JP2003068350A - 扁平型電極体の製造装置 - Google Patents

扁平型電極体の製造装置

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Shoji Ozaki
昭二 尾▲崎▼
Seiichi Habuka
清一 羽深
Toru Harada
徹 原田
Hiroshi Uejima
啓史 上嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】引っ張り強度が10N/mm2以下であるセパ
レータのしわやバタツキを抑制でき、かつ高い生産性を
有する扁平型電極体の製造装置を提供すること。 【解決手段】セパレータ送出手段と巻回手段10との間
に配設され、表面にセパレータ93、94が接すること
でセパレータ93、94に発生する巻きじわを抑制する
巻きじわ抑制ローラ21、22を有することを特徴とす
る。つまり電極とセパレータとを扁平形状に巻回する巻
回手段の近傍にしわ抑制ローラを配設することで、効果
的にセパレータに発生するしわ等を抑制できた。しわ抑
制ローラは、回動自在なローラとすることで、セパレー
タとの接触抵抗を最小限にすることができ、セパレータ
への損傷を抑えることができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扁平形状の巻回型
電極体の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ノート型パソコン、小型携帯電
話、携帯ビデオカメラなどの携帯機器の電源や、自動車
のクリーンなエネルギー源として電池が注目を集めてい
る。ここで、高性能化のために電池の小型化および軽量
化といった、スペース的な効率の向上が求められてい
る。このような要件を満たす電池として、実装効率がよ
い角型形状の電池が注目されている。
【0003】角型形状の電池としては、電極体を数層に
積層させた積層型電極体を有する電池が広く普及してい
る。さらに、積層した状態にある電極板を巻回させた巻
回型電極体を有する電池が、高い生産性を有することか
ら有用であることが知られている。
【0004】巻回型電極体は、シート状の電極(正極及
び負極)及びセパレータより構成され、セパレータを介
して正極と負極とを積層させ、この積層体を巻回して形
成する。この巻回型電極体は、通常は、その断面形状が
真円もしくはそれに近い円状である。
【0005】巻回型電極体を角型形状の電池に用いるに
は、巻回型電極体が扁平化していることが好ましい。す
なわち、角型形状の電池容器に真円もしくはそれに近い
円状の巻回型電極体をそのままの状態で収めると、それ
ぞれの電極板の密着度の低下や、電池容器内部でのスペ
ースのロスが生じるからである(特開昭57−1639
65号公報、特開昭58−218768号公報参照)。
【0006】扁平化された巻回型電極体(以下、「扁平
型電極体」と称する。)を有する電極体は、楕円等の扁
平形状の捲回芯に電極とセパレータとを積層した積層体
を巻回する方法や、円筒状に巻回した電極体を円筒軸垂
直方向に変形させることで製造することができる。この
なかでは、扁平形状の捲回芯に巻回する方法が製造され
た扁平型電極体性能的には好ましい。
【0007】ここで扁平型の捲回芯に電極等を巻回して
扁平型電極体を製造する装置では、電極体の回転に伴
い、電極体への電極等の供給速度が大きく変動するの
で、急激な加重が加わり電極等が切断される虞があった
ので巻き取り速度を高速にできず生産性が低かったが、
特開平6−168736号公報に開示されたように、捲
回芯の巻回中心を電極が捲回芯外周の回転軌跡の接線方
向となる近傍において、電極の引っ張り方向と反対の方
向に移動し、電極が捲回芯の回転軌跡と垂直となる近傍
では電極を引っ張る方向に移動させることで、電極等の
供給速度の変動を抑制して高速巻き取りを実現する方法
が開示された。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電池の安全
性を高める目的で、有機電解液を用いない高分子固体電
解質膜あるいは電解液を含浸させた高分子ゲルを用いた
電池や多孔質膜を一体的に形成した電極を用いた電池あ
るいは低コストな耐熱性樹脂からなる不織布を用いた電
池の開発が急速に進んでいる。しかしながらこれらの膜
は、従来の延伸工程や抽出工程経て作られたポリオレフ
ィンからなるセパレ−タに比べ強度が弱く取り扱いが困
難である。
【0009】特開平6−168736号公報の方法のよ
うに、扁平型電極体の製造装置において、電極等の巻き
取り速度を大きくすると、扁平型電極体の製造時に、セ
パレータにしわやバタツキが発生し、製造された扁平型
電極体に大量の不良品が発生する虞があった。
【0010】本発明は上記実状に鑑みてなされたもので
あり、セパレータのしわやバタツキを抑制でき、かつ高
い生産性を有する扁平型電極体の製造装置を提供するこ
とを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する目的
で本発明者等は鋭意研究を行った結果、従来の扁平型電
極体の製造装置におけるセパレータのしわやバタツキの
原因としてセパレータ強度の低下に着目した。すなわ
ち、セパレータを巻回するために、従来加えていた張力
をセパレータの強度が低い(10N/mm2以下)ので
充分に加えることができず、その結果、セパレータのし
わ等につながることを見出した。
【0012】その知見に基づき、セパレータのしわ等を
抑制するためセパレータに張力を加える代わりに、セパ
レータの動きを制限する部材を導入することを検討し
た。その結果、電極とセパレータとを扁平形状に巻回す
る巻回手段の近傍にしわ抑制ローラを配設することで、
効果的にセパレータに発生するしわ等を抑制できた。し
わ抑制ローラは、回動自在なローラとすることで、セパ
レータとの接触抵抗を最小限にすることができ、セパレ
ータへの損傷を抑えることができた。
【0013】すなわち、本発明の扁平型電極体の製造装
置は、電極を保持し、該電極を送り出す電極送出手段
と、前記電極の短絡防止用のセパレータを保持し、該セ
パレータを送り出すセパレータ送出手段と、前記電極送
出手段と前記セパレータ送出手段とによってそれぞれ送
り出された前記電極と前記セパレータとを重ね合わせて
扁平型に巻回する巻回手段と、を有する扁平型電極体の
製造装置であって、前記セパレータは、引っ張り強度が
10N/mm2以下であり、前記セパレータ送出手段と
前記巻回手段との間に配設され、表面に前記セパレータ
が接することで該セパレータに発生する巻きじわを抑制
する巻きじわ抑制ローラを有することを特徴とする(請
求項1)。
【0014】なお、セパレータの引っ張り強度は、試験
片を主縦軸に沿って一定速度で引っ張り、その間に試験
片にかかる荷重を測定する。この試験片の形状及び寸法
はJIS K7127の5・1の2号試験片により測定
した値である。
【0015】そして、より効果的にセパレータに発生す
るしわ等を抑制するためには、前記巻きじわ抑制ローラ
を、前記巻回手段の巻回中心から6.5cm以内に配設
することが好ましい(請求項2)。
【0016】また、前記電極送出手段は、前記セパレー
タ送出手段が送出する前記セパレータに加わる張力より
も大きい張力を加えて前記電極を送出することが好まし
い(請求項3)。電極に張力を加えることで、間接的に
セパレータの動きを拘束することができるからである。
その場合に、10N/mm2よりも大きい張力とするこ
とが好ましい(請求項4)。
【0017】さらに、前記巻きじわ抑制ローラには、前
記電極が前記セパレータと共に接することが好ましい
(請求項5)。巻きじわ抑制ローラと巻回手段との間で
セパレータを剛性の高い電極と一体化できるので、セパ
レータに発生するしわ等を抑制する効果が大きくできる
からである。
【0018】そして、前記巻きじわ抑制ローラの表面に
は、前記セパレータとの接触で屈曲し自身の復元力によ
り前記セパレータを拡幅する方向に付勢する突出部をも
たせることが好ましい(請求項6)。幅方向に広げる力
をセパレータに加えることで、しわが発生を抑制でき
る。
【0019】また、常に確実にしわ発生効果を発揮させ
るために、前記巻きじわ抑制ローラと前記巻回手段で巻
回されている前記扁平型電極体との間隔を所定値以下に
保つように該巻きじわ抑制ローラを揺動する揺動手段を
有することが好ましい(請求項7)。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施例)以下に本発明の扁平型
電極体の製造装置について詳細に説明する。なお、以下
に示す図はすべて模式図であり、その寸法、形態等は説
明の都合により適宜変形、若しくは簡略化してある。
【0021】本装置は、図1に示すように、概略、電極
送出手段(図略)と、セパレータ送出手段(図略)と、
巻回手段10(11、12、13)と、巻きじわ抑制ロ
ーラ21、22とを有する。電極送出手段は、電極9
1、92を保持し、その電極91、92を送り出す手段
である。セパレータ送出手段は、電極91、92の短絡
防止用のセパレータ93、94を保持し、そのセパレー
タ93、94を送り出す手段である。巻回手段10は、
電極送出手段とセパレータ送出手段とによってそれぞれ
送り出された電極91、92とセパレータ93、94と
を重ね合わせて扁平型に巻回する手段である。巻きじわ
抑制ローラ21、22は、それぞれセパレータ送出手段
と巻回手段10との間に配設され、表面にセパレータ9
3、94が接することでセパレータ93、94に発生す
る巻きじわを抑制する手段である。
【0022】電極送出手段及びセパレータ送出手段は、
巻回手段10に対して、電極(正極91及び負極92)
とセパレータ93、94とを正極91、セパレータ9
3、負極92及びセパレータ94の順に積層できるよう
に配設する。
【0023】電極送出手段は、正極91を送出する手段
と、負極92を送出する手段とを含む。その構成は電極
91、92の種類が異なる他はほぼ同様の構成が採用で
きる。すなわち、扁平型電極体に巻回する電極91、9
2を保持する部分と、その保持された電極91、92を
巻回手段10に送出する部分とをもつ。電極91、92
を保持する部分は、予め製造した電極91、92をロー
ル状等の形態で保持する。電極91、92を送出する部
分は、電極91、92を保持する部分から引き出された
電極91、92に加わる張力を調節する手段を含む。た
とえば張力の調節は電極91、92の送出方向と交差す
る方向に電極91、92を加圧する張力調節ローラで行
うことができる。この張力の値はできるだけ高い方がセ
パレータ93、94に発生するしわ等を抑制する効果の
観点からは好ましい。具体的には10N/mm2以上と
することが好ましい。セパレータ93、94に加えられ
る限界以上の張力を電極91、92に加えることでセパ
レータ93、94単独では抑制できないしわ発生を抑制
できる。
【0024】本装置に使用できる正極91及び負極92
については形状が帯状であることの他は特に限定され
ず、一般的な正極91及び負極92を適用可能である。
たとえば、帯状の金属薄膜の表面に正極91及び負極9
2のそれぞれの活物質を含む活物質層が形成された電極
である。
【0025】セパレータ送出手段は、セパレータ93、
94を保持する部分と、その保持されたセパレータ9
3、94を巻回手段10に送出する部分とをもつ。セパ
レータ93、94を保持する部分は、予め製造したセパ
レータ93、94をロール状等の形態で保持する。セパ
レータ93、94を送出する部分は、セパレータ93、
94を保持する部分から引き出されたセパレータ93、
94に加わる張力を調節する手段を含む。たとえば張力
の調節はセパレータ93、94の送出方向と交差する方
向にセパレータ93、94を加圧する張力調節ローラで
行うことができる。この張力の値はできるだけ高い方が
セパレータ93、94に発生するしわ等を抑制する効果
の観点からは好ましい。
【0026】本装置が適用できるセパレータ93、94
は、引っ張り強度が10N/mm2以下である。具体的
なセパレータ93、94を例示すると、高分子材料を良
溶媒に溶解させた後に剥離フィルム等の基材に塗布し、
乾燥もしくは貧溶媒に浸せきして高分子材料を析出させ
て形成した多孔質膜や、高分子材料を溶融させて剥離フ
ィルム等に塗布した後に冷却した多孔質膜等である。ま
た、高分子固体電解質膜あるいは電解液を含浸させた高
分子ゲルの膜、メルトブロー法等により作成した不織布
等である。
【0027】このとき剥離フィルムは、PET、PP
S、PTFEなどの樹脂製フィルムが望ましく、さらに
は離型フィルムとセパレ−タの剥離性を抑制するためコ
ロナ処理、カーボンコートやSiコートなどの表面処理
を行っても良い。
【0028】剥離フィルム上に形成されたセパレ−タに
ついては、そのまま剥離フィルムに固定されたまま使用
しても良いし、セパレ−タを剥離フィルムから剥がし、
セパレ−タだけを巻き取って保持しても良い。剥離フィ
ルムに固定したままセパレータ93、94を使用する場
合には、セパレータ送出手段から巻回手段10に送出さ
れる過程のいずれかでセパレ−タを剥離フィルムより剥
離する。
【0029】巻回手段10は、楕円型の捲回芯13の巻
回中心に接続される駆動軸12と、その駆動軸12を回
転する駆動モータ11とをもつ。駆動モータ11は、そ
の内部に2以上の楕円歯車の組み合わせからなる速度変
動手段をもつことができる。速度変動手段は、扁平状の
扁平型電極体を巻回するに当たり、電極等の巻回速度が
変動することを巻回速度を変動させることで抑制する手
段である。
【0030】巻きじわ抑制ローラ21、22は、図示し
ないローラ固定手段により、回動自在にセパレータ送出
手段と巻回手段10との間に固定されている。そして、
その表面がセパレータ93、94の表面に接している。
巻きじわ抑制ローラ21、22は、捲回芯13の巻回中
心から6.5cm以内に設けることが好ましい。
【0031】巻きじわ抑制ローラ21、22の表面に
は、セパレータとの接触で屈曲し自身の復元力によりセ
パレータを拡幅する方向に付勢する突出部をもつことが
できる。たとえば、図2に示すように、巻きじわ抑制ロ
ーラの表面に巻きじわ抑制ローラが矢印方向に回転する
につれてセパレータ93、94と接する部分の間隔が広
がるように形成された連続する突起部Dを設けることが
できる。この突起部Dによりセパレータ93、94は拡
幅方向に応力を受け、しわ等の発生が抑制される。
【0032】そして、巻きじわ抑制ローラ21、22の
表面には電極91、92の一方又は両方が接触できる。
電極が接触することで、電極とセパレータとが一体化し
てセパレータ93、94にしわ等が発生し難くなる。さ
らに、巻きじわ抑制ローラ21、22上で電極91、9
2とセパレータ93、94とがすべて積層された後に、
巻回手段10に送出されることが好ましい。電極91、
92とセパレータ93、94とを一体化して積層するこ
とで、さらなるしわ等の発生抑制効果が得られる。具体
的には、図3に示すように、電極91、92とセパレー
タ93、94とを巻回手段10に供給する前に予め積層
することで、巻きじわ抑制ローラ21、22と巻回手段
10との間では電極91、92とセパレータ93、94
とが積層した剛性の高い帯状体となって、セパレータ単
独で問題となるしわ等の発生が抑制できる。
【0033】さらに、巻きじわ抑制ローラ21、22は
揺動手段と接続されることができる。揺動手段は図4に
示すように、巻きじわ抑制ローラ21又は22を電極9
1、92及びセパレータ93、94とが積層、巻回され
た扁平型電極体の回転に伴い、巻きじわ抑制ローラ21
又は22を揺動する。具体的には、図5に示すように、
扁平型電極体90が(a)〜(d)と半回転する間に1
往復、そして(e)〜(h)にもう半回転する間にもう
1往復する。こうして巻きじわ抑制ローラ21又は22
と巻回された扁平型電極体90との間隔を所定値以下と
できる。揺動手段はリンクや、カム等の公知の機構で実
現できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の扁平型電
極体の製造装置は、巻きじわ抑制ローラを配設したこと
で、セパレータのしわやバタツキを抑制できる。その結
果、高速で扁平型電極体を巻回、製造することが可能と
なり、高い生産性を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の扁平型電極体の製造装置の模式斜視図
である。
【図2】実施例の巻きじわ抑制ローラの形態の1態様を
示した模式図である。
【図3】実施例の巻きじわ抑制ローラの配設場所の1態
様を示した模式図である。
【図4】実施例の巻きじわ抑制ローラの揺動の様子を示
した模式図である。
【図5】実施例の巻きじわ抑制ローラの揺動の様子を示
した模式図である。
【符号の説明】
10…巻回手段 11…駆動モータ 12…駆動軸
13…捲回芯 21、22…巻きじわ抑制ローラ D…突起部 91…正極(電極) 92…負極(電極) 93、
94…セパレータ
フロントページの続き (72)発明者 原田 徹 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 上嶋 啓史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5H028 AA05 BB07 BB18 BB19 CC01 CC08 CC12 HH00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極を保持し、該電極を送り出す電極送
    出手段と、 前記電極の短絡防止用のセパレータを保持し、該セパレ
    ータを送り出すセパレータ送出手段と、 前記電極送出手段と前記セパレータ送出手段とによって
    それぞれ送り出された前記電極と前記セパレータとを重
    ね合わせて扁平型に巻回する巻回手段と、を有する扁平
    型電極体の製造装置であって、 前記セパレータは、引っ張り強度が10N/mm2以下
    であり、 前記セパレータ送出手段と前記巻回手段との間に配設さ
    れ、表面に前記セパレータが接することで該セパレータ
    に発生する巻きじわを抑制する巻きじわ抑制ローラを有
    することを特徴とする扁平型電極体の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記巻きじわ抑制ローラは、前記巻回手
    段の巻回中心から605cm以内に配設されている請求
    項1に記載の扁平型電極体の製造装置。
  3. 【請求項3】 前記電極送出手段は、前記セパレータ送
    出手段が送出する前記セパレータに加わる張力よりも大
    きい張力を加えて前記電極を送出する請求項1又は2に
    記載の扁平型電極体の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記電極送出手段が加える張力は、10
    N/mm2よりも大きい請求項3に記載の扁平型電極体
    の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記巻きじわ抑制ローラには、前記電極
    が前記セパレータと共に接する請求項1〜4のいずれか
    に記載の扁平型電極体の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記巻きじわ抑制ローラの表面には、前
    記セパレータとの接触で屈曲し自身の復元力により前記
    セパレータを拡幅する方向に付勢する突出部をもつ請求
    項1〜5のいずれかに記載の扁平型電極体の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記巻きじわ抑制ローラと前記巻回手段
    で巻回されている前記扁平型電極体との間隔を所定値以
    下に保つように該巻きじわ抑制ローラを揺動する揺動手
    段を有する請求項1〜6のいずれかに記載の扁平型電極
    体の製造装置。
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