JP2003076718A - 文書情報コンテンツ閲覧システム及び文書情報コンテンツ閲覧方法及びプログラム及び記録媒体 - Google Patents

文書情報コンテンツ閲覧システム及び文書情報コンテンツ閲覧方法及びプログラム及び記録媒体

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JP2003076718A
JP2003076718A JP2002056278A JP2002056278A JP2003076718A JP 2003076718 A JP2003076718 A JP 2003076718A JP 2002056278 A JP2002056278 A JP 2002056278A JP 2002056278 A JP2002056278 A JP 2002056278A JP 2003076718 A JP2003076718 A JP 2003076718A
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JP2002056278A
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Shinji Miyahara
伸二 宮原
Shinji Abe
伸治 安部
Yasuhito Hayashi
林  泰仁
Satoshi Inoue
聡 井上
Etsuro Fujita
悦郎 藤田
Nobuo Miyamoto
信夫 宮本
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閲覧利用者が地図上を散策するようなイメー
ジで情報空間を散策しながら、文書情報コンテンツの概
要及び詳細を閲覧できるようにする。 【解決手段】 文書情報コンテンツ(以下、コンテン
ツ)を蓄積する蓄積部と、コンテンツ検索のためのコン
テンツプロファイルを生成する生成部と、生成部により
生成されたコンテンツプロファイルに基づいてコンテン
ツを指し示すリンク情報を含むサムネイルを配置するマ
ップ配置決定部を備えると共に、マップ散策部、フィル
タリング部及び提示部を備え、マップ散策部はマップ上
でサムネイルのズームイン、ズームアウトやパン等の機
能を提供し、フィルタリング部は特定条件と一致するサ
ムネイルをマップ上に提示する共に、提示部は、サムネ
イルのクリック操作等に応じてコンテンツの概要と詳細
を閲覧利用者に提示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HTMLをはじめ
とするマルチメディア文書の蓄積・検索などの分野にお
いて、閲覧利用者がマップとして表現された情報空間を
散策しながら、閲覧対象文書情報コンテンツを選択して
閲覧することにより、漠然とした検索意図を持った閲覧
利用者が、キーワードなどを用いて明示的に自分の興味
・指向を表現できない場合でも、散策的に興味・指向に
適合した文書情報コンテンツとの出会いへと導くため
の、文書情報コンテンツ閲覧システム及び文書情報コン
テンツ閲覧方法及びプログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】検索は質問を記述することにより、大量
の情報の中から該当する情報を抽出する手法である。一
般の利用者を想定した場合、質問は自然言語表現を用い
るのが自然であるが、現状ではシステム側の自然言語理
解能力が実用レベルに至ってないため、質問には単数も
しくは複数の検索キーワード(およびand/orなど
それらのキーワード間の結合形式を表す論理記号)を用
いることが多い。
【0003】大量の検索対象文書情報コンテンツに対し
て、利用者が明確な意図と、それをシステム側に理解さ
せるだけの能力を持っている場合、言語的な検索キーは
効率的であり、全文検索型できわめて強力な検索エンジ
ンが多数存在している。たとえばWeb上のHTMLド
キュメントの検索システムとしてはgooやInfoS
eekなどが存在する。また、WWWは、HTML文書
中にURLで示されるリンクを持たせることで、世界中
のWWWサーバに分散する多種多様な情報を閲覧できる
仕組みとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】情報の候補数を減少さ
せ、情報を横断的に扱うための手段としてキーワード検
索が広く使われている。しかし、キーワード検索で得ら
れるすべての情報がユーザの興味に深く関連するとは限
らない。また、こうしたキーワード検索は、ユーザが自
分の興味をキーワードとしてうまく表現できない場合に
その利用が難しいという問題がある。特に明確な意図を
もたずカタログやガイドブックなどを眺め見るような、
ある種の情報ブラウジングの過程を支援するためのツー
ルとして、こうしたキーワード検索手法を用いることは
次のような理由から必ずしも効率的とはいえない。即
ち、 (1)漠然とした興味や意図をキーワードで表現するこ
とが難しい。 (2)ユーザがその分野に詳しくない場合には適切なキ
ーワードを知らない可能性がある。 (3)興味の対象や視点が刻一刻と移り変わるような場
合、これに追従するような検索を実現することが難し
い。
【0005】また、WWWは、文書中にURLで示され
るリンクを持たせることで、世界中のWWWサーバに分
散する多種多様な情報を閲覧できる仕組みとなってい
る。しかし、ここで表現されるリンクは、文書作成者の
立場に基づいたコンテンツ依存性の強い静的なリンクで
あり、利用者の興味を反映させることができないため、
リンクをたどることでユーザの興味・指向に基づいて情
報を閲覧することは必ずしも容易ではない。つまり、リ
ンクは文書の著者によって明示的に張られたものであ
り、互いに関連する複数の文書同士でも、著者がその関
連を意識しなければ互いに無関係の文書という扱いにな
る。したがって、興味や視点の変化は著者によって張ら
れたリジッドなリンクの範囲でのみ実現されることにな
る。
【0006】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、特に明確
な意図をもたずカタログやガイドブックなどを眺め見る
ような状態の閲覧ユーザに対して、地図上を散策するよ
うなイメージで情報空間を散策しながら、情報の概要な
らびにその詳細を閲覧可能にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、文書情報コンテンツを蓄積する文書
コンテンツ蓄積手段と、文書情報コンテンツの検索のた
めの書誌情報であるコンテンツプロファイルを生成する
コンテンツプロファイル生成手段と、文書情報コンテン
ツを指し示すリンク情報(サムネイル)を2次元空間に
配置するマップ配置決定手段と、マップ上でズームイン
/ズームアウト/パンなどの一覧及び散策機能を提供す
るマップ散策手段と、特定のリンク情報のみをマップ上
に提示するフィルタリング手段と、閲覧利用者に対する
文書情報コンテンツの提示と文書情報コンテンツに対す
る利用者の閲覧操作を可能にする文書情報コンテンツ提
示手段とを有し、閲覧利用者がマップとして表現された
情報空間を散策しながら、閲覧対象文書情報コンテンツ
を選択し、閲覧することを主要な特徴とする。
【0008】また、本発明は、複数の文書間において、
文書中の語彙の共有の度合いによって、文書同士の関連
の度合いが演算できることを利用するものである。本発
明では、コンテンツの内容が音声または映像の場合に
は、当該コンテンツの内容を説明した概要説明文書が付
随されることを前提とし、コンテンツの内容が文書のみ
であるものを含め、これらを文書情報コンテンツと呼
ぶ。
【0009】本発明では、まず、閲覧対象である大量の
文書情報コンテンツを本システム内の文書コンテンツ蓄
積手段に記録蓄積する。あるいは、文書情報コンテンツ
自体は本システム内部に必ずしも記録蓄積されている必
要はなく、ネットワーク上に分散している文書情報コン
テンツに対しても、後で説明するコンテンツプロファイ
ルと文書情報コンテンツに対するリンクとを文書コンテ
ンツ蓄積手段に蓄積記録しておいても、本発明の目的は
達成される。
【0010】次に、文書情報コンテンツの検索のための
書誌情報であるコンテンツプロファイルを生成するコン
テンツプロファイル生成手段では、文書を形態素解析に
かけ自立語(主に名詞)を抽出して、各自立語の文書中
における出現数を求め、各自立語とそれらの出現数をコ
ンテンツプロファイルとして記憶保持する。次に、マッ
プ配置決定手段では、統計的可視化手法である多次元尺
度法や双対尺度法を用いて、文書情報コンテンツを2次
元平面上(2次元概念空間)にマッピングする。2次元
概念空間上では、語彙(自立語)の共有度合いが大きな
文書情報コンテンツ同士、すなわち内容的に似通った文
書情報コンテンツは、マップ上で互いに近い位置に配置
される。マップ散策手段は、多数の文書情報コンテンツ
がマッピングされた2次元マップに対して、ズームイン
/ズームアウト/パン、などのような基本的な散策手段
を閲覧利用者に対して与える。
【0011】上述のマップ(2次元概念空間)上には、
検索(散策)対象となるすべての文書情報コンテンツが
マッピングされるが、これに対し、フィルタリング手段
は、ある特定のコンテンツサムネイルのみを大きさを増
して表示させるための機能を提供する。例えば、閲覧利
用者に対してランキング情報を提供する場合には、人気
の高い文書情報コンテンツのみをそれらの人気の度合い
に応じてサムネイルを大きくするフィルタを構成する。
また、例えば、閲覧利用者に対して新着情報を提供する
場合には、新着文書情報コンテンツのみをそれらの情報
の鮮度に応じてサムネイルを大きくするフィルタを構成
する。
【0012】文書情報コンテンツ提示手段は、閲覧利用
者が文書情報コンテンツの概要ならびに詳細を閲覧する
ための機能を提供する。また、文書情報コンテンツ提示
手段では、複数のフィルタ(人気度、新着度など)を切
り替えて提示させることも可能とする。
【0013】以上のように、閲覧利用者は、文書情報コ
ンテンツ提示手段を通じて、(1)フィルタリング手段
におけるフィルタの切り替え、(2)マップ散策手段に
おけるズームイン/ズームアウト/パンなどの操作、
(3)文書情報コンテンツの概要ならびにその詳細の閲
覧を行うことができ、情報空間を散策しながら様々な文
書情報コンテンツと出会い、その詳細を閲覧することが
可能となる。
【0014】また、フィルタリング機能に加え、様々な
フィルタを構築するためのフィルタ生成オーサリング機
能を付加することにより、様々な情報閲覧サービスに対
する自由度を得ることができる。
【0015】また、本発明は、文書コンテンツ蓄積手段
内の文書情報コンテンツを検索するための書誌情報(文
書情報)であるコンテンツプロファイルを生成しコンテ
ンツプロファイル部に格納するコンテンツプロファイル
生成手段と、コンテンツプロファイル部内の各データに
対するフィルタリング機能を生成するフィルタリング機
能生成手段と、前記フィルタリング機能生成手段により
生成されたフィルタリング機能を組み合わせてカスタマ
イズフィルタリング機能として生成するカスタマイズフ
ィルタリング機能生成手段と、文書情報コンテンツの内
容を表す内容キーワードを生成する内容キーワード生成
手段と、内容キーワード生成手段により生成された内容
キーワードを、コンテンツサムネイルが配置された2次
元平面(マップ;2次元概念空間)内に配置する手段
と、マウスやタッチパネルなどの入力デバイスの選択操
作に依存しない2次元平面上でのズームイン/ズームア
ウト/パン操作手段とを有し、閲覧利用者が2次元平面
を使って文書情報コンテンツを探索する場合、フィルタ
リング機能を使うことによって、文書情報コンテンツを
選択し、閲覧可能にすることを特徴とする。
【0016】この場合、コンテンツプロファイル生成手
段により生成されたコンテンツプロファイルには、2次
元平面上でのコンテンツサムネイルの座標やコンテンツ
登録日時などの数値データ、及びコンテンツの概要を記
した文書情報や出演者などのテキスト情報、コンテンツ
の属するジャンルなどのデータを含んでいることを前提
とする。
【0017】また、2次元平面上に配置する内容キーワ
ードとして、階層構造をもったテキスト情報を生成す
る。例としては、ジャンルなどのように、上位に抽象度
の高いキーワードがあり、その下位にそれに関連するよ
り詳細なキーワードをもつように階層構造をもたせる。
それぞれのキーワードには、2次元平面上で配置する座
標をもっており、それらの情報がシステム側に保持され
ている。
【0018】フィルタリング機能生成手段では、前述し
たようにコンテンツプロファイル部内のそれぞれのデー
タに対するフィルタリング機能を生成する。コンテンツ
プロファイル部内のデータがテキスト情報の場合は、テ
キスト情報の検索キーに対するマッチングを行い、その
一致度合いを数値情報にしてシステム側に伝えるフィル
タリング機能を生成する。また、コンテンツ登録日時な
どの数値データに対しては、数字を検索キーとし、その
近似度合いを数値情報にしてシステム側に伝えるフィル
タリング機能を生成する。さらに、ジャンル情報などの
数値データに関しては、検索対象とするジャンルを表す
数値を検索キーとし、コンテンツプロファイル部内のジ
ャンル情報との一致判定をシステム側に伝えるフィルタ
リング機能を生成する。
【0019】本発明では、まず、文書情報コンテンツの
コンテンツプロファイルに含まれる2次元平面上でのコ
ンテンツサムネイルの座標に従って、システム側が保持
しているすべてのコンテンツプロファイルに対してコン
テンツサムネイルを2次元平面上に配置する。次に、内
容キーワードをその2次元平面上に配置する。このと
き、上位階層の内容キーワードと下位階層の内容キーワ
ードを区別するために、フォントサイズや色を変えるな
どの処理を行う。
【0020】次に、ユーザに表示する画面を、すべての
コンテンツサムネイルの位置が表示できるようにズーム
アウトした状態を初期状態とする。ユーザが興味のある
内容キーワードを選択すると、2次元平面上をある一定
の割合でズームインさせ、その内容キーワードが画面の
中心になるように移動させる。
【0021】前記入力デバイスの選択操作に依存しない
2次元平面上でのズームイン/ズームアウト/パン操作
手段に関しては、ユーザがクリックした地点からドラッ
グした地点までのマウスの移動量に応じて、その移動量
がある閾値内であればズームイン、ズームアウト、閾値
以上であれば上下左右のパン操作とする。例えば、図1
0のように、ユーザのクリックした地点を中心としてあ
る閾値の円を作り、マウスが円の上半面内であれば、y
軸の移動量に応じてズームインし、下半面内であれば、
同様にy軸の移動量に応じてズームアウトする。上下左
右移動は、移動量が閾値以上になると、クリックした地
点を始点とし、ドラッグ先を終点とした速度ベクトルで
実現する。
【0022】各フィルタリング機能の実行方法として
は、フィルタリング機能生成手段で生成したフィルタリ
ング機能に、必要な検索キーを入力して実行すると、そ
のフィルタリング結果である各コンテンツの数値の順に
コンテンツサムネイルの大きさを変化させる。また、カ
スタマイズフィルタリング機能生成手段に関しては、あ
るウインドウ内に各フィルタリング機能を視覚的に表示
し、利用するフィルタリング機能をチェックボックスな
どで選択できるようにする。ここで、検索キーにテキス
ト情報や数値情報が必要な場合は、適宜情報を入力して
カスタマイズしたフィルタリング機能を生成する。この
カスタマイズしたフィルタリング機能の実行方法として
は、各フィルタリング機能の結果を統合して数値化し、
その結果に応じてサムネイルの大きさを変化させる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。 (第1の実施の形態)図1は第1の実施の形態の文書情
報コンテンツ閲覧システムの概要を説明する図である。
図1に基づいて本システムの概要を説明する。本文書情
報コンテンツ閲覧システムは、図1に示すベースレイ
ア、フィルタレイア、アプリケーションレイアの3層構
造により実現できる。
【0024】ここで、図1(c)に示すベースレイア
は、後述するマップ配置決定手段によって決定された位
置に文書情報コンテンツを配置した空間である。その
他、ベースレイアは後述のマップ散策手段におけるズー
ムイン/ズームアウト/パンなどの機能を提供する。ベ
ースレイアは、カテゴリの情報が空間上の楕円エリアと
して表現される。ベースエリアの機能を用いて、ズーム
してゆくと、文書情報コンテンツが次第に空間上の点と
して現れ、さらにズームインを続けると、点が大きくな
りコンテンツサムネイルが点の位置に(点に代わって)
表示される。
【0025】また、図1(b)に示すフィルタレイア
は、後述のフィルタリング手段によって提供される機能
を実現するレイアである。フィルタには、人気度/新着
度などのような様々なフィルタが考えられる。後述のア
プリケーションレイアのコントロールボックス内のスイ
ッチによりフィルタをスイッチできる。ベースレイアの
マップ(2次元概念空間)上には、検索(散策)対象と
なるすべての文書情報コンテンツがマッピングされる
が、これに対し、フィルタレイアではフィルタリング手
段を用いて、ある特定のコンテンツサムネイルのみを大
きさを増して表示させるための機能を提供する。例え
ば、閲覧利用者に対してランキング情報を提供する場合
には、人気の高い文書情報コンテンツのみをそれらの人
気の度合いに応じてそのサムネイルを大きくするフィル
タを構成する。また、例えば、閲覧利用者に対して新着
情報を提供する場合には、新着文書情報コンテンツのみ
をそれらの情報の鮮度に応じてそのサムネイルを大きく
するフィルタを構成する。
【0026】また、図1(a)に示すアプリケーション
レイアは、後述の文書情報コンテンツ提示手段によって
提供される機能を実現するレイアである。閲覧利用者が
コンテンツサムネイルをシングルクリックすると文書情
報コンテンツの概要が提示され、もう一度クリックする
と文書情報コンテンツの詳細が提示される。アプリケー
ションレイアには、閲覧利用者に対して様々な操作を提
供するコントロールボックスが表示されており、フィル
タレイアにおけるフィルタの切り替え、ベースレイアに
おけるズームイン/ズームアウト、時刻をコントロール
するコントロールバーなどが提供される。
【0027】図2は前記文書情報コンテンツ閲覧システ
ムの構成を示すブロック図である。本システムは、前述
のコンテンツ蓄積手段であるコンテンツ蓄積部1と、コ
ンテンツプロファイル生成部2と、前述のマップ位置決
定手段であるマップ位置決定部3と、前述のマップ散策
手段であるマップ散策部4と、前述のフィルタリング手
段であるフィルタリング部5と、前述の文書情報コンテ
ンツ提示手段である文書情報コンテンツ提示部6とから
なる。
【0028】図2をもとに前記文書情報コンテンツ閲覧
システムを構成する各部についてさらに詳細に説明す
る。まず、閲覧対象である大量の文書情報コンテンツを
コンテンツ蓄積部1に記録蓄積する。あるいは、文書情
報コンテンツ自体は本システム内部に必ずしも記録蓄積
されている必要はなく、ネットワーク上に分散している
文書情報コンテンツに対しても、コンテンツプロファイ
ルと文書情報コンテンツに対するリンクとをコンテンツ
蓄積部1に蓄積記録しておいても、本発明の目的は達成
される。
【0029】次に、文書情報コンテンツの検索のための
書誌情報であるコンテンツプロファイルを検出するコン
テンツプロファイル生成部2では、文書を形態素解析に
かけ、自立語(主に名詞)を抽出して、各自立語の文書
中における出現数を求め、各自立語とそれらの出現数を
コンテンツプロファイルとして記録保持する。コンテン
ツプロファイル及びその検出手法の例としてたとえば次
のような方法がある。まず、蓄積対象の文書すべてを形
態素解析にかけ自立語を抽出する。次いで、すべての文
書にわたって出現頻度の高い自立語を上位からN個を選
びだす。
【0030】次に、各々の文書情報コンテンツにおい
て、N個の自立語それぞれの出現数を表す次のようなN
次元のキーワードベクトルを構成してコンテンツプロフ
ァイルとする。 選ばれたN種類の自立語 : 京都 観光 ホテル 居酒屋 旅館 バス 土産 和食 洋食 … 文書中の出現数(キーワードベクトル) : (3 0 1 0 0 2 1 2 0 …)
【0031】次に、マップ配置決定部3では上述のコン
テンツプロファイルベクトルを入力とし、統計的可視化
手法である多次元尺度法や双対尺度法を用いて、文書情
報コンテンツを2次元平面上(2次元概念空間)にマッ
ピングする。具体的に説明すると、次のように計算でき
る。まず、文書情報コンテンツ間のプロファイルの関連
の度合いを次のようなベクトルの距離尺度を用いて表
す。即ち、文書情報コンテンツiに対するコンテンツプ
ロファイルベクトルViを、N次元のキーワードベクト
ルCi,Nにより、 Vi=(Ci,1,Ci,2,…,Ci,N) (1) とし、これを用いた次式(2)により、文書情報コンテ
ンツiと文書情報コンテンツjとの関連度合いli,j
を、
【0032】
【数1】
【0033】として求める。続いて、すべての文書情報
コンテンツの間の関連度合いを、統計的可視化手法であ
る多次元尺度構成法(あるいは双対尺度法)に対する入
力とし、2次元平面空間上の距離尺度を計算し、2次元
平面上の文書情報コンテンツの配置(座標)を計算す
る。この処理により、2次元平面上には、語彙(自立
語)の共有度合いが大きな文書情報コンテンツ同士、す
なわち内容的に似通った文書情報コンテンツがマップ上
で互いに近い位置にコンテンツサムネイルとして配置さ
れる。即ち、マップ配置決定部3は、マップ上に文書情
報コンテンツに応じたサムネイルを配置する場合、互い
に似通った内容のものを互いに近い位置に配置するとい
う、リンク情報を含んだコンテンツサムネイルを二次元
平面上にマッピングする。
【0034】マップ散策部4は、こうしてマップ配置決
定部3で生成された多数の文書情報コンテンツ(即ち、
多数のコンテンツサムネイル)がマッピングされた二次
元平面の一部または全てをディスプレイ(表示部)に表
示するとともに、表示された2次元マップに対して、ズ
ームイン/ズームアウト/パン、などのような基本的な
散策手段を閲覧利用者に対して与える。
【0035】フィルタリング部5は、ある特定のコンテ
ンツサムネイルのみを大きさを増して表示させるための
機能を提供する。例えば、閲覧利用者に対してランキン
グ情報を提供する場合には、人気の高い文書情報コンテ
ンツのみをそれらの人気の度合いに応じてサムネイルを
大きくするフィルタを構成する。この場合、コンテンツ
蓄積部1に蓄積登録されている文書情報コンテンツに対
し、文書情報コンテンツを特定するためのコンテンツI
Dと、それぞれの文書情報コンテンツの人気度とをフィ
ルタリング部5で管理し、人気度の高い文書情報コンテ
ンツほど対応するコンテンツサムネイルを大きく表示す
るようなフィルタを構成する。
【0036】また、フィルタリング部5は、例えば閲覧
利用者に対して新着情報を提供する場合には、新着文書
情報コンテンツのみをそれらの情報の鮮度に応じてサム
ネイルを大きくするフィルタを構成する。この場合、コ
ンテンツ蓄積部1に蓄積登録されている文書情報コンテ
ンツに対し、文書情報コンテンツを特定するためのコン
テンツ1Dと、それぞれの文書情報コンテンツの情報鮮
度とをフィルタリング部5で管理し、鮮度の高い文書情
報コンテンツほど対応するコンテンツサムネイルを大き
く表示するようなフィルタを構成する。また、フィルタ
リング部5に、こうしたフィルタリング機能に加えて、
様々なフィルタを構築するためのフィルタ生成オーサリ
ング機能を付加することにより、様々な情報閲覧サービ
スに対する自由度を得ることができる。
【0037】前記フィルタ生成オーサリング機能では、
コンテンツ蓄積部1に蓄積された文書情報コンテンツ毎
に、前述の情報鮮度や人気度以外の新たな尺度を設け、
フィルタリング部5に管理させるとともに、新たな尺度
に対してどの程度の大きさでサムネイルを表示させるか
といった情報や、ズーム度合いに応じたサムネイルの大
きさなどの情報を入力できるようにしておけばよい。
【0038】文書情報コンテンツ提示部6は、閲覧利用
者が文書情報コンテンツの概要ならびに詳細を閲覧する
ための機能を提供する。閲覧利用者が、マップ散策部4
及びフィルタリング部5の少なくとも一方から提示され
たコンテンツサムネイルをシングルクリックすると該当
の文書情報コンテンツの概要が提示され、もう一度クリ
ックすると該当文書情報コンテンツの詳細が提示され
る。図1(a)に示すアプリケーションレイアには、前
述したように閲覧利用者に対し様々な操作を提供するコ
ントロールボックスが表示されており、フィルタレイア
におけるフィルタの切り替え、ベースレイアにおけるズ
ームイン/ズームアウト、時刻をコントロールするコン
トロールバーなどが提供される。
【0039】図6は、図2に示す文書情報コンテンツ閲
覧システムのハードウェア構成を示す図であり、この文
書情報コンテンツ閲覧システムは、文書情報コンテンツ
を蓄積する前述のコンテンツ蓄積部1と、CPU11
と、記録媒体12と、マウスやキーボードなどの操作部
13と、表示部14とから構成される。ここで、記録媒
体12には、前述のコンテンツプロファイル生成部2の
機能、マップ位置決定部3の機能、マップ散策部4の機
能、フィルタリング部5の機能、及び文書情報コンテン
ツ提示部6の機能をそれぞれ実現するための各プログラ
ムが格納され、CPU11が記録媒体12の各プログラ
ムを読み出して実行することにより、前述の各部の機能
を実現する。
【0040】図3は、本文書情報コンテンツ閲覧システ
ムを番組ガイドに適用した場合の利用イメージを示す図
である。この例では、基本ブラウズモード、ランキング
モード、新着コンテンツモードという3種類のサービス
が提供されている例である。以下それぞれのモードにつ
いて説明する。
【0041】基本ブラウズモードは、人気度や情報鮮度
のようなフィルタを利用しないモードであり、図2のマ
ップ散策部4の機能のみで構成されるサービスとなる。
基本ブラウズモードでは、次のような機能が提供され
る。即ち、 (1)ブラウジング画面上の文書情報コンテンツの分類
や、ランドマークワード(ブラウジング画面上に配置さ
れたキーワード)を参考にして情報空間(概念空間)を
ブラウジングする機能。 (2)情報空間上で、パン/ズームなどを提供する機能
(Context(文脈) and Focusin
g)。
【0042】ランキングモードは、人気度フィルタを利
用したサービスであり、次のような機能が提供される。
即ち、 (1)アクセスランキングの上位文書情報コンテンツの
サムネイルを提示(人気文書情報コンテンツのサムネイ
ルほど大きく表示)する機能。 (2)週間ランキング/月間ランキングを、コントロー
ルパネルで切り替える機能。
【0043】新着コンテンツモードは、情報鮮度フィル
タを利用したサービスであり、次のような機能が提供さ
れる。即ち、 (1)現在時刻から例えば8時間以内に放送予定の文書
情報コンテンツのサムネイルを提示(放送開始予定時刻
が近づくとサムネイルが大きく表示)する機能。 (2)現在時刻をコントロールパネル上の時刻バーによ
って変更でき、かつ現在・過去・未来の番組案内が可能
な機能。
【0044】図4は基本ブラウズモードの利用イメージ
を表す図である。このモードでは次のような手順で情報
空間散策及び文書情報コンテンツの閲覧を実施する。即
ち、 (1)空間をつかんで視点をパン(画面上の1点をクリ
ックしてそのままドローすると視点が移動)。 (2)カテゴリ情報やランドマークワードを参考に、視
点をブラウズ中心にセット。 (3)ズームインするとコンテンツサムネイルが見えて
くる。 (4)サムネイルをシングルクリックし概要を閲覧。 (5)もう一度クリックし、高品質プレビューを閲覧。
【0045】図5は、新着コンテンツモードの利用イメ
ージを表す図である。このモードでは、新着文書情報コ
ンテンツのみをそれらの文書情報の鮮度に応じてサムネ
イルを大きく提示する。この場合、コンテンツ蓄積部1
に蓄積登録されている文書情報コンテンツに対し、文書
情報コンテンツを特定するためのコンテンツIDと、そ
れぞれの文書情報コンテンツの情報鮮度とをフィルタリ
ング部5で管理し、鮮度の高い文書情報コンテンツほど
対応するコンテンツサムネイルを大きく表示するような
フィルタを使用する。
【0046】一方、ランキングモードは、新着コンテン
ツモードとほぼ同じ利用形態であるが、サムネイルの大
きさが放送開始時刻ではなく人気度によって決まるのが
違いである。ランキングモードで使用するフィルタは、
人気度フィルタである。
【0047】以上説明したように、第1の実施の形態の
システムでは、文書情報コンテンツ提示部6において、
閲覧利用者は2次元情報マップ(2次元概念空間)に対
するズーム/パンなどの基本操作に加え、その時点で興
味を持ったコンテンツサムネイルをクリックするという
単純な操作を繰り返すことによって、文書情報コンテン
ツの概要ならびに詳細情報を閲覧することができるた
め、閲覧利用者の興味が明確でなく自分の興味・指向を
キーワードとしてうまく表現できない場合においても、
情報の探索を可能にすることができる。
【0048】また、マップ配置決定部3では、キーワー
ドベクトルのようなコンテンツプロファイルを用いて配
置を決定するようにしたので、HTMLの静的なリンク
などのようなHTMLの著者が明示的に与えた関連以外
の文書間の潜在的な関連を機械的に見出すことができ
る。このため、2次元情報マップ(2次元概念空間)を
多種多様な関連に基づいて連続的に探査移動することが
でき、閲覧利用者の漠然とした意図を明確化し、閲覧利
用者の興味・指向に合った文書情報コンテンツを発見的
に見出すための効果的な情報探索を可能にすることがで
きる。
【0049】(第2の実施の形態)図7は第2の実施の
形態のシステムのブロック図である。本システムは、コ
ンテンツ蓄積部1内のコンテンツを検索するための情報
であるコンテンツプロファイルを生成しコンテンツプロ
ファイル部2Aに格納するコンテンツプロファイル生成
部2と、コンテンツプロファイル部2A内の各データに
対するフィルタリング機能を生成するフィルタリング部
5と、フィルタリング部5により生成されたフィルタリ
ング機能を組み合わせてカスタマイズフィルタリング機
能として生成するフィルタリング統合部8と、図示しな
い内容キーワード生成手段により生成されたコンテンツ
サムネイルの内容を示す内容キーワードを格納する内容
キーワード蓄積部7とを備え、マップ配置決定部3は、
内容キーワード生成手段により生成され内容キーワード
蓄積部7に蓄積されている内容キーワードを、コンテン
ツサムネイルが配置された2次元平面内に配置するとと
もに、マップ散策部4は、マウスやタッチパネルなどの
入力デバイスの選択操作に依存しない2次元平面上での
ズームイン/ズームアウト/パン操作手段を有し、閲覧
利用者が2次元平面を使ってコンテンツを探索する場
合、フィルタリング機能を使うことによって、コンテン
ツを選択し、閲覧可能にしたものである。
【0050】図7のシステムでは、コンテンツ製作者I
Dなどの文字列データ、2次元平面上でのコンテンツサ
ムネイルの座標、コンテンツ有効期限などを示す数値デ
ータ、及び出番組演者や番組キーワードなどの文字列デ
ータを、コンテンツプロファイルの例として表す。これ
らのデータはコンテンツ蓄積部1にコンテンツを格納す
る際に、コンテンツプロファイル生成部2により作成さ
れ、生成された2次元平面上でのコンテンツサムネイル
の座標やコンテンツ登録日時などの数値データ、及びコ
ンテンツの概要を記した文書情報や出演者などのテキス
ト情報、コンテンツの属するジャンルなどのデータを含
むコンテンツプロファイルはコンテンツプロファイル部
2Aに格納される。
【0051】次に、フィルタリング部5によりこのコン
テンツプロファイル部2Aの各データに対するフィルタ
リング機能が生成される。表1に、フィルタリング部5
で生成されるフィルタリング機能を示す。
【0052】
【表1】
【0053】ここで、例えば表1の番組ジャンルフィル
タ機能では、入力として属するジャンルIDなどのデー
タを検索キーとすると、コンテンツプロファイル部2A
内のジャンルIDに一致するものが該当しているとして
出力される。また、表1のキーワードフィルタリング機
能では、入力したテキスト情報を検索キーとして、コン
テンツプロファイル部2A内の概要文、出演者、番組キ
ーワードに対して全文検索を行ってその一致度合いが結
果として出力される。すなわち、フィルタリング部5は
コンテンツプロファイル部2A内のデータがテキスト情
報の場合は、テキスト情報の検索キーに対するマッチン
グを行い、その一致度合いを数値情報にしてシステム側
(フィルタリング統合部8側)に伝えるフィルタリング
機能を生成する。また、コンテンツ登録日時などの数値
データに対しては、数字を検索キーとし、その近似度合
いを数値情報にしてシステム側(フィルタリング統合部
8側)に伝えるフィルタリング機能を生成する。さら
に、ジャンル情報などの数値データに関しては、検索対
象とするジャンルを表す数値を検索キーとし、コンテン
ツプロファイル部内のジャンル情報との一致判定をシス
テム側(フィルタリング統合部8側)に伝えるフィルタ
リング機能を生成する。
【0054】ここで、第2の実施の形態では、前述した
ように図示しない内容キーワード生成手段により、コン
テンツサムネイルの内容を示す内容キーワードを生成し
前述の内容キーワード蓄積部7に蓄積する。内容キーワ
ード蓄積部7に蓄積されるデータ例を表2に示す。
【0055】
【表2】
【0056】表2の例では、“keyword”欄にキ
ーワード名が表示され、“x_pos”、“y_po
s”欄にそれぞれ2次元平面上でのx座標、y座標が表
示される。また、“level”の欄には、階層構造で
のレベルが表示される。この例では、“0”が最上位階
層であり、“3”が最下位階層である。この階層構造を
もった内容キーワードを2次元平面(2次元空間)に配
置する方法は、上位階層の内容キーワードのフォントを
大きく、下位階層の内容キーワードを小さくして配置す
ることで、空間全体の意味的な深さを表現する。つま
り、空間内でズームアウトした状態では抽象的な意味空
間を表現することができ、ズームインした状態では具体
的な意味空間を表現できる。このように、2次元平面上
に配置する内容キーワードとして、階層構造をもったテ
キスト情報を生成し配置する。一例として、ジャンルな
どのように、上位階層に抽象度の高いキーワードがあ
り、その下位階層にそれに関連するより詳細なキーワー
ドをもつように階層構造をもたせる。
【0057】
【表3】
【0058】ここで、コンテンツサムネイルは、内容キ
ーワードの最下層と同じレベルの階層の、表3で示され
るコンテンツのメタデータに含まれるx、y座標に応じ
た位置に配置する。こうして、内容キーワードとコンテ
ンツサムネイルとを同時に配置することで、コンテンツ
サムネイルの近くにある内容キーワードが、そのコンテ
ンツ内容を表現していることになる。また、2つの内容
キーワードの中間にあるコンテンツサムネイルは、2つ
の内容キーワードの両方を含むコンテンツ内容である。
【0059】例えば、“スポーツ”と“映画”の内容キ
ーワードの中間にあるコンテンツは、スポーツと映画の
内容でもある。また、3つの内容キーワードの中間にあ
るコンテンツサムネイルがこれらの3つの内容キーワー
ドを含む内容であることは自明である。この情報をもと
に内容キーワードを2次元平面(2次元概念空間)上に
コンテンツサムネイルと合わせて配置した様子を図8に
示す。図8では、“ドラマ”や“音楽”、“情報”、
“娯楽”などが、内容キーワードである。ユーザがこの
2次元平面に対し、内容キーワードを選択すると、内容
キーワードが配置されている座標を画面の中心とし、選
択した内容キーワードの階層レベルに応じた位置までズ
ームインする。図9に、一例として、最上位階層の“娯
楽”という内容キーワードを選択してズームインした状
態を示す。
【0060】このように、第2の実施の形態では、ま
ず、コンテンツプロファイルに含まれる2次元平面上で
のコンテンツサムネイルの座標に従って、システム側が
保持しているすべてのコンテンツプロファイルに対応し
たコンテンツサムネイルを2次元平面上に配置する。次
に、内容キーワードをその2次元平面上に配置する。こ
のとき、上位階層の内容キーワードと下位階層の内容キ
ーワードを区別するために、フォントサイズや色を変え
るなどの処理を行う。
【0061】次に、ユーザに表示する画面を、すべての
コンテンツサムネイルの位置が表示できるようにズーム
アウトした状態を初期状態とする。ユーザが興味のある
内容キーワードを選択すると、2次元平面上をある一定
の割合でズームインさせ、その内容キーワードが画面の
中心になるように移動させる。
【0062】ところで、前記内容キーワードを選択する
ことによるズームイン移動以外に、入力デバイスを用
い、自由に2次元平面をズームイン/ズームアウト/パ
ン操作を行うことができる。2次元平面上のコンテンツ
サムネイル、内容キーワード以外の領域をクリックする
と、図10に示すような移動ステータス表示が現れる。
この移動ステータスでは、中心の円Aがズームイン/ズ
ームアウトできる円領域である。この円領域の上半面に
ドラッグすると、そのy軸に応じてズームインし、下半
面の場合はそのy軸に応じてズームアウトする。
【0063】ここで、ユーザがクリックした地点からド
ラッグした地点までのマウスの移動量に応じて、その移
動量がある閾値内であればズームイン、ズームアウト、
閾値以上であれば上下左右のパン操作とすることによ
り、マウスやタッチパネルなどのような前記入力デバイ
スの選択操作に依存せずにこれらの操作を行うことがで
きる。例えば、図10のように、ユーザのクリックした
地点を中心としてある閾値の円B(上記の円Aの領域よ
り小さい円)を作り、マウスがその閾値円Bの上半面内
であれば、y軸の移動量に応じてズームインし、下半面
内であれば、同様にy軸の移動量に応じてズームアウト
する。上下左右移動は、移動量が閾値以上になると、ク
リックした地点を始点とし、ドラッグ先を終点とした速
度ベクトルで実現する。
【0064】フィルタリング部5で生成されたフィルタ
リング機能を使う場合には、画面上の図示しないフィル
タリング機能一覧ボタンを選択することで、前述の表1
に示すような、利用可能なフィルタリング機能の一覧が
表示される。このフィルタリング機能を選択し、必要な
データを入力することでフィルタリングが実行される。
その結果、各コンテンツの一致度合いに応じて、その結
果を“0”から“1”の実数値で表し、その数値に応じ
て各コンテンツサムネイルの大きさを変化させる。つま
り、各フィルタリング機能を使う場合には、フィルタリ
ング部5で生成されたフィルタリング機能に、必要な検
索キーを入力して実行することにより、そのフィルタリ
ング結果である各コンテンツの数値の順にコンテンツサ
ムネイルの大きさを変化させる。
【0065】表1に示すキーワードフィルタは、ユーザ
の入力キーワードに対し、コンテンツプロファイル中の
サブタイトルや番組キーワード、自由文や出演者名など
に含まれるテキスト情報に一致するコンテンツを抽出す
るフィルタリングである。キーワードフィルタでは、入
力キーワードを含むコンテンツを“1”、入力キーワー
ドを含まないコンテンツを“0”としてフィルタリング
する。
【0066】また、表1には示されていないが、ランキ
ングフィルタと呼ばれるフィルタがあり、このランキン
グフィルタは、図7のフィルタリング部5に蓄積された
コンテンツが全ユーザに利用された回数をもとに各コン
テンツを順位付けした情報ファイルを利用し、順位の高
い(利用頻度の高い)コンテンツを表すサムネイルを大
きく、順位の低い(利用頻度の低い)コンテンツを表す
サムネイルを小さくして表示するフィルタリングであ
る。ランキングフィルタでは、利用履歴でランキング順
位を付けられたコンテンツに対し、それぞれのコンテン
ツにおいて、コンテンツのランキング順位を全コンテン
ツ数で割った実数値をフィルタリングに用いる。
【0067】表1に示す新着フィルタは、現在時刻にお
いて、表3に示すメタデータ内の有効期限(開始)、有
効期限(終了)の期間内にあるコンテンツのサムネイル
の大きさを拡大させるフィルタリングである。新着フィ
ルタでは、表3のメタデータ内にある有効期限(開始)
の時間を“0”、有効期限(終了)の時間の中間の時間
を“1”、有効期限(終了)の時間を“0”として、シ
ステム内の現在時間を実数値にスケーリングする。ここ
でシステムの現在時間が有効期限(開始)前の場合、及
び有効期限(終了)後の場合は“0”とする、
【0068】フィルタリング統合部8におけるカスタマ
イズフィルタリング機能は、フィルタリング機能の一覧
ウインドウの新規作成を選択することにより、カスタマ
イズフィルタリング機能の設定画面が表示される。この
ウインドウでは、ユーザのコンテンツ探索に必要なフィ
ルタリング機能を自由に選択し、必要な検索キーを入力
して作成する。作成ウインドウの例を図11に示す。こ
のウインドウでは、上からキーワードフィルタ、ランキ
ングフィルタ、新着フィルタを示している。
【0069】ここで、表1に示すキーワードフィルタに
おいては、キーボードなどによる検索キー入力以外に、
システム側から検索キー候補を提示して、ユーザが選択
してキーワードフィルタリングすることも、同じキーワ
ードフィルタリングであることに変わりない。このウイ
ンドウにおいて“作成”を選択すると、フィルタリング
機能一覧に新規のカスタマイズフィルタリング機能が追
加され。そのフィルタリング結果に応じてコンテンツサ
ムネイルの大きさが変化する。例えば、各フィルタリン
グの数値結果を“0”から“1”までの数値にスケーリ
ングし、各フィルタリング結果の数値を足し合わせた値
をカスタマイズフィルタリングの数値結果とし、その数
値結果をもとにコンテンツサムネイルの大きさを変化さ
せる。
【0070】このように、フィルタリング統合部8にお
けるカスタマイズフィルタリング機能では、あるウイン
ドウ内に各フィルタリング機能を視覚的に表示し、利用
するフィルタリング機能をチェックボックスなどで選択
できるようにする。ここで、検索キーにテキスト情報や
数値情報が必要な場合は、適宜情報を入力してカスタマ
イズしたフィルタリング機能を生成する。そして、生成
されたカスタマイズしたフィルタリング機能が実行され
ると、フィルタリング統合部8により各フィルタリング
機能の結果が統合されて数値化され、その結果に応じて
サムネイルの大きさが変化する。
【0071】図12は、図7に示すシステムのハードウ
ェア構成を示す図であり、システムは、文書情報コンテ
ンツを蓄積する前述のコンテンツ蓄積部1と、内容キー
ワード生成手段により生成されたコンテンツサムネイル
の内容を示す内容キーワードが蓄積される前述の内容キ
ーワード蓄積部7と、CPU11と、記録媒体12と、
マウスやキーボードなどの操作部13と、表示部14と
から構成される。ここで、記録媒体12には、前述のコ
ンテンツプロファイル生成部2の機能、マップ位置決定
部3の機能、マップ散策部4の機能、フィルタリング部
5の機能、文書情報コンテンツ提示部6の機能、及びフ
ィルタリング統合部8の機能をそれぞれ実現するための
各プログラムが格納され、CPU11が記録媒体12の
各プログラムを読み出して実行することにより、前述の
各部の機能を実現する。
【0072】このように第2の実施の形態のシステムで
は、フィルタリング部5により生成された各フィルタリ
ング機能を組み合わせてカスタマイズするカスタマイズ
フィルタリング機能を可能にしたものである。また、コ
ンテンツサムネイルの内容を示す内容キーワードを生成
して、コンテンツサムネイルが配置される2次元平面上
に配置したものである。この結果、明確な目的を持った
ユーザがフィルタリング機能をカスタマイズすることに
より、またはコンテンツサムネイルの内容を示す内容キ
ーワードを二次元平面に配置することにより、そのユー
ザが関心をもつサムネイルを拡大表示することができ
る。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、文
書情報コンテンツを蓄積する文書コンテンツ蓄積手段
と、文書コンテンツ蓄積手段内の文書情報コンテンツ検
索のための書誌情報であるコンテンツプロファイルを生
成するコンテンツプロファイル生成手段と、コンテンツ
プロファイル生成手段により生成されたコンテンツプロ
ファイルに基づいて文書情報コンテンツを指し示すリン
ク情報を含むコンテンツサムネイルを2次元平面に配置
するマップ配置決定手段とを備えるとともに、マップ散
策手段、フィルタリング手段及び文書情報コンテンツ提
示手段を備え、マップ散策手段はマップ上でコンテンツ
サムネイルのズームイン、ズームアウト及びパンを含む
散策機能を提供し、かつフィルタリング手段は所定の条
件と一致するコンテンツサムネイルを前記2次元平面を
示すマップ上に提示するとともに、文書情報コンテンツ
提示手段は、マップ散策手段及びフィルタリング手段の
少なくとも一方の出力に基づくコンテンツサムネイルを
閲覧利用者に提供するとともに、前記閲覧利用者による
前記コンテンツサムネイルの指定操作に基づいてこのコ
ンテンツサムネイルに応じた文書情報コンテンツの概要
と詳細とを順次前記閲覧利用者に提示するようにしたの
で、閲覧利用者はマップとして表現された情報空間を散
策しながら、閲覧対象文書情報コンテンツを選択して閲
覧することができる。この結果、特に明確な意図をもた
ずカタログやガイドブックなどを眺め見るような状態の
閲覧利用者に対して、地図上を散策するようなイメージ
で情報空間を散策しながら、文書情報コンテンツの概要
ならびにその詳細を閲覧させることができる。
【0074】また、フィルタリング機能生成手段により
生成された各フィルタリング機能を組み合わせてカスタ
マイズするカスタマイズフィルタリング機能を可能にし
たので、明確な目的を持った利用者がフィルタリング機
能をカスタマイズすることにより、その利用者が関心を
もつサムネイルを拡大表示することができる。さらに、
コンテンツサムネイルが配置される2次元平面上にコン
テンツサムネイルの内容を示す内容キーワードを配置可
能にしたので、同様に明確な目的を持った利用者がユー
ザが前記2次元平面に内容キーワードを配置することに
より、その利用者が関心をもつサムネイルを拡大表示す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施の形態の文書情報コ
ンテンツ閲覧システムの概要を説明する図である。
【図2】 図1の文書情報コンテンツ閲覧システムの構
成を示すブロック図である。
【図3】 図1のシステムを番組ガイドに適用した場合
の利用イメージを表す図である。
【図4】 図3に示す基本ブラウズモードの利用イメー
ジを表す図である。
【図5】 図3に示す新着コンテンツモードの利用イメ
ージを表す図である。
【図6】 図1のシステムのハードウェア構成を示す図
である。
【図7】 本発明に係る第2の実施の形態の文書情報コ
ンテンツ閲覧システムの構成を示すブロック図である。
【図8】 図7のシステムにおけるコンテンツサムネイ
ルと内容キーワードの表示状況を表す図である。
【図9】 図7のシステムにおける内容キーワード選択
によるズームインの状況を表す図である。
【図10】 図7のシステムにおける移動ステータスの
状況を表す図である。
【図11】 図7のシステムにおけるパーソナルフィル
タの設定画面を表す図である。
【図12】 図7のシステムのハードウェア構成を示す
図である。
【符号の説明】
1…コンテンツ蓄積部、2…コンテンツプロファイル生
成部、3…マップ位置決定部、4…マップ散策部、5…
フィルタリング部、6…文書情報コンテンツ提示部、7
…内容キーワード蓄積部、8…フィルタリング統合部、
11…CPU、12…記録媒体、13…操作部、14…
表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 泰仁 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 井上 聡 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 藤田 悦郎 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 宮本 信夫 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND03 NK04 PQ13 PQ48

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書情報コンテンツを蓄積する文書コン
    テンツ蓄積手段と、 前記文書コンテンツ蓄積手段内の文書情報コンテンツ検
    索のための書誌情報であるコンテンツプロファイルを生
    成するコンテンツプロファイル生成手段と、 前記コンテンツプロファイル生成手段により生成された
    コンテンツプロファイルに基づいて前記文書情報コンテ
    ンツを指し示すリンク情報を含むコンテンツサムネイル
    を2次元平面に配置するマップ配置決定手段と、 前記2次元平面を示すマップ上で前記コンテンツサムネ
    イルのズームイン、ズームアウト及びパンを含む散策機
    能を提供するマップ散策手段と、 所定の条件と一致するコンテンツサムネイルを前記マッ
    プ上に提示するフィルタリング手段と、 前記マップ散策手段及びフィルタリング手段の少なくと
    も一方の出力に基づくコンテンツサムネイルを閲覧利用
    者に提供するとともに、前記閲覧利用者による前記コン
    テンツサムネイルの指定操作に基づいてこのコンテンツ
    サムネイルに応じた文書情報コンテンツの概要と詳細と
    を順次前記閲覧利用者に提示する文書情報コンテンツ提
    示手段とを有し、閲覧利用者が前記マップとして表現さ
    れた情報空間を散策しながら、閲覧対象文書情報コンテ
    ンツを選択し、閲覧可能にすることを特徴とする文書情
    報コンテンツ閲覧システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記フィルタリング手段は、人気の高い文書情報コンテ
    ンツに応じたコンテンツサムネイルを前記人気の度合い
    に応じて大きくし前記閲覧利用者に提供することを特徴
    とする文書情報コンテンツ閲覧システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記フィルタリング手段は、前記コンテンツサムネイル
    をこのコンテンツサムネイルに対応する文書情報コンテ
    ンツの鮮度に応じて大きくし前記閲覧利用者に提供する
    ことを特徴とする文書情報コンテンツ閲覧システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記フィルタリング手段は、 前記コンテンツプロファイル生成手段により生成された
    コンテンツプロファイルに含まれる各データに対するフ
    ィルタリング機能を生成するフィルタリング機能生成手
    段と、前記フィルタリング機能生成手段により生成され
    た複数のフィルタリング機能を組み合わせてカスタマイ
    ズフィルタリング機能として生成するカスタマイズフィ
    ルタリング機能生成手段とを有し、 閲覧利用者が前記2次元空間上で文書情報コンテンツを
    探索する場合、前記カスタマイズフィルタリング機能生
    成手段により生成されたカスタマイズフィルタリング機
    能を使うことによって、文書情報コンテンツを選択し、
    閲覧可能にすることを特徴とする文書情報コンテンツ閲
    覧システム。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記文書情報コンテンツの内容を示す内容キーワードを
    生成する内容キーワード生成手段を備え、 前記マップ配置決定手段は、前記内容キーワード生成手
    段により生成された内容キーワードを、前記コンテンツ
    サムネイルが配置された2次元平面内に配置する内容キ
    ーワード配置手段を有することを特徴とする文書情報コ
    ンテンツ閲覧システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記マップ散策手段は、前記マップ上で前記コンテンツ
    サムネイル及び内容キーワードのズームイン、ズームア
    ウト及びパン操作を行う際にクリック地点からドラッグ
    先までの移動量に応じてズームイン、ズームアウト及び
    パン操作が可能な操作手段を有することを特徴とする文
    書情報コンテンツ閲覧システム。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 前記フィルタリング機能生成手段は、前記コンテンツプ
    ロファイルに含まれる対象とするデータのフィルタリン
    グ結果を数値で表し、前記数値に応じてコンテンツサム
    ネイルの大きさを変えることを特徴とする文書情報コン
    テンツ閲覧システム。
  8. 【請求項8】 請求項4において、 前記カスタマイズフィルタリング機能生成手段は、複数
    のフィルタリング機能の組み合わせ結果を統合して、こ
    の統合結果を数値で表し、前記数値に応じてコンテンツ
    サムネイルの大きさを変えることを特徴とする文書情報
    コンテンツ閲覧システム。
  9. 【請求項9】 請求項5において、 前記内容キーワード生成手段は、階層構造を有する内容
    キーワードを生成し、前記内容キーワード配置手段は、
    この内容キーワードの前記階層構造を維持した状態で前
    記2次元平面に配置することを特徴とする文書情報コン
    テンツ閲覧システム。
  10. 【請求項10】 文書情報コンテンツを蓄積する第1の
    ステップと、 前記文書情報コンテンツの検索のための書誌情報である
    コンテンツプロファイルを生成する第2のステップと、 前記第2のステップの処理により生成されたコンテンツ
    プロファイルに基づいて前記文書情報コンテンツを指し
    示すリンク情報を含むコンテンツサムネイルを2次元平
    面に配置する第3のステップと、 前記2次元平面を示すマップ上で前記コンテンツサムネ
    イルのズームイン、ズームアウト及びパンを含む散策機
    能を提供する第4のステップと、 所定の条件と一致するコンテンツサムネイルを前記マッ
    プ上に提示する第5のステップと、 前記第4及び第5のステップの少なくとも一方の処理に
    基づくコンテンツサムネイルを閲覧利用者に提供すると
    ともに、前記閲覧利用者による前記コンテンツサムネイ
    ルの指定操作に基づいてこのコンテンツサムネイルに応
    じた文書情報コンテンツの概要と詳細とを順次前記閲覧
    利用者に提示する第6のステップとを有することを特徴
    とする文書情報コンテンツ閲覧方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記第5のステップにおける処理は、人気の高い文書情
    報コンテンツに応じたコンテンツサムネイルを前記人気
    の度合いに応じて大きくし前記閲覧利用者に提供する第
    7のステップを含むことを特徴とする文書情報コンテン
    ツ閲覧方法。
  12. 【請求項12】 請求項10において、 前記第5のステップにおける処理は、前記コンテンツサ
    ムネイルをこのコンテンツサムネイルに対応する文書情
    報コンテンツの鮮度に応じて大きくし前記閲覧利用者に
    提供する第8のステップを含むことを特徴とする文書情
    報コンテンツ閲覧方法。
  13. 【請求項13】 請求項10において、 前記第5のステップにおける処理は、 前記第2のステップの処理に基づき生成されたコンテン
    ツプロファイルに含まれる各データに対するフィルタリ
    ング機能を生成する第9のステップと、前記第9のステ
    ップの処理に基づき生成された複数のフィルタリング機
    能を組み合わせてカスタマイズフィルタリング機能とし
    て生成する第10のステップとを含むことを特徴とする
    文書情報コンテンツ閲覧方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記文書情報コンテンツの内容を示す内容キーワードを
    生成する第11のステップを有し、 前記第3のステップにおける処理は、前記第11のステ
    ップの処理に基づき生成された内容キーワードを、前記
    コンテンツサムネイルが配置された2次元平面内に配置
    する第12のステップを含むことを特徴とする文書情報
    コンテンツ閲覧方法。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記第4のステップにおける処理は、前記マップ上で前
    記コンテンツサムネイル及び内容キーワードのズームイ
    ン、ズームアウト及びパン操作を行う際にクリック地点
    からドラッグ先までの移動量に応じてズームイン、ズー
    ムアウト及びパン操作が可能な第13のステップを有す
    ることを特徴とする文書情報コンテンツ閲覧方法。
  16. 【請求項16】 請求項13において、 前記第9のステップにおける処理は、前記コンテンツプ
    ロファイルに含まれる対象とするデータのフィルタリン
    グ結果を数値で表し、前記数値に応じてコンテンツサム
    ネイルの大きさを変える第14のステップを含むことを
    特徴とする文書情報コンテンツ閲覧方法。
  17. 【請求項17】 請求項13において、 前記第10のステップにおける処理は、複数のフィルタ
    リング機能の組み合わせ結果を統合して、この統合結果
    を数値で表し、前記数値に応じてコンテンツサムネイル
    の大きさを変える第15のステップを含むことを特徴と
    する文書情報コンテンツ閲覧方法。
  18. 【請求項18】 請求項14において、 前記第11のステップにおける処理は、階層構造を有す
    る内容キーワードを生成する第16のステップを含み、
    前記第12のステップにおける処理は、前記第16のス
    テップの処理に基づき生成された内容キーワードの前記
    階層構造を維持した状態で前記2次元平面に配置する第
    17のステップを含むことを特徴とする文書情報コンテ
    ンツ閲覧方法。
  19. 【請求項19】 請求項10ないし請求項18の何れか
    1項に記載された文書情報コンテンツ閲覧方法をコンピ
    ュータに実行させるためのプログラム。
  20. 【請求項20】 請求項10ないし請求項18の何れか
    1項に記載された文書情報コンテンツ閲覧方法をコンピ
    ュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
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