JP2003075359A - 表面検査方法およびその装置 - Google Patents

表面検査方法およびその装置

Info

Publication number
JP2003075359A
JP2003075359A JP2001270790A JP2001270790A JP2003075359A JP 2003075359 A JP2003075359 A JP 2003075359A JP 2001270790 A JP2001270790 A JP 2001270790A JP 2001270790 A JP2001270790 A JP 2001270790A JP 2003075359 A JP2003075359 A JP 2003075359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
inspection
positional deviation
inspected
projection line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001270790A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Haruyama
弘司 春山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001270790A priority Critical patent/JP2003075359A/ja
Publication of JP2003075359A publication Critical patent/JP2003075359A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面状をなす検査対象面の走査移動に伴って
正反射光の位置がずれる場合、この検査対象面の凹凸状
態を正確に把握し得ない。 【解決手段】 検査対象物11の検査対象面20に対し
て膜状の測定光14を傾斜状態で照射する投光手段15
と、検査対象面20に対して測定光14の正反射位置に
配されて測定光14の正反射光16を受光するための受
光手段17と、検査対象面20に形成される測定光14
の投影線27に沿った正反射光16の強度分布に基づ
き、投影線27に沿った検査対象面20の凹凸状態を識
別する識別手段と、投影線27に対して直交する方向に
検査対象物11を走査移動させる走査移動手段と、検査
対象面20の走査移動に伴って生ずる正反射光16の位
置ずれを検出する位置ずれ検出手段と、この位置ずれ検
出手段による正反射光16の位置ずれに応じて受光手段
17または投光手段15の位置を修正する位置修正手段
とを具える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面状をなす検査
対象面の凹凸状態を光学的に検査する方法およびその装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ほぼ平面状をなす検査対象面の欠陥、す
なわち微小な凹凸の有無を検査する表面検査方法とし
て、膜状のスリット光を検査対象面に照射し、その反射
光の強度分布に基づいて検査対象面の凹凸状態を把握す
る方法が知られている。このような従来の表面検査方法
の概念を図5に示す。すなわち、平面状をなす検査対象
面1に対して図示しない光源から膜状のスリット光を測
定光2として傾斜状態で照射し、その正反射光3を受光
センサ4にて受光し、検査対象面1に形成される測定光
2の投影線5に沿った正反射光3の強度分布に基づき、
検査対象面1の投影線5に沿った凹凸状態を識別するこ
とができる。従って、検査対象面1を投影線5に対して
直交する矢印で示す方向に走査移動することにより、こ
の走査移動方向に沿った検査対象面1の凹凸状態を把握
することが可能となる。
【0003】通常、受光センサ4は一次元のラインセン
サであり、上述した検査対象面1の一部に欠陥がある場
合の正反射光3の光路の変化を図6に示す。すなわち、
検査対象面1の表面に欠陥6がない場合には、正反射光
3が一点鎖線で示すように受光センサ4の集光レンズ7
に入射するが、検査対象面1の一部に欠陥6がある場
合、正反射光3は集光レンズ7に到達しないため、受光
センサ4からの出力信号は例えば図7に示すような特性
を持つ。図7中の矢印Dで示した出力の急変部分が欠陥
6に相当する部分であり、この受光センサ4からの出力
信号を処理することによって検査対象面1の投影線5に
沿った欠陥6の有無およびその位置を把握することが可
能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した従来の欠
陥検査方法において、検査対象面1に存在する欠陥6の
深さが浅い場合、このような場合における正反射光3の
光路の変化を図8に示す。すなわち、検査対象面1に存
在する欠陥6の深さが浅い場合、正反射光3の位置ずれ
が欠陥6が存在しない一点鎖線で示したものに対して僅
かであるため、欠陥6が存在するにも拘らず、正反射光
3が集光レンズ7に到達してしまい、欠陥6の存在を把
握することができなくなる。
【0005】このような不具合を防止するためには、集
光レンズ7の開口数を小さくすることが有効であり、欠
陥6の存在によって正反射光3の位置ずれが発生した場
合、集光レンズ7にこの正反射光3を入射させないよう
にすることが可能となる。
【0006】しかしながら、集光レンズ7の開口数を小
さくすると、検査対象面1に大きなうねりや緩やかな傾
きなどが存在する場合、欠陥6の有無に拘らず正反射光
3の位置ずれが大きく発生して欠陥6の検出を行うこと
自体不可能になってしまう。例えば、大きなうねりを持
つ検査対象面1を走査移動させた場合、その正反射光3
の位置ずれの状態を表す図9に示すように、正反射光3
の光路が二点鎖線で示すように平行移動してしまい、集
光レンズ7の開口数が小さな場合には正反射光3を集光
レンズ7から入射させることができなくなる。また、緩
やかな傾きを持つ検査対象面1を走査移動させた場合、
この時の正反射光3の位置ずれの状態を表す図10に示
すように、正反射光3の光路が二点鎖線で示すように傾
いてしまい、集光レンズ7の開口数が小さな場合には正
反射光3を集光レンズ7から入射させることができなく
なる。
【0007】このように、欠陥の検出精度を高めようと
すると、集光レンズ7の開口数を小さくすることが好ま
しいものの、検査対象面1に大きなうねりや緩やかな傾
きなどが存在する場合には、逆に集光レンズ7の開口数
を大きく設定しなければならず、集光レンズ7の開口数
に関しては相反する要求があった。
【0008】
【発明の目的】本発明の目的は、ほぼ平面状をなす検査
対象面の走査移動に伴って正反射光の位置がずれても、
これを確実に受光して検査対象面の凹凸状態をより正確
に把握し得る表面検査方法およびその装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態は、
ほぼ平面状をなす検査対象面に対して膜状の測定光を傾
斜状態で照射するステップと、前記検査対象面からの前
記測定光の正反射光を受光するステップと、前記検査対
象面に形成される前記測定光の投影線に沿った前記正反
射光の強度分布に基づき、前記投影線に沿った前記検査
対象面の凹凸状態を識別するステップと、前記投影線に
対して直交する方向に前記検査対象面を前記測定光に対
して相対的に走査移動するステップと、前記測定光に対
する前記検査対象面の相対的な走査移動に伴って生ずる
前記正反射光の位置ずれを検出するステップと、検出さ
れた前記正反射光の位置ずれに応じてその受光位置また
は前記測定光の照射位置を修正するステップとを具えた
ことを特徴とする表面検査方法にある。
【0010】本発明の第2の形態は、検査対象物のほぼ
平面状をなす検査対象面に対して膜状の測定光を傾斜状
態で照射する投光手段と、前記検査対象面に対して前記
測定光の正反射位置に配されて前記測定光の正反射光を
受光するための受光手段と、前記検査対象面に形成され
る前記測定光の投影線に沿った正反射光の強度分布に基
づき、前記投影線に沿った前記検査対象面の凹凸状態を
識別する識別手段と、前記投影線に対して直交する方向
に前記検査対象物を前記投光手段および前記受光手段に
対して相対的に走査移動させる走査移動手段と、前記投
光手段および前記受光手段に対する前記検査対象面の相
対的な走査移動に伴って生ずる前記正反射光の位置ずれ
を検出する位置ずれ検出手段と、この位置ずれ検出手段
による前記正反射光の位置ずれに応じて前記操作対象物
に対する前記受光手段または前記投光手段の相対位置を
修正する位置修正手段とを具えたことを特徴とする表面
検査装置にある。
【0011】本発明においては、ほぼ平面状をなす検査
対象面に対して投光手段から膜状の測定光を傾斜状態で
照射し、この検査対象面からの測定光の正反射光を受光
手段が受光する。検査対象面に形成される測定光の投影
線に沿った正反射光の強度分布に対応した受光手段から
の出力に基づき、投影線に沿った検査対象面の凹凸状態
を識別手段が識別する。このようにして、走査移動手段
により検査対象物を投影線に対して直交する方向に走査
移動させることにより、検査対象物の走査移動方向に沿
った検査対象面の凹凸状態が把握される。
【0012】検査対象面の走査移動に伴って検査対象面
の姿勢が変化すると、正反射光の位置ずれが生ずるが、
この位置ずれは位置ずれ検出手段により検出され、この
位置ずれ検出手段による検出結果に応じて位置修正手段
が受光手段または投光手段の位置を修正する結果、正反
射光が正確に受光手段に導かれる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の第1の形態による表面検
査方法において、正反射光の位置ずれを検出するステッ
プは、正反射光の一部を分岐させるステップを有するも
のであってよい。
【0014】本発明の第2の形態による表面検査装置に
おいて、位置ずれ検出手段が、検査対象面と受光手段と
の間に配されて正反射光の一部を反射する半透明鏡と、
この半透明鏡にて反射された正反射光の位置を特定する
ためのラインセンサとを有するものであってよい。
【0015】
【実施例】本発明による本発明による表面検査方法を実
施し得る表面検査装置の一実施例について、図1〜図4
を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこのような
実施例のみに限らず、この特許請求の範囲に記載された
本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能で
あり、従って本発明の精神に帰属する他の技術にも当然
応用することができる。
【0016】本実施例の概略構造を図1に示し、その光
学要素のレイアウトを図2に模式的に示す。すなわち、
検査対象物11が取り外し可能に搭載されるステージ1
2は、テーブル13に対して第1の方向(図1中、左右
方向)に往復動自在に支持されており、テーブル13内
にはステージ12を第1の方向に沿って水平に駆動する
ための図示しないステージ駆動手段が本発明の走査移動
手段として組み込まれている。ステージ12の上方に
は、膜状の測定光14をステージ12の上面に向けて斜
めに照射する投光手段15と、この投光手段15からの
正反射光16を受光するための受光手段17とが設けら
れており、これら投光手段15および受光手段17はそ
れらの光軸面がステージ12の往復移動方向、すなわち
第1の方向と平行な鉛直面に対して垂直となるように配
されている。
【0017】受光手段17は、鉛直軸線回りに旋回可能
なコラム18に沿って昇降可能な昇降ヘッド19に対
し、回転自在に突設された図示しない旋回軸の先端部に
取り付けられ、この旋回軸は第1の方向と平行な鉛直面
に対して垂直な水平軸線回りに旋回可能となっている。
つまり、コラム18には鉛直軸線回りに旋回するための
図示しないコラム旋回手段が取り付けられ、このコラム
18には昇降ヘッド19を昇降するための図示しないヘ
ッド昇降手段が組み込まれ、昇降ヘッド19内には旋回
軸を旋回させるための図示しない軸旋回手段が組み込ま
れている。本発明の位置修正手段として機能するこれら
コラム旋回手段,ヘッド昇降手段および軸旋回手段を操
作することにより、投光手段15から検査対象物11の
検査対象面20に照射された測定光14の正反射光16
を受光手段17に入射させることが可能となる。本実施
例では受光手段17に3自由度を与えたが、受光手段1
7の姿勢や位置をより正確に調整することが必要な場合
には、制御が面倒ではあるけれども4自由度以上、好ま
しくは6自由度を与えるべきである。
【0018】投光手段15は、光源ランプ21からの光
を線状に収束させるシリンドリカルレンズなどを用いた
コリメート光学系22と、膜状の測定光14を出射させ
るスリット23を形成した遮光板24とが組み込まれて
いる。また、受光手段17は、正反射光16を線状に収
束させるシリンドリカルレンズなどを用いた集光光学系
25を具え、この集光光学系25の焦線面には本発明の
識別手段としてのラインセンサ26が配置されており、
このラインセンサ26からの出力は検査対象面20に形
成される測定光14の投影線27に沿った正反射光16
の強度分布を示しており、これによって投影線27に沿
った検査対象面20の凹凸状態を識別することが可能と
なる。
【0019】受光手段17の集光光学系25とラインセ
ンサ26との間の集光光学系25の光軸面上には、この
集光光学系25の光軸面に対して傾斜して正反射光16
の一部を反射すると共に残りをラインセンサ26側に透
過させる半透明鏡28が配置されている。この半透明鏡
28によって反射された正反射光16を受光する一対の
位置ずれ検出用ラインセンサ29は、集光光学系25か
らの光路長が上述したラインセンサ26までの光路長と
等しく設定され、半透明鏡28によって反射された光軸
面と直交するように相互に平行に相隔てて配置されてい
る。これらは検査対象面20の走査移動に伴って生ずる
正反射光16の位置ずれを検出する位置ずれ検出手段と
して機能する。
【0020】本実施例におけるラインセンサ26および
位置ずれ検出用ラインセンサ29として、すべて一次元
CCDラインセンサを利用することが可能であり、半透
明鏡28の透過率は、これらラインセンサ26のS/N
比が共に良好となるような値に設定することが好まし
い。
【0021】実際の作業に際しては、検査対象物11の
検査対象面20がほぼ水平となるように、この検査対象
物11をステージ12に対して固定した後、投光手段1
5から測定光14を検査対象面20に照射する。そし
て、受光手段17の後方に設けられたラインセンサ26
からの出力が最大となるように、コラム旋回手段,ヘッ
ド昇降手段および軸旋回手段を操作し、測定光14の正
反射光16を受光手段17からラインセンサ26に入射
させる。
【0022】この状態における位置ずれ検出用ラインセ
ンサ29とここに入射する正反射光16との位置関係を
図3に示し、一対の位置ずれ検出用ラインセンサ29の
出力状態を図4に示す。正反射光16が幾何的に正確に
ラインセンサ26に入射している場合、一対の位置ずれ
検出用ラインセンサ29に入射する正反射光16は、実
線で示すようにこれら位置ずれ検出用ラインセンサ29
の中央に位置し、これら位置ずれ検出用ラインセンサ2
9からの出力のピーク位置が図4における実線で示すよ
うな原点位置で生ずる。
【0023】この状態からステージ駆動手段を操作して
ステージ12を投影線27に対して直交する水平方向に
走査移動させ、投影線27に沿った検査対象面20の凹
凸状態をラインセンサ26からの出力によって識別す
る。検査対象面20の大きなうねりなどに起因し、ステ
ージ12の走査移動に伴って検査対象面20の浮沈や傾
きなどが生じた場合、正反射光16が正確にラインセン
サ26に到達しなくなる。例えば、検査対象面20が初
期状態から下降する(図9参照)と、一対の位置ずれ検
出用ラインセンサ29に入射する正反射光16の位置が
図3中の二点鎖線で示すようにずれる結果、これらの出
力は図4中の二点鎖線で示すように原点位置からオフセ
ットした状態になる。従って、出力ピークが原点位置か
らずれないように、コラム旋回手段,ヘッド昇降手段お
よび軸旋回手段が駆動され、この場合にはヘッド昇降手
段が昇降ヘッド19を下降させるようなフィードバック
制御が行われる。検査対象面20が投影線27と平行な
軸線回りに傾斜した場合(図10参照)にも同様な出力
ピークの位置ずれが見られるが、この場合にも検査対象
面20の昇降が発生するので、ヘッド昇降手段および軸
旋回手段をフィードバック制御して正反射光16を正確
にラインセンサ26に到達させる。また、検査対象面2
0がステージ12の走査移動方向と平行な軸線回りに傾
斜した場合には、図3中の一点鎖線で示すように一対の
位置ずれ検出用ラインセンサ29に入射する正反射光1
6の位置が傾くため、一対の位置ずれ検出用ラインセン
サ29からの出力ピークの位置が図4中の一点鎖線で示
すように原点を中心として対称に形成される(図示例で
は他方の位置ずれ検出用ラインセンサ29からの出力ピ
ークの位置が二点鎖線で示す位置に重なっている)の
で、コラム18を鉛直軸線回りに旋回して一対の位置ず
れ検出用ラインセンサ29からの出力ピークが原点位置
からずれないようにフィードバック制御を行えばよい。
【0024】このようにして、ステージ12の走査移動
に伴い、必要に応じて受光手段17の位置や姿勢を調整
して常に投光手段15からの測定光14の正反射光16
を受光手段17のラインセンサ26に正確に入射させる
ことにより、検査対象面20の欠陥や凹凸状態を正確に
把握することができる。
【0025】上述した実施例では、受光手段17側の姿
勢および位置を変更できるようにしたが、投光手段15
側の姿勢および位置を変更するようにしてもよく、受光
手段17および投光手段15の両方を変更できるように
することも可能である。また、本実施例ではステージ1
2を走査移動させるようにしたが、受光手段17と投光
手段15とを一体的にステージ12に対して走査移動さ
せるようにしてもよい。さらに、本実施例では一対の位
置ずれ検出用ラインセンサ29を用いたが、二次元セン
サを用いることも可能であり、この場合には1つの二次
元センサのみを使用すればよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によると、投光手段および受光手
段に対する検査対象面の相対的な走査移動に伴って生ず
る正反射光の位置ずれを検出する位置ずれ検出手段と、
この位置ずれ検出手段による正反射光の位置ずれに応じ
て受光手段または投光手段の位置を修正する位置修正手
段とを設け、投光手段及び受光手段に対する検査対象面
の相対的な走査移動に伴って生ずる正反射光の位置ずれ
に応じてその受光位置または測定光の照射位置を修正す
るようにしたので、検査対象面に大きなうねりや緩やか
な傾きなどが存在していても、受光手段を構成する光学
系の開口数を増大させることなく、この検査対象面の微
細な凹凸状態を正確に把握することができる。
【0027】正反射光の位置ずれを検出するステップが
この正反射光の一部を分岐させるステップを有する場
合、検査対象面の凹凸形状を測定しながら正反射光の位
置ずれを検出することができる。
【0028】位置ずれ検出手段が、検査対象面と受光手
段との間に配されて正反射光の一部を反射する半透明鏡
と、この半透明鏡にて反射された正反射光の位置を特定
するためのラインセンサとを有する場合、検査対象面の
凹凸形状を測定しながら正反射光の位置ずれを検出する
ことができる上、この位置ずれ検出手段を簡単な構成に
することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表面検査装置の一実施例の機構概
念図である。
【図2】図1に示した実施例の概念図である。
【図3】図1に示した実施例における位置ずれ検出用ラ
インセンサに対する正反射光の受光状態を表す概念図で
ある。
【図4】図3に示した位置ずれ検出用ラインセンサの出
力特性を模式的に表すグラフである。
【図5】従来の表面検査装置の概念図である。
【図6】図5に示した表面検査装置における受光センサ
の出力特性の一例を表すグラフである。
【図7】検査対象面の欠陥部における正反射光の反射状
態の一例を表す模式図である。
【図8】検査対象面の欠陥部における正反射光の反射状
態の別な一例を表す模式図である。
【図9】検査対象面に位置ずれが生じた場合、正反射光
の反射状態の一例を表す模式図である。
【図10】検査対象面の位置ずれが生じた場合、正反射
光の反射状態の別な一例を表す模式図である。
【符号の説明】
11 検査対象物 12 ステージ 13 テーブル 14 測定光 15 投光手段 16 正反射光 17 受光手段 18 コラム 19 昇降ヘッド 20 検査対象面 21 光源ランプ 22 コリメート光学系 23 スリット 24 遮光板 25 集光光学系 26 ラインセンサ 27 投影線 28 半透明鏡 29 位置ずれ検出用ラインセンサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ平面状をなす検査対象面に対して膜
    状の測定光を傾斜状態で照射するステップと、 前記検査対象面からの前記測定光の正反射光を受光する
    ステップと、 前記検査対象面に形成される前記測定光の投影線に沿っ
    た前記正反射光の強度分布に基づき、前記投影線に沿っ
    た前記検査対象面の凹凸状態を識別するステップと、 前記投影線に対して直交する方向に前記検査対象面を前
    記測定光に対して相対的に走査移動するステップと、 前記測定光に対する前記検査対象面の相対的な走査移動
    に伴って生ずる前記正反射光の位置ずれを検出するステ
    ップと、 検出された前記正反射光の位置ずれに応じてその受光位
    置または前記測定光の照射位置を修正するステップとを
    具えたことを特徴とする表面検査方法。
  2. 【請求項2】 前記正反射光の位置ずれを検出するステ
    ップは、前記正反射光の一部を分岐させるステップを有
    することを特徴とする請求項1に記載の表面検査方法。
  3. 【請求項3】 検査対象物のほぼ平面状をなす検査対象
    面に対して膜状の測定光を傾斜状態で照射する投光手段
    と、 前記検査対象面に対して前記測定光の正反射位置に配さ
    れて前記測定光の正反射光を受光するための受光手段
    と、 前記検査対象面に形成される前記測定光の投影線に沿っ
    た正反射光の強度分布に基づき、前記投影線に沿った前
    記検査対象面の凹凸状態を識別する識別手段と、 前記投影線に対して直交する方向に前記検査対象物を前
    記投光手段および前記受光手段に対して相対的に走査移
    動させる走査移動手段と、 前記投光手段および前記受光手段に対する前記検査対象
    面の相対的な走査移動に伴って生ずる前記正反射光の位
    置ずれを検出する位置ずれ検出手段と、 この位置ずれ検出手段による前記正反射光の位置ずれに
    応じて前記操作対象物に対する前記受光手段または前記
    投光手段の相対位置を修正する位置修正手段とを具えた
    ことを特徴とする表面検査装置。
  4. 【請求項4】 前記位置ずれ検出手段は、前記検査対象
    面と前記受光手段との間に配されて前記正反射光の一部
    を反射する半透明鏡と、この半透明鏡にて反射された前
    記正反射光の位置を特定するためのラインセンサとを有
    することを特徴とする請求項3に記載の表面検査装置。
JP2001270790A 2001-09-06 2001-09-06 表面検査方法およびその装置 Pending JP2003075359A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001270790A JP2003075359A (ja) 2001-09-06 2001-09-06 表面検査方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001270790A JP2003075359A (ja) 2001-09-06 2001-09-06 表面検査方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003075359A true JP2003075359A (ja) 2003-03-12

Family

ID=19096399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001270790A Pending JP2003075359A (ja) 2001-09-06 2001-09-06 表面検査方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003075359A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011169733A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Mitsubishi Electric Corp 表面検査方法および表面検査装置
JP2012002650A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Yuki Giken Kk 撮像装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011169733A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Mitsubishi Electric Corp 表面検査方法および表面検査装置
JP2012002650A (ja) * 2010-06-16 2012-01-05 Yuki Giken Kk 撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4653500B2 (ja) 座標検出装置及び被検体検査装置
EP2101144B1 (en) Concave-convex surface inspection apparatus
JP2523227Y2 (ja) 異物検査装置
JPH07130635A (ja) 基板の高さ位置検出装置
JPH0534124A (ja) 異物検査装置
JP2001124521A (ja) 光学式位置感知装置
JP2003282675A (ja) ウエハマッピング装置
JP3715377B2 (ja) 物体形状測定装置
JP2003075359A (ja) 表面検査方法およびその装置
JP2008021884A (ja) 検査装置
JP2009244091A (ja) 基板検査装置及び基板検査方法
KR20080098811A (ko) 표면 측정 장치
JP2009115611A (ja) 電子素子の検査装置
JP4708292B2 (ja) 基板検査装置及び基板検査方法
JPH10261900A (ja) 実装部品の検査方法
JP3223483B2 (ja) 欠陥検査方法とその装置
JPH02114113A (ja) 平面度測定機能付き顕微鏡装置
US20210231586A1 (en) Inspection Device
JP2002228592A (ja) 表面検査装置及び表面精査装置
JP2000164680A (ja) ウェハ位置調整装置
JP2004333356A (ja) 車両用塗面検査装置
JP2006010544A (ja) 異物検査装置および異物検査方法
JP2001201461A (ja) 異物検査装置
JP4808162B2 (ja) 基板検査装置及び基板検査方法
JP4946689B2 (ja) 形状測定装置