JP2003074782A - エルボ型継手及びその製造方法 - Google Patents

エルボ型継手及びその製造方法

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JP2003074782A JP2001265700A JP2001265700A JP2003074782A JP 2003074782 A JP2003074782 A JP 2003074782A JP 2001265700 A JP2001265700 A JP 2001265700A JP 2001265700 A JP2001265700 A JP 2001265700A JP 2003074782 A JP2003074782 A JP 2003074782A
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Kikuo Matsukura
喜久雄 松倉
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NOMURA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エルボ型継手の接続用管端部を形成するとき
に、屈曲部を確実にチャッキング保持できるエルボ型継
手とすること。 【解決手段】 2つの方向の異なる接続用管端部2,3
と該2つの接続用管端部との間を連結する屈曲部4とを
有するエルボ型継手において、上記屈曲部4には少なく
とも3対の平面部7,7、8,8、9,9を形成してあ
る。これら3対の平面部を構成する傾斜面は、前記2つ
の方向の異なる接続用管端部の一方の形成方向Xに対し
て、その両側に収束するように傾斜した傾斜面7,7、
8,8に形成されているとともに、上記接続用管端部の
他方の形成方向Zに対して、その両側に収束するように
傾斜した傾斜面7,7、9,9に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エルボ型継手及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエルボ型継手は図5,図6に示す
構造となっている。即ち、エルボ型継手10は、直交す
る位置関係に配置された2つの接続用管端部11,12
と、これら2つの接続用管端部の間を連結する屈曲部1
3とから構成されている。
【0003】このエルボ型継手は、通常、鍛造により、
2つの加工前の接続用管端部11,12と屈曲部13と
を有するように鍛造製品として形成され、その鍛造製品
においてそれぞれの接続用管端部となる外周面に接続用
の切削加工を行い、エルボ型継手を構成するようにして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記エルボ型継手にお
いて、それぞれの接続用管端部を形成する外周面に切削
加工を行う場合、上記屈曲部13をチャッキングするこ
とにより上記鍛造製品を保持しながら加工するようにな
っている。
【0005】しかしながら、従来のエルボ型継手の構成
においては、上記屈曲部13は断面円形の管を折り曲げ
た形状となっているので、屈曲部13の外形は曲面によ
り構成されている。従って、それぞれの接続用管端部を
加工するときにチャッキング保持を確実に行うことが難
しく、精度良くエルボ型継手を加工することが難しいと
いう問題を有していた。
【0006】本発明は、上記従来技術の有する問題点を
解決するためになされたものであり、容易に保持し、加
工することができるエルボ型継手およびその製造方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエルボ型継手によれば、2つの方向の異な
る接続用管端部と該2つの接続用管端部との間を連結す
る屈曲部とを有するエルボ型継手は、上記屈曲部に、直
交するX軸とY軸とから構成される平面をXY平面と
し、上記XY平面に直交する方向をZ軸としたとき、上
記X軸、Y軸、Z軸方向の動きを互いに規制する傾斜面
に構成された少なくとも3対の平面部を有している。
【0008】このように構成したエルボ型継手によれ
ば、上記3対の平面部を用いて上記X軸、Y軸、Z軸方
向の動きを規制しながら上記屈曲部をチャッキング保持
することができ、接続用管端部を加工するときのチャッ
キング保持を確実に行うことができる。
【0009】上記本発明において、上記3対の平面部を
構成する傾斜面は、前記X軸、Y軸方向の一方に対して
その両側に収束するように傾斜した傾斜面と、前記Z軸
方向の両側に収束するように傾斜した傾斜面とを有する
ように形成することができる。このように構成しておけ
ば、上記接続用管端部を加工するときの上記屈曲部のチ
ャッキング保持を確実に行うことができる。
【0010】なお、上記3対の平面部は、前記X軸、Y
軸、Z軸方向の一つの軸線に対して線対称となるように
形成することができ、また、前記3対の平面部のうち一
つの平面部を、前記X軸、Y軸、Z軸方向のうちの2つ
の軸方向の双方に対して傾斜する傾斜面に形成すること
ができる。
【0011】また、上記本発明においては、上記3対の
平面部を構成する傾斜面を、前記2つの方向の異なる接
続用管端部の一方の形成方向に対して、その両側に収束
するように傾斜した傾斜面に形成するとともに、上記接
続用管端部の他方の形成方向に対して、その両側に収束
するように傾斜した傾斜面に構成することができる。こ
のように構成すると、上記接続用管端部を加工するとき
の上記屈曲部のチャッキング保持を、上記接続用管端部
の形成方向を基準として行うことができるから、加工を
より容易に行うことができる。
【0012】この場合、前記3対の平面部のうち一つの
平面部は、前記2つの接続用管端部の双方の形成方向に
対して傾斜する傾斜面に形成しておくのがよい。
【0013】また、本発明におけるエルボ型継手の製造
方法においては、エルボ型継手を、2つの加工前の接続
用管端部と屈曲部とを有する鍛造製品として製造するに
当たり、この鍛造製品の屈曲部に、直交するX軸とY軸
とから構成される平面をXY平面とし、上記XY平面に
直交する方向をZ軸としたとき、上記X軸、Y軸、Z軸
方向の動きを互いに規制する傾斜面に構成された少なく
とも3対の平面部を予め形成しておき、上記鍛造製品の
上記屈曲部に形成された上記3対の平面部をチャッキン
グすることにより上記鍛造製品を固定保持し、上記2つ
の接続用管端部の加工を行い、エルボ型継手を製造する
ようにしたものである。
【0014】このように製造するエルボ型継手の製造方
法によれば、鍛造製品の段階で上記3対の平面部を用い
て上記X軸、Y軸、Z軸方向の動きを規制しながら上記
屈曲部をチャッキング保持して接続用管端部を加工する
ことができ、精度良くエルボ型継手を加工し製造するこ
とができる。
【0015】上記エルボ型継手の製造方法においては、
前記3対の平面部を構成する傾斜面は、2つの方向の異
なる接続用管端部の一方の形成方向に対して、その両側
に収束するように傾斜した傾斜面に形成するとともに、
上記接続用管端部の他方の形成方向に対して、その両側
に収束するように傾斜した傾斜面に構成することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかるエルボ型継手およびその製造方法の一実施の形
態について説明する。図1は、本発明にかかるエルボ型
継手の正面図、図2は同上面図、図3は、図1を左側よ
り見た側面図である。
【0017】エルボ型継手1は、孔が形成された2つの
接続用管端部2,3と屈曲部4とから構成されている。
それぞれの接続用管端部2,3の形成方向は、互いに直
交する方向となるように形成されているが、かならずし
も直交していなくてもよく、60度や45度の形成方向
であってもよい。これらの接続用管端部2,3には、エ
ルボ型継手1に接続するための管を挿入結合するための
係合用凹凸部5,6が形成されている。従ってそれぞれ
の接続用管端部2,3に設けた係合用凹凸部5,6に、
接続すべき図示しない接続管を連結すれば、2つの接続
管を、エルボ型継手1を介して接続することができる。
【0018】本実施の形態におけるエルボ型継手1の屈
曲部4には、3対の平面部7,7、8,8、9,9が設
けられている。この3対の平面部は、直交するX軸とY
軸とから構成される平面をXY平面とし、上記XY平面
に直交する方向をZ軸としたとき、上記X軸、Y軸、Z
軸方向の動きを互いに規制する傾斜面に構成されてい
る。
【0019】具体的には、図2における紙面をXY平面
とし、このXY平面において、接続用管端部3の形成方
向をX軸方向、該X軸に対して直交する方向をY軸方向
としたとき、平面部7,7は、図2に示すように、接続
用管端部3の形成方向において、先端延長側、即ち、右
側において収束するように接続用管端部3の中心線Xに
対して傾斜した傾斜面となっており、また、この実施の
形態においては上記接続用管端部3の中心線Xに対して
線対称となるように形成されている。また、平面部8,
8は、接続用管端部3の形成方向において、接続用管端
部3とは逆側、即ち左側において、中心線Xに収束する
ように形成された平面部であり、また中心線Xに対して
線対称となるように形成されている。
【0020】従って、図2を参照すれば明らかなよう
に、2対の平面部7,7、8,8によって上記屈曲部4
をチャッキング保持した状態を考えれば、平面部7,7
によって上記屈曲部4はY軸方向に対する動きを規制さ
れながら、X軸方向に関しては接続用管端部3とは逆側
に付勢する力を発生させ、逆に、平面部8,8によって
上記屈曲部4はY軸方向に対する動きを規制されなが
ら、X軸方向に関しては接続用管端部3側に付勢する力
を発生させる。従って、2対の平面部7,7、8,8
は、X軸に対する動きを規制する傾斜面であると共に、
同時に、Y軸に対する動きを規制する傾斜面としても形
成されている。従って、2対の平面部7,7、8,8に
よって、上記屈曲部4は、X軸に対する動きを規制され
ると共に、Y軸に対する動きも規制されるものである。
【0021】次に、図3に示すように、2対の平面部
7,7、9,9は、上記XY平面に対して直交する方向
の接続用管端部2の形成方向であるZ軸方向を規制する
傾斜面に構成されている。
【0022】具体的には、上記平面部7,7は、図2に
おいて接続用管端部3の中心線Xに対して傾斜した傾斜
面となっているだけでなく、図3に示すように、接続用
管端部2の先端延長側に収束するように接続用管端部2
の中心線Zに対しても傾斜した傾斜面となっている。ま
た、上記平面部7,7は、この実施の形態において、上
記接続用管端部2の中心線Zに対して線対称となるよう
に形成されている。
【0023】また、平面部9,9は、接続用管端部2の
形成方向とは逆側において、中心線Zに収束するように
傾斜形成された傾斜面であり、中心線Zに対して線対称
形となるように形成されている。
【0024】従って、2対の平面部7,7、9,9によ
って上記屈曲部4を保持した状態を考えれば、図3に示
すように、平面部7,7によって上記屈曲部4はY軸方
向に対する動きを規制されながら、Z軸方向に関しては
接続用管端部2とは逆側に付勢する力を発生させ、逆
に、平面部9,9によって上記屈曲部4はY軸方向に対
する動きを規制されながら、Z軸方向に関しては接続用
管端部2側に付勢する力を発生させることになる。従っ
て、2対の平面部7,7、9,9は、Z軸に対する動き
を規制する傾斜面であると共に、同時に、Y軸に対する
動きを規制する傾斜面ともなっている。従って、上記屈
曲部4は、2対の平面部7,7、9,9によって、Z軸
に対する動きを規制されると共に、同時に、Y軸に対す
る動きも規制されるものである。
【0025】以上から明らかなように、3対の平面部
7,7、8,8、9,9が設けられていると、この3対
の平面部は、直交するX軸とY軸とから構成される平面
をXY平面とし、上記XY平面に直交する方向をZ軸と
したとき、上記X軸、Y軸、Z軸方向の動きを互いに規
制する傾斜面に構成されていることがわかる。
【0026】以上のように、エルボ型継手1の屈曲部4
において、平面部7,7、8,8、9,9が上記のよう
に形成されていると、図4に示すように、2つの加工前
の接続用管端部20,30と屈曲部4とを有する鍛造製
品状態のエルボ型継手を製造したとき、予め屈曲部4に
上記平面部7,7、8,8、9,9を上記のように形成
しておけば、接続用管端部20,30に係合用凹凸部
5,6を加工する場合、上記3対の平面部7,7、8,
8、9,9を用いて屈曲部4をチャッキング保持するこ
とができる。
【0027】このとき、既に図2を参照して説明したよ
うに、平面部7,7、8,8によりエルボ型継手1の屈
曲部4を締め付け固定すれば、屈曲部4はY軸方向の動
きを規制されながらX軸方向に位置合わせするように固
定され、また、図3を参照して説明したように、平面部
7,7、9,9によりエルボ型継手1の屈曲部4を締め
付け固定すれば、屈曲部4はY軸方向の動きを規制され
ながらZ軸方向に位置合わせするように固定されること
になる。
【0028】従って、鍛造製品状態のエルボ型継手は、
X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の全てに対して確実な固
定と精度良い保持がなされることになり、この状態でエ
ルボ型継手を加工すれば、チャッキング保持が不安定に
なることなく、確実な保持状態で加工することができる
から、図1,図2,図3に示す形状のエルボ型継手を確
実に得ることができる。
【0029】なお、上記実施の形態においては、平面部
7,7を、軸線Xに対して線対称形となるように形成し
ている。このように線対称にする方が製造上容易である
が、必ずしも線対称にする必要はなく、例えば、一方の
平面部のみ軸線Xに対して傾斜形成し、他方は軸線Xに
対して平行となるように形成してもよく、また、それぞ
れの傾斜角度を異ならせてもよい。このように一方のみ
傾斜させたり、角度を異ならせることは、他の平面部
8,8、9,9に対しても適用することができ、また、
その組合せも自由である。
【0030】また、平面部7,7は、機能として本発明
における平面部の作用を有すればよく、例えば凹部があ
ったとしても、結果的に本発明における平面の作用を有
するようになっていればよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のエルボ型
継手は、2つの方向の異なる接続用管端部と該2つの接
続用管端部との間を連結する屈曲部とを有するエルボ型
継手において、上記屈曲部に、直交するX軸とY軸とか
ら構成される平面をXY平面とし、上記XY平面に直交
する方向をZ軸としたとき、上記X軸、Y軸、Z軸方向
の動きを互いに規制する傾斜面に構成された少なくとも
3対の平面部を有するように構成したものであるから、
上記3対の平面部を用いて上記X軸、Y軸、Z軸方向の
動きを規制しながら上記屈曲部をチャッキング保持する
ことができ、接続用管端部を加工するときのチャッキン
グ保持を確実に行うことができる。
【0032】また、上記本発明において、上記3対の平
面部を構成する傾斜面を、前記X軸、Y軸方向の一方に
対してその両側に収束するように傾斜した傾斜面と、前
記Z軸方向の両側に収束するように傾斜した傾斜面とを
有するように形成しておけば、上記接続用管端部を加工
するときの上記屈曲部のチャッキング保持を確実に行う
ことができる。
【0033】また、上記3対の平面部を、前記X軸、Y
軸、Z軸方向の一つの軸線に対して線対称となるように
形成するようにしておけば、その平面部の製造は非常に
簡単であり、また、前記3対の平面部のうち一つの平面
部を、前記X軸、Y軸、Z軸方向のうちの2つの軸方向
の双方に対して傾斜する傾斜面に形成するようにしてお
けば、一つの平面が二つの平面の作用を有することとな
り、その構成を単純化することができる。
【0034】また、上記本発明においては、上記3対の
平面部を構成する傾斜面を、前記2つの方向の異なる接
続用管端部の一方の形成方向に対して、その両側に収束
するように傾斜した傾斜面に形成するとともに、上記接
続用管端部の他方の形成方向に対して、その両側に収束
するように傾斜した傾斜面に構成することができ、この
ように構成した場合には、上記3対の平面部を上記接続
用管端部の形成方向に関連させて製造しておくことがで
き、上記接続用管端部を加工するときの上記屈曲部のチ
ャッキング保持を、上記接続用管端部の形成方向を基準
として行うことができるから、加工をより容易に行うこ
とができる。
【0035】また、本発明におけるエルボ型継手の製造
方法においては、エルボ型継手を、2つの加工前の接続
用管端部と屈曲部とを有する鍛造製品として製造するに
当たり、この鍛造製品の屈曲部に、直交するX軸とY軸
とから構成される平面をXY平面とし、上記XY平面に
直交する方向をZ軸としたとき、上記X軸、Y軸、Z軸
方向の動きを互いに規制する傾斜面に構成された少なく
とも3対の平面部を予め形成しておき、上記鍛造製品の
上記屈曲部に形成された上記3対の平面部をチャッキン
グすることにより上記鍛造製品を固定保持し、上記2つ
の接続用管端部の加工を行い、エルボ型継手を製造する
ようにしたものであるから、鍛造製品の段階で上記3対
の平面部を用いて上記X軸、Y軸、Z軸方向の動きを規
制しながら上記屈曲部をチャッキング保持して接続用管
端部を加工することができ、精度良くエルボ型継手を加
工し製造することができる。
【0036】上記エルボ型継手の製造方法において、前
記3対の平面部を構成する傾斜面を、2つの方向の異な
る接続用管端部の一方の形成方向に対して、その両側に
収束するように傾斜した傾斜面に形成するとともに、上
記接続用管端部の他方の形成方向に対して、その両側に
収束するように傾斜した傾斜面に構成するようにしてお
けば、上記3対の平面部を上記接続用管端部の形成方向
に関連させて製造しておくことができ、上記接続用管端
部を加工するときの上記屈曲部のチャッキング保持を、
上記接続用管端部の形成方向を基準として行うことがで
きるから、製造をより容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエルボ型継手の一実施形態を示す正面
図である。
【図2】図1のエルボ型継手を示す上面図である。
【図3】図1のエルボ型継手を左側より見た側面図であ
る。
【図4】本発明のエルボ型継手の鍛造製品状態を示す正
面図である。
【図5】従来のエルボ型継手を示す正面図である。
【図6】図5のエルボ型継手を示す上面図である。
【符号の説明】
1 エルボ型継手 2 接続用管端部 3 接続用管端部 4 屈曲部 7 平面部 8 平面部 9 平面部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの方向の異なる接続用管端部と該2
    つの接続用管端部との間を連結する屈曲部とを有するエ
    ルボ型継手において、 上記屈曲部には少なくとも3対の平面部が形成されてお
    り、上記3対の平面部は、直交するX軸とY軸とから構
    成される平面をXY平面とし、上記XY平面に直交する
    方向をZ軸としたとき、上記X軸、Y軸、Z軸方向の動
    きを互いに規制する傾斜面に構成されていることを特徴
    とするエルボ型継手。
  2. 【請求項2】 前記3対の平面部を構成する傾斜面は、
    前記X軸、Y軸方向の一方に対してその両側に収束する
    ように傾斜した傾斜面と、前記Z軸方向の両側に収束す
    るように傾斜した傾斜面とを有するように形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のエルボ型継手。
  3. 【請求項3】 前記3対の平面部は、前記X軸、Y軸、
    Z軸方向の一つの軸線に対して線対称となるように形成
    されていることを特徴とする請求項2記載のエルボ型継
    手。
  4. 【請求項4】 前記3対の平面部のうち一つの平面部
    は、前記X軸、Y軸、Z軸方向のうちの2つの軸方向の
    双方に対して傾斜する傾斜面に形成されていることを特
    徴とする請求項2記載のエルボ型継手。
  5. 【請求項5】 前記3対の平面部を構成する傾斜面は、
    前記2つの方向の異なる接続用管端部の一方の形成方向
    に対して、その両側に収束するように傾斜した傾斜面に
    形成されているとともに、上記接続用管端部の他方の形
    成方向に対して、その両側に収束するように傾斜した傾
    斜面に構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    エルボ型継手。
  6. 【請求項6】 前記3対の平面部のうち一つの平面部
    は、前記2つの接続用管端部の双方の形成方向に対して
    傾斜する傾斜面に形成されていることを特徴とする請求
    項5記載のエルボ型継手。
  7. 【請求項7】 2つの方向の異なる接続用管端部と該2
    つの接続用管端部との間を連結する屈曲部とを有するエ
    ルボ型継手の製造方法において、 上記エルボ型継手を、2つの加工前の接続用管端部と屈
    曲部とを有する鍛造製品として製造するに当たり、 この鍛造製品の屈曲部に、直交するX軸とY軸とから構
    成される平面をXY平面とし、上記XY平面に直交する
    方向をZ軸としたとき、上記X軸、Y軸、Z軸方向の動
    きを互いに規制する傾斜面に構成された少なくとも3対
    の平面部を予め形成しておき、 上記鍛造製品の上記屈曲部に形成された上記3対の平面
    部をチャッキングすることにより上記鍛造製品を固定保
    持し、上記2つの接続用管端部の加工を行い、エルボ型
    継手を製造するようにしたことを特徴とするエルボ型継
    手の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記3対の平面部を構成する傾斜面は、
    前記2つの方向の異なる接続用管端部の一方の形成方向
    に対して、その両側に収束するように傾斜した傾斜面に
    形成されているとともに、上記接続用管端部の他方の形
    成方向に対して、その両側に収束するように傾斜した傾
    斜面に構成されていることを特徴とする請求項7記載の
    エルボ型継手の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007168235A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Keihin Corp 合成樹脂製のl型ジョイントの製造方法
JP2012228758A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Ihara Science Corp エルボの製造方法

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