JP2003074306A - 軸流タービン - Google Patents

軸流タービン

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JP2003074306A JP2001264722A JP2001264722A JP2003074306A JP 2003074306 A JP2003074306 A JP 2003074306A JP 2001264722 A JP2001264722 A JP 2001264722A JP 2001264722 A JP2001264722 A JP 2001264722A JP 2003074306 A JP2003074306 A JP 2003074306A
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榮 川崎
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唯士 田沼
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タービンノズルおよびタービン動翼の翼間流路
内における翼高さ方向の作動流体の流量分布をコントロ
ールしつつ、翼根元部の翼型損失および2次流れ損失を
低減させ、タービン段落効率をより一層向上させる軸流
タービンを提供する。 【解決手段】本発明に係る軸流タービンは、ノズル翼1
および動翼5は、スロート・ピッチ比s/tが翼高さ中
央部分で極大値、翼高さ中央部と翼根元部との間で極小
値、極小値から根元部までを増加する形状にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸流タービンに係
り、特に、タービンノズルとタービン動翼とを組み合わ
せてタービン段落を構成するとき、そのタービン段落の
段落効率をより一層向上させる軸流タービンに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、発電プラントに適用する蒸気タ
ービンやガスタービン等の軸流タービンでは、最近、経
済的な運転を効果的に行うための熱効率の向上、特に、
タービン内部効率の向上が再び見直されている。
【0003】タービン内部効率のより一層の向上を図る
には、タービン翼に発生する諸損失のうち、特にタービ
ンノズルおよびタービン動翼の2次流れに基づく2次流
れ損失をより一層低く抑えることが重要な研究テーマの
一つとして採り上げられている。
【0004】図10は、軸流タービンに従来から適用さ
れている、いわゆるストレート翼と称するタービンノズ
ルの構成を示す図で、複数枚のノズル翼1がダイアフラ
ム外輪2とダイアフラム内輪3との間に形成される環状
流路4のタービン軸(図示せず)の周方向に沿って列状
に配置されている。
【0005】また、ノズル翼1の下流側には、図8に示
すように、ノズル翼1の列状配置に対応させてタービン
動翼5が周方向に配置されている。このタービン動翼5
は、ロータディスク6の周方向に沿って植設され、その
外周端に作動蒸気または作動ガス(以下、主流と記す)
の漏洩等を防止するシュラウド7を備えている。
【0006】このような構成を備える軸流タービンにお
いて、タービンノズルをノズル翼1の出口側から観察す
るときの斜視図で示す図10を引用し、ノズル翼1の2
次流れの発生メカニズムを詳しく説明する。
【0007】主流は、翼間流路を流れるとき、湾曲状に
曲げられて流れている。このとき、ノズル翼1の背側B
から腹側F方向に向って遠心力が生じ、この遠心力と静
圧がバランスしているので、腹側Fの静圧が高くなって
いる。
【0008】これに対し、背側Bは主流の流速が速いた
め静圧が低くなっている。このため、翼間流路内では、
腹側Fから背側Bに向って圧力勾配が生じる。この圧力
勾配は、ダイアフラム外輪2とダイアフラム内輪3の周
壁面上に形成される境界層においても同じである。
【0009】しかし、翼間流路内の境界層では、流速が
小さく、遠心力も小さくなっているので、腹側Fから背
側Bへの圧力勾配に抗し切れず、腹側Fから背側Bに向
う流れとなる2次流れ8が生じる。
【0010】この2次流れ8は、ノズル翼1の背側Bに
衝突して巻き上げられ、ノズル翼1を支持するダイアフ
ラム外輪2およびダイアフラム内輪3との接続部分に2
次流れ渦9a,9bを発生させる。
【0011】このように、主流の持つエネルギは、2次
流れ渦9a,9bの拡大、拡散や2次流れによる壁面摩
擦等の影響を受け、その一部が失われ、タービン内部効
率の著しい低下の要因になっている。なお、タービン動
翼も、タービンノズルと同様に、2次流れ損失が発生し
ている。
【0012】ところで、翼間流路内で発生する2次流れ
渦9a,9b等に起因する2次流れ損失を低減させる研
究や提案が数多く公表されている。
【0013】例えば、ノズル翼1の後縁端とそのノズル
翼1に隣接するノズル翼1の背側Bとの最短距離で定義
されるスロートsと翼間の環状ピッチtとで表わされる
スロート・ピッチ比s/tを、図4(a)の点線で示す
ように、翼高さ中央部分で最大にし、翼根元部および翼
先端部で小さくする形状のタービンノズルが公表されて
いる(特開平6−272504号公報)。
【0014】このタービンノズルは、例えば蒸気タービ
ンに従来から適用されている、いわゆるストレート翼
(タービン軸の中心を通り、半径方向に真直ぐ延びるラ
ジアル線に沿う翼)と称するタービンノズルやタービン
動翼に較べて次に示す利点を持っている。すなわち、い
わゆるストレート翼と称するタービンノズルは、図5
(a)に示すように、翼高さの中央部分で損失が少な
く、翼根元部および翼先端部で相対的に損失が大きくな
っている。また、いわゆるストレート翼と称するタービ
ン動翼も、図5(b)に示すように、翼高さの中央部分
で損失が少なく翼根元部および翼先端部で相対的に損失
が大きくなっている。
【0015】これに対し、スロート・ピッチ比s/t
を、図4(a)の点線で示すように、翼高さ中央部分で
最大にし、翼根元部および翼先端部で小さくする形状の
タービンノズルは、損失の大きい翼根元部および翼先端
部で主流の流量を少なくさせ、損失の少ない翼高さ中央
部分で主流の流量を多くさせているので、いわゆるスト
レート翼と称すタービンノズルに較べて損失が少なくな
っている。
【0016】また、スロート・ピッチ比s/tを、図4
(b)の点線で示すように、翼高さ中央部分で最大に
し、翼根元部および翼先端部で小さくする形状のタービ
ン動翼も上述のタービンノズルと同様に、いわゆるスト
レート翼と称するタービン動翼に較べて損失が少なくな
っている。
【0017】他方、別の研究成果によれば、ノズル翼1
をタービン軸の中心を通るラジアル線(図10で示す
E)に対して湾曲させる、いわゆるコンパウンドリーン
タイプと称するタービンノズルが公表されている(特開
平1−106903号公報)。
【0018】この、いわゆるコンパウンドリーンタイプ
と称するタービンノズルは、図7(a)に示すように、
翼先端部および翼根元部のそれぞれから翼高さの中央部
分に向って後縁端を湾曲状に突き出させて形成し、翼先
端部からダイアフラム外輪2に、また翼根元部からダイ
アフラム内輪3のそれぞれに押圧力を発生させる構成に
なっている。このため、コンパウンドリーンタイプと称
するタービンノズルは、ダイアフラム外輪2およびダイ
アフラム内輪3のそれぞれに発生する境界層を低く抑え
ることができるようになっている。
【0019】また、タービン動翼も、上述のタービンノ
ズルと同様に、図7(b)に示すように、翼先端部およ
び翼根元部のそれぞれから翼高さの中央部分に向って後
縁端を湾曲状に突き出させて形成し、翼先端部からシュ
ラウド7に、また翼根元部からロータディスク6のそれ
ぞれに押圧力を発生させる形状にして、シュラウド7お
よびロータディスク6のそれぞれに発生する境界層を低
く抑えることができるようになっている(特開平3−1
89303号公報)。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】いわゆるコンパウンド
リーンタイプと称するタービンノズルおよびタービン動
翼は、翼先端部からダイアフラム外輪2に向って押圧力
を与えるとともに、翼根元部からダイアフラム内輪3に
向って押圧力を与え、ダイアフラム外輪2およびダイア
フラム内輪3のそれぞれに発生させる境界層を少なくさ
せ、より多くの主流を流す形状になっている。
【0021】しかし、もともと翼先端とダイアフラム外
輪2との接続部分および翼根元部とダイアフラム内輪3
との接続部は、ともに、損失の大きい領域になっている
ので、より多くの主流を流しても性能をより一層向上さ
せるには限界がある。
【0022】この点、スロート・ピッチ比s/tを、翼
高さの中央部分で大きくし、流路面積をより広く確保す
るタービンノズルおよびタービン動翼の方が、翼高さの
中央部分の損失が少ない部分により多くの主流を流すだ
けに、性能をより一層向上させることができると考えら
れ、有利である(特開平8−109803号公報)。
【0023】しかし、この形状のタービンノズルおよび
タービン動翼は、翼根元部および翼先端部ともに、スロ
ート・ピッチ比s/tが小さく、このスロート・ピッチ
比s/tから算出される幾何学的流出角α=sin−1
(s/t)が小さく、さらに転向角が大きくなる。
【0024】一般に、軸流タービンにおけるタービンノ
ズルおよびタービン動翼の幾何学的流出角が小さい場合
や転向角が大きい場合、翼面上に境界層が発達し、翼型
損失が増加することが知られている。
【0025】また、翼間流路内で主流の流れの向きが大
きく転向する場合、翼間流路内の腹側Fから背側Bへの
圧力勾配が大きくなり2次流れ8も大きくなる。
【0026】また、翼根元部付近や翼先端部付近で発達
する翼面境界層内の低エネルギ流体も、翼間流路内の周
壁面に形成される境界層内の低エネルギ流体とともに2
次流れ8と一緒になって流れ、2次流れ損失をより一層
増加させる要因になっている。
【0027】特に、翼根元部では、スロート・ピッチ比
s/tが小さいと、環状ピッチtが小さいためにスロー
トsも小さくなる。スロートsが小さくなると、後縁端
の厚さteは、翼構造上の制約から一定の厚が要求され
ているので、スロートsに占める後縁端の厚さteの比
率te/sが大きくなり、図11に示すように、翼型損
失が急激に増加している。
【0028】このように、最近の研究成果の一つとして
公表されている翼高さの中央部分のスロート・ピッチ比
s/tを大きく採るタービンノズルおよびタービン動翼
やいわゆるコンパウンドリーンタイプと称するタービン
ノズルおよびタービン動翼は、ともに、長所、短所があ
るので、長所の部分だけを取り出して組み合わせる、い
わゆるハイブリット翼の実現がタービン段落効率のより
一層の向上につながると考えられる。
【0029】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、タービンノズルおよびタービン動翼の翼間流路
内における翼高さ方向の主流の流量分布をコントロール
しつつ、翼根元部の翼型損失および2次流れ損失を低減
させ、タービン段落効率をより一層向上させる軸流ター
ビンを提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明に係る軸流タービ
ンは、上述の目的を達成するために、請求項1に記載し
たように、ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪との間
に形成される環状流路の周方向にノズル翼を列状に配置
するタービンノズルと、このタービンノズルの下流側に
配置され、タービン軸の周方向に動翼を列状に植設する
タービン動翼とでタービン段落を構成し、このタービン
段落を前記タービン軸の軸方向に複数備える軸流タービ
ンにおいて、前記ノズル翼の後縁端とそのノズル翼に隣
接するノズル翼の背側との最短距離をsとし、列状に配
置する前記ノズル翼のピッチをtとするとき、前記ノズ
ル翼はスロート・ピッチ比s/tが翼高さ中央部分で極
大値になり、翼高さ中央部分と翼根元部との間で極小値
になり、かつこの極小値から前記翼根元部までが増加す
る形状に形成するものである。
【0031】また、本発明に係る軸流タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項2に記載したように、
ノズル翼のスロート・ピッチ比s/tの極小値は、最小
値でもあることを特徴とするものである。
【0032】また、本発明に係る軸流タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項3に記載したように、
ノズル翼の翼根元部におけるスロート・ピッチ比s/t
から求められる幾何学的流出角α=sin−1(s/
t)を、スロート・ピッチ比s/tの極小値から求めら
れる幾何学的流出角の105%以上で、115%以下に
なる範囲内に設定しているものである。
【0033】また、本発明に係る軸流タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項4に記載したように、
ノズル翼は、翼断面を翼高さ中央部分で最突出し部分が
存在するように円周方向流体流出側に湾曲させているも
のである。
【0034】また、本発明に係る軸流タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項5に記載したように、
ノズル翼は、後縁端位置を、流体の流れに向う上流側お
よび流体の流れに沿う下流側のうち、いずれか一方に傾
斜または湾曲させているものである。
【0035】また、本発明に係る軸流タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項6に記載したように、
ノズル翼は、翼断面の翼弦長が翼先端部で最大、翼根元
部で最小になるように形成しているものである。
【0036】また、本発明に係る軸流タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項7に記載したように、
ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪との間に形成され
る環状流路の周方向にノズル翼を列状に配置するタービ
ンノズルと、このタービンノズルの下流側に配置され、
タービン軸の周方向に動翼を列状に植設するタービン動
翼とでタービン段落を構成し、このタービン段落を前記
タービン軸の軸方向に複数備える軸流タービンにおい
て、前記動翼の後縁端とその動翼に隣接する動翼の背側
との最短距離をsとし、列状に配置する前記動翼のピッ
チをtとするとき、前記動翼はスロート・ピッチ比s/
tが翼高さ中央部分で極大値になり、翼高さ中央部分と
翼根元部との間で極小値になり、かつこの極小値から前
記翼根元部までが増加する形状に形成するものである。
【0037】また、本発明に係る軸流タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項8に記載したように、
極小値から翼根元部までが増加するスロート・ピッチ比
s/tは、前記翼根元部で最大値になるように形成する
ものである。
【0038】また、本発明に係る軸流タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項9に記載したように、
動翼の翼根元部におけるスロート・ピッチ比s/tから
求められる幾何学的流出角α=sin−1(s/t)
を、スロート・ピッチ比s/tの極小値から求められる
幾何学的流出角の105%以上で、115%以下になる
範囲内に設定しているものである。
【0039】また、本発明に係る軸流タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項10に記載したよう
に、動翼は、翼断面を翼高さ中央部分で最突出し部分が
存在するように円周方向流体流出側に湾曲させているも
のである。
【0040】また、本発明に係る軸流タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項11に記載したよう
に、動翼は、後縁端位置を、流体の流れに向う上流側お
よび流体の流れに沿う下流側のうち、いずれか一方に傾
斜または湾曲させているものである。
【0041】また、本発明に係る軸流タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項12に記載したよう
に、請求項1〜6記載のノズル翼と請求項7〜11記載
の動翼とを組み合わせてタービン段落を構成するもので
ある。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る軸流タービン
の実施形態を図面および図面に付した符号を引用して説
明する。
【0043】図1は、本発明に係る軸流タービンに適用
するタービンノズルを後縁端の出口側から観察する斜視
図である。
【0044】図1において、ダイアフラム外輪2とダイ
アフラム内輪3との間に形成する環状流路4に複数のノ
ズル翼1を周方向に一定間隔をおいて列状に配置し、各
ノズル翼1の翼先端部および翼根元部の接続部分をダイ
アフラム外輪2とダイアフラム内輪3に接続することに
よってタービンノズルが構成されている。
【0045】また、図2は、タービンノズルの下流側に
配置する動翼5を示す斜視図であり、翼先端部をシュラ
ウド7で支持させるとともに、翼植込み部(翼根元部)
をロータディスク6に植設させている。
【0046】また、図3は、ノズル翼1および動翼5の
流路部における断面を示すもので、ノズル翼1または動
翼5の後縁端とそのノズル翼1あるいは動翼5に隣接す
る別のノズル翼1または動翼5の背側との最短距離、つ
まり流路の最小通路幅をスロートsとし、タービン軸
(図示せず)に沿う環状の円周長さをノズル数または動
翼数で割った数を環状ピッチtとする場合、そのスロー
ト・ピッチ比s/tをノズル出口または動翼出口からの
流出方向と流量を決めるパラメータとしている。そし
て、そのパラメータを用いて、図4の(a)の実線では
ノズル翼1のスロート・ピッチ比s/tを翼高さ分布と
して表わし、また図4の(b)の実線では、動翼5のス
ロート・ピッチ比s/tを翼高さ分布として表わしてい
る。
【0047】本実施形態に係る軸流タービンは、図4
(a),(b)の実線で示すように、タービンノズルお
よびタービン動翼ともに、スロート・ピッチ比s/tが
翼高さ中央部分において、点線で示す従来のものと同じ
く極大値になるようにしている。
【0048】また、本実施形態に係る軸流タービンは、
翼中央部分と翼根元部との間で、タービンノズルおよび
タービン動翼ともに、スロート・ピッチ比s/tを極小
値になるようにするとともに、翼根元部において点線で
示す従来のものと較べてスロート・ピッチ比s/tを大
きくしている。
【0049】また、本実施形態に係る軸流タービンは、
タービンノズルの場合、スロート・ピッチ比s/tの極
小値を、翼高さに対する最小値にもする一方、タービン
動翼の場合、翼根元部におけるスロート・ピッチ比s/
tの値を、翼高さに対する最大値にしている。
【0050】このように、タービンノズルおよびタービ
ン動翼ともに、スロート・ピッチ比s/tの分布を翼高
さ中央部分で極大値にするとともに、翼中央部分と翼根
元部との間に極小値を持たせる一方、ここから翼根元部
に向ってより大きくさせる翼形状にする手段は、例え
ば、翼型に捩りを加えるか、あるいは翼断面形状を変え
ること等により容易に実現することができる。
【0051】ところで、タービンノズルおよびタービン
動翼の損失分布は、一般に、図5(a),(b)の点線
で示すように、翼高さ中央部分で小さく、翼根元部およ
び翼先端部で大きくなっている。このため、従来のター
ビンノズルおよびタービン動翼は、ともに損失の少ない
翼高さ中央部分で主流をより多く流し、損失の大きい翼
根元部や翼先端部で主流の流れを少なくさせている。
【0052】本実施形態もこのような点を考慮したもの
で、タービンノズルおよびタービン動翼ともに、図5
(a),(b)の実線で示すように、スロート・ピッチ
比s/tの分布を翼高さ中央部分で極大値にするととも
に、翼中央部分と翼根元部との間に極小値を持たせる一
方、翼根元部でのスロート・ピッチ比s/tを大きくす
る構成にし、損失の少ない翼高さ中央部分で主流をより
多く流し、損失の大きい翼高さ中央部分と翼根元部との
間で主流を少なくさせているので、従来に較べてタービ
ン段落効率を向上させることができる。特に、タービン
ノズルおよびタービン動翼ともに、翼高さ中央部分と翼
根元部との間でスロート・ピッチ比s/tを極小値に
し、ここから翼根元部までのスロート・ピッチ比s/t
を大きくし、2次流れ等の損失を少なくさせているの
で、タービン段落効率をより一層向上させることができ
る。
【0053】また、本実施形態は、翼根元部において、
幾何学的流出角α=sin−1(s/t)を大きくさ
せ、転向角を小さくさせているので、従来に較べて翼型
損失および2次流れ損失をより一層少なくさせることが
できる。なお、図5中、(a)は、タービンノズルの損
失分布を、(b)はタービン動翼の損失分布をそれぞれ
示している。
【0054】タービンノズルおよびタービン動翼の翼根
元部での幾何学的流出角α=sin −1(s/t)は、
解析結果から図6に示すように、極小値、具体的には
((翼根元部の幾何学的流出角αroot−幾何学的流
出角最小値αmin)/(幾何学的流出角最小値αmi
n))を基準に105%≦α≦115%の範囲内に設定
すれば損失を少なくさせることができる。
【0055】また、本実施形態は、翼高さ中央部分でス
ロート・ピッチ比s/tが極小値になり、翼高さ中央部
分と翼根元部との間でスロート・ピッチ比s/tが極小
値となり、しかも翼根元部でスロート・ピッチ比s/t
が大きくなる形状を持つスロート・ピッチ比s/t分布
を、図7(a),(b)に示した従来の、いわゆるコン
パウンドリーンタイプのタービンノズルおよびタービン
動翼に組み込んでもよい。この場合も、タービンノズル
およびタービン動翼の翼断面に捩りを加える等の手段を
用いれば容易に実現することができる。
【0056】このタービンノズルおよびタービン動翼
は、既に説明したように、翼高さ中央部分で翼断面位置
がラジアル線Eに対し周方向に移動、すなわち腹側Fが
隣接するノズル翼1あるいは動翼5の背側Bに向って翼
高さ中央部分で最突出し部分が存在し、この最突出し部
分が円周方向主流流出側に湾曲状に形成されている。こ
のときの移動量(突出し量)は、翼根元部と翼先端部で
各々発生する2次流れ損失の大きさから決定され、ラジ
アル線Eに対するノズル翼1および動翼5の翼面のなす
角が翼根元部で10°、翼先端部で5°が最も適正値で
ある。この適正な移動量(突出し量)を超えると急激な
流線の変化が生じ、効率的に好ましくない。
【0057】したがって、翼断面の移動量(突出し量)
の許容範囲は翼根元部から翼高さの中央部分に向って1
0°±5°、翼先端部から翼高さの中央部分に向って5
°±5°としている。
【0058】このように、翼高さ中央部分でスロート・
ピッチ比s/tが極大値になり、翼高さ中央部分と翼根
元部との間でスロート・ピッチ比s/tが極小値にな
り、しかも翼根元部でスロート・ピッチ比s/tが大き
くなる形状を持つスロート・ピッチ比s/t分布を、図
7(a),(b)に示した従来の、いわゆるコンパウン
ドリーンタイプのタービンノズルおよびタービン動翼に
組み入れることにより、図8に示すように、ノズル翼1
および動翼5を流れる主流の流線G,G,G のう
ち、流線Gが翼根元部に向って流れるとともに、流線
が翼先端部に向って流れるので、2次流れの発生を
低く抑することができる。
【0059】また、翼高さ中央部分でスロート・ピッチ
比s/tが極大値になり、翼高さ中央部分と翼根元部と
の間でスロート・ピッチ比s/tが極小値になり、しか
も翼根元部でスロート・ピッチ比s/tが大きくなる形
状を持つスロート・ピッチ比s/t分布を、いわゆるテ
ーパ状タイプのタービンノズルおよびタービン動翼に組
み入れることができる。
【0060】この、いわゆるテーパ状タイプのタービン
ノズルは、図9に示すように、ラジアル線Eを基準にし
て観察する場合、翼弦長Cを翼根元部から翼先端部に向
って大きくする形状になっており、翼高さ方向に向う各
翼断面の翼型損失が少なくなるように翼弦長Cと環状ピ
ッチtとの比を設定している。
【0061】このように、いわゆるテーパ状タイプのタ
ービンノズルに、翼高さ中央部分でスロート・ピッチ比
s/tが極大値になり、翼高さ中央部分と翼根元部との
間でルールが極小値になり、しかも翼根元部でスロート
・ピッチ比s/tが大きくなる形状を持つスロート・ピ
ッチ比s/t分布を組み込んでも2次流れの発生を低く
抑えることができる。
【0062】また、本実施形態は、タービンノズルおよ
びタービン動翼のそれぞれに、上述の翼高さ中央部分で
スロート・ピッチ比s/tが極大値になり、翼高さ中央
部分と翼根元部との間でスロート・ピッチ比s/tが極
小値になり、しかも翼根元部でスロート・ピッチ比s/
tが大きくなる形状を持つスロート・ピッチ比s/t分
布を組み入れる場合、タービンノズルおよびタービン動
翼のそれぞれの後縁端を、主流の流れに向う上流側また
は主流の流れに沿う下流側に傾斜もしくは湾曲させても
2次流れの発生を低く抑えることができる。
【0063】このように、本実施形態は、翼高さ中央部
分でスロート・ピッチ比s/tが極大値になり、翼高さ
中央部分と翼根元部との間でスロート・ピッチ比s/t
が極小値になり、しかも翼根元部でスロート・ピッチ比
s/tが大きくなる形状を持つスロート・ピッチ比s/
t分布を、例えば、いわゆるコンパウンドリーンタイプ
のタービンノズルおよびタービン動翼や、いわゆるテー
パタイプのタービンノズルおよびタービン動翼等に組み
込んでタービン段落を構成すれば、タービンノズルおよ
びタービン動翼の損失をより一層少なくさせることがで
き、より一層多くの仕事をさせてタービン段落の段落効
率を向上させることができる。
【0064】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係る軸流
タービンは、翼高さ中央部分でスロート・ピッチ比s/
tが極大値になり、翼高さ中央部分と翼根元部との間で
スロート・ピッチ比s/tが極小値になり、しかも翼根
元部でスロート・ピッチ比s/tが大きくなる形状を持
つスロート・ピッチ比s/t分布を、タービンノズルお
よびタービン動翼のそれぞれに組み入れてタービン段落
を構成するので、翼高さ中央部分でより多くの主流を流
してより多くの仕事をさせることができ、翼根元部で幾
何学的流出角α=sin−1(s/t)を大きくして翼
型損失および2次流れ損失をより一層低く抑えることが
できる。
【0065】したがって、本実施形態によれば、タービ
ン段落の段落効率をより一層向上させてタービン段落当
りの出力を増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る軸流タービンに適用するタービン
ノズルを主流の出口側から観察する斜視図。
【図2】本発明に係る軸流タービンに適用するタービン
動翼を主流の出口側から観察する斜視図。
【図3】本発明に係る軸流タービンに適用するタービン
ノズルおよびタービン動翼のそれぞれの流路部を説明す
るために用いる断面図。
【図4】スロート・ピッチ比s/tを、従来と本発明と
で対比させるスロート・ピッチ比s/t分布線図で、
(a)はタービンノズルのスロート・ピッチ比s/t分
布線図、(b)はタービン動翼のスロート・ピッチ比s
/t分布線図。
【図5】損失を、従来と本発明とで対比させる損失分布
線図で、(a)はタービンノズルの損失分布線図、
(b)はタービン動翼の損失分布線図。
【図6】本発明に係る軸流タービンに適用するタービン
ノズルおよびタービン動翼の翼根元部における幾何学的
流出角と損失変化量との関係を示す損失変化量分布線
図。
【図7】従来の軸流タービンに適用するタービン翼を主
流の出口から観察する斜視図で(a)はタービンノズル
の斜視図、(b)はタービン動翼の斜視図。
【図8】本発明に係る軸流タービンに適用するタービン
ノズルおよびタービン動翼を流れる主流の流線を説明す
るために用いる概念図。
【図9】従来の軸流タービンに適用される別のタービン
ノズルを主流の出口側から観察する斜視図。
【図10】従来の軸流タービンに適用されるタービンノ
ズルを主流の流れを説明するために用いる概念図。
【図11】従来の軸流タービンに適用されるタービンノ
ズルの後縁端における損失を示す損失分布線図。
【符号の説明】
1 ノズル翼 2 ダイアフラム外輪 3 ダイアフラム内輪 4 環状流路 5 動翼 6 ロータディスク 7 シュラウド 8 2次流れ 9 2次流れ渦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田沼 唯士 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 今井 健一 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 Fターム(参考) 3G002 BA03 BB01 GA07 GB05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪と
    の間に形成される環状流路の周方向にノズル翼を列状に
    配置するタービンノズルと、このタービンノズルの下流
    側に配置され、タービン軸の周方向に動翼を列状に植設
    するタービン動翼とでタービン段落を構成し、このター
    ビン段落を前記タービン軸の軸方向に複数備える軸流タ
    ービンにおいて、前記ノズル翼の後縁端とそのノズル翼
    に隣接するノズル翼の背側との最短距離をsとし、列状
    に配置する前記ノズル翼のピッチをtとするとき、前記
    ノズル翼はスロート・ピッチ比s/tが翼高さ中央部分
    で極大値になり、翼高さ中央部分と翼根元部との間で極
    小値になり、かつこの極小値から前記翼根元部までが増
    加する形状に形成することを特徴とする軸流タービン。
  2. 【請求項2】 ノズル翼のスロート・ピッチ比s/tの
    極小値は、最小値でもあることを特徴とする請求項1記
    載の軸流タービン。
  3. 【請求項3】 ノズル翼の翼根元部におけるスロート・
    ピッチ比s/tから求められる幾何学的流出角α=si
    −1(s/t)を、スロート・ピッチ比s/tの極小
    値から求められる幾何学的流出角の105%以上で、1
    15%以下になる範囲内に設定していることを特徴とす
    る請求項1または2記載の軸流タービン。
  4. 【請求項4】 ノズル翼は、翼断面を翼高さ中央部分で
    最突出し部分が存在するように円周方向流体流出側に湾
    曲させていることを特徴とする請求項1〜3記載の軸流
    タービン。
  5. 【請求項5】 ノズル翼は、後縁端位置を、流体の流れ
    に向う上流側および流体の流れに沿う下流側のうち、い
    ずれか一方に傾斜または湾曲させていることを特徴とす
    る請求項1〜3記載の軸流タービン。
  6. 【請求項6】 ノズル翼は、翼断面の翼弦長が翼先端部
    で最大、翼根元部で最小になるように形成していること
    を特徴とする請求項1〜3記載の軸流タービン。
  7. 【請求項7】 ダイアフラム外輪とダイアフラム内輪と
    の間に形成される環状流路の周方向にノズル翼を列状に
    配置するタービンノズルと、このタービンノズルの下流
    側に配置され、タービン軸の周方向に動翼を列状に植設
    するタービン動翼とでタービン段落を構成し、このター
    ビン段落を前記タービン軸の軸方向に複数備える軸流タ
    ービンにおいて、前記動翼の後縁端とその動翼に隣接す
    る動翼の背側との最短距離をsとし、列状に配置する前
    記動翼のピッチをtとするとき、前記動翼はスロート・
    ピッチ比s/tが翼高さ中央部分で極大値になり、翼高
    さ中央部分と翼根元部との間で極小値になり、かつこの
    極小値から前記翼根元部までが増加する形状に形成する
    ことを特徴とする軸流タービン。
  8. 【請求項8】 極小値から翼根元部までが増加するスロ
    ート・ピッチ比s/tは、前記翼根元部で最大値になる
    ように形成することを特徴とする請求項7記載の軸流タ
    ービン。
  9. 【請求項9】 動翼の翼根元部におけるスロート・ピッ
    チ比s/tから求められる幾何学的流出角α=sin
    −1(s/t)を、スロート・ピッチ比s/tの極小値
    から求められる幾何学的流出角の105%以上で、11
    5%以下になる範囲内に設定していることを特徴とする
    請求項7または8記載の軸流タービン。
  10. 【請求項10】 動翼は、翼断面を翼高さ中央部分で最
    突出し部分が存在するように円周方向流体流出側に湾曲
    させていることを特徴とする請求項7〜9記載の軸流タ
    ービン。
  11. 【請求項11】 動翼は、後縁端位置を、流体の流れに
    向う上流側および流体の流れに沿う下流側のうち、いず
    れか一方に傾斜または湾曲させていることを特徴とする
    請求項7〜9記載の軸流タービン。
  12. 【請求項12】 請求項1〜6記載のノズル翼と請求項
    7〜11記載の動翼とを組み合わせてタービン段落を構
    成することを特徴とする軸流タービン。
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