JP2003067035A - プラント制御装置 - Google Patents

プラント制御装置

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JP2003067035A
JP2003067035A JP2001251480A JP2001251480A JP2003067035A JP 2003067035 A JP2003067035 A JP 2003067035A JP 2001251480 A JP2001251480 A JP 2001251480A JP 2001251480 A JP2001251480 A JP 2001251480A JP 2003067035 A JP2003067035 A JP 2003067035A
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test
control
valve
display
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JP2001251480A
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Yutaka Yokota
豊 横田
Hiromitsu Shiozawa
広充 塩澤
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御弁2の動作テスト等を効率的に行えるよ
うにする。 【解決手段】 制御弁2の状態量を模擬した表示信号を
模擬信号S34として出力する模擬信号出力器33と、
模擬信号S34に基づき開度指示計13が表示した内容
を示す信号を当該開度指示計13から取込み、これを弁
開度指示採取信号S37として出力するデータ採取器3
6と、模擬信号S34と弁開度指示採取信号S37とを
比較して、これらの同一性から開度指示計13の動作テ
スト及び操作側回線Bの回線テストを行う比較判定器3
5とを設ける。これにより、多種多様な制御弁2等の動
作テストが行なえるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御盤、操作盤、
現場及び他の制御盤との間における回線テスト及び表示
手段や操作手段、現場機器の動作テスト等が効率的に行
えるようにしたプラント制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発電プラント等のプラントにおいては、
多種多様、かつ、多数の現場機器が設けられて、当該現
場機器に対応して検出器が設けられている。そして、当
該検出器により検出された状態量に基づきプラント制御
装置がこの現場機器を制御することでプラントを制御し
ている。
【0003】例えば、原子力発電プラントにおけるター
ビン蒸気系統においては、発生した蒸気を発電機に連結
された高圧タービンや低圧タービンに供給する際に、主
蒸気止弁、蒸気加減弁、中間止弁、中間加減弁等の複数
の制御弁により蒸気供給量を制御して発電出力を調整す
るようになっている。
【0004】主蒸気止弁、蒸気加減弁等は、それぞれ独
立して動作する制御弁で、各制御弁には弁開度を検出す
る開度検出器が設けられ、また制御弁の動作確認にリミ
ットスイッチが設けられている。
【0005】このプラント制御装置は、各検出器からの
検出信号を取込み、また種々の制御信号を出力する制御
盤、該制御盤に接続されて状態量を表示したり、種々の
操作が行われる操作盤により構成されている。
【0006】そして、開度検出器からの信号は、制御盤
を介して操作盤に設けられている開度指示計に表示さ
れ、またリミットスイッチからの信号は弁開閉表示ラン
プを点灯させたりする。
【0007】そこで、操作員は、開度指示計や弁開閉表
示ランプによりプラント状態を判定して当該プラントが
所望の状態になるように操作を行う。
【0008】このような制御弁等の現場機器や検出器
は、保守点検時等において正常動作するか否かの動作テ
ストが行われ、かかる動作テストは、操作盤に設けられ
ている弁動作テスト用のランプスイッチ等を操作するこ
とにより行われる。
【0009】無論、プラントには上述したように多種多
様な現場機器や検出器が設けられており、原子力発電プ
ラントにおいても例えば、タービン過速度テスト、ター
ビントリップテスト等があり、また検出器においても状
態量をアナログ的に検出するもの(例えば、制御弁の開
度等)やディジタル的又は接点的に検出するもの(例え
ば、リミットスイッチの動作等)あり、これらについて
も同様の制御及び動作テストが行われることは言うまで
もない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では多種多様な現場機器等の動作テストを行うに
は、それぞれについて個別に行わなければならないため
当該動作テストに多大な工数と時間を要する問題があっ
た。
【0011】そこで、本発明は、かかる動作テストを効
率的に行えるようにしたプラント制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、プラントに設置されてい
る現場機器の状態量を取込み、これを表示信号として出
力すると共に、当該現場機器に制御信号を出力する制御
盤と、該制御盤と操作側回線で接続されて表示信号に基
づき現場機器の状態表示を行う表示手段を備えた操作盤
とを有するプラント制御装置において、現場機器の状態
量を模擬した表示信号を模擬信号として出力する模擬信
号出力手段と、模擬信号に基づき表示手段が表示した内
容を示す信号を当該表示手段から取込み、これを表示結
果信号として出力する表示結果取得手段と、模擬信号と
表示結果信号とを比較して、表示手段の動作テスト又は
操作側回線の回線テストを行う比較判定手段とを設け
て、多種多様な現場機器等の動作テストを行う効率を向
上させたことを特徴とする。
【0013】請求項2にかかる発明は、複数の現場機器
に対応して表示手段が設けらて、各表示手段に模擬信号
が同時に入力されて、これら各表示手段が表示した内容
を示す信号を表示結果取得手段が順次取得して表示結果
信号として出力することで、複数の表示手段の動作テス
ト又は操作側回線の回線テストを自動的に順次行うよう
にしたことを特徴とする。
【0014】請求項3にかかる発明は、模擬信号が、タ
ービンプラントの主蒸気止弁、蒸気加減弁、タービンバ
イパス弁、中間止弁及び中間加減弁から選択される少な
くとも1つの制御弁の開度を模擬した信号であり、表示
手段が制御弁の開度を表示する開度指示計であることを
特徴とする。
【0015】請求項4にかかる発明は、模擬信号が、タ
ービンプラントの主蒸気止弁、蒸気加減弁、タービンバ
イパス弁、中間止弁及び中間加減弁から選択される少な
くとも1つの制御弁が所定の開度に達したことを示す信
号を模擬した信号であり、表示手段が制御弁の開閉を示
す弁開閉表示ランプであることを特徴とする。
【0016】請求項5にかかる発明は、現場機器に制御
信号を出力する制御盤と、該制御盤と操作側回線により
接続されると共に複数の現場機器に対応して設けられ
て、該当する現場機器の操作やテストに用いられる動作
テストランプスイッチを備えた操作盤とを有したプラン
ト制御装置において、複数の動作テストランプスイッチ
の内の1の操作を指示するスイッチ指示信号を出力する
テスト操作指示手段と、スイッチ指示信号の内容を表示
するテスト操作指示表示手段と、該テスト操作指示表示
手段の指示内容に基づき操作される動作テストランプス
イッチが出力するスイッチ状態信号を操作側回線を介し
て受信し、この受信した該スイッチ状態信号とスイッチ
指示信号とを比較して動作テストランプスイッチの動作
テスト又は操作側回線の回線テストを行う比較判定手段
とを有することを特徴とする。
【0017】請求項6にかかる発明は、現場機器に制御
信号を出力する制御盤と、該制御盤と操作側回線により
接続されると共に複数の現場機器に対応して設けられ
て、該当する現場機器の状態量を表示する指示計を備え
た操作盤とを有したプラント制御装置において、複数の
指示計における実動作時間を順次取得して出力する動作
時間記憶手段と、指示計の標準動作時間が記憶されてい
る動作標準時間記憶手段と、各指示計に対して実動作時
間と標準動作時間とを順次比較して当該指示計の動作テ
ストを行う比較判定手段とを有することを特徴とする。
【0018】請求項7にかかる発明は、現場機器と、該
現場機器の状態量を取込むと共に当該現場機器に制御信
号を出力する制御盤とが現場側回線により接続されたプ
ラント制御装置において、現場機器に関する動作テスト
を行う際に、テストする現場機器を指示するテスト操作
指示信号を出力するテスト操作指示手段と、テスト操作
指示信号の内容を表示するテスト操作指示表示手段と、
該テスト操作指示表示手段の指示内容に基づき操作され
る現場機器の検出器が出力する当該現場機器の状態量を
模擬した模擬信号を現場側回線を介して受信して、この
現場機器に指示されたテスト操作指示信号とを比較して
現場機器の動作テスト又は現場側回線の回線テストを行
う比較判定手段とを有することを特徴とする。
【0019】請求項8にかかる発明は、現場機器の状態
量を取込み、また当該現場機器に制御信号を出力する2
以上の制御盤が制御側回線により接続されて制御情報を
送受信してなるプラント制御装置において、第1の制御
盤に設けられ、該第1の制御盤から第2の制御盤にテス
ト操作指示信号を出力するテスト操作指示手段と、第2
の制御盤に設けられ、テスト操作指示信号の内容を表示
するテスト操作指示表示手段と、該テスト操作指示表示
手段の指示内容を模擬して第2の制御盤から出力される
模擬信号を制御側回線を介して受信し、この模擬信号と
第2の制御盤に指示されたテスト操作指示信号とを比較
して制御側回線の回線テストを行う比較判定手段とを有
することを特徴とする。
【0020】請求項9にかかる発明は、現場側回線、制
御側回線及び操作側回線にアナログ的に変化する信号又
はディジタル的に変化する信号が流れて、これらの種類
の信号を用いて動作テスト又は回線テストを行うことを
特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態の説明
を図を参照して説明する。なお、本明細書ではプラント
に設置されている制御弁及びこれの状態量を計測する計
測器を含めて現場機器と記載する。従って、例えば温度
検出器のように、制御弁のように特定する具体的機器が
存在しない場合も現場機器に含まれる。
【0022】図1は、タービン蒸気系統を示す図であ
る。以下の説明では、タービン蒸気系統におけるプラン
ト制御装置12を例に説明するが、本発明は係る適用対
象により限定を受けるものではないことを予め付言す
る。即ち、火力発電プラントや化学プラントのプラント
制御装置であってもよい。
【0023】また、以下の説明では蒸気系統に設けられ
ている各種の弁の動作テスト等について説明するが、本
発明はこれに限定されるものではなく、タービン過速度
テスト、タービントリップテスト等についても適用でき
ることを付言する。
【0024】当該タービン蒸気系統は、蒸気を発生する
蒸気発生器1、該蒸気発生器1からの高圧蒸気の供給に
より駆動される高圧タービン4a、該高圧タービン4a
からの蒸気により駆動される低圧タービン4b、該低圧
タービン4bで仕事した蒸気を復水させる復水器7等を
主要構成としている。
【0025】そして、蒸気発生器1と高圧タービン4a
とは、主蒸気止弁2a及び蒸気加減弁2bを介して接続
され、高圧タービン4aと低圧タービン4bとは中間止
弁2c及び中間加減弁2dを介して接続されている。ま
た、蒸気発生器1と復水器7とは、タービンバイパス弁
2eを介して接続されている。
【0026】以下、高圧タービン4a及び低圧タービン
4bを適宜タービン4と記載し、また主蒸気止弁2a、
蒸気加減弁2b、中間止弁2c、中間加減弁2d及びタ
ービンバイパス弁2eを適宜制御弁2と記載する。
【0027】このような構成で、蒸気発生器1で発生し
た蒸気は、主蒸気止弁2a及び蒸気加減弁2bを経て高
圧タービン4aに供給されて当該高圧タービン4aを駆
動する。
【0028】そして、高圧タービン4aを駆動した蒸気
は中間止弁2c及び中間加減弁2dを経て低圧タービン
4bに供給され、当該低圧タービン4bを駆動して復水
器7で復水される。
【0029】高圧タービン4aや低圧タービン4bのタ
ービンロータは、発電機11の回転軸と連結されている
ので、これら高圧タービン4aや低圧タービン4bが回
転することにより発電機11が発電する。
【0030】通常、系統の運転時は、プラント制御装置
12により主蒸気止弁2a、中間止弁2c及び中間加減
弁2dは全開状態、タービンバイパス弁2eは全閉状態
に制御され、蒸気加減弁2bの開弁度を調節して、高圧
タービン4aに流入する蒸気量及びタービン入口蒸気圧
力が制御されてタービン速度が所望の速度になるように
制御される。
【0031】かかるタービン入口蒸気圧力及びタービン
速度は、主蒸気止弁2aの手前に設けた圧力検出器9及
びタービンロータに取付けた速度検出器10により検出
されて、プラント制御装置12に入力するようになって
いる。
【0032】図2は、プラント制御装置12の要部を示
す概略構成図で、当該プラント制御装置12は、制御盤
17と操作盤15とにより構成されている。そして、現
場には現場機器である制御弁2やこの制御弁2の状態を
検出する各種の検出器22,23が設けられ、これらが
現場側回線Aにより制御盤17と接続され、該制御盤1
7は操作側回線Bにより操作盤15と接続されている。
【0033】なお、後述するように制御盤17が2以上
設けられている場合に、各制御盤17の間で制御情報の
やりとりを行うことがあり、この場合には制御側回線C
で接続されている。
【0034】上述したように、現場に設けられた制御弁
2の弁開度は開度検出器22により検出されて弁開度ア
ナログ検出信号S24として制御盤17に出力され、ま
たリミットスイッチ23が当該制御弁2が所定量開弁し
たことを検出して、それを弁開度接点検出信号S25と
して制御盤17に出力する。
【0035】一方、制御弁2には制御盤17から制御信
号である弁開閉指令信号S20が入力して、当該制御弁
2の弁開度が制御されるようになっている。
【0036】操作盤15には、制御盤17からの弁開度
指示信号S28に応じた弁開度の表示を行う開度指示計
13、弁開度表示信号S29が入力して制御弁2の動作
状態を表示する弁開閉表示ランプ14、押圧されること
により制御弁2の動作テストの要求を弁テスト信号S1
8として出力する動作テストランプスイッチ16及び開
度指示計13からの開度指示信号S59により表示内容
を取込む表示結果取得手段であるデータ採取器36等に
より構成されている。
【0037】また、制御盤17は、弁開度アナログ検出
信号S24が入力して、これを弁開度指示信号S28と
して開度指示計13に出力するアナログ信号指示器2
6、弁開度接点検出信号S25が入力して、これを弁開
度表示信号S29として弁開閉表示ランプ14に出力す
る接点信号表示器27、弁テスト信号S18を受付けて
制御弁2に弁開閉指令信号S20を出力するテスト許可
確認器19、所定の模擬値を弁開度指示模擬信号S34
として出力する模擬信号出力器33、データ採取器36
からの弁開度指示採取信号S37と弁開度指示模擬信号
S34との一致性を比較判定する比較判定手段である比
較判定器35、該比較判定器35での比較結果を記録す
る記録器38等により構成されている。
【0038】このような構成で開度指示計13の動作表
示テストを行う場合には、模擬信号出力器33で当該開
度指示計13の表示内容を模擬的に変化させる弁開度指
示模擬信号S34を開度指示計13に出力する。なお、
この弁開度指示模擬信号S34は、比較判定器35にも
出力される。
【0039】開度指示計13から、当該開度指示計13
での表示内容に応じた開度指示信号S59がデータ採取
器36に出力され、当該データ採取器36から開度指示
信号S59に応じた弁開度指示採取信号S37が比較判
定器35に出力される。
【0040】図3は、開度指示計13に入出力する弁開
度指示模擬信号S34と開度指示信号S59とを模式的
に示した図であり、図4は比較判定器35に入力する弁
開度指示模擬信号S34と弁開度指示採取信号S37と
を模式的に示した図である。
【0041】比較判定器35は、弁開度指示模擬信号S
34と弁開度指示採取信号S37との偏差を算出して、
その算出結果に基づきこれらの一致性を判定して、判定
データと判定結果とを記録器38で表示したり、紙や情
報記録媒体に記録する。
【0042】また、制御弁2の動作テストを行う場合に
は、動作テストランプスイッチ16を押すことにより、
弁テスト信号S18がテスト許可確認器19に送られ
る。これによりテスト許可確認器19は、動作テストラ
ンプスイッチ16に確認信号S21を出力して当該動作
テストランプスイッチ16のランプを点灯させると共
に、制御弁2に弁開閉指令信号S20を出力し、これに
より制御弁2を開閉動作させる。
【0043】制御弁2が開閉動作することにより、その
弁開度に応じて弁開度アナログ検出信号S24が変化す
るので、これを開度指示計13で確認し、また弁開閉指
令信号S20の変化に応じて弁開閉表示ランプ14が点
灯/消灯するので、これを確認することにより当該制御
弁2の動作テストを行うことが可能になる。
【0044】なお、上述したように制御弁2は、主蒸気
止弁2a、蒸気加減弁2b、中間止弁2c、中間加減弁
2d及びタービンバイパス弁2e等を総称しているの
で、実際には各弁に応じて開度指示計13、弁開閉表示
ランプ14及び動作テストランプスイッチ16が設けら
れ、それぞれについて上述した動作表示テストや動作テ
ストが行われる。
【0045】例えば、制御弁2が主蒸気止弁2a、蒸気
加減弁2b等からなる場合には、制御盤17及び操作盤
15は図5に示すように構成されて、制御弁2の数に対
応して開度指示計13(13a〜13n)が設けられ
る。
【0046】そして、これらの動作表示テストを行う場
合には、模擬信号出力器33からの弁開度指示模擬信号
S34を各開度指示計13に同時入力し、各開度指示計
13からの開度指示信号S59を順次データ採取器36
に取込んで弁開度指示模擬信号S37として比較判定器
35に送る。
【0047】これにより、比較判定器35で弁開度指示
模擬信号S37と弁開度指示模擬信号S34との偏差が
算出され、制御弁2の動作表示テストの結果(良否)が
判定され、記録器38でその結果と判定結果が記録され
る。
【0048】従って、複数の開度指示計13に対して
も、容易に動作表示テストを行うことが可能になり、テ
スト作業の工数削減及び時間短縮ができるようになる。
【0049】なお、模擬信号出力器33、比較判定器3
5が制御盤17に設けられ、開度表示器13やデータ採
取器36が操作盤15に設けられて、これらの間の信号
が操作盤側回線を介して行われるので、開度表示器13
のテストにおいては、当該操作側回線Bのテストも自動
的に含まれることは明らかである。
【0050】次に、本発明の第2の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、上述した実施の形態と同一構成
に関しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0051】先の実施の形態においては、開度指示計1
3の動作表示テストを効率的に行う場合について説明し
たが、本実施の形態においては弁開閉表示ランプ14の
操作表示テストを行う場合について説明する。
【0052】図6は、かかる弁開閉表示ランプ14の操
作表示テストを行えるようにしたプラント制御装置12
の構成を示す図である。同図において模擬信号出力器3
3からの弁開閉表示指示模擬信号S40が、弁開閉表示
ランプ14及び比較判定器35に送られるようになって
いる。
【0053】そして、弁開閉表示ランプ14からは、図
7に模式的に示すようなランプ信号S60が、データ採
取器36に送られ、当該データ採取器36から比較判定
器35に弁開閉表示採取信号S41が送られる。
【0054】これにより比較判定器35では、図8に模
式的に示すように弁開閉表示指示模擬信号S40と弁開
閉表示採取信号S41との比較が行われ、両者の差を算
出し、一致性判定による弁開閉表示ランプ14の動作の
良否判定が行われて、記録器38が算出結果及び判定結
果を記録する。
【0055】なお、この場合も制御弁2が複数の弁によ
り構成されることがあり、この場合には図9に示すよう
に複数の弁開閉表示ランプ14(14a〜14n)が設
けられて、模擬信号出力器33からの弁開閉表示指示模
擬信号S40が各弁開閉表示ランプ14に入力し、この
弁開閉表示ランプ14からランプ信号S60がデータ採
取器36に順次取込まれ、弁開閉表示採取信号S41と
して比較判定器35に送られる。
【0056】これにより、比較判定器35は、弁開閉表
示指示模擬信号S40と弁開閉表示採取信号S41との
差を算出し、即ちON−OFF状態の違いを比較し、そ
の算出結果により弁開閉表示ランプ14(14a〜14
n)の動作判定を行い記録器38が結果を記録する。
【0057】従って、複数の弁開閉表示ランプ14に対
しても容易に動作表示テストを行うことが可能になり、
テスト作業の工数削減及び時間短縮ができるようにな
る。
【0058】次に、本発明の第3の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、上述した実施の形態と同一構成
に関しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0059】本実施の形態は、制御弁2の動作テストを
行う場合に押圧される動作テストランプスイッチ16の
動作確認テストを行う場合について説明する。
【0060】図10において示すように、制御盤17に
はテスト操作指示器44が設けられ、また操作盤15に
はテスト操作指示表示器45が設けられている。
【0061】そして、テスト操作指示器44は、動作テ
ストランプスイッチ16(16a〜16n)のうちの1
つを操作することを要求するスイッチ指示信号S43を
テスト操作指示表示器45及び比較判定器35に出力す
る。
【0062】スイッチ指示信号S43によりテスト操作
指示表示器45は、その指示内容を表示し、この表示内
容に従い試験員が該当する動作テストランプスイッチ1
6を押圧する。
【0063】これにより、動作テストランプスイッチ1
6から当該動作テストランプスイッチ16が押されたこ
とを示すスイッチ状態信号S46が比較判定器35に送
られる。
【0064】これにより比較判定器35は、スイッチ指
示信号S43とスイッチ状態信号S46の状態の違いを
比較判断し、その結果を記録器38が記録する。
【0065】従って、複数の動作テストランプスイッチ
16の動作確認テストを少ない工数でテストすることが
可能になり、テスト作業の時間を短縮することが可能に
なる。
【0066】次に、本発明の第4の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、上述した実施の形態と同一構成
に関しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0067】プラント制御装置においては、開度指示計
の他に多種多様な指示計が設けられており、これらの動
作確認も行う必要がある。本実施の形態はかかる指示計
の動作確認を行う場合について説明する。
【0068】この場合、図11に示すように、操作盤1
5に多数の指示計39(39a〜39n)、該指示計3
9の動作確認用の動作テストランプスイッチ47(47
a〜47n)、指示計39の動作時間を記憶する動作時
間記憶器48が設けられ、また、制御盤17には、各指
示計39の標準的な動作時間を記憶している動作標準時
間記憶器49が設けられている。
【0069】そして、動作テストランプスイッチ47が
押されることにより該当する指示計39が動作する。そ
のときの動作時間を動作時間記憶器48が記憶し、この
結果を比較判定器35に出力する。
【0070】同時に比較判定器35には、動作標準時間
記憶器49から動作標準時間が入力して、これらの差を
算出して指示計39の動作時間が標準時間に対して所定
範囲にあるか否かにより当該指示計39が適正に動作し
ているか否かを判定する。この結果は、記録器38に送
られて記録される。
【0071】これにより、指示計39の動作確認が容
易、かつ、少ない工数でテストすることが可能になり、
テスト作業の時間を短縮することが可能になる。
【0072】次に、本発明の第5の実施の形態を図を参
照して説明する。なお、上述した実施の形態と同一構成
に関しては同一符号を用い説明を適宜省略する。
【0073】これまでの説明では、制御弁を制御する際
に用いる開度指示計や弁開閉表示ランプ等の動作確認を
行う場合について説明した。
【0074】しかし、プラントには、多種多様な現場機
器が設けられ、当該現場機器の状態を検出して制御を行
う必要があり、また他の制御盤からの信号を受けて、当
該信号に基づき制御を行う場合もある。
【0075】そして、このような現場機器の状態量や他
の制御盤からの信号は、上述した制御弁の弁開度のよう
なアナログ量や当該制御弁の全開位置や全閉位置を検出
するリミットスイッチのディジタル量(接点量)があ
る。
【0076】そこで、本実施の形態においては、現場機
器や他の制御盤からのアナログ量及び接点量についての
動作確認を容易、かつ、少ない工数でテストする場合に
ついて説明する。
【0077】図12は現場機器からアナログ検出器によ
り状態量が検出される場合を示し、図14は現場機器か
ら接点検出器により接点量を受ける場合を示している。
また、図13は他の制御盤(他盤30)からのアナログ
量を受ける場合を示し、図15は他盤30からの接点量
を受ける場合を示している。
【0078】制御盤17には、テスト操作指示器44、
比較判定器35及び記録器38が設けられ、また現場や
他盤30にはテスト操作指示表示器45が設けられてい
る。
【0079】なお、制御盤17には現場又は他盤30か
ら現場機器の種類に応じてアナログ模擬信号又は接点模
擬信号の何れかが入力するが、その動作処理は同じであ
るので、以下の説明では図12を例に説明する。従っ
て、図13〜図15の場合には、現場と他盤とを入替
え、またアナログ模擬信号と接点模擬信号とを入替える
ことにより同様の作用効果を得ることが可能である。
【0080】テスト操作指示器44は、テスト操作指示
信号S50をテスト操作指示表示器45及び比較判定器
35に出力する。
【0081】このテスト操作指示表示器45に入力する
テスト操作指示信号S50は、現場アナログ信号検出器
52から比較判定器35に送られる現場アナログ模擬信
号S51の出力タイミングを表している。
【0082】テスト操作指示表示器45は、テスト操作
指示信号S50の内容を表示する。表示内容としては、
例えば「現場機器○○から××の大きさで階段的に変化
する模擬信号」のような情報である。
【0083】そこで、試験員はこのテスト操作指示表示
器45の表示内容に従いテスト操作指示信号S50が発
信されたことを認識し、該当する現場機器の現場アナロ
グ信号検出器52から指定内容の現場アナログ模擬信号
S51を比較判定器35に出力させる。
【0084】そして、比較判定器35は、現場アナログ
模擬信号S51と入力したテスト操作指示信号S50と
の差を算出して現場機器が正常に動作するか否かを判定
し、その算出結果及び判定結果が記録器38で記録され
る。
【0085】これにより、現場アナログ信号検出器52
の動作状態や現場と制御盤17との信号線の状態が判定
できるようになる。
【0086】なお、上記説明では試験員がテスト操作指
示表示器45の表示内容に従い該当する条件の現場アナ
ログ信号検出器52から指定内容の現場アナログ模擬信
号S51を出力する場合について説明したが、予めプロ
グラミングして自動化することも可能であることは言う
までもない。
【0087】また、図13に示した場合は、現場機器に
制御信号を出力する2以上の制御盤が制御側回線Cによ
り接続されて制御情報を送受信するプラント制御装置で
あり、制御盤17(第1の制御盤)のテスト操作指示器
44は、テスト操作指示信号S50を比較判定器35と
他盤30(第2の制御盤)に設けられたテスト操作指示
表示器45に出力する。
【0088】試験員はこのテスト操作指示表示器45の
指示内容に従いテスト操作指示信号S50が発信された
ことを認識し、該当する他盤30のアナログ信号検出器
31から指定内容の他盤アナログ模擬信号S54を、第
1の制御盤17の比較判定器35に出力させる。
【0089】他の主要な構成、作用は上述した図12の
場合と同様である。これにより、他盤アナログ検出器3
1の動作状態や2つの制御盤17,30間の信号線の状
態が判定できるようになる。
【0090】また、図14,図15はそれぞれ図12,
図13における場合でアナログ信号に代えてディジタル
信号(接点信号)を扱う場合を示している。即ち、図1
4に示す場合は、現場接点信号検出器57から比較判定
器35に現場接点模擬信号S56が出力され、図15に
示す場合は他盤接点信号検出器32から比較判定器35
に他盤接点模擬信号S58が出力される。
【0091】それぞれの場合の本質的構成、作用は図1
2又は図13に示した場合について上述したとおりであ
る。
【0092】本発明においては以上各実施の形態におい
て説明した各図に示される構成を適宜組合わせたプラン
ト制御装置も考えられることは言うまでもない。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現場機器の状態量を模擬した表示信号を模擬信号として
出力する模擬信号出力手段と、模擬信号に基づき表示手
段が表示した内容を示す信号を当該表示手段から取込
み、これを表示結果信号として出力する表示結果取得手
段と、模擬信号と表示結果信号とを比較して、表示手段
の動作テスト又は回線テストを行う比較判定手段とを設
けたので、多種多様な現場機器等の動作テスト又は回線
テストを行う場合におけるテスト作業の効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用されるタービ
ン蒸気系統の一般的構成図である。
【図2】第1の実施の形態の説明に適用されるプラント
制御装置の概略構成図である。
【図3】開度指示計に入出力する信号を説明する図であ
る。
【図4】比較判定器に入出力する信号を説明する図であ
る。
【図5】開度指示計が複数ある場合の動作テスト等を説
明する図である。
【図6】第2の実施の形態の説明に適用されるプラント
制御装置の概略構成図である。
【図7】弁開閉表示ランプに入出力する信号を説明する
図である。
【図8】比較判定器に入出力する信号を説明する図であ
る。
【図9】弁開閉表示ランプが複数ある場合の動作テスト
等を説明する図である。
【図10】第3の実施の形態の説明に適用されるプラン
ト制御装置の概略構成図である。
【図11】第4の実施の形態の説明に適用されるプラン
ト制御装置の概略構成図である。
【図12】第5の実施の形態の説明に適用されるプラン
ト制御装置の概略構成図である。
【図13】図12に代る動作テストを行う際の構成図
で、他の制御盤からアナログ的に変化する信号を送受信
する場合の図である。
【図14】図12に代る動作テストを行う際の構成図
で、現場からディジタル的に変化する信号を送受信する
場合の図である。
【図15】図12に代る動作テストを行う際の構成図
で、他の制御盤からディジタル的に変化する信号を送受
信する場合の図である。
【符号の説明】
2 制御弁 2a 主蒸気止弁 2b 蒸気加減弁 2c 中間止弁 2d 中間加減弁 2e タービンバイパス弁 4 タービン 4a 高圧タービン 4b 低圧タービン 9 圧力検出器 10 速度検出器 12 プラント制御装置 13 開度指示計 14 弁開閉表示ランプ 15 操作盤 16 動作テストランプスイッチ 17 制御盤 22 開度検出器 23 リミットスイッチ 26 アナログ信号指示器 27 接点信号表示器 33 模擬信号出力器 35 比較判定器 36 データ採取器 39(39a〜39n) 指示計 44 テスト操作指示器 45 テスト操作指示表示器 47(47a〜47n) 動作テストランプスイッチ 48 動作時間記憶器 49 動作標準時間記憶器 52 現場アナログ検出器
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01D 17/24 F01D 17/24 U G06F 3/00 652 G06F 3/00 652C G21C 17/00 G21C 17/00 R K (72)発明者 塩澤 広充 東京都府中市晴見町二丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 2G075 CA18 CA24 CA49 EA01 FA07 FB09 GA15 GA16 3G071 AA04 AA08 AB02 BA25 BA32 BA34 CA08 DA05 DA06 DA11 EA02 EA05 FA07 GA06 JA02 5E501 AA13 AC02 AC37 BA03 BA05 CA02 CB20 EB01 FA46 FB43 5H223 AA02 BB01 CC01 DD05 DD07 DD09 EE02 EE05 EE08 EE11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントに設置されている現場機器の状
    態量を取込み、これを表示信号として出力すると共に、
    当該現場機器に制御信号を出力する制御盤と、該制御盤
    と操作側回線で接続されて前記表示信号に基づき前記現
    場機器の状態表示を行う表示手段を備えた操作盤とを有
    するプラント制御装置において、 前記現場機器の状態量を模擬した前記表示信号を模擬信
    号として出力する模擬信号出力手段と、 前記模擬信号に基づき前記表示手段が表示した内容を示
    す信号を当該表示手段から取込み、これを表示結果信号
    として出力する表示結果取得手段と、 前記模擬信号と前記表示結果信号とを比較して、前記表
    示手段の動作テスト又は操作側回線の回線テストを行う
    比較判定手段とを設けたことを特徴とするプラント制御
    装置。
  2. 【請求項2】 複数の前記現場機器に対応して前記表示
    手段が設けらて、各表示手段に前記模擬信号が同時に入
    力されて、これら各表示手段が表示した内容を示す信号
    を前記表示結果取得手段が順次取得して前記表示結果信
    号として出力することで、複数の前記表示手段の動作テ
    スト又は操作側回線の回線テストを自動的に順次行うよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のプラント制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記模擬信号が、タービンプラントの主
    蒸気止弁、蒸気加減弁、タービンバイパス弁、中間止弁
    及び中間加減弁から選択される少なくとも1つの制御弁
    の開度を模擬した信号であり、前記表示手段が前記制御
    弁の開度を表示する開度指示計であることを特徴とする
    請求項1又は2記載のプラント制御装置。
  4. 【請求項4】 前記模擬信号が、タービンプラントの主
    蒸気止弁、蒸気加減弁、タービンバイパス弁、中間止弁
    及び中間加減弁から選択される少なくとも1つの制御弁
    が所定の開度に達したことを示す信号を模擬した信号で
    あり、前記表示手段が前記制御弁の開閉を示す弁開閉表
    示ランプであることを特徴とする請求項1又は2記載の
    プラント制御装置。
  5. 【請求項5】 現場機器に制御信号を出力する制御盤
    と、該制御盤と操作側回線により接続されると共に複数
    の前記現場機器に対応して設けられて、該当する現場機
    器の操作やテストに用いられる動作テストランプスイッ
    チを備えた操作盤とを有したプラント制御装置におい
    て、 複数の前記動作テストランプスイッチの内の1の操作を
    指示するスイッチ指示信号を出力するテスト操作指示手
    段と、 前記スイッチ指示信号の内容を表示するテスト操作指示
    表示手段と、 該テスト操作指示表示手段の指示内容に基づき操作され
    る前記動作テストランプスイッチが出力するスイッチ状
    態信号を前記操作側回線を介して受信し、この受信した
    該スイッチ状態信号と前記スイッチ指示信号とを比較し
    て前記動作テストランプスイッチの動作テスト又は前記
    操作側回線の回線テストを行う比較判定手段とを有する
    ことを特徴とするプラント制御装置。
  6. 【請求項6】 現場機器に制御信号を出力する制御盤
    と、該制御盤と操作側回線により接続されると共に複数
    の前記現場機器に対応して設けられて、該当する現場機
    器の状態量を表示する指示計を備えた操作盤とを有した
    プラント制御装置において、 複数の前記指示計における実動作時間を順次取得して出
    力する動作時間記憶手段と、 前記指示計の標準動作時間が記憶されている動作標準時
    間記憶手段と、 前記各指示計に対して前記実動作時間と前記標準動作時
    間とを順次比較して当該指示計の動作テストを行う比較
    判定手段とを有することを特徴とするプラント制御装
    置。
  7. 【請求項7】 現場機器と、該現場機器の状態量を取込
    むと共に当該現場機器に制御信号を出力する制御盤とが
    現場側回線により接続されたプラント制御装置におい
    て、 前記現場機器に関する動作テストを行う際に、テストす
    る前記現場機器を指示するテスト操作指示信号を出力す
    るテスト操作指示手段と、 前記テスト操作指示信号の内容を表示するテスト操作指
    示表示手段と、 該テスト操作指示表示手段の指示内容に基づき操作され
    る前記現場機器の検出器が出力する当該現場機器の状態
    量を模擬した模擬信号を前記現場側回線を介して受信し
    て、この前記現場機器に指示されたテスト操作指示信号
    とを比較して前記現場機器の動作テスト又は前記現場側
    回線の回線テストを行う比較判定手段とを有することを
    特徴とするプラント制御装置。
  8. 【請求項8】 現場機器の状態量を取込み、また当該現
    場機器に制御信号を出力する2以上の制御盤が制御側回
    線により接続されて制御情報を送受信してなるプラント
    制御装置において、 第1の制御盤に設けられ、該第1の制御盤から第2の制
    御盤にテスト操作指示信号を出力するテスト操作指示手
    段と、 前記第2の制御盤に設けられ、前記テスト操作指示信号
    の内容を表示するテスト操作指示表示手段と、 該テスト操作指示表示手段の指示内容を模擬して前記第
    2の制御盤から出力される模擬信号を前記制御側回線を
    介して受信し、この前記模擬信号と前記第2の制御盤に
    指示されたテスト操作指示信号とを比較して前記制御側
    回線の回線テストを行う比較判定手段とを有することを
    特徴とするプラント制御装置。
  9. 【請求項9】 前記現場側回線、制御側回線及び操作側
    回線にアナログ的に変化する信号又はディジタル的に変
    化する信号が流れて、これらの種類の信号を用いて動作
    テスト又は回線テストを行うことを特徴とする請求項1
    乃至8いずれか1項記載のプラント制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011505002A (ja) * 2007-11-29 2011-02-17 エアバス オペラツィオンス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング バルブ制御システムをテストする方法及び装置
JP2019003637A (ja) * 2017-06-09 2019-01-10 横河電機株式会社 フィールドデバイスコミッショニングシステムおよびフィールドデバイスコミッショニング方法

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