JP2003065945A - 生化学測定装置 - Google Patents

生化学測定装置

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JP2003065945A
JP2003065945A JP2001254813A JP2001254813A JP2003065945A JP 2003065945 A JP2003065945 A JP 2003065945A JP 2001254813 A JP2001254813 A JP 2001254813A JP 2001254813 A JP2001254813 A JP 2001254813A JP 2003065945 A JP2003065945 A JP 2003065945A
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JP2001254813A
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English (en)
Inventor
Takahiro Toyama
貴博 遠山
Itsuro Saito
逸郎 斉藤
Tsuneo Chinzei
恒雄 鎮西
Takashi Isoyama
隆 磯山
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生化学測定装置において、装置のコスト上昇
をともなうことなく、短時間で多数の測定ポイントを測
定する。 【解決手段】 生化学測定装置は、表面が被測定体に接
触する金属薄膜12を成膜した試料容器11の底面と、
この金属薄膜12に平行な光線の束を照射する光照射器
20と、試料容器11の底面を通過して入射し同底面と
金属薄膜12の境界面にて反射した光線を受光する受光
器50とを備えている。金属薄膜12は複数の所定領域
を有し、生化学測定装置は、これら所定領域のうち少な
くとも1つの領域に、この領域分の光線を平行な光線の
束から選択して照射する光反射器30を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面プラズモン共
鳴現象を利用して生化学的反応を計測する生化学測定装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、生化学的反応の進行に伴う物理化
学的な変化量を検出する装置として、表面プラズモン共
鳴(Surface Plasmon Resonance、以下SPRと略
す。)現象を利用した生化学測定装置が用いられるよう
になっている。
【0003】SPR現象は、ガラス基板などの光透過性
媒体の表面に成膜された金属薄膜を被測定体に接触させ
た状態で、光透過性媒体を通して光線を金属薄膜との境
界面に入射した際に、特定の入射角にて入射した光線の
反射光の光度は減少するというものである。理由は次の
とおりである。金属薄膜に光あるいは電磁波が入射する
と、入射した光あるいは電磁波によって、金属薄膜の自
由電子は振動する。この振動を表面プラズマ振動と呼
び、この表面プラズマ振動数が、被測定体との界面状態
に応じて決まる固有振動数に一致すると、金属表面に入
射した光などのエネルギーが金属薄膜に吸収され、その
分反射する光が減少することとなる。
【0004】この現象を使用した生化学測定装置は、表
面が被測定体に接触する金属薄膜を成膜したガラス基板
と、この金属薄膜に平行な光線の束を照射する光照射器
と、ガラス基板を通過して入射し同ガラス基板と金属薄
膜の境界面にて反射した光線を受光する受光器とから構
成され、光線を入射角を変えて入射し各入射角毎に受光
した光線の光度を測定してこれら測定結果に基づいて生
化学反応を測定するようになっている。
【0005】この生化学測定装置を使用して免疫反応を
測定することが行われている。この場合、ガラス基板と
して、多数のウェルをマトリックス状に配置したセンサ
プレートを用いる形式のものがあり、これら多数のウェ
ル(測定ポイント)毎に免疫反応を測定している。この
場合、迅速にすべての測定ポイントを測定することが要
請されている。そこで、これに対処した生化学測定装置
として、マトリックス状に配置した多数の測定ポイント
のうち一列分をまとめて測定する光検出部を備えてな
り、一列毎に免疫反応を測定するもの(特開平11−3
04693号公報)が考案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平11−
304693号公報に示された生化学測定装置において
は、測定ポイント一列分の測定を終了した後、光検出部
を次の列に移動させてその列の測定を行っており、少な
くとも光検出部の移動時間分は測定時間が長くなるとい
う問題があった。この問題を解決するため、全列分の光
検出部を設けることも考えられるが、測定時間は短縮で
きるものの装置のコストが上昇するという問題があっ
た。
【0007】そこで本発明の目的は、装置のコスト上昇
をともなうことなく、短時間で多数の測定ポイントを測
定することである。
【0008】
【発明の概要(課題を解決するための手段および発明の
作用・効果)】上記目的を達成するために、本発明は、
表面が被測定体に接触する金属薄膜を成膜したガラス基
板と、この金属薄膜に平行な光線の束を照射する光照射
器と、ガラス基板を通過して入射し同ガラス基板と金属
薄膜の境界面にて反射した光線を受光する受光器とを備
えてなり、光線を入射角を変えて入射し各入射角毎に受
光した光線の光度を測定してこれら測定結果に基づいて
生化学反応を測定する生化学測定装置おいて、金属薄膜
は複数の所定領域を有し、これら所定領域のうち少なく
とも1つの領域に、この領域分の光線を平行な光線の束
から選択して照射する光線選択照射手段を備えたもので
ある。
【0009】これによれば、被測定体の生化学反応を測
定する際に、生化学測定装置は光線選択照射手段から照
射される光線が所定の入射角にて金属薄膜に入射するよ
うにした後、光照射器からの光線のうち金属薄膜の各所
定領域分の光線を光線選択照射手段により選択的に反射
して各所定領域に照射し、反射光を受光器にて受光し
て、各所定領域の光度をすべて測定することとなる。こ
の測定を入射角を変えて各入射角毎に実施することによ
り、被測定体の生化学反応を測定することとなる。した
がって、光反射器により所定領域への照射の切り換えを
短時間にて実施することができるようになるので、短時
間で多数の測定ポイントを測定することができる。
【0010】本発明の光線選択照射手段として、光照射
器により照射された光線の束のうち、所定領域分の光線
を選択的に反射する光反射器を採用することが好まし
い。これによれば、反射光のコントラストが向上するの
で、検出精度が向上する。
【0011】本発明の光線選択照射手段として、光照射
器から照射された光線の束のうち、所定領域分の光線を
選択的に透過する光透過器を採用することが好ましい。
これによれば、光照射器と光透過器を一体的に移動させ
ることとなるので、装置を簡単な構成とすることができ
る。
【0012】本発明においては、光照射器と光線選択照
射手段を連動させて移動させることにより金属薄膜に対
する光線の入射角を変更させ、光線選択照射手段の移動
と連動して受光器を移動させることにより同受光器が反
射光を受光するようにすることが好ましい。これによっ
ても、金属薄膜の所定領域に入射した光線を確実に受光
器にて受光することができるので、確実に被測定体の生
化学反応を測定することができる。
【0013】本発明においては、光線選択照射手段を移
動させることにより金属薄膜に対する光線の入射角を変
更させ、光線選択照射手段の移動と連動して受光器を移
動させることにより同受光器が反射光を受光するように
することが好ましい。これによれば、金属薄膜の所定領
域に入射した光線を確実に受光器にて受光することがで
きるので、確実に被測定体の生化学反応を測定すること
ができる。
【0014】本発明においては、ガラス基板を回動させ
ることにより金属薄膜に対する光線の入射角を変更さ
せ、ガラス基板の回動と連動して受光器を移動させるこ
とにより同受光器が反射光を受光するようにすることが
好ましい。これによっても、金属薄膜の所定領域に入射
した光線を確実に受光器にて受光することができるの
で、確実に被測定体の生化学反応を測定することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】a.第1の実施の形態 以下、本発明の第1の実施の形態による生化学測定装置
を使用した免疫反応測定装置を図1〜図8を参照して説
明する。
【0016】免疫反応測定装置は、図1に示すように基
台10を備えており、この基台10には測定対象である
試料(被測定体)を収容する試料容器11が載置されて
いる。この試料容器11は光が透過する材料(例えばガ
ラス材料)で形成されていて、その底面内壁には金属薄
膜12が成膜されている。金属薄膜12の表面(上面)
には、図2に示すように、マトリックス状に区分した複
数の所定領域A11,A12・・・A1n,・・・,A
n1・・・Annが設けられており、各所定領域にはそ
れぞれ種類の異なる抗体が吸着されている。これら所定
領域A11〜Annは仕切板などで仕切られているわけ
ではなく、抗体が吸着された場所(範囲)を表すもので
ある。
【0017】試料容器11の底面外壁には、図1に示す
ように、三角柱形のプリズム13の一面がマッチングオ
イルを用いて密接して設けられている。このプリズムは
試料容器11の底面外壁に入射した光がこの底面外壁の
境界面にて反射するのを防止するため設けられるもので
ある。なお、プリズム13の代わりに、底面外壁の境界
面にて光が反射するのを防止する薄膜を設けるようにし
てもよい。
【0018】試料容器11の底面内壁に設けた金属薄膜
12には、光照射器20から照射した平行な光線の束の
うち光反射器30にて選択的に反射された光線(選択さ
れた光線)が入射されるようになっている。上述した
「平行な光線の束」は、図1(または図7)において互
いに平行な2本の太い線にて表され、「選択された光
線」は1本の太い線にて表されている。
【0019】光反射器30は、図3に示すように、光照
射器20から照射された光線の束のうち、所定領域分の
光線を選択的に反射するものであり、四角形の多数のミ
ラー31a(例えば50万個)を隣接して整列配置した
反射部31と、これらミラー31aを複数段階の角度
(本実施の形態においては2段階)に制御する制御部
(図示省略)とから構成されている。光反射器30とし
ては、デジタルマイクロミラーデバイス(テキサスイン
スツルメント社製)が挙げられる。
【0020】光反射器30の制御部は、制御回路60か
らの入力信号に基づいて反射部31の各ミラー31aの
角度を変えることにより、所定領域分の光線を選択的に
反射するようにしている。例えば、制御部は制御回路6
0から「上述した所定領域A11に光を照射する旨」の
信号を入力すると、所定領域A11に相当する範囲のミ
ラー31a(図3に示す反射部31の右上角にある4個
のミラー31a)の角度を変えないでその角度を維持
し、これら以外のミラー31aの角度を変える。なお、
各ミラー31aの角度は高速に(例えば5000回/秒
の速さで)切り換えることができる。
【0021】これにより、光照射器20から光反射器3
0の反射部31に入射した平行な光線の束のうち所定領
域A11に相当する範囲のミラー31aに入射した光線
は、金属薄膜12の所定領域A11に向けて反射し、こ
の所定領域A11に照射される。一方これら以外のミラ
ー31aに入射した光線は、金属薄膜12以外に向けて
反射し、金属薄膜12には照射されないようになってい
る。したがって、光反射器30は、光照射器20からの
平行な光線の束から金属薄膜12の所定領域A11分の
光線を選択して所定領域A11に照射するようになって
いる。
【0022】光照射器20と光反射器30はそれぞれ光
照射器駆動装置71と光反射器駆動装置72に組み付け
られており、両駆動装置71,72は連動して光照射器
20と光反射器30を移動させることにより、金属薄膜
12に対する光線の入射角を変更するようになってい
る。
【0023】また、試料容器11の底面内壁に設けた金
属薄膜12にて反射した光線は、受光器50によって受
光されている。この受光器50として撮像デバイスまた
は受光デバイスを採用するのが好ましい。撮像デバイス
は、受光面(受光部)に映った映像を電気信号に変換し
て出力するものであり、CCD(charge-coupled devic
e、電荷結合素子)画像センサがある。また、受光デバ
イスは、受光面(受光部)に当たった光を電気信号に変
換して出力するものであり、フォトダイオード、フォト
トランジスタ、光導電セルがある。本実施の形態ではC
CD(charge-coupled device、電荷結合素子)画像セ
ンサまたはフォトダイオードを用いている。
【0024】受光器50は受光器駆動装置73に組み付
けられており、この駆動装置73は光照射器駆動装置7
1と光反射器駆動装置72と連動して受光器50を移動
させることにより、受光器50が反射光を受光するよう
になっている。反射光を受光した受光器50は、受光し
た光線の光度に応じた検出信号(電気信号)を制御回路
60に出力している。
【0025】制御回路60はマイクロコンピュータ(図
示省略)を有しており、このマイクロコンピュータは入
出力インターフェースにバスを介してそれぞれ接続され
たCPU、RAMおよびROMを備えている。CPU
は、光照射器20、光反射器30および各駆動装置71
〜73を制御するとともに、受光器50から入力した検
出信号を処理する。RAMはCPUの制御または処理に
必要な変数を一時的に記憶するものであり、ROMはC
PUの制御または処理のプログラムを記憶するものであ
る。
【0026】このように構成した免疫反応測定装置を使
用して免疫反応を測定する場合について説明する。受光
器50にフォトダイオードを使用した場合について説明
すると、免疫反応測定装置の基台10に、測定対象であ
る試料を収容した試料容器11を載置し、主電源を投入
すると、制御回路60は、光照射器駆動装置71と光反
射器駆動装置72を駆動することにより、金属薄膜12
へ照射される光線の入射角がθ1となるように光照射器
20、光反射器30を配置すると同時に、受光器駆動装
置73を駆動することにより、受光器50が金属薄膜1
2からの反射光を受光できるように受光器50を配置す
る。そして、光照射器20、光反射器30および受光器
50をその位置に固定する。
【0027】次に、制御回路60は、金属薄膜12の所
定領域A11に光を照射させる。具体的には、所定領域
A11に相当する反射部31のミラー31aを金属薄膜
12に向け、反射部31のその他のミラー31aを金属
薄膜12とは異なる方向に向ける。その後、光照射器2
0から光を照射する。これにより、所定領域A11に相
当する反射部31のミラー31aにて反射した光照射器
20からの光は所定領域A11に照射される。
【0028】プリズム13と試料容器11の底面を通過
し金属薄膜12の所定領域A11に入射した光は試料容
器11の底面と金属薄膜12との境界面にて反射する。
このとき、SPR現象が発生していなければ入射した光
はほとんど受光器50に向けて反射し、SPR現象が発
生していれば入射した光は金属薄膜12の被測定体との
界面の状態に応じて吸収され、吸収されなかったものが
受光器50に向けて反射する。
【0029】反射した光は、図5(a)に示すようなパ
ターンで受光器50に受光され、受光器50は受光した
光に応じた検出信号を制御回路60に出力する。制御回
路60は、入力した検出信号に基づいて受光した光線の
光度を導出する。これにより、所定領域A11の入射角
θ1における測定が終了する。
【0030】そして、制御回路60は、所定領域A11
と同様に残りの所定領域A12〜Annを測定する。す
なわち、制御回路60は、例えば図5に示すパターン順
に測定すべき所定領域に光を入射させるように光反射器
のミラー31aを切り換え、その所定領域にて反射した
光を受光器50にて受光し、受光した光線の光度を導出
する。このとき、各所定領域(測定ポイント)毎の測定
は、ミラー31aの切り換えから光度の導出まで短時間
(例えばビデオレート並の1/30秒)にて行われてい
る。なお、図5(a)〜図5(k)は、所定領域A11
〜A112にて反射された光を受光した場合のフォトダ
イオードの受光面をそれぞれ表しており、図5(l)
は、所定領域A11の直下に位置する所定領域A21に
て反射された光を受光した場合のフォトダイオードの受
光面を表している。また、所定の入射角θ1における各
所定領域A11〜Annの光度は制御回路60に記憶さ
れている。
【0031】入射角θ1におけるすべての所定領域A1
1〜Annの測定が終了すると、制御回路60は、入射
角を変えて金属薄膜12に光を入射するようにして、入
射角θ1における測定と同様に、各入射角毎に全所定領
域A11〜Annにおける反射光の光度の導出を行い、
この光度を記憶する。これにより、各所定領域A11〜
Annにおける入射角毎の光度が記憶されることにな
り、この結果に基づいて免疫反応の有無、免疫反応量を
測定することができる。
【0032】上述した説明から理解できるように、この
第1の実施の形態においては、被測定体の生化学反応を
測定する際に、生化学測定装置は、光反射器30から照
射(反射)される光線が所定の入射角にて金属薄膜12
に入射するようにした後、光照射器20からの光線のう
ち金属薄膜12の各所定領域A11〜Ann分の光線を
光反射器30により選択的に反射して各所定領域A11
〜Annに照射し、反射光を受光器50(フォトダイオ
ード)にて受光して、各所定領域A11〜Annの光度
をすべて測定することとなる。この測定を入射角を変え
て各入射角毎に実施することにより、被測定体の生化学
反応を測定することとなる。したがって、光反射器30
により所定領域への照射の切り換えを短時間にて実施す
ることができるようになるので、短時間で多数の測定ポ
イントを測定することができる。
【0033】また、光線選択照射手段として、光照射器
20から照射された光線の束のうち、所定領域分の光線
を選択的に反射する光反射器30を採用するようにした
ため、反射光のコントラストが向上するので、免疫反応
の有無、免疫反応量の検出精度が向上する。
【0034】また、光照射器20と光反射器30を連動
させて移動させることにより金属薄膜12に対する光線
の入射角を変更させ、光反射器30の移動と連動して受
光器50を移動させることにより同受光器50が反射光
を受光するようにしたため、金属薄膜12の所定領域に
入射した光線を確実に受光器50にて受光することがで
きるので、確実に被測定体の生化学反応を測定すること
ができる。
【0035】なお、上述した実施の形態においては、受
光器50としてフォトダイオードを使用するようにした
が、この代わりに、CCD画像センサを使用するように
してもよい。この場合、制御回路60は、金属薄膜12
にて反射した光が、図6(a)に示すようなパターンで
順次受光器50に受光されるように、金属薄膜12に光
を照射させるようになっている。具体的には、所定領域
A12,A14・・・,A32,A34・・・,A5
2,A54・・・に相当する反射部31のミラー31a
を金属薄膜12に向け、反射部31のその他のミラー3
1aを金属薄膜12とは異なる方向に向ける。その後、
光照射器20から光を照射する。これにより、所定領域
A12,A14・・・,A32,A34・・・,A5
2,A54・・・に相当する反射部31のミラー31a
にて反射した光照射器20からの光は所定領域A12,
A14・・・,A32,A34・・・,A52,A54
・・・に照射される。
【0036】反射した光は、図6(a)に示すようなパ
ターンで受光器50(CCD画像センサ)に受光され、
受光器50は受光した光に応じた検出信号を制御回路6
0に出力する。制御回路60は、入力した検出信号に基
づいて各所定領域A12,A14・・・,A32,A3
4・・・,A52,A54・・・から反射した光線の光
度を導出する。これにより、図6(a)に示すようなパ
ターンの各所定領域A12,A14・・・,A32,A
34・・・,A52,A54・・・の入射角θ1におけ
る測定が終了する。
【0037】そして、制御回路60は、上述した金属薄
膜の所定領域A12,A14・・・,A32,A34・
・・,A52,A54・・・における測定と同様に、残
りの所定領域A12〜Annを測定する。すなわち、制
御回路60は、例えば図6に示すパターン順に測定すべ
き各所定領域に光を入射させるように光反射器のミラー
31aを切り換え、その各所定領域にて反射した光を受
光器50にて受光し、受光した光線の光度を導出する。
このとき、各パターン毎の各所定領域の測定は、ミラー
31aの切り換えから光度の導出まで短時間(例えばビ
デオレート並の1/30秒)にて行われている。なお、
図6(a)〜図6(d)に示したいずれのパターンも、
受光した部分の縦、横、斜めの隣り合った部分は光を受
光しないようになっている。図6(a)〜図6(d)の
パターンで光を受光すれば、すべての所定領域A11〜
Annの反射光を受光することとなる。
【0038】入射角θ1におけるすべての所定領域A1
1〜Annの測定が終了すると、制御回路60は、入射
角を変えて金属薄膜12に光を入射するようにして、入
射角θ1における測定と同様に、各入射角毎に全所定領
域A11〜Annにおける反射光の光度の導出を行い、
この光度を記憶する。これにより、各所定領域A11〜
Annにおける入射角毎の光度が記憶されることにな
り、この結果に基づいて免疫反応の有無、免疫反応量を
測定することができる。
【0039】したがって、受光器50としてCCD画像
センサを使用するようにしたものによれば、被測定体の
生化学反応を測定する際に、生化学測定装置は、光反射
器30から照射される光線が所定の入射角にて金属薄膜
12に入射するようにした後、光照射器20からの光線
のうち4つのグループ(図6(a)〜図6(d)の4つ
の受光パターン)に分けた1グループ分の光線を光反射
器30により選択的に反射してそのグループの各所定領
域A11〜Annに照射し、反射光を受光器50にて受
光して、各所定領域A11〜Annの光度をすべて測定
することとなる。この測定を入射角を変えて各入射角毎
に実施することにより、被測定体の生化学反応を測定す
ることとなる。したがって、所定領域毎に測定するので
はなく、各所定領域を4つのグループに分けて(上述し
た4つの受光パターンに分けて)グループ毎に測定する
ようにしたので、測定回数を少なく抑えることとなり、
測定時間をより短縮することができる。
【0040】また、上述した実施の形態においては、光
照射器駆動装置71と光反射器駆動装置72により光照
射器20と光反射器30を移動させることにより、金属
薄膜12に対する光線の入射角を変更するようにすると
ともに、光照射器駆動装置71と光反射器駆動装置72
と連動する受光器駆動装置73により受光器50を移動
させることにより、受光器50が反射光を受光するよう
にしたが、図7に示すように、基台10を回動させるこ
とにより、金属薄膜12に対する光線の入射角を変更す
るようにするとともに、基台10の回動と連動する受光
器駆動装置73により受光器50を移動させることによ
り、受光器50が反射光を受光するようにしてもよい。
この場合、基台10は基台駆動装置74に組み付けられ
ており、この駆動装置74は制御回路60に接続されて
おり(図8参照)、基台10すなわち試料容器11の底
面を移動させることにより、金属薄膜12に対する光線
の入射角を変更するようになっている。
【0041】これによっても、光反射器30により所定
領域への照射の切り換えを短時間にて実施することがで
きるようになるので、短時間で多数の測定ポイントを測
定することができる。また、基台10すなわち試料容器
11の底面を回動させることにより金属薄膜12に対す
る光線の入射角を変更させ、基台10すなわち試料容器
11の底面の回動と連動して受光器50を移動させるこ
とにより同受光器50が反射光を受光するようにしたた
め、金属薄膜12の所定領域に入射した光線を確実に受
光器50にて受光することができるので、確実に被測定
体の生化学反応を測定することができる。
【0042】b.第2の実施の形態 以下、本発明の第2の実施の形態による生化学測定装置
を使用した免疫反応測定装置を図9〜図11を参照して
説明する。この第2の実施の形態による生化学測定装置
は、第1の実施の形態による生化学測定装置の光反射器
30に代えて光透過器40を使用するようにしたもので
ある。なお第1の実施の形態と同じ構成部品には同一符
号を付してその説明を省略する。
【0043】光透過器40は、光照射器20から照射し
た平行な光線の束を選択的に透過して、この透過した光
線が試料容器11の底面内壁に設けた金属薄膜12に入
射するようになっているものであり、例えば透過型液晶
装置がある。光透過器40は、図10に示すように、四
角形の多数の透過窓41aを隣接して整列配置した透過
部41と、これら透過窓41aを開閉制御する制御部
(図示省略)とから構成されている。
【0044】光透過器40の制御部は、制御回路60か
らの入力信号に基づいて透過部41の各透過窓41aを
開閉することにより、所定領域分の光線を選択的に透過
するようにしている。例えば、制御部は制御回路60か
ら「上述した所定領域A11に光を照射する旨」の信号
を入力すると、所定領域A11に相当する範囲の透過窓
41a(図10に示す透過部41の右上角にある4個の
透過窓41a)を開き、これら以外の透過窓41aを閉
じる。なお、各透過窓41aの開閉は高速に(例えば数
百〜数千回/秒の速さで)切り換えることができる。
【0045】これにより、光照射器20から光透過器4
0の透過部41に入射した平行な光線の束のうち所定領
域A11に相当する範囲の透過窓41aに入射した光線
は、同窓41aを透過して金属薄膜12の所定領域A1
1に照射され、それら以外の透過窓41aに入射した光
線は金属薄膜12には照射されないようになっている。
したがって、光透過器40は、光照射器20からの平行
な光線の束から金属薄膜12の所定領域A11分の光線
を選択して所定領域A11に照射するようになってい
る。上述した「平行な光線の束」は、図9(または図1
1)において互いに平行な2本の太い線にて表され、
「選択された光線」は1本の太い線にて表されている。
【0046】光照射器20と光透過器40はそれぞれ光
照射器駆動装置71または光透過器駆動装置72に組み
付けるようにすればよく、光照射器駆動装置71または
光透過器駆動装置72は光照射器20と光透過器40を
移動させることにより、金属薄膜12に対する光線の入
射角を変更するようになっている。なお、受光器50を
組み付けた受光器駆動装置73は光照射器駆動装置71
または光透過器駆動装置72と連動して受光器50を移
動させることにより、受光器50が反射光を受光するよ
うになっている。
【0047】このように構成した第2の実施の形態によ
る免疫反応測定装置を使用して免疫反応を測定する場合
について説明する。受光器50にフォトダイオードを使
用した場合について説明すると、免疫反応測定装置の基
台10に、測定対象である試料を収容した試料容器11
を載置し、主電源を投入すると、制御回路60は、光照
射器駆動装置71と光透過器駆動装置72を駆動するこ
とにより、金属薄膜12へ照射される光線の入射角がθ
1となるように光照射器20、光透過器40を配置する
と同時に、受光器駆動装置73を駆動することにより、
受光器50が金属薄膜12からの反射光を受光できるよ
うに受光器50を配置する。そして、光照射器20、光
透過器40および受光器50をその位置に固定する。
【0048】次に、制御回路60は、金属薄膜12の所
定領域A11に光を照射させる。具体的には、所定領域
A11に相当する透過部41の透過窓41aを開き、透
過部41のその他の透過窓41aを閉じる。その後、光
照射器20から光を照射する。これにより、所定領域A
11に相当する透過部41の透過窓41aを透過した光
照射器20からの光は所定領域A11に照射される。
【0049】プリズム13と試料容器11の底面を通過
し金属薄膜12の所定領域A11に入射した光は試料容
器11の底面と金属薄膜12との境界面にて反射する。
反射した光は。図5(a)に示すようなパターンで受光
器50に受光され、受光器50は受光した光に応じた検
出信号を制御回路60に出力する。制御回路60は、入
力した検出信号に基づいて受光した光線の光度を導出す
る。これにより、所定領域A11の入射角θ1における
測定が終了する。
【0050】そして、制御回路60は、所定領域A11
と同様に残りの所定領域A12〜Annを測定する。す
なわち、制御回路60は、例えば図5に示すパターン順
に測定すべき所定領域に光を入射させるように光透過器
40の透過窓41aを透過させ、その所定領域にて反射
した光を受光器50にて受光し、受光した光線の光度を
導出する。このとき、各所定領域毎の測定は、透過窓4
1aの開閉切り換えから光度の導出まで短時間(例えば
ビデオレート並の30フレーム/秒)にて行われてい
る。なお、図5(a)〜図5(k)は、所定領域A11
〜A112にて反射された光を受光した場合のフォトダ
イオードの受光面をそれぞれ表しており、図5(l)
は、所定領域A11の直下に位置する所定領域A21に
て反射された光を受光した場合のフォトダイオードの受
光面を表している。また、所定の入射角θ1における各
所定領域A11〜Annの光度は制御回路60に記憶さ
れている。
【0051】入射角θ1におけるすべての所定領域A1
1〜Annの測定が終了すると、制御回路60は、入射
角を変えて金属薄膜12に光を入射するようにして、入
射角θ1における測定と同様に、各入射角毎に全所定領
域A11〜Annにおける反射光の光度の導出を行い、
この光度を記憶する。これにより、各所定領域A11〜
Annにおける入射角毎の光度が記憶されることにな
り、この結果に基づいて免疫反応の有無、免疫反応量を
測定することができる。
【0052】上述した説明から理解できるように、この
第2の実施の形態においては、被測定体の生化学反応を
測定する際に、生化学測定装置は、光透過器40から照
射される光線が所定の入射角にて金属薄膜12に入射す
るようにした後、光照射器20からの光線のうち金属薄
膜12の各所定領域A11〜Ann分の光線を光透過器
40により選択的に透過して各所定領域A11〜Ann
に照射し、透過光を受光器50(フォトダイオード)に
て受光して、各所定領域A11〜Annの光度をすべて
測定することとなる。この測定を入射角を変えて各入射
角毎に実施することにより、被測定体の生化学反応を測
定することとなる。したがって、光透過器40により所
定領域への照射の切り換えを短時間にて実施することが
できるようになるので、短時間で多数の測定ポイントを
測定することができる。
【0053】また、光照射器20と光透過器40を同じ
駆動装置71または72に組み付けて、光照射器20と
光透過器40を一体的に移動させることにより、金属薄
膜12に対する光線の入射角を変更するようになってい
るので、駆動装置71、72のうちいずれか1つを省略
でき、生化学測定装置を簡単な構成とすることができ
る。
【0054】また、光照射器20と光透過器40を一体
的に移動させることにより金属薄膜12に対する光線の
入射角を変更させ、光透過器40の移動と連動して受光
器50を移動させることにより同受光器50が反射光を
受光するようにしたため、金属薄膜12の所定領域に入
射した光線を確実に受光器50にて受光することができ
るので、確実に被測定体の生化学反応を測定することが
できる。
【0055】なお、上述した第2の実施の形態において
は、受光器50としてフォトダイオードを使用するよう
にしたが、この代わりに、CCD画像センサを使用する
ようにしてもよい。この場合にも、第1の実施の形態と
同様に制御すればよい。したがって、これによっても、
被測定体の生化学反応を測定する際に、生化学測定装置
は、光透過器40から照射される光線が所定の入射角に
て金属薄膜12に入射するようにした後、光照射器20
からの光線のうち4つのグループ(図6(a)〜図6
(d)の4つの受光パターン)に分けた1グループ分の
光線を光透過器40により選択的に透過してそのグルー
プの各所定領域A11〜Annに照射し、透過光を受光
器50にて受光して、各所定領域A11〜Annの光度
をすべて測定することとなる。この測定を入射角を変え
て各入射角毎に実施することにより、被測定体の生化学
反応を測定することとなる。したがって、所定領域毎に
測定するのではなく、各所定領域を4つのグループに分
けて(上述した4つの受光パターンに分けて)グループ
毎に測定するようにしたので、測定回数を少なく抑える
こととなり、測定時間をより短縮することができる。
【0056】また、上述した第2の実施の形態において
は、光照射器駆動装置71または光透過器駆動装置72
により光照射器20と光透過器40を移動させることに
より、金属薄膜12に対する光線の入射角を変更するよ
うにするとともに、光照射器駆動装置71または光透過
器駆動装置72と連動する受光器駆動装置73により受
光器50を移動させることにより、受光器50が透過光
を受光するようにしたが、図11に示すように、基台1
0を回動させることにより、金属薄膜12に対する光線
の入射角を変更するようにするとともに、基台10の回
動と連動する受光器駆動装置73により受光器50を移
動させることにより、受光器50が透過光を受光するよ
うにしてもよい。この場合、基台10は基台駆動装置7
4に組み付けられており、この駆動装置74は制御回路
60に接続されており(図8参照)、基台10すなわち
試料容器11の底面を移動させることにより、金属薄膜
12に対する光線の入射角を変更するようになってい
る。
【0057】これによっても、光反射器30により所定
領域への照射の切り換えを短時間にて実施することがで
きるようになるので、短時間で多数の測定ポイントを測
定することができる。また、基台10すなわち試料容器
11の底面を回動させることにより金属薄膜12に対す
る光線の入射角を変更させ、基台10すなわち試料容器
11の底面の回動と連動して受光器50を移動させるこ
とにより同受光器50が透過光を受光するようにしたた
め、金属薄膜12の所定領域に入射した光線を確実に受
光器50にて受光することができるので、確実に被測定
体の生化学反応を測定することができる。
【0058】なお、上述した各実施の形態においては、
試料容器11として区画していないものを使用したが、
試料容器11の内部を四角状のセルに区画し各セルの底
面に金属薄膜12を成膜したものを使用するようにして
もよい。これによれば、1種類の抗体に対する複数種類
の被測定液の免疫反応を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による生化学測定
装置を示す概略図である。
【図2】 図1に示す試料容器の上面図である。
【図3】 図1に示す光反射器の正面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態による生化学測定
装置を示すブロック図である。
【図5】 (a)〜(l)は本発明の第1の実施の形態
による生化学測定装置の受光器にフォトダイオードを使
用した場合の受光器の受光面の受光パターンを示す図で
ある。
【図6】 (a)〜(d)は本発明の第1の実施の形態
による生化学測定装置の受光器にCCD画像センサを使
用した場合の受光器の受光面の受光パターンを示す図で
ある。
【図7】 本発明の第1の実施の形態の変形例による生
化学測定装置を示す概略図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態の変形例による生
化学測定装置を示すブロック図である。
【図9】 本発明の第2の実施の形態による生化学測定
装置を示す概略図である。
【図10】 図9に示す光透過器の正面図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態の変形例による
生化学測定装置を示す概略図である。
【符号の説明】
10…基台、11…試料容器、12…金属薄膜、13…
プリズム、20…光照射器、30…光反射器、31…反
射部、31a…ミラー、40…光透過器、41…透過
部、41a…透過窓、50…受光器、60…制御回路、
71…光照射器駆動装置、72…光反射器駆動装置,光
透過器駆動装置、73…受光器駆動装置、74…基台駆
動装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 磯山 隆 東京都目黒区駒場4−8−RA−305 Fターム(参考) 2G059 BB12 CC16 DD12 DD13 EE02 FF01 GG10 JJ12 KK01 KK04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面が被測定体に接触する金属薄膜を成膜
    したガラス基板と、この金属薄膜に平行な光線の束を照
    射する光照射器と、前記ガラス基板を通過して入射し同
    ガラス基板と前記金属薄膜の境界面にて反射した前記光
    線を受光する受光器とを備えてなり、前記光線を入射角
    を変えて入射し各入射角毎に受光した光線の光度を測定
    してこれら測定結果に基づいて生化学反応を測定する生
    化学測定装置において、 前記金属薄膜は複数の所定領域を有し、これら所定領域
    のうち少なくとも1つの領域に、この領域分の光線を前
    記平行な光線の束から選択して照射する光線選択照射手
    段を備えたことを特徴とする生化学測定装置。
  2. 【請求項2】前記光線選択照射手段として、前記光照射
    器から照射された前記光線の束のうち、前記所定領域分
    の光線を選択的に反射する光反射器を採用したことを特
    徴とする請求項1に記載の生化学測定装置。
  3. 【請求項3】前記光線選択照射手段として、前記光照射
    器から照射された前記光線の束のうち、前記所定領域分
    の光線を選択的に透過する光透過器を採用したことを特
    徴とする請求項1に記載の生化学測定装置。
  4. 【請求項4】前記光照射器と光線選択照射手段を連動さ
    せて移動させることにより前記金属薄膜に対する前記光
    線の入射角を変更させ、前記光線選択照射手段の移動と
    連動して前記受光器を移動させることにより同受光器が
    反射光を受光するようにしたことを特徴とする請求項2
    に記載の生化学測定装置。
  5. 【請求項5】前記光線選択照射手段を移動させることに
    より前記金属薄膜に対する前記光線の入射角を変更さ
    せ、前記光線選択照射手段の移動と連動して前記受光器
    を移動させることにより同受光器が反射光を受光するよ
    うにしたことを特徴とする請求項3に記載の生化学測定
    装置。
  6. 【請求項6】前記ガラス基板を回動させることにより前
    記金属薄膜に対する前記光線の入射角を変更させ、前記
    ガラス基板の回動と連動して前記受光器を移動させるこ
    とにより同受光器が反射光を受光するようにしたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載
    の生化学測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005054826A1 (ja) * 2003-12-08 2005-06-16 Omron Corporation 光分析装置及び光分析デバイス
CN100451622C (zh) * 2006-12-01 2009-01-14 清华大学 表面等离子体共振生化多通道外差相位检测方法及系统
JP7479385B2 (ja) 2019-01-28 2024-05-08 ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー 一体化されたスワブ及び検査デバイスを有する有害汚染物質採取デバイス

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