JP2003068981A - 炭化珪素半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
炭化珪素半導体装置およびその製造方法Info
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Abstract
化珪素半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】SiC基板1の上にN-ドリフト層2と第
1のゲート層(P+層)3とN+ソース層4とが順に積層
され、トレンチ5の内壁部にN-チャネル層6が形成さ
れるとともにその内方に第2のゲート層(P+層)7が
形成されている。ソース層4と第1のゲート層3とを貫
通してドリフト層2に達するトレンチ20内にP+不純
物層21が形成され、不純物層21の内方において電極
22a,22bが配置され、この電極22a,22bは
接地され、ワンチップ内にサージ吸収用ダイオードD1
を作り込んでいる。
Description
置およびその製造方法に関するものである。
FETが特開2000−312008号公報に開示され
ている。この素子をインバータ等のスイッチング素子と
して用いる場合、製造工程や実際の利用状況下で人体や
機械からの静電気が各端子へ印加されたりインバータ駆
動モータからの逆起電力サージ電流が流れた時の信頼性
を補償する手段が無く、容易にインバータに適用するた
めの改良が望まれている。特に、JFETにおいてはゲ
ート電極がMOSFETのように絶縁膜によって保護さ
れないため、PN接合部での雪崩降伏(アバランシェブ
レークダウン)や逆起電力サージが発生すると、大電流
がゲート電極に流れ込み、ゲート制御回路を破壊してし
まうという問題があった。
景の下になされたものであり、その目的は、大電流から
ゲート側を保護することができる炭化珪素半導体装置お
よびその製造方法を提供することにある。
よれば、JFET素子が形成されるチップ上に大電流を
吸収するサージ吸収用ダイオードを形成することにより
サージ電流等の大電流が発生したときにゲート側を保護
することができる。
求項2に記載のようにPN接合ダイオード構造を有して
おり、請求項3に記載のようなPN接合耐圧を有するも
のとするとよい。あるいは、請求項4に記載のようにシ
ョットキーダイオード構造を有し、請求項5に記載のよ
うなショットキー接合耐圧を有するものとし、請求項6
や7に記載のようにしてサージ耐圧を調整するとよい。
用ダイオードの占有面積は10〜50%とするとよい。
より具体的なサージ吸収用ダイオードの構成として、請
求項9,10,11,12,13に記載の構造とすると
実用上好ましいものとなる。
6,17,18に記載の手法を用いれば、ワンチップ内
にサージ吸収用ダイオードを作り込むことができる。
発明を具体化した第1の実施の形態を図面に従って説明
する。
導体装置の縦断面図を示す。図1において、N+型(第
1導電型)のSiC基板1の上に、SiCよりなるN-
型(低濃度な第1導電型)のドリフト層2と、SiCよ
りなるP+型(第2導電型)の第1のゲート層3と、S
iCよりなるN+型(第1導電型)のソース層4とが順
に積層されている。また、N+ソース層4と第1のゲー
ト層3とを貫通してドリフト層2に達するトレンチ5が
形成されている。このトレンチ5の内壁部にSiCより
なるN-型(第1導電型)のチャネル層6が形成される
とともにその内方にSiCよりなるP+型(第2導電
型)の第2のゲート層7が形成されている。また、基板
の上面には絶縁膜(LTO膜)8が形成されている。
第1のゲート層3が露出している。この第1のゲート層
3が露出した部分において第1ゲート電極9a,9bが
形成されている。また、第2のゲート層7の上には第2
ゲート電極10a,10bが形成されている。さらに、
N+ソース層4の上にはソース電極11が形成されてい
る。また、基板1の裏面(下面)にはドレイン電極12
が全面に形成されている。電極材9a,10aにはアル
ミを、電極材9b,10bにはニッケルを用いている。
なお、N型SiC層と接触する場合には金属材9a,1
0aは不要である。
スタ動作としては、ゲート端子G1,G2への電圧によ
って両ゲート層3,7に挟まれたチャネル層6において
空乏層の幅を調整することによりチャネル幅を変えてド
レイン電流を調整する。
と第1のゲート層3とを貫通してドリフト層2に達する
トレンチ20が形成されている。このトレンチ20の内
部にはSiCよりなるP+型(第2導電型)の不純物層
21が形成され、不純物層21の内方において電極22
a,22bが配置されている。電極22a,22bは接
地されている。このようにして、ワンチップ内にサージ
吸収用ダイオードD1を作り込んでいる。より詳しく
は、サージ吸収用ダイオードD1はPN接合ダイオード
構造を有し、接地されている。また、トランジスタセル
部での第1のゲート層3とドリフト層2によるPN接合
耐圧よりもサージ吸収用ダイオードD1でのPN接合耐
圧の方が低く設定されている。さらに、サージ吸収用ダ
イオードD1の占有面積を10〜50%としている。
上に大電流を吸収するサージ吸収用ダイオードD1を形
成することによりサージ電流等の大電流が発生したとき
にゲート側(例えば、ゲートに接続されたゲート制御回
路)が保護される。つまり、サージ吸収用ダイオードD
1の形成領域がSOA(安全動作領域)となる。
図2に示すように、N+型SiC基板(4H−SiC)
1の上に、連続エピタキシャル成長によりN-型ドリフ
ト層となるエピタキシャル層2と第1のゲート層となる
エピタキシャル層3とソース層となるエピタキシャル層
4を順に形成する。そして、図3に示すように、RIE
によりトレンチ5,20を同時に形成する。つまり、ト
ランジスタセル形成領域においてソース層および第1の
ゲート層となるエピタキシャル層4,3を貫通してドリ
フト層となるエピタキシャル層2に達するトレンチ5
と、サージ吸収用ダイオード形成領域においてソース層
および第1のゲート層となるエピタキシャル層4,3を
貫通してドリフト層となるエピタキシャル層2に達する
トレンチ20を同時に形成する。両トレンチ5,20は
同じ深さとなる。
ル成長によりN-層25を形成し、図5に示すように、
RIEによりサージ吸収用ダイオードの形成領域におけ
るN -層25を所定量t1だけ除去する。
オン注入によりP+不純物を所定深さにわたり導入す
る。その結果、図6に示すように、トランジスタセル形
成領域のトレンチ5の内部にチャネル層(N-層)6と
第2のゲート層(P+層)7が形成されるとともに、サ
ージ吸収用ダイオード形成領域のトレンチ20の内部に
P+層21が形成される。なお、熱拡散またはイオン注
入の他にもエピ成長にてP+層7,21を形成してもよ
い。エピ成長にてP+層7,21を形成する場合には、
図5でのサージ吸収用ダイオードの形成領域のN-層2
5は全て除去する。
セルの形成領域およびサージ吸収用ダイオードの形成領
域における不要なN-層6およびP+層7,21をRIE
により除去する(ソースコンタクト領域A1と領域A2
を除去する)。そして、図8に示すように、トランジス
タセルの形成領域における不要なN+型ソース層4をR
IEにより除去する(第1ゲートコンタクト領域A3を
除去する)。
TO膜)8の成膜およびコンタクトホールの形成を行
い、トランジスタセル形成領域における第1ゲート電極
9a,9bと第2ゲート電極10a,10bを形成する
とともに、サージ吸収用ダイオードの形成領域でのP+
層21の内方に電極22a,22bを形成する。また、
トランジスタセル形成領域におけるソース電極11を形
成する。さらに、基板1の裏面(下面)にドレイン電極
12を全面に形成する。
レンチ構造をサージ吸収用ダイオードとして配置するこ
とにより、P型層21(第2のゲートP型層7に相当)
をトランジスタセル形成領域でのP型層7より深い位置
に形成することができる。このP型層21を電極22
a,22bを介して接地することにより、スイッチング
に発生する少数キャリアを引き抜くことが可能となり、
素子の破壊を防止することができる。
チ5の幅W1と、サージ吸収用ダイオード形成領域のト
レンチ20の幅W2は、同一であっても異なっていても
よい。 (第2の実施の形態)次に、第2の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
導体装置の縦断面図を示す。本装置においては、トラン
ジスタセルの形成領域以外の領域において、ソース層4
と第1のゲート層3とを貫通してドリフト層2に達する
トレンチ40が形成されている。このトレンチ40の内
壁部にSiCよりなるN-型(第1導電型)の不純物層
41が形成されるとともに、その内方にSiCよりなる
P+型(第2導電型)の不純物層42が形成されてい
る。P+層42の底面の高さH2はトランジスタセルで
の第2のゲート層7の底面の高さH1よりもΔHだけ低
くなっている。P+層42の内方において電極43a,
43bが配置され、電極43a,43bは接地されてい
る。このようにして、ワンチップ内にサージ吸収用ダイ
オードD2を作り込んでいる。
図10に示すように、N+型SiC基板1の上に、連続
エピタキシャル成長によりN-型ドリフト層となるエピ
タキシャル層2と第1のゲート層となるエピタキシャル
層3とソース層となるエピタキシャル層4を順に形成す
る。そして、図11に示すように、トレンチ5,40を
同時に形成する。つまり、トランジスタセル形成領域に
おいてソース層および第1のゲート層となるエピタキシ
ャル層4,3を貫通してドリフト層となるエピタキシャ
ル層2に達するトレンチ5と、サージ吸収用ダイオード
形成領域においてソース層および第1のゲート層となる
エピタキシャル層4,3を貫通してドリフト層となるエ
ピタキシャル層2に達するトレンチ40を同時に形成す
る。
ャル成長によりN-層45を形成する。その後、N-層4
5に対し図13に示すようにトランジスタセルの形成領
域においてはイオン注入により一定の厚さの第2のゲー
ト層(P+層)7を形成する。一方、サージ吸収用ダイ
オードの形成領域においてはトレンチ40の底面および
基板上面のN-層45(図12参照)に対し垂直なるイ
オン注入を行って厚いP+層42aを形成するとともに
トレンチ40の側面のN-層45に対し斜めイオン注入
を行って薄いP+層42bを形成する。例えば、垂直イ
オン注入を200keVで行い、斜めイオン注入を10
0keVで行う。つまり、図13のようにトレンチ部に
P型イオン注入を行い、トレンチ40の底部のP型層4
2aをトレンチ5の底部のP型層7に比べて深く(厚
く)形成する。
トレンチ5の内部にチャネル層6と第2のゲート層7を
形成するとともに、サージ吸収用ダイオード形成領域の
トレンチ40の内部に、トレンチ底部での厚さがトラン
ジスタセル形成領域でのチャネル層6よりも薄いN型の
不純物層41と、P型の不純物層42を形成する。
タセルの形成領域およびサージ吸収用ダイオードの形成
領域における不要なN-層6,41、P+層7,42を除
去する(領域A1,A2を除去する)。そして、図15
に示すように、トランジスタセルの形成領域における不
要なN+型ソース層4を除去する(領域A3を除去す
る)。
TO膜)8の成膜およびコンタクトホールの形成を行
い、トランジスタセル形成領域における第1ゲート電極
9a,9bと第2ゲート電極10a,10bを形成する
とともに、サージ吸収用ダイオードの形成領域での不純
物層42の内方に電極43a,43bを形成する。ま
た、トランジスタセル形成領域におけるソース電極11
を形成する。さらに、基板1の裏面(下面)にドレイン
電極12を全面に形成する。 (第3の実施の形態)次に、第3の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
半導体装置の縦断面図を示す。本装置においては、ドリ
フト層2の上面での表層部にP+領域(第2導電型の高
濃度領域)50を形成し、このP+領域50の上の第1
のゲート層3にオーミック接触する電極51a,51b
を設け、この電極51a,51bを接地している。この
ようにして、ワンチップ内にサージ吸収用ダイオードD
3を作り込んでいる。
ける第2のゲート層7よりも深いところに位置するた
め、即ち、P+領域50の底面高さH4は第2のゲート
層7の底面高さH3よりΔHだけ低くなっているため、
早期にブレークダウンして素子を保護することができ
る。
図17に示すように、N+型SiC基板1の上に、エピ
タキシャル成長によりN-型ドリフト層となるエピタキ
シャル層2を形成する。そして、N-エピ層2の上にパ
ターニングしたLTO膜55を配置し、イオン注入を行
うことによりサージ吸収用ダイオードの形成領域におい
てN-型ドリフト層となるエピタキシャル層2の表層部
にP+領域50を形成する。ドーパントにはアルミまた
はボロンを用いる。
ャル成長によりN-型ドリフト層となるエピタキシャル
層2の上に第1のゲート層となるエピタキシャル層3を
形成するとともに、図19に示すように、N+型ソース
層となるエピタキシャル層4を形成する。そして、図2
0に示すように、トランジスタセルの形成領域において
ソース層4と第1のゲート層3を貫通してドリフト層2
に達するトレンチ5をRIEにより形成する。
ャル成長によりN-層56を形成し、N-層56に対し熱
拡散またはイオン注入(あるいはエピ成長)によりP+
不純物を所定深さにわたり導入する。その結果、図22
に示すようにトランジスタセルの形成領域においてトレ
ンチ5の内部にN-チャネル層6と第2のゲート層(P+
層)7が形成される。
チャネル層6と第2のゲート層7をRIEにより除去す
る(領域A1を除去する)。そして、図24に示すよう
に、不要なN+型ソース層4をRIEにより除去する
(領域A3を除去する)。
(LTO膜)8の成膜およびコンタクトホールの形成を
行い、トランジスタセル形成領域における第1ゲート電
極9a,9bと第2ゲート電極10a,10bを形成す
るとともに、サージ吸収用ダイオードの形成領域での第
1のゲート層となるエピタキシャル層3の上にオーミッ
ク接触する電極51a,51bを形成する。また、トラ
ンジスタセル形成領域におけるソース電極11を形成す
る。さらに、基板1の裏面(下面)にドレイン電極12
を全面に形成する。
に第1のゲート層(P+エピ層)3を形成する前にP型
イオン注入によりN-エピ層2にP+領域50を形成する
ことにより、P+領域50を、図16でのトレンチ5の
底部に形成される第2のゲート層(P+領域)7よりも
深いところに位置させることができる。 (第4の実施の形態)次に、第4の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
半導体装置の縦断面図を示す。本装置においてはトレン
チ60を有し、このトレンチ60は、ソース層4と第1
のゲート層3とを貫通してドリフト層2に達し、かつ、
第2のゲート層7を埋め込むトレンチ5よりも深くなっ
ている。トレンチ60の内壁部には、SiCよりなるN
-型(第1導電型)の不純物層61が形成されるととも
に、その内方にSiCよりなるP+型(第2導電型)の
不純物層62が形成されている。不純物層62の内方に
おいて電極63a,63bが配置され、この電極63
a,63bは接地されている。このようにして、ワンチ
ップ内にサージ吸収用ダイオードD4を作り込んでい
る。トレンチ60はトレンチ5よりも深く、第2のゲー
ト層(P+層)7の底面高さH5よりもP+層62の底面
高さH6がΔHだけ低くなっているために、早期にブレ
ークダウンして素子を保護する。
に示すように、N+型SiC基板1の上に、連続エピタ
キシャル成長によりN-型ドリフト層となるエピタキシ
ャル層2と第1のゲート層となるエピタキシャル層3と
N+型ソース層となるエピタキシャル層4を順に形成す
る。そして、トランジスタセルの形成領域にトレンチ5
を、また、サージ吸収用ダイオードの形成領域に深いト
レンチ60を形成する。つまり、トランジスタセル形成
領域においてソース層および第1のゲート層となるエピ
タキシャル層4,3を貫通してドリフト層となるエピタ
キシャル層2に達するトレンチ5と、サージ吸収用ダイ
オード形成領域においてソース層および第1のゲート層
となるエピタキシャル層4,3を貫通してドリフト層と
なるエピタキシャル層2に達し、かつトランジスタセル
形成領域のトレンチ5よりも深いトレンチ60を形成す
る。
ャル成長によりN-層65を形成する。そして、N-層6
5に対し熱拡散によりP+不純物を所定深さにわたり導
入する。その結果、図28に示すように、トランジスタ
セルの形成領域においてはトレンチ5の内部にN-チャ
ネル層6と第2のゲート層(P+層)7が形成されると
ともに、サージ吸収用ダイオードの形成領域においては
トレンチ60の内部にN-層61とその内方のP+層62
が形成される。
タセルの形成領域およびサージ吸収用ダイオードの形成
領域における不要なN-層6,61、P+層7,62を除
去する(領域A1,A2を除去する)。そして、図30
に示すように、トランジスタセルの形成領域における不
要なN+型ソース層4を除去する(領域A3を除去す
る)。
(LTO膜)8の成膜およびコンタクトホールの形成を
行い、トランジスタセル形成領域における第1ゲート電
極9a,9bと第2ゲート電極10a,10bを形成す
るとともに、サージ吸収用ダイオード形成領域でのP+
層62の内方に電極63a,63bを形成する。また、
ソース電極11を形成する。さらに、基板1の裏面(下
面)にドレイン電極12を全面に形成する。
形成領域におけるトレンチ60はトランジスタセルのト
レンチ5よりも深く形成し、ブレークダウンをダイオー
ドD4側で早期に生じさせることができる。 (第5の実施の形態)次に、第5の実施の形態を、第1
の実施の形態との相違点を中心に説明する。
半導体装置の縦断面図を示す。本装置においては、トラ
ンジスタセルの形成領域以外の領域においてトレンチ7
0を有し、このトレンチ70は、ソース層4と第1のゲ
ート層3とを貫通してドリフト層2に達している。トレ
ンチ70内にSiCよりなるN-型(第1導電型)の不
純物層71が形成され、その内方に、ショットキー接触
する電極72が形成されている。この電極72は接地さ
れている。このようにして、ワンチップ内にサージ吸収
用ダイオードD5を作り込んでいる。より詳しくは、ト
ランジスタセル部での第1のゲート層3とドリフト層2
によるPN接合耐圧よりもサージ吸収用ダイオードD5
でのショットキー接合耐圧の方が低く設定されている。
また、サージ耐圧はショットキーバリアハイトにより調
整する。つまり、NiやTi等の金属材料を選択するこ
とによりサージ耐圧を調整する。あるいは、サージ耐圧
は、N+基板1とN-ドリフト層2の界面からショットキ
ー接合界面までの上下方向での距離Xにより調整する。
さらに、サージ吸収用ダイオードD5の占有面積を10
〜50%としている。
D5側)でブレークダウンが発生することから、ショッ
トキー電極を接地することによりスイッチング時の素子
破壊を防止できる。また、この構造はダイオードを内蔵
した構造であることから、スイッチングデバイスとして
用いた場合、FWD(フライホイールダイオード)が不
要となる。
に示すように、N+型SiC基板1の上に、連続エピタ
キシャル成長によりN-型ドリフト層となるエピタキシ
ャル層2と第1のゲート層となるエピタキシャル層3と
N+型ソース層となるエピタキシャル層4を順に形成す
る。そして、RIEにより、トランジスタセルの形成領
域にトレンチ5を、また、サージ吸収用ダイオードの形
成領域にトレンチ70を同時に形成する。つまり、トラ
ンジスタセル形成領域においてソース層および第1のゲ
ート層となるエピタキシャル層4,3を貫通してドリフ
ト層となるエピタキシャル層2に達するトレンチ5と、
サージ吸収用ダイオード形成領域においてソース層およ
び第1のゲート層となるエピタキシャル層4,3を貫通
してドリフト層となるエピタキシャル層2に達するトレ
ンチ70を同時に形成する。
75を形成する。そして、N-層75に対し熱拡散また
はイオン注入(あるいはエピ成長)によりP+不純物を
所定深さにわたり導入する。その結果、図33に示すよ
うに、トランジスタセルの形成領域において第2のゲー
ト層(P+層)7が形成されるとともに、サージ吸収用
ダイオードの形成領域においてP+層76が形成され
る。
域におけるエピ層(75,76)に対し図34に示すよ
うに所定の厚さt2だけエッチング除去してN-層71
とする。このようにして、トランジスタセル形成領域の
トレンチ5の内部にチャネル層6と第2のゲート層7を
形成するとともに、サージ吸収用ダイオード形成領域の
トレンチ70の内部にN型の不純物層71を形成する。
スタセルの形成領域およびサージ吸収用ダイオードの形
成領域における不要なN-層6,71、P+層7をRIE
により除去する(領域A1,A2を除去する)。そし
て、図36に示すように、トランジスタセルの形成領域
における不要なN+型ソース層4をRIEにより除去す
る(領域A3を除去する)。
(LTO膜)8の成膜およびコンタクトホールの形成を
行い、トランジスタセル形成領域における第1ゲート電
極9a,9bと第2ゲート電極10a,10bを形成す
る。また、トランジスタセル形成領域におけるソース電
極11を形成する。さらに、基板1の裏面(下面)にド
レイン電極12を全面に形成する。そして、1000℃
のアニールを行いオーミック化した後、図31に示すよ
うに、サージ吸収用ダイオードの形成領域におけるN-
層71の内方にショットキー接触する電極72を形成す
る。
のゲート層7を持たないトレンチ構造を配置することに
より、オーミック電極とショットキー電極72を有する
デバイス構造となり、このとき、ショットキー電極72
側でブレークダウンが発生することから、ショットキー
電極72を接地することによりスイッチング時の素子破
壊を防止できる。
造であることから、スイッチングデバイスとして用いた
場合、FWD(フライホイールダイオード)が不要とな
る。
の縦断面図。
の縦断面図。
の縦断面図。
の縦断面図。
の縦断面図。
の縦断面図。
の縦断面図。
の縦断面図。
の縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
置の縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
置の縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
置の縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
めの縦断面図。
ト層、4…N+ソース層、5…トレンチ、6…N-チャネ
ル層、7…第2のゲート層、20…トレンチ、21…P
+不純物層、22a,22b…電極、40…トレンチ、
41…N-不純物層、42…P+不純物層、43a,43
b…電極、50…P+領域、51a,51b…電極、6
0…トレンチ、61…N-層、62…P+層、63a,6
3b…電極、70…トレンチ、71…N-不純物層、7
2…電極、D1,D2,D3,D4,D5…サージ吸収
用ダイオード。
Claims (18)
- 【請求項1】 第1導電型のSiC基板(1)の上に、
SiCよりなる低濃度な第1導電型のドリフト層(2)
と、SiCよりなる第2導電型の第1のゲート層(3)
と、SiCよりなる第1導電型のソース層(4)とが順
に積層されるとともに、前記ソース層(4)と第1のゲ
ート層(3)とを貫通してドリフト層(2)に達するト
レンチ(5)が形成され、さらに、このトレンチ(5)
の内壁部にSiCよりなる第1導電型のチャネル層
(6)が形成されるとともにその内方にSiCよりなる
第2導電型の第2のゲート層(7)を形成した炭化珪素
半導体装置において、 ワンチップ内にサージ吸収用ダイオード(D1,D2,
D3,D4,D5)を作り込んだことを特徴とする炭化
珪素半導体装置。 - 【請求項2】 サージ吸収用ダイオード(D1,D2,
D3,D4)は、PN接合ダイオード構造を有し、接地
されていることを特徴とする請求項1に記載の炭化珪素
半導体装置。 - 【請求項3】 トランジスタセル部での第1のゲート層
(3)とドリフト層(2)によるPN接合耐圧よりもサ
ージ吸収用ダイオード(D1,D2,D3,D4)での
PN接合耐圧の方が低く設定されていることを特徴とす
る請求項2に記載の炭化珪素半導体装置。 - 【請求項4】 サージ吸収用ダイオード(D5)は、シ
ョットキーダイオード構造を有し、接地されていること
を特徴とする請求項1に記載の炭化珪素半導体装置。 - 【請求項5】 トランジスタセル部での第1のゲート層
(3)とドリフト層(2)によるPN接合耐圧よりもサ
ージ吸収用ダイオード(D5)でのショットキー接合耐
圧の方が低く設定されていることを特徴とする請求項4
に記載の炭化珪素半導体装置。 - 【請求項6】 サージ耐圧をショットキーバリアハイト
により調整するようにしたことを特徴とする請求項5に
記載の炭化珪素半導体装置。 - 【請求項7】 サージ耐圧を、第1導電型のSiC基板
(1)と低濃度な第1導電型のドリフト層(2)の界面
からショットキー接合界面までの上下方向での距離
(X)により調整するようにしたことを特徴とする請求
項5に記載の炭化珪素半導体装置。 - 【請求項8】 サージ吸収用ダイオード(D1,D2,
D3,D4,D5)の占有面積を10〜50%としたこ
とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の炭
化珪素半導体装置。 - 【請求項9】 サージ吸収用ダイオード(D1)は、前
記ソース層(4)と第1のゲート層(3)とを貫通して
ドリフト層(2)に達するトレンチ(20)内にSiC
よりなる第2導電型の不純物層(21)が形成され、当
該不純物層(21)の内方において電極(22a,22
b)を配置して、この電極(22a,22b)を接地し
たものであることを特徴とする請求項2に記載の炭化珪
素半導体装置。 - 【請求項10】 サージ吸収用ダイオード(D2)は、
前記ソース層(4)と第1のゲート層(3)とを貫通し
てドリフト層(2)に達するトレンチ(40)の内壁部
に、SiCよりなる第1導電型の不純物層(41)が形
成されるとともに、その内方にSiCよりなり、かつ、
底面の高さ(H2)が前記第2のゲート層(7)の底面
の高さ(H1)より低い第2導電型の不純物層(42)
が形成され、当該不純物層(42)の内方において電極
(43a,43b)を配置して、この電極(43a,4
3b)を接地したものであることを特徴とする請求項2
に記載の炭化珪素半導体装置。 - 【請求項11】 サージ吸収用ダイオード(D3)は、
ドリフト層(2)の上面での表層部に第2導電型の高濃
度領域(50)を形成し、この高濃度領域(50)の上
の第1のゲート層(3)にオーミック接触する電極(5
1a,51b)を設け、この電極(51a,51b)を
接地したものであることを特徴とする請求項2に記載の
炭化珪素半導体装置。 - 【請求項12】 サージ吸収用ダイオード(D4)は、
前記ソース層(4)と第1のゲート層(3)とを貫通し
てドリフト層(2)に達し、かつ、前記第2のゲート層
(7)を埋め込むトレンチ(5)よりも深く形成したト
レンチ(60)の内壁部に、SiCよりなる第1導電型
の不純物層(61)が形成されるとともに、その内方に
SiCよりなる第2導電型の不純物層(62)が形成さ
れ、当該不純物層(62)の内方において電極(63
a,63b)を配置して、この電極(63a,63b)
を接地したものであることを特徴とする請求項2に記載
の炭化珪素半導体装置。 - 【請求項13】 サージ吸収用ダイオード(D5)は、
前記ソース層(4)と第1のゲート層(3)とを貫通し
てドリフト層(2)に達するトレンチ(70)内にSi
Cよりなる第1導電型の不純物層(71)を形成すると
ともに、その内方にショットキー接触する電極(72)
を形成し、当該電極(72)を接地したものであること
を特徴とする請求項4に記載の炭化珪素半導体装置。 - 【請求項14】 第1導電型のSiC基板(1)の上
に、SiCよりなる低濃度な第1導電型のドリフト層
(2)と、SiCよりなる第2導電型の第1のゲート層
(3)と、SiCよりなる第1導電型のソース層(4)
とが順に積層されるとともに、前記ソース層(4)と第
1のゲート層(3)とを貫通してドリフト層(2)に達
するトレンチ(5)が形成され、さらに、このトレンチ
(5)の内壁部にSiCよりなる第1導電型のチャネル
層(6)が形成されるとともにその内方にSiCよりな
る第2導電型の第2のゲート層(7)を形成した炭化珪
素半導体装置の製造方法であって、 連続エピタキシャル成長により第1導電型のSiC基板
(1)の上にドリフト層となるエピタキシャル層(2)
と第1のゲート層となるエピタキシャル層(3)とソー
ス層となるエピタキシャル層(4)を積層する工程と、 トランジスタセル形成領域においてソース層および第1
のゲート層となるエピタキシャル層(4,3)を貫通し
てドリフト層となるエピタキシャル層(2)に達するト
レンチ(5)と、サージ吸収用ダイオード形成領域にお
いてソース層および第1のゲート層となるエピタキシャ
ル層(4,3)を貫通してドリフト層となるエピタキシ
ャル層(2)に達するトレンチ(20)を同時に形成す
る工程と、 トランジスタセル形成領域のトレンチ(5)の内部にチ
ャネル層(6)と第2のゲート層(7)を形成するとと
もに、サージ吸収用ダイオード形成領域のトレンチ(2
0)の内部に第2導電型の不純物層(21)を形成する
工程と、サージ吸収用ダイオード形成領域での不純物層
(21)の内方に電極(22a,22b)を形成する工
程と、を含むことを特徴とする炭化珪素半導体装置の製
造方法。 - 【請求項15】 第1導電型のSiC基板(1)の上
に、SiCよりなる低濃度な第1導電型のドリフト層
(2)と、SiCよりなる第2導電型の第1のゲート層
(3)と、SiCよりなる第1導電型のソース層(4)
とが順に積層されるとともに、前記ソース層(4)と第
1のゲート層(3)とを貫通してドリフト層(2)に達
するトレンチ(5)が形成され、さらに、このトレンチ
(5)の内壁部にSiCよりなる第1導電型のチャネル
層(6)が形成されるとともにその内方にSiCよりな
る第2導電型の第2のゲート層(7)を形成した炭化珪
素半導体装置の製造方法であって、 連続エピタキシャル成長により第1導電型のSiC基板
(1)の上にドリフト層となるエピタキシャル層(2)
と第1のゲート層となるエピタキシャル層(3)とソー
ス層となるエピタキシャル層(4)を積層する工程と、 トランジスタセル形成領域においてソース層および第1
のゲート層となるエピタキシャル層(4,3)を貫通し
てドリフト層となるエピタキシャル層(2)に達するト
レンチ(5)と、サージ吸収用ダイオード形成領域にお
いてソース層および第1のゲート層となるエピタキシャ
ル層(4,3)を貫通してドリフト層となるエピタキシ
ャル層(2)に達するトレンチ(40)を同時に形成す
る工程と、 トランジスタセル形成領域のトレンチ(5)の内部にチ
ャネル層(6)と第2のゲート層(7)を形成するとと
もに、サージ吸収用ダイオード形成領域のトレンチ(4
0)の内部にトレンチ底部での厚さがトランジスタセル
形成領域でのチャネル層(6)よりも薄い第1導電型の
不純物層(41)と第2導電型の不純物層(42)を形
成する工程と、 サージ吸収用ダイオード形成領域での不純物層(42)
の内方に電極(43a,43b)を形成する工程と、を
含むことを特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。 - 【請求項16】 第1導電型のSiC基板(1)の上
に、SiCよりなる低濃度な第1導電型のドリフト層
(2)と、SiCよりなる第2導電型の第1のゲート層
(3)と、SiCよりなる第1導電型のソース層(4)
とが順に積層されるとともに、前記ソース層(4)と第
1のゲート層(3)とを貫通してドリフト層(2)に達
するトレンチ(5)が形成され、さらに、このトレンチ
(5)の内壁部にSiCよりなる第1導電型のチャネル
層(6)が形成されるとともにその内方にSiCよりな
る第2導電型の第2のゲート層(7)を形成した炭化珪
素半導体装置の製造方法であって、 ピタキシャル成長により第1導電型のSiC基板(1)
の上にドリフト層となるエピタキシャル層(2)を形成
する工程と、 サージ吸収用ダイオード形成領域においてドリフト層と
なるエピタキシャル層(2)の表層部に第2導電型の不
純物層(50)を形成する工程と、 ピタキシャル成長によりドリフト層となるエピタキシャ
ル層(2)の上に第1のゲート層となるエピタキシャル
層(3)とソース層となるエピタキシャル層(4)を積
層する工程と、 トランジスタセル形成領域においてソース層(4)と第
1のゲート層(3)とを貫通してドリフト層(2)に達
するトレンチ(5)を形成する工程と、 トランジスタセル形成領域のトレンチ(5)の内部にチ
ャネル層(6)と第2のゲート層(7)を形成する工程
と、 サージ吸収用ダイオード形成領域での第1のゲート層と
なるエピタキシャル層(3)の上にオーミック接触する
電極(51a,51b)を形成する工程と、を含むこと
を特徴とする炭化珪素半導体装置の製造方法。 - 【請求項17】 第1導電型のSiC基板(1)の上
に、SiCよりなる低濃度な第1導電型のドリフト層
(2)と、SiCよりなる第2導電型の第1のゲート層
(3)と、SiCよりなる第1導電型のソース層(4)
とが順に積層されるとともに、前記ソース層(4)と第
1のゲート層(3)とを貫通してドリフト層(2)に達
するトレンチ(5)が形成され、さらに、このトレンチ
(5)の内壁部にSiCよりなる第1導電型のチャネル
層(6)が形成されるとともにその内方にSiCよりな
る第2導電型の第2のゲート層(7)を形成した炭化珪
素半導体装置の製造方法であって、 連続エピタキシャル成長により第1導電型のSiC基板
(1)の上にドリフト層となるエピタキシャル層(2)
と第1のゲート層となるエピタキシャル層(3)とソー
ス層となるエピタキシャル層(4)を積層する工程と、 トランジスタセル形成領域においてソース層および第1
のゲート層となるエピタキシャル層(4,3)を貫通し
てドリフト層となるエピタキシャル層(2)に達するト
レンチ(5)と、サージ吸収用ダイオード形成領域にお
いてソース層および第1のゲート層となるエピタキシャ
ル層(4,3)を貫通してドリフト層となるエピタキシ
ャル層(2)に達し、かつ前記トランジスタセル形成領
域のトレンチ(5)よりも深いトレンチ(60)を形成
する工程と、 トランジスタセル形成領域のトレンチ(5)の内部にチ
ャネル層(6)と第2のゲート層(7)を形成するとと
もに、サージ吸収用ダイオード形成領域のトレンチ(2
0)の内部に第1導電型の不純物層(61)とその内方
の第2導電型の不純物層(62)を形成する工程と、 サージ吸収用ダイオード形成領域での第2導電型の不純
物層(61)の内方に電極(63a,63b)を形成す
る工程と、を含むことを特徴とする炭化珪素半導体装置
の製造方法。 - 【請求項18】 第1導電型のSiC基板(1)の上
に、SiCよりなる低濃度な第1導電型のドリフト層
(2)と、SiCよりなる第2導電型の第1のゲート層
(3)と、SiCよりなる第1導電型のソース層(4)
とが順に積層されるとともに、前記ソース層(4)と第
1のゲート層(3)とを貫通してドリフト層(2)に達
するトレンチ(5)が形成され、さらに、このトレンチ
(5)の内壁部にSiCよりなる第1導電型のチャネル
層(6)が形成されるとともにその内方にSiCよりな
る第2導電型の第2のゲート層(7)を形成した炭化珪
素半導体装置の製造方法であって、 連続エピタキシャル成長により第1導電型のSiC基板
(1)の上にドリフト層となるエピタキシャル層(2)
と第1のゲート層となるエピタキシャル層(3)とソー
ス層となるエピタキシャル層(4)を積層する工程と、 トランジスタセル形成領域においてソース層および第1
のゲート層となるエピタキシャル層(4,3)を貫通し
てドリフト層となるエピタキシャル層(2)に達するト
レンチ(5)と、サージ吸収用ダイオード形成領域にお
いてソース層および第1のゲート層となるエピタキシャ
ル層(4,3)を貫通してドリフト層となるエピタキシ
ャル層(2)に達するトレンチ(70)を同時に形成す
る工程と、 トランジスタセル形成領域のトレンチ(5)の内部にチ
ャネル層(6)と第2のゲート層(7)を形成するとと
もに、サージ吸収用ダイオード形成領域のトレンチ(7
0)の内部に第1導電型の不純物層(71)を形成する
工程と、 サージ吸収用ダイオード形成領域での不純物層(71)
の内方にショットキー接触する電極(72)を形成する
工程と、を含むことを特徴とする炭化珪素半導体装置の
製造方法。
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