JP2003069007A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその製造方法

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JP2003069007A
JP2003069007A JP2001254929A JP2001254929A JP2003069007A JP 2003069007 A JP2003069007 A JP 2003069007A JP 2001254929 A JP2001254929 A JP 2001254929A JP 2001254929 A JP2001254929 A JP 2001254929A JP 2003069007 A JP2003069007 A JP 2003069007A
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light receiving
film
unit
solid
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JP2001254929A
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English (en)
Inventor
Yuji Matsuda
祐二 松田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受光部内の開口領域全域の反射を抑制するこ
とができ、入射する光の反射を十分に抑制することがで
きる固体撮像装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 光電変換機能を有する受光部11と受光
部11で発生した信号電荷を転送する転送部12とを一
単位とする画素部と、受光部11上に開口領域18aを
有する状態で画素部の表面上部に位置し転送部12への
光入射を遮光する遮光部18とを備えた固体撮像装置を
製造する際に、遮光部18をマスクとして、受光部11
の表面材料に受光部11の表面材料の屈折率を変化させ
る物質を注入し、受光部11の表面での光反射を低減さ
せる反射防止膜層20を自己整合的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像装置およ
びその製造方法に関するものであり、さらに詳しくは、
受光部上方に反射防止膜を設けることにより、反射光を
減少させて感度を向上させた固体撮像装置およびその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の固体撮像装置およびその製
造方法について、図面を参照しながら説明する。
【0003】図12〜図17は従来のCCD撮像装置の
製造方法の概要を断面方向から示す工程図である(特開
平11−233750号公報参照)。
【0004】まず、p型シリコン基板10内に、n型不
純物領域である受光部11が、電荷転送埋め込みチャン
ネル部12等とともにイオン注入法により形成される。
つぎに、このシリコン基板10上にシリコン酸化膜13
aが熱酸化によって形成される。このときのシリコン酸
化膜13aの膜厚taは、40nm〜80nm程度とさ
れる。
【0005】シリコン酸化膜13a上には、CVD法に
より、シリコン窒化膜13bおよび多結晶シリコン膜1
4が順に形成される。このとき、シリコン窒化膜13b
の膜厚は、20nm〜60nm程度とされ、多結晶シリ
コン膜14の膜厚は、200nm〜600nm程度とさ
れる。シリコン窒化膜13bおよび多結晶シリコン膜1
4の一部は、エッチングにより除去され、受光部11を
含むように開口領域が形成される(図12)。このよう
なパターニングにより、多結晶シリコン膜14はゲート
電極とされ、シリコン酸化膜13aおよびシリコン窒化
膜13bは、ゲート電極とシリコン基板との間の絶縁膜
として機能する。
【0006】つぎに、多結晶シリコン膜14が熱酸化さ
れ、多結晶シリコン膜14上にシリコン酸化膜13cが
形成される。このとき、多結晶シリコン膜14を酸化す
るために供給される雰囲気中の酸素が、シリコン酸化膜
13aを透過してシリコン基板10にも到達するため、
上記開口領域のシリコン基板10も同時に酸化され、シ
リコン酸化膜13aの膜厚が増加することになる(図1
3)。増加した膜厚tbは、通常、60nm〜100n
m程度となる。
【0007】つぎに、エッチングにより、シリコン酸化
膜13a,13cの膜厚を減少させる工程が実施される
(図14)。特に限定されるものではないが、エッチン
グとしては、例えば、フッ酸(フッ化水素酸の水溶液)
系のエッチング液を用いたウェットエッチングが適用さ
れ得る。エッチング時間は、受光部11上方のシリコン
酸化膜13aの膜厚tcが10nm〜40nmとなるよ
うに制御される。
【0008】エッチングにより膜厚が減少したシリコン
酸化膜13a,13c上に、減圧CVD法によりシリコ
ン窒化膜15が形成される。シリコン窒化膜15の膜厚
tdは、20nm〜120nmとされる。シリコン窒化
膜15は、レジスト16形成およびエッチング処理によ
りパターニングされ(図15)、その結果、受光部11
上方に残存したシリコン窒化膜15aが反射防止膜層と
なる(図16)。
【0009】この上に、さらに、層間絶縁膜17、受光
部11上方を開口領域18aとするようにパターニング
された金属遮光膜18、パッシベーション膜19が、順
に形成される(図17)。特に限定されるものではない
が、例えば、層間絶縁膜17としては、減圧CVD法に
より形成されたシリコン酸化膜が、金属遮光膜18とし
てはスパッタリング法により形成されたアルミニウム膜
が、パッシベーション膜19としてはプラズマCVD法
により形成されたシリコン窒化膜が各々適用され得る。
また、層間絶縁膜17の膜厚は、80nm〜400nm
が好ましい。なお、金属遮光膜18の開口領域18aが
受光部11への入射光が透過する受光領域として機能す
ることになる。
【0010】以上に説明したような一連の工程に、適
宜、平坦化膜の形成工程等が付加されて、固体(CC
D)撮像装置が製造される。上記工程中では、エッチン
グにより、シリコン酸化膜の膜厚を減少させることとし
ているため、反射防止膜であるシリコン窒化膜を形成し
た後の反射防止効果が向上することとなる。
【0011】なお、上記工程中においては、パッシベー
ション膜19としては、シリコン窒化膜(屈折率2.
0)を例示した。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の製造方法による固体撮像装置の反射防止膜構造はシ
リコン窒化膜15aと開口領域18aの間に反射防止膜
が存在しない領域が発生し、入射する光の反射を十分に
抑制できないという問題があった。
【0013】したがって、本発明の目的は、受光部内の
開口領域全域の反射を抑制することができ、入射する光
の反射を十分に抑制することができる固体撮像装置およ
びその製造方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の固体撮像装置は、光電変換
機能を有する受光部と受光部で発生した信号電荷を転送
する転送部とを一単位とする画素部と、受光部上に開口
領域を有する状態で画素部の表面上部に位置し転送部へ
の光入射を遮光する遮光部と、遮光部をマスクとして開
口領域全域に自己整合的に形成されて受光部の表面での
光反射を低減させる反射防止膜層とを備えている。
【0015】この構成によれば、遮光部をマスクとして
反射防止膜層を開口領域全域に自己整合的に形成したの
で、入射する光の反射を効率よく抑制することができ
る。
【0016】また、本発明の請求項2記載の固体撮像装
置は、光電変換機能を有する受光部と受光部で発生した
信号電荷を転送する転送部とを一単位とする画素部と、
受光部上に開口領域を有する状態で画素部の表面上部に
位置し転送部への光入射を遮光する遮光部と、遮光部を
マスクとして遮光部の下部に入り込んだ状態に開口領域
全域に自己整合的に形成されて受光部の表面での光反射
を低減させる反射防止膜層とを備えている。
【0017】この構成によれば、遮光部をマスクとして
遮光部の下部に入り込んだ状態に反射防止膜層を開口領
域全域に自己整合的に形成したので、斜め方向の光入力
にも効率よく反射を抑制することができる。
【0018】また、本発明の請求項3記載の固体撮像装
置の製造方法は、光電変換機能を有する受光部と受光部
で発生した信号電荷を転送する転送部とを一単位とする
画素部と、受光部上に開口領域を有する状態で画素部の
表面上部に位置し転送部への光入射を遮光する遮光部と
を備えた固体撮像装置を製造する際に、遮光部をマスク
とするイオン注入によって、受光部の表面での光反射を
低減させる反射防止膜層を開口領域全域に自己整合的に
形成する。
【0019】この方法によれば、遮光部をマスクとする
イオン注入によって、反射防止膜層を開口領域全域に自
己整合的に形成するので、入射する光の反射を効率よく
抑制することができる。
【0020】また、本発明の請求項4記載の固体撮像装
置の製造方法は、光電変換機能を有する受光部と受光部
で発生した信号電荷を転送する転送部とを一単位とする
画素部と、受光部上に開口領域を有する状態で画素部の
表面上部に位置し転送部への光入射を遮光する遮光部と
を備えた固体撮像装置を製造する際に、遮光部をマスク
とする斜め方向からのイオン注入によって、受光部の表
面での光反射を低減させる反射防止膜層を遮光部の下部
に入り込んだ状態に開口領域全域に自己整合的に形成す
る。
【0021】この方法によれば、遮光部をマスクとする
斜め方向からのイオン注入によって、金属遮光膜の下部
にも反射防止膜層を自己整合的に形成するので、斜め方
向の光入力にも効率よく反射を抑制することができる。
【0022】本発明の請求項5記載の固体撮像装置の製
造方法は、請求項3または4記載の方法において、イオ
ン注入は、受光部の表面材料に前記受光部の表面材料の
屈折率を変化させる物質を注入する。
【0023】この方法によれば、請求項3または4と同
様の作用を有する。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の固
体撮像装置の製造方法の第1の実施の形態を図1〜図5
を用いて説明する。図1〜図5は本発明のCCD撮像装
置の製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【0025】まず、p型シリコン基板10内に、n型不
純物領域である受光部11が、電荷転送埋め込みチャン
ネル部12等とともにイオン注入法により形成される。
つぎに、このp型シリコン基板10上にシリコン酸化膜
13aが熱酸化によって形成される。このときのシリコ
ン酸化膜13aの膜厚taは、40nm〜80nm程度
とされる。
【0026】シリコン酸化膜13a上には、CVD法に
より、シリコン窒化膜13bおよび多結晶シリコン膜1
4が順に形成される。このとき、シリコン窒化膜13b
の膜厚は、20nm〜60nm程度とされ、多結晶シリ
コン膜14の膜厚は、200nm〜600nm程度とさ
れる。シリコン窒化膜13bおよび多結晶シリコン膜1
4の一部は、エッチングにより除去され、受光部11を
含むように開口領域が形成される(図1)。このような
パターニングにより、多結晶シリコン膜14はゲート電
極とされ、シリコン酸化膜13aおよびシリコン窒化膜
13bは、ゲート電極とp型シリコン基板との間の絶縁
膜として機能する。
【0027】つぎに、多結晶シリコン膜14が熱酸化さ
れ、多結晶シリコン膜14上にシリコン酸化膜13cが
形成される。このとき、多結晶シリコン膜14を酸化す
るために供給される雰囲気中の酸素が、シリコン酸化膜
13aを透過してp型シリコン基板10にも到達するた
め、上記開口領域のp型シリコン基板10も同時に酸化
され、シリコン酸化膜13aの膜厚が増加することにな
る(図2)。増加する膜厚tbは、30nm〜160n
m程度となる。
【0028】つぎに、この上に、受光部11上方を方形
の開口領域18aとするようにパターニングされた金属
遮光膜18が形成される(図3)。特に限定されるもの
ではないが、例えば、金属遮光膜18としてはスパッタ
リング法により形成されたタングステン膜が適用され得
る。
【0029】つぎに、金属遮光膜18をマスクにして窒
素イオンが注入され、シリコン酸化膜13cの一部がオ
キシナイトライド膜になり、反射防止膜の効果(屈折率
の異なる膜を成膜することによる反射抑制機能)を得る
領域、つまり反射防止膜層20が自己整合的に形成でき
る(図4)。このときのイオン注入角度は、基板に対し
てほぼ垂直になっている。
【0030】このときの注入条件は、シリコン酸化膜膜
厚tcが10nm〜40nmになり、オキシナイトライ
ド膜16が形成され膜厚tdは、20nm〜120nm
となる加速エネルギーと、屈折率2.0程度になるドー
ズ量を選ぶ必要がある。
【0031】ここで、屈折率の異なる膜を成膜すること
により反射が抑制される理由について説明する。空気
(屈折率1)からシリコン酸化膜(屈折率1.5)、シ
リコン(〜3.7)に入射する場合の反射に対して、シ
リコン酸化膜とシリコンの間に、それらの間の屈折率の
膜を成膜することにより、複素屈折率の変化を小さく
し、また膜厚を最適化することにより各界面での反射光
の位相を変化させ、これによって反射光を弱めることが
できる。
【0032】つぎに、パッシベーション膜19が形成さ
れる(図5)。特に限定されるものではないが、例え
ば、パッシベーション膜19としては、プラズマCVD
法により形成されたシリコン窒化膜が適用され得る。
【0033】以上に説明したような一連の工程に、適
宜、平坦化膜の形成工程等が付加されて、固体撮像装置
が製造される。上記工程中では、開口部全域に反射防止
膜を自己整合的に形成できるため、反射防止効果が向上
することとなる。
【0034】この実施の形態によれば、金属遮光膜18
をマスクにして反射防止膜層20を自己整合的に形成す
るため、反射防止膜層20を開口領域18a全域に形成
することができ、入射する光の反射を効率よく抑制する
ことができる。
【0035】(第2の実施の形態)つぎに、本発明の固
体撮像装置の製造方法の第2の実施の形態を図6〜図1
1を用いて説明する。図6〜図11は本発明のCCD固
体撮像装置の製造方法の概要を断面方向から示す工程図
である。
【0036】まず、p型シリコン基板10内に、n型不
純物領域である受光部11が、電荷転送埋め込みチャン
ネル部12等とともにイオン注入法により形成される。
つぎに、このp型シリコン基板10上にシリコン酸化膜
13aが熱酸化によって形成される。このときのシリコ
ン酸化膜13aの膜厚taは、40nm〜80nm程度
とされる。シリコン酸化膜13a上には、CVD法によ
り、シリコン窒化膜13bおよび多結晶シリコン膜14
が順に形成される。このとき、シリコン窒化膜13bの
膜厚は、20nm〜60nm程度とされ、多結晶シリコ
ン膜14の膜厚は、200nm〜600nm程度とされ
る。シリコン窒化膜13bおよび多結晶シリコン膜14
の一部は、エッチングにより除去され、受光部11を含
むように開口領域が形成される(図6)。このようなパ
ターニングにより、多結晶シリコン膜14はゲート電極
とされ、シリコン酸化膜13aおよびシリコン窒化膜1
3bは、ゲート電極とp型シリコン基板との間の絶縁膜
として機能する。
【0037】つぎに、多結晶シリコン膜14が熱酸化さ
れ、多結晶シリコン膜14上にシリコン酸化膜13cが
形成される。このとき、多結晶シリコン膜14を酸化す
るために供給される雰囲気中の酸素が、シリコン酸化膜
13aを透過してp型シリコン基板10にも到達するた
め、上記開口領域のp型シリコン基板10も同時に酸化
され、シリコン酸化膜13aの膜厚が増加させることに
なる(図7)。増加させる膜厚tbは、30nm〜16
0nm程度となる。
【0038】つぎに、この上に、受光部11上方を方形
の開口領域18aとするようにパターニングされた金属
遮光膜18が形成される(図8)。特に限定されるもの
ではないが、例えば、金属遮光膜18としてはスパッタ
リング法により形成されたタングステン膜が適用され得
る。
【0039】以上の図6〜図8の工程は第1の実施の形
態(図1〜図3)と同様である。
【0040】つぎに、金属遮光膜18をマスクに窒素イ
オンが斜めに注入され、シリコン酸化膜13cの一部が
オキシナイトライド膜になり、反射防止膜の効果を得る
領域(屈折率の異なる膜を成膜することによる反射抑制
機能)が形成できる。このときのイオン注入角度は、金
属遮光部18の下部に窒素イオンが注入される角度に設
定される(斜めイオン注入)(図9)。上記の注入角度
は、例えば7度から45度までの範囲が好ましい。
【0041】つぎに、金属遮光膜18の反対方向の下部
に窒素イオンが注入される角度により注入する(斜めイ
オン注入)(図10)。金属遮光膜18の他の2方向の
下部についても、窒素イオンが注入されるように、上記
と同様に同様の斜めイオン注入を行う。
【0042】つぎに、パッシベーション膜19が形成さ
れる(図11)。
【0043】この実施の形態によれば、金属遮光膜18
の下部にも反射防止膜層20を自己整合的に形成するこ
とができ、斜め方向の光入力にも効率よく反射を抑制す
ることができる。
【0044】なお、上記各実施の形態では、反射防止膜
層としては、オキシナイトライド膜16(屈折率2.
0)を例示したが、領域選択的に屈折率を変化させるイ
オン(ゲルマニウム、リン、アルミニウム)であれは同
様の効果が得られることは言うまでもない。
【0045】さらに、画素部の重要な特性である白キズ
抑制のためには、最終工程近辺での水素処理が重要とな
ってくる。水素を効率よく画素部に導入するためには、
ナイトライドを含まない領域が必要である。本発明の開
口領域18aによるセルフアラインでの反射防止膜層の
形成は、ナイトライドを含まない領域を開口領域周辺に
精度よく作ることにつながり、白キズ特性を安定して低
減できるという効果がある。
【0046】また、上記実施の形態はCCDを用いた場
合を示しているが、本発明は増幅型の固体撮像装置(C
MOSセンサ)にも適用できる。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の固体撮像装置に
よれば、遮光部をマスクとして反射防止膜層を開口領域
全域に自己整合的に形成したので、入射する光の反射を
効率よく抑制することができる。
【0048】本発明の請求項2記載の固体撮像装置によ
れば、遮光部をマスクとして遮光部の下部に入り込んだ
状態に反射防止膜層を開口領域全域に自己整合的に形成
したので、斜め方向の光入力にも効率よく反射を抑制す
ることができる。
【0049】本発明の請求項3記載の固体撮像装置の製
造方法によれば、遮光部をマスクとするイオン注入によ
って、反射防止膜層を開口領域全域に自己整合的に形成
するので、入射する光の反射を効率よく抑制することが
できる。
【0050】本発明の請求項4記載の固体撮像装置の製
造方法によれば、遮光部をマスクとする斜め方向からの
イオン注入によって、金属遮光膜の下部にも反射防止膜
層を自己整合的に形成するので、斜め方向の光入力にも
効率よく反射を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のCCD撮像装置の
製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のCCD撮像装置の
製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態のCCD撮像装置の
製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態のCCD撮像装置の
製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のCCD撮像装置の
製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のCCD撮像装置の
製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態のCCD撮像装置の
製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態のCCD撮像装置の
製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態のCCD撮像装置の
製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態のCCD撮像装置
の製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態のCCD撮像装置
の製造方法の概要を断面方向から示す工程図である。
【図12】従来のCCD撮像装置の製造方法の概要を断
面方向から示す工程図である。
【図13】従来のCCD撮像装置の製造方法の概要を断
面方向から示す工程図である。
【図14】従来のCCD撮像装置の製造方法の概要を断
面方向から示す工程図である。
【図15】従来のCCD撮像装置の製造方法の概要を断
面方向から示す工程図である。
【図16】従来のCCD撮像装置の製造方法の概要を断
面方向から示す工程図である。
【図17】従来のCCD撮像装置の製造方法の概要を断
面方向から示す工程図である。
【符号の説明】
10 p型シリコン基板 11 受光部 12 電荷転送埋め込みチャンネル部 13a,13c シリコン酸化膜 13b シリコン窒化膜 14 多結晶シリコン膜 15 シリコン窒化膜 18a 開口領域 18 金属遮光膜 19 パッシベーション膜 20 反射防止膜層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/335 H01L 31/10 A Fターム(参考) 2K009 AA02 CC03 DD07 4M118 AA01 AA05 AB01 BA10 CA03 CA34 CB13 CB14 DA03 DA28 EA01 EA03 EA06 GB11 5C024 CY47 GX02 GY01 5F049 MB02 NA01 NB05 PA10 PA14 QA04 SS03 SZ01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換機能を有する受光部と前記受光
    部で発生した信号電荷を転送する転送部とを一単位とす
    る画素部と、前記受光部上に開口領域を有する状態で前
    記画素部の表面上部に位置し前記転送部への光入射を遮
    光する遮光部と、前記遮光部をマスクとして前記開口領
    域全域に自己整合的に形成されて前記受光部の表面での
    光反射を低減させる反射防止膜層とを備えた固体撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 光電変換機能を有する受光部と前記受光
    部で発生した信号電荷を転送する転送部とを一単位とす
    る画素部と、前記受光部上に開口領域を有する状態で前
    記画素部の表面上部に位置し前記転送部への光入射を遮
    光する遮光部と、前記遮光部をマスクとして前記遮光部
    の下部に入り込んだ状態に前記開口領域全域に自己整合
    的に形成されて前記受光部の表面での光反射を低減させ
    る反射防止膜層とを備えた固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 光電変換機能を有する受光部と前記受光
    部で発生した信号電荷を転送する転送部とを一単位とす
    る画素部と、前記受光部上に開口領域を有する状態で前
    記画素部の表面上部に位置し前記転送部への光入射を遮
    光する遮光部とを備えた固体撮像装置を製造する固体撮
    像装置の製造方法であって、 前記遮光部をマスクとするイオン注入によって、前記受
    光部の表面での光反射を低減させる反射防止膜層を前記
    開口領域全域に自己整合的に形成することを特徴とする
    固体撮像装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 光電変換機能を有する受光部と前記受光
    部で発生した信号電荷を転送する転送部とを一単位とす
    る画素部と、前記受光部上に開口領域を有する状態で前
    記画素部の表面上部に位置し前記転送部への光入射を遮
    光する遮光部とを備えた固体撮像装置を製造する固体撮
    像装置の製造方法であって、 前記遮光部をマスクとする斜め方向からのイオン注入に
    よって、前記受光部の表面での光反射を低減させる反射
    防止膜層を前記遮光部の下部に入り込んだ状態に前記開
    口領域全域に自己整合的に形成することを特徴とする固
    体撮像装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 イオン注入は、受光部の表面材料に前記
    受光部の表面材料の屈折率を変化させる物質を注入する
    ことを特徴とする請求項3または4記載の固体撮像装置
    の製造方法。
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