JP2003072062A - インクジェットヘッド - Google Patents

インクジェットヘッド

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JP2003072062A
JP2003072062A JP2001260926A JP2001260926A JP2003072062A JP 2003072062 A JP2003072062 A JP 2003072062A JP 2001260926 A JP2001260926 A JP 2001260926A JP 2001260926 A JP2001260926 A JP 2001260926A JP 2003072062 A JP2003072062 A JP 2003072062A
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ink
inkjet head
channel wall
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JP2001260926A
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Hitoshi Isono
仁志 磯野
Takeshi Kaneda
剛士 家根田
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンネル壁の上端が固定されていない領域
で生じる圧力波変化が、チャンネル壁の上端が固定され
た領域における圧力波変化に不所望の影響を及ぼすこと
を防止する。 【解決手段】 インクジェットヘッドは、圧電材料を含
むチャンネル壁3に隔てられるようにして複数のチャン
ネル溝4を形成されたベース部材1と、複数のチャンネ
ル溝4を覆うようにベース部材1と接して配置されたカ
バー部材2とを備える。カバー部材2におけるベース部
材1に対向する側の面は、チャンネル壁3上面に接する
ことで、チャンネル溝4をインク室とするための第1の
領域と、チャンネル壁3上面と離隔するように凹部とな
っている第2の領域とを含む。上記カバー部材2の上記
第2の領域の表面には振動吸収部材30が張られてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタなどに用
いられるインクジェットヘッドに関する。より詳しく
は、圧電部材を含む壁によって規定されたインク室の内
部に貯まったインクを、この圧電部材に電圧を印加して
変形させ、インク室内に圧力振動を生じさせることによ
って、噴出させる方式のインクジェットヘッドに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、プリンタにおいては、インパクト
印字装置に代わって、カラー化、多階調化に対応しやす
いインクジェット方式などのノンインパクト印字装置が
急速に普及している。これに用いるインク噴射装置とし
てのインクジェットヘッドとしては、特に、印字に必要
なインク滴のみを噴射するというドロップ・オン・デマ
ンド型が、噴射効率の良さ、低コスト化の容易さなどか
ら注目されている。ドロップ・オン・デマンド型として
は、カイザー(Kyser)方式やサーマルジェット方式が
主流となっている。
【0003】しかし、カイザー方式は、小型化が困難で
高密度化に不向きであるという欠点を有していた。ま
た、サーマルジェット方式は、高密度化には適している
ものの、ヒータでインクを加熱してインク内にバブル
(泡)を生じさせて、そのバブルのエネルギーを利用し
て噴射させる方式であるため、インクの耐熱性が要求さ
れ、また、ヒータの長寿命化も困難であり、エネルギー
効率が悪いため、消費電力も大きくなるという問題を有
していた。
【0004】このような各方式の欠点を解決するものと
して、圧電材料のシェアモードを利用したインクジェッ
ト方式が開示されている。この方式は、圧電材料からな
るインクチャンネルの壁(以下、「チャンネル壁」とい
う。)の両側面に形成した電極を用いて、圧電材料の分
極方向と直交する方向に電界を生じさせることで、シェ
アモードでチャンネル壁を変形させ、その際に生じる圧
力波変動を利用してインク滴を吐出するものであり、ノ
ズルの高密度化、低消費電力化、高駆動周波数化に適し
ている。
【0005】図5、図6を参照して、このようなシェア
モードを利用したインクジェットヘッドの構造について
説明する。図6は、図5のインクジェットヘッドを組み
立てた状態でチャンネル溝4に沿って切断した断面図で
ある。このインクジェットヘッドは、図5の上下方向に
分極処理を施した圧電体に複数のチャンネル溝4が形成
されたベース部材1と、インク供給口21と共通インク
室22が形成されたカバー部材2と、ノズル孔10があ
けられたノズル板9を張り合わせることで、インクチャ
ンネルを形成している。「インクチャンネル」とは、チ
ャンネル溝4の内部の空間を利用して形成される圧力室
の部分をいう。チャンネル壁3には、電界を印加するた
めの電極5が上半分のみに形成されている。
【0006】インクチャンネルの後端部は、溝加工時に
使用されるダイシングブレードの直径に対応したR形状
に加工されており、外部との通電のための電極引き出し
部としての浅溝部6が同じくダイシングブレードにより
加工されている。浅溝部6に形成された電極は、浅溝部
の後端部で例えばフレキシブル基板のような外部電極8
とボンディングワイヤ7によって接続されている。
【0007】図7〜図10を参照して、このような構成
のインクジェットヘッドにおけるチャンネル壁3のシェ
アモード変形の様子について説明する。初期状態では、
図7に示すように、チャンネル壁3はまっすぐ立ってい
る。チャンネル壁3は、その左右両面に張られた電極5
に電圧を印加することで、分極方向に垂直な電界を生
じ、シェアモードの変形(せん断変形)を起こす。たと
えば、電極5に、図8に示すように電圧を印加する。す
なわち、最初の時間T1に渡って正の一定電圧を印加
し、引き続き時間T2に渡って負の一定電圧を印加す
る。この結果、最初の時間T1の間は、図9の中央に示
すように、チャンネル壁3は「く」の字形に変形し、あ
る1つのインクチャンネルに対して、断面積を広げるよ
うに作用する。次の時間T2の間は、先ほどと逆向きの
電界が生じるので、チャンネル壁3は、図10に示すよ
うに、前記チャンネル室4に対して、断面積を狭めるよ
うに変形する。この変化は急激に起こる。シェアモード
変形を利用したインクジェットヘッドでは、このような
一連の電圧印加を適当なタイミングで行なうことによ
り、インクチャンネル内に圧力波変動を生じさせてノズ
ル孔10よりインクを吐出させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなシェアモ
ード変形は、図7に示すように、チャンネル壁3の上端
がカバー部材2と接着固定されている領域、すなわち、
図6における領域Aで生じる。しかし、図6における領
域Bにおいても、チャンネル壁3には電極5が形成され
ており、しかも領域Aの電極5に電圧を印加すること
は、領域Bも含めて電圧を印加することにほかならない
から、領域Aのチャンネル壁3にシェアモード変形を生
じさせようとする場合、領域Bのチャンネル壁3にも何
らかの変形を生じさせることとなる。しかし、領域Bで
は、チャンネル壁3の上端がカバー部材2に接着固定さ
れているわけではないので、チャンネル壁3は、領域A
におけるようなくの字形に変形する代わりに、上端を振
るように変形する。したがって、たとえば、領域Aで図
9に示したようにインクチャンネルの断面積を広げるよ
うに変形するときに、領域Bでは図11に示したように
変形し、断面積を広げるどころか逆に狭めるように働
く。領域Aで図10に示したように変形するときに、領
域Bではチャンネル壁3の上端は外側に振られ、インク
チャンネルの断面積を狭めるどころか逆に広げるように
働く。しかも、チャンネル壁3の上端が固定されていな
いので、側方に向かうインクの流れを生じるだけで圧力
変化はさほど生じない。
【0009】一方、領域B(図6参照)ではチャンネル
壁3の上端が固定されていないので、チャンネル壁3の
くの字形の変形は積極的には生じないが、領域A(図6
参照)で生じるチャンネル壁3のくの字形の変形が領域
Bに伝播するために、領域Bでもある程度の圧力波の変
動を生じる。しかし、領域Bで生じる圧力変動は、空間
の体積やチャンネル壁3の拘束条件が領域Aと異なるた
め、伝播速度が異なる。
【0010】その結果、同じ電圧印加を行なっても領域
Aと領域Bとでは、生じる圧力波変動が異なることとな
り、領域Bにおける圧力波変動は、領域Aにおける圧力
波変動に不所望の影響を及ぼす。また、外部からのイン
クの供給にも影響を及ぼす。こういった現象により、イ
ンクの吐出が不安定になる。特に、電圧を印加する周波
数、すなわち、駆動周波数を高くすると、領域Bの圧力
波の変動がより大きくなり、インクの吐出はより不安定
になる。
【0011】本発明では、このような問題を解消し、安
定したインク吐出を行なうことができるインクジェット
ヘッドを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に基づくインクジェットヘッドは、圧電材料
を含むチャンネル壁に隔てられるようにして複数のチャ
ンネル溝を形成されたベース部材と、上記複数のチャン
ネル溝を覆うように上記ベース部材と接して配置された
カバー部材とを備え、上記カバー部材における上記ベー
ス部材に対向する側の面は、上記チャンネル壁の上面に
接することで、上記チャンネル溝をインク室とするため
の第1の領域と、上記チャンネル壁の上面と離隔するよ
うに凹部となっている第2の領域とを含み、上記カバー
部材の上記第2の領域の表面には振動吸収部材が張られ
ている。この構成を採用することにより、第2の領域に
振動吸収部材が張られているので、カバー部材が凹部と
なることでチャンネル壁の上端が固定されないこととな
る第2の領域において生じる圧力波変動を、振動吸収部
材によって抑制することができる。したがって、第2の
領域で生じる圧力波変動が第1の領域における圧力波変
動に影響を及ぼすことを防止できる。その結果、インク
の吐出を安定させることができる。
【0013】上記発明において好ましくは、上記振動吸
収部材は、有機合成ゴムを含む。この構成を採用するこ
とにより、適度な振動吸収特性を有する被覆を容易に形
成することができる。
【0014】上記発明において好ましくは、上記振動吸
収部材のゴム硬度が20以上200以下である。この構
成を採用することにより、インクの吐出効率を低下させ
ずに、圧力波の吸収機能を適度に高めることができる。
【0015】上記発明において好ましくは、上記有機合
成ゴムは、活性化されている。この構成を採用すること
により、インクに対する濡れ性を向上し、吐出効率の良
いインクジェットヘッドとすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施の形態1) (構成)図1、図2を参照して、本発明に基づく実施の
形態1におけるインクジェットヘッドの構成について説
明する。図5、図6に示したものと基本的に同じ構造で
あるが、このインクジェットヘッドでは、共通インク室
22のインクに触れる内面には、振動吸収部材30とし
て、ゴム硬度70のウレタンゴムが厚み30μmとなる
ように形成されている。このインクジェットヘッドは、
図2に示すように、第1の領域としての領域Aと、第2
の領域としての領域Bとに分けてとらえることができ
る。
【0017】(製造方法など)このインクジェットヘッ
ドの各部の具体的な寸法や製造方法について以下に述べ
る。チャンネル溝4は深さ300μm、幅70μm、ピ
ッチ141μmである。領域Aの長さは3.1mm、領
域Bの長さは5.5mmである。電極5は、材料として
Alを用い、斜め蒸着法によって形成されたものであ
り、厚みが1.0μmである。電極5の材料としては、
Al以外に、Cu、Ni、Tiなどの導電性材料を用い
てもよい。
【0018】ノズル板9には、厚み90μmのポリイミ
ドフィルムを用い、ノズル孔10は、エキシマレーザ加
工によって設けられている。ノズル板9としては、ポリ
イミドフィルムに代えて、ポリエチレン系の高分子樹脂
フィルムを用いることとしてもよい。あるいは、ステン
レス板などの金属板に打抜加工によりノズル孔10をあ
けてもよい。
【0019】本実施の形態におけるインクジェットヘッ
ドにおいては、外部電極8との接続は、ボンディングワ
イヤ7により行なっているが、ボンディングワイヤ7の
代わりに異方性導電膜(ACF)を用いて接続してもよ
い。
【0020】本実施の形態におけるインクジェットヘッ
ドにおいては、カバー部材2として、分極処理を施して
いない圧電体基板を用い、サンドブラスト加工により、
インク供給口21と共通インク室22とを形成してい
る。カバー部材2としては、圧電体基板に代えて、セラ
ミック基板などを用いてもよい。インク供給口21と共
通インク室22とを形成するためには、フライス加工、
成形加工によってもよい。
【0021】振動吸収部材30は、カバー部材2の共通
インク室22が設けられている側の全面を覆うようにウ
レタンゴムの層を形成した後で、共通インク室22以外
の領域のウレタンゴムをフライス加工などで削り落とす
ことによって製作できる。振動吸収部材30としてのウ
レタンゴムは、紫外線照射処理が施されることで活性化
される。振動吸収部材30をこのように活性化処理した
後に、カバー部材2をベース部材1に貼り合せる。な
お、本明細書でいう「活性化処理」とは、インクに対す
る濡れ性を改善するための表面活性化処理を意味する。
【0022】(作用・効果)本実施の形態におけるイン
クジェットヘッドでは、図1に示すように領域Bに振動
吸収部材30が形成されているので、領域Bで生じる圧
力波変動が振動吸収部材30によって抑制され、領域B
で生じる圧力波変動が領域Aにおける圧力波変動に影響
を及ぼすことを防止できる。したがって、インクの吐出
を安定させることができる。
【0023】なお、上述の例では、振動吸収部材30の
材料としてウレタンゴムを用いたが、他にニトリルゴ
ム、ブチルゴムなどの有機合成ゴムを用いてもよい。上
述の例では、振動吸収部材30のゴム硬度を70とした
が、ゴム硬度が200より大きくなると圧力波の吸収機
能が低下し、ゴム硬度が20より小さくなると、領域A
の圧力波変動を抑制してしまい、却ってインクの吐出効
率が低下する。したがって、振動吸収部材30のゴム硬
度としては、20以上200以下の範囲が好ましい。
【0024】上述の例では、振動吸収部材30の厚みを
30μmとしたが、これがあまりに薄いと、圧力波の吸
収機能が低下し、厚すぎると製造コストが高くなってし
まうので、10〜100μmの範囲の厚さが好ましい。
【0025】上述の例では、振動吸収部材30の表面に
紫外線照射を施すことで活性化し、インクに対する濡れ
性を向上させているが、この代わりに、高周波による酸
素プラズマ処理やコロナ放電などの低温プラズマ処理、
硫酸などの酸性溶液による酸化処理も用いることができ
る。
【0026】(実施の形態2) (構成)図3、図4を参照して、本発明に基づく実施の
形態2におけるインクジェットヘッドの構成について説
明する。実施の形態1のインクジェットヘッドに比べ
て、電極5から外部電極8への接続方法が異なっている
以外は、基本的に実施の形態1におけるものと同様であ
る。図3に示すように、ベース部材1の後端(ノズル板
9が貼り付けられるのと反対側の端)においては、導電
性樹脂26がチャンネル溝4内に埋めこまれている。こ
の導電性樹脂26によって1つのチャンネル溝4の両側
の電極5は同電位になるように電気的に接続されてい
る。1つのチャンネル溝4の導電性樹脂26と隣接する
チャンネル溝4の導電性樹脂26とは互いに電気的に分
離されている。さらに、外部電極8を表面に備えたフレ
キシブルプリント基板11がベース部材1と垂直になる
ようにベース部材1の端部に貼り合わせられ、導電性樹
脂26は、それぞれ独立に外部電極8と接続されてい
る。導電性樹脂26と外部電極8との接続には、異方性
導電膜(ACF)が用いられている。
【0027】このインクジェットヘッドでは、実施の形
態1のインクジェットヘッドと異なり、チャンネル溝4
の後端が導電性樹脂26によって封止されているため、
インクチャンネルへのインクの供給は、ベース部材1の
図3における上側から行なわれる。そのために、マニホ
ールド部材20によって形成されるマニホールド空間2
4aに加えて、カバー部材2にもマニホールド空間24
bが設けられている。したがって、マニホールド空間2
4a,24bを合わせた空間が共通インク室の役割を果
たす。マニホールド部材20のインク供給口21から供
給されたインクはマニホールド空間24a,24bを経
由してインクチャンネル内に入りこむ。
【0028】さらに、このインクジェットヘッドにおい
ては、カバー部材2のうちマニホールド空間24bを構
成する内面の全面に、振動吸収部材30としてゴム硬度
50のアクリルゴムが厚さ20μm形成されている。
【0029】(作用・効果)マニホールド空間24bを
構成する内面が振動吸収部材30で覆われていることに
より、実施の形態1と同様に、領域Bで生じる圧力波変
動が抑制され、その結果、領域Aへの影響が抑制される
ことで、インクの吐出の安定性を増すことができる。
【0030】なお、上記各実施の形態では、振動吸収部
材として、有機合成ゴムに代えて、樹脂材料、高分子材
料であってもよい。高分子材料は、一般に親水性が悪い
が、活性化処理を行なうことで、インクに対する濡れ性
を向上させることができる。
【0031】なお、今回開示した上記実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の
範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更を含むものである。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、カバー部材の第2の領
域の表面には振動吸収部材が張られているので、カバー
部材が凹部となることでチャンネル壁の上端が固定され
ないこととなる第2の領域において生じる圧力波変動
を、振動吸収部材によって抑制することができる。した
がって、第2の領域で生じる圧力波変動が第1の領域に
おける圧力波変動に影響を及ぼすことを防止できる。そ
の結果、インクの吐出を安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づく実施の形態1におけるインク
ジェットヘッドの分解斜視図である。
【図2】 本発明に基づく実施の形態1におけるインク
ジェットヘッドの断面図である。
【図3】 本発明に基づく実施の形態2におけるインク
ジェットヘッドの分解斜視図である。
【図4】 本発明に基づく実施の形態2におけるインク
ジェットヘッドの断面図である。
【図5】 従来技術に基づくインクジェットヘッドの分
解斜視図である。
【図6】 従来技術に基づくインクジェットヘッドの断
面図である。
【図7】 インクチャンネルの領域Aにおける初期状態
の断面図である。
【図8】 インクチャンネルの電極に印加する電圧を示
すグラフである。
【図9】 インクチャンネルの領域Aにおける第1の変
形状態を示す断面図である。
【図10】 インクチャンネルの領域Aにおける第2の
変形状態を示す断面図である。
【図11】 従来技術に基づくインクジェットヘッドの
インクチャンネルの領域Bにおける変形状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ベース部材、2 カバー部材、3 チャンネル壁、
4 チャンネル溝、5電極、6 浅溝部、7 ボンディ
ングワイヤ、8 外部電極、9 ノズル板、10 ノズ
ル孔、11 フレキシブルプリント基板、20 マニホ
ールド部材、21 インク供給口、22 共通インク
室、24a,24b マニホールド空間、26 導電性
樹脂、30 振動吸収部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電材料を含むチャンネル壁に隔てられ
    るようにして複数のチャンネル溝を形成されたベース部
    材と、前記複数のチャンネル溝を覆うように前記ベース
    部材と接して配置されたカバー部材とを備え、 前記カバー部材における前記ベース部材に対向する側の
    面は、前記チャンネル壁の上面に接することで、前記チ
    ャンネル溝をインク室とするための第1の領域と、前記
    チャンネル壁の上面と離隔するように凹部となっている
    第2の領域とを含み、 前記カバー部材の前記第2の領域の表面には振動吸収部
    材が張られている、インクジェットヘッド。
  2. 【請求項2】 前記振動吸収部材は、有機合成ゴムを含
    む、請求項1に記載のインクジェットヘッド。
  3. 【請求項3】 前記振動吸収部材のゴム硬度が20以上
    200以下である、請求項2に記載のインクジェットヘ
    ッド。
  4. 【請求項4】 前記有機合成ゴムは、活性化されてい
    る、請求項2または3に記載のインクジェットヘッド。
JP2001260926A 2001-08-30 2001-08-30 インクジェットヘッド Withdrawn JP2003072062A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7293854B2 (en) 2002-01-29 2007-11-13 Sharp Kabushiki Kaisha Ink jet head
JP2009107164A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Sii Printek Inc インクジェット記録装置

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US7293854B2 (en) 2002-01-29 2007-11-13 Sharp Kabushiki Kaisha Ink jet head
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Effective date: 20081104