JP2003070015A - ホワイト自動補正方法およびホワイト自動補正回路 - Google Patents

ホワイト自動補正方法およびホワイト自動補正回路

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JP2003070015A
JP2003070015A JP2001251601A JP2001251601A JP2003070015A JP 2003070015 A JP2003070015 A JP 2003070015A JP 2001251601 A JP2001251601 A JP 2001251601A JP 2001251601 A JP2001251601 A JP 2001251601A JP 2003070015 A JP2003070015 A JP 2003070015A
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signal
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JP2001251601A
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English (en)
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Shigenobu Jo
茂伸 城
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Sharp NEC Display Solutions Ltd
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NEC Viewtechnology Ltd
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Publication date
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 DLPデバイスを用いる画像表示システムに
おける基準レベルを自動補正するためのホワイトレベル
自動補正回路を提供すること。 【解決手段】 カラー映像信号処理において、入力され
たcomponent信号をA/D変換した後のディジ
タル映像信号から、クランプ信号がHiレベルである期
間における前記映像信号レベルの平均値を所定期間にわ
たり算出し、該平均値と予め設定された値とを比較して
差分を検出し、該検出された差分を入力された前記co
mponent信号に対して加算または減算することに
より色差信号のレベル補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、component信号入力
時、A/D変換出力後のデジタル信号における色差信号
部のレベルを自動補正することによって、色のばらつき
を解消するためホワイト自動補正方法およびホワイト自
動補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管(CRT)、液晶表示装置、プ
ラズマディスプレイ等各種の映像表示装置が知られてい
るが、これらとは原理および構造を異にする新しい表示
デバイスとしてDLP(Digital Light
Prosessing;TI社登録商標)が登場してい
る。このDLPは、DMD(Digital Micr
omirror Device)を中核技術とするディ
ジタルディスプレイ技術で、DMDは1ピクセルに相当
する可動微小ミラーを50万〜130万個マトリクス状
に整列させたデバイスである。このようなDLPは、例
えばHDTV、ディジタルカメラ、DVD等のソース信
号を映像化するプロジェクタのようなディジタル映像装
置の信号映像化デバイスとして利用される。
【0003】DMDの個々の微小ミラーは信号に応じて
物理的に±10度となるように数千回毎秒変動させるも
のである。光を反射させる必要がある部分では+10度
傾斜させて所望方向にビームを反射させ、カラーフィル
タプロセスおよび投影レンズを介してスクリーン上に結
像させる。他方、反射光が不要な部分では−10度傾斜
させることにより別の方向へ光を指向させるように制御
するものである。
【0004】このようなDLPデバイスを用いたプロジ
ェクターでは、component信号入力の際に、色
差信号の基準レベル(色のないホワイトの部分)のふら
つきに起因して、絵柄が赤味を帯びたり、または青味を
帯びたりする現象が発生した。この原因は、マイクロミ
ラーの物理的変位がそのまま反射光に影響を与えるた
め、色差信号の基準レベルにより反射光量による画像形
成に微妙な影響を与えるためと解される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、DLPデバ
イスを用いる画像表示システムにおける基準レベルを自
動補正するためのホワイトレベル自動補正回路を提供す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、カラー映像信号処理において、入力されたco
mponent信号をA/D変換した後のディジタル映
像信号から、クランプ信号がHiレベルである期間にお
ける前記映像信号レベルの平均値を所定期間にわたり算
出し、該平均値と予め設定された値とを比較して差分を
検出し、該検出された差分を入力された前記compo
nent信号に対して加算または減算することにより色
差信号のレベルを補正する、ホワイト自動補正方法によ
って課題を解決する。
【0007】この場合、前記映像信号レベルの平均値の
算出が、ドットクロック毎、1フィールド期間、複数フ
ィールド期間にわたって順次行われることを特徴とす
る。
【0008】また、前記補正動作を行うタイミングが、
H、V映像信号切替え信号から形成されることを特徴と
する。さらに、前記補正動作を行うタイミングが、内蔵
CPUによって形成されることを特徴とする。
【0009】さらに、請求項5に記載の発明によれば、
入力されたcomponent信号をA/D変換した後
のディジタル映像信号から、クランプ信号がHiレベル
である期間における前記映像信号レベルの平均値を所定
期間にわたり算出する平均値算出回路と、該平均値と予
め設定された値とを比較して差分を検出する差分検出回
路と、該差分検出回路によって検出された差分を入力さ
れた前記component信号に対して加算または減
算する差分計算回路と、を具備し、色差信号のレベルの
補正を行うことを特徴とするホワイト自動補正回路によ
って課題が解決される。
【0010】この場合、H、V映像信号切替え信号か
ら、前記補正動作を行うタイミングを決定するためのタ
イミングカウンタを具備することを特徴とする。
【0011】また、前記補正動作を行うタイミングを決
定するためのタイミング信号が内蔵CPUによって形成
されることを特徴とする。
【0012】本発明にかかるホワイト自動補正方法なら
びにホワイト自動補正回路によれば、色差信号の基準を
自動補正することができ、A/D変換以前のアナログ信
号の入力レベルが変動した場合であっても、常に一定レ
ベルの信号を出力することができ、色偏差の少ない映像
を実現することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付図を参照して本発明にか
かるホワイトレベル自動補正回路の実施の形態について
開示する。図1は本発明のブロック図について示すもの
であり、A/D変換器1、平均値算出部2、タイミング
カウンタ3、比較器4、データ設定部5、差分検出回路
6、差分計算回路7等を備えている。入力端子INから
色差信号Cb、Crの入力後、A/D変換器1を経たデ
ィジタル信号は、平均値算出部2に印加される。
【0014】図2は平均値算出部2の詳細を示すブロッ
ク図である。ディジタル変換された色差信号Cb、Cr
の入力はアンド回路2においてクランプ信号のHi期間
における映像信号を通過させる。通過した映像信号レベ
ルをドットクロック毎に算出し、順次、H期間平均回路
22、フィールド内平均回路23、および複数フィール
ド平均回路24において同様の動作を実行し、1フィー
ルド期間、複数フィールド期間での平均値を求める。
【0015】このように算出された平均値と設定データ
(CPUなどにおいて設定した値)と比較して、これら
の差分を検出し、入力のcomponent信号に加算
又は減算して補正された信号を出力する。この動作を行
うタイミングは、H、V、映像信号切替信号より作成す
ることができる。例えば、映像の絵柄範囲の信号を算出
できるようにカウンタにより調節すればよい。
【0016】この発明は、ホワイト自動補正を行うもの
であり、図1に示した構成におけるタイミングカウンタ
によるタイミング信号の算出は、他の方法によって対応
することも可能である。例えば、図3のような平均値算
出部31、CPU32、同期分離回路33、周波数検出
回路34および加算器35、36からなる回路構成によ
って得られるタイミング信号であってもよい。
【0017】図3の回路では、ディジタル変換された色
差信号Cb、Crの平均値が平均値算出部32において
算出され、CPU32に加えられる。他方、H、V信号
入力を受けて同期分離回路33において同期分離された
信号の周波数が周波数検出回路34によって検出され
る。この検出結果はCPU32に印加される。
【0018】このような両信号を受けたCPU32は、
図4に合わせて後述するような動作を行い、それぞれ差
分値を出力する。この差分値を加算器35、36におい
て元の色差信号Cb、Crとそれぞれ加算することによ
り出力を発生する。なお、図2における複数フィールド
平均のフィールド数においては、特定値を定めていな
い。
【0019】図4は、CPU32において差分値を発生
する動作を示すフロー図である。周波数検出回路34に
おいて周波数が検出されると(ステップS1)、一定値
以上の変化があるか否かが判定され(ステップS2)、
一定値以上の変化が生じたとはんていされるまで待機す
る。
【0020】検出周波数に一定値以上の変化が生じたと
判定された場合は、平均値の取り込みを行い(ステップ
S3)、差分値を出力する(ステップS4)。
【0021】
【発明の効果】本発明により、色差信号の基準(色のな
いホワイトの部分)を適切に補正できる。したがって、
A/D変換時のアナログ信号入力レベルが変化した場合
においても、常に一定レベルの信号が出力され、適正な
カラー映像を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるホワイト自動補正回路の主要部
を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかるホワイト自動補正回路における
平均値算出部の構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明にかかるホワイト自動補正回路の他の実
施例における主要部を示すブロック図である。
【図4】図3に示す構成におけるCPUの動作を示すフ
ロー図である。
【符号の説明】
1 A/D変換器 2 平均値算出部 3 タイミングカウンタ 4 比較器 5 データ設定部 6 差分検出回路 7 差分計算回路 21 AND回路 22 H期間平均回路 23 フィールド内平均回路 24 複数フィールド平均回路 31 平均値算出部 32 CPU 33 同期分離回路 34 周波数検出回路 35、36 加算器 Cr、Cb 色差信号
フロントページの続き Fターム(参考) 5C060 BC01 DA01 EA00 HB24 HB27 JA14 JB06 5C066 AA03 CA05 EA14 GA02 GA05 GA13 GA14 GB08 GB09 KD02 KE02 KE05 KE17 KE19 5C082 AA02 BA12 BA34 BA35 BD09 CA12 CB01 DA51 MM10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー映像信号処理において、入力され
    たcomponent信号をA/D変換した後のディジ
    タル映像信号から、クランプ信号がHiレベルである期
    間における前記映像信号レベルの平均値を所定期間にわ
    たり算出し、該平均値と予め設定された値とを比較して
    差分を検出し、該検出された差分を入力された前記co
    mponent信号に対して加算または減算することに
    より色差信号のレベル補正を行うことを特徴とするホワ
    イト自動補正方法。
  2. 【請求項2】 前記映像信号レベルの平均値の算出が、
    ドットクロック毎、1フィールド期間および複数フィー
    ルド期間にわたって行われることを特徴とする請求項1
    に記載のホワイト自動補正方法。
  3. 【請求項3】 前記補正動作を行うタイミングが、H、
    V映像信号切替え信号から形成されることを特徴とする
    請求項1または2のいずれかに記載のホワイト自動補正
    方法。
  4. 【請求項4】 前記補正動作を行うタイミングが、内蔵
    CPUによって形成されることを特徴とする請求項1ま
    たは2のいずれかに記載のホワイト自動補正方法。
  5. 【請求項5】 入力されたcomponent信号をA
    /D変換した後のディジタル映像信号から、クランプ信
    号がHiレベルである期間における前記映像信号レベル
    の平均値を所定期間にわたり算出する平均値算出回路
    と、該平均値と予め設定された値とを比較して差分を検
    出する差分検出回路と、該差分検出回路によって検出さ
    れた差分を入力された前記component信号に対
    して加算または減算する差分計算回路と、を具備し、色
    差信号のレベル補正を行うことを特徴とするホワイト自
    動補正回路。
  6. 【請求項6】 H、V映像信号切替え信号から、前記補
    正動作を行うタイミングを決定するためのタイミングカ
    ウンタを具備することを特徴とする請求項5に記載のホ
    ワイト自動補正回路。
  7. 【請求項7】 前記補正動作を行うタイミングを決定す
    るためのタイミング信号が内蔵CPUによって形成され
    ることを特徴とする請求項5に記載のホワイト自動補正
    回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102752604A (zh) * 2012-06-18 2012-10-24 深圳创维-Rgb电子有限公司 一种图像显示方法及智能设备

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