JP2006246334A - 送信電力制御方法ならびにそれを利用した制御装置および基地局システム - Google Patents

送信電力制御方法ならびにそれを利用した制御装置および基地局システム Download PDF

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Abstract

【課題】 送信電力を制御する。
【解決手段】 無線装置22は、無線ネットワークでのチャネルが割り当てられた端末装置10との通信を実行する。そのため、無線装置22は、変復調機能等を有する。制御装置24は、無線装置22でのチャネルに対する呼制御機能を有する。すなわち、制御装置24は、無線装置22でのチャネルと公衆網14でのチャネルとを接続する。制御装置24は、測定用無線装置22によって測定された制御信号の強度を受けつける。制御装置24は、受けつけた信号強度をしきい値と比較することによって、送信用無線装置22が制御信号を送信する際の電力を決定する。制御装置24は、LANケーブル26を介して、送信用無線装置22に送信電力を通知する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、送信電力制御技術に関し、特に信号を送信する際の電力を制御する送信電力制御方法ならびにそれを利用した制御装置および基地局システムに関する。
第二世代コードレス電話システムのような無線通信システムは、基地局装置と端末装置によって構成される。このような無線通信システムおいて、新たな基地局装置の設置は、周波数計画、放射電波電力計画等にもとづいてなされる。これらの策定を容易にするために、既に設置されている基地局装置に接続されている制御センタが、新たな基地局装置に電波特性を測定させ、さらに制御センタが、測定結果のもとづいてシミュレーションを実行する。シミュレーションの結果に応じて、運営条件が調整される。(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−127099号公報
一般的に、第二世代コードレス電話システムのような無線通信システムにおいて、信号は、所定のチャネルに割り当てられる。そのため、信号を割り当てたチャネルにおいて、当該信号の強度が測定されなければならない。例えば、信号が割り当てられていないチャネルにおいて強度を測定しても、必要とされる信号の強度は得られない。一般的に、制御センタは、チャネルの割当を管理していないので、基地局装置に測定を要求する。要求にしたがって、基地局装置が自立的に測定を実行する。
第二世代コードレス電話システムの基地局装置は、端末装置に対してデータを送受信する機能(以下、「送受信機能」という)を有する。さらに、基地局装置は、通信網とも接続しており、端末装置に割り当てるスロットと、通信網でのチャネルとを接続する機能(以下、「呼制御機能」という)も有する。すなわち、基地局装置は、複数のスロットによって構成されるフレームを規定しており、端末装置に所定のスロットを割り当てることによって、端末装置との通信を実現する。また、端末装置と通信網との間においてデータを中継する。なお、呼制御の機能には、秘匿鍵の設定等も含まれる。近年、基地局装置の構成の簡易化等を目的として、このような基地局装置の機能を複数の装置に分離することが提案されている。
すなわち、基地局装置が、無線装置と制御装置に分離される。ここで、基地局装置の送受信機能が無線装置に搭載され、基地局装置の呼制御機能が制御装置に搭載される。なお、無線装置と制御装置は、LANケーブルのような有線ケーブルにて接続されるが、ひとつの制御装置に複数の無線装置を接続することによって、システム全体の構成も簡易化できる。その際、制御装置は、複数の無線装置に対する呼制御を実行する。無線装置は、基地局装置よりも簡易に構成されるので、小型化や低価格化が実現される。その結果、より多くの無線装置の設置が可能になる。しかしながら、無線装置の増加によって、無線装置間の干渉が問題になる。このような状況下において、複数の無線装置間の干渉を低減させるために、制御装置が、無線装置の送信電力を必要に応じて制御する方が望ましい。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、無線装置の送信電力を必要に応じて制御する送信電力制御技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の基地局システムは、無線ネットワークでのチャネルを割り当てることによって、端末装置との通信をそれぞれ実行する複数の無線装置と、一端において複数の無線装置を接続し、他端において通信網を接続しつつ、かつ複数の無線装置のそれぞれでの無線ネットワークのチャネルと、通信網でのチャネルとを接続する制御装置とを備える。複数の無線装置のそれぞれは、所定のチャネルにおいて信号を送信しており、制御装置では、複数の無線装置のうちのひとつから送信された信号であって、かつ他の無線装置によって受信された信号の強度を受けつけ、受けつけた信号の強度をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を制御する。
「チャネル」とは、一般的に、ふたつの無線装置の間において通信を行うために設定される無線通信路のことを示す。具体的に、FDMA(Frequency Division Multiple Access)の場合は特定の周波数帯域を指し、TDMA(Time Division Multiple Access)の場合は特定のタイムスロットまたはスロットを指し、CDMA(Code Division Multiple Access)の場合は特定の符号系列を指す。ここでは、これらのうちのいずれであってもよいものとする。
この態様によると、複数の無線装置のうちのひとつから信号が送信され、制御装置は、当該信号を受信した無線装置での受信の強度に応じて、ひとつの無線装置における送信の際における信号の強度を決定するので、送信電力を必要に応じて制御できる。
本発明の別の態様は、制御装置である。この装置は、無線ネットワークでのチャネルを割り当てることによって、端末装置との通信をそれぞれ実行する複数の無線装置を一端に接続し、通信網を他端に接続しつつ、かつ複数の無線装置のそれぞれでの無線ネットワークのチャネルと、通信網でのチャネルとを接続する通信部と、複数の無線装置のうちのひとつから送信された信号であって、かつ他の無線装置によって受信された信号の強度を受けつけ、受けつけた信号の強度をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を決定する制御部と、を備える。
この態様によると、複数の無線装置のうちのひとつから信号が送信され、当該信号を受信した無線装置での受信の強度に応じて、ひとつの無線装置における送信の際における信号の強度を決定するので、送信電力を必要に応じて制御できる。
制御部は、所定のしきい値を規定しており、受けつけた信号の強度と所定のしきい値とを比較した結果をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を決定してもよい。この場合、信号強度の制御のための基準が明らかになり、再現性のある制御を実行できる。
制御部は、通信部を介して、他の無線装置から信号の強度を受けつけ、かつ通信部を介して、ひとつの無線装置へ、決定した強度を出力してもよい。この場合、信号の強度を受けつけ、決定した強度を出力するので、送信の際の信号強度を一元的に制御できる。
制御部は、信号の強度とともに、他の無線装置によって受信された識別番号であって、かつひとつの無線装置に付与された識別番号も受けつけ、受けつけた識別番号をもとに、ひとつの無線装置を特定してもよい。この場合、制御すべき無線装置を簡易に特定できる。
複数の無線装置のそれぞれにおけるトラヒック量を監視する監視部をさらに備えてもよい。制御部は、監視部において監視しているトラヒック量のうち、ひとつの無線装置におけるトラヒック量をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を決定してもよい。この場合、トラヒック量を組み合わせることによって、より詳細に、信号強度を制御できる。
制御部は、トラヒック量が小さくなると、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を小さくしてもよい。この場合、他の無線装置に及ぼす影響を小さくできる。
本発明のさらに別の態様は、送信電力制御方法である。この方法は、複数の無線装置のそれぞれが、無線ネットワークのチャネルを端末装置に割り当てるステップと、一端において、複数の無線装置と有線ネットワークを介して接続され、かつ他端において、通信網と接続された制御装置が、無線ネットワークでのチャネルと、通信網でのチャネルとを接続するステップと、複数の無線装置のうちのひとつから送信された信号であって、かつ他の無線装置によって受信された信号の強度を有線ネットワークを介して受けつけるステップと、受けつけた信号の強度をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を決定するステップと、を備える。
決定するステップは、所定のしきい値を規定しており、受けつけた信号の強度と所定のしきい値とを比較した結果をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を決定してもよい。受けつけるステップは、他の無線装置から信号の強度を受けつけ、決定するステップは、ひとつの無線装置へ、決定した強度を出力してもよい。受けつけるステップは、信号の強度とともに、他の無線装置によって受信された識別番号であって、かつひとつの無線装置に付与された識別番号も受けつけ、決定するステップは、受けつけた識別番号をもとに、ひとつの無線装置を特定してもよい。複数の無線装置のそれぞれにおけるトラヒック量を監視するステップをさらに備え、決定するステップは、監視するステップにおいて監視しているトラヒック量のうち、ひとつの無線装置におけるトラヒック量をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を決定してもよい。決定するステップは、トラヒック量が小さくなると、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を小さくしてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、無線装置の送信電力を必要に応じて制御できる。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例は、基地局装置の機能を無線装置と制御装置に分離させた通信システムに関する。前述のごとく、無線装置は、無線ネットワークを介して端末装置と通信する。また、制御装置は、一端において、無線装置と有線ネットワークを介して通信しつつ、他端において、通信網を接続し、無線ネットワークのチャネルと通信網のチャネルとの接続を実行する。なお、制御装置には、複数の無線装置が接続されている。
実施例に係る通信システムは、以上のような構成において、無線装置の送信電力を必要に応じて高精度に制御することを目的とする。無線装置の送信電力が小さければ、当該無線装置によってカバーされる範囲、すなわち、無線装置と通信可能な距離が小さくなる。一方、無線装置の送信電力が大きければ、当該無線装置によってカバーされる範囲が広くなるが、他の無線装置に与える干渉が大きくなる。その結果、通信の品質が低下する。本実施例に係る通信システムの無線装置は、簡易な構成を有するので、コストの面からも多くの無線装置を設置する可能性がある。その結果、同一の周波数を使用する無線装置間の距離が狭くなり、干渉の影響が大きくなり得る。また、無線伝送路の特性は、変動する傾向にあるので、ある程度の間隔において、送信電力の制御を実行できる方が望ましい。すなわち、無線装置を設置したときだけ制御するのは、好ましくない。
制御装置は、所定の無線装置から信号、例えば制御信号を送信させる(以下、このような無線装置を「送信用無線装置」という)。なお、制御信号には、当該無線装置の識別番号が含まれている。他の無線装置が、制御信号を受信し、その強度を測定する(以下、このような無線装置を「測定用無線装置」という)。また、測定用無線装置は、制御信号から識別番号を抽出することによって、当該制御信号を送信した送信用無線装置を特定する。測定用無線装置は、信号の強度をしきい値と比較することによって、送信電力の値を決定する。さらに、測定用無線装置は、特定した送信用無線装置に対して、決定した送信電力の値を通知する。送信用無線装置は、通知された送信電力の値によって、次からの制御信号を送信する。なお、送信用無線装置と測定用無線装置の区別は、便宜上のものであり、所定の無線装置は、送信用無線装置になったり、測定用無線装置になったりするものとする。
図1は、本発明の実施例と比較されるべき通信システム100の構成を示す。図1の通信システム100は、携帯電話システム、第二世代コードレス電話システムの構成に相当する。通信システム100は、端末装置10、基地局装置12と総称される第1基地局装置12a、第2基地局装置12b、第N基地局装置12n、公衆網14を含む。
公衆網14は、複数の基地局装置12を接続する。また、公衆網14は、交換機を備えており、通信経路を制御する。例えば、第1基地局装置12aに接続された端末装置10から、信号を入力し、第2基地局装置12bに接続された端末装置10(図示せず)に、信号を出力する。さらに、公衆網14は、別の通信システム100と接続してもよい。
基地局装置12は、有線側のインタフェースに公衆網14を接続し、無線側のインタフェースに端末装置10を接続する。また、基地局装置12は、送受信機能と呼制御機能を有する。すなわち、基地局装置12は、送受信機能によって、端末装置10に対してデータを送受信し、呼制御機能によって、端末装置10に割り当てたチャネルと、公衆網14でのチャネルとを接続する。後者について、基地局装置12は、複数のチャネルを規定しており、そのうちのいずれかを端末装置10に割り当てる。なお、第二世代コードレス電話システムの場合、チャネルがスロットであってもよい。端末装置10は、ひとつだけ図示されているが、複数であってもよい。また、公衆網14でのチャネルは、Dチャネル、Bチャネルを含む。
図2は、本発明の実施例に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、端末装置10、基地局システム20と総称される第1基地局システム20a、第2基地局システム20b、第N基地局システム20n、公衆網14を含む。また、基地局システム20は、無線装置22と総称される第1無線装置22a、第2無線装置22b、第3無線装置22c、第4無線装置22d、LANケーブル26と総称される第1LANケーブル26a、第2LANケーブル26b、第3LANケーブル26c、第4LANケーブル26d、制御装置24を含む。図2の基地局システム20は、図1の複数の基地局装置12に相当する。
無線装置22は、無線ネットワークでのチャネルを割り当てることによって、端末装置10との通信を実行する。すなわち、図1の基地局装置12での送受信機能を有する。そのため、無線装置22は、増幅機能、周波数変換機能、変復調機能、誤り訂正機能、再送機能等を有する。無線装置22は、複数のチャネルから構成されるフレームを規定している。ここで、フレームの構成は、第二世代コードレス電話システムにおけるフレームの構成と同一であるとする。しかしながら、無線装置22は、呼制御機能を有していない。また、第1無線装置22aから第4無線装置22dのうちのひとつは、基準装置として規定されている。ここでは、第1無線装置22aを基準装置とする。さらに、第1無線装置22a以外の無線装置22でのチャネルのタイミングは、第1無線装置22aでのチャネルのタイミングと同期されている。なお、第2基地局システム20b等も第1基地局システム20aのように複数の無線装置22を備える。また、ひとつの基地局システム20に備えられる無線装置22の数は、「4」以外であってもよい。
制御装置24は、一端に、LANケーブル26を介して複数の無線装置22と接続し、他端に、公衆網14と接続する。このような構成によって、制御装置24は、複数の無線装置22と通信する。また、制御装置24は、呼制御機能によって、無線装置22でのチャネルと公衆網14でのチャネルとを接続する。さらに、制御装置24は、無線装置22の送信電力を制御するために、以下の動作を実行する。
制御装置24は、LANケーブル26を介して、送信用無線装置22に送信を指示する。測定用無線装置22は、送信用無線装置22によって送信された制御信号を受信し、制御信号の強度を測定する。制御装置24は、測定用無線装置22によって測定された制御信号の強度を受けつける。このときも、制御装置24は、LANケーブル26を介して、測定用無線装置22から信号の強度を受けつける。また、制御装置24は、測定用無線装置22から、制御信号に含まれた送信用無線装置22の識別番号も受けつける。受けつけた識別番号によって、制御装置24は、送信電力制御の対象を特定する。制御装置24は、受けつけた信号強度をしきい値と比較することによって、送信用無線装置22が制御信号を送信する際の電力を決定する。制御装置24は、LANケーブル26を介して、送信用無線装置22に送信電力を通知する。送信用無線装置22は、通知された送信電力にしたがう。
図3は、通信システム100による通話開始の手順を示すシーケンス図である。ここでは、図3を使用しながら、図1の通信システム100と、図2の通信システム100との差異を説明する。
第1無線装置22aは、端末装置10に対して制御信号を送信する(S200)。端末装置10は、制御信号をもとに、第1無線装置22aとのタイミング同期を確立する(S202)。端末装置10は、第1無線装置22aにリンクチャネル確立要求を送信する(S204)。第1無線装置22aは、端末装置10にリンクチャネル割当を送信する(S206)。第1無線装置22aは、制御装置24にTCH起動完了を送信する(S207)。端末装置10は、第1無線装置22aにCC呼設定を送信する(S208)。第1無線装置22aは、制御装置24に発信要求を送信する(S209)。制御装置24は、第1無線装置22aに伝達能力通知を送信する(S210)。また、制御装置24は、第1無線装置22aに発信確認を送信する(S211)。第1無線装置22aは、端末装置10にCC呼設定受付を送信する(S212)。端末装置10は、第1無線装置22aにRT定義情報要求を送信する(S213)。第1無線装置22aは、端末装置10にRT定義情報応答を送信する(S214)。
端末装置10は、第1無線装置22aにRT機能要求を送信する(S216)。第1無線装置22aは、端末装置10にRT機能要求応答を送信する(S218)。端末装置10は、第1無線装置22aにRT秘匿鍵設定を送信する(S220)。端末装置10は、第1無線装置22aにMM機能要求を送信する(S222)。第1無線装置22aは、端末装置10にMM機能要求応答を送信する(S224)。第1無線装置22aは、制御装置24に認証開始を送信する(S226)。制御装置24は、第1無線装置22aに認証要求を送信する(S228)。第1無線装置22aは、端末装置10に認証要求を送信する(S230)。端末装置10は、第1無線装置22aに認証応答を送信する(S232)。第1無線装置22aは、制御装置24に認証応答を送信する(S234)。
制御装置24は、公衆網14に呼設定を送信する(S236)。公衆網14は、制御装置24に呼設定受付を送信する(S238)。以上の処理によって、第1無線装置22aでのチャネルと公衆網14でのチャネルとが、接続される。公衆網14は、制御装置24に呼出を送信する(S240)。制御装置24は、第1無線装置22aに呼出を送信する(S242)。第1無線装置22aは、端末装置10にCC呼出を送信する(S244)。公衆網14は、制御装置24に応答を送信する(S246)。制御装置24は、第1無線装置22aに応答を送信する(S248)。第1無線装置22aは、端末装置10にCC応答を送信する(S250)。制御装置24は、公衆網14に応答確認を送信する(S252)。端末装置10と公衆網14とは、通話を実行する(S254)。
なお、図1の通信システム100では、基地局装置12が送受信機能と呼制御機能を両方とも有している。そのため、図3のうち、第1無線装置22aと制御装置24との間の処理、例えば、ステップ226等が、基地局装置12の内部にてなされる。一方、図2の通信システム100では、無線装置22が送受信機能を有し、制御装置24が呼制御機能を有する。このような構成によって、無線装置22は、基地局装置12よりも簡易な構成を有する。また、複数の無線装置22と制御装置24を接続することによって、基地局システム20は、複数の基地局装置12よりも容易な構成を有する。
図4は、第1無線装置22aの構成を示す。第1無線装置22aは、RF部30、変調部32、処理部34、復調部36、LAN−IF部38、送信電力決定部40、強度測定部42、ID抽出部44、情報生成部48、制御部50を含む。第1無線装置22a以外の無線装置22も、同様の機能を有する。
送受信機能のうちの受信に対する機能として、RF部30は、無線ネットワークを介して、図示しない端末装置10からの信号を受信し、受信した信号に対して周波数変換を実行する。復調部36は、周波数変換された信号を復調する。処理部34は、復調された信号をLAN−IF部38に出力する。一方、送受信機能のうちの送信に対する機能として、処理部34は、LAN−IF部38から信号を受けつける。変調部32は、受けつけた信号を変調する。RF部30は、変調した信号に対して周波数変換を実行する。RF部30は、無線ネットワークを介して、周波数変換された信号を送信する。送信する際の電力は、送信電力決定部40によって制御される。具体的な動作については、後述する。
第1無線装置22aが測定用無線装置22であるときの動作を説明する。RF部30は、送信用無線装置22から送信された制御信号を受信する。強度測定部42は、受信した制御信号の強度を測定する。強度測定部42は、強度として、例えば、RSSI(Received Signal Strength Indicator)を導出する。強度測定部42は、測定値を情報生成部48に出力する。処理部34には、前述のごとく、復調部36にて復調された制御信号が入力される。ID抽出部44は、復調された制御信号から、送信用無線装置22の識別番号を抽出する。図5(a)−(c)は、第1無線装置22aにおける制御信号のバーストフォーマットを示す。
図5(a)は、SCCHによる制御信号のバーストフォーマットを示す。先頭から、「R」、「SS」、「PR」、「UW」、「CI」、「ID」、「着識別符号」、「SCCH」、「CRC」の順に配置されている。これは、第二世代コードレス電話システムにおける制御信号のバーストフォーマットに相当するので、詳細を説明するが、「ID」が発識別符号を示す。すなわち、IDに、送信用無線装置22の識別番号が含まれている。ID抽出部44は、IDから、送信用無線装置22の識別番号を取得する。図5(b)は、BCCHによる制御信号のバーストフォーマットを示し、図5(c)は、PCHによる制御信号のバーストフォーマットを示す。両方に対して、ID抽出部44は、IDから、送信用無線装置22の識別番号を取得する。ID抽出部44は、抽出した識別番号を情報生成部48に出力する。
図4に戻る。情報生成部48は、測定値と識別番号を受けつける。情報生成部48は、測定値と識別番号からひとつの情報を生成し、LAN−IF部38を介して、ひとつの情報を図示しない制御装置24に送信する。
第1無線装置22aが送信用無線装置22であるときの動作を説明する。処理部34、変調部32、RF部30は、制御信号を送信する。このとき、図示しない制御装置24から、LAN−IF部38を介して、処理部34が指示を受けつけてもよい。その後、送信電力決定部40は、LAN−IF部38を介して、図示しない制御装置24から、指示信号を受けつける。送信電力決定部40は、指示信号にしたがって送信電力を決定する。例えば、指示信号が「1dB増加」を指示していれば、送信電力決定部40は、送信電力として、現在の送信電力よりも1dB増加させた値に決定する。あるいは、例えば、指示信号が「20dBm」を指示していれば、送信電力決定部40は、送信電力として、20dBmに決定する。すなわち、制御装置24からの指示は、相対的な指示でもよく、絶対的な指示でもよいが、送信電力決定部40は、受けつけた指示にしたがって、送信電力としての絶対的な値を決定する。送信電力決定部40は、決定した送信電力の値によって、RF部30のうちの図示しない増幅部の増幅率を制御する。制御部50は、装置全体のタイミング等を制御する。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされた通信機能のあるプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図6は、制御装置24の構成を示す。制御装置24は、LAN−IF部60、処理部62、公衆網IF部64、記憶部66、送信電力制御部68、送信制御部70を含む。また、送信電力制御部68は、比較部74、対象特定部78、情報生成部80を含む。LAN−IF部60は、LANケーブル26を介して、図示しない無線装置22と接続する。図では、ひとつのLANケーブル26を示したが、複数の無線装置22に対応するように複数のLANケーブル26がLAN−IF部60に接続されてもよい。公衆網IF部64は、公衆網14と接続する。
処理部62は、図示しない端末装置10に対するチャネルと、図示しない公衆網14でのチャネルとを接続する。このような接続によって、処理部62は、通信対象の切替の制御を実行する。すなわち、公衆網IF部64が公衆網14から信号を受けつけたときに、信号に含まれた宛先にしたがって、処理部62は、所定の無線装置22に信号を出力する。記憶部66は、処理部62でのチャネルの割当の結果を記録する。以上の処理を実行する際に、処理部52は、LAN−IF部60を介して、無線装置22と通信する。
図7は、記憶部66に記憶されたチャネルの情報のデータ構造を示す。図7に示したように、無線装置欄110、無線チャネル欄112、端末装置欄114、通信網チャネル欄116が含まれる。無線装置欄110は、制御装置24に接続された無線装置22を示す。ここでは、第1無線装置22aから第4無線装置22dまでを含む。無線チャネル欄112は、無線装置22において使用されているチャネルの番号を示す。端末装置欄114は、チャネルを割り当てられた端末装置10を示す。例えば、第1無線装置22aでのチャネル「1」は、「第1端末装置」に割り当てられている。前述のごとく、フレームに含まれる複数のチャネルの構成は、第二世代コードレス電話システムと同一であるとするので、ひとつのフレームに8つのチャネルが含まれる。また、8つのチャネルのうちの4つが上り回線用のチャネルに対応しており、残りの4つが下り回線用のチャネルに対応する。また、ひとつの端末装置10に対して、上り回線のチャネルと下り回線のチャネルをひとつずつ割り当てるので、ひとつのフレームあたり、4組のチャネルが存在する。ここでは、これを「1」から「4」と示す。通信網チャネル欄116は、無線チャネル欄112に示されたチャネルと接続される公衆網14でのチャネルを示す。ここでは、「X1」、「X2」等と示される。
図6に戻る。処理部62は、LAN−IF部60を介して、送信用無線装置22に制御信号の送信を指示する。比較部74は、送信用無線装置22から送信された制御信号であって、かつ測定用無線装置22によって受信された制御信号の測定値を受けつける。このとき、比較部74は、LAN−IF部60を介して、測定用無線装置22から測定値を受けつける。また、比較部74は、所定のしきい値を予め規定しており、受けつけた測定値としきい値とを比較した結果をもとに、送信用無線装置22が信号を送信する際の電力を決定する。すなわち、比較部74は、受けつけた測定値をもとに、送信用無線装置22に対する送信電力を決定する。図8は、比較部74に記憶されたしきい値のデータ構造を示す。図8に示したごとく、しきい値欄120、値欄122が含められる。ここで、しきい値欄120のように、複数のしきい値が規定されているものとする。また、しきい値の値に対して、「A」、「B」、「C」の順に大きさが小さくなっていくものとする。
これらのしきい値によって、比較部74は、測定値が属すべき4つの領域を規定する。すなわち、測定値がしきい値「A」以上である領域(以下、「第1領域」という)、測定値がしきい値「A」より小さく、しきい値「B」以上である領域(以下、「第2領域」という)、測定値がしきい値「B」より小さく、しきい値「C」以上である領域(以下、「第3領域」という)、測定値がしきい値「C」より小さい領域(以下、「第4領域」という)が規定される。比較部74は、測定値としきい値とを比較することによって、第1領域から第4領域のいずれかに測定値を対応づける。また、比較部74は、第1領域から第4領域のそれぞれに対応するように、送信電力を予め規定する。そのため、比較部74は、対応づけられた領域に応じて、送信電力を決定する。このとき、決定される送信電力は、絶対的な値、例えば「20dBm」に限らず、相対的な値、例えば「1dBmの増加」であってもよい。比較部74は、決定した送信電力を情報生成部80に出力する。
図6に戻る。対象特定部78は、測定用無線装置22によって受信された識別番号であって、かつ送信用無線装置22に付与された識別番号を受けつける。対象特定部78は、受けつけた識別番号をもとに、送信用無線装置22を特定する。対象特定部78は、特定した送信用無線装置22に関する情報を情報生成部80に出力する。情報生成部80は、送信用無線装置22に対して、決定した送信電力に関する指示を出力する。その際、情報生成部80は、LAN−IF部60を介して、送信用無線装置22に指示を出力する。当該指示は、所定の形式を有した信号であってもよい。送信制御部70は、装置全体のタイミング等を制御する。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図9は、通信システム100による送信電力制御の手順を示すシーケンス図である。ここでは、第1無線装置22aを送信用無線装置22と、第2無線装置22bを測定用無線装置22とする。第1無線装置22aが制御信号を送信する(S40)。第2無線装置22bは、受信した制御信号の強度を測定する(S42)。また、第2無線装置22bは、制御信号に含まれた識別番号を取得する(S44)。第2無線装置22bは、測定値と識別番号を情報に含め、当該情報を制御装置24に送信する(S46)。制御装置24は、測定値をもとに、送信電力を決定する(S48)。制御装置24では、送信電力が含まれる情報を第1無線装置22aに送信する(S50)。第1無線装置22aは、送信電力を変更する(S52)。
図10は、無線装置22による電力測定の手順を示すフローチャートである。制御信号を受信しなければ(S70のN)、RF部30等は待機する。一方、制御信号を受信すれば(S70のY)、復調部36は、タイミング同期処理を実行する(S72)。強度測定部42は、制御信号の強度を測定し、ID抽出部44は、識別番号を取得する(S74)。受信すべき制御信号の受信が終了していなければ(S76のN)、ステップ74の処理を繰り返す。これは、例えば、「10」の測定値を取得するという規則を予め決めている場合に、現在取得した測定値の数が「10」に及ばないことに相当する。受信すべき制御信号の受信が終了すれば(S76のY)、情報生成部48は、情報を生成する(S78)。情報生成部48は、LAN−IF部38を介して、制御装置24に情報を出力する(S80)。
図11は、制御装置24による送信電力制御の手順を示すフローチャートである。ここで、図6の比較部74は、ふたつのしきい値を予め規定しているものとする。LAN−IF部60を介して、測定値と識別番号を取得しなければ(S90のN)、比較部74と対象特定部78は待機する。一方、測定値と識別番号を取得し(S90のY)、比較部74において、測定値が第1しきい値以上であれば(S92のY)、比較部74は、送信電力の減少を決定する(S94)。比較部74において、測定値が第1しきい値以上でなく(S92のN)、測定値が第2しきい値よりも小さければ(S96のY)、比較部74は、送信電力の増加を決定する(S98)。一方、測定値が第2しきい値よりも小さくなければ(S96のN)、比較部74は、送信電力を変化させない。情報生成部80では、送信電力が含められた情報を生成する(S100)。情報生成部80は、LAN−IF部60を介して、識別番号に対応した送信用無線装置22へ、送信電力が含められた情報を出力する(S102)。
図12は、無線装置22による送信電力制御の手順を示すフローチャートである。送信電力が含められた情報を受けつけなければ(S110のN)、送信電力決定部40は待機する。一方、送信電力が含められた情報を受けつければ(S110のY)、送信電力決定部40は、送信電力を導出する(S112)。送信電力が変更になる場合(S114のY)、送信電力決定部40は、RF部30に対して、送信電力を変更させる(S116)。送信電力が変更にならない場合(S114のN)、処理を終了する。
変形例を説明する。これまでの実施例において、測定用無線装置22が制御信号の強度を測定し、測定値に応じて、制御装置24が送信電力を決定していた。変形例では、さらに、送信用無線装置22が、自らのトラヒック量を測定し、これを制御装置24に通知する。制御装置24では、測定値に加えてトラヒック量も考慮しながら、送信用無線装置22に対する送信電力を決定する。図4の無線装置22は、図示しないトラヒック測定部を備える。トラヒック測定部では、無線装置22が通信対象としてる情報のトラヒック量を測定する。例えば、トラヒック測定部は、RF部30から送信しているバースト信号の数やRF部30において受信したバースト信号の数を測定し、これをトラヒック量とする。情報生成部48は、トラヒック量を含めるようにして情報を生成する。
図6の制御装置24は、図示しない監視部を備える。監視部は、LAN−IF部60を介して、無線装置22において測定されたトラヒック量を受けつけることによって、無線装置22におけるトラヒック量を監視する。比較部74は、送信用無線装置22におけるトラヒック量をもとに、送信用無線装置22が制御信号を送信する際の電力を決定する。具体的に説明すると以下の通りになる。比較部74は、しきい値を予め規定する。受けつけたトラヒック量がしきい値よりも小さければ、比較部74は、送信用無線装置22が制御信号を送信する際の電力を小さくする。このようなトラヒック量に対するしきい値と、前述の信号強度に対するしきい値が組み合わされれば、制御装置24は、送信電力を詳細に制御できる。
図13は、無線装置22によるトラヒック量測定の手順を示すフローチャートである。トラヒック測定部がトラヒック量を取得していなければ(S120のN)、トラヒック量の測定を継続する。一方、トラヒック測定部がトラヒック量を取得していれば(S120のY)、情報生成部48は、情報を生成する(S122)。また、情報生成部48は、LAN−IF部38を介して、制御装置24に情報を出力する(S124)。
図14は、制御装置24による送信電力制御の別の手順を示すフローチャートである。監視部がトラヒックの情報を取得しなければ(S130のN)、監視部は待機する。一方、監視部がトラヒックの情報を取得し(S132のY)、比較部74において、トラヒック量がしきい値よりも小さければ(S132のY)、比較部74は、送信電力の減少を決定する(S134)。情報生成部80では、送信電力が含められた情報を生成する(S136)。情報生成部80は、LAN−IF部60を介して、送信電力が含められた情報を出力する(S138)。また、比較部74において、トラヒック量がしきい値よりも小さくなければ(S132のN)、処理を終了する。なお、既に送信電力が減少されていれば、比較部74は、これを元に戻すように決定してもよい。
本発明の実施例によれば、送信用無線装置から制御信号が送信され、当該信号を受信した測定用無線装置での制御信号の強度に応じて、送信用無線装置における送信電力を決定するので、送信電力を必要に応じて制御できる。また、制御装置は、送信用無線装置に対して制御信号の送信を指示するので、送信電力を必要に応じて指示できる。また、送信用無線装置が制御信号を送信するチャネルは、制御装置によって把握されているので、制御装置が主導になって送信電力を決定できる。また、制御装置が主導になって送信電力を決定するので、必要に応じて送信電力を制御できる。また、測定用無線装置において実際に測定された結果をもとに、送信電力を制御するので、正確に制御できる。また、送信電力を決定するために、しきい値を設けるので、送信電力の制御に対する基準が明らかになり、再現性のある制御を実行できる。
また、制御装置は、測定用無線装置から測定値を受けつけるので、複数の無線装置に割り当てられたチャネルを管理しつつ、送信電力を制御できる。また、制御信号に含まれた識別番号によって、送信用無線装置を特定しているので、制御すべき無線装置を簡易に特定できる。また、トラヒック量を組み合わせて送信電力制御を実行するので、より詳細に、信号強度を制御できる。また、トラヒック量の小さい無線装置に対して、送信電力を小さくさせるので、他の無線装置に及ぼす影響を小さくできる。また、トラヒック量の大きい無線装置に対して、送信電力を小さくさせないので、このような無線装置における通信を優先できる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施例において、比較部74は、信号強度の測定値やトラヒック量の測定値をしきい値と比較して送信電力の値を決定している。また、比較部74は、段階的なしきい値を使用しながら、段階的に送信電力の値を決定している。しかしながらこれに限らず例えば、信号強度の測定値やトラヒック量の測定値と、送信電力の値との関係を連続的に規定しており、信号強度の測定値やトラヒック量の測定値が変化すれば、それに応じて送信電力の値が変化してもよい。本変形例によれば、送信電力の値の決定を細かくできる。つまり、信号強度の測定値やトラヒック量の測定値に応じて、送信電力の値が決定されればよい。
本発明の実施例と比較されるべき通信システムの構成を示す図である。 本発明の実施例に係る通信システムの構成を示す図である。 通信システムによる通話開始の手順を示すシーケンス図である。 図2の第1無線装置の構成を示す図である。 図5(a)−(c)は、図2の第1無線装置における制御信号のバーストフォーマットを示す図である。 図2の制御装置の構成を示す図である。 図6の記憶部に記憶されたチャネルの情報のデータ構造を示す図である。 図6の比較部に記憶されたしきい値のデータ構造を示す図である。 図2の通信システムによる送信電力制御の手順を示すシーケンス図である。 図2の無線装置による電力測定の手順を示すフローチャートである。 図2の制御装置による送信電力制御の手順を示すフローチャートである。 図2の無線装置による送信電力制御の手順を示すフローチャートである。 図2の無線装置によるトラヒック量測定の手順を示すフローチャートである。 図2の制御装置による送信電力制御の別の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 端末装置、 14 公衆網、 20 基地局システム、 22 無線装置、 24 制御装置、 26 LANケーブル、 30 RF部、 32 変調部、 34 処理部、 36 復調部、 38 LAN−IF部、 40 送信電力決定部、 42 強度測定部、 44 ID抽出部、 48 情報生成部、 50 制御部、 60 LAN−IF部、 62 処理部、 64 公衆網IF部、 66 記憶部、 68 送信電力制御部、 70 送信制御部、 74 比較部、 78 対象特定部、 80 情報生成部、 100 通信システム。

Claims (9)

  1. 無線ネットワークでのチャネルを割り当てることによって、端末装置との通信をそれぞれ実行する複数の無線装置と、
    一端において前記複数の無線装置を接続し、他端において通信網を接続しつつ、かつ前記複数の無線装置のそれぞれでの無線ネットワークのチャネルと、前記通信網でのチャネルとを接続する制御装置とを備え、
    前記複数の無線装置のそれぞれは、所定のチャネルにおいて信号を送信しており、
    前記制御装置では、前記複数の無線装置のうちのひとつから送信された信号であって、かつ他の無線装置によって受信された信号の強度を受けつけ、受けつけた信号の強度をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を制御することを特徴とする基地局システム。
  2. 無線ネットワークでのチャネルを割り当てることによって、端末装置との通信をそれぞれ実行する複数の無線装置を一端に接続し、通信網を他端に接続しつつ、かつ前記複数の無線装置のそれぞれでの無線ネットワークのチャネルと、前記通信網でのチャネルとを接続する通信部と、
    前記複数の無線装置のうちのひとつから送信された信号であって、かつ他の無線装置によって受信された信号の強度を受けつけ、受けつけた信号の強度をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を決定する制御部と、
    を備えることを特徴とする制御装置。
  3. 前記制御部は、所定のしきい値を規定しており、受けつけた信号の強度と所定のしきい値とを比較した結果をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を決定することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記通信部を介して、他の無線装置から信号の強度を受けつけ、かつ前記通信部を介して、ひとつの無線装置へ、決定した強度を出力することを特徴とする請求項2または3に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、信号の強度とともに、他の無線装置によって受信された識別番号であって、かつひとつの無線装置に付与された識別番号も受けつけ、受けつけた識別番号をもとに、ひとつの無線装置を特定することを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記複数の無線装置のそれぞれにおけるトラヒック量を監視する監視部をさらに備え、
    前記制御部は、前記監視部において監視しているトラヒック量のうち、ひとつの無線装置におけるトラヒック量をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を決定することを特徴とする請求項2から5のいずれかに記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、トラヒック量が小さくなると、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を小さくすることを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 複数の無線装置のそれぞれが、無線ネットワークのチャネルを端末装置に割り当てるステップと、
    一端において、複数の無線装置と有線ネットワークを介して接続され、かつ他端において、通信網と接続された制御装置が、無線ネットワークでのチャネルと、通信網でのチャネルとを接続するステップと、
    前記複数の無線装置のうちのひとつから送信された信号であって、かつ他の無線装置によって受信された信号の強度を有線ネットワークを介して受けつけるステップと、
    受けつけた信号の強度をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を決定するステップと、
    を備えることを特徴とする送信電力制御方法。
  9. 有線ネットワークを介して接続した複数の無線装置のそれぞれにおける無線ネットワークでのチャネルと、通信網でのチャネルとを接続し、その結果をメモリに記憶するステップと、
    前記複数の無線装置のうちのひとつから送信された信号であって、かつ他の無線装置によって受信された信号の強度を有線ネットワークを介して受けつけるステップと、
    受けつけた信号の強度をもとに、ひとつの無線装置が信号を送信する際の強度を決定するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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