JP2003066073A - 位相測定器およびマイクロ波濃度計 - Google Patents
位相測定器およびマイクロ波濃度計Info
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Abstract
囲を広範囲とした位相測定器、およびこれを用いたマイ
クロ波濃度計を提供する。 【解決手段】 カウント制御回路1からの各種制御信号
CTRに基づいて、アップダウンカウンタ2は、基準信
号REFと被測定信号MEの立上り立下りエッジと信号
レベルのL/Hから、両信号の位相差が0度以上〜18
0度未満の時は位相差に応じたアップカウントを、18
0度以上〜360度未満の時は位相差に応じたダウンカ
ウントを行い、位相差を測定する。これにより、従来方
式と比べ、2倍の分解能が0〜360度の広範囲にわた
って得られる。また、この位相測定器を用いることによ
り、マイクロ波濃度計の高性能化を図ることができる。
Description
器、およびマイクロ波により伝送路中の位相特性を測定
し、測定対象液の濃度を演算するマイクロ波濃度計に関
する。
を測定する従来方式の位相測定器の一例である。同図に
示すように、セットリセットフリップフロップ(SR−
FF)51と、イネーブル付きカウンタ52と、Dフリ
ップフロップ(D−FF)53で構成され、図9(a)
に示す基準信号REFの立上りでカウンタ52のカウン
ト許可信号CNTを作り出してカウンタ52を動作させ
た後、図9(b)に示す被測定信号MEの立上りでカウ
ント許可信号CNTをクリアすることによりカウンタ5
2を停止させる。その後、Dフリップフロップ(D−F
F)53にカウント値を保持して外部にカウント値を出
力する。
ト値が位相差に対応する。従って、カウンタ52のカウ
ントクロックCLKは基準信号REFや被測定信号ME
と比べ非常に高い周波数の信号が用いられ、このカウン
トクロック周波数が高いほど分解能が高い。例えば、基
準クロックREFや被測定信号MEの周波数の360倍
のカウントクロック周波数を用いて測定を行ったとする
と、0〜360度までの位相差を1/360の1度まで
分解できる。
ロック周波数を可能な限り高めて行くが、位相測定器を
構成する電子部品の動作周波数や電子部品を接続する配
線等での遅延により、使用可能なカウントクロック周波
数の上限が決まってしまう。また、高い周波数のカウン
トクロックを用いると消費電力が増大するとともに、機
器自身が発熱することにより機器の寿命を低下させる。
リセットフリップフロップ(SR−FF)51の代わり
に排他的論理和回路61を用いて基準信号REFと被測
定信号MEとの排他的論理和(EX−OR:Exclu
sive OR)を取り、その信号をカウンタ52のカ
ウント許可信号CNTに用いることにより、1周期内で
のカウンタ52のカウント時間を2倍に伸ばしている。
したがって、カウントクロックCLKの周波数が同じで
あっても、2倍の分解能が得られる。図9(d)はその
カウント許可信号CNTに基づくカウントタイミングを
示したものである。
信号REFと被測定信号MEとの位相差が180度未満
の場合は前述したような効果が得られるが、180度を
越えると正常な位相測定が出来ない。図10は基準信号
REFと被測定信号MEとの位相差が180度以上とな
ったときの位相測定の様子である。図10(a)に示す
基準信号REFと図10(b)に示す被測定信号MEの
ような180度以上の位相差を測定すると、図7の構成
による測定では図10(c)のように位相差に応じた測
定が行われるのに対して、図8の構成ではカウンタ52
に対するカウント許可信号CNTを基準信号REFと被
測定信号MEとの排他的論理和により作り出しているた
め図10(d)に示すような結果となり正しい測定が行
えない。このように位相測定範囲が小さな場合は効果的
に機能するが、位相測定範囲が広範囲にわたる場合は利
用できないという課題があった。
れたもので、高精度の位相測定が可能で、かつ位相測定
範囲を広範囲とした位相測定器、およびこれを用いたマ
イクロ波濃度計を提供することを目的とする。
に係る位相測定器は、基準信号と被測定信号の立上り立
下りエッジと信号レベルの高低から、基準信号と被測定
信号との位相差が0度以上〜180度未満の時は位相差
に応じた第1の方向のカウントを、位相差が180度以
上〜360度未満の時は位相差に応じた、第1の方向と
は反対の第2の方向のカウントをさせるように制御する
カウント制御手段と、このカウント制御手段の信号に基
づきカウント動作を行うことにより位相差を測定するア
ップダウンカウンタと、測定が完了したとき、測定した
データを一時的に保持する手段とを備えたことを特徴と
する。
っても、従来方式と比べ、2倍の分解能が得られ、かつ
0〜360度の広範囲にわたる位相測定が可能である。
は、基準信号と被測定信号の立上がり立下がりエッジと
信号レベルの高低から、位相差に応じたアップカウント
またはダウンカウントをさせるように制御するカウント
制御手段と、このカウント制御手段の信号に基づきカウ
ント動作を行うことにより位相差を測定するアップダウ
ンカウンタと、測定が完了したとき、測定したデータを
一時的に保持する手段とを有する位相測定器において、
基準信号と被測定信号の位相差を予め測定し、位相差に
応じて被測定信号の位相を変化させてカウント制御手段
に供給する手段を備えたことを特徴とする。
っても、従来方式と比べ、2倍の分解能が得られ、かつ
0〜360度の位相測定範囲で、誤測定を生じることな
く、位相測定が可能である。
濃度計は、測定対象液を流すための配管と、この配管を
はさんで互いに対向配置された送信アンテナおよび受信
アンテナと、送信アンテナに供給するためのマイクロ波
を発振するマイクロ波発振手段と、送信アンテナから送
信されて配管内の測定対象液を伝播して受信アンテナに
て受信された被測定信号の、前記マイクロ波発振手段か
ら出力される基準信号に対する位相差θ2を測定する位
相測定手段と、この位相測定手段で測定された位相差θ
2と、予め配管内に基準用液体を充満させて測定対象液
と同じ条件で位相測定手段により測定したときの位相差
θ1とを比較し、その位相差△θ=(θ2−θ1)を測定
する位相差測定手段と、この位相差測定手段により測定
された△θおよび測定対象液の種類毎に対応する検量線
X=a・△θ+bに基づいて、測定対象液の濃度Xを算
出する濃度算出手段とを備えたマイクロ波濃度計であっ
て、位相測定手段として請求項1または請求項2に記載
の位相測定器を用いたことを特徴とする。
性能である分解能の向上が可能であり、従って、測定時
間の短縮が可能となる。
施形態について詳細に説明する。
の実施形態に係る位相測定器の構成を示すブロック図で
ある。同図に示すように、この位相測定器は、基準信号
REFと被測定信号MEから各種制御信号CTRを作り
出すカウント制御回路1と、カウントクロックCLKが
供給され、基準信号REFと被測定信号MEの位相差を
測定するアップダウンカウンタ2と、測定値を一時的に
保持するDフリップフロップ(D−FF)3とで構成さ
れる。
ウント制御回路1により基準信号REFと被測定信号M
Eの立上り立下りエッジと信号レベルの高低(L/H)
から、位相差が0度以上〜180度未満の時は位相差に
応じた所定の時間のアップカウントを、位相差が180
度以上〜360度(0度)未満の時は位相差に応じた所
定の時間のダウンカウントをアップダウンカウンタ2に
させることにより、0〜360度の位相測定を行う。1
回の測定が完了すると測定データを一時的に保持するD
フリップフロップ(D−FF)3に記憶し、測定データ
DTとして出力する。
を示すタイミングチャートおよび概念図である。図2
(a)に示す基準信号REF、および図2(b)に示す
被測定信号MEの位相差が180度未満の状態でカウン
ト制御回路1に入ると、基準信号REFの立上りエッジ
で被測定信号MEがL(低)レベルの時はアップダウン
カウンタ2においてアップカウントが開始され、この状
態で基準信号REFと被測定信号MEが同じ信号レベル
になった時点でアップカウント終了となる。さらに基準
信号REFの立下りエッジで被測定信号MEがH(高)
レベルの時はアップダウンカウンタ2においてアップカ
ウントが開始され、この状態で基準信号REFと被測定
信号MEとが同じ信号レベルになった時点でアップカウ
ント終了となる。従って、アップダウンカウンタ2にお
いては、図2(c)のタイミングでアップカウントが行
われる。
および図2(e)に示す被測定信号MEの位相差が18
0度以上の状態でカウント制御回路1に入ると、被測定
信号MEの立下がりエッジで基準信号REFがH(高)
レベルの時はアップダウンカウンタ2においてダウンカ
ウントが開始され、この状態で基準信号REFと被測定
信号MEが同じ信号レベルになった時点でダウンカウン
ト終了となる。さらに被測定信号MEの立上りエッジで
基準信号REFがL(低)レベルの時はアップダウンカ
ウンタ2においてダウンカウントが開始され、この状態
で基準信号REFと被測定信号MEが同じ信号レベルに
なった時点でダウンカウント終了となる。したがって、
アップダウンカウンタ2においては、図2(f)のタイ
ミングでダウンカウントが行われる。
おけるこれらの動作を図示したものである。
ように、図7に示す従来方式の位相測定器と比べ1周期
内でのカウンタのカウント時間を2倍に伸ばしている。
したがって、カウントクロックの周波数が同じであって
も、2倍の分解能が得られる。しかも、図8に示す従来
方式の位相測定器とは異なり、2倍の分解能が0〜36
0度の位相測定範囲で得られる。
測定器では、同一の周波数のカウントクロックを用い、
基準信号REFと被測定信号MEの立上り間の時間を測
定する従来方式の位相測定器と比べ、2倍の分解能が0
〜360度の位相測定範囲で得られる。また、分解能が
同一の場合データ収集時間は半分にすることができる。
実施形態について説明する。図3は、本発明の第2の実
施形態に係る位相測定器の構成を示すブロック図であ
る。また、図4は、第2の実施形態の動作状態を示すタ
イミングチャートおよび概念図である。
形態の位相測定器を更に改良し、特に位相測定範囲が1
80度近傍で変化している場合の誤測定を解消するよう
にしたものである。
位相測定器を、図2のタイミングで動作させた場合、位
相が0度から180度まではアップカウントで、360
度(0度)から180度まではダウンカウントで位相測
定を行うことができる。しかし、図4の(b)に示すよ
うに被測定信号の位相が変化した場合、180度を越え
たところで正常な位相測定が出来ない。このように位相
測定範囲が180度をまたがない時は、第1の実施形態
の位相測定器は効果的に機能するが、位相測定範囲が1
80度近傍で変化している場合は、誤測定が生じること
がある。
うに構成したもので、図3に示すように、基準信号RE
Fと被測定信号MEの位相差を予め測定し、その位相差
により測定信号MEの位相を制御する位相判定器6と、
被測定信号MEの位相を変化させるインバータ4と、被
測定信号MEと位相が変化した被測定信号MEとの選択
を行うセレクタ5と、基準信号REFとセレクタ5から
出力される被測定信号MEとから、カウント許可信号、
カウント値のアップダウン信号などの各種制御信号CT
Rを作り出すカウント制御回路1と、カウント制御回路
1からの信号にもとづき位相測定を行うアップダウンカ
ウンタ2と、測定データを一時的に保持するDフリップ
フロップ(D−FF)とで構成される。
相判定器6は、基準信号REFと被測定信号MEの位相
差を測定する。この位相差測定は現在の位相差がどの位
にあるかを検知するためのもので分解能は粗くて良い。
測定された位相値から被測定信号MEの位相制御を確定
する。例えば、位相値が90度から−90度の間で位相
0度側の場合には被測定信号MEの位相を変化させず、
位相値が90度から−90度の間で位相180度側の場
合には被測定信号MEを反転させて位相を180度変化
させるように制御信号(ノーマル・スペシャル判定信
号)SELを出力する。位相判定器6から出力される制
御信号(ノーマル・スペシャル判定信号)SELに応じ
て被測定信号MEをインバータ4で反転した信号とそう
でない信号とにセレクタ5で切替える。基準信号REF
とセレクタ5から出力される被測定信号MEは、カウン
ト制御回路1に入力され、以下のようにアップダウンカ
ウンタ2が動作し、位相測定が行われる。
度側の場合には、従来通り普通(ノーマル)で、被測定
信号MEは位相制御せずにカウント制御回路1に入力さ
れ、基準信号REFの立上りで被測定信号MEが低レベ
ルの場合または基準信号REFの立下りで被測定信号M
Eが高レベルの場合にアップカウントされ、被測定信号
MEの立上りで基準信号REFが低レベルの場合または
被測定信号MEの立下りで基準信号REFが高レベルの
場合にダウンカウントされる。
80度側の場合には、特別(スペシャル)で、被測定信号
MEは位相反転してカウント制御回路1に入力され、基
準信号REFの立上りで被測定信号MEが高レベルの場
合または基準信号REFの立下りで被測定信号MEが低
レベルの場合にアップカウントされ、被測定信号MEの
立上りで基準信号REFが高レベルの場合または被測定
信号MEの立下りで基準信号REFが低レベルの場合に
ダウンカウントされる。
のカウント動作により位相測定が行われるが、図4
(b)に示すように被測定信号の位相が変化した場合、
第1の実施形態の方式で測定した場合は同図(c)に示
すように誤測定が生じるが、この第2の実施形態の方式
により測定した場合は同図(d)に示すように誤測定が
解消される。
タを一時的に保持するDフリップフロップ(D−FF)
3に記憶し、測定データDTとして、位相判定器6から
の制御信号(ノーマル・スペシャル判定信号)SELと
ともに出力する。
相判定器6により基準信号REFと被測定信号MEの位
相差を予め測定しておき、その位相差から180度に近
づきつつあると判定された場合は、被測定信号MEの位
相を制御する制御信号(ノーマル・スペシャル判定信
号)SELを出力する。また、インバータ4は被測定信
号MEの位相を180度付近から離れた位相値に変化さ
せる。セレクタ5には直接入力された被測定信号MEと
インバータを通過してくる被測定信号MEが入力されて
おり、位相判定器6の出力に応じて2つの被測定信号M
Eを選択して出力する。従って、カウント制御回路1に
入力される被測定信号MEの位相は180度近傍に近づ
くことは無い。
位相値が90度と−90度を境にして、位相0度側の場
合には普通(ノーマル)、位相180度側の場合には特
別(スペシャル)と切替えるように制御する制御信号
(ノーマル・スペシャル判定信号)SELを出力した
が、切替えを行う位相値については、これに限らず、1
80度近辺としてもよい。
の位相測定器では、同一の周波数のカウントクロックを
用い、基準信号REFと被測定信号MEの立上り間の時
間を測定する従来方式の位相測定器と比べ、2倍の分解
能が得られ、しかも0〜360度の位相測定範囲で誤測
定無く動作する。
の第3の実施形態に係る、位相測定器を用いたマイクロ
波濃度計の構成を示すブロック図である。マイクロ波濃
度計は基準信号と被測定物質中を伝播してくる被測定信
号の位相差を測定し、その位相差から濃度を演算する装
置である。図5中の位相測定器14に、上述の第1また
は第2の実施形態の位相測定器を用いて構成されてい
る。
に、マイクロ波を発振するマイクロ波発振器9と、マイ
クロ波を分割するパワースプリッタ10と、測定対象液
を流すための配管12と、この配管12をはさんで互い
に対向配置された送信アンテナ11および受信アンテナ
13と、送信アンテナ11から送信されて配管12内の
測定対象液を伝播して受信アンテナ13にて受信された
マイクロ波即ち被測定信号MEの、パワースプリッタ1
0から供給されるマイクロ波即ち基準信号REFに対す
る位相差θ2を測定する位相測定器14と、この位相測
定器14で測定された位相差θ2と、予め配管12内に
基準用液体を充満させて測定対象液と同じ条件で位相測
定器14により測定したときの位相差θ1とを比較し、
その位相差△θ=(θ2−θ1)を測定するとともに、こ
の△θおよび測定対象液の種類毎に対応する検量線X=
a・△θ+bに基づいて、測定対象液の濃度Xを算出す
る濃度演算回路とで構成されている。そして、位相測定
器14に、上述の第1または第2の実施形態の位相測定
器を用いる。
はパワースプリッタ10で分割され、一方は基準信号R
EFとして直接位相測定器14に入力される。もう一方
は送信アンテナ11、配管12(配管中には被測定物質
が充満している)、受信アンテナ13を経由して被測定
信号MEとして位相測定器14に入力される。位相測定
器14では基準信号REFと被測定信号MEの位相差θ
2を測定している。
2を、予め配管12内に基準用液体を充満させて同じ条
件で位相測定器14により測定したときの位相差θ1と
比較し、その位相差△θ=(θ2−θ1)を測定して、図
6に示すような、測定対象液の種類毎に対応する検量線
X=a・△θ+bに基づいて、測定対象液の濃度Xを算
出する。
の実施形態の位相測定器を用いることにより、従来方式
の位相測定器と比べ2倍の分解能が0〜360度の位相
測定範囲で得られるので、マイクロ波濃度計の濃度測定
性能である分解能の向上が可能であり、従って、測定時
間の短縮が可能となる。
形態の位相測定器を用いることにより、従来方式の位相
測定器と比べ2倍の分解能が得られ、しかも0〜360
度の位相測定範囲で誤測定なく動作させることができる
ので、マイクロ波濃度計の濃度測定性能である分解能の
向上が可能であり、従って、測定時間の短縮が可能とな
る。
器によれば、カウントクロックが同一であっても、従来
方式と比べ、2倍の分解能が得られ、かつ0〜360度
の広範囲にわたる位相測定が可能である。
ば、濃度測定性能である分解能の向上が可能となる。
構成を示すブロック図。
チャートおよび概念図。
構成を示すブロック図。
チャートおよび概念図。
度計の構成を示すブロック図。
度との関係を表わす検量線を示す図。
図。
ク図。
(位相差が180度未満の場合)を示すタイミングチャ
ート。
(位相差が180度以上の場合)を示すタイミングチャ
ート。
Claims (3)
- 【請求項1】基準信号と被測定信号の立上り立下りエッ
ジと信号レベルの高低から、基準信号と被測定信号との
位相差が0度以上〜180度未満の時は位相差に応じた
第1の方向のカウントを、位相差が180度以上〜36
0度未満の時は位相差に応じた、第1の方向とは反対の
第2の方向のカウントをさせるように制御するカウント
制御手段と、このカウント制御手段の信号に基づきカウ
ント動作を行うことにより位相差を測定するアップダウ
ンカウンタと、測定が完了したとき、測定したデータを
一時的に保持する手段とを備えたことを特徴とする位相
測定器。 - 【請求項2】基準信号と被測定信号の立上がり立下がり
エッジと信号レベルの高低から、位相差に応じたアップ
カウントまたはダウンカウントをさせるように制御する
カウント制御手段と、このカウント制御手段の信号に基
づきカウント動作を行うことにより位相差を測定するア
ップダウンカウンタと、測定が完了したとき、測定した
データを一時的に保持する手段とを有する位相測定器に
おいて、前記基準信号と前記被測定信号の位相差を予め
測定し、位相差に応じて前記被測定信号の位相を変化さ
せて前記カウント制御手段に供給する手段を備えたこと
を特徴とする位相測定器。 - 【請求項3】測定対象液を流すための配管と、この配管
をはさんで互いに対向配置された送信アンテナおよび受
信アンテナと、前記送信アンテナに供給するためのマイ
クロ波を発振するマイクロ波発振手段と、前記送信アン
テナから送信されて前記配管内の測定対象液を伝播して
前記受信アンテナにて受信された被測定信号の、前記マ
イクロ波発振手段から出力される基準信号に対する位相
差θ2を測定する位相測定手段と、この位相測定手段で
測定された位相差θ2と、予め前記配管内に基準用液体
を充満させて測定対象液と同じ条件で前記位相測定手段
により測定したときの位相差θ1とを比較し、その位相
差△θ=(θ2−θ1)を測定する位相差測定手段と、こ
の位相差測定手段により測定された△θおよび前記測定
対象液の種類毎に対応する検量線X=a・△θ+bに基
づいて、測定対象液の濃度Xを算出する濃度算出手段と
を備えたマイクロ波濃度計であって、前記位相測定手段
として請求項1または請求項2に記載の位相測定器を用
いたことを特徴とするマイクロ波濃度計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002070078A JP4187140B2 (ja) | 2001-06-13 | 2002-03-14 | 位相測定器およびマイクロ波濃度計 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001178011 | 2001-06-13 | ||
JP2001-178011 | 2001-06-13 | ||
JP2002070078A JP4187140B2 (ja) | 2001-06-13 | 2002-03-14 | 位相測定器およびマイクロ波濃度計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003066073A true JP2003066073A (ja) | 2003-03-05 |
JP4187140B2 JP4187140B2 (ja) | 2008-11-26 |
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ID=26616799
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---|---|---|---|
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Country Status (1)
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JP (1) | JP4187140B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008281498A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Oki Electric Ind Co Ltd | 位相差計測回路 |
-
2002
- 2002-03-14 JP JP2002070078A patent/JP4187140B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008281498A (ja) * | 2007-05-14 | 2008-11-20 | Oki Electric Ind Co Ltd | 位相差計測回路 |
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