JP2003075482A - インピーダンス検出方法、静電容量検出方法及びそのための装置 - Google Patents
インピーダンス検出方法、静電容量検出方法及びそのための装置Info
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Abstract
したときでも出力が反転することのないインピーダンス
検出方法及びそのための装置を提供すること。 【解決手段】 インピーダンス検出装置は、被検出イン
ピーダンスのインピーダンスを検出するために交流信号
発生部2からの交流信号Vinを受け取るインピーダンス
検出部1と加算回路5とを備える。インピーダンス検出
部1の出力には、第1インピーダンス4の一端が接続さ
れ、交流信号発生部2には第2インピーダンス7の一端
が接続される。第1インピーダンス4の他端と第2イン
ピーダンス7の他端とは加算回路5の入力に接続され
る。被検出インピーダンスの最大変動範囲に応じて、第
1インピーダンス4と第2インピーダンス7とのうち少
なくとも一方が調整される。
Description
ダンス及び静電容量を正確に検出するためのインピーダ
ンス及び静電容量検出方法及びそのための装置に関す
る。
性センサの容量を検出する容量検出装置においては、初
期設定時に、容量性センサの出力をキャンセルするよう
回路素子の値が調整される。しかし、そうした調整後に
実際に容量性センサの容量を測定すると、センサ容量が
基準値(例えばゼロ値)をまたぐように変化する、つま
り、容量性センサの出力が正から負へ、又は負から正へ
反転することがある。このような反転が生じると、容量
検出装置の出力を演算する後段の回路での処理が極めて
困難になるという問題があった。
を解決するために提案されたものであり、この発明の目
的は、センサ容量が基準値をまたぐように変化したとき
でも出力の位相が180゜反転することのないセンサ容
量検出方法及びそのための装置を提供することにある。
め、請求項1の発明は、被検出インピーダンスのインピ
ーダンスを検出するためのインピーダンス検出部に交流
信号を入力し、第1インピーダンスを介した前記インピ
ーダンス検出部の出力と、第2インピーダンスを介した
前記交流信号とを加算手段によって加算して出力するイ
ンピーダンス検出方法であって、前記インピーダンスの
最大変動範囲に応じて、前記第1インピーダンスと前記
第2インピーダンスとのうち少なくとも一方を調整する
ことを特徴とするインピーダンス検出方法、を提供す
る。
のインピーダンスを検出するためのインピーダンス検出
部に交流信号を入力し、第1インピーダンスを介した前
記インピーダンス検出部の第1の出力と、第2インピー
ダンスを介した前記インピーダンス検出部の第2の出力
とを減算手段によって減算して出力するインピーダンス
検出方法であって、前記インピーダンスの最大変動範囲
に応じて、前記第1インピーダンスと前記第2インピー
ダンスとのうち少なくとも一方を調整することを特徴と
するインピーダンス検出方法、を提供する。
のインピーダンスを検出するためのインピーダンス検出
部に交流信号を入力し、前記インピーダンス検出部の第
1の出力を位相振幅調整手段に入力し、第1インピーダ
ンスを介した前記位相振幅調整手段の出力と、第2イン
ピーダンスを介した前記インピーダンス検出部からの第
2の出力とを加算手段によって加算して出力するインピ
ーダンス検出方法であって、前記インピーダンスの最大
変動範囲に応じて、前記第1インピーダンスと前記第2
インピーダンスとのうち少なくとも一方を調整すること
を特徴とするインピーダンス検出方法、を提供する。
出部を、第1演算増幅器の反転入力端子に前記交流信号
を印加し、前記第1演算増幅器の非反転入力端子を所定
の電位に接続するとともに、その出力端子とインピーダ
ンス変換器の入力端子間に第3インピーダンス素子を接
続し、前記インピーダンス変換器の入力端子と所定の電
位との間に前記被検出インピーダンスを接続し、前記第
1演算増幅器の出力端子に現れる電圧を検出信号として
出力するよう構成したことを特徴とする。
ンスが容量性のものであり、前記被検出インピーダンス
の容量の最大変動範囲に応じて、前記第1インピーダン
スと前記第2インピーダンスとのうち少なくとも一方を
調整することを特徴とするものである。
ンスがコンデンサであることを特徴とする。請求項7の
発明は、被検出インピーダンスのインピーダンスに対応
する検出信号を出力するインピーダンス検出装置であっ
て、被検出インピーダンスと、入力インピーダンスが高
く出力インピーダンスが低いインピーダンス変換器と、
第3インピーダンス素子と、第1演算増幅器とを含み、
前記インピーダンス変換器の入力端子には前記被検出イ
ンピーダンスの一端と前記第3インピーダンス素子の一
端とが接続され、前記第1演算増幅器の負帰還路に前記
第3インピーダンス素子と前記インピーダンス変換器と
が含まれるように接続され、前記第1演算増幅器の出力
に接続される信号出力端子とを備えるインピーダンス検
出部と、前記第1演算増幅器の入力に接続される交流信
号発生部と、前記信号出力端子の出力信号と前記交流信
号発生部の信号とを加算する加算回路と、前記インピー
ダンス検出部の出力に一端が接続された第1インピーダ
ンスと、前記交流信号発生部に一端が接続された第2イ
ンピーダンスとを具備し、前記第1インピーダンスの他
端と前記第2インピーダンスの他端とが前記加算回路の
入力に接続され、少なくとも前記第1インピーダンスと
前記第2インピーダンスとのいずれかが可変インピーダ
ンスであることを特徴とするインピーダンス検出装置、
を提供する。
インピーダンスに対応する検出信号を出力するインピー
ダンス検出装置であって、被検出インピーダンスと、入
力インピーダンスが高く出力インピーダンスが低いイン
ピーダンス変換器と、第3インピーダンス素子と、第1
演算増幅器とを含み、前記インピーダンス変換器の入力
端子には前記被検出インピーダンスの一端と前記第3イ
ンピーダンス素子の一端とが接続され、前記第1演算増
幅器の負帰還路に前記第3インピーダンス素子と前記イ
ンピーダンス変換器とが含まれるように接続され、前記
第1演算増幅器の出力に接続される信号出力端子とを備
えるインピーダンス検出部と、前記第1演算増幅器の入
力に接続される交流信号発生部と、前記インピーダンス
変換器の出力信号と前記信号出力端子の出力信号とを減
算する減算回路と、前記インピーダンス変換器の出力に
一端が接続された第1インピーダンスと、前記信号出力
端子に一端が接続された第2インピーダンスと、を具備
し、前記第1インピーダンスの他端と前記第2インピー
ダンスの他端とが前記減算回路の入力に接続され、少な
くとも前記第1インピーダンスと前記第2インピーダン
スとのいずれかが可変インピーダンスであることを特徴
とするインピーダンス検出装置、を提供する。
のインピーダンスに対応する検出信号を出力するインピ
ーダンス検出装置であって、被検出インピーダンスと、
入力インピーダンスが高く出力インピーダンスが低いイ
ンピーダンス変換器と、第3インピーダンス素子と、第
1演算増幅器とを含み、前記インピーダンス変換器の入
力端子には前記被検出インピーダンスの一端と前記第3
インピーダンス素子の一端とが接続され、前記第1演算
増幅器の負帰還路に前記第3インピーダンス素子と前記
インピーダンス変換器とが含まれるように接続され、前
記第1演算増幅器の出力に接続される信号出力端子とを
備えるインピーダンス検出部と、前記インピーダンス検
出部の出力に接続された位相振幅調整手段と、前記イン
ピーダンス変換器の出力信号と前記位相振幅調整手段の
出力信号とを加算する加算回路と、前記インピーダンス
変換器の出力に一端が接続された第1インピーダンス
と、前記位相振幅調整手段に一端が接続された第2イン
ピーダンスと、を具備し、前記第1インピーダンスの他
端と前記第2インピーダンスの他端とが前記加算回路の
入力に接続され、少なくとも前記第1インピーダンスと
前記第2インピーダンスとのいずれかが可変インピーダ
ンスであることを特徴とするインピーダンス検出装置。
を提供する。
変換器が、ボルテージフォロワとして動作する第2演算
増幅器を含むことを特徴とするものである。
ダンスが容量性であり、前記第3インピーダンス素子が
コンデンサであることを特徴とする。
ンス検出装置の若干の実施の形態例について、図1〜図
7を用いて説明し、併せて、この発明に係るインピーダ
ンス検出方法についても言及する。なお、これらの図に
おいて、同じ又は同様の構成要素は同一の参照数字で指
示するものとする。
出装置としての第1の実施の形態の例を概略的に示すブ
ロック図である。同図において、インピーダンス検出部
1は容量性センサ(図示せず)の容量を検出するための
ものであり、交流信号発生部2から交流信号を受け取
る。インピーダンス検出部1は信号出力端子3を備え、
信号出力端子3からの信号出力は第1インピーダンス4
を介して加算回路5内の演算増幅器6の反転入力端子に
印加される。また、演算増幅器6の反転入力端子には交
流信号発生部2からの交流信号も第2インピーダンス7
を介して印加される。演算増幅器6の非反転入力端子は
接地され、出力端子と反転入力端子との間には帰還イン
ピーダンス8(例えば抵抗)が接続される。
サ容量をCsとし、センサ容量Csは最大値と最小値と
の間で変化するものとする。また、交流信号発生部2か
ら出力される交流信号をVin、その角周波数をω、信号
出力端子3からの信号出力をVoutとし、k及びmを正
の定数とするとき、インピーダンス検出部1は、
ている。
ーダンス7及び帰還インピーダンスの値をそれぞれRp
1、Rp2及びRp3とし、加算回路5の出力したがって
演算増幅器6の出力をVaとすると、
/Rp2)・Vin} が成り立つ。そこで、第1インピーダンス4と第2イン
ピーダンス7とのうちの一方又は両方の値を適切に調整
することによって、出力Vaから不要なVinの成分を
除去する。これにより、センサ容量Csの値が変化して
も、出力Vaを検波して得られる信号はセンサ容量Cs
の変化を忠実に表すものとなり、従来のような反転が生
じることはない。この場合、帰還インピーダンス8の影
響も多少あるが、最も調整しやすいのは第1インピーダ
ンス4と第2インピーダンス7であり、大半は第1イン
ピーダンス4や第2インピーダンス7を調整することで
足りる。
おいては、容量性センサの容量Csを検出するためのイ
ンピーダンス検出部1に交流信号発生部2から交流信号
を入力し、第1インピーダンス4を介したインピーダン
ス検出部1の信号出力Voutと、第2インピーダンス7
を介した交流信号とを加算回路5における演算増幅器6
の反転入力端子に印加する。この場合、加算回路5を用
いたのは、第1インピーダンス4を介したインピーダン
ス検出部1の信号出力Voutと、第2インピーダンス7
を介した交流信号とは符号が異なるという性質を利用し
て、交流信号発生部2からの交流信号の一部を信号出力
Voutから除去するためである。したがって、センサ容
量Csの最大値と最小値の幅を考慮して第1インピーダ
ンス4と第2インピーダンス7との値のうちの一方又は
両方を適切に調節することにより、センサ容量Csの変
化に無関係に、加算回路5の出力Vaを検波して得た信
号に従来のような反転は生じない。
インピーダンス検出装置としての容量検出装置との出力
信号を対比して示す図である。まず、細い実線21は従
来の容量検出回路の出力を示しており、その交流出力を
検波して得た包絡線22(一点鎖線で示す)は、図に
「反転域」として示すように、出力基準値Rよりも下側
の部分が反転されて上側に現れてしまう部分を含んでい
る。これに対して、点線23は本発明による容量検出装
置の出力Vaを示しており、これを検波して得た包絡線
24(太い実線で示す)はセンサ容量Csの変化を忠実
に反映し、従来のような反転が生じることはない。
出装置の第2の実施の形態の例を概略的に示すブロック
図である。同図において、容量性センサのセンサ容量C
sを測定するためのインピーダンス検出部31は、交流
信号発生部2から交流信号を受け取る。このインピーダ
ンス検出部31は、信号出力端子3に加えて、交流信号
出力端子32を備えている。信号出力端子3からの信号
出力Voutは、第1インピーダンス4を介して減算回路
33の演算増幅器34の非反転入力端子に入力され、交
流信号出力端子32からの交流信号出力VOは第2イン
ピーダンス7を介して演算増幅器34の反転入力端子に
入力される。演算増幅器34の出力端子は帰還インピー
ダンス8を介して反転入力端子と接続され、非反転入力
端子は抵抗35を介して接地される。
インピーダンス検出部31は、
されている。なお、前述のとおり、Vinは交流信号発生
部2からの交流信号の振幅、ωはその角周波数であり、
k、m及びnは正の定数である。
力VOとは同符号の信号であるから、容量性センサのセ
ンサ容量Csが最大値と最小値との間で変化することを
考慮して第1インピーダンス4と第2インピーダンス7
との値を適切に調整し、第1インピーダンス4を介した
センサ信号出力Voutと第2インピーダンス7を介した
交流信号出力VOとを減算回路33によって減算するこ
とにより、センサ信号出力Voutに含まれる不要なVin
の成分を交流信号出力VOによって除去することができ
る。これにより、演算増幅器34の出力したがって減算
回路33の出力Vaを図2の点線23で示すものとする
ことができ、それを検波して得られる信号には反転が生
じない。
においては、容量性センサの容量を検出するためのイン
ピーダンス検出部31に交流信号発生部2から交流信号
を入力し、第1インピーダンス4を介したインピーダン
ス検出部31の信号出力Vou tと、第2インピーダンス
7を介しての交流信号出力VO、すなわち、第2インピ
ーダンス7を介した交流信号とを減算回路33によって
減算する。減算を行うのは、インピーダンス検出部31
からの信号出力Voutと交流信号出力VOとの符号が同じ
だからである。そこで、センサ容量Csが示す最大値と
最小値との幅を考慮して第1インピーダンス4と第2イ
ンピーダンス7の値のうち一方又は両方を適切に調整し
て減算回路33で減算することにより、減算回路33か
らの出力Vaを検波して得た信号は反転した部分を含ん
でおらず、センサ容量Csの変化を忠実に反映するもの
となる。
出装置の第3の実施の形態の例を概略的に示すブロック
図である。この第3の実施の形態の例におけるインピー
ダンス検出部は、第2の実施の形態におけるインピーダ
ンス検出部31と同じ構成を有しており、したがって、
インピーダンス検出部31は、
た、
ら出力するよう回路構成されている。なお、前述のとお
り、Vinは交流信号発生部2からの交流信号の振幅、ω
はその角周波数であり、k、m及びnは正の定数であ
る。
ンピーダンス検出部31の信号出力Voutを位相振幅調
整回路41に加えて信号出力Voutの符号を反転させ、
交流信号出力VOと逆符号とする。そこで、図1の第1
の実施の形態の例と同様に、位相振幅調整回路41の出
力を第1インピーダンス4を介して加算回路5における
演算増幅器6の反転入力端子に加え、同様に、インピー
ダンス検出部31の交流信号出力VOも第2インピーダ
ンス7を介して演算増幅器6の反転入力端子に印加す
る。演算増幅器6の非反転流力端子は接地され、また、
演算増幅器6の出力端子と非反転入力端子との間には帰
還インピーダンス8が接続される。
と同様に、第1インピーダンス4と第2インピーダンス
7とのうちの一方又は両方の値を適切に調整することに
よって、出力Vaから不要なVinの成分を除去する。こ
れにより、センサ容量Csの値が変化しても、出力Va
を検波して得られる信号はセンサ容量Csの変化を忠実
に表すものとなり、従来のような反転が生じることはな
い。
の例においては、容量性センサの容量Csを検出するた
めのインピーダンス検出部31に交流信号を入力し、イ
ンピーダンス検出部31の信号出力Voutを位相振幅調
整回路41に入力して符号を反転させる。位相振幅調整
回路41からの第1インピーダンス4を介した出力は、
第2インピーダンス7を介したインピーダンス検出部3
1からの交流信号出力VOと共に演算増幅器6の反転入
力端子に印加される。このとき、センサ容量Csの最大
値と最小値の幅を考慮して第1インピーダンス4と第2
インピーダンス7との値のうちの一方又は両方を適切に
調節することにより、加算回路5の出力Vaは図2の点
線23のようになり、それを検波して得た信号はセンサ
容量Csの変化を忠実に反映し、反転が生じることはな
い。
それぞれの入力端子は、互いに交換可能である。
例について説明する。図5はその第1の実施例を示して
おり、インピーダンス検出部1と加算回路5と位相振幅
調整回路41とを備えるインピーダンス検出装置におい
て、インピーダンス検出部1は、第1演算増幅器51及
び第2演算増幅器52を備えている。第2演算増幅器5
2の反転入カ端子と出力端子との間は短絡され、第2演
算増幅器52はボルテージフォロワを構成していてイン
ピーダンス変換器として機能する。第2演算増幅器52
の非反転入力端子は第3インピーダンス素子としてのコ
ンデンサ53を介して第1演算増幅器51の出力端子と
接続され、また、この非反転入力端子には、信号線54
を介して容量性センサ55の一端が接続可能である。容
量性センサ55は、受けた物理量(加速度、圧カ、ガ
ス、光、音波等)に応じてその有する静電容量Csを変
化させるものである。容量性センサ55の他端はDCバ
イアスされ、接地され又はフローティング状態にされる
が、DCバイアスを印加するか、接地した方がより精度
よく測定することが可能となる。更に、信号線54の電
位を固定するために信号線と接地との間には、第4イン
ピーダンスとしての抵抗56(抵抗値R9)が接続され
る。
1抵抗(抵抗値R1)57と第2抵抗(抵抗値R2)5
8との直列接続を介して交流信号発生部2に接続され、
第1演算増幅器51の反転入力端子は第1抵抗57と第
2抵抗58との接続点に接続される。第1演算増幅器5
1の出力端子は信号出力端子59に接続され、第2演算
増幅器52の出力端子は交流信号出力端子60に接続さ
れる。
1の第3抵抗(抵抗値R3)61を介して第3演算増幅
器62の反転入力端子に接続され、第3演算増幅器62
の出力端子と反転入力端子との間には、第4抵抗(抵抗
値R4)63と第5抵抗(抵抗値R5)64とが直列に
接続され、第5抵抗64に並列にコンデンサ65が接続
される。第3演算増幅器62の非反転入力端子は接地さ
れる。
子60及び位相振幅調整回路41の反転出力端子66
は、第4演算増幅器67を備えた加算回路5に接続され
る。すなわち、交流信号出力端子60は第6抵抗(抵抗
値R6)68を介して、また、反転出力端子66は第7
抵抗(抵抗値R7)69を介して、それぞれ第4演算増
幅器67の反転入力端子に接続される。第4演算増幅器
67の反転入力端子と出力端子との間には第8抵抗(抵
抗値R8)で接続される。第4演算増幅器67の非反転
入カ端子は接地される。
ると明らかなように、第7抵抗69は図4の第1インピ
ーダンス4に相当し、第6抵抗68は図4の第2インピ
ーダンス7に相当し、第8抵抗70は図4の帰還インピ
ーダンス8に相当し、第4演算増幅器67は図4の演算
増幅器6に相当する。
ーダンス検出装置の動作について説明する。まず、容量
性センサ55の一端を第2演算増幅器52の非反転入力
端子に接続する。容量性センサ55の他端は接地され
る。交流信号出力端子60における電圧VOは、
幅器52で構成されたボルテージフォロワ、第1抵抗5
7、第2抵抗58によって、入カ電圧Vinを増幅した電
圧VOをボルテージフォロワの出力端子から出力させる
増幅回路が構成されている。これは、第2演算増幅器5
2の両入力端子がイマジナリーショート状態であり、第
1演算増幅器51を含む増幅回路が構成されていると言
ってもよい。
るように第3抵抗61、第4抵抗63及び第5抵抗64
を設定すると、反転出力端子66における電圧Vbは信
号出力Voutの符号を反転させたものとなる。すなわ
ち、
の出力端子における電圧、すなわちインピーダンス検出
装置の出力Vaは、
5とによってキャンセル手段が構成されることを示して
いる。
に向かって流れる電流をiとすると、ボルテージフォロ
ワやイマジナリーショート等の機能によって電流iのほ
ぼ全量が容量性センサ55に流れることになる。したが
って、容量性センサ55のインピーダンスをZ(=1/
jωCs)とすると、VO=Z・iと表されるので、コ
ンデンサ53の容量をCf、そのインピーダンスをZc
(=1/jωCf)とすると、センサ信号出力端子59
から出力される信号出力Voutは
いる。これを前記の式(1)に代入すると、
サ55の容量値Csに比例した値である出力Vaが得ら
れることになるので、出力Vaに基づいて後続の信号処
理を行うことにより、容量性センサ55の容量値Csを
求めることができる。
Csの基準容量をCd、センサ容量Csの変化量をΔ
C、センサ容量Cs(=Cd+ΔC)の最大変化量の絶
対値をΔCmaxとすると、センサ容量Csの取り得る範
囲は
から、出力Vaは、
最小値はCd―ΔCmaxであるから、この第1の実施例
においては、センサ容量Csが最小値になったときにも
インピーダンス検出装置の出力Vaが正から負への、又
は、負から正への反転を生じないように、第6抵抗68
及び第7抵抗69のうちの一方又は両方を調整する。こ
こで条件を出すために整理すると、まず、出力Vaに反
転を生じさせるようにするには、
常に反転、すなわち、VaとVOとが逆相になるように
すればよい。したがって、式(7)のVaの右辺の
[ ]内が0以下となるようにする。つまり、
値R7のうち一方又は両方を調節すればよい。実際に
は、容量性センサ55毎に変化しない固有に持っている
基準容量Cd及び最大変化量の絶対値ΔCmaxが異なる
ので、それに合わせて第6抵抗68の値R6と第7抵抗
69の値R7のうち一方又は両方を調節する必要があ
る。
が変化し得る全範囲で出力Vaが反転しないように回路
設計するようにしてもよい。すなわち、出力Vaは
よい。この式(9)でVaの右辺の[ ]内が0以上と
なるように、つまり、
の値R7のうち一方又は両方を調節するようにしてもよ
い。
動作しているため、この第2演算増幅器52だけで大き
なゲインを得ようとすると、揺らぎ等による演算誤差が
大きくなってしまう。その結果、容量値Csの測定に誤
差が含まれることになる。そこで、第2演算増幅器52
の反転入力端子と出力端子とを短絡し、ゲインが1のボ
ルテージフォロワとして機能させ、必要なゲインは第1
演算増幅器51でかせぐようにする。これにより、容量
値Csの測定を正確に行うことができる。これに加え
て、電圧増幅を行う第1演算増幅器51の非反転入力端
子は接地されるので、該端子の電圧が安定し、特に高速
動作させている場合に、出力信号に含まれる高調波を抑
制し演算誤差を低減することができる。この非反転入力
端子は電圧が安定すればよいので、接地以外に、一定の
電圧が印加されていてもよい。いずれにせよ高速で動作
させる場合には、この非反転入力端子が一定の電圧値に
保持されていることが好ましい。これにより、従来の回
路で誤差要因となっていた出力Vaの高調波成分が大幅
に低減され、演算精度を顕著に向上させることができる
ので、センサ容量Csを一段と高精度に測定することが
できる。
により、Csに比例した出力Vaを取り出し、容量性セ
ンサ55に流れる電流のみを検出することができる。こ
れによって、Csを算出するために必要な以後の信号処
理回路を簡素化して誤差要因の発生を極カ抑制すること
ができる。なお、VoutからVOを差し引くにあたって
は、減算回路を用いたり、図5に示すように、Voutの
位相を反転してからVOに加算するようにしてもよい。
の第2の実施例を説明する。この第2の実施例を図5に
示す第1の実施例と比較すると、第2の実施例は、
(1)第3インピーダンス素子として、コンデンサ53
の代わりに抵抗値R10の第10抵抗71を用い、第1
演算増幅器51の出力端子と第2演算増幅器52の非反
転入力端子との間を第10抵抗71を介して接続した
点、(2)第1演算増幅器51の出力端子と第2演算増
幅器52の非反転入力端子とを接続する部分、及び、容
量性センサ55の一端から第2演算増幅器52の非反転
入力端子に至る部分を、信号線54及び第10抵抗71
を含んでシールド線72によって被覆している点、
(3)交流信号発生部2の出力側とシールド線72との
間を補償回路73によって接続した点、(4)第9抵抗
56を削除した点、で相違し、他の点では構成が一致し
ている。以下、図6に示す第2の実施例については、上
の(1)〜(4)に関連する部分について主に説明する
ことにし、残余の点については、既に図5により第1の
実施例について行った説明を援用し、ここで重ねて説明
しないことにする。
と、図5に示す第1の実施例においては、コンデンサ5
3を用いて第1演算増幅器51の出力と第2演算増幅器
52の入力とを接続したため、信号線54の電位を固定
するために第9抵抗56を用いた。しかし、第2の実施
例においては、第1演算増幅器51の出力と第2演算増
幅器52の入力とを第10抵抗71によって接続してい
る。このため、第9抵抗56は不要になる。
端子から第2演算増幅器52の非反転入力端子に至る部
分、及び、容量性センサ55から第2演算増幅器52の
非反転入力端子に至る部分を、信号線54及び第10抵
抗71を含んでシールド線72で被覆したのは電気的遮
蔽のためであり、シールド線72は、補償回路73を介
して交流信号発生部1の出力側すなわち非接地側に接続
される。容量性センサ55は例えば2重シールドケーブ
ルの芯線を介して第2演算増幅器52の非反転入力端子
と接続される。
から構成され、交流信号発生部2からの交流信号を直接
印加し、その出力を位相補償してシールド線72に印加
させてもよいし、図示していないが、第2演算増幅器5
2の出力を位相振幅補償してシールド線72に印加させ
るようにしてもよい。前記したように、第2演算増幅器
52は、その反転入力端子と非反転入力端子とをイマジ
ナリ・ショートの状態として動作している。しかしなが
ら第2演算増幅器52の入力インピダンスも理想的な無
限大ではないため、反転入力端子の電圧と非反転入力端
子の電圧との間に微小な振幅差及ぴ位相差が発生する。
しかし、これらの電圧は交流信号発生部2からの交流信
号Vinに同期した信号であるので、補償回路73によ
って、交流信号Vinの位相と振幅を調整して非反転入
力端子での電圧と位相及び振幅の等しいシールド電圧を
形成し、これをシールド線72に印加する。これによっ
て、シールド線72の電圧は瞬時においても信号線54
の電圧と等しくなり、信号線54とシールド線72との
間の浮遊容量が確実に検出されなくなるので、容量性セ
ンサ55のセンサ容量Csを一層高精度に検出すること
が可能となる。
73によって交流信号Vinの振幅及び位相を調整して、
信号線54の電圧と振幅及び位相の等しいシールド電圧
を形成し、これをシールド線72に印加しているので、
交流信号Vinが数kHz〜数百kHz程度の低周波は言
うに及ばず、例えば109Hz以上の高周波であって
も、信号線54とシールド線72との間の浮遊容量が確
実に検出されなくなるので、容量性センサ55が有する
容量Csのみを正確に検出することができる。
1と同様の回路によって構成してもよい。このようにす
ると、第2演算増幅器52の非反転入力端子が接地され
ることになるので、シールド電圧に含まれる高調波が誤
差要因となるのをさらに防止することができる。また、
インピーダンス検出装置の使用状況によっては、補償回
路73によって信号線54とシールド線72との間に所
要の電位差を与えるよう交流信号Vinの振幅と位相と
を適宜に調整するようにしてもよい。
演算増幅器51の出力端子と第2印算増幅器52の非反
転入力端子との間を第10抵抗71によって接続するよ
うにしたものであるから、第2の実施例の動作を数式に
よって解析するに際しては、第1の実施例における式
(2)〜(10)において、コンデンサ53の容量Cf
の代わりに第10抵抗71の抵抗値R10を用いればよ
い。すなわち、信号出力端子59から出力される信号出
力Voutは、式(2)のZc(=1/jωCf)の代わ
りにR10を用いて
(11)及び(12)は
Vaについて、
に反転を生じさせないようにするには、
常に反転、すなわち、VaとVOとが逆相になるように
すればよい。したがって、式(16)のVaの右辺の
[ ]内が0以下となるようにする。つまり、
R7のうち一方又は両方を調節すればよい。実際には、
容量性センサ55毎に基準容量Cd及び最大変化量の絶
対値ΔCmaxが異なるので、それに合わせて第6抵抗6
8の値R6と第7抵抗69の値R7のうち一方又は両方
を調節する必要がある。
が変化し得る全範囲で出力Vaが反転しないように回路
設計するようにしてもよい。すなわち、出力Vaは
とおいて、
の値R7のうち一方又は両方を調節するようにしてもよ
い。
をインピーダンス変換器としたもので、基本的な動作は
同じであるので詳細な説明は略すが、このような構成と
することもできる。なお、ここでのインピーダンス変換
器は入力インピーダンスが高く出力インピーダンスが低
いものであり、既存の演算増幅器を用いたものを使用す
ることができる。
装置の若干の実施の形態及び実施例を説明してきたが、
この発明はこうした実施の形態及び実施例に限定される
ものではない。例えば、信号線54を介してインピーダ
ンス検出部1に容量性センサ55を接続する代わりに、
信号線54の1端に測定電極を設け、この測定電極と被
測定対象との間に形成される容量を検出又は測定するよ
うにしてもよい。また、インピーダンス検出部1に使用
される第1演算増幅器51及び第2演算増幅器52を、
それぞれ非反転増幅器として構成するようにしてもよ
い。さらに、シールド線72は1重に限らず、2重や3
重のシールド層を有するものであってよい。しかし、信
号線54が短ければ、信号線54の周囲にシールド線5
4を設ける必要はない。
び静電容量検出装置及びそれらの検出方法について説明
したところから理解されるように、この発明は、被測定
対象であるインピーダンスが示す最大変化幅を考慮して
第1インピーダンスと第2インピーダンスとのうち少な
くとも一方を調整するようにしたので、インピーダンス
が基準値をまたいで変化した場合であっても、インピー
ダンス検出装置からの出力を処理して得た信号が反転現
象を示すことはなく、したがって後処理が容易になると
いう格別の効果を奏する。
の実施の形態を概略的に示すブロック図である。
出装置との出力波形を比較して示す図である。
の実施の形態を概略的に示すブロック図である。
の実施の形態を概略的に示すブロック図である。
施例を示す図である。
施例を示す図である。
施例を示す図である。
3:信号出力端子、4:第1インピーダンス、 5:加
算回路、 6:演算増幅器、 7:第2インピーダン
ス、 8:帰還インピーダンス、 31:インピーダン
ス検出部、 32:交流信号出力端子、 33:減算回
路、 34:演算増幅器、 41:位相振幅調整回路
Claims (11)
- 【請求項1】 被検出インピーダンスのインピーダンス
を検出するためのインピーダンス検出部に交流信号を入
力し、第1インピーダンスを介した前記インピーダンス
検出部の出力と、第2インピーダンスを介した前記交流
信号とを加算手段によって加算して出力するインピーダ
ンス検出方法であって、 前記インピーダンスの最大変動範囲に応じて、前記第1
インピーダンスと前記第2インピーダンスとのうち少な
くとも一方を調整することを特徴とするインピーダンス
検出方法。 - 【請求項2】 被検出インピーダンスのインピーダンス
を検出するためのインピーダンス検出部に交流信号を入
力し、第1インピーダンスを介した前記インピーダンス
検出部の第1の出力と、第2インピーダンスを介した前
記インピーダンス検出部の第2の出力とを減算手段によ
って減算して出力するインピーダンス検出方法であっ
て、 前記インピーダンスの最大変動範囲に応じて、前記第1
インピーダンスと前記第2インピーダンスとのうち少な
くとも一方を調整することを特徴とするインピーダンス
検出方法。 - 【請求項3】 被検出インピーダンスのインピーダンス
を検出するためのインピーダンス検出部に交流信号を入
力し、前記インピーダンス検出部の第1の出力を位相振
幅調整手段に入力し、第1インピーダンスを介した前記
位相振幅調整手段の出力と、第2インピーダンスを介し
た前記インピーダンス検出部からの第2の出力とを加算
手段によって加算して出力するインピーダンス検出方法
であって、 前記インピーダンスの最大変動範囲に応じて、前記第1
インピーダンスと前記第2インピーダンスとのうち少な
くとも一方を調整することを特徴とするインピーダンス
検出方法。 - 【請求項4】 前記インピーダンス検出部は、 第1演算増幅器の反転入力端子に前記交流信号を印加
し、前記第1演算増幅器の非反転入力端子を所定の電位
に接続するとともに、その出力端子とインピーダンス変
換器の入力端子間に第3インピーダンス素子を接続し、
前記インピーダンス変換器の入力端子と所定の電位との
間に前記被検出インピーダンスを接続し、前記第1演算
増幅器の出力端子に現れる電圧を検出信号として出力す
ることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一つに記
載のインピーダンス検出方法。 - 【請求項5】 前記被検出インピーダンスが容量性のも
のであり、前記被検出インピーダンスの容量の最大変動
範囲に応じて、前記第1インピーダンスと前記第2イン
ピーダンスとのうち少なくとも一方を調整することを特
徴とする、請求項1〜4のいずれか一つに記載のインピ
ーダンス検出方法。 - 【請求項6】 前記被検出インピーダンスがコンデンサ
であることを特徴とする、請求項5記載の静電容量検出
方法。 - 【請求項7】 被検出インピーダンスのインピーダンス
に対応する検出信号を出力するインピーダンス検出装置
であって、 被検出インピーダンスと、入力インピーダンスが高く出
力インピーダンスが低いインピーダンス変換器と、第3
インピーダンス素子と、第1演算増幅器とを含み、前記
インピーダンス変換器の入力端子には前記被検出インピ
ーダンスの一端と前記第3インピーダンス素子の一端と
が接続され、前記第1演算増幅器の負帰還路に前記第3
インピーダンス素子と前記インピーダンス変換器とが含
まれるように接続され、前記第1演算増幅器の出力に接
続される信号出力端子とを備えるインピーダンス検出部
と、 前記第1演算増幅器の入力に接続される交流信号発生部
と、 前記信号出力端子の出力信号と前記交流信号発生部の信
号とを加算する加算回路と、 前記インピーダンス検出部の出力に一端が接続された第
1インピーダンスと、 前記交流信号発生部に一端が接続された第2インピーダ
ンスと、を具備し、前記第1インピーダンスの他端と前
記第2インピーダンスの他端とが前記加算回路の入力に
接続され、少なくとも前記第1インピーダンスと前記第
2インピーダンスとのいずれかが可変インピーダンスで
あることを特徴とするインピーダンス検出装置。 - 【請求項8】 被検出インピーダンスのインピーダンス
に対応する検出信号を出力するインピーダンス検出装置
であって、 被検出インピーダンスと、入力インピーダンスが高く出
力インピーダンスが低いインピーダンス変換器と、第3
インピーダンス素子と、第1演算増幅器とを含み、前記
インピーダンス変換器の入力端子には前記被検出インピ
ーダンスの一端と前記第3インピーダンス素子の一端と
が接続され、前記第1演算増幅器の負帰還路に前記第3
インピーダンス素子と前記インピーダンス変換器とが含
まれるように接続され、前記第1演算増幅器の出力に接
続される信号出力端子とを備えるインピーダンス検出部
と、 前記第1演算増幅器の入力に接続される交流信号発生部
と、 前記インピーダンス変換器の出力信号と前記信号出力端
子の出力信号とを減算する減算回路と、 前記インピーダンス変換器の出力に一端が接続された第
1インピーダンスと、 前記信号出力端子に一端が接続された第2インピーダン
スと、を具備し、前記第1インピーダンスの他端と前記
第2インピーダンスの他端とが前記減算回路の入力に接
続され、少なくとも前記第1インピーダンスと前記第2
インピーダンスとのいずれかが可変インピーダンスであ
ることを特徴とするインピーダンス検出装置。 - 【請求項9】 被検出インピーダンスのインピーダンス
に対応する検出信号を出力するインピーダンス検出装置
であって、 被検出インピーダンスと、入力インピーダンスが高く出
力インピーダンスが低いインピーダンス変換器と、第3
インピーダンス素子と、第1演算増幅器とを含み、前記
インピーダンス変換器の入力端子には前記被検出インピ
ーダンスの一端と前記第3インピーダンス素子の一端と
が接続され、前記第1演算増幅器の負帰還路に前記第3
インピーダンス素子と前記インピーダンス変換器とが含
まれるように接続され、前記第1演算増幅器の出力に接
続される信号出力端子とを備えるインピーダンス検出部
と、 前記インピーダンス検出部の出力に接続された位相振幅
調整手段と、 前記インピーダンス変換器の出力信号と前記位相振幅調
整手段の出力信号とを加算する加算回路と、 前記インピーダンス変換器の出力に一端が接続された第
1インピーダンスと、 前記位相振幅調整手段に一端が接続された第2インピー
ダンスと、を具備し、前記第1インピーダンスの他端と
前記第2インピーダンスの他端とが前記加算回路の入力
に接続され、少なくとも前記第1インピーダンスと前記
第2インピーダンスとのいずれかが可変インピーダンス
であることを特徴とするインピーダンス検出装置。 - 【請求項10】 前記インピーダンス変換器が、 ボルテージフォロワとして動作する第2演算増幅器を含
むことを特徴とする、請求項7〜9のいずれか一つに記
載のインピーダンス検出装置。 - 【請求項11】 前記被検出インピーダンスが容量性で
あり、前記第3インピーダンス素子がコンデンサである
ことを特徴とする、請求項7〜10のいずれか一つに記
載のインピーダンス検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001270979A JP2003075482A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | インピーダンス検出方法、静電容量検出方法及びそのための装置 |
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ID=19096550
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JP2001270979A Pending JP2003075482A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | インピーダンス検出方法、静電容量検出方法及びそのための装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2003075482A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022038853A1 (ja) * | 2020-08-20 | 2022-02-24 | アルプスアルパイン株式会社 | 静電容量検出装置、及び、静電容量検出方法 |
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- 2001-09-06 JP JP2001270979A patent/JP2003075482A/ja active Pending
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