JP2003069379A - 弾性表面波フィルタ用パッケージ - Google Patents
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Abstract
た入出力用配線を3本または4本有する弾性表面波フィ
ルタ用パッケージにおいて、入出力用配線間のアイソレ
ーションが十分にとれない。 【解決手段】 略四角形の絶縁基体1の上面中央部に弾
性表面波フィルタ素子5の搭載部1aを有するととも
に、弾性表面波フィルタ素子5の入出力電極が電気的に
接続される、搭載部1aから絶縁基体1の外周にかけて
形成された入出力用配線2を3本または4本有する弾性
表面波フィルタ用パッケージにおいて、入出力用配線2
を、絶縁基体1の外周の異なる辺にそれぞれ引き出され
ているものとする。パッケージサイズを極めて小さくし
ても入出力用配線2同士が近接することがなく、入出力
用配線2間の電磁的結合を弱めて入出力配線2間のアイ
ソレーションを大きく改善することができる。
Description
に搭載される弾性表面波フィルタを収容するために使用
される弾性表面波フィルタ用パッケージに関するもので
ある。
電子装置が組み込まれている。かかる携帯電話等の通信
機器は近年、小型化が急激に進んでおり、これに搭載さ
れる各電子装置も小型化が要求され、同時に電子装置に
使用される電子部品収納用パッケージも小型化・多機能
化が要求されるようになってきた。
波(弾性表面波素子)フィルタは一般に、図4に示すよ
うに、内部に接地導体層14を有し、上面側に弾性表面波
フィルタ素子15が搭載収容される凹部11aを有する酸化
アルミニウム質焼結体等の電気絶縁材料から成る略四角
形の絶縁基体11と、この絶縁基体11の上面側に取着され
て凹部11aを塞ぐ蓋部材18とから成る弾性表面波フィル
タ用パッケージを準備し、この弾性表面波フィルタ用パ
ッケージの絶縁基体11に設けた凹部11aに弾性表面波フ
ィルタ素子15を収容するとともに弾性表面波フィルタ素
子15の入出力電極をメタライズ配線層から成る所定の入
出力用配線12にボンディングワイヤ16を介して接続し、
しかる後、絶縁基体11に蓋部材18をガラス・樹脂・ロウ
材等の封止材17を介して接合させ、絶縁基体11と蓋部材
18とから成る容器内部に弾性表面波フィルタ素子15を気
密に収容することによって製作されている。
い、弾性表面波フィルタ素子5の大きさが小さくなり、
これを収容するパッケージも小型化されてきた。その結
果、メタライズ配線層による入出力用配線12が近接して
配置されるようになってきた。
て、一つの弾性表面波用パッケージに対して2つの弾性
表面波フィルタ素子15を搭載収容するデュープレクサや
デュアルフィルタといった、3つまたは4つの入出力電
極を有した弾性表面波デバイスが登場してきている。こ
のデバイスについては、パッケージにおいて3本または
4本の入出力用配線が必要となる。
型化を図りつつ3本または4本の入出力用配線を持つパ
ッケージを製作すると、図4(a)および(b)にそれ
ぞれ平面図で示すように、略四角形の絶縁基体11の上面
中央部に設けた弾性表面波フィルタが搭載される凹部11
aから、外周の一辺に2本とこれに対向する辺に1本、
または外周の対向する2辺にそれぞれ2本ずつ入出力用
配線12を引き出すような配置となる。このような配置
は、パッケージにおける入出力用配線12を凹部11aから
絶縁基体11の外周側面に最短に引き出すことができ、入
出力用配線12における伝送ロスを抑えることができるこ
とから、近年はこのような配置が採用されている。
周波化に伴い、上記のようなパッケージ構造を用いて3
本または4本の入出力用配線12の配置を持つ弾性表面波
フィルタ用パッケージを製作すると、入出力用配線12間
の配置が近接しているため、弾性表面波フィルタの阻止
域の周波数帯における減衰量およびアイソレーションに
限界があり、例えば図5に線図で示したように、一般に
携帯電話で使用される1〜2GHzの周波数領域におい
て、アイソレーション規格−40dBを満たすことが困難
であるという問題があった。なお、図5において、横軸
は周波数(単位:GHz)を、縦軸はアイソレーション
(単位:dB)を表わし、太い実線の直線はアイソレー
ション規格値を、破線の特性曲線は入出力用配線12間の
アイソレーション特性を示している。
およびアイソレーションを改善する技術として、例えば
特開平2000−164744号公報には、凹陥部の内底面に接地
電極パターンとその両端に位置する段差を設け、段差の
上面に入出力パッドとアース用パッドとを配置した表面
波デバイス(デュープレックサ)用のパッケージにおい
て、隣り合った入出力用パッド間にそれぞれアース用パ
ッドを配置すると共に、このアース用パッドと接地電極
パターンとを、段差の側面に沿って設けた導体パターン
を介して接続した表面波デバイス用パッケージが提案さ
れている。
じる電磁結合が、接地電極パターンと同電位に保たれる
アース用パッドによって遮蔽されるために、入出力パッ
ド間の信号の漏洩が極めて減少し、入出力パッド間のア
イソレーションが大きくなるというものである。
の周波数帯のさらなる高周波化およびパッケージサイズ
のさらなる小型化に伴い、従来の構成の弾性表面波フィ
ルタ用パッケージにおいては、入出力用配線12が極めて
近接することとなって入出力用配線12間の電磁的結合が
強くなり、高周波化した阻止域において要求される減衰
量およびアイソレーションを満たすことができなくなっ
た。
れたものであって、その目的は、パッケージサイズのさ
らなる小型化に対応しつつ、高周波化した阻止域におけ
る減衰量およびアイソレーションについても十分に要求
を満たすことができる弾性表面波フィルタ用パッケージ
を提供することにある。
ルタ用パッケージは、略四角形の絶縁基体の上面中央部
に弾性表面波フィルタ素子の搭載部を有するとともに、
前記弾性表面波フィルタ素子の入出力電極が電気的に接
続される、前記搭載部から前記絶縁基体の外周にかけて
形成された入出力用配線を3本または4本有する弾性表
面波フィルタ用パッケージにおいて、前記入出力用配線
は、前記絶縁基体の外周の異なる辺にそれぞれ引き出さ
れていることを特徴とするものである。
ケージは、上記構成において、前記入出力用配線は、前
記絶縁基体の外周の異なる辺の中央部にそれぞれ引き出
されていることを特徴とするものである。
ケージは、上記各構成において、前記入出力用配線の前
記搭載部側の間に前記弾性表面波フィルタ素子の接地電
極が接続される接地用配線を形成したことを特徴とする
ものである。
によれば、3本または4本の入出力用配線を、略四角形
の絶縁基体の外周の異なる辺にそれぞれ1つ以下として
引き出して配設したことにより、パッケージサイズを極
めて小さくしても入出力用配線同士が近接することがな
く、入出力用配線間の電磁的結合を弱めることが可能と
なり、これにより、弾性表面波フィルタに要求される減
衰量およびアイソレーションを満たすことができるもの
となる。
ケージによれば、入出力用配線を絶縁基体の外周の異な
る辺の中央部にそれぞれ引き出されているものとしたと
きには、パッケージサイズを極めて小さくしても入出力
用配線同士が最も離れた配置となり、入出力用配線間の
電磁的結合を最小に弱めることができるものとなる。
ケージによれば、入出力用配線の搭載部側の間に弾性表
面波フィルタ素子の接地電極が接続される接地用配線を
形成したときには、パッケージサイズを極めて小さくし
ても入出力用配線同士が近接することがなく、さらにそ
れら入出力用配線間の電磁的結合をこの接地用配線によ
り遮蔽することができるので、入出力用配線間の電磁的
結合を極めて小さなものとすることができ、弾性表面波
フィルタに要求される減衰量およびアイソレーションを
十分に満たすことができるものとなる。
詳細に説明する。
ッケージの実施の形態の例を示す断面図であり、図2
(a)〜(e)は、それぞれ本発明の弾性表面波フィル
タ用パッケージの実施の形態の例を示す平面図である。
これらの図において、1は絶縁基体、2は入出力用配
線、3は接地用配線、4は接地導体層、5は弾性表面波
フィルタ素子である。また、6はボンディングワイヤ、
7は封止材、8は蓋部材である。
に弾性表面波フィルタ素子5が搭載収容される搭載部と
しての凹部1aを有し、この凹部1aの底面に設けられ
た接地導体層4上に弾性表面波フィルタ素子5が接着剤
等(図示せず)を介して取着固定されて搭載される。
ムライト質焼結体・窒化アルミニウム質焼結体・炭化珪
素質焼結体・ガラスセラミックス焼結体等の電気絶縁材
料から成る。例えば、酸化アルミニウム質焼結体から成
る場合には、酸化アルミニウム・酸化珪素・酸化カルシ
ウム・酸化マグネシウム等の原料粉末に適当なバインダ
・溶剤を添加混合して泥漿状となすとともに、これを従
来周知のドクターブレード法を採用してシート状となす
ことによってセラミックグリーンシートを得て、しかる
後、このセラミックグリーンシートを打ち抜き加工法に
より適当な形状に打ち抜くとともに必要に応じて複数枚
を積層し、最後にこの積層したセラミックグリーンシー
トを還元雰囲気中、約1600℃の温度で焼成することによ
って製作される。
素子5が搭載収容される凹部1aの周辺から絶縁基体1
の外周にかけて、必要に応じてさらに絶縁基体1の下面
にかけてメタライズ配線層から成る3〜4本の入出力用
配線2が被着形成されており、これら入出力用配線2の
凹部1aの周辺の部位には弾性表面波フィルタ素子5の
各入出力電極がボンディングワイヤ6を介して電気的に
接続され、また絶縁基体1の外周に、さらに下面に導出
した部位は外部電気回路(図示せず)に電気的に接続さ
れる。
タングステン・モリブデン等の高融点金属粉末から成
り、タングステン等の高融点金属粉末に適当なバインダ
・溶剤を添加混合して得た金属ペーストを絶縁基体1と
なるセラミックグリーンシートに予め従来周知のスクリ
ーン印刷法により所定パターンに印刷塗布しておくこと
によって、絶縁基体1の凹部1aの周辺から外周にかけ
て、さらに必要に応じて下面にかけて被着形成される。
線層は、その表面にニッケル層および金層が順次、メッ
キ法を採用することによって被着されており、これらニ
ッケル層および金層によって入出力用配線2へのボンデ
ィングワイヤ6の接合を強固なものとしている。
弾性表面波フィルタ用パッケージにおける入出力用配線
基板2の配置の例を示す、弾性表面波フィルタ素子5お
よび蓋部材8等を除いた状態の平面図である。これらは
いずれも4本の入出力用配線2を絶縁基体1の外周の異
なる辺にそれぞれ引き出して配置している。
力用配線2を絶縁基体1の外周の異なる辺のそれぞれ中
央部に引き出した例であり、(a)では略四角形状の凹
部1aの1辺から1本の、また対向する1辺から3本の
入出力用配線2が引き出されており、(b)では凹部1
aの対向する2辺からそれぞれ2本の入出力用配線2が
引き出されており、(c)では凹部1aの4辺のそれぞ
れ中央部からそれぞれ1本ずつの入出力用配線2が引き
出されている。
4本の入出力用配線2を絶縁基体1の外周の異なる辺の
それぞれ角部寄りに引き出した例であり、(d)では
(b)と同様に凹部1aの対向する2辺からそれぞれ2
本の入出力用配線2が引き出されており、(e)では凹
部1aの4辺のそれぞれ角部寄りからそれぞれ1本ずつ
の入出力用配線2が引き出されている。
基体1のサイズを極めて小さくしても入出力用配線2同
士が近接することがなく、入出力用配線2間の電磁的結
合をほぼ最小にまで弱めることが可能となり、これによ
り、弾性表面波フィルタに要求される減衰量およびアイ
ソレーションを満たすことができるものとなる。
用配線2間の距離を離して配置して絶縁基体1の外周の
各辺に引き出すとともに、入出力用配線2の搭載部であ
る凹部1a側の間には、弾性表面波フィルタ素子5の接
地電極が接続される接地用配線3を配置している。この
ように接地用配線3を配置することにより、入出力用配
線2間の電磁的結合をこの接地用配線3により遮蔽する
ことができるので、入出力用配線2間の電磁的結合を極
めて小さなものとすることができ、弾性表面波フィルタ
に要求される減衰量およびアイソレーションを十分に満
たすことができるものとなる。
パッケージにおけるアイソレーション特性を、図3に図
5と同様の線図で示す。図3において、横軸は周波数
(単位:GHz)を、縦軸はアイソレーション(単位:
dB)を表わし、太い実線の直線はアイソレーション規
格値を、破線の特性曲線は従来の構成の弾性表面波フィ
ルタ用パッケージにおける入出力用配線22間のアイソレ
ーション特性を、実線の特性曲線は本発明の弾性表面波
フィルタ用パッケージにおける入出力用配線2間のアイ
ソレーション特性を示している。図3に示す結果から分
かるように、本発明の弾性表面波フィルタ用パッケージ
によれば、一般に携帯電話で使用される1〜2GHzの
周波数領域において、アイソレーション規格−40dBを
十分に満たすことが可能となる。
ッケージによれば、絶縁基体1の上面中央部に設けた搭
載部としての凹部1aに弾性表面波フィルタ素子5を接
着剤を介して接着固定するとともに弾性表面波フィルタ
素子5の入出力電極を所定の入出力用配線6に、また接
地電極を所定の接地用配線3にそれぞれボンディングワ
イヤ6を介して電気的に接続し、しかる後、絶縁基体1
の上面の凹部1aの周辺に封止材7を介して蓋部材8を
取着接合させ、絶縁基体1と蓋部材8とで形成される容
器内部に弾性表面波フィルタ素子5を気密に収容するこ
とによって製品としての弾性表面波フィルタとなる。
材8は、例えば鉄−ニッケル−コバルト合金や鉄−ニッ
ケル合金等の金属材料、あるいは絶縁基体1と同様の酸
化アルミニウム質焼結体等の無機絶縁材料で形成され
る。金属材料で形成される場合には、例えば鉄−ニッケ
ル−コバルト合金等のインゴット(塊)に圧延加工法や
打ち抜き加工法等の従来周知の金属加工法を施すことに
よって製作され、また無機絶縁材料で形成される場合に
は前述の絶縁基体1と同様の方法によって製作される。
着接合する封止材7は、例えば金−錫合金や金−ゲルマ
ニウム合金・錫−鉛合金等の材料が好適に使用され、絶
縁基体1に蓋部材8を封止材7を介して取着接合させ、
絶縁基体1と蓋部材8とで形成される容器内部に弾性表
面波フィルタ素子5を気密に封止し、弾性表面波フィル
タとして所望の機能を長期間にわたり発揮させることが
可能となる。
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
であれば種々の変更は可能である。例えば上述の実施の
形態の例では携帯電話機に使用される弾性表面波フィル
タを例に採って説明したが、用途はこれに限定されるも
のではなく、2つ以上の弾性表面波フィルタ素子をもつ
デュープレクサ等の他の電子装置にも適用可能である。
ジによれば、3本または4本の入出力用配線を、略四角
形の絶縁基体の外周の異なる辺にそれぞれ1つ以下とし
て引き出して配設したことにより、パッケージサイズを
極めて小さくしても入出力用配線同士が近接することが
なく、入出力用配線間の電磁的結合を弱めることが可能
となり、これにより、入出力配線間のアイソレーション
が大きく改善され、例えば1〜2GHzという携帯電話
で使用されるような高周波帯用の弾性表面波フィルタに
使用しても、それに要求される減衰量およびアイソレー
ションを満たすことができるものとなる。
ケージによれば、入出力用配線を絶縁基体の外周の異な
る辺の中央部にそれぞれ引き出されているものとしたと
きには、パッケージサイズを極めて小さくしても入出力
用配線同士が最も離れた配置となり、入出力用配線間の
電磁的結合を最小に弱めることができるものとなる。
ケージによれば、入出力用配線の搭載部側の間に弾性表
面波フィルタ素子の接地電極が接続される接地用配線を
形成したときには、パッケージサイズを極めて小さくし
ても入出力用配線同士が近接することがなく、さらにそ
れら入出力用配線間の電磁的結合をこの接地用配線によ
り遮蔽することができるので、入出力用配線間の電磁的
結合を極めて小さなものとすることができ、弾性表面波
フィルタに要求される減衰量およびアイソレーションを
十分に満たすことができるものとなる。
サイズのさらなる小型化に対応しつつ、高周波化した阻
止域における減衰量およびアイソレーションについても
十分に要求を満たすことができる弾性表面波フィルタ用
パッケージを提供することができた。
施の形態の例を示す断面図である。
波フィルタ用パッケージの実施の形態の例を示す平面図
である。
ける入出力用配線間のアイソレーション特性を示す線図
である。
示す断面図である。
面波フィルタ用パッケージの例を示す平面図である。
る入出力用配線間のアイソレーション特性を示す線図で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 略四角形の絶縁基体の上面中央部に弾性
表面波フィルタ素子の搭載部を有するとともに、前記弾
性表面波フィルタ素子の入出力電極が電気的に接続され
る、前記搭載部から前記絶縁基体の外周にかけて形成さ
れた入出力用配線を3本または4本有する弾性表面波フ
ィルタ用パッケージにおいて、前記入出力用配線は、前
記絶縁基体の外周の異なる辺にそれぞれ引き出されてい
ることを特徴とする弾性表面波フィルタ用パッケージ。 - 【請求項2】 前記入出力用配線は、前記絶縁基体の外
周の異なる辺の中央部にそれぞれ引き出されていること
を特徴とする請求項1記載の弾性表面波フィルタ用パッ
ケージ。 - 【請求項3】 前記入出力用配線の前記搭載部側の間に
前記弾性表面波フィルタ素子の接地電極が接続される接
地用配線を形成したことを特徴とする請求項1または2
記載の弾性表面波フィルタ用パッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001260272A JP2003069379A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 弾性表面波フィルタ用パッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001260272A JP2003069379A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 弾性表面波フィルタ用パッケージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003069379A true JP2003069379A (ja) | 2003-03-07 |
Family
ID=19087499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001260272A Pending JP2003069379A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | 弾性表面波フィルタ用パッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003069379A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038421A1 (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 電子デバイス及びこれに用いるパッケージ |
-
2001
- 2001-08-29 JP JP2001260272A patent/JP2003069379A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006038421A1 (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 電子デバイス及びこれに用いるパッケージ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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