JP2003068433A - セラミックヒータの製造方法及びグロープラグの製造方法 - Google Patents

セラミックヒータの製造方法及びグロープラグの製造方法

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JP2003068433A
JP2003068433A JP2001258137A JP2001258137A JP2003068433A JP 2003068433 A JP2003068433 A JP 2003068433A JP 2001258137 A JP2001258137 A JP 2001258137A JP 2001258137 A JP2001258137 A JP 2001258137A JP 2003068433 A JP2003068433 A JP 2003068433A
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heater
rear end
brazing material
ceramic
heater body
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JP2001258137A
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Masahito Taniguchi
雅人 谷口
Fumihiko Haraguchi
史彦 原口
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属リード部によるヒータ本体と金属軸との
接合状態を良好に保つことができるセラミックヒータを
精度高く製造し得る製造方法、及びそれを用いたグロー
プラグの製造方法を提供する。 【解決手段】 ヒータ本体2の軸線O方向において先端
部にセラミック抵抗体10を埋設させる一方、通電経路
部12,15を、該セラミック抵抗体10に先端を導通
させ、後端を該ヒータ本体2の後端面2rに露出させる
ように軸線O方向に埋設させる形にてヒータ本体を形成
するヒータ本体形成工程を行う。そして、そのヒータ本
体形成工程により形成されたヒータ本体2の後端面上
に、活性ろう材に基づくろう材層36,37をスクリー
ン印刷により形成するスクリーン印刷工程を行い、その
印刷されたろう材層を介した面接触形態により前記通電
経路部12,15に対し電極取出部材をろう付け接合す
る電極取出部材接合工程を行うこととなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セラミックヒータ
とそれを用いたグロープラグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のようなグロープラグとし
て、筒状の主体金具の先端部内側に、棒状のセラミック
ヒータの先端部を突出させる形で配置したものが広く使
用されている。セラミックヒータへの通電は、主体金具
の後端部に設けられた金属軸(電源に接続される)と、
該金属軸及びセラミックヒータを接続する金属リード部
を介して行われる。従来のグロープラグにおいてセラミ
ックヒータと金属リード部との接続は、以下のような種
々の形態によりなされてきた。 特開平10−205753号公報:金属リード部の先
端部を巻きまわしてコイル状の接続部を形成し、ヒータ
端子が露出形成されたセラミックヒータの後端部をその
内側に挿入して、両者をろう付けする。 特開平4−268112号公報、特開昭62−141
423号公報、実公昭60−30608号公報:セラミ
ックヒータの後端部に、ヒータ後端面と周側面部とを覆
うキャップ状の接続金具を被せてろう付けし、この接続
金具に金属リードの末端を接続する。 特開2000−356343号公報:セラミックヒー
タの後端面において金属リードの末端部を埋設する。
【0003】しかし、上記各従来技術には、以下のよう
な問題がある。まず、近年、ディーゼルエンジンの多バ
ルブ化及び部品の軽量化を図るために、グロープラグ用
のセラミックヒータに関しても細径化の要請が高まりつ
つある。に開示された構成では、セラミックヒータの
外周面にコイル状の接続部がろう付けされることから、
セラミックヒータを細径化しても該接続部が径方向にス
ペースを消費するために、コンパクト化の要請を必ずし
も満たしきれない難点がある。また、主体金具とセラミ
ックヒータとの周方向のクリアランスは一般に小さく、
ここに導体で構成された接続部を配置することは短絡等
の不良発生につながりやすい懸念もある。に開示され
た構成の場合も、キャップ状の接続金具を使用するた
め、そのヒータ側周面部を覆う部位の存在により、同様
の問題を生じうる。また、ヒータ端面を覆う部位と側周
面部を覆う部位とが一体化されているために、熱応力に
由来した拘束力がセラミック製のヒータに対して強く作
用しやすく、割れ等の不具合につながりやすい問題があ
る。他方、に開示された構成では、金属リードのセラ
ミックヒータに対する接続部を別焼結体とする分だけ工
数が余分にかかり、また、接続面積が不足しやすいため
強度上の問題も生じやすい。
【0004】本発明の課題は、加熱/冷却のサイクルが
加わった場合でも、金属リード部によるヒータ本体と金
属軸との接合状態を良好に保つことができるセラミック
ヒータを精度高く製造し得る製造方法、及びそれを用い
たグロープラグの製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記のよ
うな課題を解決するために、本発明は、絶縁性セラミッ
クからなるセラミック基体(13)中に、抵抗発熱体
(11)と、その抵抗発熱体(11)に通電するための
通電経路部(12,15)とが埋設された棒状のヒータ
本体(2)を形成する工程であって、前記ヒータ本体
(2)の軸線(O)方向において先端部に前記抵抗発熱
体(11)を埋設させる一方、前記通電経路部(12,
15)を、前記抵抗発熱体(11)に先端を導通させ、
後端を該ヒータ本体(2)の後端面(2r)に露出させ
るように前記軸線(O)方向に埋設させる形にて前記ヒ
ータ本体を形成するヒータ本体形成工程と、そのヒータ
本体形成工程により形成されたヒータ本体(2)の後端
面上に、活性ろう材に基づくろう材層(210,21
0)をスクリーン印刷により形成するスクリーン印刷工
程と、前記ヒータ本体(2)の前記後端面(2r)にお
いて、その印刷されたろう材層を介した面接触形態によ
り前記通電経路部(12,15)に対し電極取出部材を
導通させる電極取出部材接合工程と、を含むことを特徴
とするセラミックヒータ(1)の製造方法を提供する。
【0006】上記方法によれば、電極取出部材をろう付
け接合等により簡単に接合することができて工数も少な
くて済み、さらに、スクリーン印刷によりろう材層を形
成するようにしているため、ろう材層の位置決めに関し
ヒータ本体の後端面における適切な位置に正確に配置す
ることができる。また、後端面に複数の電極部材を取り
付ける場合には、ろう材層の配置ずれにより導通してし
まうといったことがなく、電極部材同士の絶縁を確実に
行うことができ、ひいては素子の高精度化に寄与するこ
ととなる。また、電極取出部材を、ヒータ後端面におい
て面接触形態により導通接合することができるので、接
触面積を比較的大きく取ることができ、接合部の強度を
確保しやすい。
【0007】また、通電経路部(12,15)の露出領
域を包含する形でヒータ本体(2)の後端面(2r)の
一部に対し、金属層を介して面接触形態にて接合するこ
とにより、電極取出部材(26,27,126)を通電
経路部(12,51)と導通させる一方、当該電極取出
部材(26,27,126)をヒータ本体(2)の周側
面部(2s)と非接合とするように電極取出部材接合工
程を行ってもよい。
【0008】上記方法により得られるグロープラグは、
電極取出部材が、通電経路部の露出領域を包含する形で
ヒータ本体の後端面の一部に対し、金属層を介して面接
触形態にて接合されることにより、通電経路部と導通す
る。そして、該電極取出部材はヒータ本体の周側面部と
は非接合とされているので、径方向に余分なスペースを
消費せず、セラミックヒータひいてはグロープラグのコ
ンパクト化、特に細径化に寄与する。また、主体金具と
セラミックヒータとの周方向のクリアランスが小さい場
合でも、該クリアランスからは電極取出部材を構成する
導体部分が排除されているので、短絡等の心配がない。
さらに、電極取出部材において側周面部と接合される部
位を設けておらず、ヒータ端面と接合される部位に側周
面部と接合される部位が一体化されていないため、加熱
/冷却が繰り返された場合でもセラミックヒータの周側
面に強い応力が集中しにくく、ひいてはヒータの割れ等
を効果的に防止することができる。また、このような電
極取出部材の場合、側周面部と接合される部分が一体化
されていないため、ヒータ端面に関しその面方向に当該
電極取出部材がずれ易く、ろう材層を単に端面上に載置
するだけではろう材層の正確な位置決めが難しい。しか
しながら、上記のごとく、スクリーン印刷によってろう
材層を正確な位置に設けておけば、その正確に位置決め
されたろう材層と対応させて電極取出部材も精度高く位
置合わせし易く、通電経路部、ろう材層、及び電極取出
部材の接合位置を容易にかつ精度高く設定することがで
きる。
【0009】なお、本明細書の特許請求の範囲において
各要件に付与した符号は、添付の図面の対応部分に付さ
れた符号を援用して用いたものであるが、あくまで発明
の理解を容易にするために付与したものであり、特許請
求の範囲における各構成要件の概念を何ら限定するもの
ではない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1は、本発明の適用対象となる
セラミックヒータを使用したグロープラグの一例を、そ
の内部構造とともに示すものである。該グロープラグ5
0はセラミックヒータ1を有する。具体的には、筒状の
主体金具4と、主体金具4の軸線O方向における先端部
内側に、自身の先端部を突出させる形で配置された棒状
のヒータ本体2と、該ヒータ本体2に通電するために、
主体金具4の後端部内側に軸線O方向に挿入された金属
軸6とを備えている。また、金属軸6の先端部と、ヒー
タ本体2の後端部に設けられた通電経路部12,12の
一方の端部とを接続するリード部17が設けられてい
る。本実施形態では、ヒータ本体2の先端部が突出する
ようにその外周面を覆う金属外筒3が設けられ、主体金
具4は、その金属外筒3を外側から覆うものとされてい
る。
【0011】主体金具4の外周面には、図示しないエン
ジンブロックにグロープラグ50を固定するための、取
付部としてのねじ部5が形成されている。なお、主体金
具4は金属外筒3に対し、例えば両者の内外周面の隙間
を充填する形でろう付けするか、あるいは主体金具4の
先端側開口内縁と金属外筒3の外周面とを全周レーザー
溶接する形で固定される。
【0012】図2に示すように、ヒータ本体2は、絶縁
性セラミックからなるセラミック基体13中に抵抗発熱
体11が埋設された棒状のセラミックヒータ素子として
構成されている。抵抗発熱体11はヒータ本体2に対
し、軸線O方向において先端部に埋設される。また、通
電経路部12,12は、抵抗発熱体11に先端が導通
し、後端が該ヒータ本体2の後端面2rに露出する形で
軸線O方向に埋設される。そして、金属製の電極取出部
材26,27が、通電経路部12,12の露出領域を包
含する形でヒータ本体2の後端面2rの一部を覆い、か
つヒータ本体2の周側面部2sは覆わない形で、該後端
面2rにおいて通電経路部12,12に対し面接触形態
により導通接合されてなる。
【0013】抵抗発熱体11は通電経路部12,12が
対をなす形で設けられ、それら通電経路部12,12の
各後端が該ヒータ本体2の後端面2rに露出してなり、
電極取出部材26,27は、該通電経路部12,12の
それぞれに対応するものが、互いに絶縁された状態にて
後端面2rに接合されてなる。このうち一方のものに電
極取出部材27が接合され、リード部17を介して金属
軸6に電気的に接続されている。また、他方のものには
電極取出部材26が接合され、リード部16を介して金
属外筒3に電気的に接合されている。
【0014】電極取出部材26,27はいずれも板状に
構成されてなる。本実施形態では、いずれも通電のため
のリード部17,16が一体化された単一の板状部材と
して構成され、部品点数の削減が図られている。さら
に、電極取出部材26,27はいずれも半月状に形成さ
れ、その外形線の一部なす直線状の弦部26y,27y
間に一定の間隔を形成した状態にて対向配置されてな
る。そして、電極取出部材27は、その円弧状の外縁部
に長い板状のリード部17の先端部が一体化され、電極
取出部材27との接続位置にて後方側に曲げ返されると
ともに、軸線O方向に沿って延び、図1に示すように末
端が金属軸6の前端部に抵抗溶接等により接合されてい
る。
【0015】他方、電極取出部材26の円弧状の外縁部
からは、リード部16が半径方向外向きに延出し、金属
外筒3にその末端部が抵抗溶接等により接合されてい
る。本実施形態では金属外筒3は、内周面が後端部にお
いて拡径されることにより、ヒータ本体2の後端部外周
面と金属外筒3の後端部内周面との間にはクリアランス
Gが形成されている。そして、リード部16はこのクリ
アランスGを経て側方に延び、後方側に曲げ返された末
端部の外周面にて金属外筒3の内周面に固着されてい
る。
【0016】次に、ヒータ本体2は、絶縁性セラミック
からなるセラミック基体13中に導電性セラミックから
なるセラミック抵抗体ユニット10が埋設されている。
セラミック抵抗体ユニット10は、第一導電性セラミッ
クからなり、ヒータ本体2の先端部に配置される第一抵
抗体部分11と、各々該第一抵抗体部分11の後方側に
おいて、ヒータ本体2の軸線O方向に延伸する形で配置
され、先端部が第一抵抗体部分11の通電方向における
両端部にそれぞれ接合されるとともに、第一導電性セラ
ミックよりも抵抗率が低い第二導電性セラミックからな
る1対の第二抵抗体部分12,12とを有する。そし
て、第一抵抗体部分11が抵抗発熱体を、第二抵抗体部
分12,12が通電経路部をそれぞれ構成する。
【0017】セラミック基体13を構成する絶縁性セラ
ミックとして、本実施形態では窒化珪素質セラミックが
採用されている。他方、セラミック抵抗体ユニット10
を構成する第一抵抗体部分11及び第二抵抗体部分1
2,12は、前記した通り電気抵抗率の異なる導電性セ
ラミックにて構成されている。両導電性セラミックの電
気抵抗率を互いに異なるものとする方法は特に限定され
ず、例えば、 同種の導電性セラミック相を用いつつ、その含有量を
互いに異ならせる方法; 電気抵抗率の異なる異種の導電性セラミック相を採用
する方法; との組合せによる方法; 等、種々例示できるが、本実施形態ではの方法を採用
している。導電性セラミック相としては、例えば、炭化
タングステン(WC)、二珪化モリブデン(MoS
)及び二珪化タングステン(WSi)等、周知の
ものを採用できる。
【0018】本実施形態においてセラミック抵抗体ユニ
ット10は、第一抵抗体部分11がU字形状をなし、そ
のU字底部がヒータ本体2の先端側に位置するように配
置され、第二抵抗体部分12,12は、該U字形状の第
一抵抗体部分11の両端部からそれぞれ軸線O方向に沿
って後方に延伸する、互いに略平行な棒状部とされてい
る。第一抵抗体部分11は、動作時に最も高温となるべ
き先端部11aに対して電流を集中するために、該先端
部11aを両端部11b、11bよりも細径としてい
る。そして、第二抵抗体部分12,12との接合面15
は、その先端部11aよりも径大となった両端部11
b、11bに形成されている。第二抵抗体部分12,1
2の後端面はヒータ本体2の後端面2rに露出して、露
出端子部12a,12aを形成している。
【0019】次に、図1に示すように、主体金具4の内
側において金属軸6は主体金具4と絶縁状態にて配置さ
れている。本実施形態では、金属軸6の後端側外周面と
主体金具4との間に絶縁ブッシュ8を配置して、金属軸
6と主体金具4との絶縁を保持している。また、工具係
合部33とねじ部5との間に、絶縁性高分子材料の気密
保持部材32を配設し、主体金具4の外周側から加締め
ることによって、加締め部34を形成することで気密性
を確保し、金属軸6の保持を行っている。また、金属軸
6の気密保持部材32と接触する外周面部分には、ロー
レット加工等による凹凸が施されている(図では網掛け
を描いた領域)。さらに、金属軸6の後端部は主体金具
4の後方に延出し、その延出部に絶縁ブッシュ8を介し
て端子金具7がはめ込まれている。該端子金具7は、周
方向の加締め部9により、金属軸6の外周面に対して導
通状態で固定されている。
【0020】電極取出部材26,27は、ヒータ本体2
の後端面に対しろう材層36,37を介して接合されて
いる。なお、本実施例では、ろう付け前のろう材層を2
10,210として表しており、ろう付け後のろう材層
を36,37として表している。このろう付けは、金属
/セラミック接合のため、これに適した活性ろう材を用
いるか、あるいはその活性金属成分を蒸着等によりセラ
ミック側に付着させてメタライズし、その後通常のろう
材を用いて接合する手法を採用することが望ましい。ろ
う材としてはAg系あるいはCu系の公知のものが使用
でき、活性金属成分としてはTi、Zr及びHfの1種
又は2種以上を使用することができる。例えば、Cu系
活性ろう材の組成としてCu―5質量%Si−3質量%
Pd−2質量%Tiを例示できる。
【0021】上記グロープラグ50は、ねじ部5におい
てディーゼルエンジンのエンジンブロックに取り付けら
れる。このときに、ヒータ本体2の発熱部となる先端部
は、例えばエンジンの燃焼室に連通する渦流室内に位置
決めされる。そして、端子金具7をバッテリーに接続す
ることにより、金属軸6→リード部17→ヒータ本体2
→リード部16→金属外筒3→主体金具4→エンジンブ
ロック(→接地)の経路により通電され、抵抗発熱体1
1が赤熱して渦流室の暖機を行なう。
【0022】以下、上記グロープラグ50におけるセラ
ミックヒータ1の製造方法について説明する。
【0023】なお、ヒータ本体形成工程は以下のように
行うことができる。セラミック抵抗体ユニット10とな
るべき抵抗体粉末成形部84(図4)を、射出成形、具
体的にはインサート成形により作成する。図3はその工
程の一例を示すものである。成形に使用する金型は、抵
抗体粉末成形部84の射出空間を分割面DPにより分割
して第一金型50A,50Bと第二金型51とに割り振
った分割金型を用いる。
【0024】このうち、第二金型51としては、第一抵
抗体部分11(図1)を成形するための空間55と、第
二抵抗体部分12,12(図1)を成形するための空間
56とが一体化された、第二側一体射出空間57を有す
るものを用意する。他方、第一金型としては、図3
(a)に示す予備成形金型50Aと、同図(b)に示す
インサート成形用金型50Bとを用意する。予備成形金
型50Aは、第二抵抗体部分12,12を予備成形体8
4b、84bとして成形するための部分射出空間58を
有するとともに、該部分射出空間58との隣接面59が
分割面DPと垂直であり、かつ第二金型51と型合わせ
された際に、第二側一体射出空間57のうち予備成形体
84b,84bの成形に使用されない空間部分55を充
填する充填部90が、金型分割面から突出形成されたも
のである。他方、インサート成形用金型50Bは、第一
抵抗体部分11(図1)を成形するための空間91と、
第二抵抗体部分12,12(図1)を成形するための空
間92とが一体化された第一側一体射出空間93を有す
るものである。
【0025】まず、図3(a)に示すように、第二金型
51と予備成形金型50Aとを型合わせして、成形用材
料CP1を射出することにより予備成形体84b,84
bを製造する。成形用材料CP1は、第二導電性セラミ
ックの組成が得られるように配合された炭化タングステ
ン粉末、窒化珪素粉末及び焼結助剤粉末とからなる原料
セラミック粉末に対し、有機バインダと混練したコンパ
ウンドを加熱により溶融流動化させたものである。予備
成形体84b,84bの射出成形が終われば、金型を型
開きする。
【0026】次いで、図3(b)に示すように、その予
備成形体84b,84bを、第一側一体射出空間93と
第二側一体射出空間57との対応する空間部56,92
にインサートとして配置した状態で、第二金型51とイ
ンサート成形用金型50Bとを型合わせする。そして、
残余の空間部55,91に成形用材料CP2を射出する
ことにより、該射出成形部分84a(図4)を予備成形
体84b,84bに一体化して抵抗体粉末成形部84を
得る。成形用材料CP2は、成形用材料CP1と同様の
コンパウンドであるが、原料粉末は第一導電性セラミッ
クの組成が得られるように配合されたものである。この
とき、図3(a)の工程で得られた予備成形体84b,
84bを第二金型51内に残した状態で、予備成形金型
50Aをインサート成形用金型50Bに交換し、引き続
きインサート成形を行なうようにすれば一層能率的であ
る。
【0027】なお、第一抵抗体部分11と第二抵抗体部
分12との成形の順序は入れ替えてもよいが、予備成形
金型として、第二側一体射出空間57の空間部分56を
充填する充填部を形成したものが必要である。なお、本
実施形態では、図1に示すように、ヒータ本体2の軸線
O方向において、第一抵抗体部分11の寸法が第二抵抗
体部分12の寸法よりも小とされているが、このような
場合は、抵抗体粉末成形部84の製造に際し、図3のよ
うに、第二抵抗体部分12,12に相当する部分を予備
成形体84b,84bとなすことで、以下のような利点
を生ずる。すなわち、第二抵抗体部分12,12に相当
する部分を射出成形する場合、図3(a)に示すよう
に、キャビティの長手方向後端部に材料射出用のスプル
SP1を形成することが、成形用材料CP1をキャビテ
ィ内に均等に射出する観点において有利である。このと
き、第二抵抗体部分12,12が長いと、成形用材料C
P1の流動距離は相当長くなり、接合面位置に到達する
までに、溶融したバインダの温度がある程度低下するこ
とが避けがたい。しかし、第一抵抗体部分11は寸法が
小さいために、成形用材料CP2の流動距離は短く温度
低下も起こりにくい。従って、インサート成形で2つの
成形体部分を接合面にて一体化する場合、第二抵抗体部
分12,12をインサートとして、第一抵抗体部分11
を後で形成するようにすれば、接合面に到達する時の成
形用材料CP2の温度をより高くすることができ、強固
で欠陥の少ない接合状態を得ることができる。
【0028】上記のようにして抵抗体粉末成形部84を
作成したら、セラミック基体13を形成するための原料
粉末を予め金型プレス成形することにより、図4(a)
に示すような、上下別体に形成された基体成形体として
の分割予備成形体86,87を用意しておく。これら分
割予備成形体86,87は、上記抵抗体粉末成形部84
に対応した形状の凹部87a(分割予備成形体86側の
凹部は図面に表れていない)がその合わせ面に形成され
ている。次いで、この凹部に抵抗体粉末成形部84を収
容し、分割予備成形体86,87を上記合わせ面におい
て嵌め合わせる。そして、図5(a)に示すように、そ
の状態でこれら分割予備成形体86,87及び抵抗体粉
末成形部84の組立体を金型91のキャビティ91a内
に収容し、パンチ92,93を用いてプレス・圧縮する
ことにより、図4(b)に示すように、これらが一体化
された複合成形体89とする。
【0029】こうして得られた複合成形体89は、まず
バインダ成分等を除去するために所定の温度(例えば約
900℃)で仮焼され、図5(b)に示す仮焼体89’
とされる(なお、仮焼体は、広義の意味において複合成
形体であるとみなす)。続いて図5(b)に示すよう
に、この仮焼体89’が、グラファイト等で構成された
ホットプレス用成形型95,95のキャビティ95a,
95aにセットされる。上記のように成形型95にセッ
トされた仮焼体89’を、図5(b)に示すように、焼
成炉94(以下、単に炉94という)内で両成形型95
及び95の間で加圧しながら所定の焼成保持温度(17
00℃以上:例えば約1800℃前後)及び雰囲気で焼
成することにより焼結体が得られる。
【0030】上記焼成により、仮焼体89’は、分割予
備成形体86及び87の合わせ面89aに沿う方向に圧
縮されながら焼結体となる。このとき、軸状に形成され
る抵抗体粉末成形部84の第二抵抗体部分用の成形部
(予備成形体)84bは、各々の軸線が互いに接近する
向きにおいて、その円状断面が上記圧縮方向につぶれる
ように変形することにより、楕円状断面を有した第二抵
抗体部分12となる。こうして得られた焼結体は、外周
面に研磨等の加工を施すことにより、図2のような断面
が円形に整形されたセラミック基体13を有する最終的
なヒータ本体2となる。このようにして、軸線O方向に
おいて先端部に抵抗発熱体11が埋設され、その抵抗発
熱体11に通電経路部12,15の先端が導通され、か
つその通電経路部12,15の後端が該ヒータ本体2の
後端面2rに露出するようにして軸線O方向に埋設され
た形態のヒータ本体2が形成されることとなる。
【0031】そして、そのヒータ本体形成工程により形
成されたヒータ本体2の後端面上に、活性ろう材に基づ
くろう材層210,210(図7参照)をスクリーン印
刷により形成するスクリーン印刷工程を行う。スクリー
ン印刷工程はプリント配線基板等の製造において用いら
れる手法と同様に行うことができるが、ここではその概
要のみ説明する。図6の概念図に示すように被印刷対象
物たるヒータ本体2を所定位置に位置決めした後、その
ヒータ本体2の端面2rの上部にスクリーン版303を
配置する。スクリーン版303は、最終的に図7のよう
な印刷形状となるように形状調整しておき、そのスクリ
ーン版303の上部をスキージ301が摺動、又は移動
して、ろう材からなる、又はろう材を主体としてなる活
性ろう材ペースト305を端面上部に印刷し、図7のよ
うなろう材層印刷領域が形成されることとなる。ろう材
層印刷領域は、通電経路部の各々の露出位置に対応して
個別に設けられ、それら印刷領域が互いに電気的に絶縁
されることとなる。
【0032】そして、ヒータ本体2の後端面2rにおい
て、その印刷されたろう材層210,210を介した面
接触形態により通電経路部12,15に対し電極取出部
材をろう付け接合する電極取出部材接合工程を行うこと
により、以下、この電極取出部材接合工程について説明
する。まず、図7(a)に示すように、各々電極取出部
材26,27となるべき電極予定部位26’,27’
を、連結部201,201により電気的に短絡させる形
で一体化した一体電極体200を用意する。本実施形態
では、一体電極体200には、さらにリード部16,1
7となるべきリード予定部16’,17’も一体化され
ている。
【0033】これを用いた電極取出部材26,27の接
合工程の概略は以下の通りである。まず、図7(b)に
示すように、一体電極体200の各電極予定部位2
6’,27’を、1対の露出端子部12a,12aのそ
れぞれに導通する形にてヒータ本体2に、前記した活性
ろう材を用いてろう付け接合する。そのろう付け接合の
終了後に、一体電極体200を連結部201,201に
おいて分断することにより、電極予定部位26’,2
7’を、互いに絶縁された電極取出部材26,27とな
す(分断工程)。また、リード予定部16’,17’は
それぞれリード部16,17となる。
【0034】上記のような工程を採用することにより、
2つの電極取出部材26,27は、電極予定部位2
6’,27’の形で一体化された状態でヒータ本体2に
接合されるから、小型化した場合でもハンドリングがき
わめて容易である。また、電極予定部位26’,27’
が一体化されることで両部位間の相対的な位置ずれが生
じず、接合時の位置決めミスに原因した電極取出部材2
6,27の短絡に関しても心配する必要がなくなる。特
に、本実施形態では、ヒータ本体2が細長い棒状形態を
なし、面積的に限られたその後端面2rに露出端子部1
2a,12aが形成されているから、電極取出部材2
6,27の寸法が極めて小さく、通常の方法ではその接
合は容易ではない。しかしながら、本発明では、上記の
一体電極体200を用いることにより、小面積の後端面
2rへの接合も簡単に行なうことができる。
【0035】以下、さらに詳しく説明する。図7(a)
に示すように、一体電極体200は、連結部201,2
01と電極予定部位26’,27’(さらにはリード予
定部16’、17’)とを、板面方向に結合した一体の
板状部材として形成している。このようにすると、一体
電極体200を板金素材からの打抜加工等により簡単に
製造できる利点がある。
【0036】一体電極体200は、電極予定部位2
6’,27’が隙間203を挟んで対向配置され、連結
部201,201は、各電極予定部位26’,27との
結合位置に、電極予定部位26’,27’の隙間203
に臨む対向縁26y’,27y’の長さよりも狭幅とな
る狭幅部を有している(本実施形態では、連結部20
1,201の全体が狭幅部となっている)。そして、図
7(c)に示すように、その狭幅部を切断することによ
り各電極予定部位26’,27’が分離され、それぞれ
電極取出部材26,27となる。連結部201,201
に狭幅部を形成しておき、そこで電極予定部位26’,
27’を分断するための切断を行なうようにすること
で、切断距離が短くなり、分断工程の能率化を図ること
ができる。
【0037】また、本実施形態の一体電極体200にお
いては、1対の連結部201,201が、隙間203の
長手方向における各端部において、電極予定部位2
6’,27’をそれぞれ連結する形で形成されている。
このようにすると、電極予定部位26’,27’が隙間
両端の比較的距離の離れた2ヶ所にて連結部201,2
01により結合されるから、結合状態が安定でありハン
ドリングを一層容易に行なうことができる。また、隙間
203の両側が連結部201,201によりふさがれる
ので、電極予定部位26’,27’の対向縁26y’,
27y’の両端に鋭い角部が形成されることが防止さ
れ、ハンドリング時に引っ掛かり等の不具合が生じにく
いほか、打抜加工も容易に行なうことができる。
【0038】図7(a)に示すように、一体電極体20
0の電極予定部位26’,27’は電極取出部材26,
27に対応してそれぞれ半月状に形成され、その弦部を
なす外縁が対向縁26y’,27y’とされて両者の間
に隙間203が形成される。また、リード予定部17’
及び16’は、弧部をなす外縁の各中間位置から半径方
向に延出する直線状の板状部とされている。図7(b)
に示すように、リード予定部17’を各々電極予定部位
27’との接続位置にて略直角に曲げ返し、リード予定
部16’は末端部をリード予定部17’と同方向に曲げ
返す。
【0039】また、上述したスクリーン印刷工程により
ヒータ本体2の後端面2rは、各露出端子部12a,1
2aを包含し、かつ互いに絶縁された形でろう材層21
0,210により被覆されており、そのろう材層21
0,210の形成されたヒータ本体2の後端面2rに、
リード予定部16’及び17’に上記曲げ加工を施した
一体電極体200の各電極予定部位26’,27’が、
それぞれろう材層210,210に重なるように配置す
る。その状態でろう付け熱処理を施すことにより、ヒー
タ本体2への一体電極体200の接合がなされる。
【0040】接合が終了すれば、連結部201,201
を切断して除去する。この切断は、例えばカッター切断
により行なってもよいが、部品寸法が小さいため、微細
加工に適した加工方法、例えばレーザービームあるいは
ウォータージェットにより行なうことが能率的であり、
周囲の部分に加工の影響が及ぶ不具合も生じにくい。ま
た、本実施形態においては、連結部201,201の少
なくとも一部が、棒状のヒータ本体2の後端面2rに沿
う向きにおいて外側に延出した形態にて配置されてい
る。そして、分断工程においては、その延出部にて該連
結部201,201の切断を行なうことにより、切断の
影響が下地をなすヒータ本体2に及びにくくなる。以上
の工程が終了すれば、ヒータ本体2に対し図1に示す各
部分を組み付けることにより、グロープラグ50が完成
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のグロープラグの一実施例を示す縦断面
図。
【図2】図1のヒータ本体の詳細を示す説明図。
【図3】図1のグロープラグの抵抗体粉末成形部を、イ
ンサート成形により製造する工程の一例を示す説明図。
【図4】図3の抵抗体粉末成形部を用いたセラミックヒ
ータの製造工程説明図。
【図5】図4に続く工程説明図。
【図6】スクリーン印刷工程について説明する説明図。
【図7】電極取出部材接合工程について説明する説明
図。
【符号の説明】
1 セラミックヒータ 2 ヒータ本体 2r 後端面 2s 周側面部 3 金属外筒 4 主体金具 10 セラミック抵抗体ユニット 11 第一抵抗体部分(抵抗発熱体) 12 第二抵抗体部分(通電経路部) 13 セラミック基体 16,17 リード部 26,27 電極取出部材 50 グロープラグ 210 ろう材層 O 軸線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/18 H05B 3/18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性セラミックからなるセラミック基
    体(13)中に、抵抗発熱体(11)と、その抵抗発熱
    体(11)に通電するための通電経路部(12,15)
    とが埋設された棒状のヒータ本体(2)を形成する工程
    であって、前記ヒータ本体(2)の軸線(O)方向にお
    いて先端部に前記抵抗発熱体(11)を埋設させる一
    方、前記抵抗発熱体(11)に前記通電経路部(12,
    15)の先端を接合させ、後端を該ヒータ本体(2)の
    後端面(2r)に露出させるように前記軸線(O)方向
    に埋設させる形にて前記ヒータ本体(2)を形成するヒ
    ータ本体形成工程と、 そのヒータ本体形成工程により形成されたヒータ本体
    (2)の後端面上に、活性ろう材に基づくろう材層(2
    10,210)をスクリーン印刷により形成するスクリ
    ーン印刷工程と、 前記ヒータ本体(2)の前記後端面(2r)において、
    その印刷されたろう材層を介した面接触形態により前記
    通電経路部(12,15)に対し電極取出部材を導通さ
    せる電極取出部材接合工程と、 を含むことを特徴とするセラミックヒータ(1)の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記電極取出部材接合工程は、 前記通電経路部(12,15)の露出領域を包含する形
    で前記ヒータ本体(2)の前記後端面(2r)の一部に
    対し、金属層を介して面接触形態にて接合することによ
    り、電極取出部材(26,27,126)を前記通電経
    路部(12,51)と導通させる一方、当該電極取出部
    材(26,27,126)を前記ヒータ本体(2)の周
    側面部(2s)と非接合とする請求項1に記載のセラミ
    ックヒータ(1)の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ヒータ本体形成工程において、前記
    抵抗発熱体(11)に通電するための前記通電経路部
    (12,15)を対をなす形で設けつつ、それら通電経
    路部(12,12,15,15)の各後端が該ヒータ本
    体(2)の後端面(2r)に露出するように埋設し、 前記スクリーン印刷工程において、それら通電経路部の
    各々の露出位置に対応させて一対のろう材層印刷領域を
    それぞれ個別に設けるとともに、それらろう材層印刷領
    域を互いに分離させて形成し、 さらに、前記電極取出部材接合工程において、互いに分
    離させて形成した前記ろう材層印刷領域の各々に対応さ
    せて、一対の前記電極取出部材(26,27)を互いに
    絶縁させた状態にて前記ろう材層を介して前記後端面
    (2r)にそれぞれ接合する請求項1又は2に記載のセ
    ラミックヒータ(1)の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    の製造方法を用いて製造されたセラミックヒータ(1)
    に対し、前記ヒータ本体(2)を周方向に取り囲むとと
    もに、軸線(O)方向において前記ヒータ本体(2)の
    先端部を突出させる形にて金属外筒(3)を取り付け、 その取り付けられた金属外筒(3)の軸線(O)方向後
    端部に、外周面に内燃機関への取付部(5)が形成され
    た主体金具(4)を結合することを特徴とするグロープ
    ラグ(50)の製造方法。
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