JP2003069491A - 無線基地局および送信方法 - Google Patents

無線基地局および送信方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共通情報を1以上の無線通信端末に送信する
ときの無線基地局における送信電力を低く抑える。 【解決手段】 共通情報の送信対象となる無線通信端末
の数mが予め設定された閾値M0よりも大きい場合に
は、当該1以上の無線通信端末に対し、各無線通信端末
について共通の無線チャネルを介して共通情報を送信す
る。一方、無線通信端末の数mが閾値M0よりも小さい
場合には、各無線通信端末ごとに割り当てられた個別の
無線チャネルを介して共通情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機に代表
される無線通信端末との間で無線チャネルを介した通信
を行なう無線基地局、および無線基地局から信号を送信
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の無線通信端末の普及に伴い、同一
の情報を1以上の無線通信端末に送信するサービスが提
供されるに至っている。具体的には、例えばサーバ装置
から特定の地域の天気予報を表す情報が送信されるとと
もに、この情報が、移動通信網内の無線基地局を介して
当該無線基地局が形成するセル内に位置する無線通信端
末に送信されるといった具合である。この情報は、送信
対象となるすべての無線通信端末について共通の無線チ
ャネルを介して送信されるのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、共通の無線
チャネルを介して情報の送信を行なうときの送信電力
は、無線基地局が形成するセルの周縁部近傍に位置する
無線通信端末においても良好な通信品質が確保され得る
ように、比較的高く維持されるのが一般的であった。し
かしながら、例えば無線基地局の近傍に位置する無線通
信端末のみに情報の送信を行なう場合には、これよりも
低い送信電力で良好な通信品質を確保することができ
る。このように、従来の無線基地局においては、低い送
信電力で足りる場合があるにもかかわらず、一律に高い
送信電力を維持するようになっていたため、消費電力を
低く抑えることが困難であるといった問題があった。
【0004】一方、近年の移動通信技術の普及に伴って
無線基地局の設置数が増大しているなかでは、各無線基
地局における消費電力を低減するための技術が望まれて
いるところである。
【0005】本発明は、以上説明した事情に鑑みてなさ
れたものであり、共通情報の送信に要する電力を低く抑
えることができる無線基地局、およびこの無線基地局を
用いた送信方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る無線基地局は、セル内に位置する1以
上の無線通信端末に共通情報を送信可能な無線基地局で
あって、前記1以上の無線通信端末に対し、当該1以上
の無線通信端末について共通の無線チャネルを介して前
記共通情報を送信する第1の送信手段と、前記1以上の
無線通信端末に対し、当該無線通信端末ごとに割り当て
られた個別の無線チャネルを介して前記共通情報を送信
する第2の送信手段と、前記共通情報の送信対象となる
無線通信端末数と予め設定された閾値とを比較し、この
比較結果に基づいて、前記第1の送信手段または前記第
2の送信手段のいずれかを選択する選択手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0007】この無線基地局によれば、共通情報を無線
通信端末に送信する場合の無線チャネルが、当該無線基
地局のセル内に位置する無線通信端末の数に応じて、無
線通信端末ごとに割り当てられた個別の無線チャネルと
1以上の無線通信端末について共通の無線チャネルとの
いずれか一方に切り換えられる。すなわち、例えば、前
記選択手段は、当該無線通信端末数が前記閾値よりも大
きい場合に前記第1の送信手段を選択する一方、前記無
線通信端末数が前記閾値よりも小さい場合に前記第2の
送信手段を選択する。
【0008】さらに、上記課題を解決するため、本発明
に係る送信方法は、セル内に位置する1以上の無線通信
端末に対し無線基地局から共通情報を送信する方法であ
って、前記無線基地局が、前記共通情報の送信対象とな
る無線通信端末数が予め設定された閾値よりも大きい場
合に、前記1以上の無線通信端末に対し当該1以上の無
線通信端末について共通の無線チャネルを介して前記共
通情報を送信する一方、前記無線通信端末数が前記閾値
よりも小さい場合に、前記1以上の無線通信端末に対し
当該無線通信端末ごとに割り当てられた個別の無線チャ
ネルを介して前記共通情報を送信することを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。かかる実施の形態は、本発
明の一態様を示すものであり、この発明を限定するもの
ではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可
能である。
【0010】<A:移動通信網の構成>まず、図1を参
照して、本発明の実施形態に係る移動通信網の構成につ
いて説明する。この移動通信網は、当該移動通信網の通
信サービスエリア内に位置する無線通信端末に対して、
音声通信サービスやデータ通信サービスといった各種の
移動通信サービスを提供するネットワークである。無線
通信端末は、例えば携帯電話機やPHS(登録商標)、
ページャといった可搬型の通信端末である。
【0011】図1に示すように、移動通信網は、各々が
アンテナ26を有する複数の無線基地局2と、複数の無
線基地局2が接続された交換機3とを有する。なお、図
1においては、図面が煩雑になるのを防ぐため、4台の
無線基地局2と、これらが接続されたひとつの交換機3
のみが図示されている。しかしながら、実際の移動通信
網はより多数の無線基地局2と交換機3とを有し、各交
換機3に複数の無線基地局2が接続されるとともに各交
換機3同士も接続されている。
【0012】図1に示すように、各無線基地局2の周囲
にはセル4が形成される。セル4は、これを形成する無
線基地局2との間で良好な通信品質を維持した無線通信
が可能な領域である。複数の無線基地局2の各々は相互
に所定の間隔を隔てて配置され、各無線基地局2のセル
4の周縁部分同士が重なるようになっている。そして、
無線基地局2は、交換機3から受信した信号を無線チャ
ネルを介してセル4内の無線通信端末1に送信する一
方、無線通信端末1から無線チャネルを介して受信した
信号を交換機3に送信する。さらに、本実施形態に係る
無線基地局2は、セル4内の無線通信端末1と他の通信
端末(無線通信端末や有線電話、インターネットに収容
されたサーバ装置など)との間の音声通信またはデータ
通信を個別的に仲介する機能のほか、他の通信端末から
交換機3を介して受信した情報を、複数の無線通信端末
1に送信する機能を有する。以下では、このように複数
の無線通信端末1に対して共通に送信される情報を「共
通情報」と表記する。共通情報は、例えば特定の地域の
天気予報、またはニュースや楽曲などを表す情報であ
る。この共通情報は、データや文字、音声、音響、静止
画、動画など、いかなる形態の情報であってもよい。
【0013】<B:無線基地局の構成>次に、図2を参
照して、無線基地局2のうち共通情報の送信処理に関わ
る部分の構成を説明する。同図に示すように、無線基地
局2は、制御部21と、共通チャネル通信部22と、個
別チャネル通信部23と、信号合成部25とを有する。
【0014】制御部21は、交換機3から受信した共通
情報を、共通チャネル通信部22または個別チャネル通
信部23のいずれか一方に対して選択的に出力するため
の手段である。具体的には、制御部21は、端末数カウ
ント部211と、端末数記憶部212と、比較判定部2
13と、出力先切換部214とを有する。このうち端末
数カウント部211は、一定時間間隔ごとに、当該無線
基地局2のセル4内に位置する無線通信端末1の数(以
下、「セル内端末数m」と表記する)をカウントするた
めの手段である。無線通信端末1は自由にセル4内外に
移動することができるから、セル内端末数mは時々刻々
と変動する値である。さらに、端末数カウント部211
は、得られたセル内端末数mを比較判定部213に出力
するとともに当該セル内端末数mを端末数記憶部212
に記憶させる。
【0015】比較判定部213は、予め定められた閾値
M0と現在のセル内端末数mとを比較し、この比較結果
に応じて出力先切換部214を制御する。より具体的に
は、セル内端末数mが閾値M0よりも大きい場合、比較
判定部213は、共通情報の出力先が共通チャネル通信
部22となるように出力先切換部214を制御する。他
方、セル内端末数mが閾値M0よりも小さい場合、比較
判定部213は、共通情報の出力先が個別チャネル通信
部23となるように出力先切換部214を制御する。
【0016】次に、共通チャネル通信部22は、セル4
内に位置する無線通信端末1のうち共通情報の送信対象
となる1以上の無線通信端末1に対し、共通の無線チャ
ネル(以下、「共通チャネル」と表記する)を介して当
該共通情報を送信するための手段である。この共通チャ
ネル通信部22は、変調部221と拡散部222と送信
電力制御部223とを有する。このうち変調部221
は、所定の搬送波を出力先切換部214から供給された
共通情報を表す信号によって変調(一次変調)し、これ
により得られた信号を拡散部222に出力する。拡散部
222は、この変調部221から出力された信号に対し
て拡散符号を用いた拡散変調(二次変調)を施し、これ
により得られた信号を出力する。送信電力制御部223
は、拡散部222から出力された信号の送信電力を制御
するための手段である。詳細は後述するが、この送信電
力は、セル4の周縁(以下、単に「セル端」と表記す
る)近傍において受信される電波のSNR(信号対雑音
電力比)が所望の値となるように、すなわちセル端にお
いても良好な通信品質が維持されるように、予め決定さ
れている。
【0017】一方、個別チャネル通信部23は、セル4
内に位置する無線通信端末1のうち共通情報の送信対象
となる1以上の無線通信端末1に対し、各無線通信端末
1ごとに異なる個別の無線チャネル(以下、「個別チャ
ネル」と表記する)を介して当該共通情報を送信するた
めの手段である。この個別チャネル通信部23は複数の
送信処理部24を有する(図2においては3つの送信処
理部24のみが図示されている)。各送信処理部24
は、1以上の無線通信端末1に共通情報を送信するとき
に各無線通信端末1に割り当てられる個別チャネルにそ
れぞれ対応している。
【0018】各送信処理部24は、変調部241、拡散
部242および送信電力制御部243を有する。これら
の各部は、それぞれ共通チャネル通信部22の変調部2
21、拡散部222および送信電力制御部223と同様
の機能を有するものである。ただし、複数の送信処理部
24の各々において、拡散部242による拡散変調に際
して用いられる拡散符号は相互に異なっている。つま
り、共通情報の送信対象となる無線通信端末1が複数で
ある場合、当該無線通信端末1の数に対応した送信処理
部24がそれぞれ共通情報に対して一次変調、二次変調
および送信電力制御を行ない、この結果、これらの送信
処理部24の各々から出力された信号は、各送信処理部
24の拡散部242において用いられた拡散符号に対応
した個別チャネルを介して各無線通信端末1に送信され
ることとなる。
【0019】さらに、個別チャネル通信部23の送信電
力制御部243は、共通チャネル通信部22の送信電力
制御部223とは異なる態様により送信電力の制御を行
なう。すなわち、上述した共通チャネル通信部22の送
信電力制御部223は、セル端を含むセル4全域にわた
って良好な通信品質が維持され得る送信電力となるよう
に制御を行なうものである。これに対し、個別チャネル
通信部23の各送信処理部24における送信電力制御部
243は、各無線通信端末1が個別チャネルを介して受
信する電波のSNRが所望の値となるように、すなわち
各無線通信端末1において良好の通信品質が維持される
ように、送信電力の制御を行なう。このように、共通チ
ャネルを用いたときの送信電力は予め決定された一定値
であるのに対し、個別チャネルを用いたときの送信電力
は、無線基地局2と無線通信端末1の距離や干渉の程度
といった通信品質に影響を与え得る種々の要素に応じて
変動する値である。
【0020】信号合成部25は、共通チャネル通信部2
2または個別チャネル通信部23から出力された信号を
合成し、これにより得られた信号をアンテナ26に出力
する。信号合成部25から出力された信号は、アンテナ
26から無線チャネル(共通チャネルまたは個別チャネ
ル)を介して、各無線通信端末1に送信される。
【0021】<C:閾値M0の決定方法>次に、比較判
定部213においてセル内端末数mとの比較の対象とな
る閾値M0の決定方法について説明する。この決定方法
は、無線基地局2から無線通信端末1に対して共通情報
を送信するとき、当該共通情報を個別チャネルを介して
送信した場合に要する総送信電力と、当該共通情報を共
通チャネルを介して送信した場合に要する総送信電力と
を比較することによって閾値M0を決定する方法であ
る。もっとも、以下に示す方法はあくまでも例示であ
り、他の方法によって閾値M0を決定することを妨げる
ものではない。
【0022】上述したように、共通チャネルを用いたと
きの送信電力は、セル端を含むセル4全域にわたって良
好な通信品質が担保されるように決定されている。ここ
で、例えばセル4内で共通情報の送信対象となる無線通
信端末1の数が少なく(例えば1台)、特に無線通信端
末1が無線基地局2の近傍に存在するような場合、当該
無線通信端末1に対して共通情報を送信するための電力
は、当該無線通信端末1との間で良好な通信品質が担保
されるために最低限必要な送信電力とすればよいから、
共通チャネルを用いたときの送信電力よりも低い電力で
足りる場合も考えられる。逆に、セル4内で共通情報の
送信対象となる無線通信端末1の数が極めて多い場合に
は、共通チャネルを用いたときの送信電力の方が、個別
チャネルを用いたときの送信電力よりも少なくて足りる
場合も考えられる。これらの事情を考慮して、本実施形
態においては、無線基地局2が特定の数の無線通信端末
1との間で通信を行なう場合において、個別チャネルを
用いたときの総送信電力と共通チャネルを用いたときの
総送信電力との大小関係が逆転する場合の当該無線通信
端末1の数を閾値M0として用いるものとする。以下、
この閾値M0の具体的決定方法の例について詳述する。
【0023】まず、図3に示すように、ひとつの無線基
地局2が円形のセル4(半径を「R」とする)を形成
し、このセル4内にM台の無線通信端末1が所在する環
境を想定する。ただし、説明の便宜上、無線基地局2と
各無線通信端末1との間で授受される電波は距離減衰の
影響のみを受けるものとし、短区間中央値変動および瞬
時変動などは考慮しないものとする。また、以下では、
電波の電力の減衰が距離のα乗(α=3〜4)に比例す
るものとする。
【0024】まず、無線基地局2から共通チャネル(単
一の無線チャネル)を介して共通情報を送信するとき、
セル端において受信される信号のSNR(信号対雑音電
力比)がGとなる送信電力Paを考える。無線基地局2
における雑音レベルをNとすれば、 (Pa×R)/N=G したがって、Pa=GNRα となる。一方、無線基地
局2から個別チャネルを介して共通情報を送信すると
き、すべての無線通信端末1において受信される信号の
SNRがGとなる送信電力Pbを考える。まず、無線基
地局2から距離rの地点に位置する無線通信端末1の受
信SNRがGとなることから、 (P(r)×r)/N=G ただし、P(r)は、無線基地局2から距離rの地点に
位置する無線通信端末1に対して共通情報を送信する場
合の送信電力である。したがって、 P(r)=GNrα さらに、複数の無線通信端末1がセル4内に均等に分布
しているものと仮定すれば、ひとつの無線通信端末1に
対する平均送信電力Pb’は、上記P(r)についてセ
ル4の全域にわたって面積平均を求めればよく、
【数1】 さらに、セル4内にM台の無線通信端末1が存在すると
すれば、無線基地局2における総送信電力Pbは、 Pb=M×Pb’=M×2GNRα/(α+2) =2MPa/(α+2) となる。
【0025】図4は、以上の結果を示したグラフであ
る。なお、同図に示すグラフでは、縦軸に無線基地局2
における総送信電力Pをとり、横軸にセル4内の無線通
信端末1の数Mをとっている。同図において、Aは共通
チャネルを用いた場合の送信電力Paを、Bは個別チャ
ネルを用いた場合の総送信電力Pbをそれぞれ表す。ま
た、送信電力Paと送信電力Pbとの交点における無線
通信端末1の数M0は、M0=(α+2)/2となる。
【0026】図4からも明らかなように、セル4内の無
線通信端末数MがM0よりも小さい場合には総送信電力
Pbが総送信電力Paよりも低くなる一方、セル4内の
無線通信端末数MがM0よりも大きい場合には総送信電
力Paが総送信電力Pbよりも低くなる。本実施形態に
おいては、この値M0を閾値として用いる。すなわち、
セル内端末数mが閾値M0よりも小さい場合には個別チ
ャネルを用いた通信を行ない、セル内端末数mが閾値M
0よりも大きい場合には共通チャネルを用いた通信を行
なうことによって、無線基地局2における総送信電力P
を低く抑えることができるのである。
【0027】以上が閾値M0の決定方法の一例である。
ところで、上記決定方法においてはセル4内に複数の無
線通信端末1が均等に分布すると仮定した。しかしなが
ら、現実には、無線基地局2は無線通信端末1の所有者
が集まる箇所に設置されるのが一般的である。このた
め、複数の無線通信端末1が無線基地局2の近傍に偏在
する傾向にあると考えられる。したがって、個別チャネ
ルを用いたときの実際の総送信電力は、セル4内に無線
通信端末1が均等に分布すると仮定したときの総送信電
力Pbよりも低くなると考えられる。つまり、図4にお
ける直線Bの傾きは現実にはより小さいと考えられるか
ら、実際の閾値M0の値は、上記決定方法によって得ら
れた閾値M0よりも大きい値を用いることも考えられ
る。
【0028】<D:実施形態の動作>次に、本実施形態
の動作について、特に無線基地局2の動作を中心に説明
する。まず、無線通信端末1に対して所定の操作がなさ
れると、共通情報を要求する旨の信号が当該無線通信端
末1から送信される。この信号は、無線基地局2から交
換機3を介して、共通情報を記憶するサーバ装置(図示
略)に至る。この結果、要求された共通情報がサーバ装
置から当該無線通信端末1宛てに送信される。この共通
情報は交換機3を介して、無線通信端末1が所在してい
るセル4を形成する無線基地局2に供給される。一方、
無線基地局2は、交換機3から受信した共通情報を共通
チャネルまたは個別チャネルのいずれかを介して送信す
る。以下、このときの無線基地局2の動作について詳述
する。
【0029】まず、無線基地局2内の端末数カウント部
211は、一定時間間隔ごとに、その時点におけるセル
内端末数mをカウントする。詳述すると、以下の通りで
ある。
【0030】無線基地局2は、当該無線基地局2が形成
するセル4内に現に存在する1または複数の無線通信端
末1の各々について、その識別情報を記憶する記憶部
(図示略。以下、この記憶部を「識別情報記憶部」と表
記する)を有する。すなわち、新たにセル4内に移動し
た無線通信端末1は、その移動先を位置登録装置(いわ
ゆるロケーションレジスタ)に登録するために、当該無
線通信端末1の識別情報を含む位置登録要求を送信す
る。この位置登録要求は、無線基地局2によって受信さ
れた後、交換機3を介して位置登録装置に送信される。
このとき、無線基地局2においては、この位置登録要求
に含まれる無線通信端末1(当該無線基地局2のセル4
内に位置する無線通信端末1)の識別情報を、上記識別
情報記憶部に記憶する。一方、セル4内の無線通信端末
1が他のセル4に移動しつつあるとき、移動元のセル4
を形成する無線基地局2は、無線通信端末1から受信レ
ベルが一定値以下に低下したことを当該無線通信端末1
から通知される。この通知を受けた無線基地局2は、当
該無線通信端末1が用いる無線チャネルを移動先のセル
4を形成する無線基地局2の無線チャネルに切り換える
ハンドオーバ処理を行なう。ハンドオーバ処理が完了す
ると、移動元の無線基地局2は、識別情報記憶部に記憶
された無線通信端末1の識別情報のうち、他のセル4に
移動した無線通信端末1の識別情報を削除する。これら
の処理により、識別情報記憶部には、当該無線基地局2
が形成するセル4内に現に存在する無線通信端末1の識
別情報が記憶されることとなる。端末数カウント部21
1は、一定時間間隔ごとに識別情報記憶部に記憶された
識別情報の数をカウントすることによってセル内端末数
mを取得するのである。こうして求められたセル内端末
数mは、端末数記憶部212に記憶されるとともに、比
較判定部213に出力される。
【0031】一方、比較判定部213は、端末数カウン
ト部211から通知されたセル内端末数mに基づいて出
力先切換部214を制御する。以下、図5を参照して、
比較判定部213の動作について詳述する。
【0032】いま、出力先切換部214は、共通情報の
出力先として共通チャネル通信部22を選択しているも
のとする(ステップS1)。比較判定部213は、端末
数カウント部211からセル内端末数mを通知される
と、このセル内端末数mが前回通知されたセル内端末数
m’からみて変化しているか否かを判定する(ステップ
S2)。より具体的には、比較判定部213は、端末数
記憶部212に記憶されたセル内端末数のうち前回通知
されたセル内端末数m’を読み出すとともに、このセル
内端末数m’と今回通知されたセル内端末数mとが異な
っているか否か、すなわちセル内端末数mに変化が生じ
ているか否かを判定する。この結果、セル内端末数mが
変化していないと判定した場合(ステップS2;N
o)、比較判定部213は、出力先切換部214に対し
て何ら指示を与えることなく次にセル内端末数mが通知
されるまで待機する。
【0033】これに対し、セル内端末数mが変化したと
判定した場合(ステップS2;Yes)、比較判定部2
13は、当該セル内端末数mと予め定められた閾値M0
とを比較し、セル内端末数mが閾値M0以上であるか否
かを判定する(ステップS3)。上述したように、セル
内端末数mが閾値M0以上である場合には、共通チャネ
ルを用いて通信を行なった方が総送信電力を低く抑える
ことができる。したがって、上記判定の結果、セル内端
末数mが閾値M0以上であると判定した場合、比較判定
部213は、出力先切換部214に対して何ら指示を与
えることなく、セル内端末数mの変化の監視を再開する
(ステップS2)。この場合、共通情報の出力先は共通
チャネル通信部22のまま維持されることとなる。
【0034】一方、上述したように、セル内端末数mが
閾値M0未満である場合には、個別チャネルを用いて通
信を行なった方が総送信電力を低く抑えることができ
る。したがって、ステップS3における判定においてセ
ル内端末数mが閾値M0未満であると判定した場合、比
較判定部213は、出力先切換部214に対して、共通
情報の出力先を個別チャネル通信部23に切り換えるべ
き旨の指示を与える(ステップS4)。この指示を受け
た出力先切換部214は、共通情報の出力先を個別チャ
ネル通信部23に切り換える。こうして各個別チャネル
通信部23に出力された共通情報は、送信対象となる1
以上の無線通信端末1の各々に対応する送信処理部24
において一次変調、拡散変調および電力制御を施された
後、信号合成部25において合成される。こうして得ら
れた信号は、アンテナ26を介して各無線通信端末1に
送信される。ここで、各送信処理部24の拡散部におい
ては異なる拡散符号による拡散変調が施されるから、共
通情報は、送信対象たる各無線通信端末1ごとに異なる
無線チャネル(個別チャネル)を介して送信されること
となる。
【0035】出力先切換部214に対して指示を与えた
後、端末数カウント部211から新たなセル内端末数m
を通知されると、比較判定部213は、ステップS2と
同様の処理によってセル内端末数mが変化したか否かを
判定し(ステップS5)、変化している場合には当該セ
ル内端末数mが閾値M0未満であるか否かを判定する
(ステップS6)。この結果、セル内端末数mが閾値M
0未満であると判定した場合には、個別チャネルを用い
て通信を行なった方が総送信電力を低く抑えることがで
きるから、比較判定部213は出力先切換部214に対
して何ら指示を与えることなくセル内端末数mの監視を
再開する(ステップS6;Yes、ステップS5)。こ
の場合、共通情報の出力先は個別チャネル通信部23の
まま維持される。これに対し、セル内端末数mが閾値M
0未満でない(つまり、セル内端末数mが閾値M0以上
である)と判定した場合には、共通チャネルを用いて通
信を行なった方が総送信電力を低く抑えることができる
から、比較判定部213は、出力先切換部214に対し
て、共通情報の出力先を共通チャネル通信部22に切り
換えるべき旨の指示を与える(ステップS1)。この指
示を受けた出力先切換部214は、共通情報の出力先を
共通チャネル通信部22に切り換える。こうして共通チ
ャネル通信部22に出力された共通情報は、一次変調、
拡散変調および送信電力制御を施される。そして、共通
チャネル通信部22から出力された共通情報は、信号合
成部25を介してアンテナ26に至り、各無線通信端末
1に送信される。ここで、共通チャネル通信部22の拡
散部221においては単一の拡散符号を用いた拡散変調
が行なわれるから、共通情報は、送信対象たるすべての
無線通信端末1について共通の無線チャネル(共通チャ
ネル)を介して送信される。
【0036】以後、上述したステップS1ないしS6の
処理が繰り返される結果、セル内端末数mに応じて、共
通情報が送信される無線チャネルが共通チャネルまたは
個別チャネルのいずれか一方に切り換えられることとな
る。他方、共通情報を受信した無線通信端末1において
は、当該共通情報を表示部に表示するといった各種の処
理が実行される。
【0037】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、共通情報を無線通信端末1に送信するに際し、セル
内端末数mに応じて共通チャネルを用いるか個別チャネ
ルを用いるかが切り換えられるため、無線基地局2にお
ける送信電力を低く抑えることができる。
【0038】また、無線基地局2の構成上の制約から、
共通情報を送信すべき個別チャネルの数には限界があ
る。したがって、共通チャネルを用いることなく個別チ
ャネルのみによって共通情報を送信する構成を採った場
合には、当該共通情報を受信できる無線通信端末1の数
が制限されることとなる。これに対し、本実施形態によ
れば、セル内端末数mが閾値M0を越えた場合には共通
チャネルに切り換えられるため、共通情報を受信可能な
無線通信端末1の数が制限されることはない。
【0039】<E:変形例>以上この発明の一実施形態
について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示で
あり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱
しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例
としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0040】<E−1:変形例1>上記実施形態におい
ては、CDMA方式に対応した無線基地局2を例示した
が、FDMA(Frequency Division Multiple Access)
方式やTDMA(Time Division Multiple Access)方
式に対応した無線基地局、またはこれらの方式を組み合
わせて採用した無線基地局にも本発明を適用可能であ
る。すなわち、FDMA方式に対応した無線基地局にお
いては、単一の周波数に対応する共通チャネルを介した
情報送信と、異なる複数の周波数に対応する複数の個別
チャネルを介した情報送信とを、セル内端末数mに応じ
て切り換える構成とすればよい。また、TDMA方式に
対応した無線基地局においては、単一のタイムスロット
に対応する共通チャネルを介した情報送信と、異なる複
数のタイムスロットに対応する複数の個別チャネルを介
した情報送信とを、セル内端末数mに応じて切り換える
構成とすればよい。
【0041】<E−2:変形例2>上記実施形態におい
ては、無線基地局2内の端末数カウント部211が、識
別情報記憶手段に記憶された識別情報の数をカウントす
ることによってセル内端末数mを取得する構成とした
が、セル内端末数mの取得方法はこれに限られるもので
はない。例えば、各無線基地局2のセル4内に位置する
無線通信端末1の識別情報(または無線通信端末の数)
を交換機3や位置登録装置において記憶する一方、無線
基地局1が、交換機3や位置登録装置に対してセル内端
末数mを問い合わせる構成としてもよい。要は、いかな
る方法によるかを問わず、無線基地局2においてセル内
端末数mを取得できればよいのである。
【0042】<E−3:変形例3>閾値M0の決定方法
は、上記実施形態に示した方法に限られるものではな
い。すなわち、上記実施形態においては、図3に示した
特殊な(理想的)状況を想定して閾値M0を決定した
が、現実の移動通信網においては、近接する他の無線基
地局からの電波による干渉や多重伝搬路(マルチパス)
の発生など、無線基地局2からの送信電波に影響を与え
得る種々の要素が存在する。したがって、実際にはこれ
らの要素を考慮して、セル4内の無線通信端末の数と個
別チャネルおよび共通チャネルを用いたときの総送信電
力との関係を統計的に求め、これらの総送信電力の大小
関係が逆転するときの無線通信端末1の数を閾値M0と
して用いることが望ましい。
【0043】<E−4:変形例4>本発明に係る送信方
法を無線基地局に実行させるためのプログラムとしても
本発明を実施することができる。すなわち、本発明は、
無線基地局が有するコンピュータシステムに、セル内端
末数mと閾値M0との比較結果に応じて共通チャネルと
個別チャネルとを切り換える機能を実現させるためのプ
ログラムとしても実施可能である。さらに、本発明は、
かかるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
な記録媒体としても実施可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線基地局が1以上の無線通信端末に共通情報を送信す
るときの送信電力を低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る移動通信網の一部の
構成を示すブロック図である。
【図2】 同移動通信網における無線基地局の構成を示
すブロック図である。
【図3】 閾値M0の決定方法を説明するための図であ
る。
【図4】 共通チャネルを用いた場合の送信電力および
個別チャネルを用いた場合の送信電力と、セル内の無線
通信端末の数との関係を示すグラフである。
【図5】 同無線基地局における比較判定部の動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】 1……無線通信端末、2……無線基地局、21……制御
部(選択手段)、211……端末数カウント部、212
……端末数記憶部、213……比較判定部、214……
出力先切換部、22……共通チャネル通信部(第1の送
信手段)、23……個別チャネル通信部(第2の送信手
段)、24……送信処理部、221,241……変調
部、222,242……拡散部、223,243……送
信電力制御部、3……交換機、4……セル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA04 CB01 CB13 DA01 DA17 DB16 EA06 EC01 5K067 AA43 BB02 CC14 DD27 DD45 EE02 EE10 EE22 FF02 GG08 HH22

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セル内に位置する1以上の無線通信端末
    に共通情報を送信可能な無線基地局であって、 前記1以上の無線通信端末に対し、当該1以上の無線通
    信端末について共通の無線チャネルを介して前記共通情
    報を送信する第1の送信手段と、 前記1以上の無線通信端末に対し、当該無線通信端末ご
    とに割り当てられた個別の無線チャネルを介して前記共
    通情報を送信する第2の送信手段と、 前記共通情報の送信対象となる無線通信端末数と予め設
    定された閾値とを比較し、この比較結果に基づいて、前
    記第1の送信手段または前記第2の送信手段のいずれか
    を選択する選択手段とを具備することを特徴とする無線
    基地局。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は、 当該無線通信端末数が前記閾値よりも大きい場合に前記
    第1の送信手段を選択する一方、前記無線通信端末数が
    前記閾値よりも小さい場合に前記第2の送信手段を選択
    することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  3. 【請求項3】 特定の数よりも少ない無線通信端末に対
    して個別の無線チャネルを介して共通情報を送信したと
    きの総送信電力が共通の無線チャネルを介して共通情報
    を送信したときの総送信電力よりも少なく、当該特定の
    数よりも多い無線通信端末に対して共通の無線チャネル
    を介して共通情報を送信したときの総送信電力が個別の
    無線チャネルを介して共通情報を送信したときの総送信
    電力よりも少ないとき、前記閾値は当該特定の数に相当
    することを特徴とする請求項1または2に記載の無線基
    地局。
  4. 【請求項4】 前記第1の送信手段は、 前記無線通信端末に対して共通情報を送信するときの送
    信電力を、セル端近傍における通信品質に応じた電力と
    する送信電力制御手段を備えることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の無線基地局。
  5. 【請求項5】 前記第2の送信手段は、 前記無線通信端末に対して前記共通情報を送信するとき
    の送信電力を、当該無線通信端末との間の通信品質に応
    じた電力とする送信電力制御手段を備えることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の無線基地局。
  6. 【請求項6】 セル内に位置する1以上の無線通信端末
    に対し無線基地局から共通情報を送信する方法であっ
    て、 前記無線基地局が、 前記共通情報の送信対象となる無線通信端末数が予め設
    定された閾値よりも大きい場合に、前記1以上の無線通
    信端末に対し当該1以上の無線通信端末について共通の
    無線チャネルを介して前記共通情報を送信する一方、 前記無線通信端末数が前記閾値よりも小さい場合に、前
    記1以上の無線通信端末に対し当該無線通信端末ごとに
    割り当てられた個別の無線チャネルを介して前記共通情
    報を送信することを特徴とする送信方法。
  7. 【請求項7】 前記共通の無線チャネルを介して前記共
    通情報を送信する場合に、その送信電力をセル端近傍に
    おける通信品質に応じた電力とすることを特徴とする請
    求項6に記載の送信方法。
  8. 【請求項8】 前記個別の無線チャネルを介して前記共
    通情報を送信する場合に、その送信電力を当該各無線通
    信端末との間の通信品質に応じた電力とすることを特徴
    とする請求項6または7に記載の送信方法。
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