JP2003073875A - 電極板 - Google Patents

電極板

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JP2003073875A JP2001265101A JP2001265101A JP2003073875A JP 2003073875 A JP2003073875 A JP 2003073875A JP 2001265101 A JP2001265101 A JP 2001265101A JP 2001265101 A JP2001265101 A JP 2001265101A JP 2003073875 A JP2003073875 A JP 2003073875A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 気孔率が高く、製造が容易で、歩留まりの良
い発泡金属板を備えた電極板を提供する。 【解決手段】 電極基板2の表面に、積層発泡金属板3
が接合されるとともに、該積層発泡金属板3の少なくと
も接合部分に、緻密な発泡金属からなる接合金属部が設
けられ、該接合金属部が前記電極基板2に接合される。
発泡金属板と接合金属部とは、原料粉末を含有するスラ
リーをシート状に形成してなるスラリー層を、少なくと
もその最下層を除く上側のスラリー層に発泡剤を含有さ
せて発泡させ、これらスラリー層を乾燥させた後に、こ
れらを焼成して最下層に緻密層を有する発泡金属板を形
成し、電極基板の表面に前記緻密層を接触させた状態に
重ねて、両者を接合することによって製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電極板に係り、
特に発泡金属板を接合した電極基板からなる電極板に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、水分解用の電極や、電池の電
極として中実の金属板に発泡金属板を接合したものが使
用されている。これは、同じ条件下では、電極表面の表
面積が大きいほど、効率の良い電極となるという理由に
よるもので、同体積において表面積の大きい物質として
発泡金属が使用されている。一般的に、上記のような電
極基板に発泡金属板を接合した電極を得るため、スポッ
ト溶接、またはロウ付け等の手段によって、該発泡金属
板の片面を金属板に接合する方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記発泡金
属板を前記金属板に接合する工程において、溶接または
ロウ付け等といった、比較的高温の条件下での加工とな
る場合、その温度条件によっては発泡金属が融解してし
まうことがあり、それを防ぐための温度管理が難しいと
いう問題があった。
【0004】また、上記のように、金属板と発泡金属板
の接合作業が比較的難易度の高いものであるために、製
造時の歩留まりが悪くなるという問題があった。
【0005】この発明は、このような事情を考慮してな
されたもので、その目的は、製造が容易で、歩留まりの
良い発泡金属板を備えた電極板を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は以下の手段を提供している。請求項1
に係る発明は、電極基板の表面に、発泡金属板が接合さ
れるとともに、該発泡金属板の少なくとも接合部に、前
記発泡金属板の気孔率よりも小さい気孔率の緻密な発泡
金属からなる接合金属部が設けられ、該接合金属部が前
記電極基板に接合されていることを特徴とする。
【0007】この発明に係る電極板においては、接合金
属部が緻密部からなるため、高温による接合が可能とな
って、電極基板と発泡金属板との接合が容易で確実なも
のとなり、該発泡金属板が前記電極基板から剥離するこ
とを防止することができる。
【0008】請求項2に係る発明は、電極基板の表面
に、発泡金属板が接合されるとともに、該発泡金属板の
少なくとも接合部に、中実の接合金属部が設けられ、該
接合金属部が前記電極基板に接合されていることを特徴
とする。
【0009】この発明に係る電極板においては、接合金
属部が中実の金属からなるため、高温による接合が可能
となって、電極基板と発泡金属板との接合が容易で確実
なものとなり、該発泡金属板が前記電極基板から剥離す
ることを防止することができる。
【0010】請求項3に係る発明は、請求項1又は請求
項2に記載の電極板において、前記接合金属部は、前記
発泡金属板の接合部側表面に積層された接合金属層であ
ることを特徴とする。
【0011】この発明に係る電極板においては、電極基
板と発泡金属板との接合が強固なものとなり、該発泡金
属板が前記電極基板から剥離することを防止することが
できる。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項2に記載の
電極板において、前記接合金属部は、前記発泡金属板
と、前記電極基板との間に介在した金属箔であることを
特徴とする。
【0013】この発明に係る電極板においては、電極基
板と発泡金属板との接合が強固なものとなり、該発泡金
属板が前記電極基板から剥離することを防止することが
できる。
【0014】請求項5に係る発明は、請求項1に記載の
電極板において、前記緻密な発泡金属からなる接合金属
部は、前記発泡金属板を押し潰して形成されていること
を特徴とする。
【0015】この発明に係る電極板においては、電極基
板と発泡金属板との接合が容易かつ強固なものとなり、
該発泡金属板が前記電極基板から剥離することを防止す
ることができる。
【0016】請求項6に係る発明は、請求項1から請求
項4のいずれかに記載の電極板において、前記接合金属
部は、前記発泡金属板の前記接合部側表面全面に形成さ
れていることを特徴とする。
【0017】この発明に係る電極板においては、電極基
板と発泡金属板との接合が強固なものとなり、該発泡金
属板が前記電極基板から剥離することを防止することが
できる。また、電極板としての通電性をよくすることが
できる。
【0018】請求項7に係る発明は、請求項1から請求
項5のいずれかに記載の電極板において、前記接合金属
部は、発泡金属板の接合部を含み、帯状に形成されてい
ることを特徴とする。
【0019】この発明に係る電極板においては、電極基
板と発泡金属板との接合が容易に行え、その強度も充分
なものとなり、該発泡金属板が前記電極基板から剥離す
ることを防止することができる。
【0020】請求項8に係る発明は、原料粉末を含有す
るスラリーをシート状に形成してなるスラリー層を、少
なくともその最下層を除く上側のスラリー層に発泡剤を
含有させて発泡させ、これらスラリー層を乾燥させた後
に、これらを焼成して最下層に緻密な発泡金属からなる
接合金属部を有する発泡金属板を形成し、電極基板の表
面に前記接合金属部を接触させた状態に重ねて、両者を
接合する。
【0021】この発明に係る電極板の製造方法において
は、効率の良い電極を容易に得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、この発明の
第1の実施の形態について説明する。図1〜図3は、こ
の発明を水分解用の電極板に適用した場合のものを示し
た概略図である。
【0023】図1〜図3において、電極板1は、電極基
板2と、積層発泡金属板3からなっており、電極基板2
の表面4と裏面5との両面に積層発泡金属板3が接合さ
れている。電極基板2は金属板を矩形に形成したもので
あって、その材質としては、例えばニッケルが用いられ
る。積層発泡金属板3は、図3に示すように、連続空孔
を有する気孔率の高い(85%〜98%)発泡金属板1
0に、該発泡金属板10の気孔率よりも小さい気孔率
(0%〜75%)をもつ緻密な発泡金属からなる接合金
属部11を積層状態に設けてなるものである。この積層
発泡金属板3の形状は矩形に形成されたものであるが、
その縦横寸法は電極基板2よりも小とされている。な
お、この積層発泡金属板3の製造方法については後述す
る。また、これらの部材はレーザー接合によって接合さ
れており、符号12はレーザー接合跡を示している。
【0024】ここで、積層発泡金属板3は、前述の通り
レーザー溶接によって電極基板2に接合されている。接
合加工の際は、電極基板2上に積層発泡金属板3を、接
合金属部11を電極板2側に向けた状態で仮固定し、電
極基板2上にも達する任意の線上で積層発泡金属板3に
レーザーを照射し、その熱を持って積層発泡金属板3を
電極基板2に溶接接合する。このときのレーザーの熱に
より発泡金属板10は融解し、その部分は切断されてし
まうこととなるが、その下層である接合金属部11は融
解せず、その電極基板2側の表面と電極基板2の表面と
が線状にレーザー溶接されることとなる。つまり、発泡
金属板10が、電極基板2と直接接合されるわけではな
く、接合金属部11を介して溶接接合される。
【0025】次に、積層発泡金属板3の製造方法につい
て図を用いて説明する。図4は、この発明の一実施形態
における、発泡金属板10と金属接合部11からなる積
層発泡金属板3を製造するための装置を示した概略図で
ある。図4において、ホッパー13aに貯蔵した緻密部
形成スラリー(スラリー)14をキャリアシート15の
上に供給し、ドクターブレード20aによって緻密部形
成スラリー14を薄く延ばすことにより、キャリアシー
ト15の上に緻密部スラリー層(スラリー層)21を形
成する。この緻密部スラリー層21を、高温・高湿度槽
22aに通し、30℃、2分間の条件下で表面を軽く乾
燥させ、引き続きこの緻密部スラリー層21の上にホッ
パー13bより発泡スラリー(スラリー)23を供給し
ながら、ドクターブレード20bにより薄く延ばして発
泡スラリー層(スラリー層)24を成形する。
【0026】さらに、これを高温・高湿度槽22bに通
し、温度:40℃、湿度:90%、20分間保持の条件
で発泡させた後、続いてこれを乾燥槽25に通し、温
度:80℃、15分保持の条件で温風乾燥を行い、緻密
部グリーン層と発泡状グリーン層とを積層させた複合グ
リーン板30を作製する。そして、この複合グリーン板
30を、脱脂装置および焼成炉(いずれも図示せず)に
通すことにより脱脂、焼成して、積層発泡金属板3を製
造する。高温・高湿度槽22aを設けたのは、複合グリ
ーン板30を作製する際に、緻密部形成スラリー14と
発泡スラリー23とが混合しないように、緻密部スラリ
ー層21の表面を、軽く乾燥させるためである。
【0027】ここで、緻密部形成スラリー14の配合組
成は表1に示す通りであり、密閉容器内で4時間混練し
て作製する。また、発泡スラリー23の配合組成は表2
に示す通りであり、密閉容器内で24時間混練したの
ち、表2に示す量の界面活性剤を添加して減圧下で15
分混練し、ついで表2に示す量の発泡剤を添加して大気
圧下で5分間混練して発泡スラリーを調整する。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】上記のように構成された積層発泡金属板3
によれば、発泡金属板10を直接電極基板2に接合する
場合と比較して、その接合強度は飛躍的に向上し、電極
基板2からの積層発泡金属板3の剥離を抑制することが
できる。
【0031】また、積層発泡金属板3を電極基板2にレ
ーザー溶接によって接合する際、発泡金属単体を接合す
る場合と比較して、温度管理を厳格に行う必要がなくな
るため、接合工程が比較的容易なものとなり、接合時の
発泡金属板10の破損による歩溜まりの悪化も抑制する
ことが可能となる。
【0032】さらに、発泡金属単体には、その断面積あ
たりの金属部分が通常の金属に対して小さいため、比較
的通電性が悪いという特性があるが、第1の実施の形態
では、発泡金属板10の一部を電極基板2に直接接合し
て通電する場合と比較すると、発泡金属板10の下層に
接合金属部11が存在しているため、この接合金属部1
1が電気を通すバイパスの役目を果たし、全体としての
通電性を向上させることができ、通電抵抗の面でも有利
となる。
【0033】さらにまた、上記の製造方法は、スラリー
を使用した製造方法であることから、多種多様な金属を
用いた発泡金属板の製造が可能であり、気孔率の大小を
使用目的に応じて任意に設定した発泡金属板を容易に製
造することが可能となる。
【0034】なお、上述の第1の実施の形態において
は、接合部を緻密な発泡金属からなる接合金属部11と
しているが、この接合金属部11が中実の金属であって
もよい。例えば、発泡金属板10と電極基板2との間に
薄い金属箔を挟み、その金属箔を接合部としても良い。
【0035】次に、第2の実施の形態について図を用い
て説明する。図5は、この発明の第2の実施の形態に係
る発泡金属板と電極基板との接合部を示す拡大断面図で
ある。図5において、発泡金属板40は、第1の実施の
形態とは異なり、発泡金属板40と圧縮緻密部41(接
合金属部)とによって構成されており、圧縮緻密部41
は、電極基板2に接合されている。
【0036】なお、図5において、図1〜図3に示す構
成と同一部分については同一符号を付し、その説明を省
略する。以下、図1〜図3と異なる部分についてのみ説
明する。
【0037】ここで、圧縮緻密部41の気孔率は、発泡
金属板40の気孔率よりも小さいものとなっているが、
これは、発泡金属板40の一部を、縦方向寸法が半分以
下になるよう、物理的な力で押し潰して形成したもので
ある。発泡金属板40を電極基板2に接合する際は、こ
の圧縮緻密部41をレーザー溶接することによって、電
極基板2に接合されることとなる。
【0038】この第2の実施の形態に係る電極板によれ
ば、発泡金属板40を直接電極基板2に接合する場合と
比較して、その接合強度は向上し、電極基板2からの発
泡金属板40の剥離を抑制することができる。
【0039】また、発泡金属板40を電極基板2にレー
ザー溶接によって接合する際、発泡金属単体を接合する
場合と比較して、温度管理を厳格に行う必要がなくなる
ため、接合工程が比較的容易なものとなり、接合時の発
泡金属板40の破損による歩溜まりの悪化も抑制するこ
とが可能となる。
【0040】なお、上述した第1、第2の実施の形態に
おいて示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例
であって、この発明の趣旨から逸脱しない範囲において
設計要求等に基づき種々変更可能である。この発明は、
例えば以下のような変更をも含むものとする。
【0041】接合の方法はレーザー溶接に限定するもの
ではなく、同等の強度を持って接合できる方法によれば
よい。例えば、導電性を有する接着剤による接着等も含
まれる。また、接合の範囲についても、線状のものに限
定するものではなく、スポット状に接合してもよいし、
全面を接合してもよい。さらに、各部品の材質は特定な
ものに限定されるわけではなく、必要な剛性、通電性が
得られる材質であればよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、発泡金属板に、緻密部からなる接合金属部
が設けられ、その接合金属部によって電極基板に接合さ
れていることから、前記発泡金属板と前記電極基板との
接合が、溶接等の方法で容易に行えることとなり、充分
な強度を持つことができる。よって、前記電極基板から
前記発泡金属板が剥離することを防止することができ
る。
【0043】さらに、前記発泡金属板は、発泡金属部の
下層に緻密部が存在する構造となっているため、この緻
密部が電気を通すバイパスの役目を果たし、全体として
の通電性を向上させることができる。
【0044】また、請求項2に係る発明によれば、発泡
金属板に、中実の接合金属部が設けられ、その接合金属
部によって電極基板に接合されていることから、前記発
泡金属板と前記電極基板との接合が、溶接等の方法で容
易に行えることとなり、充分な強度を持つことができ
る。よって、前記電極基板から前記発泡金属板が剥離す
ることを防止することができる。
【0045】さらに、前記発泡金属板は、発泡金属部の
下層に中実の接合金属部が存在する構造となっているた
め、この接合金属部が電気を通すバイパスの役目を果た
し、全体としての通電性を向上させることができる。
【0046】また、請求項3に係る発明によれば、発泡
金属板に、電極基板との接合部側表面に金属接合部が設
けられるため、前記発泡金属板と電極基板との接合を強
固に行うことができる。
【0047】また、請求項4に係る発明によれば、発泡
金属板と電極基板とが、その間に介在した金属箔によっ
て接合されるため、接合作業が容易となり、強固な接合
を実施することができる。
【0048】また、請求項5に係る発明によれば、発泡
金属板の緻密部が、該発泡金属板を押し潰して形成され
ることから、接合作業が容易となり、強固な接合を実施
することができる。
【0049】また、請求項6に係る発明によれば、発泡
金属板に、電極基板との接合部側表面全面に金属接合部
が設けられるため、前記発泡金属板と前記電極基板との
接合を強固に行うことができる。また、電極板としての
通電性を良好なものにすることができる。
【0050】また、請求項7に係る発明によれば、発泡
金属における電極基板との接合部である金属接合部が、
帯状に形成されているため、前記発泡金属板と前記電極
基板との接合を強固に行うことができる
【0051】また、請求項8に係る発明によれば、緻密
層を有した発泡金属板を、該緻密層を電極基板に接触さ
せた状態で接合して電極板を製造するため、製造が容易
で、強固な電極板を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る電極板の平面図
である。
【図2】 この発明の一実施形態に係る電極板の側面図
である。
【図3】 この発明の一実施形態に係る発泡金属板の拡
大断面図である。
【図4】 この発明の一実施形態に係る発泡金属板の製
造装置の概略図である。
【図5】 この発明の別の実施形態に係る発泡金属板と
電極基板との接合部を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 電極板 2 電極基板 3 積層発泡金属板 10 発泡金属板 11 接合金属部 14 緻密部形成スラリー(スラリー) 21 緻密部スラリー層(スラリー層) 23 発泡スラリー(スラリー) 24 発泡スラリー層(スラリー層) 40 発泡金属板 41 圧縮緻密部(緻密部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 公明 埼玉県北本市下石戸下476 三菱マテリア ル株式会社非鉄材料技術研究所内 Fターム(参考) 4K011 AA04 AA11 AA22 AA49 DA01 5H017 AS07 BB04 BB08 BB10 BB11 BB12 BB14 BB15 CC03 CC28 DD05 EE04 HH02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極基板の表面に、発泡金属板が接合さ
    れるとともに、該発泡金属板の少なくとも接合部に、前
    記発泡金属板の気孔率よりも小さい気孔率の緻密な発泡
    金属からなる接合金属部が設けられ、該接合金属部が前
    記電極基板に接合されていることを特徴とする電極板。
  2. 【請求項2】 電極基板の表面に、発泡金属板が接合さ
    れるとともに、該発泡金属板の少なくとも接合部に、中
    実の接合金属部が設けられ、該接合金属部が前記電極基
    板に接合されていることを特徴とする電極板。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の電極板に
    おいて、 前記接合金属部は、前記発泡金属板の接合部側表面に積
    層された接合金属層であることを特徴とする電極板。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の電極板において、 前記接合金属部は、前記発泡金属板と、前記電極基板と
    の間に介在した金属箔であることを特徴とする電極板。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の電極板において、 前記緻密な発泡金属からなる接合金属部は、前記発泡金
    属板を押し潰して形成されていることを特徴とする電極
    板。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の電極板において、 前記接合金属部は、前記発泡金属板の前記接合部側表面
    全面に形成されていることを特徴とする電極板。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の電極板において、 前記接合金属部は、発泡金属板の接合部を含み、帯状に
    形成されていることを特徴とする電極板。
  8. 【請求項8】 原料粉末を含有するスラリーをシート状
    に形成してなるスラリー層を、少なくともその最下層を
    除く上側のスラリー層に発泡剤を含有させて発泡させ、
    これらスラリー層を乾燥させた後に、これらを焼成して
    最下層に緻密な発泡金属からなる接合金属部を有する発
    泡金属板を形成し、電極基板の表面に前記接合金属部を
    接触させた状態に重ねて、両者を接合する電極板の製造
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012517077A (ja) * 2009-02-05 2012-07-26 イーヴィティー パワー インコーポレイテッド 電池集電体用多重導電マトリックス
JP2022110673A (ja) * 2021-01-19 2022-07-29 本田技研工業株式会社 非水電解質二次電池用負極及びこれを備える非水電解質二次電池
WO2023097457A1 (zh) * 2021-11-30 2023-06-08 宁德时代新能源科技股份有限公司 集流体及其制备方法、二次电池、电池模块、电池包和用电装置

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