JP2003069213A - 基板反転旋回装置 - Google Patents

基板反転旋回装置

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JP2003069213A
JP2003069213A JP2001260296A JP2001260296A JP2003069213A JP 2003069213 A JP2003069213 A JP 2003069213A JP 2001260296 A JP2001260296 A JP 2001260296A JP 2001260296 A JP2001260296 A JP 2001260296A JP 2003069213 A JP2003069213 A JP 2003069213A
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Satoru Nishimura
悟 西村
Tadashi Kinoshita
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は基板の表裏面の両方に電子部品を実装
する際に、基板を180゜反転するとともに、基板の搬
送方向を変更する基板反転旋回装置に関する。 【解決手段】基板100の表基板に電子部品を装着する
ための工程から、搬送挟持手段(フレーム部20)にて
前記基板の左右側縁部を支持しながら該基板を搬入し、
そして前記搬送挟持手段に挟持されながら基板が反転す
るように支持手段(基板反転部A)を設ける。そして、
前記支持手段を旋回自在に支持する土台200を設け、
前記支持手段を旋回させることにより、前記搬送挟持手
段による基板の搬送方向を変更する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は基板の表裏面の両方
に電子部品を実装する際に、基板を180゜反転すると
ともに、基板の搬送方向を変更する基板反転旋回装置に
関する。 【0002】 【従来の技術】回路基板に電子部品を装着する電子部品
実装は、レール上もしくはベルトコンベア上に回路基板
を載せて搬送する回路基板搬送装置が用いられていた。
このような実装ラインでは、回路基板上にクリーム半田
を印刷し、回路部品の搭載位置に接着剤を塗布し、リフ
ロー炉で半田を溶かして電子部品の実装を行なう。この
場合において、回路基板の両面に電子部品を実装する場
合は、まず一方の面(例えば表面)に電子部品を実装し
た後に、回路基板を反転し、続いてもう一方の面(例え
ば裏面)に電子部品を実装することが行われる。そのた
めに実装ラインの途中に回路基板を反転するための回路
基板反転装置が必要である。 【0003】また、上記のように回路基板の表面と裏面
とに部品を装着する場合、電子部品実装ラインが長いも
のとなり、工場内のスペースによっては、実装ラインを
直線的に配置することが困難になり、回路基板の裏面に
部品を装着する工程を各工場の作業スペースに合わせ
て、実装ラインを途中で屈曲させて設ける必要があっ
た。そのため、上記で説明した回路基板を反転するため
の基板反転装置と併設して回路基板の搬送方向を変更す
ることにより基板旋回装置にて基板の搬送方向を曲げる
ことで、実装ラインの配置を工場の作業スペースに対応
させていた。したがって、基板反転装置とともに基板旋
回装置を導入しなければならず、導入コストが高くなる
という問題があった。 【発明が解決しようとする課題】 【0004】しかし、上記の方法では、基板反転装置と
基板旋回装置との両方を設けることにより、実装ライン
の占有床面積が大きくなる欠点と、また、元々実装ライ
ンの設置スペースが狭いのをカバーするために、基板旋
回装置により、実装ラインを曲げているのに、基板旋回
装置のために、実装ラインの設置スペースが増えるとい
う問題があった。また、基板の表裏面の両方に、電子部
品を実装するラインは、元々占有床面積が大きく、狭い
工場では設置が困難な場合が多く、省スペース化が望ま
れていた。 【0005】さらに、基板反転装置のコンベヤのコンベ
ヤ位置と、併設された基板旋回装置のコンベヤ位置との
調整不良や剛性不足による振動によって基板がずれて、
基板反転装置から基板旋回装置に搬送された場合に基板
搬入部で基板が引っかかり、流れが停止してしまうとい
う課題があった。また、このような状態で基板に無理な
力がかかると、厚みの薄い基板や切り欠きのある基板で
は基板を破損してしまう場合もあった。 【0006】本発明は以上の問題を鑑み、工場内での空
間スペースの省略化と、装置の製作費用削減のため、基
板反転装置と基板旋回装置を一台の装置に一体化するこ
とを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】基板100に電子部品を
装着するための複数の工程を有する電子部品実装設備の
基板搬送経路において、基板を反転するととも搬送方向
を変更する基板反転旋回装置1であって、前記基板の左
右側縁部を支持して該基板を搬入及び搬出するととも
に、基板の左右側縁部を挟持する搬送挟持手段(フレー
ム部20)と、前記搬送挟持手段に挟持された基板が反
転するように前記搬送挟持手段を回転自在に支持する支
持手段(基板反転部A)と、前記搬送挟持手段を回転さ
せて基板を反転させる反転手段30と、前記支持手段を
旋回自在に支持する底部400と、前記支持手段を旋回
させることにより、前記搬送挟持手段による基板の搬送
方向を変更する旋回手段(旋回部B)とを備えることを
特徴とする。 【0008】請求項1記載の発明によれば、基板反転装
置と基板旋回装置を一体にして設けたので、設置スペー
スの削減を図ることができる。また、基板の反転と旋回
を同時に行なうことで、実装工程全体の時間の短縮化が
でき、反転と旋回を同時に行わなくとも、反転と旋回と
を行なった際に、基板の搬入と搬出が1回で可能で時間
の短縮化が可能である。さらに、基板の反転と旋回に際
し、基板の搬出と搬入を行なう搬送手段が一つですむた
めコストダウンを図ることが可能となる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、 本発明による基板反転旋
回装置1について図面を参照しながら説明する。なお、
以下に説明する上下方向とは回路基板搬送面に対して垂
直に直交する方向を指し、左右方向とは回路基板搬送面
に対して平行な平面内で、回路基板搬送方向に直交する
方向を指し、前後方向とは基板搬送方向を指す。本発明
に係る基板反転旋回装置1は、基板100の表基板面1
00aの実装工程を終了後、次工程である裏基板面10
0bに実装を行うために、基板100を180度反転さ
せ、さらに生産ラインを途中で屈曲させて次の実装ライ
ンに基板100を搬送するために旋回を行なうものであ
る。 【0010】図1及び図2に示すように、基板反転旋回
装置1は、基板100の表基板面100aを実装する実
装ラインから搬送されてきた基板100を次工程に所定
の角度だけ旋回させて送り出すための旋回部Bと、該旋
回部Bの上部に設けられ、基板100を180度反転さ
せるための基板反転部Aとからなる。図1に示すよう
に、旋回部Bは箱型の土台200と、土台200の上面
に設置される周知のインデキサ300とからなる。この
インデキサ300内には駆動モーターが内蔵されてお
り、水平方向に予め設定された所定の角度だけ旋回可能
である。なお、インデキサ300ではない、シリンダ装
置や回転シリンダ装置、また他のアクチュエータ等を用
いても良い。また、前記土台200の制御ボックス20
0a内には図示しない制御盤が設けられ、インデキサの
回転を制御することができる。 【0011】図1に示すように、基板反転部Aは、側面
がほぼ開口された形状の箱型の形状を有する支持体2を
備え、該支持体2は旋回部Bのインデキサ300の上面
に固定される底部400と、 該底部400に対向する
上部の天井板500とからなり、底部400と天井板5
00はそれぞれの四隅の支柱600により固定されてい
る。支持体2の内部には、基板100を搬送するための
基板搬送装置10と、該基板搬送装置10を左右から挟
んで、摺動自在に取り付けられているフレーム部20
と、フレーム部20のほぼ中央部に取り付けられ、前記
基板搬送装置10の反転のための反転シリンダ25や反
転ベルト26等からなる反転手段、基板100のヘッド
部の位置を検出するための図示しない位置検出手段、基
板搬送装置10の反転時に基板100の落下を防止する
ための基板ストッパー15等から構成される。 【0012】また図1に示すように底部400の左側に
は長方形状の側板60が設けられ、側板60にはほぼ中
央部に1箇所の貫通孔61が、また該貫通孔61の前後
にそれぞれ1箇所ずつの貫通孔62、63が設けられ、
図示しない右側の側板にも左右対称な位置に貫通孔が設
けられる。側板60の中央部に設けた貫通孔61には左
右方向に棒状の反転軸80が回転可能に架け渡されてい
る。また、中央部に設けた貫通孔61の前後に設けた貫
通孔62、63には左右方向に棒状のネジ軸80a、8
0bが架け渡される。このネジ軸80a、80bには所
定の区間にネジ81a、81bが形成されている。そし
て、ネジ軸80a、80bは台形ネジとなっている。ま
た、ナットとの摩擦を小さくするために通常ボールネジ
を用いても良い。 【0013】前記の側板60に設けたそれぞれの貫通孔
61、62、63に軸受板61a、62a、63aを設
置し、前記ネジ軸80a、80bの両端が側板上の軸受
板61a、62a、63aへ各々回動自在に軸支して固
定され、前記ネジ軸80a、80bの先端部分は側板6
0から突出した状態に設けられ、 前後のネジ軸80
a、80bの計4箇所の先端部分は例えば六角形状に形
成されている。さらに、それぞれのネジ軸80a、80
bの側板60近傍にはネジ軸80a、80b回りにスプ
ロケットが設けられており、前後の2つのネジ軸80
a、80b間のスプロケットの歯にチェーン90を巻き
掛けている。 【0014】前記底部400の左右側には、前記側板6
0を補強するための補強板65、66が設けられる。こ
の補強板65、66は断面形状L字型を有し、前記底部
400と側板60に垂直に当接されて固定される。上部
の天井板500の左右には、下端部が下方に向かってほ
ぼL字状に折曲された係止片51、52が、前後に2箇
所ずつ形成されている。また、前記の天井板500に設
けた係止片51、52には、前後に2本のガイド軸4
1、42が左右方向に架け渡され、 前記ガイド軸4
1、42の両端部が係止片51、52に固定される。前
記底部400の左右に設けた側板60には前記の上部に
設けたガイド軸41、42と上下対称な位置に、前後に
2本のガイド軸43、44が左右方向に架け渡される。
前記底部400に設けたガイド軸41、42の両端部は
側板60に固定される。 【0015】図1に示すように、後述する基板搬送装置
10を挟む状態に左右対称にフレーム部20が設けられ
ている。図1に示すように前記フレーム部20は、長尺
状の板体からなり、前後に対向する位置に設けられる一
対の支持プレート28、29と、前記の前後の支持プレ
ート28、29間に、基板搬送装置10を支持及び反転
させる反転手段30を備えた支持梁13が前記底部40
0と平行に該支持プレート28、29間に架け渡され
る。また、前記の各支持プレート28、29の上下の両
端部分には後述する直方体状の摺動部材11a、11
b、12a、12bが固定される。 【0016】前記支持プレート28、29の下部に設け
られる摺動部材12a、12bは、前記支持プレート2
8、29の下端部を挟むような状態に前後に取り付けら
れ、それぞれの摺動部材12a、12bは2つの貫通孔
を有し、摺動部材12a、12bの片側の貫通孔には直
径が前記ガイド軸41、42の直径よりやや大きく設け
られ、また内部の表面は平滑な状態で、内部にガイド軸
41、42が挿通されている。また、他方の貫通孔の内
部にはネジが切られており、この貫通孔には、前記のネ
ジ軸80a、80bが挿通され、この状態で前記のフレ
ーム部20がネジ軸80a、80b及びガイド軸41、
42に沿って左右方向に移動できるようになっている。
また、上部の天井部500に設けられる摺動部材11
a、11bは、支持プレート28、29の上端部の片側
に設けられるもので、貫通孔を有し内部の表面は平滑な
状態で、内部にガイド軸43、44が挿通される。 【0017】前記支持梁13の中間部には、後述する基
板搬送装置10を支持及び反転させるための反転手段3
0が設けられる。この反転手段30は左側にも左右対称
な位置に設けられる。図3に示すように、反転手段30
は前記支持梁13上に形成した断面形状L字型をした支
柱23が形成され、回転軸21が支持梁13の上面に結
合された支柱23の上端の軸受部に回転可能に結合され
ており、一方の端部が反転シリンダ25に連結された構
成となっている。また、回転軸21の他方の端部は内部
にリニアベアリングが組み込まれている矩形状のコンベ
アブラケット24を介して後述するコンベアフレーム3
5に固定されている。 【0018】また、前記回転軸21の先端の取り付けた
反転シリンダ25と前記支柱23のほぼ中間位置には第
1プーリ22が取り付けられ、また、第1プーリ22か
ら垂直下方位置には、反転軸80に第2プーリ27が取
り付けられる。そして第1プーリ22には反転ベルト2
6が掛けられ、下部の反転軸80に設けた第2プーリ2
7に掛けられる。また、前記第2プーリ27と反転軸8
0は完全に固定せず、前記反転軸80に粗目状の凹凸部
を設けて第2プーリ27が左右方向に摺動自在に設けら
れている。反転ベルト26は、タイミングベルトを用い
ても良い。 【0019】また、前記支持プレート28、29の支持
梁13からやや下方に離れた位置に、長尺状の補助プレ
ート41を前後の支持プレート28、29に挟まれる位
置に設ける。そして、前記補助プレート41には、前記
反転ベルト26が撓まないように、テンションプーリ4
1aが回動自在かつ反転ベルト26に嵌合するように備
えられている。 【0020】基板搬送装置10は図1に示すように、前
記反転手段30の回転軸21に断面コ字状の溝部が前後
に渡って形成されるコンベアフレーム35が固定され
る。このコンベアフレーム35の前端部には基板搬送モ
ータ36が取付けられており、基板搬送モータ36に回
転軸が取り付けられ、駆動ギア37を介して、前記コン
ベアフレーム35の前端部の上下に設けた駆動プーリ3
8に噛み合っている。また、コンベアフレーム35の溝
部を挟んだ上下には、前後方向に複数個の回転可能なプ
ーリ39が適宜な間隔を開けて取り付けられており、プ
ーリ39には2本のベルト40が上下に基板100が通
過できる隙間を設けて向かい合うようにかけられてい
る。 【0021】また、この基板搬送装置10の基板100
の搬入側端部および搬出側端部には基板100の搬入及
び搬出を検知する検知手段としての図示しない搬入検知
センサと図示しない搬出検知センサとが設けられてい
る。基板100の進行方向に対し基板搬送装置10の出
口側には基板ストッパー15が取り付けられている。
前記の基板ストッパー15はL字型をした金属棒からな
り、基板ストッパー15の基部が回転シリンダ16と接
続されている。 【0022】基板100の左右方向の幅に合わせ、左右
のコンベアフレーム35の幅の変更が可能である。上記
で説明したように、搬送方向左側のフレーム部20は、
支持プレート28、29、支持梁13、反転手段30、
コンベアフレーム35等を一体として上下に設けた摺動
部材にて固定されている。そして、前記フレーム部20
を搬送方向の左右に移動させることで、左右のコンベア
フレーム35間の変更が可能となる。この場合、上述し
たように前記反転軸80に設けた第2プーリ27は左右
方向に摺動可能であるため、前記フレーム部20の移動
距離に合わせて、第1プーリ22の鉛直下に位置するよ
うに移動させる。 【0023】また前記フレーム部20を左右方向に移動
させるには、前後2本の回転軸80a、80bのうち一
方の回転軸80aの片端部に形成された六角軸手動ハン
ドル85を嵌め、回転(例えば時計回り)させることに
より回転軸80a、80bが回転する。この際、前後の
回転軸80a、80bはチェーン90にて繋がれてお
り、一方の回転軸80aが回転すると同時に前記チェー
ン90を介して他方の回転軸80bが回転する。そし
て、回転によってフレーム部20が例えば底部400の
左端部方向に向かって移動する。前記フレーム部20
は、手動ハンドル85の回転量に応じて移動量を自在に
変更可能である。 【0024】また手動ハンドル85を逆方向に回転(例
えば反時計回り)させれば、一方の回転軸80aが上記
で説明した回転方向と反対方向(反時計回り)に回転
し、フレーム部20が右側端部方向に移動する。上記で
説明したように構成されているので、基板幅に合わせ
て、基板搬送装置10をこれら摺動部材が移動すること
によりフレーム部20が底部400の端部方向に移動可
能となっている。 【0025】以上のように構成された本実施例による基
板反転装置及び旋回装置1について、以下その動作を説
明する。基板100の表面を実装する工程より送られて
きた基板100は、基板搬送モータ36の駆動により、
フレーム部20に設けられた、コンベアフレーム35の
上下のベルト40に、基板100の左右の両端部が挟持
され搬送される。 【0026】そして、前工程より送られてきた基板10
0の先端を、コンベヤフレーム35の入口に取り付けた
センサーが検知すると、基板搬送モータ36が回転を始
め、ベルト40に挟まれながら基板100は搬入され、
センサーが基板100の終端部の位置を検知すると基板
搬送モータ36が停止し、同時にベルト40の移動が停
止する。次に上記で説明したように、基板搬送装置10
の出口側の反転シリンダ16が駆動し、基板ストッパー
15の先端部分が搬送方向に平行な位置の状態から、搬
送方向に垂直な方向に起立する。 【0027】前記の基板ストッパー15が完全に搬送方
向と垂直な方向に回転後、次いで、反転手段30のコン
ベアフレーム35がX方向に回転し始める。反転手段3
0の反転シリンダ25の駆動により回転軸21が180
度回転すると、それにともない第1プーリ22が180
度回転し、反転ベルト26を介して鉛直下に設けた第2
プーリ27が180度回転する。また、前記反転手段3
0は下部の反転軸80の、右側に設けた図示しない第2
プーリを介して連動されるので、上記の動作により、反
転手段30に接合されたコンベアフレーム35が左右一
体となり反転する。 【0028】コンベアフレーム35の回転の際、基板1
00は基板ストッパー15の先端部分とコンベアフレー
ム35に設けた上下の2本のベルト40で挟まれている
ので、X方向に回転した場合、基板ストッパー15の先
端部分で、基板100の先端部を支える状態になるの
で、落下や位置ずれを防止することができる。反転が終
了したら基板搬送装置10の出口側の反転シリンダ16
が駆動し、基板ストッパー15の先端部分が搬送方向に
垂直な位置の状態から、搬送方向に平行な方向に戻る。 【0029】コンベアフレーム35が180度反転した
後、次いで旋回部Bにて上部の基板反転部Aを水平方向
の所定の位置に旋回する。そして、コンベアフレーム3
5が次工程のコンベアと直線方向に達すると、旋回が停
止する。そして、基板搬送装置10の基板搬送モータ3
6が上記で説明した回転方向と逆方向に回転し、これと
ともにベルト40も逆方向に移動する。 【0030】なお、反転部Aと旋回部Bとを同時に動作
させ、基板100の反転と基板の搬送方向の変換を同時
に行なっても良い。 【0031】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、基板反転
装置と基板旋回装置を一体にして設けたので、設置スペ
ースの削減を図ることができる。また、基板の反転と旋
回を同時に行なうことで、実装工程全体の時間の短縮化
ができ、反転と旋回を同時に行わなくとも、反転と旋回
とを行なった際に、基板の搬入と搬出が1回で可能で時
間の短縮化が可能である。さらに、基板の反転と旋回に
際し、基板の搬出と搬入を行なう搬送手段が一つですむ
ためコストダウンを図ることが可能となる。 【0032】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る基板反転旋回装置における斜視図
である。 【図2】本発明に係る基板反転旋回装置における垂直断
面図である。 【図3】上記における反転手段の拡大図である。 【符号の説明】 1 基板反転旋回装置 A 基板反転部(支持手
段) B 旋回部(旋回手段) 10 基板搬送装置(搬送
挟持手段) 15 基板ストッパー 20 フレーム部 25 反転シリンダ 26 反転ベルト 30 反転手段 35 コンベアフレーム 40 ベルト 80 反転軸 100 基板 200 支持体 300 インデキサ 400 底部 500 天井板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】基板に電子部品を装着するための複数の工
    程を有する電子部品実装設備の基板搬送経路において、
    基板を反転するととも搬送方向を変更する基板反転旋回
    装置であって、 前記基板の左右側縁部を支持して該基板を搬入及び搬出
    するとともに、基板の左右側縁部を挟持する搬送挟持手
    段と、 前記搬送挟持手段に挟持された基板が反転するように前
    記搬送挟持手段を回転自在に支持する支持手段と、 前記搬送挟持手段を回転させて基板を反転させる反転手
    段と、 前記支持手段を旋回自在に支持する底部と、 前記支持手段を旋回させることにより、前記搬送手段に
    よる基板の搬送方向を変更する旋回手段とを備えること
    を特徴とする基板反転旋回装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114828416A (zh) * 2022-04-18 2022-07-29 长鸿电子科技(惠州)有限公司 一种pcb线路板固定加工设备

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CN114828416A (zh) * 2022-04-18 2022-07-29 长鸿电子科技(惠州)有限公司 一种pcb线路板固定加工设备

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