
固体回路素子の一方の制御電流導通経路から非制御電流
導通経路への電流の切り換わり時に、非制御電流導通経
路に流れる電流を制限するために、該非制御電流導通経
路と直列に可飽和リアクトルを設けたことを特徴とする
増幅器が提供される。
形態によれば、前記両素子の制御電流導通経路に対して
逆並列に前記非制御電流導通経路を複数設けるととも
に、複数の可飽和リアクトルをそれぞれ各非制御電流導
通経路に直列に設けて、増幅器の動作によって生じる前
記両素子の制御電流導通経路から両非制御電流導通経路
への電流の切り換わり時に、両非制御電流導通経路に流
れる電流を制限するように構成することができる。
は、例えば第1及び第2の電界効果トランジスタ(FE
T)であり、第1及び第2の端子は、そのFETのドレ
イン及びソース端子であり、第3の端子がFETのゲー
ト端子であり、第1のFETのソース端子は第2のFE
Tのドレイン端子と音響増幅器の負荷とに接続するよう
に構成することができる。
第1及び第2のFETのソース端子にアノードが接続さ
れ、第1及び第2のFETのドレイン端子にカソードが
接続された第1及び第2のダイオードによって構成する
ことができる。また、この第1及び第2のダイオード
は、前記第1及び第2のFETの製造過程において第1
及び第2のFETの本体に内蔵される第1及び第2の本
体ダイオードとすることも可能である。なお、上記の構
成において、前記各ダイオードに並列にRC回路を設け
ることも可能である。さらに、前記音響用増幅器は、D
級増幅器とすることができる。また更に、前記可飽和リ
アクトルは、前記非制御電流導通経路に直列に接続され
た導体を受容する通路を有するビーズで構成することが
できる。
添付図面を参照しながら説明する。まず、従来技術にお
けるD級増幅器の構成について図1を参照して説明す
る。図1において、差動増幅器10は、例えばナショナ
ル・セミコンダクタ社製LM833の中の1回路分の比
較器を用いたもので、積分型増幅器構成であり、その反
転入力端子((−)入力端子)に、入力抵抗器12を介
して入力電圧信号Viが入力される。差動増幅器10の
非反転入力端子((+)入力端子)は、接地されてい
る。積分コンデンサ14は、差動増幅器10の出力端子
と(−)入力端子との間に介挿される。差動増幅器10
の出力端子は、差動増幅器16の(+)入力端子と差動
増幅器18の(−)入力端子とにそれぞれ結合される。
差動増幅器16の(−)入力端子は、一定の出力電圧V
h を供給するヒステリシス電圧源20(電池として示
す)の一方の端子に結合されている。ヒステリシス電圧
源20の他方の端子は、差動増幅器18の(+)入力端
子に接続されるとともに接地されている。差動増幅器1
6、18は、それぞれ例えばナショナル・セミコンダク
タ社製LM319の中の1回路分の差動増幅器で構成さ
れる。差動増幅器16、18をこのように接続すること
によってウインドウ比較器22が構成される。このウイ
ンドウ比較器22の出力端子24、26は、差動増幅器
10からの出力信号がVh よりも高いか、または接地レ
ベルよりも低いかに応じて、SRフリップフロップ28
のS入力端子及びR入力端子に正に立ち上がるパルスを
供給する。フリップフロップ28のQ出力端子には、図
1のパルス幅変調器30の変調幅パルスが出力される。
フリップフロップ28は、例えばアール・シイ・エイ
(RCA)社製CD4011の4回路のNANDゲート
の中の2回路分で構成される。音響用D級増幅器におい
て、これらの信号は、基本増幅器、すなわち電力増幅器
32に供給される。電力増幅器32の出力は、主抵抗負
荷38に対して直列接続されたインダクタ34と並列接
続されたコンデンサ36とからなるローパスフィルタを
介して供給される。なお、主抵抗負荷38は、例えば可
動コイル型スピーカのボイスコイルで構成される。電力
増幅器32の出力端子は、フィードバック抵抗器39を
介して差動増幅器10の(−)入力端子に接続される。
この回路の問題点は上述の通りである。パルス幅変調器
30の低下した動作周波数fpwm は、ローパスフィルタ
34、36を通過して、トランスデューサであるボイス
コイル38の音声出力に現れる可能性がある。
h は、パルス幅変調器30の動作周波数fpwm が入力電
圧Vi の範囲にわたって一定に保持されるように、Vi
に対して補償するように変化される。図2に示すよう
に、アナログ乗算器が、以下に示す関係に従って変化す
るヒステリシス電圧Vh´を供給するために用いられ
る。
(Vs −Vi )及びK(Vs +Vi )であり、これらは
容易に求めることができる。Vh´を上記の式(1)に
代入すると、図2に示す回路の動作周波数fpwm は、以
下の式で表される。
ることが分かる。従って、fpwm は、Vi に関わらず一
定となる。
て、図1に示した構成部材と同一または同様の機能を行
う構成部材は、図1と同一の参照符号で示されている。
ヒステリシス電圧(Vh ´)供給源42は、第1の差動
増幅器44と、第2の差動増幅器46と、乗算器48と
を有している。入力電圧Vi は、第1の差動増幅器44
の(+)入力端子と第2の差動増幅器46の(−)入力
端子とに接続されている。第1の差動増幅器44の
(−)入力端子は、−Vs 端子に接続される。第2の差
動増幅器46の(+)入力端子は、+Vs 端子に接続さ
れる。従って、第1及び第2の差動増幅器44、46の
出力端子に現れる信号は、それぞれK(Vs+Vi )、
K(Vs −Vi )となる。なお、Kは第1及び第2の差
動増幅器44、46のゲインを示す定数である。これら
の信号は、乗算器48の二つの入力端子に接続され、上
記の式(3)で必要とされるK2(Vs −Vi )(Vs
+Vi)すなわちヒステリシス電圧信号Vh ´をウイン
ドウ比較器22に供給する。従って、図2に示す実施形
態において、パルス幅変調器40の動作周波数fpwm は
一定となり、入力電圧Vi によって変化しないものとな
る。第1及び第2の差動増幅器44、46及び乗算器4
8は、例えば、ローム(ROHM)社製BA6110相互コ
ンダクタンス演算増幅器によって、一体化して実現する
ことができる。
プッシュプル型出力段を採用している。図示の形式のプ
ッシュプル構成における各FETは、実際には逆並列に
結合されたFETスイッチとダイオードとの組合せで構
成される。スイッチング動作中に、閉じられているスイ
ッチは、しばしば、そのスイッチの反対側の順バイアス
ダイオードに逆電圧を印加しようとする。ダイオードに
蓄積された電荷により、ダイオードは瞬間的に短絡され
たと同様の機能をはたし、ダイオードに電荷がなくなる
まで非常に大きな逆電流(「シュートスルー(shoot thr
ough) 」電流)を発生する。電荷が消失すると、大電流
が非常に急激に停止され、無線周波数帯域のエネルギー
が送出される。このエネルギーは、こうした回路の動作
に付随する望ましくない無線周波干渉(RFI)を生じ
る主な要因となる。
級増幅器は、例えば東芝アモビーズ(Toshiba Amobead
、登録商標)等の超高透磁性可飽和リアクトルビーズ
を各スイッチング用MOSFETのドレイン側導線に備
えている。これは、可飽和リアクトルを、各スイッチ及
びダイオードの組に対して直列に配置するものである。
動作中、スイッチング周期のほとんどの期間で、超高透
磁性可飽和リアクトルは、ゼロ電流にさらされるか若し
くは飽和状態となって、回路中において動作しない状態
となる。しかしながら、いずれかのダイオードが順接続
状態からゼロ電流状態を経て逆バイアス状態に変化する
場合、これに直列に接続された超高透磁性可飽和リアク
トルは非飽和状態となり、一時的にシュートスルー電流
の経路に十分なインピーダンスを与え、ダイオードに蓄
積された電荷がより小さい電流で放出されるようにす
る。RFIは、これにより劇的に低減される。さらに、
小さなRCスナバ回路を付加することにより、残りのリ
ンギング傾向を抑えることができる。
することによって、従来の音響用D級増幅器に用いられ
ていたシールドされた金属収容体やフィードスルー(fee
dthrough) コンデンサを用いることなく優れたRFI性
能を得ることができる。
る基本増幅器32には、適切に予備増幅あるいは処理さ
れた信号が、論理駆動源50より入力される。論理駆動
源50は、図1及び図2のSRフリップフロップ28を
有している。増幅器32の駆動段は、最終の駆動反転増
幅器52及び一対のMOSFETスイッチ54、56を
有している。スイッチ54、56としては、例えば、モ
トローラ社製MTP50N06E型MOSFETを使用
することができる。スイッチ54、56は、プッシュプ
ル構成で、信号を反転させる反転増幅器52に接続され
ている。すなわち反転増幅器52は、スイッチ54のゲ
ートに入力される信号を反転するとともに、その反転さ
れた駆動信号をスイッチ56のゲートに供給する。各ス
イッチ54、56には、それぞれ本体ダイオード58、
60が設けられている。ダイオード58、60は、スイ
ッチ54、56の形成時にこれらのスイッチ54、56
を形成する材料によって形成されるので、素子54、5
8は同一のパッケージ内に形成され、素子56、60も
同一のパッケージ内に形成される。この結果、素子5
4、58間または素子56、60間には外部導線は不要
である。MOSFETスイッチ54のドレイン側導線と
ダイオード58のカソードとは、適当な導体62を介し
て+Vs 供給端子に接続されている。MOSFETスイ
ッチ54のソース側導線とダイオード58のアノードと
は、直列インダクタ34を介してコンデンサ36と負荷
38の並列回路に接続される。MOSFETスイッチ5
4のソース側導線とダイオード58のアノードとは、適
当な導体64によりMOSFETスイッチ56のドレイ
ン側導線及びダイオード60のカソードにも接続されて
いる。MOSFETスイッチ56のソース側導線とダイ
オード60のアノードとは、−Vs 供給端子に接続され
ている。高透磁性ビーズ66は、各導体62、64上に
配設される。MOSFETスイッチ54、56のスイッ
チング動作中に、ダイオード58、60の両端にかかる
電圧の極性が反転し、この反転の結果としてキャリアが
ダイオード58、60から放出され始めると、制御され
ないままに導体62、64に突入しようとするダイオー
ド58、60中の電流は、可飽和リアクトル66によっ
て緩衝される。リアクトル66は比較的低電流で飽和す
るので、導体62、64中の電流が影響を受けるのは、
導体62、64の電流の流れの方向が反転する期間のみ
となる。残りの期間、すなわち大きな電流が流れている
か、または導体62、64に電流が流れていない期間に
おいては、可飽和リアクトル66は、図3の回路につい
て設けられていないのと同じである。
図示された集積回路及び素子中に示されたピン番号は、
既に特定されまたはここで特定される特定の集積回路及
び素子についてのものを示している。しかしながら、こ
れは、特定された集積回路及び素子による機能を実現す
るために、図示の集積回路及び素子以外に採用できる集
積回路及び素子がないことを示すものではなく、またそ
れを示唆するものでもない。
除去は、例えばナショナル・セミコンダクタ社製LM8
33の中の1回路分の入力差動増幅器80によって行わ
れる。Vi は、差動増幅器80の(+)及び(−)入力
端子に接続される。同じ10kΩの入力抵抗器12'
は、Vi 端子と差動増幅器80の(+)及び(−)入力
端子との間にそれぞれ直列に設けられる。22.1kΩ
の抵抗器及び47pFのコンデンサの並列回路を含むフ
ィードバック回路は、差動増幅器80の出力端子とその
(−)入力端子との間に介挿されている。同一のRC並
列回路は、差動増幅器80の(+)入力端子と共通信号
線との間に接続されている。
は、同じ3.65kΩの抵抗器を介してそれぞれ積分差
動増幅器10の(−)及び(+)入力端子に接続されて
いる。前述のように、積分差動増幅器10もまた、例え
ばLM833の中の1回路分、例えば図示の回路にあっ
ては、同一のLM833素子の中の差動増幅器80とし
て使用されるものの残りの1回路分で構成される。従っ
て、+Vs は、差動増幅器80の8番ピンに接続されて
いるものとして示され、図示の実施形態においてはシャ
シー電圧である−Vs は、差動増幅器10の4番ピンに
接続されるものとして示されている。これらの差動増幅
器に対する残りの電源接続は、これらが実現される集積
回路チップに対して行われる。0.0033μFの積分
コンデンサ14は、差動増幅器10の出力端子とその
(−)入力端子間に介挿される。差動増幅器10の
(+)入力端子は、0.0015μFのコンデンサを介
して差動増幅器16の(−)入力端子に接続され、0.
0015μFのコンデンサを介して共通信号線に接続さ
れる。前述の通り、差動増幅器16、18は、ウインド
ウ比較器22として構成され、ナショナル・セミコンダ
クタ社製LM319集積回路を用いて実現される。この
集積回路の電源供給端子である11番ピンは+Vs供給
端子に、3,6,8番ピンは−Vs 供給端子(シャシ
ー)にそれぞれ接続されている。
26は、SRフリップフロップ28のS及びR入力端子
にそれぞれ接続されている。フリップフロップ28は、
RCA社製CD4011B型2入力NANDゲート集積
回路の中の2回路分の2入力NANDゲート84、86
で構成される。3kΩのプルアップ抵抗器は、フリップ
フロップ28のS及びR入力端子、6及び1番ピンを、
スイッチと連動した+Vs に接続している。フリップフ
ロップ28の14番ピンもまた、スイッチと連動した+
Vs に接続されている。フリップフロップ28の7番ピ
ンは、−Vs (シャシー)に接続される。NANDゲー
ト84の出力端子は、NANDゲート86の残りの入力
端子に接続され、NANDゲート86の出力端子は、N
ANDゲート84の残りの入力端子に接続される。CD
4011Bの残りの2回路分のNANDゲートのそれぞ
れの入力端子は−Vs に接続され、その出力端子はオー
プンとなっている。
駆動回路88、90により駆動される。なお、以下の説
明においては、一方の出力駆動回路のみに関して詳述す
る。フリップフロップ28のQ出力である4番ピンは、
FET92のゲート電極に接続される。このFET92
は、例えば2N7000型FETで構成される。FET
92のソースは−Vs に接続され、ドレインは1kΩの
抵抗器を介して、以下に説明する要領で発生される+3
Vs に接続される。FET92のドレインはまた、82
Ωの抵抗器を介して、相補形NPN及びPNPトランジ
スタ94、96の結合されたベースに接続される。これ
らのNPN及びPNPトランジスタ94、96は、例え
ば2N4401及び2N4403型トランジスタでそれ
ぞれ構成される。トランジスタ94のコレクタは+3V
s に接続される。トランジスタ96のコレクタは、−V
s に接続される。これらのトランジスタ94、96のエ
ミッタは、相互に接続されて駆動回路88の出力端子9
8を構成する。駆動回路90の対応する出力端子は、参
照符号100で示されている。
タ54、56及びこれに接続されるフライバックダイオ
ード58、60は、図4の実施形態においてはそれぞれ
対のFET54−1と54−2、及びFET56−1と
56−2で構成される。前述のように、フライバックダ
イオードは、FETの製造過程でFET内に内蔵され
る。FET54−1、54−2は、第1の状態で(FE
T54−1のソースの正電位がFET54−2のドレイ
ンの電位よりも高くなる時に)、+Vs と−Vs端子間
の0.01μFのコンデンサ102を充電するための経
路として機能する。FET56−1及び56−2は、第
1の状態で、コンデンサ102の放電経路を形成し、第
2の状態で(FET56−2のソースの正電位がFET
56−1のドレインの電位よりも高くなる時に)、+V
s と−Vs 端子間のコンデンサ102を充電するための
経路として機能する。FET54−1及び56−2のド
レインは+Vs に接続される。FET54−2及び56
−1のソースは、−Vs に接続される。FET54−1
のソース及び56−1のドレインは、それぞれコンデン
サ102及び1Ωのリンギング抑制用直列抵抗器104
を介してFET54−2のドレイン及び56−2のソー
スに接続されている。FET54−1及び54−2のゲ
ートは、端子100に接続されている。FET56−1
及び56−2のゲートは、端子98に接続されている。
このようにFET54−1、54−2、56−1及び5
6−2は、フリップフロップ28のQ端子(4番ピン)
及び反転Q端子(3番ピン)におけるスイッチング電圧
に基づいて、+Vs 及び−Vs 端子間でコンデンサ10
2の電圧を昇降駆動する。FET54−1のソース及び
FET54−2のドレインから10kΩのフィードバッ
ク抵抗器39´、39´を介して差動増幅器10の
(+)及び(−)入力端子へのフィードバック回路がそ
れぞれ形成される。
関連する回路106は、コンデンサ102と抵抗器10
4とからなるRC直列回路に対して並列に接続される。
関連する回路106は、FET54−2及び56−2の
各々のドレインと直列の1回巻きの可飽和リアクトル6
6を含んでいる。リアクトル66は、相互に逆向きに設
けられ、回路106中において電流の流れに変化が生じ
た場合に、リアクトル66中の磁界が相互に打ち消し合
うように構成される。9回巻きのインダクタ34−1、
34−2は各リアクトル66とスピーカ38の各端子と
の間に直列に接続される。一対の0.39μFのコンデ
ンサ36−1、36−2は、スピーカ38の両端子間に
直列に接続される。2.2μFのコンデンサ36−3
は、直列のコンデンサ36−1、36−2と並列に接続
される。コンデンサ36−1と36−2との接続点は、
−Vs 端子に接続される。
2の磁界に蓄積されるエネルギーの回生によって抵抗器
104とコンデンサ102とのRC直列回路にスイッチ
ングパルスが生じる。これらのパルスは、18μF,D
C35Vのコンデンサ114、116を介してダイオー
ドブリッジ全波整流器117に接続される。この整流器
117は、20Ωの抵抗器を介してスイッチと連動した
+Vs 端子に接続されている。整流器117は、これら
のパルスを整流して+3Vs の電源を供給する。+3V
s の電源は、120μF,DC35Vのコンデンサ11
8により濾波され、蓄積される。このコンデンサ118
から、+3Vs が駆動回路88、90に供給される。
発生器42に関して説明する。K2(Vs +Vi )(V
s −Vi )発生器42は、相互コンダクタンス演算増幅
器120を含んでおり、この相互コンダクタンス演算増
幅器は、例えばローム社製BA6110集積回路122
で構成される。集積回路122のIabc 端子である4番
ピンは、10kΩの直列抵抗器を介して差動増幅器80
の出力端子に接続されて、Vi 信号を受ける。さらに、
Vi は、10kΩの直列抵抗器を介して差動増幅器80
の出力端子から集積回路122の(+)入力端子(1番
ピン)に接続される。+Vs は、10kΩの直列抵抗器
を介して集積回路122のId 端子(3番ピン)に接続
されるとともに、2個直列の順バイアスダイオード(例
えば1SS133型ダイオード)と10kΩの直列抵抗
器とを介して集積回路122の(−)入力端子(2番ピ
ン)に接続される。+Vs はまた、集積回路122の7
及び9番ピンに接続される。一方、−Vs は、集積回路
122の5番ピンに接続される。相互コンダクタンス演
算増幅器120の出力端子である6番ピンは、15kΩ
の抵抗器を介して回路の共通信号線に、20pFのコン
デンサを介して−Vs (シャシー)に、300kΩの抵
抗器を介して+Vs に、そしてゲイン1のバッファ増幅
器として構成される差動増幅器124の(+)入力端子
に接続されている。すなわち、増幅器124の出力端子
は、それ自身の(−)入力端子に接続されている。差動
増幅器124からの出力信号は、差動増幅器16の
(−)入力端子に入力される。差動増幅器124は、例
えば、モトローラ社製のMC34074型4回路入り集
積回路演算増幅器の1回路分で構成することができる。
ジスタを配置することができる。これらは、コレクタ及
びエミッタがコンデンサ14の両端に接続され、ベース
が10kΩの抵抗器を介して適当なミュート信号源に接
続されたトランジスタ126を含んでいる。トランジス
タ126のベースにミュート信号が与えられると、コン
デンサ14の両端の電圧が短絡される。ミュートトラン
ジスタ128のコレクタは、相互コンダクタンス演算増
幅器120のIabc 端子に接続される。トランジスタ1
28のベースは、100kΩの抵抗器を介してミュート
信号源に接続され、さらに0.047μFのコンデンサ
を介して−Vs に接続される。トランジスタ128のエ
ミッタも−Vs に接続されている。トランジスタ128
のベースにミュート信号が与えられると、相互コンダク
タンス演算増幅器120のIabc信号(4番ピン)が−
Vs に短絡される。トランジスタ126及び128は、
例えば2N3904型トランジスタで構成される。
コレクタは、例えば1SS133型ダイオード等の適当
なダイオードを介して、各駆動回路88及び90のFE
T92のドレイン端子に接続される。トランジスタ13
0のエミッタは、−Vs に接続される。トランジスタ1
30のベースは、10kΩの抵抗器を介してミュート信
号源に接続される。ミュート信号が与えられると、各駆
動回路88、90のトランジスタ94、96の駆動信号
が−Vs に短絡される。トランジスタ130は、例えば
2N4401型トランジスタで構成される。
に示されている。多重LCフィルタ132は、DC12
Vの車両用電池等の2Vs 供給源に接続される。供給源
の負極端子は−Vs で示されている。フィルタ132
は、供給源両極間に介挿された0.047μFのコンデ
ンサ134と、コンデンサ134の両端に接続された直
列の100μHのインダクタ136と1500μF,D
C16Vのコンデンサ138、及びコンデンサ134の
両端に接続された直列の10μHのインダクタ140と
3000μF,DC16Vのコンデンサ142とを有し
ている。インダクタ140とコンデンサ142との共通
端子に現れる電圧は、+Vs として示されている。イン
ダクタ140とコンデンサ142との共通端子と−Vs
との間に設けられる1kΩの抵抗器144及びツェナー
ダイオード146(例えば1N5246B型ツェナーダ
イオード)の直列回路によって過電圧が防止される。抵
抗器144とツェナーダイオード146との接続点は、
1kΩの抵抗器を介してPNPトランジスタ148のベ
ースに接続される。トランジスタ148は、例えば2N
3906型トランジスタで構成される。トランジスタ1
48のエミッタは+Vs に接続され、コレクタはPNP
トランジスタ150のベースに接続される。このPNP
トランジスタ150は、例えばモトローラ社製MPS−
A56型トランジスタで構成される。トランジスタ15
0のエミッタは+Vs に接続される。トランジスタ15
0のベースも、2kΩの抵抗器を介して+Vs に接続さ
れるとともに、2kΩの抵抗器を介してNPNトランジ
スタ152のコレクタに接続される。トランジスタ15
2のエミッタは−Vs に接続される。トランジスタ15
2のベースは、10kΩの抵抗器を介してON/OFF
信号供給源に接続される。トランジスタ152は、例え
ばモトローラ社製MPS−A06型トランジスタで構成
される。
チと連動した+Vs 供給源を形成する。トランジスタ1
50のコレクタは、直列に接続された33.2kΩの抵
抗器156及び68.1kΩの抵抗器158を介して−
Vs (増幅器のシャシー)に接続される。抵抗器15
6、158の共通端子は、差動増幅器160の(−)入
力端子に接続される。差動増幅器160の出力端子は、
680pFのコンデンサを介してそれ自身の(−)入力
端子に接続されて出力のフィードバック回路を構成す
る。直列に接続された1kΩの抵抗器162及び5.1
kΩの抵抗器164は、トランジスタ150のコレクタ
を演算増幅器160の出力端子に接続する。トランジス
タ166(例えば2N4403型トランジスタ)のエミ
ッタは、トランジスタ150のコレクタに接続される。
トランジスタ166のベースは、抵抗器162、164
の共通端子に接続される。トランジスタ166のコレク
タは、120kΩの抵抗器165及び2.7kΩの抵抗
器167を含む直列分圧回路を介して−Vs に接続され
る。抵抗器165、167の接続点は、トランジスタ1
52のベースに接続される。トランジスタ166のコレ
クタは、4個直列の順バイアスダイオード(例えば1S
S133型ダイオード)168及び5.1kΩの抵抗1
70を介して−Vs に接続されている。ダイオード16
8と抵抗器170の共通端子は、増幅器160の(+)
入力端子に接続される。トランジスタ166のコレクタ
は、図5の安定化された+Vs 供給端子を形成する。同
一のRC並列回路171は、それぞれ10kΩの抵抗器
172と0.047μFのコンデンサ174とを有して
おり、安定化された+Vs 端子と−Vs 端子との間に直
列に接続されている。これら2つのRC回路171の共
通端子は差動増幅器176の(+)入力端子に接続され
る。RC回路171は、+Vs と−Vs との間の電圧を
1/2ずつに分割する。この電圧は、ゲイン1の増幅器
として構成されている増幅器176によって緩衝され、
図4、図5の回路の共通信号として増幅器176の出力
端子より供給される。
30に対するミュート信号は、4.7MΩの抵抗器18
0と0.33μFのコンデンサ182とからなる直列R
C時定数回路を介して安定化された+Vs 電源より生成
される。この直列回路は、安定化された+Vs 端子と−
Vs 端子との間に接続され、抵抗器180とコンデンサ
182との共通端子は、差動増幅器184の(+)入力
端子に接続される。共通信号線は、増幅器184の
(−)入力端子に接続される。増幅器184の出力端子
は、10kΩの抵抗器186及び1kΩの抵抗器188
からなる直列分圧抵抗回路を介して−Vs に接続され
る。抵抗器186、188の共通端子は、例えば2N3
904型トランジスタで構成されるNPNトランジスタ
190のベースに接続される。トランジスタ190のエ
ミッタは、−Vs に接続される。ミュート信号は、トラ
ンジスタ190のコレクタに発生される。このトランジ
スタ190のコレクタは、5.1kΩの抵抗器を介して
+3Vs 供給源(図4参照)に接続されている。増幅器
160、176、及び184は、例えばバッファ増幅器
124(図4参照)を実現するモトローラ社製MC34
074型4回路入り演算増幅器集積回路の中の3回路で
構成することができる。
数帯域における干渉を大幅に減少することができるD級
増幅器を提供することができる。また、本発明によれ
ば、パルス幅変調器の動作周波数を入力電圧とは独立と
して、一定に保持することができるD級増幅器を提供す
ることができる。
搭載したD級増幅器の概略を示す回路図である。
載したD級増幅器の概略を示す回路図である。
回路を示す概略回路図である。
路図である。
路図である。
体回路素子) 58、60 ダイオード 62、64 導体 66 高透磁性ビーズ
Claims (20)
- 【請求項1】 第1の端子と第2の端子と少なくとも第
3の端子を有する制御電流導通経路とを有する制御電流
導通経路をそれぞれ有する第1及び第2の固体回路素子
と、前記素子の一方の制御電流導通経路に対して逆並列
に設けられる非制御電流導通経路とを備えたプッシュプ
ル型音響用増幅器の出力段回路であって、前記非制御電
流導通経路に直列に可飽和リアクトルを設け、前記増幅
器の動作によって生じる前記素子の一方の制御電流導通
経路から非制御電流導通経路への電流切り換わり時に前
記非制御電流導通経路に流れる電流を制限することを特
徴とするプッシュプル型音響用増幅器の出力段回路。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の固体回路素子のそれ
ぞれの制御電流導通経路に対して逆並列に接続された非
制御電流導通経路と、該非制御電流導通経路のそれぞれ
に直列に設けられた可飽和リアクトルとを備え、前記増
幅器の動作によって生じる前記それぞれの素子の制御電
流導通経路から両非制御電流導通経路への電流の切り換
わり時に前記それぞれの非制御電流導通経路に流れる電
流を制限することを特徴とする請求項1に記載のプッシ
ュプル型音響用増幅器の出力段回路。 - 【請求項3】 前記第1及び第2の固体回路素子は、そ
れぞれ第1及び第2の電界効果トランジスタ(FET)
であり、前記第1及び第2の端子は該FETのドレイン
及びソース端子であり、前記第3の端子は前記FETの
ゲート端子であって、前記第1のFETのソース端子
は、前記第2のFETのドレイン端子と前記音響用増幅
器の負荷とに接続されていることを特徴とする請求項2
に記載のプッシュプル型音響用増幅器の出力段回路。 - 【請求項4】 前記非制御電流導通経路は第1及び第2
のダイオードを備え、該ダイオードのアノードは前記第
1及び第2のFETのソース端子にそれぞれ接続され、
該ダイオードのカソードは前記第1及び第2のFETの
ドレイン端子にそれぞれ接続されていることを特徴とす
る請求項3に記載のプッシュプル型音響用増幅器の出力
段回路。 - 【請求項5】 前記第1及び第2のダイオードは、前記
第1及び第2のFETの製造過程において該第1及び第
2のFETの本体に内蔵される第1及び第2の本体ダイ
オードであることを特徴とする請求項4に記載のプッシ
ュプル型音響用増幅器の出力段回路。 - 【請求項6】 前記ダイオードの各々と並列にRC回路
を設けたことを特徴とする請求項5に記載のプッシュプ
ル型音響用増幅器の出力段回路。 - 【請求項7】 前記音響用増幅器は音響用D級増幅器で
ある請求項6に記載のプッシュプル型音響用増幅器の出
力段回路。 - 【請求項8】 前記第1の固体回路素子は電界効果トラ
ンジスタ(FET)であり、該第1の固体回路素子の第
1及び第2の端子はそれぞれ前記FETのドレイン及び
ソース端子であり、前記第1の固体回路素子の第3の端
子は前記FETのゲート端子であって、前記FETのソ
ース及びドレイン端子の一方は、前記音響用増幅器の負
荷に接続される請求項1に記載のプッシュプル型音響用
増幅器の出力段回路。 - 【請求項9】 前記第1の固体回路素子の制御電流導通
経路と逆並列に接続された非制御電流導通経路はダイオ
ードを備え、該ダイオードのアノードは前記FETのソ
ース端子に接続され、該ダイオードのカソードは前記F
ETのドレイン端子に接続されている請求項8に記載の
プッシュプル型音響用増幅器の出力段回路。 - 【請求項10】 前記ダイオードは、前記FETの製造
過程で該FET本体に内蔵される本体ダイオードである
請求項9に記載のプッシュプル型音響用増幅器の出力段
回路。 - 【請求項11】 前記ダイオードに並列にRC回路を設
けたことを特徴とする請求項10に記載のプッシュプル
型音響用増幅器の出力段回路。 - 【請求項12】 前記音響用増幅器は音響用D級増幅器
である請求項11に記載のプッシュプル型音響用増幅器
の出力段回路。 - 【請求項13】 前記第1の固体回路素子の制御電流導
通経路に逆並列に設けられる非制御電流導通経路はダイ
オードを備え、該ダイオードのカソードが前記第1の固
体回路素子の第1の端子に接続され、該ダイオードのア
ノードが前記第1の固体回路素子の第2の端子に接続さ
れる請求項1に記載のプッシュプル型音響用増幅器の出
力段回路。 - 【請求項14】 前記ダイオードは、前記第1の固体回
路素子の製造過程において、該第1の固体回路素子に内
蔵される請求項13に記載のプッシュプル型音響用増幅
器の出力段回路。 - 【請求項15】 前記ダイオードと並列にRC回路を設
けた請求項14に記載のプッシュプル型音響用増幅器の
出力段回路。 - 【請求項16】 前記音響用増幅器はD級音響用増幅器
である請求項15に記載のプッシュプル型音響用増幅器
の出力段回路。 - 【請求項17】 前記第1及び第2の固体回路素子の制
御電流導通経路の一方に逆並列に設けられる非制御電流
導通経路は、前記第1及び第2の固体回路素子の一方の
製造過程において該第1及び第2の固体回路素子の一方
の本体に内蔵される請求項1に記載のプッシュプル型音
響用増幅器の出力段回路。 - 【請求項18】 前記第1の固体回路素子の制御電流導
通経路に逆並列に設けられる非制御電流導通経路に並列
にRC回路が設けられる請求項17に記載のプッシュプ
ル型音響用増幅器の出力段回路。 - 【請求項19】 前記音響用増幅器はD級音響用増幅器
である請求項18に記載のプッシュプル型音響用増幅器
の出力段回路。 - 【請求項20】 前記可飽和リアクトルは、前記非制御
電流導通経路に直列に接続された導体を受容する通路を
有するビーズを備えている請求項1乃至19のいずれか
に記載のプッシュプル型音響用増幅器の出力段回路。
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