JP2003070684A - 便座・便蓋の開閉装置 - Google Patents

便座・便蓋の開閉装置

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JP2003070684A
JP2003070684A JP2001263613A JP2001263613A JP2003070684A JP 2003070684 A JP2003070684 A JP 2003070684A JP 2001263613 A JP2001263613 A JP 2001263613A JP 2001263613 A JP2001263613 A JP 2001263613A JP 2003070684 A JP2003070684 A JP 2003070684A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動モータ及び駆動手段を介して便座・便蓋
の開閉動作がコンピュータ制御されている場合におい
て、便座・便蓋が強制的に正方向・逆方向へ回転されて
も、駆動手段を異常過負荷から適時に保護すること。 【解決手段】 便蓋用駆動モータ・便座用駆動モータを
回転させると(S11)、便座・便蓋を閉方向又は開方
向に回転させることができる。このとき、便座・便蓋を
外力で強制的に回動させると、便蓋用駆動モータ・便座
用駆動モータの駆動軸が、便蓋用リミットスイッチ・便
座用リミットスイッチの可動接点を押下する。これによ
り、便蓋用リミットスイッチ・便座用リミットスイッチ
がONし(S14:No)、便蓋用駆動モータ・便座用
駆動モータへの通電を停止するので(S22)、便座・
便蓋や、便蓋用駆動モータ・便座用駆動モータ、ギア伝
達手段がフリーに回転できる状態になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便蓋又は便座が自
動的に開閉される便座・便蓋の開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、便蓋・便座が自動的に開閉される
便座・便蓋の開閉装置には、例えば、実用新案登録第2
555826号に記載されているように、便蓋・便座を
自動的に開閉している最中の駆動モータの回転運動の有
無を検出し、駆動モータの回転運動が無いときに、駆動
モータを停止し又は逆転させることにより、便蓋上に物
が置かれるなどの異常過負荷から駆動モータを保護する
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実用新
案登録第2555826号に記載されている技術では、
便蓋・便座が強制的に逆方向へ回転されると、駆動モー
タの回転運動が一時的に無くなるので、この事態を検知
することができるものの、このとき、駆動モータを停止
し又は逆転させたとしても、駆動モータの動力を便蓋・
便座に伝達するギヤに反対方向のトルクが瞬時に作用す
るため、強度の弱いギヤの部分が破損するおそれがあっ
た。また、便蓋・便座が強制的に正方向へ回転される
と、駆動モータの回転運動が無くならないので、この事
態を検知することができなかった。さらに、このとき、
駆動モータの動力を便蓋・便座に伝達するギヤに大きな
トルクが新たに作用するため、強度の弱いギヤの部分が
破損するおそれがあった。
【0004】この点、特開2000−51122に記載
されている技術のセンサを使用して、便蓋・便座が強制
的に正方向・逆方向に回転された事態を検知することも
考えられるが、かかるセンサは、閉じる方向に回転する
便蓋・便座の自重により発生・作用するギヤの推力を利
用したものであり、その推力の値は小さなものである。
従って、便蓋・便座が強制的に正方向・逆方向へ僅かに
回転されると、小さな推力がギヤに発生・作用するの
で、このとき、便蓋・便座が強制的に回転されることに
よりギヤに発生・作用するトルクが小さなものであっ
て、強度の弱いギヤの部分が破損するおそれがないもの
であっても、上述したセンサで感知されることになる。
よって、ここで、ギヤードモータを減速させてしまう
と、便蓋・便座の閉動作を途中で中止する事態になって
しまう。
【0005】その一方で、便蓋・便座が強制的に正方向
・逆方向へ大きく回転された場合には、ギヤに大きな推
力が発生・作用するので、上述したセンサでこの事態を
検知することができるものの、このとき、ギヤードモー
タを減速させても、便蓋・便座が強制的に大きく回転さ
れたことにより、既に、大きなトルクがギヤに作用・発
生しているため、強度の弱いギヤの部分が破損するおそ
れがあった。
【0006】もっとも、便蓋・便座を強制的に正方向・
逆方向へ回転させる行為は、一般に、取扱説明書などで
禁止されているが、実使用においては、よろけたり・つ
いうっかりして蓋に手を突くケースなどがあり、使用者
側で完全に防ぎきれないことから、製品側で構造的に対
応することが望ましいものであった。
【0007】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、駆動モータ及び駆動手
段を介して便座・便蓋の開閉動作がコンピュータ制御さ
れている場合において、便座・便蓋が強制的に正方向・
逆方向へ回転されても、駆動手段を異常過負荷から適時
に保護できる便座・便蓋の開閉装置を提供することを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に成された請求項1に係る発明は、便座・便蓋の開閉装
置であって、便座又は便蓋を開閉駆動するための駆動モ
ータと、前記駆動モータの駆動力を伝達する歯車列から
なる駆動手段と、前記駆動手段を駆動制御するためのコ
ンピュータ制御手段と、前記便座又は前記便蓋が開閉動
作中に前記駆動手段に外部から作用する力を検知するた
めの荷重検知手段と、を有し、前記荷重検知手段は、前
記荷重検知手段の電気信号の論理状態が変化するために
必要な力を定める荷重設定手段を備える一方、前記コン
ピュータ制御手段は、前記荷重検知手段の電気信号の論
理状態が変化すると、前記駆動モータへの通電を停止す
る通電停止制御を行うこと、を特徴としている。
【0009】このような特徴を有する本発明の便座・便
蓋の開閉装置では、コンピュータ制御手段で駆動手段を
駆動制御すると、駆動手段の歯車列が駆動モータの駆動
力を便座又は便蓋に伝達するので、便座又は便蓋を開閉
駆動することができる。この点、コンピュータ制御手段
で開閉動作中の便蓋又は便座を強制的に回動させると、
外部からの力が駆動手段に作用するので、荷重検知手段
の電気信号の論理状態が変化する。これにより、コンピ
ュータ制御手段は、駆動モータへの通電を停止する通電
停止制御を行うので、便座・便蓋や、駆動モータ、駆動
手段がフリーに回転できる状態になり、大きなトルクが
駆動手段に作用することはない。さらに、荷重検知手段
には、荷重検知手段の電気信号の論理状態が変化するた
めに必要な力を定める荷重設定手段を備えているので、
駆動手段の強度の弱い部分が破壊する程の大きなトルク
が駆動手段に作用するときに限って、コンピュータ制御
手段による通電停止制御を行うことが、荷重設定手段を
介して可能となる。
【0010】すなわち、本発明の便座・便蓋の開閉装置
においては、コンピュータ制御手段で開閉動作中の便蓋
又は便座を強制的に回動させると、荷重検知手段の電気
信号の論理状態が変化してコンピュータ制御手段が通電
停止制御を行うことから、便座・便蓋や、駆動モータ、
駆動手段がフリーに回転できる状態になり、これによ
り、大きなトルクが駆動手段に作用することを防止して
おり、さらに、駆動手段の強度の弱い部分が破壊する程
の大きなトルクが駆動手段に作用するときに限って、コ
ンピュータ制御手段による通電停止制御を行うことが、
荷重設定手段を介して可能となるので、駆動モータ及び
駆動手段を介して便座・便蓋の開閉動作がコンピュータ
制御されている場合において、便座・便蓋が強制的に正
方向・逆方向へ回転されても、駆動手段を異常過負荷か
ら適時に保護できる。
【0011】また、本発明の便座・便蓋の開閉装置で
は、コンピュータ制御手段で開閉動作中の便蓋又は便座
を強制的に回動させると、便座・便蓋や、駆動モータ、
駆動手段がフリーに回転できる状態になり、大きなトル
クが駆動手段に作用することを防止しているので、駆動
手段の剛性を大きくする必要がなく、駆動手段を小型化
することが可能となる。
【0012】また、本発明の便座・便蓋の開閉装置で
は、コンピュータ制御手段で開閉動作中の便蓋又は便座
を強制的に回動させると、便座・便蓋や、駆動モータ、
駆動手段がフリーに回転できる状態になり、大きなトル
クが駆動手段に作用することを防止しているので、駆動
モータ及び駆動手段を介して便座・便蓋の開閉動作がコ
ンピュータ制御されている場合において、便座・便蓋が
強制的に正方向・逆方向へ回転されても、便座・便蓋が
破損することを防止できる。
【0013】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載する便座・便蓋の開閉装置であって、前記コンピュ
ータ制御手段は、前記便座又は前記便蓋が閉状態から所
定開度の間にある場合には、前記荷重検知手段の電気信
号の論理状態が変化したときでも、前記通電停止制御を
行わないこと、を特徴としている。
【0014】もっとも、本発明の便座・便蓋の開閉装置
では、閉状態の便座は、本発明の便座・便蓋の開閉装置
が設置される便器に接触しており、又、閉状態の便蓋
は、便座に接触しているので、閉状態の便座又は便蓋を
コンピュータ制御手段で開動作させると、閉状態の便座
・便蓋の静止摩擦力がトルクとして駆動手段に作用す
る。さらに、閉状態の便座・便蓋は水平方向に位置する
ので、閉状態の便座又は便蓋をコンピュータ制御手段で
開動作させると、閉状態の便座・便蓋の自重の大部分が
トルクとして駆動手段に作用する。
【0015】従って、閉状態の便座又は便蓋をコンピュ
ータ制御手段で開動作させると、便座又は便蓋を強制的
に回動させなくても、閉状態の便座・便蓋の静止摩擦力
や自重の大部分が外部からの力として駆動手段に作用
し、荷重検知手段の電気信号の論理状態が変化して、コ
ンピュータ制御手段が通電停止制御を行って、閉状態の
便座又は便蓋を開動作させることができないおそれがあ
る。一方、便座又は便蓋が閉状態から所定開度の間にあ
れば、閉状態の便座・便蓋の静止摩擦力や自重の大部分
が外部からの力として駆動手段に作用しても、かかる外
部からの力は比較的小さいことから、大きなトルクが駆
動手段に作用することはない。
【0016】そこで、本発明の便座・便蓋の開閉装置に
おいて、便座又は便蓋が閉状態から所定開度の間にある
場合には、荷重検知手段の電気信号の論理状態が変化し
たときでも、コンピュータ制御手段が通電停止制御を行
わないようにすれば、閉状態の便座又は便蓋をコンピュ
ータ制御手段で開動作させる際に、閉状態の便座・便蓋
の静止摩擦力や自重の大部分が外部からの力として駆動
手段に作用し、荷重検知手段の電気信号の論理状態が変
化しても、確実に、閉状態の便座又は便蓋をコンピュー
タ制御手段で開動作させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照にして説明する。図10や図11に示すように、
本実施の形態の便座・便蓋の開閉装置2は、便器1に設
置されるものであり、操作部22が突設された後部装置
収納部21に対して、便蓋23や便座24が回動自在に
取り付けられている。また、図12に示すように、後部
装置収納部21の内部には、便蓋23及び便座24の片
側のヒンジ部が連結された電動開閉駆動装置4が組み込
まれている。さらに、後部装置収納部21の内部には、
制御回路26や、脱臭装置27、人体検出用光学センサ
28、洗浄ノズル装置29などが内臓されている。尚、
人体検出用光学センサ28は、図13にも示すように、
一体的に設けられた前面フィルターを介して、後部装置
収納部21の前面の上部隅に配置されている。
【0018】また、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装
置2は、図14に示すように、後部装置収納部21の操
作部22において、洗浄強さ調節ダイヤルなどの各種ス
イッチが配列されている。また、本実施の形態の便座・
便蓋の開閉装置2は、図15に示すリモコンスイッチ3
を備えている。この点、図15のリモコンスイッチ3に
は、洗浄・乾燥・便器洗浄などの各種スイッチ類が側面
32に配列されている。さらに、便蓋23や便座24を
開閉させるためのスイッチ類が上面31に配列されてお
り、これにより、便蓋23や便座24に触れることな
く、便蓋23や便座24を開閉させることができる。
【0019】また、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装
置2は、図16に示すように、電動開閉駆動装置4にお
いて、便蓋用駆動モータ45fと、便座用駆動モータ4
5z、多数の歯車等から構成されるギヤ伝達手段46
(「駆動手段」に相当するもの)などがケース41の内
部に組み込まれており、ケース41から突設された便座
用出力軸42と便蓋用出力軸43に対して、便蓋用駆動
モータ45fや便座用駆動モータ45zの駆動力をギヤ
伝達手段46で伝えている。
【0020】具体的には、図2に示すように、便蓋用駆
動モータ45fの駆動軸に取り付けられたウォームギア
461fと、第1の二段ギア462f、第2の二段ギア
463f、第3の二段ギア464f、第4の二段ギア4
65fを噛み合わせることにより、第4の二段ギア46
5fに軸止された便蓋用出力軸43を回動させる。同様
にして、便座用駆動モータ45zの駆動軸に取り付けら
れたウォームギア461zと、第1の二段ギア462
z、第2の二段ギア463z、第3の二段ギア464
z、第4の二段ギア465zを噛み合わせることによ
り、第4の二段ギア465zに軸止された便座用出力軸
42を回動させる。
【0021】尚、図2においては、第3の二段ギア46
4f,464zと第4の二段ギア465f,465z
は、それぞれ重複して記載されている。また、便蓋用駆
動モータ45fと便座用駆動モータ45zの回転は、ホ
ールICの回転センサ48f,48zでそれぞれ検知さ
れる。
【0022】また、図1において、図2の線A−Aで電
動開閉駆動装置4を切断したもの(便座24の開閉駆動
系)を示す。図1に示すように、便座用駆動モータ45
zの駆動軸に取り付けられたウォームギア461zの先
端には、「荷重検知手段」としての便座用リミットスイ
ッチ47zが設けられている。かかる便座用リミットス
イッチ47zは、図3に示すように、便座用駆動モータ
45zの駆動軸451のウォームギア461zの先端に
可動接点476が設けられるとともに、ケース41(図
1、図2参照)の固定部材471,472に固定接点4
73が設けられており、可動接点476がばね475に
抗して図3の方向Hに押動されることにより、可動接点
476と固定接点473とが当接する構造になってい
る。
【0023】尚、図4は、便座用リミットスイッチ47
zの固定接点473の平面図であり、固定接点473の
内側パターン474aと外側パターン474bとが同心
円状に設けられており、内側パターン474a及び外側
パターン474bに対して、図3の可動接点476が当
接することにより、内側パターン474aと外側パター
ン474bとを導通させている。
【0024】そして、本実施の形態の便座・便蓋の開閉
装置2では、便座24を手動で閉じる方向に回転させる
と、便座用出力軸42を軸止した第4の二段ギア465
zが回転し、さらに、第3の二段ギア464z、第2の
二段ギア463z、第1の二段ギア462z、ウォーム
ギア461zが回転して、かかるウォームギア461z
が設けられた便座用駆動モータ45zの駆動軸451を
ばね475に抗して図3の方向Hに押動させるので、便
座用リミットスイッチ47zの可動接点476と固定接
点473とを当接させることができる。
【0025】従って、ばね475のばね定数を変えれ
ば、便座24を手動で閉じる方向に回転させた際に、便
座用リミットスイッチ47zの可動接点476と固定接
点473とが当接することになる、手動の力の大きさを
設定することができる。
【0026】また、図1には図示されていないが、図8
に示すように、便座用駆動モータ45zの駆動軸の後端
にも、「荷重検知手段」としての便座用リミットスイッ
チ49z(上述した便座用リミットスイッチ47zと同
じ構造のもの)が設けられている。
【0027】そして、本実施の形態の便座・便蓋の開閉
装置2では、便座24を手動で開ける方向に回転させる
と、便座用出力軸42を軸止した第4の二段ギア465
zが回転し、さらに、第3の二段ギア464z、第2の
二段ギア463z、第1の二段ギア462z、ウォーム
ギア461zが回転して、かかるウォームギア461z
が設けられた便座用駆動モータ45zの駆動軸451を
ばねに抗して図3の方向Hの反対方向に押動させるの
で、便座用リミットスイッチ49zの可動接点と固定接
点とを当接させることができる。
【0028】従って、ばねのばね定数を変えれば、便座
24を手動で開ける方向に回転させた際に、便座用リミ
ットスイッチ49zの可動接点と固定接点とが当接する
ことになる、手動の力の大きさを設定することができ
る。
【0029】また、図5に、本実施の形態の便座・便蓋
の開閉装置2のブロック図を示す。図5に示すように、
本実施の形態の便座・便蓋の開閉装置2においては、制
御回路26に対し、便蓋用駆動モータ45fや、便座用
駆動モータ45z、回転センサ48f,48z、便座用
リミットスイッチ47z,49z、ギア伝達手段46を
構成するギアの位置を検知するためのセンサ44f,4
4z,48f,48zなどが接続されている。
【0030】尚、ギア伝達手段46を構成するギアに
は、上述したように、第1の二段ギア462f,462
z、第2の二段ギア463f,463z、第3の二段ギ
ア464f,464z、第4の二段ギア465f,46
5z、ウォームギア461f,461zなどがあり、ギ
ア伝達手段46を構成するギアの位置を検知することに
より、便蓋23や便座24の位置をも認識することがで
きる。
【0031】次に、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装
置2において、便座25の開動作を行う場合の作用を図
6のフローチャートに基づいて説明する。先ず、図6に
示すように、S10において、動作スタート信号がON
か否かを判断する。具体的には、リモコンスイッチ3か
ら開信号を受け、且つ、便座24が閉位置にあることを
センサ44zで認識したときに、動作スタート信号がO
Nされる。ここで、動作スタート信号がONであると判
断しない場合には(S10:No)、S10の判断を繰
り返す。一方、動作スタート信号がONであると判断す
る場合には(S10:Yes)、S11に進んで、便座
用駆動モータ45zを便座24の開方向に回転させる。
【0032】そして、S12において、便座24の動作
角度が10度(「所定開度」に相当するもの)以上であ
るか否かを判断する。具体的には、便座24の閉位置か
らの角度をセンサ44zで認識する。ここで、便座24
の動作角度が10度以上であると判断しない場合には
(S12:No)、後述するS15に進む。一方、便座
24の動作角度が10度以上であると判断する場合には
(S12:Yes)、S13に進んで、回転センサ48
zで検知される回転パルスの間隔は正常か否かを判断す
る。
【0033】すなわち、本実施の形態の便座・便蓋の開
閉装置2では、便座用駆動モータ45zを便座24の開
方向に回転させると、便座用駆動モータ45zの駆動軸
451のウォームギア461zが回転し、続いて、第1
の二段ギア462z、第2の二段ギア463z、第3の
二段ギア464z、第4の二段ギア465zが回転し
て、便座用出力軸42が便座24の開方向に回転される
ので、便座24の開動作を行うことができる。従って、
便座24の開動作が正常のときは、便座用駆動モータ4
5zの回転も安定するので、回転センサ48zで検知さ
れる回転パルスの間隔により、便座24の開動作が正常
であるか否かを判断することができる。
【0034】ここで、回転センサ48zで検知される回
転パルスの間隔は正常であると判断する場合には(S1
3:Yes)、過負荷検知SW(便座用リミットスイッ
チ47z,49z)がOFFであることを条件として
(S14:Yes)、S15に進む。そして、S15に
おいて、回転センサ48zで検知される回転パルスの数
はカウントUPしたか否かを判断する。
【0035】すなわち、本実施の形態の便座・便蓋の開
閉装置2では、便座用駆動モータ45zを便座24の開
方向に回転させた場合には、回転センサ48zで検知さ
れる回転パルスの数により、便座24の位置を認識する
ので、回転センサ48zで検知される回転パルスの数が
所定数に達したか否かにより、便座24が開位置にある
か否かを判断することができる。
【0036】従って、ここで、回転センサ48zで検知
される回転パルスの数はカウントUPしたと判断する場
合には(S15:Yes)、便座24が開位置にあると
し、S16に進んで、便座用駆動モータ45zへの通電
を停止して、便座24の開動作を完了させる。一方、回
転センサ48zで検知される回転パルスの数はカウント
UPしたと判断しない場合には(S15:No)、便座
24が開位置にないとし、S11に戻って、上述した処
理を繰り返す。
【0037】また、上述したS13において、回転セン
サ48zで検知される回転パルスの間隔は正常であると
判断しない場合には(S13:No)、S17に進ん
で、便座用駆動モータ45zへの通電を停止するととも
に、便座用駆動モータ45zに対する発電ブレーキを開
始し、過負荷検知SW(便座用リミットスイッチ47
z,49z)がOFFであることを条件として(S1
8:Yes)、S19に進んで、便座24の開動作を中
止させる(通常のソフト閉止)。
【0038】具体的には、便座用駆動モータ45zを便
座24の開方向に回転させた場合に、便座24を強制的
に静止状態にすると、便座用駆動モータ45zの回転が
遅くなって停止し、回転センサ48zで検知される回転
パルスの間隔も長くなっていくことから、回転センサ4
8zで検知される回転パルスの間隔が所定時間を越えた
ときには、便座24が強制的に静止状態になったとみな
し、図9の回路図(図5や図12の制御回路26に搭載
されたもの)により、便座用駆動モータ45zへの通電
を停止するとともに、便座用駆動モータ45zに対する
発電ブレーキを開始する。この点、図9の回路図におい
ては、マイコン261(「コンピュータ制御手段」に相
当するもの)でリレー264をONすることにより、便
座用駆動モータ45zの端子間を短絡し、便座用駆動モ
ータ45zの回転による発電電流が便座用駆動モータ4
5zに流れることにより、便座用駆動モータ45zの回
転にブレーキを作用させる。
【0039】また、上述したS14において、過負荷検
知SW(便座用リミットスイッチ47z,49z)がO
FFであると判断しない場合には(S14:No)、S
22に進んで、便座用駆動モータ45zへの通電を停止
して、便座24の開動作を中止させる(S21の緊急の
衝撃閉止)。具体的には、便座用駆動モータ45zを便
座24の開方向に回転させた場合に、便座24を閉方向
に強制的に回転させると、便座用駆動モータ45zの駆
動軸451が便座用リミットスイッチ47zを押下し、
便座用リミットスイッチ47zの可動接点476と固定
接点473とを当接させるので、これにより、過負荷検
知SW(便座用リミットスイッチ47z)がONされ、
便座用駆動モータ45zへの通電を停止する。また、便
座24を開方向に強制的に回転させても、便座用駆動モ
ータ45zの駆動軸451が便座用リミットスイッチ4
9zを押下し、便座用リミットスイッチ49zの可動接
点と固定接点とを当接させるので、これにより、過負荷
検知SW(便座用リミットスイッチ49z)がONさ
れ、便座用駆動モータ45zへの通電を停止する。
【0040】一方、上述したS18において、過負荷検
知SW(便座用リミットスイッチ47z,49z)がO
FFであると判断しない場合には(S18:No)、S
20に進んで、便座用駆動モータ45zに対する発電ブ
レーキを解除して、便座24の開動作を中止させる(S
21の緊急の衝撃閉止)。具体的には、便座用駆動モー
タ45zを便座24の開方向に回転させた場合に、便座
24を強制的に静止状態にするだけでなく、さらに、便
座24を閉方向に強制的に回転させると、便座用駆動モ
ータ45zの駆動軸451が便座用リミットスイッチ4
7zを押下し、便座用リミットスイッチ47zの可動接
点476と固定接点473とを当接させるので、これに
より、過負荷検知SW(便座用リミットスイッチ47
z)がONされ、便座用駆動モータ45zに対する発電
ブレーキを解除する。また、便座24を開方向に強制的
に回転させても、便座用駆動モータ45zの駆動軸45
1が便座用リミットスイッチ49zを押下し、便座用リ
ミットスイッチ49zの可動接点と固定接点とを当接さ
せるので、これにより、過負荷検知SW(便座用リミッ
トスイッチ49z)がONされ、便座用駆動モータ45
zに対する発電ブレーキを解除する。この点、図9の回
路図においては、マイコン261でリレー264をOF
Fすることにより、便座用駆動モータ45zの端子間の
短絡を解除して、便座用駆動モータ45zの回転に対す
るブレーキを解除する。
【0041】次に、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装
置2において、便座25の閉動作を行う場合の作用を図
7のフローチャートに基づいて説明する。先ず、図7に
示すように、S31において、動作スタート信号がON
か否かを判断する。具体的には、リモコンスイッチ3か
ら閉信号を受け、且つ、便座24が開位置にあることを
センサ44zで認識したときに、動作スタート信号がO
Nされる。ここで、動作スタート信号がONであると判
断しない場合には(S31:No)、S31の判断を繰
り返す。一方、動作スタート信号がONであると判断す
る場合には(S31:Yes)、S32に進んで、便座
用駆動モータ45zを便座24の閉方向に回転させる。
尚、便座用駆動モータ45zの回転方向の切替は、図9
の回路図において、トランジスタ262,263のいず
れかに電流を流すことによって行われる、
【0042】そして、S33において、回転センサ48
zで検知される回転パルスの間隔は正常か否かを判断す
る。すなわち、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装置2
では、便座用駆動モータ45zを便座24の閉方向に回
転させると、便座用駆動モータ45zの駆動軸451の
ウォームギア461zが回転し、続いて、第1の二段ギ
ア462z、第2の二段ギア463z、第3の二段ギア
464z、第4の二段ギア465zが回転して、便座用
出力軸42が便座24の閉方向に回転されるので、便座
24の閉動作を行うことができる。従って、便座24の
閉動作が正常のときは、便座用駆動モータ45zの回転
も安定するので、回転センサ48zで検知される回転パ
ルスの間隔により、便座24の閉動作が正常であるか否
かを判断することができる。
【0043】ここで、回転センサ48zで検知される回
転パルスの間隔は正常であると判断する場合には(S3
3:Yes)、過負荷検知SW(便座用リミットスイッ
チ47z,49z)がOFFであることを条件として
(S34:Yes)、S35に進む。そして、S35に
おいて、回転センサ48zで検知される回転パルスの数
はカウントUPしたか否かを判断する。
【0044】すなわち、本実施の形態の便座・便蓋の開
閉装置2では、便座用駆動モータ45zを便座24の閉
方向に回転させた場合には、回転センサ48zで検知さ
れる回転パルスの数により、便座24の位置を認識する
ので、回転センサ48zで検知される回転パルスの数が
所定数に達したか否かにより、便座24が閉位置の直前
にあるか否かを判断することができる。
【0045】従って、ここで、回転センサ48zで検知
される回転パルスの数はカウントUPしたと判断する場
合には(S35:Yes)、便座24が閉位置の直前に
あるとし、S36に進んで、便座用駆動モータ45zへ
の通電を停止するとともに、便座用駆動モータ45zに
対する発電ブレーキを開始する。そして、過負荷検知S
W(便座用リミットスイッチ47z,49z)がOFF
であることを条件として(S37:Yes)、S38に
進んで、便座24が自重により閉位置にソフトに停止す
るソフト閉止動作を行い、便座24の閉動作を完了させ
る(S39のソフト閉止終了)。一方、回転センサ48
zで検知される回転パルスの数はカウントUPしたと判
断しない場合には(S35:No)、便座24が閉位置
の直前にないとし、S32に戻って、上述した処理を繰
り返す。
【0046】また、上述したS33において、回転セン
サ48zで検知される回転パルスの間隔は正常であると
判断しない場合には(S33:No)、S40に進ん
で、便座用駆動モータ45zへの通電を停止するととも
に、便座用駆動モータ45zに対する発電ブレーキを開
始し、過負荷検知SW(便座用リミットスイッチ47
z,49z)がOFFであることを条件として(S4
1:Yes)、S39に進んで、便座24の閉動作を完
了させる。
【0047】具体的には、便座用駆動モータ45zを便
座24の閉方向に回転させた場合に、便座24を強制的
に静止状態にすると、便座用駆動モータ45zの回転が
遅くなって停止し、回転センサ48zで検知される回転
パルスの間隔も長くなっていくことから、回転センサ4
8zで検知される回転パルスの間隔が所定時間を越えた
ときには、便座24が強制的に静止状態になったとみな
し、図9の回路図により、便座用駆動モータ45zへの
通電を停止するとともに、便座用駆動モータ45zに対
する発電ブレーキを開始する。この点、図9の回路図に
おいては、マイコン261でリレー264をONするこ
とにより、便座用駆動モータ45zの端子間を短絡し、
便座用駆動モータ45zの回転による発電電流が便座用
駆動モータ45zに流れることにより、便座用駆動モー
タ45zの回転にブレーキを作用させる。
【0048】また、上述したS34において、過負荷検
知SW(便座用リミットスイッチ47z,49z)がO
FFであると判断しない場合には(S34:No)、S
43に進んで、便座用駆動モータ45zへの通電を停止
して、便座24の閉動作を中止させる(S42の緊急の
衝撃閉止)。具体的には、便座用駆動モータ45zを便
座24の閉方向に回転させた場合に、便座24を開方向
に強制的に回転させると、便座用駆動モータ45zの駆
動軸451が便座用リミットスイッチ49zを押下し、
便座用リミットスイッチ49zの可動接点と固定接点と
を当接させるので、これにより、過負荷検知SW(便座
用リミットスイッチ49z)がONされ、便座用駆動モ
ータ45zへの通電を停止する。また、便座24を閉方
向に強制的に回転させても、便座用駆動モータ45zの
駆動軸451が便座用リミットスイッチ47zを押下
し、便座用リミットスイッチ47zの可動接点474a
と固定接点474bとを当接させるので、これにより、
過負荷検知SW(便座用リミットスイッチ47z)がO
Nされ、便座用駆動モータ45zへの通電を停止する。
【0049】一方、上述したS41において、過負荷検
知SW(便座用リミットスイッチ47z,49z)がO
FFであると判断しない場合には(S41:No)、S
45に進んで、便座用駆動モータ45zに対する発電ブ
レーキを解除した後に、便座24の閉動作を中止させる
(S42の緊急の衝撃閉止)。具体的には、便座用駆動
モータ45zを便座24の閉方向に回転させた場合に、
便座24を強制的に静止状態にするだけでなく、さら
に、便座24を開方向に強制的に回転させると、便座用
駆動モータ45zの駆動軸451が便座用リミットスイ
ッチ49zを押下し、便座用リミットスイッチ49zの
可動接点と固定接点を当接させるので、これにより、過
負荷検知SW(便座用リミットスイッチ49z)がON
され、便座用駆動モータ45zに対する発電ブレーキを
解除する。また、便座24を閉方向に強制的に回転させ
ても、便座用駆動モータ45zの駆動軸451が便座用
リミットスイッチ47zを押下し、便座用リミットスイ
ッチ47zの可動接点474aと固定接点474bとを
当接させるので、これにより、過負荷検知SW(便座用
リミットスイッチ47z)がONされ、便座用駆動モー
タ45zへの通電を停止する。この点、図9の回路図に
おいては、マイコン261でリレー264をOFFする
ことにより、便座用駆動モータ45zの端子間の短絡を
解除して、便座用駆動モータ45zの回転に対するブレ
ーキを解除する。
【0050】さらに、上述したS37において、過負荷
検知SW(便座用リミットスイッチ47z,49z)が
OFFであると判断しない場合には(S37:No)、
S44に進んで、便座用駆動モータ45zに対する発電
ブレーキを解除した後に、便座24の閉動作を中止させ
る(S42の緊急の衝撃閉止)。具体的には、便座用駆
動モータ45zを便座24の閉方向に回転させた場合
に、便座24が閉位置の直前にあっても、便座24を開
方向に強制的に回転させると、便座用駆動モータ45z
の駆動軸451が便座用リミットスイッチ49zを押下
し、便座用リミットスイッチ49zの可動接点と固定接
点を当接させるので、これにより、過負荷検知SW(便
座用リミットスイッチ49z)がONされ、便座用駆動
モータ45zに対する発電ブレーキを解除する。また、
便座24を閉方向に強制的に回転させても、便座用駆動
モータ45zの駆動軸451が便座用リミットスイッチ
47zを押下し、便座用リミットスイッチ47zの可動
接点474aと固定接点474bとを当接させるので、
これにより、過負荷検知SW(便座用リミットスイッチ
47z)がONされ、便座用駆動モータ45zに対する
発電ブレーキを解除する。この点、図9の回路図におい
ては、マイコン261でリレー264をOFFすること
により、便座用駆動モータ45zの端子間の短絡を解除
して、便座用駆動モータ45zの回転に対するブレーキ
を解除する。
【0051】以上詳細に説明したように、本実施の形態
の便座・便蓋の開閉装置2では、マイコン261で便座
用駆動モータ45zを回転させると(S11、S3
2)、便座用駆動モータ45zの駆動軸451に取り付
けられたウォームギア461zと、第1の二段ギア46
2z、第2の二段ギア463z、第3の二段ギア464
z、第4の二段ギア465zが噛み合うことにより、第
4の二段ギア465zに軸止された便座用出力軸42が
回動するので、便座24を閉方向又は開方向に回転させ
ることができる。
【0052】尚、説明の便宜上、以下、ウォームギア4
61zと、第1の二段ギア462z、第2の二段ギア4
63z、第3の二段ギア464z、第4の二段ギア46
5zを、単に、「ギア伝達手段46」という。
【0053】このとき、例えば、使用者がバランスを崩
して便座24に手を突いたときなど、便座24を外力で
強制的に回動させると、ウォームギア461zを取り付
けた便座用駆動モータ45zの駆動軸451に推力が発
生して、ウォームギア461zを取り付けた便座用駆動
モータ45zの駆動軸451が、便座用リミットスイッ
チ47zの可動接点476又は便座用リミットスイッチ
49zの可動接点を押下する。
【0054】これにより、便座用リミットスイッチ47
z,49zのいずれかがONし(S14:No,S3
4:No)、便座用駆動モータ45zへの通電を停止す
るので(S22,S43)、便座24や、便座用駆動モ
ータ45z、「ギア伝達手段46」がフリーに回転でき
る状態になり、大きなトルクが「ギア伝達手段46」に
作用することはない。
【0055】さらに、便座用リミットスイッチ47zに
おいては、可動接点474aと固定接点474bとを当
接させるために必要な便座用駆動モータ45zの駆動軸
451の推力をばね475で定めているので、適切なば
ね定数を持つばね475を設置することにより、「ギア
伝達手段46」の強度の弱い部分が破壊する程の大きな
トルクが「ギア伝達手段46」に作用するときに限っ
て、S22やS43の便座用駆動モータ45zへの通電
を停止することが可能となる。この点は、便座用リミッ
トスイッチ49zでも同様である。
【0056】従って、マイコン261で便座用駆動モー
タ45zを回転させて(S11、S32)、便座用駆動
モータ45zの駆動軸451に取り付けられたウォーム
ギア461zと、第1の二段ギア462z、第2の二段
ギア463z、第3の二段ギア464z、第4の二段ギ
ア465zが噛み合うことにより、第4の二段ギア46
5zに軸止された便座用出力軸42が回動し、便座24
が閉方向又は開方向に回転されている場合において、便
蓋24が強制的に正方向・逆方向へ回転されても、「ギ
ア伝達手段46」を異常過負荷から適時に保護できる。
【0057】また、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装
置2では、マイコン261で便座用駆動モータ45zを
回転させて(S11、S32)、便座用駆動モータ45
zの駆動軸451に取り付けられたウォームギア461
zと、第1の二段ギア462z、第2の二段ギア463
z、第3の二段ギア464z、第4の二段ギア465z
が噛み合うことにより、第4の二段ギア465zに軸止
された便座用出力軸42が回動し、便座24が閉方向又
は開方向に回転されている場合において、例えば、使用
者がバランスを崩して便座24に手を突いたときなど、
便座24を外力で強制的に回動させると(S14:N
o,S34:No)、「ギア伝達手段46」がフリーに
回転できる状態になり(S22,S43)、大きなトル
クが「ギア伝達手段46」に作用することを防止してい
るので、「ギア伝達手段46」の剛性を大きくする必要
がなく、「ギア伝達手段46」を小型化することが可能
となる。
【0058】また、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装
置2では、マイコン261で便座用駆動モータ45zを
回転させて(S11、S32)、便座用駆動モータ45
zの駆動軸451に取り付けられたウォームギア461
zと、第1の二段ギア462z、第2の二段ギア463
z、第3の二段ギア464z、第4の二段ギア465z
が噛み合うことにより、第4の二段ギア465zに軸止
された便座用出力軸42が回動し、便座24が閉方向又
は開方向に回転されている場合において、例えば、使用
者がバランスを崩して便座24に手を突いたときなど、
便座24を外力で強制的に回動させると(S14:N
o,S34:No)、便座24や、便座用駆動モータ4
5z、「ギア伝達手段46」がフリーに回転できる状態
になり(S22,S43)、大きな曲げ応力が便座24
に作用することを防止しているので、便座24が強制的
に正方向・逆方向へ回転されても、便座24が破損する
ことを防止できる。
【0059】また、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装
置2では、閉状態の便座24は、図10に示すように、
本実施の形態の便座・便蓋の開閉装置2が設置される便
器1に接触しているので、閉状態の便座24を開動作さ
せると、閉状態の便座24の静止摩擦力がトルクとして
「ギア伝達手段46」に作用する。さらに、図10に示
すように、閉状態の便座24は水平方向に位置するの
で、閉状態の便座24をマイコン261で開動作させる
と、閉状態の便座24の自重の大部分がトルクとして
「ギア伝達手段46」に作用する。
【0060】従って、閉状態の便座24をマイコン26
1で開動作させると(図6参照)、例えば、使用者がバ
ランスを崩して便座24に手を突いたときなど、便座2
4を強制的に回動させなくても、閉状態の便座24の静
止摩擦力や自重の大部分が外部からの力として「ギア伝
達手段46」に作用し、これにより、便座用リミットス
イッチ47z,49zのいずれかがONし(S14:N
o,S34:No)、便座用駆動モータ45zへの通電
を停止して(S22,S43)、閉状態の便座24を開
動作させることができないおそれがある。一方、便座2
4が閉状態から約10度の間にあれば、閉状態の便座2
4の静止摩擦力や自重の大部分が外部からの力として
「ギア伝達手段46」に作用しても、かかる外部からの
力は比較的小さいことから、大きなトルクが「ギア伝達
手段46」に作用することはない。
【0061】そこで、本実施の形態の便座・便蓋の開閉
装置2では、図6に示すように、便座24が閉状態から
約10度の間にある場合には、便座用リミットスイッチ
47z,49zのいずれかがONしても、便座用駆動モ
ータ45zへの通電を停止しないようにしている(S1
2;No)。すなわち、閉状態の便座24をマイコン2
61で開動作させる際に、閉状態の便座24の静止摩擦
力や自重の大部分が外部からの力として「ギア伝達手段
46」に作用し、便座用リミットスイッチ47z,49
zのいずれかがONしても、確実に、閉状態の便座24
をマイコン261で開動作させることができる。
【0062】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、本実施の形態の便座・便蓋の開閉
装置2では、2個の便座用リミットスイッチ47z,4
9zを備えていたが(図8参照)、この点、便座23を
人の動作で急激に持ち上げることは、構造上難しく、手
を突くなどの便座23の閉方向の急激な動作のときより
も、「ギア伝達手段46」に対する衝撃力は穏やかなも
のになる。従って、外力による便座23の開方向の回転
においては、回転センサ48zで便座用駆動モータ45
zの回転パルスの間隔を読み取り、回転パルスの間隔が
所定時間を超えたときに、便座用駆動モータ45zへの
通電を停止することによっても、「ギア伝達手段46」
を殆どの異常過負荷から保護できるので、便座用リミッ
トスイッチ49zを省くことも可能である。
【0063】また、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装
置2では、便座24の開閉動作について図6や図7のフ
ローチャートで説明したが、便蓋23の開閉動作につい
ても、図6や図7のフローチャートで同様に説明するこ
とができる。
【0064】すなわち、マイコン261で便蓋用駆動モ
ータ45fを回転させると(S11、S32)、便蓋用
駆動モータ45fの駆動軸に取り付けられたウォームギ
ア461fと、第1の二段ギア462f、第2の二段ギ
ア463f、第3の二段ギア464f、第4の二段ギア
465fが噛み合うことにより、第4の二段ギア465
fに軸止された便蓋用出力軸43が回動するので、便蓋
23を閉方向又は開方向に回転させることができる。
【0065】尚、説明の便宜上、以下、ウォームギア4
61fと、第1の二段ギア462f、第2の二段ギア4
63f、第3の二段ギア464f、第4の二段ギア46
5fを、単に、「ギア伝達手段46」という。
【0066】このとき、例えば、使用者がバランスを崩
して便蓋23に手を突いたときなど、便蓋23を外力で
強制的に回動させると、ウォームギア461fを取り付
けた便蓋用駆動モータ45fの駆動軸に推力が発生し
て、ウォームギア461fを取り付けた便蓋用駆動モー
タ45fの駆動軸が、2個の便蓋用リミットスイッチの
うちいずれかの可動接点を押下する。
【0067】これにより、2個の便蓋用リミットスイッ
チのいずれかがONし(S14:No,S34:N
o)、便蓋用駆動モータ45fへの通電を停止するので
(S22,S43)、便蓋23や、便蓋用駆動モータ4
5f、「ギア伝達手段46」がフリーに回転できる状態
になり、大きなトルクが「ギア伝達手段46」に作用す
ることはない。
【0068】さらに、2個の便蓋用リミットスイッチに
おいては、可動接点と固定接点とを当接させるために必
要な便蓋用駆動モータ45fの駆動軸の推力をばねで定
めているので、適切なばね定数を持つばねを設置するこ
とにより、「ギア伝達手段46」の強度の弱い部分が破
壊する程の大きなトルクが「ギア伝達手段46」に作用
するときに限って、S22やS43の便蓋用駆動モータ
45fへの通電を停止することが可能となる。
【0069】従って、マイコン261で便蓋用駆動モー
タ45fを回転させて(S11、S32)、便蓋用駆動
モータ45fの駆動軸に取り付けられたウォームギア4
61fと、第1の二段ギア462f、第2の二段ギア4
63f、第3の二段ギア464f、第4の二段ギア46
5fが噛み合うことにより、第4の二段ギア465fに
軸止された便蓋用出力軸43が回動し、便蓋23が閉方
向又は開方向に回転されている場合において、便蓋23
が強制的に正方向・逆方向へ回転されても、「ギア伝達
手段46」を異常過負荷から保護できる。
【0070】また、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装
置2では、マイコン261で便蓋用駆動モータ45fを
回転させて(S11、S32)、便蓋用駆動モータ45
fの駆動軸に取り付けられたウォームギア461fと、
第1の二段ギア462f、第2の二段ギア463f、第
3の二段ギア464f、第4の二段ギア465fが噛み
合うことにより、第4の二段ギア465fに軸止された
便蓋用出力軸43が回動し、便蓋23が閉方向又は開方
向に回転されている場合において、例えば、使用者がバ
ランスを崩して便蓋23に手を突いたときなど、便蓋2
3を外力で強制的に回動させると(S14:No,S3
4:No)、「ギア伝達手段46」がフリーに回転でき
る状態になり(S22,S44)、大きなトルクが「ギ
ア伝達手段46」に作用することを防止しているので、
「ギア伝達手段46」の剛性を大きくする必要がなく、
「ギア伝達手段46」を小型化することが可能となる。
【0071】また、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装
置2では、マイコン261で便蓋用駆動モータ45fを
回転させて(S11、S32)、便蓋用駆動モータ45
fの駆動軸に取り付けられたウォームギア461fと、
第1の二段ギア462f、第2の二段ギア463f、第
3の二段ギア464f、第4の二段ギア465fが噛み
合うことにより、第4の二段ギア465fに軸止された
便蓋用出力軸43が回動し、便蓋23が閉方向又は開方
向に回転されている場合において、例えば、使用者がバ
ランスを崩して便蓋23に手を突いたときなど、便蓋2
3を外力で強制的に回動させると(S14:No,S3
4:No)、便蓋23や、便蓋用駆動モータ45f、
「ギア伝達手段46」がフリーに回転できる状態になり
(S22,S44)、大きな曲げ応力が便蓋23に作用
することを防止しているので、便蓋23が強制的に正方
向・逆方向へ回転されても、便蓋23が破損することを
防止できる。
【0072】また、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装
置2では、閉状態の便蓋23は、図10や図13に示す
ように、本実施の形態の便座・便蓋の開閉装置2の便座
24に接触しているので、閉状態の便蓋23を開動作さ
せると、閉状態の便蓋23の静止摩擦力がトルクとして
「ギア伝達手段46」に作用する。さらに、図10や図
13に示すように、閉状態の便蓋23は水平方向に位置
するので、閉状態の便蓋23をマイコン261で開動作
させると、閉状態の便蓋23の自重の大部分がトルクと
して「ギア伝達手段46」に作用する。
【0073】従って、閉状態の便蓋23をマイコン26
1で開動作させると(図6参照)、例えば、使用者がバ
ランスを崩して便蓋23に手を突いたときなど、便蓋2
3を強制的に回動させなくても、閉状態の便蓋23の静
止摩擦力や自重の大部分が外部からの力として「ギア伝
達手段46」に作用し、これにより、便蓋用リミットス
イッチのいずれかがONし(S14:No,S34:N
o)、便蓋用駆動モータ45fへの通電を停止して(S
22,S43)、閉状態の便蓋23を開動作させること
ができないおそれがある。一方、便蓋23が閉状態から
約10度の間にあれば、閉状態の便蓋23の静止摩擦力
や自重の大部分が外部からの力として「ギア伝達手段4
6」に作用しても、かかる外部からの力は比較的小さい
ことから、大きなトルクが「ギア伝達手段46」に作用
することはない。
【0074】そこで、本実施の形態の便座・便蓋の開閉
装置2では、図6に示すように、便蓋23が閉状態から
約10度の間にある場合には、便蓋用リミットスイッチ
のいずれかがONしても、便蓋用駆動モータ45fへの
通電を停止しないようにすれば(S12;No)、閉状
態の便蓋23をマイコン261で開動作させる際に、閉
状態の便蓋23の静止摩擦力や自重の大部分が外部から
の力として「ギア伝達手段46」に作用し、便蓋用リミ
ットスイッチのいずれかがONしても、確実に、閉状態
の便蓋23をマイコン261で開動作させることができ
る。
【0075】もっとも、便蓋23については、その構造
上から、全体の剛性が便座24のものよりも相当に低い
のが一般的である。従って、便蓋23が強制的に正方向
・逆方向へ回転されても、その剛性が低い分だけ、便蓋
23が撓むことにより、衝撃力を吸収しやすい構造にな
っている。また、便蓋用出力軸43についても、その使
用環境から、洗剤や尿成分に強くて適度な撓りを持つ材
質(例えば、フィラー入りの樹脂など)を採用すること
ができ、さらに、その構造上からも、便蓋用出力軸43
が撓むことにより、衝撃力を吸収しやすい構造になって
いる。従って、2個の便蓋用リミットスイッチを設けな
くても、「ギア伝達手段46」を異常過負荷から保護で
きる場合や、便蓋23が破損することを防止できる場合
もある。
【0076】
【発明の効果】本発明の便座・便蓋の開閉装置において
は、コンピュータ制御手段で開閉動作中の便蓋又は便座
を強制的に回動させると、荷重検知手段の電気信号の論
理状態が変化してコンピュータ制御手段が通電停止制御
を行うことから、便座・便蓋や、駆動モータ、駆動手段
がフリーに回転できる状態になり、これにより、大きな
トルクが駆動手段に作用することを防止しており、さら
に、駆動手段の強度の弱い部分が破壊する程の大きなト
ルクが駆動手段に作用するときに限って、コンピュータ
制御手段による通電停止制御を行うことが、荷重設定手
段を介して可能となるので、駆動モータ及び駆動手段を
介して便座・便蓋の開閉動作がコンピュータ制御されて
いる場合において、便座・便蓋が強制的に正方向・逆方
向へ回転されても、駆動手段を異常過負荷から適時に保
護できる。
【0077】また、本発明の便座・便蓋の開閉装置で
は、コンピュータ制御手段で開閉動作中の便蓋又は便座
を強制的に回動させると、便座・便蓋や、駆動モータ、
駆動手段がフリーに回転できる状態になり、大きなトル
クが駆動手段に作用することを防止しているので、駆動
手段の剛性を大きくする必要がなく、駆動手段を小型化
することが可能となる。
【0078】また、本発明の便座・便蓋の開閉装置で
は、コンピュータ制御手段で開閉動作中の便蓋又は便座
を強制的に回動させると、便座・便蓋や、駆動モータ、
駆動手段がフリーに回転できる状態になり、大きなトル
クが駆動手段に作用することを防止しているので、駆動
モータ及び駆動手段を介して便座・便蓋の開閉動作がコ
ンピュータ制御されている場合において、便座・便蓋が
強制的に正方向・逆方向へ回転されても、便座・便蓋が
破損することを防止できる。
【0079】また、本発明の便座・便蓋の開閉装置にお
いて、便座又は便蓋が閉状態から所定開度の間にある場
合には、荷重検知手段の電気信号の論理状態が変化した
ときでも、コンピュータ制御手段が通電停止制御を行わ
ないようにすれば、閉状態の便座又は便蓋をコンピュー
タ制御手段で開動作させる際に、閉状態の便座・便蓋の
静止摩擦力や自重の大部分が外部からの力として駆動手
段に作用し、荷重検知手段の電気信号の論理状態が変化
しても、確実に、閉状態の便座又は便蓋をコンピュータ
制御手段で開動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の便座・便蓋の開閉装置において、図2
の線A−Aで電動開閉駆動装置を切断した図である。
【図2】本発明の便座・便蓋の開閉装置において、電動
開閉駆動装置の内部を示す図である。
【図3】本発明の便座・便蓋の開閉装置の便座用リミッ
トスイッチを示す図であって、図1の線G−Gで便座用
リミットスイッチを切断した図である。
【図4】本発明の便座・便蓋の開閉装置の便座用リミッ
トスイッチの固定接点の平面図である。
【図5】本発明の便座・便蓋の開閉装置において、電動
開閉駆動装置と制御回路との間のブロック図である。
【図6】本発明の便座・便蓋の開閉装置において、便座
の開動作を行う場合のフローチャート図である。
【図7】本発明の便座・便蓋の開閉装置において、便座
の閉動作を行う場合のフローチャート図である。
【図8】本発明の便座・便蓋の開閉装置の便座用リミッ
トスイッチを示す図である。
【図9】本発明の便座・便蓋の開閉装置において、便座
用駆動モータの端子間を短絡させる制御回路を示した図
である。
【図10】本発明の便座・便蓋の開閉装置の側面図であ
る。
【図11】本発明の便座・便蓋の開閉装置の平面図であ
る。
【図12】本発明の便座・便蓋の開閉装置の平面図であ
る。
【図13】本発明の便座・便蓋の開閉装置の側面図であ
る。
【図14】本発明の便座・便蓋の開閉装置の操作部を示
す図である。
【図15】本発明の便座・便蓋の開閉装置のリモコンス
イッチを示す図である。
【図16】本発明の便座・便蓋の開閉装置の電動開閉駆
動装置を示す図である。
【符号の説明】
2 便座・便蓋の開閉装置 23 便蓋 24 便座 45f 便蓋用駆動モータ 45z 便座用駆動モータ 46 ギア伝達手段 47z 便座用リミットスイッチ 49z 便座用リミットスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座又は便蓋を開閉駆動するための駆動
    モータと、 前記駆動モータの駆動力を伝達する歯車列からなる駆動
    手段と、 前記駆動手段を駆動制御するためのコンピュータ制御手
    段と、 前記便座又は前記便蓋が開閉動作中に前記駆動手段に外
    部から作用する力を検知するための荷重検知手段と、を
    有し、 前記荷重検知手段は、前記荷重検知手段の電気信号の論
    理状態が変化するために必要な力を定める荷重設定手段
    を備える一方、 前記コンピュータ制御手段は、前記荷重検知手段の電気
    信号の論理状態が変化すると、前記駆動モータへの通電
    を停止する通電停止制御を行うこと、を特徴とする便座
    ・便蓋の開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する便座・便蓋の開閉装
    置であって、 前記コンピュータ制御手段は、前記便座又は前記便蓋が
    閉状態から所定開度の間にある場合には、前記荷重検知
    手段の電気信号の論理状態が変化したときでも、前記通
    電停止制御を行わないこと、を特徴とする便座・便蓋の
    開閉装置。
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