JP2003066485A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2003066485A JP2001261637A JP2001261637A JP2003066485A JP 2003066485 A JP2003066485 A JP 2003066485A JP 2001261637 A JP2001261637 A JP 2001261637A JP 2001261637 A JP2001261637 A JP 2001261637A JP 2003066485 A JP2003066485 A JP 2003066485A
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聡 森田
Takeshi Suzaki
剛 須崎
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腐食されやすい材質のもので静電破壊を防止
する短絡線に接続するための接続線を形成したとして
も、基板切断後の接続線の切断部からの腐食を防止する
ことのできる液晶表示装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ガラス基板1に設けられたゲート信号線
6とソース信号線7は一端において非線形素子13を介
して内部短絡線5と接続している。内部短絡線5はシー
ル材14を塗布することにより液晶注入口16となる部
分を通る接続線4により外部短絡線3と接続としてい
る。この接続線4の切断によって切断部9が露出するこ
ととなっても、液晶注入口16の封止の際に切断部9は
封止材20によって覆われることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
し、さらに詳しくは、製造工程中におけるスイッチング
素子の静電破壊を防止した液晶表示装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、アクティブマトリクス方式の液
晶表示装置の液晶表示パネルの場合、複数のゲート信号
線とこれらゲート信号線と交差する複数のソース信号線
と各ゲート信号線及び各ソース信号線の交差画素領域に
形成された薄膜トランジスタ(TFT)等のスイッチン
グ素子と透明画素電極等を有するガラス等からなる透明
絶縁基板(アレイパネル)と、液晶層を挟んで配置され
る共通電極を有するガラス等からなる透明絶縁基板(対
向パネル)等で構成されている。
【0003】このような液晶表示パネルの製造工程にお
いては、配向膜のラビング工程等で発生する静電気によ
るスイッチング素子や信号線の破壊を防ぐ必要がある。
【0004】そこで従来からスイッチング素子につなが
る全てのゲート信号線と全てのソース信号線を短絡する
ための短絡線をアレイパネルの周辺に形成し、全信号線
を短絡線に接続していた。このようにすることにより、
全信号線が同じ電位となるのでスイッチング素子の静電
破壊や特性変化を防ぐことができた。
【0005】なお、短絡線と全信号線との接続は、液晶
表示パネルの製造工程の途中で切断されることとなる。
これは、表示検査工程や実装工程などにおいては、各信
号線に個別に信号を入力する必要があること等によるも
のである。したがって、切断後の製造工程においても静
電破壊を防止するために、従来からアレイパネルの内側
にさらに短絡線を設けて、ゲート信号線とソース信号線
を非線形素子を介してこの短絡線に接続するということ
も行われている。
【0006】その一例を図5に示す。ガラス基板51に
は外部短絡線53、接続線54、内部短絡線55、ゲー
ト信号線56、ソース信号線57、回路接続用ゲート端
子56a、回路接続用ソース端子57a、薄膜トランジ
スタ60、画素電極61、基準電圧端子62、非線形素
子63、が形成されている。
【0007】薄膜トランジスタ60のゲート電極はゲー
ト信号線56に接続し、ソース電極はソース信号線57
に接続し、ドレイン端子は画素電極61に接続してい
る。
【0008】なお、このゲート信号線56とソース信号
線57は従来一般的にはクロムを用いて形成されてい
た。しかし、最近ではゲート信号線56とソース信号線
57に伝達される信号の遅延を防止するために、クロム
などに比べより低抵抗なアルミニウムを用いてゲート信
号線やソース信号線を形成することが多くなっている。
【0009】ゲート信号線56の一端には回路接続用ゲ
ート端子56aが設けられ、ソース信号線57の一端に
は回路接続用ソース端子57aが設けられている。この
回路接続用ゲート端子56aと回路接続用ソース端子5
7aを介してゲート信号線56とソース信号線57に接
続される駆動回路(図示せず)からの各信号によって画
素への表示が行われることとなる。
【0010】ゲート信号線56の他端には非線形素子6
3が設けられている。この非線形素子63を介してゲー
ト信号線56は内部短絡線55と接続している。ソース
信号線57の他端には非線形素子63が設けられてい
る。この非線形素子63を介してソース信号線57は内
部短絡線55と接続している。内部短絡線55には基準
電圧端子62が設けられている。
【0011】最初にこの基準電圧端子62を介して接続
線54によって内部短絡線55は外部短絡線53と接続
されることとなる。外部短絡線53はガラス基板51の
外部にて接地されている。これにより製造工程中におけ
る配向膜のラビング工程等での薄膜トランジスタ60の
静電破壊を防ぐことができる。
【0012】最終的にこの基準電圧端子62を介して内
部短絡線55は液晶表示装置を駆動するための基準電位
に接続されることとなる。これにより製造工程中の表示
検査工程や実装工程などにおける薄膜トランジスタ60
の静電破壊を防止することができる。
【0013】ガラス基板51には液晶注入口66を残し
てシール材64が塗布される。そして対向パネル(図示
せず)と貼り合わせる。その後切断線58よりガラス基
板51を切断することとなる。切断の際に切断線58と
交差する切断部59で接続線54は切断されるため、外
部短絡線53と内部短絡線55との接続が断たれること
となる。
【0014】この切断部59は外部に露出することとな
る。したがって、腐食され易いもので接続線54を形成
すると、腐食による液晶パネルの不良品が増加してしま
う恐れがある。
【0015】ここで、ゲート信号線56とソース信号線
57をアルミニウムにより形成した場合、アルミニウム
により接続線54を形成できれば、ゲート信号線56等
と同時に形成できるので、簡単な工程によって接続線5
4を形成できる。
【0016】しかし、アルミニウムは腐食しやすいこと
が知られている。そこで、この場合たとえ工程が複雑と
なっても切断部59からの腐食を防止する必要があるた
め、腐食がおこり難い材質のもの、たとえば透明画素電
極に用いるITO(インジウムティンオキサイド)など
により少なくとも接続線54については形成されてい
る。
【0017】なお、図5において、内部短絡線55は基
準電圧端子62を介して外部短絡線53との接続を行っ
ているが、回路接続用ゲート端子56aと回路接続用ソ
ース端子57aを介して外部短絡線53との接続を行う
ものもある。
【0018】また、図5は多面取りにより複数のTFT
アレイパネル52を製造するものを示しており、図示し
てはいないがガラス基板51上に同様のものが複数存在
している。
【0019】ところで、最近では透過型の液晶表示装置
の光源として用いるバックライトを必要としない反射型
の液晶表示装置の製造も増えてきている。この反射型液
晶表示装置はパネル上から入射した光を反射板で反射さ
せて、その光によって表示を行うものである。したがっ
て、低消費電力、薄型化、小型軽量化などの特徴を有し
ており、携帯電話、携帯情報端末などの移動体端末の表
示部などとして、今後ますます重要な役割を担っていく
ものである。
【0020】図6に一般的な反射型液晶表示装置におけ
るTFTアレイパネルの構成断面図を示す。
【0021】ガラス基板70にはアルミニウムなどの金
属からなるゲート電極71が設けられ、その上にはゲー
ト絶縁膜72とアモルファスシリコン層73、そしてア
ルミニウムなどの金属からなるソース電極74とドレイ
ン電極75が設けられている。さらには表面を凹凸状に
した絶縁層76と、コンタクトホール77を介してドレ
イン電極75と接する反射板をかねたアルミニウム電極
78と配向膜79が設けられている。
【0022】反射板をかねたアルミニウム電極78を用
いるのは、アルミニウムは反射率が高くまた反射板を別
途ガラス基板70の外側に設けるよりも反射率が高くな
るからである。また、表面を凹凸状にしているのは反射
光をなるべく平行光線にするためである。
【0023】このように、反射型液晶表示装置のTFT
アレイパネルにおいては反射板をかねた画素電極を用い
るため、透過型液晶表示装置のTFTアレイパネルの画
素電極に用いられるITOなどの透明電極材料は通常必
要とされない。
【0024】しかしながら、反射型液晶表示装置の製造
工程においても配向膜のラビング工程等で発生する静電
気による薄膜トランジスタや信号線の破壊を防ぐ必要が
ある。
【0025】そこで、少なくとも外部短絡線に接続する
ための接続線については、アルミニウムを用いずに腐食
のおこり難いITOなどで形成することで、上述した切
断部からの腐食を防止していた。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のとおり
本来反射型液晶表示装置におけるTFTアレイパネルに
おいて必要でないITOを用いることは、製造工程や製
造コストの増加をまねいてしまうこととなる。また、透
過型液晶表示装置においても、ゲート信号線や内部短絡
線にアルミニウムを用い、接続線についてはITOを用
いて形成することとなると製造工程が複雑になってしま
う。
【0027】しかしながら、ITOを用いないでゲート
信号線等に用いられるアルミニウムで接続線を形成して
おくと、基板切断後の露出した切断部から腐食が発生す
る恐れがある。
【0028】上記問題を解決するため、TFTアレイパ
ネルの周辺に形成された短絡線との接続を行わないとす
れば、液晶表示装置の製造工程中における配向膜のラビ
ング工程等での薄膜トランジスタの静電破壊を防ぐこと
ができないこととなってしまう。
【0029】そこで、本発明は、かかる従来の問題に鑑
みてなされたものであり、静電破壊を防止する短絡線に
接続するための接続線を腐食されやすい材質のもので形
成したとしても、切断部からの腐食を防止することので
きる液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のゲート
信号線と複数のソース信号線と前記ゲート信号線と前記
ソース信号線の交差領域に設置される画素電極と前記ゲ
ート信号線とソース信号線に非線形な素子を介して接続
する内部短絡線を有する第1のパネルと、前記第1のパ
ネルと対向する第2のパネルと、前記第1のパネルと前
記第2のパネルとを液晶注入口を残してシール材により
貼り合わせ、前記液晶注入口より液晶を注入し、前記注
入口を封止材により封止した構成となっている液晶表示
装置であって、前記第1のパネルには前記内部短絡線と
接続し前記第1のパネルの端部まで延在する接続線が形
成されており、前記第1のパネルの端部における前記接
続線の断面部が前記封止材によって覆われている液晶表
示装置である。
【0031】また、前記接続線は前記注入口を通って形
成されている液晶表示装置である。
【0032】また、前記接続線は前記第1のパネルを製
造する際に、前記内部短絡線と前記第1のパネルの周辺
に設けられた外部短絡線とを接続するために形成されて
いる液晶表示装置である。
【0033】また、前記ゲート信号線と前記接続線が同
一の工程で形成されている液晶表示装置である。
【0034】また、前記接続線がアルミニウムにより形
成されている液晶表示装置である。
【0035】また、前記接続線の前記封止材によって覆
われる部分に開口部が設けられている液晶表示装置であ
る。
【0036】また、前記開口部が網目の形状をしている
液晶表示装置である。
【0037】また、前記画素電極が反射性を有している
液晶表示装置である。
【0038】また、前記画素電極はアルミニウムにより
形成されている液晶表示装置である。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しつつ詳細に説明する。
【0040】図1は、本発明による反射型液晶表示装置
におけるTFTアレイパネルの平面図を示す。
【0041】複数のTFTアレイパネル2を製造するこ
とができる多面取りのガラス基板1には外部短絡線3、
接続線4が複数形成されている。切断線8の内側が1枚
のTFTアレイパネル2となり、図の斜線部分において
は後述する薄膜トランジスタ、反射板をかねる画素電極
等が形成されている。
【0042】ガラス基板1には液晶を注入するための液
晶注入口16を残してシール材14が塗布されており、
対向パネル(図示せず)と貼り合わせ、切断線8より切
断する。切断の際に、接続線4は切断線8と交差する切
断部9で切断されることとなる。そして貼り合わせによ
って出来たセルギャップに液晶注入口16より液晶を注
入し、その後その液晶注入口16を封止材によって封止
することで1枚の液晶パネルとなる。
【0043】外部短絡線3は各TFTアレイパネル2の
周辺に形成されており、各TFTアレイパネル2と接続
線4により互いに接続している。接続線4は液晶注入口
16を介して各TFTアレイパネル2の後述する内部短
絡線と接続している。また、外部短絡線3はガラス基板
1の外部にて接地されている。これにより製造工程中に
おける配向膜のラビング工程等での薄膜トランジスタの
静電破壊を防ぐことができる。
【0044】図2は、本発明による反射型液晶表示装置
におけるTFTアレイパネルの拡大したものを示す。
【0045】ガラス基板1には外部短絡線3、接続線
4、内部短絡線5、ゲート信号線6、ソース信号線7、
回路接続用ゲート端子6a、回路接続用ソース端子7
a、薄膜トランジスタ10、画素電極11、基準電圧端
子12、非線形素子13、が形成されている。
【0046】ゲート信号線6とソース信号線7とが交差
する領域には、薄膜トランジスタ10と画素電極11が
設けられている。薄膜トランジスタ10のゲート電極は
ゲート信号線6に、ソース電極はソース信号線7に、ド
レイン端子は画素電極11にそれぞれ接続されている。
このゲート信号線6、ソース信号線7、はアルミニウム
からなっている。アルミニウムは、クロムなどに比べよ
り低抵抗であるため、ゲート信号線6とソース信号線7
に伝達される信号の遅延を防止することができる。ま
た、画素電極11は反射板をかねており、アルミニウム
からなっている。
【0047】ゲート信号線6の一端には回路接続用ゲー
ト端子6aが設けられ、ソース信号線7の一端には回路
接続用ソース端子7aが設けられている。この回路接続
用ゲート端子6aと回路接続用ソース端子7aを介して
ゲート信号線6とソース信号線7に接続されることとな
る駆動回路(図示せず)からの各信号によって、画素の
表示が行われることとなる。
【0048】ゲート信号線6の他端には非線形素子13
(例えば薄膜トランジスタ)が設けられている。ゲート
信号線6はこの非線形素子13を介して内部短絡線5と
接続している。同様に、ソース信号線7の他端には非線
形素子13(例えば薄膜トランジスタ)が設けられてお
り、ソース信号線7はこの非線形素子13を介して内部
短絡線5と接続している。この内部短絡線5はアルミニ
ウムからなる。これにより内部短絡線5をゲート信号線
6と同時にガラス基板1に形成することができるので、
ゲート信号線6とは違う材質のもので形成する場合に比
べ簡単な工程により内部短絡線5を設けることができ
る。
【0049】内部短絡線5には基準電圧端子12が設け
られている。この基準電圧端子12を介して内部短絡線
5は液晶表示装置を駆動するための基準電位に接続され
ることとなる。これにより製造工程中の表示検査工程や
実装工程などにおける薄膜トランジスタ10の静電破壊
を防止することができる。
【0050】内部短絡線5はシール材14を塗布するこ
とにより液晶注入口16となる部分を通る接続線4によ
り外部短絡線3と接続されることとなる。接続線4はア
ルミニウムによって形成されている。これにより接続線
4をゲート信号線6と同時にガラス基板1に形成するこ
とができるので、複雑な工程により作成されるTFTア
レイパネルにおいては、より一層製作工程数が増加する
のを抑えることが可能となる。また、接続線4をアルミ
ニウムで形成しておけば、接続線4を形成するためにわ
ざわざITOを用いる必要がない。
【0051】外部短絡線3は例えばアルミニウムなどの
導電性を有するもので形成されており、ガラス基板1の
外部にて接地されている。これにより製造工程中におけ
る配向膜のラビング工程等での薄膜トランジスタ10の
静電破壊を防ぐことができる。
【0052】図3は、本発明による反射型液晶表示装置
におけるTFTアレイパネルの液晶注入口の周辺部を示
す。
【0053】図3(a)に示すようにガラス基板1には
外部短絡線3、接続線4、内部短絡線5、信号線6b、
が形成されている。また、接続線4と内部短絡線5の一
部に開口部15が形成されている。
【0054】ゲート信号線6が非線形素子13を介して
内部短絡線5と接続するため、信号線6bにより内部短
絡線5と非線形素子13とが接続している。シール材1
4を塗布することにより液晶注入口16となる部分を通
る接続線4によって内部短絡線5は外部短絡線3と接続
している。
【0055】ガラス基板1には液晶を注入するための液
晶注入口16を残してシール材14が塗布されており、
カラーフィルタパネル(図示せず)と貼り合わせ、切断
線8より切断する。液晶注入口16より液晶注入後、図
4に示すように封止材20により液晶注入口16は封止
されることとなる。
【0056】この封止材が用いられることとなる接続部
4と内部短絡線の一部に開口部15を設けておくと、た
とえば封止材20に紫外線硬化樹脂を用いた場合、開口
部15により封止材20の内部まで紫外線が照射される
こととなる。これにより開口部15を設けないときに比
べて封止材の内部まで十分に硬化させることができるこ
ととなる。したがって封止材の未硬化による液晶汚染を
減少することができる。
【0057】図3(b)は、接続線4と内部短絡線5の
一部に網目状の開口部15´を設けたものを示す。
【0058】液晶注入口16付近に形成されている接続
線4と内部短絡線5の一部には網目状の開口部15´が
設けられている。その他の部分は図3(a)に示したも
のと同様である。
【0059】接続部4と内部短絡線の一部に網目状の開
口部15´を設けておくと、たとえば封止材20に紫外
線硬化樹脂を用いた場合、網目状の開口部15´により
封止材20の内部までより均一に紫外線が照射されるこ
ととなる。これにより封止材20の内部までより十分に
硬化させることができることとなる。したがって封止材
の未硬化による液晶汚染を減少することができる。
【0060】図4は、液晶注入口を封止材で封止した液
晶パネルの液晶注入口付近の拡大図を示す。
【0061】図4(a)は、その平面図を示しており、
そのA−A切断線における断面図を(b)に示す。図3
(a)と同一部分には同一の符号を付け説明を省略す
る。
【0062】シール材14によってTFTアレイパネル
2と対向パネル18は貼り合わされている。その間には
液晶注入口16から液晶19が注入される。そして液晶
注入口16が封止材20によって封止されることとな
る。
【0063】TFTアレイパネル2に形成されている接
続線4は、基板の切断により切断部9が露出することと
なる。しかしながら、封止材20により切断部9が覆わ
れることとなる。よって、たとえアルミニウムなどの腐
食されやすい材質のもので接続線4が形成されていても
切断部9からの腐食を防ぐことができることとなる。
【0064】なお、反射型の液晶表示装置について説明
を行ったが、透過型の液晶表示装置であっても接続線を
アルミニウムにより形成できるので本発明は有効であ
る。
【0065】また、本発明による接続線はアルミニウム
に限定されるものではない。たとえ接続線がアルミニウ
ム以外の腐食しやすい材質のもので形成されたとして
も、本発明により切断部からの腐食を防ぐことができ
る。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、外部短絡線に接続
するための接続線を液晶注入口を通して設けると、接続
線の切断部が封止材によって覆われることとなるので、
たとえ接続線が腐食されやすい材質のもので形成されて
いたとしても切断部からの腐食を防止できる液晶表示装
置を提供することができる。
【0067】特に反射型の液晶表示装置においては、た
とえばITOのような本来は必要のない材料を用いて接
続線を形成する必要がなくなるので、製造コストを削減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による反射型液晶表示装置におけるTF
Tアレイパネルの一例を示す平面図である。
【図2】本発明による反射型液晶表示装置におけるTF
Tアレイパネルの一例を拡大したものを示す平面図であ
る。
【図3】本発明による反射型液晶表示装置におけるTF
Tアレイパネルの液晶注入口の周辺部の一例を示す平面
図である。
【図4】本発明による反射型液晶表示装置の液晶パネル
の液晶注入口を封止材で封止した液晶注入口付近を示す
ものである。
【図5】従来の液晶表示装置におけるTFTアレイパネ
ルを示す平面図である。
【図6】従来の反射型液晶表示装置におけるTFTアレ
イパネルの構成断面図である。
【符号の説明】
1 ガラス基板 3 外部短絡線 4 接続線 5 内部接続線 8 切断線 9 切断部 14 シール材 16 液晶注入口 20 封止材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/30 338 G09F 9/30 338 349 349D 9/35 9/35 (72)発明者 森田 聡 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 須崎 剛 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2H089 LA48 QA16 TA02 TA09 2H092 HA04 HA05 HA12 JA24 JA46 KA05 NA14 NA15 NA29 PA04 5C094 AA31 AA42 AA43 AA44 AA46 AA48 BA03 BA43 CA19 DA07 DA12 DB01 DB10 EA04 EA06 EA10 EC02 FA01 FB12 GB10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のゲート信号線と、複数のソース信
    号線と、前記ゲート信号線と前記ソース信号線の交差領
    域に設置される画素電極と、前記ゲート信号線とソース
    信号線に非線形な素子を介して接続する内部短絡線を有
    する第1のパネルと、 前記第1のパネルと対向する第2のパネルと、 前記第1のパネルと前記第2のパネルとを液晶注入口を
    残してシール材により貼り合わせ、前記液晶注入口より
    液晶を注入し、前記注入口を封止材により封止した構成
    となっている液晶表示装置であって、 前記第1のパネルには前記内部短絡線と接続し、前記第
    1のパネルの端部まで延在する接続線が形成されてお
    り、前記第1のパネルの端部における前記接続線の断面
    部が前記封止材によって覆われていることを特徴とする
    液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記接続線は前記注入口を通って形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記接続線は前記第1のパネルを製造す
    る際に、前記内部短絡線と前記第1のパネルの周辺に設
    けられた外部短絡線とを接続するために形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ゲート信号線と前記接続線が同一の
    工程で形成されていることを特徴とする請求項1〜3の
    何れか一項記載の液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記接続線がアルミニウムにより形成さ
    れていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項記
    載の液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記接続線の前記封止材によって覆われ
    る部分に開口部が設けられていることを特徴とする請求
    項1〜5の何れか一項記載の液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 前記開口部が網目の形状をしていること
    を特徴とする請求項1〜6の何れか一項記載の液晶表示
    装置。
  8. 【請求項8】 前記画素電極が反射性を有していること
    を特徴とする請求項1〜7の何れか一項記載の液晶表示
    装置。
  9. 【請求項9】 前記画素電極はアルミニウムにより形成
    されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項
    記載の液晶表示装置。
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