JP2003066423A - 表示素子及びその製造方法 - Google Patents
表示素子及びその製造方法Info
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Abstract
て、寸法変化量を短時間で制御し、表示欠陥を起さない
表示素子を高い生産効率で製造する。 【解決手段】 基板の含水率を0.2wt%以下に乾燥
させた後に、表示素子組立環境における平衡含水率の±
10%以内の含水率となるように吸湿処理を行う際の処
理条件が、吸湿処理温度(Tc)>素子組立環境温度
(To)であり、かつ吸湿処理時間(tc)が、式1より
得られるαが1.5>α>0.5の範囲の値をとるtc
であることを特徴とする表示素子の製造方法。 α=[Pc・log(tC+1)]/[Po・log(to+1)] …式1 tC:吸湿処理時間〔hr〕tO:素子組立環境における
プラスチック基板の吸湿平衡時間〔hr〕Pc:温度Tc
(K)、相対湿度Hc(%RH)の水蒸気圧(Pa)Po:温度
To(K)、相対湿度Ho(%RH)の水蒸気圧(Pa)
Description
プラスチックを用いた表示素子の製造方法に関するもの
である。
来から使用されてきた。しかしながら、近年携帯用の表
示媒体の急速な成長により、軽く,割れないと言った特
徴を活かしたプラスチック基板を用いた表示媒体の研究
開発がなされている。プラスチック基板とガラス基板の
大きな違いは、プラスチック基板の寸法が温度・湿度雰
囲気に影響を受ける点にある。高分子材料であるプラス
チック基板は、水分の吸着または放散により重量・密度
・寸法などの性質が変化する。また、異なった含水率を
有する2つの高分子試料を同じ雰囲気中で平衡に達せし
めると、高い含水率を持っていた試料は、平衡において
も高い含水率を示す。高分子材料はこのように前歴に応
じた擬安定な平衡状態を示すヒステリシスが存在してい
る(高分子と水:高分子学会編、p205)。
く加工する必要性があるため、素子の作製過程でドライ
プロセス及びウエットプロセス等の様々な環境にさらさ
れることによる寸法変化を小さく抑えることは非常に重
要である。プラスチック基板の寸法変化を小さく抑える
ためには、高度の耐水バリア層を積層する等の方法もあ
るが、基板の水分量を、位置合わせが必要な組立を行う
場所の環境(本明細書中では組立環境と略す。)におけ
る平衡水分量に合わせた後に、前記組立を行うことでも
この問題を解決することができる。しかしながら、組立
環境下に長時間静置しても、なおその水分量には差があ
り、また、平衡水分量に達するまで長時間静置すること
も、仕掛かり在庫やリードタイム削減のためには好まし
くなかった。
化を制御することができず、表示欠陥を出していたプラ
スチック基板を用いた表示素子において、寸法変化量を
短時間で制御し、表示欠陥を起こさない表示素子を高い
生産効率で製造する方法を提供するものである。
境湿度の関係及び含水率と基板寸法変化の関係を詳細に
検討した結果、基板寸法変化と環境湿度の関係にもヒス
テリシスが存在することを見出し、高分子材料特有の吸
水挙動に起因する寸法変化のヒステリシス性を制御する
ことが高精細パターンに対応できる寸法変化の小さい表
示素子用基板を提供するために必要である事を見出すと
同時に、この制御を短時間で処理する方法を提案した。
すなわち本発明は、 (1) 表示素子用基板にプラスチックを用い、少なく
ともドライプロセス及びウエットプロセスを含む表示素
子の製造方法において、基板の含水率を0.2wt%以
下に乾燥させた後に、表示素子組立環境における平衡含
水率の±10%以内の含水率となるように吸湿処理を行
う際の処理条件が、吸湿処理温度(Tc)>素子組立環
境温度(To)であり、かつ吸湿処理時間(tc)が、式
1より得られるαが1.5>α>0.5の範囲の値をと
るtcであることを特徴とする表示素子の製造方法。 α=[Pc・log(tc+1)]/[Po・log(to+1)] …式1 tc:吸湿処理時間〔hr〕 to:素子組立環境におけるプラスチック基板の吸湿平
衡時間〔hr〕 Pc:温度Tc(K)、相対湿度Hc(%RH)の水蒸気圧(P
a) Po:温度To(K)、相対湿度Ho(%RH)の水蒸気圧(P
a) (2)前記吸湿処理が表示素子基板用プラスチックのガ
ラス転移温度より低い温度かつ素子組立環境の相対湿度
(Ho)より高湿度環境下で吸湿処理することを特徴と
する(1)の表示素子の製造方法。 (3)ガス・水蒸気バリアが基板の片面または両面に積
層されていることを特徴とする(1)〜(2)の表示素
子の製造方法。 (4)前記ガス・水蒸気バリアが有機材料または無機材
料の少なくとも1種類以上が積層されて成る(3)の表
示素子の製造方法。 (5)表示素子基板用プラスチックがポリエーテルサル
ホンであることを特徴とする(1)〜(4)の表示素子
の製造方法。 (6)(1)〜(5)の製造方法により得られる表示素
子。である。
スチックは、配向膜焼成工程において、約150℃加熱
が行われ、また、外部回路との接続のために異方性導電
フィルムと熱圧着させるときも、150℃程度の加熱が
必要であるため、その材料に関しては、ガラス転移温度
が160℃以上であることが必要である。ガラス転移温
度が160℃以上の耐熱性熱可塑性樹脂としては、芳香
族ポリエーテルスルホン、熱可塑性芳香族ポリエーテル
ケトン、ポリエーテルイミド、ポリフェニレンスルフィ
ド、ポリアリレート、環状ポリオレフィン及びそのコポ
リマー等が挙げられるが、中でも液晶表示素子製造上、
透明性、耐熱性、加工性、耐衝撃性のバランスの良いポ
リエーテルスルホンが特に好ましい。また、ガラス転移
温度が160℃を下回らなければ、熱可塑性ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリカーボネイトなどの樹脂や、滑
剤、耐熱安定剤、耐候安定剤、顔料、染料、無機質充填
剤などを適宜ブレンドしても良い。
真空プロセスにおいて、ガスバリア膜、回路、半導体等
を形成する工程、プラズマ洗浄工程等のプラスチックに
含まれる水分が少なくなる方向に向かうすべてのプロセ
スをいい、また逆にウエットプロセスとは、水・薬液に
よる洗浄工程、アンダーコート剤、レジスト剤、オーバ
ーコート剤等の各種コーティング工程、高湿下における
エージング等のプラスチックに含まれる水分が多くなる
方向に向かうすべてのプロセスをいう。プラスチック基
板に含まれる水分量すなわち含水率は、これらのプロセ
スの前後で変化し、これに伴い基板も伸び縮みするた
め、基板の回路パターン寸法等も変化する。上下の基板
で回路寸法が異なると、表示点灯異常、表示ムラ、表示
抜けなどの表示欠陥が生じるため、基板寸法は一定とす
る必要がある。プラスチック基板の水分量を組立環境の
平行水分量に合わせると、上記のような位置あわせを必
要とする組み立て作業中に寸法変化を生じない。ところ
が、プラスチック基板の場合、十分に組立環境下に静置
して平衡に達したと考えられる場合でも寸法に狂いが生
じることがあり、本発明者は、これが前記のヒステリシ
スによるものであることをつきとめた。そして、基板の
含水率が0.2wt%以下になるまで一旦乾燥してから
再度表示素子組立環境下の平衡含水率に持っていく際の
吸湿条件を温度、湿度、時間を制御することで、短時間
の吸湿処理で常に平衡含水率の±10%となるように含
水率を再現性良く安定させることができ、寸法変化も表
示欠陥を起こさない程度に押さえられることがわかっ
た。
御するという課題に対して、乾燥後の低い吸湿状態にあ
るプラスチック基板の水分量を温度、湿度、時間を制御
して吸湿処理することにより、常に一定な素子組立環境
の吸湿平衡状態に効率よく短時間で処理するものであ
る。この吸湿処理における温度は、使用するプラスチッ
クのガラス転移温度よりも低い温度が好ましい。また、
湿度は素子組立環境の相対湿度よりも高い方が好まし
く、処理時間については、吸湿処理温度(Tc)が素子
組立環境温度(To)より高く、吸湿処理時間(tc)
が、式1より得られるα値が1.5>α>0.5の範囲
の値をとる処理時間とすれば良い。 α=[Pc・log(tc+1)]/[Po・log(to+1)] …式1 tc:吸湿処理時間〔hr〕 to:素子組立環境におけるプラスチック基板の吸湿平
衡時間〔hr〕 Pc:温度Tc(K)、相対湿度Hc(%RH)の水蒸気圧(P
a) Po:温度To(K)、相対湿度Ho(%RH)の水蒸気圧(P
a)
には、さらにガス・水蒸気バリアが積層されていても良
い。このガス・水蒸気バリアは、有機材料または無機材
料によって構成させており、有機材料の例としては、ポ
リビニルアルコール樹脂、ポリエチレンビニルアルコー
ル共重合体、三フッ化モノクロロエチレン重合体、塩化
ビニリデン系ポリマー、ポリアクリレート、ウレタン樹
脂、エポキシ樹脂等を挙げることができる。また、無機
材料の例としては、Si、Ti、Zr、Al、Ta、N
b、Sn等の金属の酸化物、窒化物、ハロゲン化物を挙
げることができる。また、透明導電材料であるITOも
ガス・水蒸気バリア性があるため、透明電極を一面に積
層するTFT対向基板の場合には、これらのガス・水蒸
気バリアは片側だけでも良い場合がある。また、無機材
料を有機材料中に分散させたり、有機−無機ナノコンポ
ジット、紫外線硬化型シリカ前駆体組成物等のように、
有機材料と無機材料を複合化させても良い。
発明は実施例により何ら限定されるものではない。 <実施例1>基板サイズが300mm□、厚さ200μm
のポリエーテルサルホンを高分子シートの両面にエポキ
シアクリレート系のUV硬化性接着層をバーコーターに
より塗布乾燥後に300mJ/cm2のUV照射により
2.5μm厚の接着層を作製した。前記接着層の片面上
層にガスバリア層として1000Å厚のSiO2膜をス
パッタリングにより作製した。ガスバリア層の表面を保
護するために、ノボラック型エポシキ樹脂系の熱硬化樹
脂を保護層として4μm厚作製することで表示素子用プ
ラスチック基板を作製した。作製した基板を160℃、
3時間乾燥した。乾燥後の含水率は0.04wt%であ
った。含水率はカールフィッシャー法により加熱温度240℃で
測定した湿量基準水分から下記の式を用いて算出した。 含水率=湿量基準水分/(1−湿量基準水分) 160℃、3時間の乾燥後に70℃、70%RHの恒温
槽に15分放置(α=1.04)することで吸湿処理し
た。また、基板を160℃、3時間乾燥した後に基板を
22℃、50%RHの恒温槽に168時間放置すること
で湿度の低い状態からの吸湿平衡基板を作製した。乾燥
後に吸湿処理した基板の寸法変化率と低い吸湿状態から
十分時間をかけて吸湿平衡状態になった基板の寸法変化
率をそれぞれマイクロプロッターにより測定することで
平衡状態での寸法変化率の差(ヒステリシス量)として
評価した。また、各処理後の含水率を測定した。評価結
果を表1に示す。
さ200μmのポリエーテルサルホンを高分子シートの
両面にエポキシアクリレート系のUV硬化性接着層をバ
ーコーターにより塗布乾燥後に300mJ/cm2のU
V照射により2.5μm厚の接着層を作製した。前記接
着層の片面上層にガスバリア層として1000Å厚のS
iO2膜をスパッタリングにより作製した。ガスバリア
層の表面を保護するために、ノボラック型エポシキ樹脂
系の熱硬化樹脂を保護層として4μm厚作製することで
表示素子用プラスチック基板を作製した。作製した基板
を160℃、3時間乾燥した。乾燥後の含水率は0.0
4wt%であった。乾燥後に60℃、70%RHの恒温
槽に25分放置(α=1.03)することで吸湿処理し
た。また、基板を160℃、3時間乾燥した後に基板を
22℃、50%RHの恒温槽に168時間放置すること
で湿度の低い状態からの吸湿平衡基板を作製した。乾燥
後に吸湿処理した基板の寸法変化率と低い吸湿状態から
十分時間をかけて吸湿平衡状態になった基板の寸法変化
率をそれぞれマイクロプロッターにより測定することで
平衡状態での寸法変化率の差(ヒステリシス量)として
評価した。また、各処理後の含水率を測定した。評価結
果を表1に示す。
さ200μmのポリエーテルサルホンを高分子シートの
両面にエポキシアクリレート系のUV硬化性接着層をバ
ーコーターにより塗布乾燥後に300mJ/cm2のU
V照射により2.5μm厚の接着層を作製した。前記接
着層の片面上層にガスバリア層として1000Å厚のS
iO2膜をスパッタリングにより作製した。ガスバリア
層の表面を保護するために、ノボラック型エポシキ樹脂
系の熱硬化樹脂を保護層として4μm厚作製することで
表示素子用プラスチック基板を作製した。作製した基板
を160℃、3時間乾燥した。乾燥後の含水率は0.0
4wt%であった。乾燥後に40℃、70%RHの恒温
槽に90分放置(α=1.01)することで吸湿処理し
た。また、基板を160℃、3時間乾燥した後に基板を
22℃、50%RHの恒温槽に168時間放置すること
で湿度の低い状態からの吸湿平衡基板を作製した。乾燥
後に吸湿処理した基板の寸法変化率と低い吸湿状態から
十分時間をかけて吸湿平衡状態になった基板の寸法変化
率をそれぞれマイクロプロッターにより測定することで
平衡状態での寸法変化率の差(ヒステリシス量)として
評価した。また、各処理後の含水率を測定した。評価結
果を表1に示す。
厚さ200μmのポリエーテルサルホンを高分子シート
の両面にエポキシアクリレート系のUV硬化性接着層を
バーコーターにより塗布乾燥後に300mJ/cm2の
UV照射により2.5μm厚の接着層を作製した。前記
接着層の片面上層にガスバリア層として1000Å厚の
SiO2膜をスパッタリングにより作製した。ガスバリ
ア層の表面を保護するために、ノボラック型エポシキ樹
脂系の熱硬化樹脂を保護層として4μm厚作製すること
で表示素子用プラスチック基板を作製した。作製した基
板を160℃、3時間乾燥した。乾燥後の含水率は0.
04wt%であった。乾燥後に、作製した基板を22
℃、50%RHの組立環境下に24時間放置することで
処理基板を作製した。24時間22℃、50%RHの組
立環境下に放置することで寸法変化が安定していること
をマイクロプロッターにより確認した。また、基板を1
60℃、3時間乾燥した後に基板を22℃、50%RH
の恒温槽に168時間放置することで湿度の低い状態か
らの吸湿平衡基板を作製した。乾燥後に吸湿処理した基
板の寸法変化率と低い吸湿状態から十分時間をかけて吸
湿平衡状態になった基板の寸法変化率をそれぞれマイク
ロプロッターにより測定することで平衡状態での寸法変
化率の差(ヒステリシス量)として評価した。また、各
処理後の吸水率を測定した。評価結果を表1に示す。
分割駆動を考えると信号線と走査線の位置合わせ精度は
30μm以下である必要がある。プラスチック基板のよ
うな寸法変化を示す固体基板を用いた場合は、使用する
基板の大きさに依存して変化量が大きくなるため、大面
積基板から小型表示素子を多面取りする様な場合には、
変化量の面内での偏差を考慮すると特に基板の寸法変化
率が重要な要素になる。表1に有るように、乾燥後に平
衡含水率の±10%以内の含水率に吸湿処理を施した本
発明の基板は、300mm□の基板に対して15μm以
内の変化量に抑えられることが推定できる。さらに、吸
湿処理を温度、湿度、時間で制御することにより大幅に
基板処理時間が短縮化され、生産性の向上に寄与するこ
とが確認される。
り作製した300mm□のプラスチック基板を用いて基
板上に外寸35mm×35mm、表示部寸法28mm×
28mm、画素数120×120の白黒STN−LCD
を8×8面取りする配置でLCDを以下の方法にて作製
した。液晶素子組立は22℃、50%RHの環境下で行
った。表示電極用の透明導電性薄膜をスパッタリング法
にて成膜する前に実施例1記載の処理を行った。透明導
電性膜を表示電極としてパターニング加工するために、
実施例2記載の処理を行った後に、プラスチック基板を
レジスト塗布、露光、現像、洗浄、乾燥の工程を通し
た。続いて液晶配向層をスピンコートし、乾燥・焼成後
にラビング処理した。ラビング後の基板を洗浄乾燥し表
示素子組立のための上下基板を作製した。上下基板を張
り合わせる前に、実施例1記載の処理を行い、熱硬化型
シール材を介して上下のプラスチック基板を貼り合わせ
た。シール材本硬化後に液晶を注入し、UV硬化樹脂に
て封口した後に、位相差フィルムと偏光板を張り合わせ
て液晶表示素子とした。一対の基板における電極パター
ンのずれによる不良品は64個中0個であった。
法変化を制御することができず、表示欠陥を出していた
プラスチック基板を用いた表示素子においても、寸法変
化量を制御することで、表示欠陥を起こさない表示素子
表示素子を安定して、歩留まりよく生産性を高めて製造
することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 表示素子用基板にプラスチックを用い、
少なくともドライプロセス及びウエットプロセスを含む
表示素子の製造方法において、基板の含水率を0.2w
t%以下に乾燥させた後に、表示素子組立環境における
平衡含水率の±10%以内の含水率となるように吸湿処
理を行う際の処理条件が、吸湿処理温度(Tc)>素子
組立環境温度(To)であり、かつ吸湿処理時間(tc)
が、式1より得られるαが1.5>α>0.5の範囲の
値をとるtcであることを特徴とする表示素子の製造方
法。 α=[Pc・log(tC+1)]/[Po・log(to+1)] …式1 tC:吸湿処理時間〔hr〕 tO:素子組立環境におけるプラスチック基板の吸湿平
衡時間〔hr〕 Pc:温度Tc(K)、相対湿度Hc(%RH)の水蒸気圧(P
a) Po:温度To(K)、相対湿度Ho(%RH)の水蒸気圧(P
a) - 【請求項2】 前記吸湿処理が表示素子基板用プラスチ
ックのガラス転移温度より低い温度かつ素子組立環境の
相対湿度(Ho)より高湿度環境下で吸湿処理すること
を特徴とする請求項1記載の表示素子の製造方法。 - 【請求項3】 ガス・水蒸気バリアが基板の片面または
両面に積層されていることを特徴とする請求項1または
2記載の表示素子の製造方法。 - 【請求項4】 前記ガス・水蒸気バリアが有機材料また
は無機材料の少なくとも1種類以上が積層されて成る請
求項3記載の表示素子の製造方法。 - 【請求項5】 表示素子基板用プラスチックがポリエー
テルサルホンであることを特徴とする請求項1〜4のい
ずれか1項に記載の表示素子の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の製
造方法により得られる表示素子。
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