JP2003069028A - 薄膜トランジスタパネル - Google Patents

薄膜トランジスタパネル

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JP2003069028A
JP2003069028A JP2001255665A JP2001255665A JP2003069028A JP 2003069028 A JP2003069028 A JP 2003069028A JP 2001255665 A JP2001255665 A JP 2001255665A JP 2001255665 A JP2001255665 A JP 2001255665A JP 2003069028 A JP2003069028 A JP 2003069028A
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thin film
film transistor
gate electrode
electrostatic protection
electrode
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JP2001255665A
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Hiroshi Matsumoto
広 松本
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薄膜トランジスタからなるスイッチング素子
の静電破壊を薄膜トランジスタからなる静電保護素子で
防止するようにした薄膜トランジスタパネルにおいて、
静電保護素子を構成する薄膜トランジスタの加工時間を
短縮し、且つ、そのサイズを小さくする。 【解決手段】 静電保護素子を構成する薄膜トランジス
タ61Bでは、ゲート電極62bとドレイン電極69b
とを接続している。この場合、薄膜トランジスタ61B
はコプラナー型であり、オーバーコート膜70上にゲー
ト電極62bが設けられている。従って、逆スタガー型
(ガラス基板41上に設けられたゲート電極を半導体薄
膜64bの外側に延出させ、この延出部とドレイン電極
69bとを接続する構造)である場合と比較して、オー
バーコート膜70にのみ、ゲート電極62bとドレイン
電極69bとを接続するためのコンタクトホール72を
形成すればよい。また、ゲート電極62bは半導体薄膜
64b上にのみ設ければよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は薄膜トランジスタ
パネルに関し、特に、薄膜トランジスタからなるスイッ
チング素子の静電破壊を薄膜トランジスタからなる静電
保護素子で防止するようにした薄膜トランジスタパネル
に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置の薄膜トランジスタパネル
には、マトリクス状に配置された複数の画素電極にそれ
ぞれ接続された薄膜トランジスタからなるスイッチング
素子の静電破壊を、並列に接続された2つの薄膜トラン
ジスタからなる静電保護素子で防止するようにしたもの
がある。
【0003】図6は従来のこのような薄膜トランジスタ
パネルの一例の一部の等価回路的平面図を示したもので
ある。この薄膜トランジスタパネルはガラス基板1を備
えている。
【0004】ガラス基板1上には、マトリクス状に配置
された複数の画素電極2と、これらの画素電極2にそれ
ぞれ接続された薄膜トランジスタからなるスイッチング
素子3と、行方向に延ばされ、スイッチング素子3に走
査信号を供給するための複数の走査線4と、列方向に延
ばされ、スイッチング素子3にデータ信号を供給するた
めの複数のデータ線5と、行方向に延ばされ、画素電極
2との間で補助容量部Csを形成する複数の補助容量線
6とが設けられている。
【0005】また、ガラス基板1上には、複数の画素電
極2の配置領域からなる表示領域の周囲に配置された短
絡リング7と、短絡リング7の左辺部および右辺部の外
側において短絡リング7と走査線4とにそれぞれ並列に
接続された各2つずつの薄膜トランジスタからなる静電
保護素子8と、短絡リング7の上辺部および下辺部の外
側において短絡リング7とデータ線5とにそれぞれ並列
に接続された各2つずつの薄膜トランジスタからなる静
電保護素子9とが設けられている。
【0006】各走査線4の一端および各データ線5の一
端は接続端子10、11に接続されている。この場合、
各走査線4の一端に接続された接続端子10には陽極酸
化用給電線12の一端が接続されている。陽極酸化用給
電線12の他端はガラス基板1の端縁まで延ばされてい
る。陽極酸化用給電線12は、走査線4等の表面に陽極
酸化膜を形成するためのものである。各補助容量線6の
両端は短絡リング7に接続されている。
【0007】次に、この薄膜トランジスタパネルの静電
保護素子8、9の動作について説明する。この場合、静
電保護素子8、9の動作は同じであるので、静電保護素
子9の動作について、図7を参照して説明する。
【0008】図7において、静電保護素子9は、並列に
接続された2つの薄膜トランジスタ13、14からなっ
ている。一方の薄膜トランジスタ13のゲート電極Gお
よびドレイン電極Dはデータ線5に接続され、ソース電
極Sは短絡リング7に接続されている。他方の薄膜トラ
ンジスタ14のゲート電極Gおよびドレイン電極Dは短
絡リング7に接続され、ソース電極Sはデータ線5に接
続されている。
【0009】さて、今、図7に示す1本のデータ線5が
静電気により高電位になったとする。すると、ドレイン
電極Dとゲート電極Gがデータ線5に接続されている一
方の薄膜トランジスタ13がオン状態となり、データ線
5から短絡リング7に電流が流れ、短絡リング7がデー
タ線5と同電位となる。短絡リング7がデータ線5と同
電位となって高電位になると、ドレイン電極Dとゲート
電極Gが短絡リング7に接続されている他方の薄膜トラ
ンジスタ14がオン状態となる。
【0010】この場合、他方の薄膜トランジスタ14が
オン状態になるということは、図6に示す残りのすべて
の静電保護素子9の他方の薄膜トランジスタおよびもう
一方のすべての静電保護素子8の他方の薄膜トランジス
タがオン状態になるということである。すると、短絡リ
ング7から残りのすべてのデータ線5およびすべての走
査線4に電流が流れる。また、短絡リング7からすべて
の補助容量線6にも電流が流れる。
【0011】このようにして、いずれか1本または複数
本のデータ線5が静電気により高電位となった場合に
は、この高電位となったデータ線5から短絡リング7、
残りのすべてのデータ線5、すべての走査線4およびす
べての補助容量線6に電流が流れ、これらが同電位で低
電位となる。これにより、静電気により高電位となった
データ線5に接続された薄膜トランジスタからなるスイ
ッチング素子3の静電破壊が防止される。また、いずれ
か1本または複数本の走査線4が静電気により高電位と
なった場合も同様である。
【0012】次に、この薄膜トランジスタパネルのスイ
ッチング素子3および静電保護素子8、9を構成する薄
膜トランジスタの具体的な構造について、図8を参照し
て説明する。この場合、図8の左側にはスイッチング素
子3を構成する薄膜トランジスタ21Aを図示し、右側
には静電保護素子8、9を構成する2つの同一構造の薄
膜トランジスタのうちの一方の薄膜トランジスタ21B
を図示している。
【0013】まず、スイッチング素子3を構成する薄膜
トランジスタ21Aについて説明する。ガラス基板1の
上面の所定の箇所には、図6に示す走査線4から延出さ
れたゲート電極22aが設けられている。ゲート電極2
2a等を含むガラス基板1の上面全体にはゲート絶縁膜
23が設けられている。
【0014】ゲート電極22a上におけるゲート絶縁膜
23の上面の所定の箇所には真性アモルファスシリコン
からなる半導体薄膜24aが設けられている。半導体薄
膜24aの上面ほぼ中央部にはチャネル保護膜25aが
設けられている。チャネル保護膜25aの上面両側およ
びその両側における半導体薄膜24aの上面にはn型ア
モルファスシリコンからなるオーミックコンタクト層2
6a、27aが設けられている。
【0015】一方のオーミックコンタクト層26aの上
面にはソース電極28aが設けられている。他方のオー
ミックコンタクト層27aの上面にはドレイン電極29
aが設けられている。両電極28a、29a等を含むゲ
ート絶縁膜23の上面全体にはオーバーコート膜30が
設けられている。
【0016】オーバーコート膜30のソース電極28a
の所定の箇所に対応する部分にはコンタクトホール31
が設けられている。オーバーコート膜30の上面の所定
の箇所にはITOからなる画素電極2が設けられてい
る。画素電極2はコンタクトホール31を介してソース
電極28aに接続されている。
【0017】そして、スイッチング素子3を構成する薄
膜トランジスタ21Aは、ゲート電極22a、ゲート絶
縁膜23、半導体薄膜24a、チャネル保護膜25a、
オーミックコンタクト層26a、27a、ソース電極2
8aおよびドレイン電極29aにより構成されている。
【0018】次に、静電保護素子8、9を構成する薄膜
トランジスタ21Bについて説明する。ガラス基板1の
上面の所定の箇所には、例えば図6に示す短絡リング7
から延出されたゲート電極22bが設けられている。ゲ
ート電極22b等を含むガラス基板1の上面全体にはゲ
ート絶縁膜23が設けられている。ゲート電極22b上
におけるゲート絶縁膜23の上面の所定の箇所には真性
アモルファスシリコンからなる半導体薄膜24bが設け
られている。
【0019】ここで、スイッチング素子3を構成する薄
膜トランジスタ21Aのゲート電極22aは図8では半
導体薄膜24a下にのみ設けられている。これに対し、
静電保護素子8、9を構成する薄膜トランジスタ21B
のゲート電極22bは図8では半導体薄膜24bの右側
に延出されている。その理由は、後述するが、図7を参
照して説明すると、薄膜トランジスタ13、14のゲー
ト電極Gとドレイン電極Dとを接続するためである。
【0020】半導体薄膜24bの上面ほぼ中央部にはチ
ャネル保護膜25bが設けられている。チャネル保護膜
25bの上面両側およびその両側における半導体薄膜2
4bの上面にはn型アモルファスシリコンからなるオー
ミックコンタクト層26b、27bが設けられている。
【0021】この場合、図8では、オーミックコンタク
ト層26b、27bは、左側の薄膜トランジスタ21A
のオーミックコンタクト層26a、27aの配置と左右
方向で逆となっている。そして、一方のオーミックコン
タクト層26bの上面にはソース電極28bが設けられ
ている。他方のオーミックコンタクト層27bの上面に
はドレイン電極29bが設けられている。両電極28
b、29b等を含むゲート絶縁膜23の上面全体にはオ
ーバーコート膜30が設けられている。
【0022】オーバーコート膜30のドレイン電極29
bの所定の箇所に対応する部分にはコンタクトホール3
2が設けられている。また、オーバーコート膜30およ
びゲート絶縁膜23のゲート電極22bの所定の箇所
(すなわち、図8においてゲート電極22bの半導体薄
膜24bの右側に延出された延出部)に対応する部分に
はコンタクトホール33が設けられている。
【0023】オーバーコート膜30の上面の所定の箇所
には、画素電極2と同一の材料であるITOからなる接
続電極34が設けられている。接続電極34はコンタク
トホール32、33を介してドレイン電極29bおよび
ゲート電極22bに接続されている。すなわち、図7に
示す薄膜トランジスタ13、14のドレイン電極Dとゲ
ート電極Gは、上記接続電極34を介して接続されてい
る。
【0024】そして、静電保護素子8、9を構成する薄
膜トランジスタ21Bは、ゲート電極22b、ゲート絶
縁膜23、半導体薄膜24b、チャネル保護膜25b、
オーミックコンタクト層26b、27b、ソース電極2
8b、ドレイン電極29bおよび接続電極34により構
成されている。
【0025】ところで、静電保護素子8、9を構成する
薄膜トランジスタ21Bの場合には、ドレイン電極29
bとゲート電極22bとの間に半導体薄膜24bが存在
するため、ドレイン電極29bとゲート電極22bとを
接続するには、上述の如く、ゲート電極22bを半導体
薄膜24bの外側に延出させ、この延出部に対応する部
分におけるオーバーコート膜30およびゲート絶縁膜2
3にコンタクトホール33を設け、またドレイン電極2
9bの所定の箇所に対応する部分におけるオーバーコー
ト膜30にコンタクトホール32を設け、そしてオーバ
ーコート膜30上に接続電極34をコンタクトホール3
2、33を介してドレイン電極29bおよびゲート電極
22bに接続させて設けている。
【0026】この場合、コンタクトホール32、33
は、画素電極2をスイッチング素子3を構成する薄膜ト
ランジスタ21Aのソース電極28aに接続するための
コンタクトホール31をドライエッチングにより形成す
るとき、同時に形成される。また、接続電極34は、画
素電極2をITOによりパターン形成するとき、同時に
形成される。従って、製造工程数が増加することはな
い。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、静電保
護素子8、9を構成する薄膜トランジスタ21Bにおい
て、接続電極34とゲート電極22bとを接続するため
のコンタクトホール33はオーバーコート膜30および
ゲート絶縁膜23に形成しているため、オーバーコート
膜30に他のコンタクトホール31、32を形成した後
においても、ドライエッチングを続行しなければなら
ず、加工時間が長くなってしまうという問題があった。
【0028】また、静電保護素子8、9を構成する薄膜
トランジスタ21Bでは、ドレイン電極29bとゲート
電極22bとを接続するために、ゲート電極22bを半
導体薄膜24bの外側に延出させているので、スイッチ
ング素子3を構成する薄膜トランジスタ21Aと比較し
て、サイズが大きくなってしまう。この場合、静電保護
素子8、9を構成する薄膜トランジスタ21Bは、図6
に示すように、複数の画素電極2の配置領域からなる表
示領域の外側に配置されているので、そのサイズが大き
くなると、額縁の幅が大きくなってしまうという問題が
あった。
【0029】この発明の課題は、静電保護素子を構成す
る薄膜トランジスタの加工時間を短縮し、且つ、静電保
護素子を構成する薄膜トランジスタのサイズを小さくす
ることである。
【0030】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、マトリクス状に配置された複数の表示要素にそれぞ
れ接続された薄膜トランジスタからなるスイッチング素
子の静電破壊を薄膜トランジスタからなる静電保護素子
で防止するようにした薄膜トランジスタパネルにおい
て、前記静電保護素子を構成する薄膜トランジスタがコ
プラナー型であることを特徴とするものである。請求項
2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前
記静電保護素子は、それぞれ、ドレイン電極がゲート電
極に接続された2つの薄膜トランジスタが並列に接続さ
れた構成を有することを特徴とするものである。請求項
3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前
記静電保護素子は、それぞれ、ドレイン電極がゲート電
極に接続された2つの薄膜トランジスタが直列に接続さ
れた構成を有することを特徴とするものである。請求項
4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明にお
いて、前記表示要素はオーバーコート膜上に設けられた
画素電極からなり、前記静電保護素子のゲート電極は前
記オーバーコート膜上に前記画素電極と同一の材料によ
って形成されていることを特徴とするものである。請求
項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、
前記静電保護素子のゲート電極は前記オーバーコート膜
下に設けられた前記ドレイン電極に前記オーバーコート
膜に設けられたコンタクトホールを介して接続されてい
ることを特徴とするものである。請求項6に記載の発明
は、請求項5に記載の発明において、前記スイッチング
素子を構成する薄膜トランジスタは逆スタガー型である
ことを特徴とするものである。請求項7に記載の発明
は、請求項5に記載の発明において、前記スイッチング
素子を構成する薄膜トランジスタはコプラナー型である
ことを特徴とするものである。請求項8に記載の発明
は、請求項7に記載の発明において、前記スイッチング
素子のゲート電極は前記オーバーコート膜上に前記画素
電極と同一の材料によって形成されていることを特徴と
するものである。そして、この発明によれば、静電保護
素子を構成する薄膜トランジスタをコプラナー型として
いるので、半導体薄膜上にドレイン電極およびゲート電
極が存在し、従って半導体薄膜上においてドレイン電極
とゲート電極とを接続することができ、これにより静電
保護素子を構成する薄膜トランジスタの加工時間を短縮
することができ、また静電保護素子を構成する薄膜トラ
ンジスタのサイズを小さくすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態と
しての薄膜トランジスタパネルの一部の等価回路的平面
図を示したものである。この薄膜トランジスタパネルは
ガラス基板41を備えている。
【0032】ガラス基板41上には、マトリクス状に配
置された複数の画素電極(表示要素)42と、これらの
画素電極42にそれぞれ接続された薄膜トランジスタか
らなるスイッチング素子43と、行方向に延ばされ、ス
イッチング素子43に走査信号を供給するための複数の
走査線44と、列方向に延ばされ、スイッチング素子4
3にデータ信号を供給するための複数のデータ線45
と、行方向に延ばされ、画素電極42との間で補助容量
部Csを形成する複数の補助容量線46とが設けられて
いる。
【0033】また、ガラス基板41上には、複数の画素
電極42の配置領域からなる表示領域の周囲に配置され
た短絡リング47と、短絡リング47の左辺部および右
辺部の外側において短絡リング47と走査線44とにそ
れぞれ並列に接続された各2つずつの薄膜トランジスタ
からなる静電保護素子48と、短絡リング47の上辺部
および下辺部の外側において短絡リング47とデータ線
45とにそれぞれ並列に接続された各2つずつの薄膜ト
ランジスタからなる静電保護素子49とが設けられてい
る。
【0034】各走査線44の一端および各データ線45
の一端は接続端子50、51に接続されている。この場
合、各走査線44の一端に接続された接続端子50には
陽極酸化用給電線52の一端が接続されている。陽極酸
化用給電線52の他端はガラス基板41の端縁まで延ば
されている。陽極酸化用給電線52は、走査線44等の
表面に陽極酸化膜を形成するためのものである。各補助
容量線46の両端は短絡リング47に接続されている。
【0035】次に、この薄膜トランジスタパネルの静電
保護素子48、49の動作について説明する。この場
合、静電保護素子48、49の動作は同じであるので、
静電保護素子49の動作について、図2を参照して説明
する。
【0036】図2において、静電保護素子49は、並列
に接続された2つの薄膜トランジスタ53、54からな
っている。一方の薄膜トランジスタ53のゲート電極G
およびドレイン電極Dはデータ線45に接続され、ソー
ス電極Sは短絡リング47に接続されている。他方の薄
膜トランジスタ54のゲート電極Gおよびドレイン電極
Dは短絡リング47に接続され、ソース電極Sはデータ
線45に接続されている。
【0037】さて、今、図2に示す1本のデータ線45
が静電気により高電位になったとする。すると、ドレイ
ン電極Dとゲート電極Gがデータ線45に接続されてい
る一方の薄膜トランジスタ53がオン状態となり、デー
タ線45から短絡リング47に電流が流れ、短絡リング
47がデータ線45と同電位となる。短絡リング47が
データ線45と同電位となって高電位になると、ドレイ
ン電極Dとゲート電極Gが短絡リング47に接続されて
いる他方の薄膜トランジスタ54がオン状態となる。
【0038】この場合、他方の薄膜トランジスタ54が
オン状態になるということは、図1に示す残りのすべて
の静電保護素子49の他方の薄膜トランジスタおよびも
う一方のすべての静電保護素子48の他方の薄膜トラン
ジスタがオン状態になるということである。すると、短
絡リング47から残りのすべてのデータ線45およびす
べての走査線44に電流が流れる。また、短絡リング4
7からすべての補助容量線46にも電流が流れる。
【0039】このようにして、いずれか1本または複数
本のデータ線45が静電気により高電位となった場合に
は、この高電位となったデータ線45から短絡リング4
7、残りのすべてのデータ線45、すべての走査線44
およびすべての補助容量線46に電流が流れ、これらが
同電位で低電位となる。これにより、静電気により高電
位となったデータ線45に接続された薄膜トランジスタ
からなるスイッチング素子43の静電破壊が防止され
る。また、いずれか1本または複数本の走査線44が静
電気により高電位となった場合も同様である。
【0040】次に、この薄膜トランジスタパネルのスイ
ッチング素子43および静電保護素子48、49を構成
する薄膜トランジスタの具体的な構造について、図3を
参照して説明する。この場合、図3の左側にはスイッチ
ング素子43を構成する薄膜トランジスタ61Aを図示
し、右側には静電保護素子48、49を構成する2つの
同一構造の薄膜トランジスタのうちの一方の薄膜トラン
ジスタ61Bを図示している。
【0041】まず、スイッチング素子43を構成する薄
膜トランジスタ61Aについて説明する。ガラス基板4
1の上面の所定の箇所には、図1に示す走査線44から
延出されたゲート電極62aが設けられている。ゲート
電極62a等を含むガラス基板41の上面全体にはゲー
ト絶縁膜63が設けられている。
【0042】ゲート電極62a上におけるゲート絶縁膜
63の上面の所定の箇所には真性アモルファスシリコン
からなる半導体薄膜64aが設けられている。半導体薄
膜64aの上面ほぼ中央部にはチャネル保護膜65aが
設けられている。チャネル保護膜65aの上面両側およ
びその両側における半導体薄膜64aの上面にはn型ア
モルファスシリコンからなるオーミックコンタクト層6
6a、67aが設けられている。
【0043】一方のオーミックコンタクト層66aの上
面にはソース電極68aが設けられている。他方のオー
ミックコンタクト層67aの上面にはドレイン電極69
aが設けられている。両電極28a、29a等を含むゲ
ート絶縁膜63の上面全体にはオーバーコート膜70が
設けられている。
【0044】オーバーコート膜70のソース電極68a
の所定の箇所に対応する部分にはコンタクトホール71
が設けられている。オーバーコート膜70の上面の所定
の箇所にはITOからなる画素電極42が設けられてい
る。画素電極42はコンタクトホール71を介してソー
ス電極68aに接続されている。
【0045】そして、スイッチング素子43を構成する
薄膜トランジスタ61Aは、ゲート電極62a、ゲート
絶縁膜63、半導体薄膜64a、チャネル保護膜65
a、オーミックコンタクト層66a、67a、ソース電
極68aおよびドレイン電極69aにより構成されてい
る。この場合、半導体薄膜64a下にゲート電極62a
が設けられ、半導体薄膜64a上にソース電極68aお
よびドレイン電極69aが設けられているので、薄膜ト
ランジスタ61Aは逆スタガー型である。
【0046】次に、静電保護素子48、49を構成する
薄膜トランジスタ61Bについて説明する。ガラス基板
41上に設けられたゲート絶縁膜63の上面の所定の箇
所には真性アモルファスシリコンからなる半導体薄膜6
4bが設けられている。半導体薄膜64bの上面ほぼ中
央部にはチャネル保護膜65bが設けられている。チャ
ネル保護膜65bの上面両側およびその両側における半
導体薄膜64bの上面にはn型アモルファスシリコンか
らなるオーミックコンタクト層66b、67bが設けら
れている。
【0047】この場合、図3では、オーミックコンタク
ト層66b、67bは、左側の薄膜トランジスタ61A
のオーミックコンタクト層66a、67aの配置と左右
方向で逆となっている。そして、一方のオーミックコン
タクト層66bの上面にはソース電極68bが設けられ
ている。他方のオーミックコンタクト層67bの上面に
はドレイン電極69bが設けられている。両電極28
b、29b等を含むゲート絶縁膜63の上面全体にはオ
ーバーコート膜70が設けられている。
【0048】オーバーコート膜70のドレイン電極69
bの所定の箇所に対応する部分にはコンタクトホール7
2が設けられている。オーバーコート膜70の上面の所
定の箇所には、画素電極42と同一の材料であるITO
からなるゲート電極62bが設けられている。ゲート電
極62bはコンタクトホール72を介してドレイン電極
69bに接続されている。
【0049】この場合、ゲート電極62bは、そのチャ
ネル長方向の長さが半導体薄膜64bの同方向の長さと
同じかそれよりも短くなっていて、図3において半導体
薄膜64b上にのみ設けられている。また、オーバーコ
ート膜70が実質的なゲート絶縁膜となっている。
【0050】そして、静電保護素子48、49を構成す
る薄膜トランジスタ61Bは、ゲート電極62b、オー
バーコート膜70からなるゲート絶縁膜、半導体薄膜6
4b、チャネル保護膜65b、オーミックコンタクト層
66b、67b、ソース電極68bおよびドレイン電極
69bにより構成されている。この場合、半導体薄膜6
4b上にソース電極68b、ドレイン電極69bおよび
ゲート電極62bが設けられているので、薄膜トランジ
スタ61Bはコプラナー型である。
【0051】ここで、静電保護素子48、49を構成す
る薄膜トランジスタ61Bにおけるコンタクトホール7
2は、画素電極42をスイッチング素子43を構成する
薄膜トランジスタ61Aのソース電極68aに接続する
ためのコンタクトホール71をドライエッチングにより
形成するとき、同時に形成される。また、ゲート電極6
2bは、画素電極42をITOによりパターン形成する
とき、同時に形成される。従って、製造工程数が増加す
ることはない。
【0052】また、コンタクトホール72は、コンタク
トホール71と同様に、オーバーコート膜70にのみ形
成しているので、オーバーコート膜70にコンタクトホ
ール71、72を形成した後にドライエッチングを続行
する必要はない。従って、静電保護素子48、49を構
成する薄膜トランジスタ61Bの加工時間は、スイッチ
ング素子43を構成する薄膜トランジスタ61Aの加工
時間と同じとなり、短縮することができる。
【0053】さらに、ゲート電極62bは、そのチャネ
ル長方向の長さが半導体薄膜64bの同方向の長さと同
じかそれよりも短くなっていて、図3において半導体薄
膜64b上にのみ設けられている。従って、静電保護素
子48、49を構成する薄膜トランジスタ61Bのサイ
ズは、スイッチング素子43を構成する薄膜トランジス
タ61Aのサイズと同じとなり、小さくすることがで
き、ひいては額縁の幅を小さくすることができる。
【0054】なお、上記実施形態では、図3に示すよう
に、スイッチング素子43を構成する薄膜トランジスタ
61Aを逆スタガー型とした場合について説明したが、
これに限らず、例えば図4に示すこの発明の第2実施形
態のように、コプラナー型の薄膜トランジスタ81とし
てもよい。
【0055】次に、このコプラナー型の薄膜トランジス
タ81について説明する。ガラス基板82の上面には絶
縁膜83が設けられている。絶縁膜83の上面の所定の
箇所には真性アモルファスシリコンからなる半導体薄膜
84が設けられている。半導体薄膜84の上面ほぼ中央
部にはチャネル保護膜85が設けられている。チャネル
保護膜85の上面両側およびその両側における半導体薄
膜84の上面にはn型アモルファスシリコンからなるオ
ーミックコンタクト層86、87が設けられている。
【0056】一方のオーミックコンタクト層86の上面
にはソース電極88が設けられている。他方のオーミッ
クコンタクト層87の上面にはドレイン電極89が設け
られている。両電極88、89等を含む絶縁膜83の上
面全体にはオーバーコート膜を兼ねたゲート絶縁膜90
が設けられている。チャネル保護膜85上におけるゲー
ト絶縁膜90の上面の所定の箇所にはITOからなるゲ
ート電極91を含む走査線(図示せず)が設けられてい
る。
【0057】ゲート絶縁膜90のソース電極88の所定
の箇所に対応する部分にはコンタクトホール92が設け
られている。ゲート絶縁膜90の上面の所定の箇所には
ITOからなる画素電極93が設けられている。画素電
極93はコンタクトホール92を介してソース電極88
に接続されている。
【0058】そして、薄膜トランジスタ81は、ゲート
電極91、ゲート絶縁膜90、半導体薄膜84、チャネ
ル保護膜85、オーミックコンタクト層86、87、ソ
ース電極88およびドレイン電極89により構成されて
いる。この場合、半導体薄膜84上にソース電極88、
ドレイン電極89およびゲート電極91が設けられてい
るので、薄膜トランジスタ81はコプラナー型である。
【0059】なお、静電保護素子を構成する薄膜トラン
ジスタ61Bは、図3に示す場合と同じ構造であるの
で、同一部分には同一の符号を付して、その説明を省略
する。ところで、静電保護素子を構成する薄膜トランジ
スタ61Bもコプラナー型であるので、画素電極93接
続用のコンタクトホール92を含めると、両薄膜トラン
ジスタ61B、81を同じ工程で製造することができ
る。
【0060】なお、両薄膜トランジスタ61B、81の
ゲート電極91、62bはITO以外の例えばAlやC
r等の金属によって形成するようにしてもよい。また、
ガラス基板82の上面に半導体薄膜84、64bを直接
設ける場合には、絶縁膜83は省略してもよい。
【0061】また、上記実施形態では、例えば図2に示
すように、静電保護素子49を並列に接続された2つの
薄膜トランジスタ53、54によって構成した場合につ
いて説明したが、これに限らず、例えば図5に示すこの
発明の第3実施形態のように、静電保護素子49を直列
に接続された2つの薄膜トランジスタ53、54によっ
て構成するようにしてもよい。
【0062】この場合、一方の薄膜トランジスタ53の
ゲート電極Gおよびドレイン電極Dはデータ線45に接
続され、ソース電極Sは他方の薄膜トランジスタ54の
ソース電極Sに接続されている。他方の薄膜トランジス
タ54のゲート電極Gおよびドレイン電極Dは短絡リン
グ47に接続されている。
【0063】次に、この静電保護素子49の動作につい
て説明する。今、図5に示す1本のデータ線45が静電
気により高電位になったとする。すると、ドレイン電極
Dとゲート電極Gがデータ線45に接続されている一方
の薄膜トランジスタ53がオン状態となり、次いで他方
の薄膜トランジスタ54が降伏特性により導通し、デー
タ線45から短絡リング47に電流が流れ、短絡リング
47がデータ線45と同電位となる。短絡リング47が
データ線45と同電位となって高電位になると、図示し
ない残りのすべての静電保護素子の他方の薄膜トランジ
スタがオン状態となり、次いで一方の薄膜トランジスタ
が降伏特性により導通する。
【0064】このようにして、いずれか1本または複数
本のデータ線45が静電気により高電位となった場合に
は、この高電位となったデータ線45から短絡リング4
7、残りのすべてのデータ線、すべての走査線およびす
べての補助容量線に電流が流れ、これらが同電位で低電
位となる。これにより、静電気により高電位となったデ
ータ線45に接続された薄膜トランジスタからなるスイ
ッチング素子の静電破壊が防止される。また、いずれか
1本または複数本の走査線が静電気により高電位となっ
た場合も同様である。
【0065】さらに、上記実施形態では、図1に示すよ
うに、静電保護素子48、49を短絡リング47の外側
に設けた場合について説明したが、これに限らず、図示
していないが、静電保護素子48、49を短絡リング4
7の内側において複数の画素電極42の配置領域からな
る表示領域の外側に設けるようにしてもよい。また、本
発明の薄膜トランジスタパネルは、液晶表示装置に限ら
ず、陰極および陽極間にEL素子が形成された表示要素
がマトリクス状に配置されたアクティブマトリクス型の
EL表示装置等、他の表示装置にも適用が可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、静電保護素子を構成する薄膜トランジスタをコプラ
ナー型としているので、半導体薄膜上にドレイン電極お
よびゲート電極が存在し、従って半導体薄膜上において
ドレイン電極とゲート電極とを接続することができ、こ
れにより静電保護素子を構成する薄膜トランジスタの加
工時間を短縮することができ、また静電保護素子を構成
する薄膜トランジスタのサイズを小さくすることがで
き、ひいては額縁の幅を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態としての薄膜トランジ
スタパネルの一部の等価回路的平面図。
【図2】図1に示す静電保護素子の動作を説明するため
に示す等価回路的平面図。
【図3】図1に示すスイッチング素子および静電保護素
子を構成する薄膜トランジスタの具体的な構造の断面
図。
【図4】この発明の第2実施形態におけるスイッチング
素子および静電保護素子を構成する薄膜トランジスタの
具体的な構造の断面図。
【図5】この発明の第3実施形態における静電保護素子
を説明するために示す図2同様の等価回路的平面図。
【図6】従来の薄膜トランジスタパネルの一例の一部の
等価回路的平面図。
【図7】図6に示す静電保護素子の動作を説明するため
に示す等価回路的平面図。
【図8】図6に示すスイッチング素子および静電保護素
子を構成する薄膜トランジスタの具体的な構造の断面
図。
【符号の説明】
41 ガラス基板 42 画素電極 43 スイッチング素子 44 走査線 45 データ線 46 補助容量線 47 短絡リング 48、49 静電保護素子 61A、61B 薄膜トランジスタ 62a、62b ゲート電極 64a、64b 半導体薄膜 68a、68b ソース電極 69a、69b ドレイン電極 70 オーバーコート膜 71、72 コンタクトホール
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 612A Fターム(参考) 2H092 GA12 GA64 JA26 JA46 JA47 JB56 JB79 NA14 5C094 AA31 BA03 BA43 CA19 EA04 EA07 FB14 5F110 AA22 AA26 BB01 CC01 CC07 DD02 DD11 EE03 EE04 EE07 GG02 GG15 GG35 HK09 HK16 HL07 NN02 NN12 NN72 NN73 5G435 AA16 BB12 CC09 EE31 GG31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配置された複数の表示要
    素にそれぞれ接続された薄膜トランジスタからなるスイ
    ッチング素子の静電破壊を薄膜トランジスタからなる静
    電保護素子で防止するようにした薄膜トランジスタパネ
    ルにおいて、前記静電保護素子を構成する薄膜トランジ
    スタがコプラナー型であることを特徴とする薄膜トラン
    ジスタパネル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記静
    電保護素子は、それぞれ、ドレイン電極がゲート電極に
    接続された2つの薄膜トランジスタが並列に接続された
    構成を有することを特徴とする薄膜トランジスタパネ
    ル。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の発明において、前記静
    電保護素子は、それぞれ、ドレイン電極がゲート電極に
    接続された2つの薄膜トランジスタが直列に接続された
    構成を有することを特徴とする薄膜トランジスタパネ
    ル。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の発明におい
    て、前記表示要素はオーバーコート膜上に設けられた画
    素電極からなり、前記静電保護素子のゲート電極は前記
    オーバーコート膜上に前記画素電極と同一の材料によっ
    て形成されていることを特徴とする薄膜トランジスタパ
    ネル。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の発明において、前記静
    電保護素子のゲート電極は前記オーバーコート膜下に設
    けられた前記ドレイン電極に前記オーバーコート膜に設
    けられたコンタクトホールを介して接続されていること
    を特徴とする薄膜トランジスタパネル。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の発明において、前記ス
    イッチング素子を構成する薄膜トランジスタは逆スタガ
    ー型であることを特徴とする薄膜トランジスタパネル。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の発明において、前記ス
    イッチング素子を構成する薄膜トランジスタはコプラナ
    ー型であることを特徴とする薄膜トランジスタパネル。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の発明において、前記ス
    イッチング素子のゲート電極は前記オーバーコート膜上
    に前記画素電極と同一の材料によって形成されているこ
    とを特徴とする薄膜トランジスタパネル。
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