JP2003075659A - 光導波路形成方法及び光導波路 - Google Patents

光導波路形成方法及び光導波路

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JP2003075659A
JP2003075659A JP2001270151A JP2001270151A JP2003075659A JP 2003075659 A JP2003075659 A JP 2003075659A JP 2001270151 A JP2001270151 A JP 2001270151A JP 2001270151 A JP2001270151 A JP 2001270151A JP 2003075659 A JP2003075659 A JP 2003075659A
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optical waveguide
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Yoshimichi Oki
義路 大木
Hiromitsu Kato
宙光 加藤
Makoto Fujimaki
真 藤巻
Takashi Noma
崇 野間
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Waseda University
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Waseda University
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 所定の誘起光を照射することによる屈折率変
化を短時間で行うこと。 【解決手段】 コア11とクラッド12の材料をシリコ
ン酸窒化物で形成して、紫外光Lを照射し、当該照射部
分の屈折率を変化させて周囲に対して屈折率の異なる部
分を形成して、コア11へグレーテイング構造を形成す
る。更に光照射によるコア・クラッド構造の形成も可能
となる。窒素の含有率が6原子%を超えるシリコン酸窒
化物では、窒素の含有率の増加に伴って高密度化による
光誘起屈折率の増加量が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路形成方法
及び光導波路に係り、更に詳しくは、周囲に対して屈折
率の異なる部分を短時間で製造可能となる光導波路形成
方法及び光導波路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ゲルマニウム(Ge)ドープ
の石英(SiO)からなるコアと、純粋の石英からな
るクラッドとからなる石英系の光ファイバーに、複数の
貫通穴が形成されたマスクを外側から被せ、当該マスク
の外側から紫外光を照射することにより、前記貫通穴に
対応するコアの部分にグレーティングを形成する方法が
知られている。このように形成されたグレーティングを
有する光導波路は、光の分波器やフィルター、若しく
は、反射ミラー等として利用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
方法にあっては、ゲルマニウムがドープされたコアを用
いており、バンドギャップが広く紫外光感度が低いた
め、グレーティングの形成時間が必然的に長くなり、グ
レーティングの製造効率が低下するという不都合があ
る。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、所定の誘起光を照
射することによる屈折率変化を短時間で行うことができ
る光導波路形成方法及び光導波路を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、珪素、酸素及び窒素を含む光導波材料に
所定の誘起光を照射し、当該照射部分の屈折率を変化さ
せることにより、周囲に対して屈折率の異なる部分を形
成する、という手法を採っている。このような手法によ
れば、シリコン酸窒化物に例示される珪素、酸素及び窒
素を含む光導波材料は、ゲルマニウム添加シリカガラス
に比べてバンドギャップが狭く紫外光感度が高いため、
ゲルマニウム添加シリカガラスを用いた光導波路より
も、光誘起による屈折率変化を短時間で行うことがで
き、グレーティング等の製造効率を高めることができ
る。
【0006】また、本発明は、珪素、酸素及び窒素を含
む光導波材料によって形成された光導波路であって、所
定の誘起光を照射したときに、当該照射部分の屈折率が
変化する、という構成を採っており、このような構成に
よっても、前述した目的を達成しようとしたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】前記光導波材料として、シリコン
酸窒化物(SiO)を用いるとよい。このように
したときには、光導波材料に誘起光を照射して屈折率を
変化させた後で熱処理した場合に、耐性が強くなり熱に
対する安定性を高くすることができる。これは、シリコ
ン酸窒化物の光誘起による屈折率の変化要因として、高
密度化による要因が70%以上を占める一方、光誘起欠
陥による要因が数%に過ぎず、前者の要因によって屈折
率が変化したシリコン酸窒化物は、熱に対する安定性が
高いことに起因する。
【0008】また、前記窒素の含有率を変化させて、前
記照射部分の屈折率変化量を調整する、という手法を採
ることが好ましい。このような手法によれば、屈折率変
化量の調整を比較的簡単に行うことができる。
【0009】更に、窒素の含有率が6原子%を超える光
導波材料を用いる、という手法を採用するとよい。窒素
の含有率が6原子%以下の光導波材料では、前記屈折率
変化量が殆ど見られない一方、窒素の含有率が6原子%
超える光導波材料を用いると、窒素の含有率の増大に伴
って屈折率変化量が増大することとなる。
【0010】また、前記光導波材料を光導波路のコア及
びクラッドに用い、コアの窒素の含有率をクラッドより
も高く設定し、前記コア及びクラッドに前記誘起光を照
射してコアの屈折率変化量をクラッドの屈折率変化量よ
りも増大させることにより、周囲に対して屈折率が最も
高くなる部分を形成する、という手法を採用することが
できる。このような手法によれば、コアとクラッドとの
間で窒素の含有量のみが相違する同一材料によってグレ
ーティング等を有する光導波路を形成することができ、
モノシックな光導波路の形成が可能となる。
【0011】なお、本明細書において、「誘起光」と
は、窒素を含む光導波材料に照射されたときに、光誘起
による屈折率変化を発生可能となるエネルギーを有する
光を意味し、具体的には、紫外光及び当該紫外光よりも
波長の短い光を含む概念として用いる。
【0012】また、「光導波路」とは、光の通路が形成
された光デバイス部品の総称として用い、例えば、光フ
ァイバーや複数の板状材料を積層してなる平面光導波路
の他に光集積回路等をも含む。
【0013】更に、「原子%」とは、物質全体の原子数
を100としたときの所定元素の原子数、すなわち、原
子百分率を意味する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0015】図1には、本実施例に係る光導波路として
の光ファイバーの断面図が示されている。この図におい
て、光ファイバー10は、コア11と、このコア11の
周囲に設けられたクラッド12とにより構成されてい
る。これらコア11及びクラッド12は、それぞれシリ
コン酸窒化物(SiO)により形成されている。
コア11は、クラッド12よりも窒素の含有率が高く設
定され、これによって、クラッド12よりも屈折率が高
くなっている。
【0016】なお、光ファイバー10の形成に際して
は、CVD法等の公知の各種方法を用いて行うことがで
きる。
【0017】この光ファイバー10に、誘起光としての
紫外光を照射し、周囲に対して屈折率の異なる部分とな
るグレーティングを形成する場合には、図2に示される
ように、貫通穴Hが所定のピッチで形成されたマスクM
を光ファイバー10の外側から被せ、貫通穴Hの上方か
ら紫外光Lを照射することによって行われる。この際、
貫通穴Hが形成されていないマスクMの部分に相対する
光ファイバー10の部分には、紫外光Lが当たらず、当
該紫外光Lを照射する前の状態から殆ど変化しない。一
方、貫通穴Hに相対する光ファイバー10の部分は、紫
外光Lが当たるため、当該紫外光Lにより誘起されて屈
折率が増加し、これによって、紫外光Lが照射されたコ
ア11の部分に、その周囲よりも高屈折率のグレーティ
ング部13が形成される。すなわち、貫通穴Hのピッチ
に応じたグレーティング部13がコア11に形成される
ことになる。ここで、コア11及びクラッド12は、そ
れぞれシリコン酸窒化物(SiO)によって形成
されているが、窒素の含有率に差があるため、紫外光L
が照射される部分における屈折率の増加量は、コア11
及びクラッド12間で差が生じ、具体的には、コア11
の屈折率増加量がクラッド12よりも大きくなる。ま
た、シリコン酸窒化物の窒素含有量を6原子%以下とし
た場合には、後述するように、紫外光Lを照射しても屈
折率が殆ど増加しないため、クラッド12の窒素含有量
を6原子%以下とすると、クラッド12との屈折率の差
がより高いグレーティング部13を形成することができ
る。なお、以上の窒素含有量は、例えば、光電子分光法
によって測定される。
【0018】次に、本発明の作用を奏し得る範囲を確認
するために、以下の実験を行った。
【0019】本実験は、窒素含有率がそれぞれ異なる六
種類のシリコン酸窒化物に紫外光を照射し、それによる
光誘起屈折率の変化量をエリプソメータで測定したもの
である。ここでのシリコン酸窒化物の窒素含有率は、
3.6原子%、6.0原子%、6.1原子%、7.0原
子%、7.7原子%、9.6原子%とした。また、紫外
光の光源としては、KrFエキシマレーザを用い、その
照射条件として、レーザパワー密度を1パルス当たり3
00mJ/cm2とし、繰り返し周波数を10Hzとし
た。なお、シリコン酸窒化物の窒素含有率は、光電子分
光法によって測定した数値である。
【0020】以上の実験の結果、図3に示されるよう
に、6.0原子%以下の窒素含有率のシリコン酸窒化物
では、照射パルス数が2.5×105以下で光誘起屈折
率の変化が殆ど見られなかった。一方、6.0原子%を
超える窒素含有率のシリコン酸窒化物では、照射パルス
数が2.5×105以下で窒素含有率の増加に伴い1パ
ルス当たりの屈折率変化量が増加することが実証され
た。すなわち、6.0原子%を超える窒素含有率のシリ
コン酸窒化物では、窒素含有率の増加に伴って紫外光感
度が増加する。このように、シリコン酸窒化物の屈折率
が変化する要因としては、光誘起欠陥による要因と高密
度化による要因とが考えられるが、シリコン酸窒化物の
場合には、高密度化による屈折率変化が支配的であるこ
とが今回の実験に付随して行った実験により分かった。
一般的には、光誘起欠陥による屈折率変化よりも、高密
度化による屈折率変化の方が熱処理に対して耐性が強い
とされるため、紫外光誘起によって屈折率が増大された
シリコン酸窒化物は、熱に対して高い安定性を有してい
ることが明らかに理解されるであろう。なお、高密度化
が屈折率変化に寄与する割合は、窒素含有率によって変
わり、窒素含有率が7.0原子%のシリコン酸窒化物で
98%程度となる一方、窒素含有率が9.6原子%のシ
リコン酸窒化物で70%程度となり、窒素含有率の増大
に伴って減少することも分かった。
【0021】従って、このような実施例によれば、シリ
コン酸窒化物のバンドギャップが、従来の光ファイバー
のコアに用いられるゲルマニウム(Ge)ドープの石英
(SiO)よりも狭く紫外光感度が高いため、一定以
上の窒素含有率のシリコン酸窒化物からなる光ファイバ
ー10に紫外光Lを当ててグレーティング13を形成し
たときに、当該グレーティング13の形成を従来の石英
系光ファイバーよりも早く行うことができるという効果
を得る。
【0022】また、窒素の含有率の相違によって光誘起
屈折率の増加量が変わるため、窒素の含有量を増減させ
ることで、光誘起屈折率の変化量を簡単に調整すること
ができるという効果をも得る。
【0023】なお、前記実施例では、グレーティング1
3を有する光ファイバー10の形成について説明した
が、本発明はこれに限らず、グレーティング13を有し
ない光ファイバー10の形成に適用することもできる。
すなわち、図4に示されるように、6.0原子%を超え
る一定の窒素含有率のシリコン酸窒化物で略円柱状の基
材Bを形成し、略中央に平面視円形状の貫通穴Hが形成
されたマスクMを、基材Bにおける軸線方向一端面側に
対向させ、マスクMの外側から紫外光Lを照射する。す
ると、貫通穴Hに対向する基材Bの部分から図中下方に
向かって紫外光Lが照射され、当該照射部分の屈折率が
増加してコア11を形成することができ、紫外光Lが照
射されずに屈折率が変化しない残り部分をクラッド12
とすることができる。従って、このような場合には、従
来よりも簡単且つ迅速に光ファイバー10を形成するこ
とが可能になる。
【0024】また、図5に示されるように、本発明を平
面光導波路20に適用することも可能である。この平面
光導波路20は、シリコン基板Bと、このシリコン基板
Bに積層されるシリコン酸窒化物製の表層21とからな
る。この表層21は、上下一対のクラッド層22,22
と、これらクラッド層22,22の間に挟みこまれたコ
ア層23とからなり、このコア層23の一部に、紙面直
交方向に延びる光伝送路24が形成されている。クラッ
ド層22は、6.0原子%以下となる窒素含有率のシリ
コン酸窒化物によって形成される一方、コア層23は、
6.0原子%を超える窒素含有率のシリコン酸窒化物に
よって形成されている。光伝送路24は、周囲のクラッ
ド層22やコア層23よりも高屈折率となっており、こ
れによって、光伝送路24に入射した光は、光伝送路2
4に沿って伝播することとなる。この光伝送路24は、
シリコン基板Bに表層21を積層した後で、所望する光
伝送路24の平面形状に対応した平面形状の貫通穴Hが
形成されたマスクMを光導波路20の上方に配置し、マ
スクMの上方から紫外光Lを照射することによって形成
される。この際、紫外光Lは、貫通穴Hに相対する平面
光導波路20の部分に照射されるが、クラッド層22
は、6.0原子%以下となる窒素含有率のシリコン酸窒
化物によって形成されるため、紫外光Lが照射されるク
ラッド層22の部分の屈折率は殆ど変化しない。一方、
コア層23は、6.0原子%を超える窒素含有率のシリ
コン酸窒化物によって形成されるため、貫通穴Hの下方
に位置して紫外光Lが照射されるコア層23の部分は、
紫外光Lの照射前よりも屈折率が増加し、これによっ
て、周囲よりも屈折率の高い光伝送路24の形成が可能
となる。
【0025】ところで、シリコン基板Bに表層21を積
層する工程は、例えば、以下の手順で行われる。
【0026】すなわち、平行平板型のプラズマ化学気相
堆積装置を用い、三種類のガス(SiH、NO、N
)を原料として、SiHガスの流量を変えること
で、窒素含有率の異なるシリコン酸窒化物(表層21)
をシリコン基板Bに堆積する。ここでは、上部電極に最
高周波数を印加することで、デポガス(SiH、N
O、N)を分解する一方、下部電極に最低周波数を印
加することで、膜質ストレスをコントロールする。な
お、この際の各種条件としては、以下の条件が例示でき
る。 最高周波数(13.56MHz):0.54KW 最低周波数(400KHz):0.38KW 圧力:1.8Torr 基板温度:400℃ SiHガスの流量:150sccm、250scc
m、350sccm、450sccm、550sccm NOガスの流量:9400sccm(一定) Nガスの流量:5400sccm(一定)
【0027】なお、平面光導波路20の形成に際して
は、前述したプラズマ化学気相堆積法(PECVD法)
の他に、他のCVD法等、公知の各種方法を用いて行う
ことができる。
【0028】この場合では、平面光導波路20における
光伝送路24を、紫外光Lの照射によって描画するよう
に形成でき、従来の一般的な手法であるエッチングによ
って形成する必要がなくなって光伝送路24をより簡単
に形成することができる。
【0029】なお、以上の説明において、シリコン酸窒
化物の屈折率を調整するために、シリコン酸窒化物に紫
外光Lを照射しているが、本発明はこれに限らず、紫外
光Lよりも波長の短い他の誘起光をシリコン酸窒化物に
照射することも可能である。要するに、本発明に適用さ
れる誘起光としては、窒素を含む光導波材料に照射した
ときに、光誘起による屈折率変化を発生し得る高エネル
ギーの光であれば何でも良い。
【0030】また、誘起光が照射される光導波材料とし
て、シリコン酸窒化物を用いたが、前述と同様の作用を
奏し得る限りにおいて、珪素、酸素及び窒素を含む他の
光導波材料を適用することも可能である。
【0031】更に、前述した光ファイバー10或いは平
面光導波路20の形成において、マスクMを用いたが、
紫外光L等の誘起光を集光することで当該誘起光を所望
の場所にスポット的に照射できれば、マスクMを省略す
ることも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
窒素を含む光導波材料に所定の誘起光を照射することに
より屈折率変化をさせて光導波路を形成したから、当該
光導波路を従来よりも短時間で形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における光ファイバーの概略断面図。
【図2】図1の光ファイバーにグレーティングを形成す
る方法を説明するための概略断面図。
【図3】光誘起屈折率が変化する窒素含有率の範囲を確
認するための実験結果を示す表。
【図4】本実施例の他の変形例を説明するための概略斜
視図。
【図5】本実施例の更に他の変形例を説明するための概
略断面図。
【符号の説明】
10 光ファイバー(光導波路) 11 コア 12 クラッド 20 平面光導波路 22 クラッド層 23 コア層 L 紫外光(誘起光)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野間 崇 岡山県岡山市大供表町10番3号 Fターム(参考) 2H047 KA04 LA02 PA05 PA11 PA22 QA02 QA04 TA43 2H050 AB02Z AB18Z AC82 AC84

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 珪素、酸素及び窒素を含む光導波材料に
    所定の誘起光を照射し、当該照射部分の屈折率を変化さ
    せることにより、周囲に対して屈折率の異なる部分を形
    成することを特徴とする光導波路形成方法。
  2. 【請求項2】 前記光導波材料として、シリコン酸窒化
    物を用いることを特徴とする請求項1記載の光導波路形
    成方法。
  3. 【請求項3】 前記窒素の含有率を変化させて、前記照
    射部分の屈折率変化量を調整することを特徴とする請求
    項1又は2記載の光導波路形成方法。
  4. 【請求項4】 窒素の含有率が6原子%を超える光導波
    材料を用いることを特徴とする請求項1、2又は3記載
    の光導波路形成方法。
  5. 【請求項5】 前記光導波材料を光導波路のコア及びク
    ラッドに用い、コアの窒素の含有率をクラッドよりも高
    く設定し、前記コア及びクラッドに前記誘起光を照射し
    てコアの屈折率変化量をクラッドの屈折率変化量よりも
    増大させることにより、周囲に対して屈折率が最も高く
    なる部分を形成することを特徴とする請求項1〜4の何
    れかに記載の光導波路形成方法。
  6. 【請求項6】 珪素、酸素及び窒素を含む光導波材料に
    よって形成された光導波路であって、所定の誘起光を照
    射したときに、当該照射部分の屈折率が変化することを
    特徴とする光導波路。
  7. 【請求項7】 前記窒素の含有率によって、前記照射部
    分の屈折率変化量を調整可能に設けられていることを特
    徴とする請求項6記載の光導波路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015219421A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 日本電信電話株式会社 波長変換素子

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