JP2010061430A - ワークの生産ライン及び生産方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークに対して複数台の機械装置で複数の工程を順次遂行するワークの生産ラインにおいて、生産ラインのラインタクトを短縮化し、工程の待ち時間の発生を回避する。
【解決手段】ワークに対して複数台の機械装置11,21,31,41,51で第1〜第5工程を順次遂行するワークの生産ラインにおいて、第1〜第5工程が、サイクルタイムが最も短い第4、第5工程と、この最短の第4、第5工程のサイクルタイムのほぼ整数倍のサイクルタイムを有するその他の第1〜第3工程とでなり、その他の第1〜第3工程のそれぞれにおいて、該第1〜第3工程を遂行する機械装置11,21,31の台数が、最短の第4、第5工程を遂行する機械装置41,51の台数の前記整数倍とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ワークの生産ライン及び生産方法に関し、工場における生産技術の分野に属する。
従来、自動車部品等の生産工場では、例えばダイキャスト鋳造等で粗に製造されたワークが、NC旋盤やマシニングセンタあるいは専用機等の様々な複数台の機械装置によって、筒状部の外径加工や内径加工、穴あけ加工、内部球面加工等の複数の作業が行われて精に仕上げられたのち、組立工場へ出荷される。そして、そのために、ワークに対して複数台の機械装置で複数の工程を順次遂行するように構成されたワークの生産ラインが知られている。
このような生産ラインにおいては、例えばサイクルタイム(ワーク1個の処理時間)の相対的に短い工程が上流側にあり、相対的に長い工程が下流側にあると、両工程間に余剰のワークが発生するので、例えば特許文献1には、余剰のワークを自動的に間引いて他の生産ラインに供給することが提案されている。
なお、逆に、サイクルタイムの相対的に長い工程が上流側にあり、相対的に短い工程が下流側にあると、下流側工程へのワークの供給が不足し、下流側工程で待ち時間が生じて、機械装置の稼働率が低下するという問題が発生する。
特開2001−249711(段落0012、0027)
ここで、一般に、工程の配置に関係なく、工程間でサイクルタイムが異なっていると、生産ラインのラインタクト(1つの生産ラインから製品1つが生産されてくる時間間隔)が、相対的に長いほうのサイクルタイムに支配されて、生産ラインの生産性が向上しないという問題がある。
この問題に対しては、サイクルタイムの相対的に長い工程を遂行する機械装置の台数を増加して、該工程全体としてのワークの平均的処理速度を上げることが考えられる。しかし、その場合に、ワークの平均的処理速度が上がり過ぎると、該工程へのワークの供給が不足し、機械装置に待ち時間が生じて、機械装置の台数を増加したことが無駄になってしまう。
そこで、本発明は、ワークに対して複数台の機械装置で複数の工程を順次遂行するワークの生産ラインにおいて、生産ラインのラインタクトの短縮化を図って生産ラインの生産性を向上させると共に、工程間でワークの平均的処理速度を可及的に揃え、もって工程での待ち時間の発生を回避することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明では次のような手段を用いる。なお、以下の本発明の開示において、図面で使用した符号を参考までに付記する。
すなわち、本願の請求項1に記載の発明は、ワークWに対して複数台の機械装置11,21,31,41,51で複数の工程を順次遂行するワークWの生産ライン1であって、前記複数の工程が、サイクルタイムが最も短い最短工程と、この最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍のサイクルタイムを有するその他の工程とでなり、その他の工程のそれぞれにおいて、該工程を遂行する機械装置11,21,31の台数が、前記最短工程を遂行する機械装置41,51の台数の前記整数倍とされていることを特徴とする。
次に、本願の請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載のワークWの生産ライン1において、工程毎に、該工程を遂行する機械装置11,21,31,41,51が集合された作業エリア10,20,30,40,50が設けられ、この作業エリア10,20,30,40,50が生産ライン1におけるワークWの搬送方向に対して直列に配置されていると共に、該作業エリア10,20,30内においては、複数の機械装置11,21,31が前記ワークWの搬送方向に対して並列に配置されていることを特徴とする。
一方、本願の請求項3に記載の発明は、ワークWに対して複数台の機械装置11,21,31,41,51で複数の工程を順次遂行するワークWの生産方法であって、前記複数の工程のうちサイクルタイムが最も短い最短工程を選び、この最短工程を除くその他の工程のサイクルタイムを前記最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍に調整し、かつ、その他の工程のそれぞれにおいて、該工程を遂行する機械装置11,21,31の台数を、前記最短工程を遂行する機械装置41,51の台数の前記整数倍とし、この状態でワークWを生産することを特徴とする。
次に、本願の請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載のワークWの生産方法において、ワークWの左右の端部の加工(ウ、エ)を単一の工程で完結することにより、その他の工程のサイクルタイムを最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍に調整したことを特徴とする。
次に、本願の請求項5に記載の発明は、前記請求項3に記載のワークWの生産方法において、ワークWの筒状部の内径加工の粗加工と仕上げ加工と(カ)を単一の工程で完結することにより、その他の工程のサイクルタイムを最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍に調整したことを特徴とする。
次に、本願の請求項6に記載の発明は、前記請求項3に記載のワークWの生産方法において、ワークWの穴あけ加工の下穴形成と仕上げ加工と(キ)を単一の工程で完結することにより、その他の工程のサイクルタイムを最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍に調整したことを特徴とする。
次に、本願の請求項7に記載の発明は、前記請求項3に記載のワークWの生産方法において、ワークWの内部球面加工(ケ、コ)を単一の工程で完結することにより、その他の工程のサイクルタイムを最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍に調整したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明によれば、ワークWに対して複数台の機械装置11,21,31,41,51で複数の工程を順次遂行するワークWの生産ライン1において、複数の工程のうち、サイクルタイムが最も短い最短工程を除くその他の工程のサイクルタイムを、前記最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍としたから、例えば、最短工程のサイクルタイムが1.2分(72秒)であるとすると、その他の工程のサイクルタイムは2倍の2.4分(144秒)や、3倍の3.6分(216秒)等とされることとなる。
そして、そのうえで、その他の工程を遂行する機械装置11,21,31の台数を、前記最短工程を行う機械装置の台数41,51の前記整数倍としたから、前記設例でいえば、最短工程を行う機械装置41,51の台数が1台であるとすると、その他の工程を行う機械装置11,21,31の台数は2倍の2台や、3倍の3台等とされることとなる。
したがって、その他の工程においては、仮に機械装置11,21,31の台数が1台であれば、2.4分間隔あるいは3.6分間隔で1個のワークWが排出されるところが、機械装置11,21,31の台数を2台や3台としたので、2.4分あるいは3.6分の間に2個のワークWが排出されることとなる。
その場合、ワーク排出の間隔を1.2分に調整し、かつ排出のタイミングを最短工程を行う機械装置と同期させれば、最短工程を行う機械装置に待ち時間が生じることがなくなる。もっとも、工程間でワークが不足しないように常に所定数のワークを工程間に待機させておくようにすれば、ワーク排出間隔の調整や最短工程を行う機械装置との同期をとらなくても、最短工程を行う機械装置に待ち時間が生じることがなくなる。
そして、いずれにせよ、最短工程とその他の工程とで単位時間当たりのワーク処理数(ワークの平均的処理速度)の大小が解消され、しかもそのワーク処理数が短いほうのサイクルタイムに平準化されるので(前記設例でいえば、全工程において1.2分間で1つのワークが処理されることとなる)、生産ラインのラインタクトの短縮化が図られて、生産ラインの生産性が向上すると共に、工程間でワークの平均的処理速度が可及的に揃えられて、工程での待ち時間の発生が回避されることとなる。
次に、本願の請求項2に記載の発明によれば、各工程を行う機械装置同士が集合された作業エリアは、生産ラインにおけるワークの搬送方向に対して直列に配置されているので、ワークは、直列配置された作業エリア順、つまり工程順に搬送されることとなる。
併せて、各作業エリア内の複数の機械装置は、前記ワークの搬送方向に対して並列に配置されているので、ワークは、各作業エリア内のどの機械装置へも安定に搬入され、どの機械装置からも安定に搬出されることとなり、機械装置の配置位置に起因して特定の機械装置に待ち時間が生じ、機械装置の稼働率が低下するという問題がない。
一方、本願の請求項3に記載の発明によれば、ワークWに対して複数台の機械装置11,21,31,41,51で複数の工程を順次遂行するワークWの生産方法において、複数の工程のうちサイクルタイムが最も短い最短工程を選び、この最短工程を除くその他の工程のサイクルタイムを最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍に調整し、かつ、その他の工程のそれぞれにおいて、該工程を遂行する機械装置11,21,31の台数を、最短工程を遂行する機械装置41,51の台数の前記整数倍とし、この状態でワークWを生産するようにしたから、前記請求項1に記載の発明と同様、最短工程とその他の工程とで単位時間当たりのワーク処理数(ワークの平均的処理速度)の大小が解消され、しかもそのワーク処理数が短いほうのサイクルタイムに平準化されるので(前記設例でいえば、全工程において1.2分間で1つのワークが処理されることとなる)、生産ラインのラインタクトの短縮化が図られて、生産ラインの生産性が向上すると共に、工程間でワークの平均的処理速度が可及的に揃えられて、工程での待ち時間の発生が回避されることとなる。
次に、本願の請求項4〜7に記載の発明によれば、その他の工程のサイクルタイムを最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍に調整する具体的手法が提示される。
請求項4に記載の発明では、ワークの左右の端部の加工を複数の工程に亘って行っていると各工程のサイクルタイムが最短工程のサイクルタイムの整数倍にならなかったものが、ワークの左右の端部の加工を単一の工程で完結することにより、ほぼ整数倍に調整可能となる例である。
請求項5に記載の発明では、ワークの筒状部の内径加工の粗加工と仕上げ加工とを複数の工程に亘って行っていると各工程のサイクルタイムが最短工程のサイクルタイムの整数倍にならなかったものが、ワークの筒状部の内径加工の粗加工と仕上げ加工とを単一の工程で完結することにより、ほぼ整数倍に調整可能となる例である。
請求項6に記載の発明では、ワークの穴あけ加工の下穴形成と仕上げ加工とを複数の工程に亘って行っていると各工程のサイクルタイムが最短工程のサイクルタイムの整数倍にならなかったものが、ワークの穴あけ加工の下穴形成と仕上げ加工とを単一の工程で完結することにより、ほぼ整数倍に調整可能となる例である。
請求項7に記載の発明では、ワークの内部球面加工を複数の工程に亘って行っていると各工程のサイクルタイムが最短工程のサイクルタイムの整数倍にならなかったものが、ワークの内部球面加工を単一の工程で完結することにより、ほぼ整数倍に調整可能となる例である。以下、実施形態を通して本発明をさらに詳しく説述する。
図1は、本発明の最良の実施の形態に係るワークの生産ライン1を示すレイアウト図である。この生産ライン1は自動車部品の生産工場に設けられ、ワークの搬送方向に対して、上流側から順に、第1作業エリア10、第2作業エリア20、第3作業エリア30、第4作業エリア40、第5作業エリア50が直列に配置されている。
第1作業エリア10には4台の機械装置11…11、第2作業エリア20には8台の機械装置21…21、第3作業エリア30には4台の機械装置31…31、第4作業エリア40には1台の機械装置41、第5作業エリア50には1台の機械装置51がそれぞれ備えられている。機械装置が複数台備えられた第1作業エリア10、第2作業エリア20、第3作業エリア30には、ワーク(一般に総称していうときは符号Wを用いる)を作業エリアに搬入し又は作業エリアから搬出するためのローダ12,22,32がそれぞれ備えられている。
第1作業エリア10内、第2作業エリア20内、第3作業エリア30内では、複数台の機械装置11…11,21…21,31…31は、ワークWの搬送方向に対して並列に配置されている。
第1作業エリア10内、第2作業エリア20内、第3作業エリア30内の複数台の機械装置11…11,21…21,31…31は、相互に同時並行的に稼働し、かつそれぞれが連続的に稼働している。
第4作業エリア40内、第5作業エリア50内の機械装置41,51は、それぞれが連続的に稼働している。
第1作業エリア10の近傍に第1搬送装置60、第1作業エリア10と第2作業エリア20との間に第2搬送装置61、第2作業エリア20と第3作業エリア30との間に第3搬送装置62がそれぞれ配置されている。
例えば、ダイキャスト鋳造等で粗に製造され、当該生産ライン1に供給されたワークW0は、第1搬送装置60により第1作業エリア10の近傍まで搬送され、ローダ12により第1作業エリア10に搬入され、いずれか1台の機械装置11により作業が行われ、第1工程後のワークW1となって、ローダ12により第1作業エリア10から第2搬送装置61に搬出される。
次いで、第1工程後のワークW1は、第2搬送装置61により第2作業エリア20の近傍まで搬送され、ローダ22により第2作業エリア20に搬入され、いずれか1台の機械装置21により作業が行われ、第2工程後のワークW2となって、ローダ22により第2作業エリア20から第3搬送装置62に搬出される。
次いで、第2工程後のワークW2は、第3搬送装置62により第3作業エリア30の近傍まで搬送され、ローダ32により第3作業エリア30に搬入され、いずれか1台の機械装置31により作業が行われ、第3工程後のワークW3となって、ローダ32により第3作業エリア30から第4作業エリア40に搬入され、機械装置41により作業が行われ、第4工程後のワークW4となって、ローダ32により第4作業エリア40から第5作業エリア50に搬入され、機械装置51により作業が行われ、第5工程後のワークW5となって、ローダ32により第5作業エリア50から当該生産ライン1の外へ搬出される。
ここで、各作業エリア10,20,30,40,50の手前では、複数個のワークW0…W0,W1…W1,W2…W2,W3…W3,W4…W4が待機するようになっている。
図2に示すように、この生産ライン1で様々な複数の作業が行われるワークWは、自動車のディファレンシャルケースである。
図3に示すように、第1作業エリア10では第1工程、第2作業エリア20では第2工程、第3作業エリア30では第3工程、第4作業エリア40では第4工程、第5作業エリア50では第5工程がそれぞれ遂行される。
第1作業エリア10に備えられている機械装置11はNC旋盤、第2作業エリア20に備えられている機械装置21はマシニングセンタ、第13作業エリア30に備えられている機械装置31は専用機、第4作業エリア40に備えられている機械装置41はホーニング盤、第5作業エリア50に備えられている機械装置51は洗浄装置である。
第1作業エリア10では、図4(a)の符号アで示すように、ディファレンシャルケースWの右側(図面上の右側:以下これに準じて同じ)の外周面の外径加工と、符号イで示すように、ディファレンシャルケースWの右側の筒状端部の内径粗加工とが行われる。
この場合、NC旋盤11は、ディファレンシャルケースWの左側をチャックする。第1作業エリア10に備えられているNC旋盤11…11は、いずれも同じ機能、同じ能力を有する。そして、第1工程は、前記外径加工(ア)及び内径加工(イ)といった複数の作業を含むものである。各NC旋盤11は、2.8分に1個のスピードでワークWに対しこの第1工程を遂行する。つまり、第1工程のサイクルタイムは2.8分である。
第2作業エリア20では、図4(b)の符号ウで示すように、ディファレンシャルケースWの左側の筒状端部の外径加工と、符号エで示すように、ディファレンシャルケースWの右側の筒状端部の外径加工と、符号オで示すように、ディファレンシャルケースWの右側の筒状端部の内径仕上げ加工と、符号カで示すように、ディファレンシャルケースWの左側の筒状端部の内径粗及び仕上げ同時加工と、符号キで示すように、ドリルとショートリーマとを用いたピニオンシャフトの穴あけ加工と、符号クで示すように、その他の穴あけ加工とが行われる。
この場合、マシニングセンタ21は、主軸が水平方向に延びる横型であって、例えば回転パレット上の平治具に平置き固定したディファレンシャルケースWを90度づつ回転させ、このディファレンシャルケースWに対して4方向から様々に工具を自動交換して切削加工をすることができる。第2作業エリア20に備えられているマシニングセンタ21…21は、いずれも同じ機能、同じ能力を有する。そして、第2工程は、前記外径加工(ウ、エ)、内径加工(オ、カ)及び穴あけ加工(キ、ク)といった複数の作業を含むものである。各マシニングセンタ21は、5.6分に1個のスピードでワークWに対しこの第2工程を遂行する。つまり、第2工程のサイクルタイムは5.6分である。
第3作業エリア30では、図4(c)の符号ケで示すように、ディファレンシャルケースWのサイドギヤ側の内部球面加工と、符号コで示すように、ディファレンシャルケースWのピニオンギヤ側の内部球面加工とが行われる。
この場合、専用機31は、球面カッタを用いて内部球面加工を行う。第3作業エリア30に備えられている専用機31…31は、いずれも同じ機能、同じ能力を有する。そして、第3工程は、前記2種類の球面加工(ケ)及び(コ)といった複数の作業を含むものである。各専用機31は、2.8分に1個のスピードでワークWに対しこの第3工程を遂行する。つまり、第3工程のサイクルタイムは2.8分である。
第4作業エリア40では、図4(d)の符号サで示すように、ディファレンシャルケースWの左右の筒状端部の内面(第1工程及び第2工程で内径加工(イ、オ、カ)を施した部分)のホーニング加工が行われる。ホーニング盤41は、0.7分に1個のスピードでワークWに対しこのホーニング加工(サ)、すなわち第4工程を遂行する。つまり、第4工程のサイクルタイムは0.7分である。
第5作業エリア50では、図示しないが、ディファレンシャルケースWの洗浄が行われる。洗浄装置51は、0.7分に1個のスピードでワークWに対しこの洗浄作業、すなわち第5工程を遂行する。つまり、第5工程のサイクルタイムは0.7分である。
以上により、この生産ライン1のラインタクトは0.7分になっている。つまり、第1工程から第5工程までのサイクルタイムのうち最も短いサイクルタイムである第4工程あるいは第5工程の0.7分に一致している。
しかも、図5のタイムチャートに例示したように、第1工程のサイクルタイムは2.8分であるが、4台のNC旋盤11…11が相互に同時並行的にかつそれぞれが連続的に稼働する結果、第1作業エリア10においては、平均して0.7分に1個のスピードでワークWが処理され、5.6分間に8個の第1工程後ワークW1が生産される(単位時間当たりのワーク処理数:ワークWの平均的処理速度)。
また、第2工程のサイクルタイムは5.6分であるが、8台のマシニングセンタ21…21が相互に同時並行的にかつそれぞれが連続的に稼働する結果、第2作業エリア20においても、平均して0.7分に1個のスピードでワークWが処理され、5.6分間に8個の第2工程後ワークW2が生産される(単位時間当たりのワーク処理数:ワークWの平均的処理速度)。
また、第3工程のサイクルタイムは2.8分であるが、4台の専用機31…31が相互に同時並行的にかつそれぞれが連続的に稼働する結果、第3作業エリア30においても、平均して0.7分に1個のスピードでワークWが処理され、5.6分間に8個の第3工程後ワークW3が生産される(単位時間当たりのワーク処理数:ワークWの平均的処理速度)。
一方、第4工程及び第5工程のサイクルタイムは0.7分であるから、1台のホーニング盤41及び1台の洗浄装置がそれぞれ連続的に稼働する結果、第4作業エリア40及び第5作業エリア50においても、0.7分に1個のスピードでワークWが処理され、5.6分間に8個の第4工程後ワークW4及び第5工程後ワークW5が生産される(単位時間当たりのワーク処理数:ワークWの平均的処理速度)。
つまり、この生産ライン1においては、第1工程から第5工程までの5つの工程のうち、第1工程のサイクルタイム(2.8分)が、第4工程あるいは第5工程のサイクルタイム(最短のサイクルタイム:0.7分)の4倍、第2工程のサイクルタイム(5.6分)が、第4工程あるいは第5工程のサイクルタイムの8倍、第3工程のサイクルタイム(2.8分)が、第4工程あるいは第5工程のサイクルタイムの4倍となっており、しかも、第1工程を遂行する機械装置11の台数(4台)が、第4工程あるいは第5工程を遂行する機械装置41,51の台数(最小台数:1台)の4倍(第1工程と第4工程あるいは第5工程とのサイクルタイムの倍数と同じ)、第2工程を遂行する機械装置21の台数(8台)が、第4工程あるいは第5工程を遂行する機械装置41,51の台数の8倍(第2工程と第4工程あるいは第5工程とのサイクルタイムの倍数と同じ)、第3工程を遂行する機械装置31の台数(4台)が、第4工程あるいは第5工程を遂行する機械装置41,51の台数の4倍(第3工程と第4工程あるいは第5工程とのサイクルタイムの倍数と同じ)となっている。
これにより、第1〜第5作業エリア10〜50の各機械装置11…11,21…21,31…31,41,51が相互に同時並行的にかつ連続的に稼働したときには、この生産ライン1のラインタクトが最短サイクルタイムに一致し(0.7分)、この生産ライン1の生産性が向上するばかりでなく、第1〜第5工程間でワークWの処理スピードが平準化し(0.7分に1個あるいは5.6分間に8個)、特定の工程だけが早く終わったり遅く終わったりせず、この生産ライン1の稼働中は第1〜第5工程が同程度のスピードでワークWを処理していき、この生産ライン1の稼働開始時には、相互にほぼ同じタイミングで第1〜第5作業エリア10〜50の各機械装置11…11,21…21,31…31,41,51が稼働を開始し、この生産ライン1の稼働終了時には、相互にほぼ同じタイミングで第1〜第5作業エリア10〜50の各機械装置11…11,21…21,31…31,41,51が稼働を終了することとなる。
その結果、この生産ライン1においては、各工程間でサイクルタイムが異なっているが、この生産ライン1の稼働中は、各作業エリア10,20,30,40,50の手前で待機するワークW0…W0,W1…W1,W2…W2,W3…W3,W4…W4の個数が長期的にみても増減変動せず(機械装置11,21,31,41,51の故障や交換がないものとする)、したがって、作業エリア10〜50間で待機中のワークWの個数が減り過ぎたから補充したり、増え過ぎたから回収する必要がなくなる。
そして、いずれにせよ、最短工程とその他の工程とで単位時間当たりのワーク処理数(ワークWの平均的処理速度)の大小が解消され、しかもそのワーク処理数が短いほうのサイクルタイムに平準化されるので、生産ライン1のラインタクトの短縮化が図られて、生産ライン1の生産性が向上すると共に、工程間でワークWの平均的処理速度が可及的に揃えられて、工程での待ち時間の発生が回避されることとなる。
また、各工程を行う機械装置11,21,31同士が集合された作業エリア10,20,30は、生産ライン1におけるワークWの搬送方向に対して直列に配置されているので、ワークWは、直列配置された作業エリア10〜50順、つまり工程順に搬送されることとなる。
併せて、各作業エリア10,20,30内の複数の機械装置11,21,31は、前記ワークWの搬送方向に対して並列に配置されているので、ワークWは、各作業エリア10,20,30内のどの機械装置11,21,31へも安定に搬入され、どの機械装置11,21,31からも安定に搬出されることとなり、機械装置11,21,31の配置位置に起因して特定の機械装置11,21,31に待ち時間が生じ、機械装置11,21,31の稼働率が低下するという問題がない。
図6は、この生産ライン1を改善する前の生産ラインにおける、図3と類似の工程表である。すなわち、この生産ライン1は、改善前は、9つの工程を有していた。
第1工程では、図7(a)の符号タで示すように、ディファレンシャルケースWの右側の外周面の外径粗加工と、符号チで示すように、ディファレンシャルケースWの右側の筒状端部の外径粗加工と、符号ツで示すように、ディファレンシャルケースWの右側の筒状端部の内径粗加工とが、NC旋盤により、2.5分のサイクルタイムで行われていた。
第2工程では、図7(b)の符号テで示すように、ディファレンシャルケースWの左側の端面の粗加工と、符号トで示すように、ディファレンシャルケースWの左側の筒状端部の外径粗加工と、符号ナで示すように、ディファレンシャルケースWの左側の筒状端部の内径粗加工とが、NC旋盤により、2.0分のサイクルタイムで行われていた。
第3工程では、図7(c)の符号ニ、ヌ、ネで示すように、ディファレンシャルケースWの右側及び左側の各部位の外径仕上げ加工が、マシニングセンタにより、1.0分のサイクルタイムで行われていた。
第4工程では、図7(d)の符号ノで示すように、ドリルを用いてディファレンシャルケースWのピニオンシャフトの穴あけ加工の下穴形成と、符号ハで示すように、その他の穴あけ加工とが、専用機により、4.0分のサイクルタイムで行われていた。
第5工程では、図7(e)の符号ヒで示すように、ロングリーマを用いてディファレンシャルケースWのピニオンシャフトの穴あけ加工の仕上げ加工と、符号フで示すように、その他の穴あけ加工と、符号ヘ、ホで示すように、ディファレンシャルケースWの右側及び左側の筒状端部の内径仕上げ加工とが、専用機により、4.0分のサイクルタイムで行われていた。
第6工程では、図7(f)の符号マで示すように、ボーリング機を用いてディファレンシャルケースWの内部球面加工の粗加工が、専用機により、3.0分のサイクルタイムで行われていた。
第7工程では、図7(g)の符号ミで示すように、ボーリング機を用いてディファレンシャルケースWの内部球面加工の仕上げ加工が、専用機により、2.0分のサイクルタイムで行われていた。
第8工程では、図7(h)の符号ムで示すように、ディファレンシャルケースWの右側及び左側の筒状端部の内面のホーニング加工が、ホーニング盤により、0.7分のサイクルタイムで行われていた。
第9工程では、図示しないが、ディファレンシャルケースWの洗浄が、洗浄装置により、0.7分のサイクルタイムで行われていた。
なお、各工程とも機械装置は1台づつであり、生産ラインのラインタクトは4.0分であった。つまり、第1工程から第9工程までのサイクルタイムのうち最も長いサイクルタイムである第4工程あるいは第5工程の4.0分に一致していた。
そこで、まず、前記複数の工程のうちサイクルタイムが最も短い最短工程を選んだ(サイクルタイムが0.7分の第8工程あるいは第9工程)。そして、この最短工程を除くその他の工程のサイクルタイムを前記最短工程のサイクルタイム(0.7分)のほぼ整数倍に調整した。
例えば、ワークWの左右の端部の加工(図7のチ、ト、ヌ、ネ)を単一の工程で完結するようにした(図4のウ、エ参照)。そのために、マシニングセンタ21で、図2に鎖線で示すような、外径ボーリングツールT1,T2を用いた。このことも含めて、結果的に、図3の第2工程のサイクルタイムを0.7分の8倍の5.6分に調整できた。
また、ワークWの筒状部の内径加工の粗加工(図7のナ)と仕上げ加工(図7のホ)とを単一の工程で完結するようにした(図4のカ参照)。そのために、マシニングセンタ21で、図8に鎖線で示すような、内径ボーリングツールT3を用いた。この内径ボーリングツールT3は、前端側に粗加工用の先行刃αを備え、後端側に仕上げ加工用の仕上刃βを備えたものである。このことも含めて、結果的に、図3の第2工程のサイクルタイムを0.7分の8倍の5.6分に調整できた。
また、ワークWの穴あけ加工の下穴形成(図7のノ)と仕上げ加工(図7のヒ)とを単一の工程で完結するようにした(図4のキ参照)。そのために、マシニングセンタ21で、図10(a)に鎖線で示すような、下穴形成用ドリルT4と、図10(b)に鎖線で示すような、穴径仕上用ショートリーマT7とを用いた。それまでは、図9(a)に鎖線で示すような、下穴形成用ドリルT4と、図9(b)に鎖線で示すような、穴径仕上用ロングリーマT5とを用いていたので、図9(b)に鎖線で示すように、ロングリーマT5の芯振れを抑制する保持部材T6が必要となり、この保持部材T6が下穴形成用ドリルT4と干渉するので、図9(a)に鎖線で示す下穴形成と、図9(b)に鎖線で示す穴仕上げとを、2工程に分けていたのである(図7のノ、ヒ)。このことも含めて、結果的に、図3の第2工程のサイクルタイムを0.7分の8倍の5.6分に調整できた。
また、ワークWの内部球面加工(図7のマ、ミ)を単一の工程で完結するようにした(図4のケ、コ参照)。そのために、専用機31で、図12(a)に鎖線で示すような、サイドギヤ側の球面カッタT9と、図12(b)に鎖線で示すような、ピニオンギヤ側の球面カッタT10とを用いた。それまでは、図11に鎖線で示すような、ボーリング機T8を用いていたので、粗加工と仕上げ加工とを、2工程に分けていたのである(図7のマ、ミ)。このことも含めて、結果的に、図3の第3工程のサイクルタイムを0.7分の4倍の2.8分に調整できた。
なお、サイドギヤ側の球面カッタT9でピニオンギヤ側が加工されないように、またピニオンギヤ側の球面カッタT10でサイドギヤ側が加工されないように、境界部分に鋳抜き部(図12(b)に点線γで囲った部分)を形成した。
また、図6の第2工程では、ディファレンシャルケースWの左側の端面の粗加工を行い(図7(b)の符号テ)、図6の第3工程では、該端面の仕上げ加工を行っていたが(図7(c)の符号ニ)、この端面は、当該ディファレンシャルケースWにリングギヤを締結するためのリベットの頭部が接するだけで精度は必要ないので、図3の第1工程では、この端面の加工を省略した(図4(a)の符号ア参照)。このことも含めて、結果的に、図3の第1工程のサイクルタイムを0.7分の4倍の2.8分に調整できた。
図13は、以上のように最短工程を除くその他の工程のサイクルタイムを最短工程のサイクルタイム(0.7分)のほぼ整数倍に調整することなく、機械装置の台数のみを増やして、ラインタクトの短縮化を考察した結果を示す表である。
第1案では、ラインタクトを最短の0.7分まで短縮するため、第1〜第7工程の機械装置を大量に増やしている。しかし、その結果、第1〜第7工程において、単位時間当たりのワーク処理数(ワークWの平均的処理速度)が第8、第9工程よりも上がり過ぎている。したがって、第1〜第7工程において待ち時間が生じ、機械装置の台数を増やしたことが無駄になっている。
同様に、第2案〜第5においても、ラインタクトを改善前の4.0分より短縮化するため、第1〜第7工程の機械装置を増大しているが、いずれの案も、最短工程(第8、第9工程)とその他の工程(第1〜第7工程)とで単位時間当たりのワーク処理数(ワークWの平均的処理速度)の大小が解消されないから、生産ラインのラインタクトの短縮化は図られるものの、工程間でワークWの平均的処理速度が揃わず、工程での待ち時間が発生してしまうことがわかる。
以上、具体例を挙げて詳しく説明したように、本発明は、ワークに対して複数台の機械装置で複数の工程を順次遂行するワークの生産ラインにおいて、生産ラインのラインタクトの短縮化を図って生産ラインの生産性を向上させると共に、工程間でワークの平均的処理速度を可及的に揃え、もって工程での待ち時間の発生を回避することが可能な技術であるから、工場における生産の技術分野において広範な産業上の利用可能性を有する。
本発明の最良の実施の形態に係るワークの生産ラインを示すレイアウト図である。 前記ワークが自動車のディファレンシャルケースであることを示す断面図である。 前記生産ラインの工程表である。 前記工程表に対応してワークの加工部位を示す図である。 前記生産ラインのタイムチャートである。 図3と類似する、改善前の生産ラインの工程表である。 図4と類似する、改善前の工程表に対応してワークの加工部位を示す図である。 ワークに対する工具T3の使用の概念図である。 ワークに対する工具T4〜T6の使用の概念図である。 ワークに対する工具T4,T7の使用の概念図である。 ワークに対する工具T8の使用の概念図である。 ワークに対する工具T9,T10の使用の概念図である。 機械装置の台数のみ増やしてラインタクトの短縮化を考察した結果を示す表である。
符号の説明
1 生産ライン
10〜50 作業エリア
11,21,31,41,51 機械装置
W ワーク

Claims (7)

  1. ワークに対して複数台の機械装置で複数の工程を順次遂行するワークの生産ラインであって、
    前記複数の工程が、サイクルタイムが最も短い最短工程と、この最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍のサイクルタイムを有するその他の工程とでなり、
    その他の工程のそれぞれにおいて、該工程を遂行する機械装置の台数が、前記最短工程を遂行する機械装置の台数の前記整数倍とされていることを特徴とするワークの生産ライン。
  2. 前記請求項1に記載のワークの生産ラインにおいて、
    工程毎に、該工程を遂行する機械装置が集合された作業エリアが設けられ、この作業エリアが生産ラインにおけるワークの搬送方向に対して直列に配置されていると共に、該作業エリア内においては、複数の機械装置が前記ワークの搬送方向に対して並列に配置されていることを特徴とするワークの生産ライン。
  3. ワークに対して複数台の機械装置で複数の工程を順次遂行するワークの生産方法であって、
    前記複数の工程のうちサイクルタイムが最も短い最短工程を選び、
    この最短工程を除くその他の工程のサイクルタイムを前記最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍に調整し、かつ、
    その他の工程のそれぞれにおいて、該工程を遂行する機械装置の台数を、前記最短工程を遂行する機械装置の台数の前記整数倍とし、
    この状態でワークを生産することを特徴とするワークの生産方法。
  4. 前記請求項3に記載のワークの生産方法において、
    ワークの左右の端部の加工を単一の工程で完結することにより、その他の工程のサイクルタイムを最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍となるように調整したことを特徴とするワークの生産方法。
  5. 前記請求項3に記載のワークの生産方法において、
    ワークの筒状部の内径加工の粗加工と仕上げ加工とを単一の工程で完結することにより、その他の工程のサイクルタイムを最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍となるように調整したことを特徴とするワークの生産方法。
  6. 前記請求項3に記載のワークの生産方法において、
    ワークの穴あけ加工の下穴形成と仕上げ加工とを単一の工程で完結することにより、その他の工程のサイクルタイムを最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍となるように調整したことを特徴とするワークの生産方法。
  7. 前記請求項3に記載のワークの生産方法において、
    ワークの内部球面加工を単一の工程で完結することにより、その他の工程のサイクルタイムを最短工程のサイクルタイムのほぼ整数倍となるように調整したことを特徴とするワークの生産方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115291030A (zh) * 2022-06-13 2022-11-04 群沃电子科技(苏州)有限公司 一种测试流水线的测试方法

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