JPS6226688B2 - - Google Patents
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- JPS6226688B2 JPS6226688B2 JP55158899A JP15889980A JPS6226688B2 JP S6226688 B2 JPS6226688 B2 JP S6226688B2 JP 55158899 A JP55158899 A JP 55158899A JP 15889980 A JP15889980 A JP 15889980A JP S6226688 B2 JPS6226688 B2 JP S6226688B2
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01F—MEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
- G01F23/00—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm
- G01F23/22—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water
- G01F23/26—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring variations of capacity or inductance of capacitors or inductors arising from the presence of liquid or fluent solid material in the electric or electromagnetic fields
- G01F23/263—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring variations of capacity or inductance of capacitors or inductors arising from the presence of liquid or fluent solid material in the electric or electromagnetic fields by measuring variations in capacitance of capacitors
- G01F23/266—Indicating or measuring liquid level or level of fluent solid material, e.g. indicating in terms of volume or indicating by means of an alarm by measuring physical variables, other than linear dimensions, pressure or weight, dependent on the level to be measured, e.g. by difference of heat transfer of steam or water by measuring variations of capacity or inductance of capacitors or inductors arising from the presence of liquid or fluent solid material in the electric or electromagnetic fields by measuring variations in capacitance of capacitors measuring circuits therefor
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
本発明は、容器内媒体用の容量性充填レベル測
定装置に関する。その場合この測定装置には、 a 測定コンデンサが設けられ、該測定コンデン
サは、充填レベルに依存して、媒体内へ浸漬さ
れるように構成、配置され、 b 複数の補償コンデンサが設けられ、そのうち
第1の補償コンデンサが、媒体を誘電体として
有し、 c 電圧源が設けられ、該電圧源が前記各コンデ
ンサに正弦波電圧を印加し、 d コンデンサ・インピーダンスの実効抵抗分が
測定結果に及ぼす影響を補償する手段が設けら
れている。 この種の装置においては、媒体、特にメタノー
ル含量が異なる燃料の誘電率の相違を補償するた
めに既に次のような補償手段が提案されている。
即ちこの補償手段では、媒体で浸漬される第1の
測定コンデンサ、媒体を誘電体とする第1の補償
コンデンサ、第1の補償コンデンサと同じ値であ
るが誘電体として空気が用いられる第2の補償コ
ンデンサ、上述の第1の測定コンデンサと同じ値
であるが、誘電体として媒体の代りに空気が用い
られる第2の測定コンデンサとが設けられる。そ
して評価回路が設けられ、その中では、上記コン
デンサの間に次式 h=1・CO(CM−CMO)/CMO(CK−C
O) で表わされる関係が設定される。なお上式中、h
は第1の測定コンデンサが媒体内に浸漬される部
分の高さであり、1は測定コンデンサの全高であ
り、CKは媒体内の第1の補償コンデンサの容量
であり、COは空気中における第2の補償コンデ
ンサの容量であり、CMは媒体中の第1の測定コ
ンデンサの容量であり、そしてCMOは空気中の第
2の測定コンデンサの容量である。 次に、上述の式の導出過程を第2図、第3図を
用いて説明する。 ただしこの図では第2の測定コンデンサは図示
されていない。 第1の補償コンデンサはいつも媒体中にあるの
で、その容量CKは、常に空気中にある第2補償
コンデンサの容量COと、誘電率Erの係数分だけ
異なつている。つまり CK=CO・Er (1) 同じく第1測定コンデンサが媒体内に完全に浸漬
されている場合、その容量は次式で表わされる。 CM=CMO・Er また第1測定コンデンサが媒体に浸漬されず、
空気中にある場合は、 CM=CMO 従つて、全高1のうち高さhだけが媒体内に浸
漬される場合、第1測定コンデンサの容量CMは
次の通りである。 CM=h/1ErCMO+1−h/1CMO =h/1ErCMO+1/1CMO−h/1CMO =h/1CMO(Er−1)+CMO (2) この式をhについて解くと、 ここで(1)式よりEr=CK/COなので、 となる。 ところで、CMO=COとすれば、hは簡単に次
のように表わされる。 h=1・CM−CO/CK−CO (3) これと関連して、従来より提案されている誘電
率の相違による影響を補償するための測定装置に
おいては、第1の測定コンデンサおよび他のコン
デンサの充電時間を評価する回路装置が提案され
ている。詳細に述べると、この回路装置は次のこ
とを特徴としている;第1および第2の測定コン
デンサ、ならびに第1および第2の補償コンデン
サの容量を求めるために、少くともそれぞれ1つ
の定電流電源、つまり所定の電圧にコンデンサを
充電するための手段が設けられ、また、各コンデ
ンサを放電または充電方向を切り換えるための手
段、充電時間に依存するパルス持続期間を有する
同期パルスを発生する手段が設けられている。さ
らに、求められた容量の差を発生するために、同
期パルスのパルス持続期間の減算を行なうための
手段が設けられ、また、或る1つの容量を他の2
つの容量の差で除算するために、制御電圧によつ
て制御される定電流電源が容量と接続可能になつ
ている。そして、パルス持続期間の減算によつて
発生したパルスから平均値を発生する手段が、制
御電圧を形成する。 この装置は、誘電率の相違を良好に補償するこ
とができる。しかし、それでもなお、充填レベル
の測定結果にかなりの誤差を生じてしまう。 この誤差は、被測定媒体ごとに異なるコンダク
タンスに起因することが分つた。特に、媒体が燃
料であつてそのメタノール含有量が変動する場合
に、この現象は著しい。 例えば特開昭49―104666号公報にも、誘電率の
相違を補償する装置が記載されている。しかしこ
の装置でも、媒体により異なるコンダクタンスが
原因となつて、測定誤差が生じる。 次に、どのようにして測定誤差が生じるかにつ
いて、簡単に説明する。 燃料中にメタノールが含まれる場合、測定コン
デンサの容量CMと並列に、コンダクタンスGMが
存在する。充填レベルがゼロの時の測定コンデン
サの容量CMOをCOで表わした場合、前述の式(2)
からCMは次のように表わされる。 CM=h/1CO(Er−1)+CO =CO〔1+h/1(Er−1)〕 また測定コンダクタンスGMは、 GM=h/1GO であらわされる。ただし、GOは最大充填レベル
の時のコンダクタンスである。 従来の測定方法では、コンデンサの充電時間を
評価していた。従つてそのための装置は、誘電率
の相違に基づく影響を補償するように構成されて
いる。 しかしこの装置は、コンダクタンスの影響を補
償することができない。これは次の理由による。 従来の測定方法では、装置の出力信号は次のよ
うに表わされる。 f(h/1)=CM−CO/CK−CO しかし従来の装置では、容量CMないしCK自体
ではなく、それにコンダクタンスGMが加わつた
複素アドミタンスYM,YKが測定される。従つて
上式は次のような形になる。 f(h/1)=|YM|−|YO|/|YK|−|
YO| ただし、 YM=GM+j・ω・CM =h/1GO+jωCO〔1+h/1(Er−1)〕 YK=GO+j・ω・CO・Er |YK|=√O 2+(・O・)2 YO=j・ω・CO |YO|=ω・CO 従つて ここで充填レベルを10%、メタノール含量を15
%とすると、上式の各値の実際値は次のようにな
る。 GO=3・10-5S CO=30pF=3・10-11F ω=10kHz・2・π h/1=0.1 Er=6 これらの値を上式に代入して計算すると、 f(0.1)=0.0741 となる。誤差がなければこの値は0.1になるはず
なので、約26%の測定誤差が生生じることにな
る。この誤差値はけつして小さなものではない。
導電性の媒体なら、つまりGO=0の媒体であれ
ば、f(h/1)=0.1となる。 従つて媒体の充填レベルを正確に測定するに
は、誘電率を補償するだけでなく、コンダクタン
スの相違をも補償しなければならない。 従つて本発明の課題は、上のような事実認識に
立脚して、異なる誘電率の補償手段を有する容量
性充填レベル測定装置を改良し、種々の媒体の充
填レベルをいつでも正確に測定できるようにする
ことである。これは、具体的には、媒体により異
なるコンダクタンスを補償することを意味する。 本発明のこの課題は、特許請求の範囲第1項に
記載の構成を有する装置によつて解決される。本
発明のこの装置においては、被測定媒体のコンダ
クタンスが測定結果に影響を及ぼすことはない。
従つて装置構成を変えることなく、含有物質の特
性が種々に異なる媒体の充填レベルを、大きな信
頼性をもつて測定することができる。 実施態様項には、異なる誘電率を補償すること
に加えて、媒体のコンダクタンスが測定結果に影
響を与えないようにした装置の特に有利な構成が
記述してある。 次に第1図を参照して本発明による装置の実施
例に関して説明する。 第1図には、被測定媒体内に浸漬される測定コ
ンデンサ1、被測定媒体内に完全に浸漬された第
1の補償コンデンサ2、および空気中にある状態
で上記測定コンデンサおよび第1の補償コンデン
サと同じ容量を有する第2の補償コンデンサを有
している。これらコンデンサの容量は、比例電圧
UCM,UCKおよびUCOに変換される。そしてこの
装置はコンデンサのコンダクタンスが比例電圧に
影響しないように構成されている。 容量を電圧に変換するために、それぞれ低域通
過特性を有する交流電圧乗算器4,5および6か
らなる同期復調器が用いられている。交流電圧乗
算器の第1の入力端には、コンデンサ1,2ない
し3に直列接続された測定抵抗7,8ないし9
が、それぞれ接続されている。個々のコンデンサ
と測定抵抗からなる各々の直列回路は、制御増幅
器10を介して正弦波電圧電源11から正弦波電
圧を供給される。交流電圧変調器4,5および6
の各々の第2の入力端には、移相器12を介して
入力電圧が印加される。この移相器12は、正弦
波電圧電源11からの給電電圧に対して90゜移相
された正弦波電圧を発生する。したがつて乗算器
において、測定抵抗における電圧降下と移相され
た正弦波電圧とが乗算される。その結果乗算回路
の乗算出力には、直流電圧成分と、少くとも1つ
の交流電圧成分とを含む合成電圧が生じる。ここ
で直流電圧成分の値は測定抵抗に比例し、かつ測
定抵抗の導電性はこの直流成分に影響しない。ま
た定流電圧成分は給電電圧の2倍の周波数を有
し、かつ測定抵抗のコンダクタンスの影響を受け
ている。しかしこの交流電圧成分は、乗算回路の
低域通過特性によつて、他の交流電圧成分と共に
除去される。従つて、この交流電圧成分が充填レ
ベルの測定結果に悪影響を与えることはない。し
たがつて低域通過特性を有する交流電圧乗算器の
出力端13,14,15には、測定コンデンサな
らびに第1および第2の補償コンデンサの容量C
M,CKおよびCOに比例する直流電圧UCM,UCK
およびUCOが現われる。ただしその前提として、
コンデンサと測定抵抗からなる直列回路に供給さ
れる電源電圧の振幅、移相された正弦波電圧の振
幅、ならびにこれら電圧の周波数が一定でなけれ
ばならない。 出力端13および15は第1の差動増幅器16
の入力端に接続されている。追つて詳述するよう
にこの差動増幅器の出力端17には、充填レベル
に比例する出力電圧Uaが発生される。 第2の差動増幅器18では電圧差UCK−UCOが
形成される。この電圧差信号は第3の差動増幅器
19に供給され、そこで基準電圧と比較される。
第3の差動増幅器の出力端20は、制御増幅器1
0の制御入力端21に帰還結合されている。この
帰還結合により、制御増幅器10の出力端に現わ
れる増幅された給電電圧は、電圧UCK−UCOと基
準電圧との間の差が零となるような大きさに制御
される。この増幅給電電圧は、第1の測定コンデ
ンサ1および第2の補償コンデンサ3にも加えら
れる。従つてこの増幅電圧は、第1の差動増幅器
16で形成される差電圧UCM−UCOに、比例的に
作用する。その結果、出力側17に現われる電圧
Uaは、商UCM−UCO/UCK−UCOに比例する
ようになる。既述 のようにこの値は、充填レベルに対する直接の尺
度となる。 次に、上述の本発明による装置の動作原理につ
いて詳しく説明する。本発明の目的は、媒体のコ
ンダクタンスが測定結果に及ぼす影響を除去する
ことである。既述のように従来の装置では、コン
デンサの容量そのものではなく、複素アドミタン
スYを測定していたので、コンダクタンスの影響
を除去し得なかつた。そこで本発明では、第4図
に示すように複素アドミタンスYに交流電圧μ0
を加え、アドミタンスに比例する電流iを測定す
るようにした。 第4図において、 μ0=i/Y 電流iは第5図に示すようにアドミタンスYと
直列な小抵抗Rによつて測定される。この抵抗R
では、iに比例する電圧μが降下する。 すなわち、 i=μ/R ここでRが測定結果に影響しないようにするに
は、次式が成立しなければならない。 |Y|≪1/R 電圧μは、正弦波電圧の場合μ0で表わされ
る。 μ0=U0・ej〓t 第4図、第5図でμ0=i/Y、i=μ/Rだから、 μ0=i/Y=μ/Y・R 従つて μ=U0・Y・R・ej〓t 第4図において
定装置に関する。その場合この測定装置には、 a 測定コンデンサが設けられ、該測定コンデン
サは、充填レベルに依存して、媒体内へ浸漬さ
れるように構成、配置され、 b 複数の補償コンデンサが設けられ、そのうち
第1の補償コンデンサが、媒体を誘電体として
有し、 c 電圧源が設けられ、該電圧源が前記各コンデ
ンサに正弦波電圧を印加し、 d コンデンサ・インピーダンスの実効抵抗分が
測定結果に及ぼす影響を補償する手段が設けら
れている。 この種の装置においては、媒体、特にメタノー
ル含量が異なる燃料の誘電率の相違を補償するた
めに既に次のような補償手段が提案されている。
即ちこの補償手段では、媒体で浸漬される第1の
測定コンデンサ、媒体を誘電体とする第1の補償
コンデンサ、第1の補償コンデンサと同じ値であ
るが誘電体として空気が用いられる第2の補償コ
ンデンサ、上述の第1の測定コンデンサと同じ値
であるが、誘電体として媒体の代りに空気が用い
られる第2の測定コンデンサとが設けられる。そ
して評価回路が設けられ、その中では、上記コン
デンサの間に次式 h=1・CO(CM−CMO)/CMO(CK−C
O) で表わされる関係が設定される。なお上式中、h
は第1の測定コンデンサが媒体内に浸漬される部
分の高さであり、1は測定コンデンサの全高であ
り、CKは媒体内の第1の補償コンデンサの容量
であり、COは空気中における第2の補償コンデ
ンサの容量であり、CMは媒体中の第1の測定コ
ンデンサの容量であり、そしてCMOは空気中の第
2の測定コンデンサの容量である。 次に、上述の式の導出過程を第2図、第3図を
用いて説明する。 ただしこの図では第2の測定コンデンサは図示
されていない。 第1の補償コンデンサはいつも媒体中にあるの
で、その容量CKは、常に空気中にある第2補償
コンデンサの容量COと、誘電率Erの係数分だけ
異なつている。つまり CK=CO・Er (1) 同じく第1測定コンデンサが媒体内に完全に浸漬
されている場合、その容量は次式で表わされる。 CM=CMO・Er また第1測定コンデンサが媒体に浸漬されず、
空気中にある場合は、 CM=CMO 従つて、全高1のうち高さhだけが媒体内に浸
漬される場合、第1測定コンデンサの容量CMは
次の通りである。 CM=h/1ErCMO+1−h/1CMO =h/1ErCMO+1/1CMO−h/1CMO =h/1CMO(Er−1)+CMO (2) この式をhについて解くと、 ここで(1)式よりEr=CK/COなので、 となる。 ところで、CMO=COとすれば、hは簡単に次
のように表わされる。 h=1・CM−CO/CK−CO (3) これと関連して、従来より提案されている誘電
率の相違による影響を補償するための測定装置に
おいては、第1の測定コンデンサおよび他のコン
デンサの充電時間を評価する回路装置が提案され
ている。詳細に述べると、この回路装置は次のこ
とを特徴としている;第1および第2の測定コン
デンサ、ならびに第1および第2の補償コンデン
サの容量を求めるために、少くともそれぞれ1つ
の定電流電源、つまり所定の電圧にコンデンサを
充電するための手段が設けられ、また、各コンデ
ンサを放電または充電方向を切り換えるための手
段、充電時間に依存するパルス持続期間を有する
同期パルスを発生する手段が設けられている。さ
らに、求められた容量の差を発生するために、同
期パルスのパルス持続期間の減算を行なうための
手段が設けられ、また、或る1つの容量を他の2
つの容量の差で除算するために、制御電圧によつ
て制御される定電流電源が容量と接続可能になつ
ている。そして、パルス持続期間の減算によつて
発生したパルスから平均値を発生する手段が、制
御電圧を形成する。 この装置は、誘電率の相違を良好に補償するこ
とができる。しかし、それでもなお、充填レベル
の測定結果にかなりの誤差を生じてしまう。 この誤差は、被測定媒体ごとに異なるコンダク
タンスに起因することが分つた。特に、媒体が燃
料であつてそのメタノール含有量が変動する場合
に、この現象は著しい。 例えば特開昭49―104666号公報にも、誘電率の
相違を補償する装置が記載されている。しかしこ
の装置でも、媒体により異なるコンダクタンスが
原因となつて、測定誤差が生じる。 次に、どのようにして測定誤差が生じるかにつ
いて、簡単に説明する。 燃料中にメタノールが含まれる場合、測定コン
デンサの容量CMと並列に、コンダクタンスGMが
存在する。充填レベルがゼロの時の測定コンデン
サの容量CMOをCOで表わした場合、前述の式(2)
からCMは次のように表わされる。 CM=h/1CO(Er−1)+CO =CO〔1+h/1(Er−1)〕 また測定コンダクタンスGMは、 GM=h/1GO であらわされる。ただし、GOは最大充填レベル
の時のコンダクタンスである。 従来の測定方法では、コンデンサの充電時間を
評価していた。従つてそのための装置は、誘電率
の相違に基づく影響を補償するように構成されて
いる。 しかしこの装置は、コンダクタンスの影響を補
償することができない。これは次の理由による。 従来の測定方法では、装置の出力信号は次のよ
うに表わされる。 f(h/1)=CM−CO/CK−CO しかし従来の装置では、容量CMないしCK自体
ではなく、それにコンダクタンスGMが加わつた
複素アドミタンスYM,YKが測定される。従つて
上式は次のような形になる。 f(h/1)=|YM|−|YO|/|YK|−|
YO| ただし、 YM=GM+j・ω・CM =h/1GO+jωCO〔1+h/1(Er−1)〕 YK=GO+j・ω・CO・Er |YK|=√O 2+(・O・)2 YO=j・ω・CO |YO|=ω・CO 従つて ここで充填レベルを10%、メタノール含量を15
%とすると、上式の各値の実際値は次のようにな
る。 GO=3・10-5S CO=30pF=3・10-11F ω=10kHz・2・π h/1=0.1 Er=6 これらの値を上式に代入して計算すると、 f(0.1)=0.0741 となる。誤差がなければこの値は0.1になるはず
なので、約26%の測定誤差が生生じることにな
る。この誤差値はけつして小さなものではない。
導電性の媒体なら、つまりGO=0の媒体であれ
ば、f(h/1)=0.1となる。 従つて媒体の充填レベルを正確に測定するに
は、誘電率を補償するだけでなく、コンダクタン
スの相違をも補償しなければならない。 従つて本発明の課題は、上のような事実認識に
立脚して、異なる誘電率の補償手段を有する容量
性充填レベル測定装置を改良し、種々の媒体の充
填レベルをいつでも正確に測定できるようにする
ことである。これは、具体的には、媒体により異
なるコンダクタンスを補償することを意味する。 本発明のこの課題は、特許請求の範囲第1項に
記載の構成を有する装置によつて解決される。本
発明のこの装置においては、被測定媒体のコンダ
クタンスが測定結果に影響を及ぼすことはない。
従つて装置構成を変えることなく、含有物質の特
性が種々に異なる媒体の充填レベルを、大きな信
頼性をもつて測定することができる。 実施態様項には、異なる誘電率を補償すること
に加えて、媒体のコンダクタンスが測定結果に影
響を与えないようにした装置の特に有利な構成が
記述してある。 次に第1図を参照して本発明による装置の実施
例に関して説明する。 第1図には、被測定媒体内に浸漬される測定コ
ンデンサ1、被測定媒体内に完全に浸漬された第
1の補償コンデンサ2、および空気中にある状態
で上記測定コンデンサおよび第1の補償コンデン
サと同じ容量を有する第2の補償コンデンサを有
している。これらコンデンサの容量は、比例電圧
UCM,UCKおよびUCOに変換される。そしてこの
装置はコンデンサのコンダクタンスが比例電圧に
影響しないように構成されている。 容量を電圧に変換するために、それぞれ低域通
過特性を有する交流電圧乗算器4,5および6か
らなる同期復調器が用いられている。交流電圧乗
算器の第1の入力端には、コンデンサ1,2ない
し3に直列接続された測定抵抗7,8ないし9
が、それぞれ接続されている。個々のコンデンサ
と測定抵抗からなる各々の直列回路は、制御増幅
器10を介して正弦波電圧電源11から正弦波電
圧を供給される。交流電圧変調器4,5および6
の各々の第2の入力端には、移相器12を介して
入力電圧が印加される。この移相器12は、正弦
波電圧電源11からの給電電圧に対して90゜移相
された正弦波電圧を発生する。したがつて乗算器
において、測定抵抗における電圧降下と移相され
た正弦波電圧とが乗算される。その結果乗算回路
の乗算出力には、直流電圧成分と、少くとも1つ
の交流電圧成分とを含む合成電圧が生じる。ここ
で直流電圧成分の値は測定抵抗に比例し、かつ測
定抵抗の導電性はこの直流成分に影響しない。ま
た定流電圧成分は給電電圧の2倍の周波数を有
し、かつ測定抵抗のコンダクタンスの影響を受け
ている。しかしこの交流電圧成分は、乗算回路の
低域通過特性によつて、他の交流電圧成分と共に
除去される。従つて、この交流電圧成分が充填レ
ベルの測定結果に悪影響を与えることはない。し
たがつて低域通過特性を有する交流電圧乗算器の
出力端13,14,15には、測定コンデンサな
らびに第1および第2の補償コンデンサの容量C
M,CKおよびCOに比例する直流電圧UCM,UCK
およびUCOが現われる。ただしその前提として、
コンデンサと測定抵抗からなる直列回路に供給さ
れる電源電圧の振幅、移相された正弦波電圧の振
幅、ならびにこれら電圧の周波数が一定でなけれ
ばならない。 出力端13および15は第1の差動増幅器16
の入力端に接続されている。追つて詳述するよう
にこの差動増幅器の出力端17には、充填レベル
に比例する出力電圧Uaが発生される。 第2の差動増幅器18では電圧差UCK−UCOが
形成される。この電圧差信号は第3の差動増幅器
19に供給され、そこで基準電圧と比較される。
第3の差動増幅器の出力端20は、制御増幅器1
0の制御入力端21に帰還結合されている。この
帰還結合により、制御増幅器10の出力端に現わ
れる増幅された給電電圧は、電圧UCK−UCOと基
準電圧との間の差が零となるような大きさに制御
される。この増幅給電電圧は、第1の測定コンデ
ンサ1および第2の補償コンデンサ3にも加えら
れる。従つてこの増幅電圧は、第1の差動増幅器
16で形成される差電圧UCM−UCOに、比例的に
作用する。その結果、出力側17に現われる電圧
Uaは、商UCM−UCO/UCK−UCOに比例する
ようになる。既述 のようにこの値は、充填レベルに対する直接の尺
度となる。 次に、上述の本発明による装置の動作原理につ
いて詳しく説明する。本発明の目的は、媒体のコ
ンダクタンスが測定結果に及ぼす影響を除去する
ことである。既述のように従来の装置では、コン
デンサの容量そのものではなく、複素アドミタン
スYを測定していたので、コンダクタンスの影響
を除去し得なかつた。そこで本発明では、第4図
に示すように複素アドミタンスYに交流電圧μ0
を加え、アドミタンスに比例する電流iを測定す
るようにした。 第4図において、 μ0=i/Y 電流iは第5図に示すようにアドミタンスYと
直列な小抵抗Rによつて測定される。この抵抗R
では、iに比例する電圧μが降下する。 すなわち、 i=μ/R ここでRが測定結果に影響しないようにするに
は、次式が成立しなければならない。 |Y|≪1/R 電圧μは、正弦波電圧の場合μ0で表わされ
る。 μ0=U0・ej〓t 第4図、第5図でμ0=i/Y、i=μ/Rだから、 μ0=i/Y=μ/Y・R 従つて μ=U0・Y・R・ej〓t 第4図において
【式】だから
μ=U0・R(GM・ej〓t+ωCM
・ej(〓t+90゜))
第1図の実施例では、μ0は制御増幅器10の
発生する給電電圧である。電圧μは、それに対し
て90゜移相された電圧 μ1=U1・ej(〓t-90゜) と乗算される。この電圧μ1は、移相器12で移
相された電圧に相当する。電圧μとμ1の乗算は
交流電圧乗算器で行なわれる。乗算の結果は次の
ように表わされる。 μ・μ1=GM・U0・U1・R・ej2〓t +ω・CM・U0・U1・ej(2〓t+180゜) =GM・U0・U1・R・ej2〓t +ω・CM・U0・U1(1+ej2〓t) 交流電圧乗算器は低域通過特性を有しているの
で、上式の各項のうち、係数2ωtを有する交流
電圧成分は除去することができる。つまり乗算器
の出力側に現われるのは ω・CM・U0・U1で表わされる直流電圧成分だ
けである。ここでU0・U1・ωは一定なので、CM
に比例する出力電力UCMが得られることになる。
つまり、導体のコンダクタンスの影響が除去され
るので、本発明の装置は、次式 f(h/1)=CM−CO/CK−CO に従つて、充填レベルを正確に測定することがで
きる。 上式の分子、分母における容量差に相応する電
圧は、差動増幅器16,18によつて形成され
る。また分子と分母の除算は、制御回路によつて
行なわれる。この場合、UCK−UCOが常に基準電
圧Urefと等しくなるように、制御増幅器21を
介して、給電電圧の振幅が調整される。従つて、
最大充填レベルでは、電圧UCM−UCOは基準電圧
Urefに等しく、かつ被測定媒体の特性に依存し
ない。また充填レベルがゼロの時は、電圧UCM−
UCOもゼロである。差動増幅器16の出力電圧U
aは、この両者の間で直線的に変化する。 この電圧Uaは、関係式CM−CO/CK−COに比
例してい る。以下、その理由について説明する。 各交流電圧乗算器の係数をK1とし、制御増幅
器の出力電圧をU0とすれば、乗算回路の出力電
圧は次式で表わされる。 UCM=K1・U0・CM UCK=K1・U0・CK UCO=K1・U0・CO また第2差動増幅器18の出力電圧をUKとす
ると、それは次のようになる。 UK=UCK−UCO さらに、第3差動増幅器19の出力電圧をU
r、正弦波電圧電源11の給電電圧をUS制御増幅
器10の増幅定数をK2とすると、制御増幅器の
出力電圧U0は次のようになる。 U0=K2・US・Ur ここでUr=(Uref−UK)・Vだから、 U0=K2・US・(Uref−UK)・V =V・K2・US〔Uref−U0・K1(CK−CO)〕 従つて Uref−U0・K1(CK−CO)=U0/V・K2・U2 V→∞なので、 Uref=U0・K1(CK−CO) 従つて、 U0=Uref/K1(CK−CO) ここで、 UCM=K1・U0・CM=Uref・K1・CM/K1(
CK−CO) =Uref−Co/CK−CO UCO=K1・U0・CO=Uref・K1・CO/K1(
CK−CO) =Uref・CO/CK−CO 従つて差動増幅器16の出力電圧Uaは、 Ua=UCM−UCO =Uref・CM/CK−CO−Uref・CO/
CK・CO =UrefCM−CO/CK−CO 従つて、出力電圧Uaは常にCM−CO/CK−CO
に比例す る。
発生する給電電圧である。電圧μは、それに対し
て90゜移相された電圧 μ1=U1・ej(〓t-90゜) と乗算される。この電圧μ1は、移相器12で移
相された電圧に相当する。電圧μとμ1の乗算は
交流電圧乗算器で行なわれる。乗算の結果は次の
ように表わされる。 μ・μ1=GM・U0・U1・R・ej2〓t +ω・CM・U0・U1・ej(2〓t+180゜) =GM・U0・U1・R・ej2〓t +ω・CM・U0・U1(1+ej2〓t) 交流電圧乗算器は低域通過特性を有しているの
で、上式の各項のうち、係数2ωtを有する交流
電圧成分は除去することができる。つまり乗算器
の出力側に現われるのは ω・CM・U0・U1で表わされる直流電圧成分だ
けである。ここでU0・U1・ωは一定なので、CM
に比例する出力電力UCMが得られることになる。
つまり、導体のコンダクタンスの影響が除去され
るので、本発明の装置は、次式 f(h/1)=CM−CO/CK−CO に従つて、充填レベルを正確に測定することがで
きる。 上式の分子、分母における容量差に相応する電
圧は、差動増幅器16,18によつて形成され
る。また分子と分母の除算は、制御回路によつて
行なわれる。この場合、UCK−UCOが常に基準電
圧Urefと等しくなるように、制御増幅器21を
介して、給電電圧の振幅が調整される。従つて、
最大充填レベルでは、電圧UCM−UCOは基準電圧
Urefに等しく、かつ被測定媒体の特性に依存し
ない。また充填レベルがゼロの時は、電圧UCM−
UCOもゼロである。差動増幅器16の出力電圧U
aは、この両者の間で直線的に変化する。 この電圧Uaは、関係式CM−CO/CK−COに比
例してい る。以下、その理由について説明する。 各交流電圧乗算器の係数をK1とし、制御増幅
器の出力電圧をU0とすれば、乗算回路の出力電
圧は次式で表わされる。 UCM=K1・U0・CM UCK=K1・U0・CK UCO=K1・U0・CO また第2差動増幅器18の出力電圧をUKとす
ると、それは次のようになる。 UK=UCK−UCO さらに、第3差動増幅器19の出力電圧をU
r、正弦波電圧電源11の給電電圧をUS制御増幅
器10の増幅定数をK2とすると、制御増幅器の
出力電圧U0は次のようになる。 U0=K2・US・Ur ここでUr=(Uref−UK)・Vだから、 U0=K2・US・(Uref−UK)・V =V・K2・US〔Uref−U0・K1(CK−CO)〕 従つて Uref−U0・K1(CK−CO)=U0/V・K2・U2 V→∞なので、 Uref=U0・K1(CK−CO) 従つて、 U0=Uref/K1(CK−CO) ここで、 UCM=K1・U0・CM=Uref・K1・CM/K1(
CK−CO) =Uref−Co/CK−CO UCO=K1・U0・CO=Uref・K1・CO/K1(
CK−CO) =Uref・CO/CK−CO 従つて差動増幅器16の出力電圧Uaは、 Ua=UCM−UCO =Uref・CM/CK−CO−Uref・CO/
CK・CO =UrefCM−CO/CK−CO 従つて、出力電圧Uaは常にCM−CO/CK−CO
に比例す る。
第1図は本発明による容量性充填レベル測定装
置の実施例のブロツク図、第2図および第3図は
コンデンサ方式による充填レベルの測定原理を示
す図、第4図および第5図は本返明の装置の動作
原理を説明するための回路図である。 1…測定コンデンサ、2,3…補償コンデン
サ、4,5,6…乗算器、7,8,9…測定抵
抗、10…制御増幅器、11…電源、12…移相
器、16,18,19…差動増幅器。
置の実施例のブロツク図、第2図および第3図は
コンデンサ方式による充填レベルの測定原理を示
す図、第4図および第5図は本返明の装置の動作
原理を説明するための回路図である。 1…測定コンデンサ、2,3…補償コンデン
サ、4,5,6…乗算器、7,8,9…測定抵
抗、10…制御増幅器、11…電源、12…移相
器、16,18,19…差動増幅器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 a 測定コンデンサ1が設けられ、該測定コ
ンデンサは、充填レベルに依存して媒体内へ浸
漬されるように構成、配置され、 b 複数の補償コンデンサ2,3が設けられ、そ
のうち第1の補償コンデンサ2が、媒体を誘電
体として有し、 c 電圧源11が設けられ、該電圧源が前記各コ
ンデンサ1,2,3に正弦波電圧を印加し、 d コンデンサ・インピーダンスの実効抵抗分が
測定結果に及ぼす影響を補償する手段4〜9,
12が設けられた、容器内媒体用の容量性充填
レベル測定装置において、 e 測定コンデンサ1および第1の補償コンデン
サ2の誘電体が空気である場合に、第2の補償
コンデンサ3の容量が、測定コンデンサ1の容
量および第1の補償コンデンサ2の容量に等し
く、 f 前記補償手段が、 移相器12を有し、該移相器が、前記電圧
源11の出力電圧に対して90゜だけ位相のず
れた基準電圧を発生し、 前記コンデンサ1,2,3および抵抗7,
8,9の各々から成る直列回路を有し、個々
の直列回路は相互に並列に電圧源11と接続
され、 各コンデンサ1,2,3のそれぞれに配属
された、低域通過性を有する交流電圧乗算回
路4,5,6を有し、該交流電圧乗算回路
が、各コンデンサとそれらに直列接続された
抵抗との間の接続点に現れる電圧を前記基準
電圧と乗算し、その際、各交流電圧乗算回路
の出力電圧が、測定コンデンサ1の容量CM
ないし2つのコンデンサ2,3の容量CK,
COを表わし、 g 評価回路10,16〜21が設けられ、該評
価回路が、次式 h∝CM−CO/CK−CO に従つて、前記交流電圧乗算回路の出力電圧から
充填レベルhを検出する、 ことを特徴とする容量充填レベル測定装置。 2 交流電圧乗算回路の遮断周波数が、電圧源1
1の発生する電圧の周波数の2倍より低い特許請
求の範囲第1項記載の容量性充填レベル測定器。 3 評価回路が制御増幅器10を有し、該制御増
幅器の増幅定数が制御可能であり、また該制御増
幅器10を介して、各コンデンサ1,2,3およ
び各抵抗7,8,9から成る直列回路が電圧源1
1に接続され、また評価回路が3つの差動増幅器
16,18,19を有し、測定コンデンサの容量
に比例する電圧をUCMとし、第1の補償コンデン
サの容量に比例する電圧をUCK、第2の補償コン
デンサの容量に比例する電圧をUCOとした場合に
得られる式UCM−UCO/UCK−UCOの分子を形
成するために、 第1の差動増幅器16の入力側が、測定コンデン
サ1の容量に比例する電圧を形成する交流電圧乗
算回路4の出力側13、および第2の補償コンデ
ンサ3の容量に比例する電圧を形成する交流電圧
乗算回路6の出力側15と接続され、また前記関
係式の分母を形成するために第2の増幅器18の
入力側が、第1の補償コンデンサ2の容量に比例
する電圧を形成する交流電圧乗算回路5の出力側
14、および第2の補償コンデンサの容量に比例
する電圧を形成する交流電圧乗算器6の出力側1
5と接続され、さらに第3の差動増幅器19の入
力側が、第2の差動増幅器18の出力側および基
準電圧と接続され、該第3の差動増幅器19の出
力側は前記制御増幅器10の制御入力側21と帰
還結合され、そのことにより前記式の商が、第1
の差毒増幅器16の出力電圧として形成される特
許請求の範囲第1項または第2項記載の容量性充
填レベル測定装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19792945965 DE2945965A1 (de) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | Einrichtung zur kapazitiven fuellstandsmessung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5684521A JPS5684521A (en) | 1981-07-09 |
JPS6226688B2 true JPS6226688B2 (ja) | 1987-06-10 |
Family
ID=6085973
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15889980A Granted JPS5684521A (en) | 1979-11-14 | 1980-11-13 | Volume filling level measuring device |
JP59182912A Granted JPS6089717A (ja) | 1979-11-14 | 1984-09-03 | 容量性充填レベル測定装置 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59182912A Granted JPS6089717A (ja) | 1979-11-14 | 1984-09-03 | 容量性充填レベル測定装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4418569A (ja) |
EP (1) | EP0029485B1 (ja) |
JP (2) | JPS5684521A (ja) |
AU (1) | AU543778B2 (ja) |
DE (2) | DE2945965A1 (ja) |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1980
- 1980-08-14 DE DE8080104801T patent/DE3067757D1/de not_active Expired
- 1980-08-14 EP EP80104801A patent/EP0029485B1/de not_active Expired
- 1980-09-23 AU AU62644/80A patent/AU543778B2/en not_active Ceased
- 1980-11-06 US US06/204,392 patent/US4418569A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-11-13 JP JP15889980A patent/JPS5684521A/ja active Granted
-
1984
- 1984-09-03 JP JP59182912A patent/JPS6089717A/ja active Granted
Also Published As
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