JP2003071605A - 2主軸対向旋盤を用いた複数ワークの連続加工方法 - Google Patents
2主軸対向旋盤を用いた複数ワークの連続加工方法Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 同一軸線上に2本の主軸を対向配置し、それ
ぞれの主軸と協動してワークを加工する2個以上のタレ
ット刃物台を備えた2主軸対向旋盤で、同一形状のワー
クを連続して複数個加工する際の加工方法に関し、加工
箇所に大きな加工時間のアンバランスがある場合でも、
両側の主軸での加工時間を同一にする技術手段を得る。 【解決手段】 2主軸対向旋盤を用い、第1主軸11側
でワーク1を加工する工程と、ワーク1を第1主軸11
から第2主軸12に受け渡す工程と、第2主軸11側で
ワーク1の残りの部分を加工する工程とを繰り返す、同
一形状をした複数ワーク1の連続加工方法において、前
のワーク1に対して第1主軸11側で行った加工を次の
ワーク1に対しては第2主軸12側で行い、前のワーク
1に対して第2主軸12側で行った加工を次のワーク1
に対しては第1主軸11側で行うという加工動作を繰り
返す。
ぞれの主軸と協動してワークを加工する2個以上のタレ
ット刃物台を備えた2主軸対向旋盤で、同一形状のワー
クを連続して複数個加工する際の加工方法に関し、加工
箇所に大きな加工時間のアンバランスがある場合でも、
両側の主軸での加工時間を同一にする技術手段を得る。 【解決手段】 2主軸対向旋盤を用い、第1主軸11側
でワーク1を加工する工程と、ワーク1を第1主軸11
から第2主軸12に受け渡す工程と、第2主軸11側で
ワーク1の残りの部分を加工する工程とを繰り返す、同
一形状をした複数ワーク1の連続加工方法において、前
のワーク1に対して第1主軸11側で行った加工を次の
ワーク1に対しては第2主軸12側で行い、前のワーク
1に対して第2主軸12側で行った加工を次のワーク1
に対しては第1主軸11側で行うという加工動作を繰り
返す。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、同一軸線上に2
本の主軸を対向配置し、それぞれの主軸と協動してワー
クを加工する2個以上のタレット刃物台を備えた2主軸
対向旋盤で、同一形状のワークを連続して複数個加工す
る際の加工方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】複数の刃物台を備えた2主軸対向旋盤
は、第1主軸側と第2主軸側とで各独立したワークの加
工を並行して行うことができ、両側の主軸を接近させて
チャックを交互に開閉することにより、ワークを一方の
主軸から他方の主軸へと受け渡すことができ、更に1個
のワークの両端を両側の主軸で同時に把持して同期回転
させて突っ切り加工を行うことにより、ワークを切り離
すことができる。 【0003】2主軸対向旋盤のこのような多様な機能を
利用したワークの典型的な加工方法の1つは、第1主軸
に素材を供給し、第1主軸側でワークの始めの部分を加
工し、ワークを第1主軸から第2主軸へと受け渡し、第
2主軸側でワークの残りの部分を加工し、加工済ワーク
を第2主軸から排出するという動作の繰り返しにより、
複数ワークの加工を連続的に行うというものである。 【0004】第1主軸側と第2主軸側は、各独立にワー
クの加工を行うことができるから、上記の動作で複数ワ
ークの加工を行うときは、第2主軸側でワークの残りの
部分を加工して加工済ワークを排出する間に第1主軸側
で次のワークの供給とワークの始めの部分の加工とを並
行して行う。 【0005】上記のような加工を行う場合に、第1主軸
側での加工時間と第2主軸側での加工時間とに差がある
と、加工時間の短い方の主軸は、長い方の主軸での加工
が終了するまで待機しなければならない。この待機時間
は無駄時間となるので、上記のような方法で加工を行う
場合には、第1主軸側の加工時間と第2主軸側の加工時
間との差ができるだけ小さくなるように、第1主軸側と
第2主軸側との加工箇所の割振りを行う。 【0006】例えばあるワークについて、a、b、c・
・・hの加工箇所があり、その内aとbの加工箇所は第
1主軸側でなければ加工することができず、gとhの加
工箇所は第2主軸側でなければ加工できないとすると、
残りのc、d、e、fの加工箇所を両側の主軸での加工
時間ができるだけ等しくなるように、例えばcの箇所を
第1主軸側で行い、d、e、fの箇所を第2主軸側で行
うというように、加工箇所を割振って加工を行ってい
た。 【0007】ここで上記のa、b、cの箇所の加工をま
とめてA工程の加工、dないしhの箇所の加工をまとめ
てB工程の加工とすると、この従来の加工方法は、図3
に示すように行われる。すなわち左側の第1主軸でA工
程の加工を行い、ワークを第1主軸から第2主軸に受け
渡し、右側の第2主軸でB工程の加工を行っている間
に、次のワークのA工程の加工を第1主軸側で行うとい
う動作の繰り返しにより、複数のワークを連続的に加工
するのである。 【0008】この場合、第1主軸側はA工程の加工を繰
り返し、第2主軸側はB工程の加工を繰り返すこととな
り、機械上におけるワークの方向(軸方向の形状の相違
から見た方向)は、総てのワークについて同じ方向であ
る。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところがワークの形状
によっては、上記のような方法で加工箇所を割振って
も、第1主軸側と第2主軸側とで加工時間に大きな差が
生ずる場合がある。例えば上記の例において、第1主軸
側でしか加工できない加工箇所a、bの加工に残りの加
工箇所c〜hの加工より時間がかかるとすると、残りの
加工箇所c〜hを全て第2主軸側で行なっても、第2主
軸側に待ち時間が生ずるので、上記のような加工箇所の
割振りによって、第1主軸側と第2主軸側の加工時間を
バランスさせることは不可能である。 【0010】ワークの加工形状によって生ずるこのよう
な加工時間のアンバランスは、加工時間が短い方の主軸
の待ち時間を増大させ、機械の稼働率を低下させる。ま
た、ワークの加工数量が大きいときは、工具刃先の摩耗
が生じたときに刃先(チップ)を交換する必要が生ずる
が、第1主軸側と第2主軸側とで加工箇所が異なるため
に、刃先の摩耗時間にも差が生じ、刃先の1個が摩耗し
たときでも、これを交換するために機械全体を停止させ
る必要があるから、工具の保守にも手間がかかり、刃先
交換のための稼働率の低下も大きくなる。 【0011】この発明は、上記のような従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、2主軸対向旋盤の
両側の主軸での加工箇所に大きな加工時間のアンバラン
スがある場合でも、他側の主軸での加工時間を待つため
の待ち時間をなくし、かつ両側の主軸と協動する工具の
刃先交換時間も同一となるようにする技術手段を得るこ
とを課題としている。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決したこの
発明の複数ワークの連続加工方法は、2主軸対向旋盤を
用い、第1主軸側でワークを加工する工程と、ワークを
第1主軸から第2主軸に受け渡す工程と、第2主軸側で
ワークの残りの部分を加工する工程とを繰り返す、同一
形状をした複数ワークの連続加工方法において、前のワ
ークに対して第1主軸側で行った加工を次のワークに対
しては第2主軸側で行い、前のワークに対して第2主軸
側で行った加工を次のワークに対しては第1主軸側で行
うという加工動作を繰り返すというものである。 【0013】上記方法による加工においては、図1に模
式的に示すように、前述した例で言うA工程の加工とB
工程の加工とが第1主軸側と第2主軸側とで交互に行わ
れることになる。すなわち、最初のワークは、第1主軸
側でA工程の加工を行い、ワークを第2主軸へ受け渡
し、第2主軸側でB工程の加工を行うが、この第2主軸
側でのB工程の加工の間に次のワークのB工程の加工が
第1主軸側で行われる。第1主軸側でB工程の加工を行
ったワークは、第2主軸に受け渡された後、第2主軸側
でA工程の加工が行われるが、この第2主軸側でのA工
程の加工の間に更に次のワークのA工程の加工が第1主
軸側で行われる。 【0014】このように第1主軸側と第2主軸側とでA
工程の加工とB工程の加工とが交互に行われるため、第
1主軸側でA工程の加工を行っているときは第2主軸側
でもA工程の加工が行われ、第1主軸側でB工程の加工
を行っているときは第2主軸側でもB工程の加工が行わ
れることとなり、ワークの軸方向の一方の側と他方の側
の加工箇所に大きな加工時間のアンバランスがあるとき
でも、その時毎の左右の主軸の加工時間のバランスは維
持されるので、一方の主軸が他方の主軸の加工終了を待
つことによって生ずる稼働率の低下が防止できる。 【0015】なお上記のこの発明の加工方法において
は、加工されるワークの軸方向形状からくる方向は、交
互に左右逆になる。また、第1主軸側と第2主軸側で行
われる加工が同じになるため、工具刃先の摩耗も第1主
軸側と第2主軸側とで同じ程度となり、刃先交換のタイ
ミングも左右で略同一となる。従って左側工具の刃先を
交換するときに、右側工具の同じ刃先も交換してやれば
よく、工具の保守作業が単純化され、刃先交換に必要な
作業量及び稼働率の低下も少なくなる。 【0016】旋盤に用いられる一般的な工具タレット
は、12ステーション12割出しである。すなわち、工
具取付ステーションが円周12箇所にあり、タレットの
割出し位置も円周12箇所というものであった。タレッ
トの工具取付ステーションを増やすことはタレットを大
型にしない限り難しいが、割出し箇所を増やすことは容
易である。すなわち、12ステーションのタレットに対
して24割出しを行うことは、比較的容易に実現でき
る。この場合、1つの工具取付ステーションに2個の工
具を保持するホルダを装着してやれば、1つの工具取付
ステーションに装着された2つの工具をタレットの24
分の1回転の割出し動作で選択することが可能になる。 【0017】この発明の方法では、左右の主軸が共にA
工程とB工程の加工を行うから、第1主軸側はA工程の
み、第2主軸側はB工程のみの加工を行う従来方法に比
べてタレット刃物台への工具取付個数が増大する。従来
の12ステーション12割出しの工具タレットでは、1
2個という工具種類の制約から、この発明の方法を適用
できるワーク形状が相当程度制限されるが、上記のよう
に割出し数の大きな工具タレットと、工具タレットの1
つの工具取付ステーションに装着して複数の工具を保持
する工具ホルダを用いることにより、タレットに装着さ
れる工具種類の増大に対応でき、この発明の方法を採用
することが、より広範な形状のワークに対して可能にな
る。 【0018】また、この発明の方法は、加工済ワークを
左側から把持するときも右側から把持するときもチャッ
クの把持径が変化しない形状のワーク、特に外周加工を
伴わないワークの加工方法として特に適しているが、加
工済ワークの右側と左側とでチャックの把持径が異なる
場合は、その径差が小さければチャックの開閉ストロー
クの増大により対応し、径差が大きいときは第2主軸の
チャックに段付き爪、すなわち小径側と大径側との2つ
の把持面を備えた爪を用いることによって、ある程度の
対応が可能である。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、図2に示す形状のワークの
加工を例にして、この発明の加工方法を具体的に説明す
る。図2に示すワーク1は、アルミニウムの引抜き材
(丸棒)から削り出した部品で、外周面2は加工されて
いない。素材は、2主軸対向旋盤の第1主軸の背後に設
置されたバーフィーダにより、第1主軸の貫通孔を通し
て、旋盤の加工領域に送り込まれる。 【0020】従来の加工方法によれば、図3に示すよう
に、素材3の先端を所定長さ加工領域10に突出させ、
第1主軸のチャック13で素材3を把持し、第1主軸1
1側で素材の先端を旋削して小径にしたあとねじ加工を
行ってねじ部4を加工し、中空孔5を中ぐり加工し、浅
い外周溝6を旋削加工する。次に第2主軸12を進出さ
せて第2主軸のチャック14で素材先端の外周を把持
し、第1主軸のチャックを緩めたあと第2主軸12を所
定量後退(この後退量で次のワークのための素材が加工
領域に引込まれる)させた後、第1主軸のチャック13
を閉じ、両主軸を同期回転させて突っ切りバイトで第1
主軸での加工が終了した素材先端部を切り離す。そして
第2主軸12側で球状端面7の旋削加工を行って、加工
済ワークを機外に排出する。 【0021】従来方法においては、第2主軸側での球状
端面7の加工と並行して第1主軸側で次のワークのねじ
部4、中空孔5及び外周溝6を加工するため、第1主軸
側での加工時間が第2主軸側での加工時間に比べて遥か
に長く、第2主軸は第1主軸側での加工が終了するまで
待機する必要があった。 【0022】図2に示すような形状のワークの場合、従
来方法では、ワークのねじ部4及び中空孔5は、ワーク
を第2主軸側に受渡した後では加工することができず、
外周溝6の加工も第2主軸のチャックでのワークの把持
深さを深くできる点で第1主軸側で加工するのが好まし
い。従ってこのようなワークでは、加工箇所を第1主軸
側と第2主軸側とで割振ることによって、両側の主軸の
加工時間をバランスさせることは不可能である。この従
来方法においては、旋盤の第1主軸側にねじ部4、中空
孔5及び外周溝6を加工する加工プログラムAがロード
され、第2主軸側に球状端面7を加工する加工プログラ
ムBがロードされて、第1主軸側は加工プログラムAを
繰り返し実行し、第2主軸側は加工プログラムBを繰り
返し実行して、ワークの連続加工を行う。 【0023】この発明の方法では、図1に示すように、
旋盤の第1主軸側及び第2主軸側に共に加工プログラム
Aと加工プログラムBをロードする。そして、第1主軸
側では最初に加工プログラムAを実行し次に加工プログ
ラムBを実行するという手順を繰り返させ、また第2主
軸側では最初に加工プログラムBを実行し次に加工プロ
グラムAを実行するという手順を繰り返させるメインプ
ログラムを設定する。加工プログラムA、Bの実行の間
にワーク受渡しプログラムなどの必要な動作プログラム
の呼び出しが行われる。 【0024】この発明の方法では、1個目のワークは、
第1主軸11側の加工プログラムAにより、第1主軸側
でねじ部4、中空孔5及び外周溝6が加工されて、第2
主軸12に受け渡される。第2主軸側では最初に実行さ
れる加工プログラムBにより、球状端面7が加工され
る。前述したように、バー加工ではワークの受渡し時に
第1主軸側に次の素材が供給される。第2主軸側で1個
目のワークの球状端面7を加工するときに、第1主軸側
でも加工プログラムBが実行され、第1主軸側で2個目
のワークの球状端面7が加工される。すなわちこのとき
は、両主軸で共に球状端面7の加工が行われる。そうし
て、両主軸側での加工が終了し、第2主軸側のワークが
排出されると、突っ切り加工を含むワークの受渡し動作
が行われる。このとき、3番目のワークの素材が第1主
軸側に供給され、次いで両主軸側とも加工プログラムA
が実行されるので、左右の主軸でねじ部4、中空孔5及
び外周溝6の加工が並行して行われる。以上の動作を繰
り返すことによって、図2に示す形状のワークが次々と
加工されることになる。旋盤上でのワークの形状は、左
右方向が交互に逆になる。 【0025】以上説明したこの実施例で、第1主軸側と
第2主軸側で同時に中空孔5の中ぐり加工を行うとき
は、2つのタレットが主軸軸線上に進出してくるので、
左右の主軸の間隔を広く取らなければならない。そこ
で、第1主軸側にロードする加工プログラムAと第2主
軸側でロードする加工プログラムAとで、加工箇所の順
序を入れ替えるようにしてもよい。例えば第1主軸側で
ねじ部4の加工を行うときに第2主軸側で中空孔5の加
工を行い、逆に第1主軸で中空孔5の加工を行うときに
第2主軸側でねじ部4の加工を行うようにするのであ
る。 【0026】上記実施例のワークの加工は、すべて旋削
加工によるが、タレットに回転工具を取付けて孔開け加
工やミーリング加工を行うときにも、この発明の方法を
実施できることは言うまでもない。また、この発明の方
法の変形として、ワーク受渡し時の第1主軸と第2主軸
の動作時間の差を考慮して、一部の加工箇所を常にどち
らかの主軸側で行うようにすることもできる。例えば、
上記のバー材の加工においては、ワークの受渡しが終了
した後、左右の主軸で直ちに加工を開始することがで
き、加工が終了したあと第2主軸はワークの排出動作を
しなければならないので、第1主軸が若干待機すること
が起こり得る。このような場合に、加工時間と待ち時間
が合致すれば、外周溝6の加工を常に第1主軸側で行っ
て、第2主軸がワークを排出している間に第1主軸側で
外周溝6の加工を行うようにして、加工時間を更に短縮
することも可能である。 【0027】 【発明の効果】以上説明したこの発明の方法では、1つ
のワークの受渡しから次のワークの受渡しまでの間に行
う加工が両側の主軸で同一となるので、この間の加工時
間も同一となり、相手側主軸の加工終了を待つための待
ち時間がゼロとなる。また、両側のタレットで使用され
る工具の刃先の摩耗も同一となるので、刃先交換の作業
も両側の主軸で同時にできる。これらの理由により、ロ
ス時間が少なくなり、効率の良い連続加工が実現できる
という効果がある。
本の主軸を対向配置し、それぞれの主軸と協動してワー
クを加工する2個以上のタレット刃物台を備えた2主軸
対向旋盤で、同一形状のワークを連続して複数個加工す
る際の加工方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】複数の刃物台を備えた2主軸対向旋盤
は、第1主軸側と第2主軸側とで各独立したワークの加
工を並行して行うことができ、両側の主軸を接近させて
チャックを交互に開閉することにより、ワークを一方の
主軸から他方の主軸へと受け渡すことができ、更に1個
のワークの両端を両側の主軸で同時に把持して同期回転
させて突っ切り加工を行うことにより、ワークを切り離
すことができる。 【0003】2主軸対向旋盤のこのような多様な機能を
利用したワークの典型的な加工方法の1つは、第1主軸
に素材を供給し、第1主軸側でワークの始めの部分を加
工し、ワークを第1主軸から第2主軸へと受け渡し、第
2主軸側でワークの残りの部分を加工し、加工済ワーク
を第2主軸から排出するという動作の繰り返しにより、
複数ワークの加工を連続的に行うというものである。 【0004】第1主軸側と第2主軸側は、各独立にワー
クの加工を行うことができるから、上記の動作で複数ワ
ークの加工を行うときは、第2主軸側でワークの残りの
部分を加工して加工済ワークを排出する間に第1主軸側
で次のワークの供給とワークの始めの部分の加工とを並
行して行う。 【0005】上記のような加工を行う場合に、第1主軸
側での加工時間と第2主軸側での加工時間とに差がある
と、加工時間の短い方の主軸は、長い方の主軸での加工
が終了するまで待機しなければならない。この待機時間
は無駄時間となるので、上記のような方法で加工を行う
場合には、第1主軸側の加工時間と第2主軸側の加工時
間との差ができるだけ小さくなるように、第1主軸側と
第2主軸側との加工箇所の割振りを行う。 【0006】例えばあるワークについて、a、b、c・
・・hの加工箇所があり、その内aとbの加工箇所は第
1主軸側でなければ加工することができず、gとhの加
工箇所は第2主軸側でなければ加工できないとすると、
残りのc、d、e、fの加工箇所を両側の主軸での加工
時間ができるだけ等しくなるように、例えばcの箇所を
第1主軸側で行い、d、e、fの箇所を第2主軸側で行
うというように、加工箇所を割振って加工を行ってい
た。 【0007】ここで上記のa、b、cの箇所の加工をま
とめてA工程の加工、dないしhの箇所の加工をまとめ
てB工程の加工とすると、この従来の加工方法は、図3
に示すように行われる。すなわち左側の第1主軸でA工
程の加工を行い、ワークを第1主軸から第2主軸に受け
渡し、右側の第2主軸でB工程の加工を行っている間
に、次のワークのA工程の加工を第1主軸側で行うとい
う動作の繰り返しにより、複数のワークを連続的に加工
するのである。 【0008】この場合、第1主軸側はA工程の加工を繰
り返し、第2主軸側はB工程の加工を繰り返すこととな
り、機械上におけるワークの方向(軸方向の形状の相違
から見た方向)は、総てのワークについて同じ方向であ
る。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところがワークの形状
によっては、上記のような方法で加工箇所を割振って
も、第1主軸側と第2主軸側とで加工時間に大きな差が
生ずる場合がある。例えば上記の例において、第1主軸
側でしか加工できない加工箇所a、bの加工に残りの加
工箇所c〜hの加工より時間がかかるとすると、残りの
加工箇所c〜hを全て第2主軸側で行なっても、第2主
軸側に待ち時間が生ずるので、上記のような加工箇所の
割振りによって、第1主軸側と第2主軸側の加工時間を
バランスさせることは不可能である。 【0010】ワークの加工形状によって生ずるこのよう
な加工時間のアンバランスは、加工時間が短い方の主軸
の待ち時間を増大させ、機械の稼働率を低下させる。ま
た、ワークの加工数量が大きいときは、工具刃先の摩耗
が生じたときに刃先(チップ)を交換する必要が生ずる
が、第1主軸側と第2主軸側とで加工箇所が異なるため
に、刃先の摩耗時間にも差が生じ、刃先の1個が摩耗し
たときでも、これを交換するために機械全体を停止させ
る必要があるから、工具の保守にも手間がかかり、刃先
交換のための稼働率の低下も大きくなる。 【0011】この発明は、上記のような従来技術の問題
点を解決するためになされたもので、2主軸対向旋盤の
両側の主軸での加工箇所に大きな加工時間のアンバラン
スがある場合でも、他側の主軸での加工時間を待つため
の待ち時間をなくし、かつ両側の主軸と協動する工具の
刃先交換時間も同一となるようにする技術手段を得るこ
とを課題としている。 【0012】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決したこの
発明の複数ワークの連続加工方法は、2主軸対向旋盤を
用い、第1主軸側でワークを加工する工程と、ワークを
第1主軸から第2主軸に受け渡す工程と、第2主軸側で
ワークの残りの部分を加工する工程とを繰り返す、同一
形状をした複数ワークの連続加工方法において、前のワ
ークに対して第1主軸側で行った加工を次のワークに対
しては第2主軸側で行い、前のワークに対して第2主軸
側で行った加工を次のワークに対しては第1主軸側で行
うという加工動作を繰り返すというものである。 【0013】上記方法による加工においては、図1に模
式的に示すように、前述した例で言うA工程の加工とB
工程の加工とが第1主軸側と第2主軸側とで交互に行わ
れることになる。すなわち、最初のワークは、第1主軸
側でA工程の加工を行い、ワークを第2主軸へ受け渡
し、第2主軸側でB工程の加工を行うが、この第2主軸
側でのB工程の加工の間に次のワークのB工程の加工が
第1主軸側で行われる。第1主軸側でB工程の加工を行
ったワークは、第2主軸に受け渡された後、第2主軸側
でA工程の加工が行われるが、この第2主軸側でのA工
程の加工の間に更に次のワークのA工程の加工が第1主
軸側で行われる。 【0014】このように第1主軸側と第2主軸側とでA
工程の加工とB工程の加工とが交互に行われるため、第
1主軸側でA工程の加工を行っているときは第2主軸側
でもA工程の加工が行われ、第1主軸側でB工程の加工
を行っているときは第2主軸側でもB工程の加工が行わ
れることとなり、ワークの軸方向の一方の側と他方の側
の加工箇所に大きな加工時間のアンバランスがあるとき
でも、その時毎の左右の主軸の加工時間のバランスは維
持されるので、一方の主軸が他方の主軸の加工終了を待
つことによって生ずる稼働率の低下が防止できる。 【0015】なお上記のこの発明の加工方法において
は、加工されるワークの軸方向形状からくる方向は、交
互に左右逆になる。また、第1主軸側と第2主軸側で行
われる加工が同じになるため、工具刃先の摩耗も第1主
軸側と第2主軸側とで同じ程度となり、刃先交換のタイ
ミングも左右で略同一となる。従って左側工具の刃先を
交換するときに、右側工具の同じ刃先も交換してやれば
よく、工具の保守作業が単純化され、刃先交換に必要な
作業量及び稼働率の低下も少なくなる。 【0016】旋盤に用いられる一般的な工具タレット
は、12ステーション12割出しである。すなわち、工
具取付ステーションが円周12箇所にあり、タレットの
割出し位置も円周12箇所というものであった。タレッ
トの工具取付ステーションを増やすことはタレットを大
型にしない限り難しいが、割出し箇所を増やすことは容
易である。すなわち、12ステーションのタレットに対
して24割出しを行うことは、比較的容易に実現でき
る。この場合、1つの工具取付ステーションに2個の工
具を保持するホルダを装着してやれば、1つの工具取付
ステーションに装着された2つの工具をタレットの24
分の1回転の割出し動作で選択することが可能になる。 【0017】この発明の方法では、左右の主軸が共にA
工程とB工程の加工を行うから、第1主軸側はA工程の
み、第2主軸側はB工程のみの加工を行う従来方法に比
べてタレット刃物台への工具取付個数が増大する。従来
の12ステーション12割出しの工具タレットでは、1
2個という工具種類の制約から、この発明の方法を適用
できるワーク形状が相当程度制限されるが、上記のよう
に割出し数の大きな工具タレットと、工具タレットの1
つの工具取付ステーションに装着して複数の工具を保持
する工具ホルダを用いることにより、タレットに装着さ
れる工具種類の増大に対応でき、この発明の方法を採用
することが、より広範な形状のワークに対して可能にな
る。 【0018】また、この発明の方法は、加工済ワークを
左側から把持するときも右側から把持するときもチャッ
クの把持径が変化しない形状のワーク、特に外周加工を
伴わないワークの加工方法として特に適しているが、加
工済ワークの右側と左側とでチャックの把持径が異なる
場合は、その径差が小さければチャックの開閉ストロー
クの増大により対応し、径差が大きいときは第2主軸の
チャックに段付き爪、すなわち小径側と大径側との2つ
の把持面を備えた爪を用いることによって、ある程度の
対応が可能である。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、図2に示す形状のワークの
加工を例にして、この発明の加工方法を具体的に説明す
る。図2に示すワーク1は、アルミニウムの引抜き材
(丸棒)から削り出した部品で、外周面2は加工されて
いない。素材は、2主軸対向旋盤の第1主軸の背後に設
置されたバーフィーダにより、第1主軸の貫通孔を通し
て、旋盤の加工領域に送り込まれる。 【0020】従来の加工方法によれば、図3に示すよう
に、素材3の先端を所定長さ加工領域10に突出させ、
第1主軸のチャック13で素材3を把持し、第1主軸1
1側で素材の先端を旋削して小径にしたあとねじ加工を
行ってねじ部4を加工し、中空孔5を中ぐり加工し、浅
い外周溝6を旋削加工する。次に第2主軸12を進出さ
せて第2主軸のチャック14で素材先端の外周を把持
し、第1主軸のチャックを緩めたあと第2主軸12を所
定量後退(この後退量で次のワークのための素材が加工
領域に引込まれる)させた後、第1主軸のチャック13
を閉じ、両主軸を同期回転させて突っ切りバイトで第1
主軸での加工が終了した素材先端部を切り離す。そして
第2主軸12側で球状端面7の旋削加工を行って、加工
済ワークを機外に排出する。 【0021】従来方法においては、第2主軸側での球状
端面7の加工と並行して第1主軸側で次のワークのねじ
部4、中空孔5及び外周溝6を加工するため、第1主軸
側での加工時間が第2主軸側での加工時間に比べて遥か
に長く、第2主軸は第1主軸側での加工が終了するまで
待機する必要があった。 【0022】図2に示すような形状のワークの場合、従
来方法では、ワークのねじ部4及び中空孔5は、ワーク
を第2主軸側に受渡した後では加工することができず、
外周溝6の加工も第2主軸のチャックでのワークの把持
深さを深くできる点で第1主軸側で加工するのが好まし
い。従ってこのようなワークでは、加工箇所を第1主軸
側と第2主軸側とで割振ることによって、両側の主軸の
加工時間をバランスさせることは不可能である。この従
来方法においては、旋盤の第1主軸側にねじ部4、中空
孔5及び外周溝6を加工する加工プログラムAがロード
され、第2主軸側に球状端面7を加工する加工プログラ
ムBがロードされて、第1主軸側は加工プログラムAを
繰り返し実行し、第2主軸側は加工プログラムBを繰り
返し実行して、ワークの連続加工を行う。 【0023】この発明の方法では、図1に示すように、
旋盤の第1主軸側及び第2主軸側に共に加工プログラム
Aと加工プログラムBをロードする。そして、第1主軸
側では最初に加工プログラムAを実行し次に加工プログ
ラムBを実行するという手順を繰り返させ、また第2主
軸側では最初に加工プログラムBを実行し次に加工プロ
グラムAを実行するという手順を繰り返させるメインプ
ログラムを設定する。加工プログラムA、Bの実行の間
にワーク受渡しプログラムなどの必要な動作プログラム
の呼び出しが行われる。 【0024】この発明の方法では、1個目のワークは、
第1主軸11側の加工プログラムAにより、第1主軸側
でねじ部4、中空孔5及び外周溝6が加工されて、第2
主軸12に受け渡される。第2主軸側では最初に実行さ
れる加工プログラムBにより、球状端面7が加工され
る。前述したように、バー加工ではワークの受渡し時に
第1主軸側に次の素材が供給される。第2主軸側で1個
目のワークの球状端面7を加工するときに、第1主軸側
でも加工プログラムBが実行され、第1主軸側で2個目
のワークの球状端面7が加工される。すなわちこのとき
は、両主軸で共に球状端面7の加工が行われる。そうし
て、両主軸側での加工が終了し、第2主軸側のワークが
排出されると、突っ切り加工を含むワークの受渡し動作
が行われる。このとき、3番目のワークの素材が第1主
軸側に供給され、次いで両主軸側とも加工プログラムA
が実行されるので、左右の主軸でねじ部4、中空孔5及
び外周溝6の加工が並行して行われる。以上の動作を繰
り返すことによって、図2に示す形状のワークが次々と
加工されることになる。旋盤上でのワークの形状は、左
右方向が交互に逆になる。 【0025】以上説明したこの実施例で、第1主軸側と
第2主軸側で同時に中空孔5の中ぐり加工を行うとき
は、2つのタレットが主軸軸線上に進出してくるので、
左右の主軸の間隔を広く取らなければならない。そこ
で、第1主軸側にロードする加工プログラムAと第2主
軸側でロードする加工プログラムAとで、加工箇所の順
序を入れ替えるようにしてもよい。例えば第1主軸側で
ねじ部4の加工を行うときに第2主軸側で中空孔5の加
工を行い、逆に第1主軸で中空孔5の加工を行うときに
第2主軸側でねじ部4の加工を行うようにするのであ
る。 【0026】上記実施例のワークの加工は、すべて旋削
加工によるが、タレットに回転工具を取付けて孔開け加
工やミーリング加工を行うときにも、この発明の方法を
実施できることは言うまでもない。また、この発明の方
法の変形として、ワーク受渡し時の第1主軸と第2主軸
の動作時間の差を考慮して、一部の加工箇所を常にどち
らかの主軸側で行うようにすることもできる。例えば、
上記のバー材の加工においては、ワークの受渡しが終了
した後、左右の主軸で直ちに加工を開始することがで
き、加工が終了したあと第2主軸はワークの排出動作を
しなければならないので、第1主軸が若干待機すること
が起こり得る。このような場合に、加工時間と待ち時間
が合致すれば、外周溝6の加工を常に第1主軸側で行っ
て、第2主軸がワークを排出している間に第1主軸側で
外周溝6の加工を行うようにして、加工時間を更に短縮
することも可能である。 【0027】 【発明の効果】以上説明したこの発明の方法では、1つ
のワークの受渡しから次のワークの受渡しまでの間に行
う加工が両側の主軸で同一となるので、この間の加工時
間も同一となり、相手側主軸の加工終了を待つための待
ち時間がゼロとなる。また、両側のタレットで使用され
る工具の刃先の摩耗も同一となるので、刃先交換の作業
も両側の主軸で同時にできる。これらの理由により、ロ
ス時間が少なくなり、効率の良い連続加工が実現できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の加工方法を模式的に示す説明図
【図2】加工されるワークの例を示す断面図
【図3】従来の加工方法を模式的に示す説明図
【符号の説明】
1 ワーク
11 第1主軸
12 第2主軸
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 2主軸対向旋盤を用い、第1主軸側でワ
ークを加工する工程と、ワークを第1主軸から第2主軸
に受け渡す工程と、第2主軸側でワークの残りの部分を
加工する工程とを繰り返す、同一形状をした複数ワーク
の連続加工方法において、前のワークに対して第1主軸
側で行った加工を次のワークに対しては第2主軸側で行
い、前のワークに対して第2主軸側で行った加工を次の
ワークに対しては第1主軸側で行うという加工動作を繰
り返すことを特徴とする、2主軸対向旋盤を用いた複数
ワークの連続加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001269258A JP2003071605A (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | 2主軸対向旋盤を用いた複数ワークの連続加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001269258A JP2003071605A (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | 2主軸対向旋盤を用いた複数ワークの連続加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003071605A true JP2003071605A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19095111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001269258A Pending JP2003071605A (ja) | 2001-09-05 | 2001-09-05 | 2主軸対向旋盤を用いた複数ワークの連続加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003071605A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005148046A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-06-09 | Seiko Epson Corp | 時計用部品の製造方法、時計用部品および時計 |
JP2019536646A (ja) * | 2016-11-25 | 2019-12-19 | エンジンガー ゲーエムベーハー | 旋削加工機およびワークピースの旋削方法 |
-
2001
- 2001-09-05 JP JP2001269258A patent/JP2003071605A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005148046A (ja) * | 2003-10-23 | 2005-06-09 | Seiko Epson Corp | 時計用部品の製造方法、時計用部品および時計 |
JP2019536646A (ja) * | 2016-11-25 | 2019-12-19 | エンジンガー ゲーエムベーハー | 旋削加工機およびワークピースの旋削方法 |
JP7193209B2 (ja) | 2016-11-25 | 2022-12-20 | エンジンガー ゲーエムベーハー | 旋削加工機およびワークピースの旋削方法 |
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