JP2003065785A - 車載用ナビゲーション装置、ナビゲーション情報提供装置、および通信型ナビゲーションシステムのサービス提供方法 - Google Patents

車載用ナビゲーション装置、ナビゲーション情報提供装置、および通信型ナビゲーションシステムのサービス提供方法

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JP2003065785A JP2001261149A JP2001261149A JP2003065785A JP 2003065785 A JP2003065785 A JP 2003065785A JP 2001261149 A JP2001261149 A JP 2001261149A JP 2001261149 A JP2001261149 A JP 2001261149A JP 2003065785 A JP2003065785 A JP 2003065785A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】情報センタからの情報を車載器で確実に入手す
る通信型ナビゲーションシステムを得る。 【解決手段】車載器のコントロール装置14は、車両位
置および目的地の情報を移動体電話11から情報センタ
に送信させる一方、移動体電話11で受信される地図デ
ータおよびアクセス地点データをそれぞれ地図データ記
憶装置15およびアクセス地点データ記憶装置17に記
憶させる。情報センタのサーバ22は、基地局3で受信
された車両位置および目的地の情報に基づいてアクセス
地点データベース23から最良のアクセス地点データを
選び、地図データ、走行ルートを示す情報とともに通信
装置21へ送る。通信装置21はサーバ22から送られ
たデータおよび情報を基地局3からナビゲーション装置
1へ送信させる。車載器のコントロール装置14は、車
両がアクセス地点に到着すると移動体電話11から基地
局3Aにアクセスさせる。これにより、車載器は基地局
3Aを介して情報センタから新たな情報を入手する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用ナビゲーシ
ョン装置、車載用ナビゲーション装置に情報を提供する
ナビゲーション情報提供装置、および通信型ナビゲーシ
ョンシステムのサービス提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報センタと車載器との間で無線通信を
行い、必要な情報を情報センタから適宜入手しながら経
路案内を行う通信型ナビゲーションシステムが知られて
いる。たとえば、特開平10−105051号公報に
は、車両が停車中に情報センタから送信される電波の電
界強度が所定値以上の場合に通信を行う車載用ナビゲー
ション装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電界強度は、走行車両
がビルの陰に入る場合などに急変するので、確実に通信
を行うには電界強度が変化しないように車両を停止させ
て行う必要があった。また、電界強度を確認した上で通
信を行うには、電界強度を検出する回路が必要になる。
【0004】本発明の目的は、車載用ナビゲーション装
置とナビゲーション情報提供装置との間で確実に通信が
行えるようにアクセス情報を提供するようにした車載用
ナビゲーション装置、ナビゲーション情報提供装置、お
よび通信型ナビゲーションシステムのサービス提供方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1に記載の
発明によるナビゲーション装置は、車両の位置を検出す
る位置検出手段と、位置検出手段により検出された位置
を示す情報と、当該車両の目的地を示す情報とを情報セ
ンタに送信する送信手段と、当該車両から情報センタに
情報のリクエスト信号を送信するエリアを示す情報、少
なくとも当該車両の周辺の地図の情報、および目的地へ
向かう経路の情報をそれぞれ情報センタから受信する受
信手段と、受信手段により受信された情報に従って運転
者に走行経路を案内する案内手段と、位置検出手段によ
り検出される位置が情報センタに送信するエリア内であ
るとき、当該車両の位置を示す情報と情報のリクエスト
信号とを再び情報センタに送信するように送信手段に指
示する制御手段とを備えることにより、上述した目的を
達成する。 (2)請求項2に記載の発明によるナビゲーション情報
提供装置は、地図の情報を記憶する地図データベース
と、車両との間で情報を送受信する通信手段と、通信手
段で受信された車両の位置を示す情報および車両の目的
地を示す情報と、地図データベース内の地図の情報とを
用いて目的地へ向かう経路の情報を生成する経路情報生
成手段と、通信手段に接続され所定のエリアごとに配設
される複数のアンテナ位置およびアンテナのそれぞれに
よって良好に送受信されるエリアを示す情報を記憶する
アクセス点データベースと、良好に送受信されるエリア
のうち経路上に存在するエリアを抽出するアクセス点抽
出手段と、車両の周辺の地図の情報と、目的地へ向かう
経路の情報と、アクセス点抽出手段により抽出されたエ
リアを示す情報とを車両に送信するように通信手段に指
示する制御手段とを備えることにより、上述した目的を
達成する。 (3)請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のナビ
ゲーション情報提供装置において、アクセス点抽出手段
により抽出されたエリアに車両が到達する時刻を推定す
る推定手段をさらに備え、アクセス点抽出手段は、推定
手段により推定される時刻が自車両以外の車両の到達推
定時刻と合致する場合、他のエリアを抽出することを特
徴とする。 (4)請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のナビ
ゲーション情報提供装置において、アクセス点抽出手段
により抽出されたエリアに車両が到達する時刻を推定す
る推定手段をさらに備え、制御手段は、推定手段により
推定される時刻が自車両以外の車両の到達推定時刻と合
致する場合、推定時刻と異なるアクセス許可時刻を示す
情報を車両にさらに送信するように通信手段に指示する
ことを特徴とする。 (5)請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のナビ
ゲーション情報提供装置において、通信手段と車両との
間の通信状態をモニタする通信モニタ手段と、通信モニ
タ手段によりモニタされた通信状態を当該車両の位置と
関連づけてアクセス点データベースを更新するデータベ
ース更新手段とをさらに備えることを特徴とする。 (6)請求項6に記載の発明による通信型ナビゲーショ
ンシステムのサービス提供方法は、検出した車両の位置
と車両の目的地とを示す情報を情報センタに送り、受信
した車両の位置と車両の目的地とを示す情報を用いて目
的地へ向かう経路の情報を生成し、車両の位置が含まれ
る地図の中で、情報センタに接続される複数のアンテナ
のうち良好に送受信されるエリア内に経路を含むアンテ
ナのアクセスエリアを選択し、車両の周辺の地図の情
報、目的地へ向かう経路の情報、およびアクセスエリア
を示す情報を車両に送り、受信した情報にしたがって運
転者に走行経路を案内し、検出した車両の位置がアクセ
スエリア内の場合に車両の位置を示す情報を情報センタ
に再び送り、再び受信した車両の位置を用いて、車両の
位置が含まれる地図の中で、情報センタに接続される複
数のアンテナのうち良好に送受信されるエリア内に経路
を含むアンテナのアクセスエリアを再び選択し、車両の
周辺の地図の情報、目的地へ向かう経路の情報、および
アクセスエリアを示す情報を車両に再び送り、受信した
情報にしたがって運転者に対する走行経路の案内を継続
することにより、上述した目的を達成する。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (1)請求項1に記載の発明では、車載されるナビゲー
ション装置が検出した車両の位置および当該車両の目的
地を示す情報を情報センタに送信し、当該車両から情報
センタに情報のリクエスト信号を送信するエリアを示す
情報、少なくとも当該車両の周辺の地図の情報、および
目的地へ向かう経路の情報をそれぞれ情報センタから受
信し、受信された情報に従って運転者に走行経路を案内
し、車両位置が情報センタに送信するエリア内に達する
と当該車両の位置を示す情報と情報のリクエスト信号と
を再び情報センタに送信するようにした。この結果、情
報センタから得た情報による送信エリアから情報センタ
に位置情報を送信することができるので、無駄な発信を
避けることができる。 (2)請求項2〜5に記載の発明では、情報センタのナ
ビゲーション情報提供装置が、車両との間で情報を送受
信するために所定のエリアごとに配設される複数のアン
テナ位置およびアンテナのそれぞれによって良好に送受
信されるエリアを示す情報をアクセス点データベースに
記憶し、車両の周辺の地図の情報と、当該車両が目的地
へ向かう経路の情報と、良好に送受信されるエリアのう
ち経路上に存在するエリアを示す情報とを車両に送信す
るようにした。この結果、車両側が良好に送受信される
エリアからナビゲーション情報提供装置にアクセスでき
るようになるから、確実に情報を入手することができ
る。 (3)とくに、請求項3に記載の発明では、良好に送受
信されるエリアに車両が到達する時刻を推定し、自車両
以外の車両が到達する時刻と合致する場合、他のエリア
をアクセス点データベースから抽出するようにしたの
で、同じ時間帯に同じエリア内でアクセスが集中するこ
とを防止できる。この結果、車両が確実に情報を入手す
ることができる。 (4)とくに、請求項4に記載の発明では、良好に送受
信されるエリアに車両が到達する時刻を推定し、自車両
以外の車両が到達する時刻と合致する場合、アクセス許
可時刻をずらすようにしたので、同じ時間帯に同じエリ
ア内でアクセスが集中することを防止できる。この結
果、車両が確実に情報を入手することができる。 (5)請求項6に記載の発明では、検出した車両の位置
および当該車両の目的地を示す情報を情報センタに送信
し、情報センタから当該車両の周辺の地図の情報、目的
地へ向かう経路の情報、および良好に送受信されるエリ
ア内に経路を含むアンテナのアクセスエリアを示す情報
とをそれぞれ受信し、受信した情報に従って運転者に走
行経路を案内し、車両位置がアクセスエリア内に達する
と当該車両の位置を示す情報を再び情報センタに送るよ
うにした。これにより、情報センタから得た情報による
アクセスエリアから情報センタに位置情報を送ることが
できるので、無駄な発信を避けることができる。また、
複数のアンテナのうち良好に送受信されるエリアの情報
が選択されて車両に送信されるので、車両側は常に良好
に送受信されるエリアからナビゲーション情報提供装置
にアクセスできるようになり、確実に情報を入手するこ
とができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の第一の実施の形
態による通信型ナビゲーションシステムのブロック図で
ある。通信型ナビゲーションシステムは、車両側が保持
している地図データの範囲を超えて車両が移動する場
合、新たな地図データを通信によって車両に配信するも
のである。図1において、ナビゲーションシステムは車
載されるナビゲーション装置1と、情報センタに設置さ
れるナビゲーション情報提供装置2とで構成される。ナ
ビゲーション装置1は、移動体電話機11と、通信アダ
プタ12と、通信制御部13と、コントロール装置14
と、地図データ記憶装置15と、GPS装置16と、ア
クセス地点データ記憶装置17とを含む。
【0008】ナビゲーション情報提供装置2は、通信装
置21と、サーバ22と、アクセス地点データベース2
3と、地図データベース24とを含む。通信装置21
は、公衆回線によって基地局3と接続されている。基地
局3は、ナビゲーション装置1の移動体電話機11との
間で通信を行う通信基地局であり、所定の間隔をおいて
複数局が配置されている。車両が移動してある基地局か
ら離れると、車両が近づいた別の基地局が複数の基地局
3の中から選ばれて当該車両と通信を行う。なお、複数
の基地局3は、それぞれアクセス地点と呼ばれる。
【0009】移動体電話機11は、たとえば、携帯電話
機であり、基地局3にアクセスして基地局3との間で無
線通信を行う。通信アダプタ12は、移動体電話機11
と通信制御部13との間のデータインターフェイスであ
り、通信制御部13から出力される通信制御信号および
データを、移動体電話機11に必要な制御信号およびデ
ータに変換して出力する。また、移動体電話機11で受
信されたデータを通信制御部13に対応するデータに変
換して出力する。通信制御部13は、移動体電話機11
による通信の制御を行う。コントロール装置14は、移
動体電話機11を介してナビゲーション情報提供装置2
から入手される地図データを地図データ記憶装置15に
記憶させるとともに、移動体電話機11を介してナビゲ
ーション情報提供装置2から入手されるアクセス地点デ
ータをアクセス地点データ記憶装置17に記憶させる。
コントロール装置14はさらに、地図データ記憶装置1
5に記憶されている地図データを読み出して不図示の表
示装置に地図を表示し、GPS装置16によって検出さ
れる位置情報から車両の現在位置を演算して地図上に表
示する。
【0010】通信装置21は、基地局3が移動体電話機
11との間で通信を開始すると、公衆回線を通じて基地
局3との間で信号およびデータの送受を行う。これによ
り、基地局3で受信された信号およびデータが通信装置
21を介してサーバ22に送られる。サーバ22は、受
信した信号に応じてアクセス地点データベース23から
アクセス地点データを読み出し、読み出したデータを通
信装置21へ送る。また、サーバ22は、受信した信号
に応じて地図データベース24から地図データを読み出
し、読み出したデータを通信装置21へ送る。通信装置
21は、サーバ22から送られたデータを基地局3へ送
信する。この結果、地図データおよびアクセス地点デー
タがナビゲーション装置1へ送られる。
【0011】以上説明したナビゲーション装置1のコン
トロール装置14で行われる処理について、図2のフロ
ーチャートを参照して説明する。ステップS101にお
いて、コントロール装置14は、ナビゲーション装置1
の電源スイッチがオンされると起動し、ステップS10
2へ進む。ステップS102において、コントロール装
置14は、車両の乗員による不図示の操作部材からの操
作入力、あるいは、乗員による不図示の音声入力装置か
らの音声入力によって目的地の情報を得るとステップS
103へ進む。ステップS103において、コントロー
ル装置14は、GPS装置16によって検出される位置
情報から車両の現在位置を演算し、演算した現在位置の
情報と目的地の情報、および目的地までのルート探索の
要求を通信制御部13へ送り、情報センタへの送信を指
示する。この結果、移動体電話機11が基地局3へアク
セスし、現在位置の情報と目的地の情報とルート探索の
要求が情報センタへ送信される。この場合の基地局3へ
のアクセス番号は、車両の現在位置に応じてあらかじめ
定められているアクセス番号である。
【0012】ステップS104において、コントロール
装置14は、情報センタから地図データ、次のアクセス
地点データ、および次のアクセス地点もしくは目的地ま
での走行ルートの情報が送信されるのを待つ。アクセス
地点データは、基地局の緯度経度データおよび当該基地
局を中心とするエリア半径と、当該基地局へのアクセス
番号とが含まれる。コントロール装置14は、移動体電
話機11によって受信された上記の各データが通信制御
部13から入力されると、地図データを地図データ記憶
装置15に、アクセス地点データをアクセス地点データ
記憶装置17にそれぞれ記憶する。コントロール装置1
4はさらに、不図示のディスプレイ装置に地図と走行ル
ートとを表示してステップS105へ進む。移動体電話
機11は、基地局3から必要なデータを受信すると通信
を終了する。
【0013】ステップS105において、コントロール
装置14は、車両がアクセス地点に到着したか否かを判
定する。コントロール装置14は、演算した車両の現在
位置がアクセス地点データ記憶装置17に記憶されてい
るアクセス地点のエリア半径内である場合にステップS
105を肯定判定してステップS106へ進み、演算し
た車両位置がアクセス地点のエリア半径内でない場合に
ステップS105を否定判定してステップS108へ進
む。
【0014】ステップS106において、コントロール
装置14は、演算した車両の現在位置の情報を通信制御
部13へ送って情報センタへの送信を指示する。この結
果、移動体電話機11がアクセス地点データ記憶装置1
7に記憶されているアクセス地点(基地局3A)のアクセ
ス番号にアクセスし、現在位置の情報が情報センタへ送
信される。ステップS107において、コントロール装
置14は、情報センタから地図データ、次のアクセス地
点データ、および次のアクセス地点もしくは目的地まで
の走行ルートの情報が送信されるのを待つ。コントロー
ル装置14は、移動体電話機11によって受信された上
記各データが通信制御部13から入力されると、地図デ
ータを地図データ記憶装置15に、アクセス地点データ
をアクセス地点データ記憶装置17にそれぞれ更新記憶
する。コントロール装置14はさらに、不図示のディス
プレイ装置に新たな地図と走行ルートとを表示してステ
ップS108へ進む。移動体電話機11は、基地局3A
から必要なデータを受信すると通信を終了する。
【0015】ステップS108において、コントロール
装置14は、次のアクセス地点もしくは目的地まで周知
の経路誘導を行ってステップS109へ進む。ステップ
S109において、コントロール装置14は、車両が目
的地に到着したか否かを判定する。コントロール装置1
4は、演算した車両の現在位置が目的地である場合にス
テップS109を肯定判定し、図2によるナビゲーショ
ン装置1の処理を終了する。コントロール装置14は、
演算した車両の現在位置が目的地でない場合にステップ
S109を否定判定してステップS105へ戻る。
【0016】次に、以上説明したナビゲーション情報提
供装置2のサーバ22で行われる処理について、図2の
フローチャートを参照して説明する。なお、ここでは便
宜上1台の車載器に対する処理を説明するが、実際は情
報センタに対してアクセスする複数の車載器に対して時
分割でそれぞれの車載器に対する情報提供処理が行われ
る。ステップS201において、サーバ22は、車載器
からルート探索の要求があると、通信装置21を介して
入力される当該車両の現在位置の情報および目的地の情
報と、地図データベース24に記憶されている地図デー
タとを用いて周知のルート探索を行い、ステップS20
2へ進む。
【0017】ステップS202において、サーバ22
は、図3に示すアクセス地点データベースの中から、ル
ート探索で得た走行ルートがその通信エリア内を通過す
るアクセス地点を選択してステップS203へ進む。図
3は、アクセス地点データベースの構成例を示す図であ
る。図3において、地点番号の欄には、アクセス地点、
すなわち、複数の基地局3、3A…などの地点番号が記
憶されている。中心地点の緯度経度データの欄には、各
基地局のアンテナ位置を示す緯度経度のデータが記憶さ
れている。エリアとする半径の欄には、当該基地局との
間で良好に通信できるエリア半径が記憶されている。通
信状態良否の欄には、通信状態の良否を示すパラメータ
が記憶されている。この通信状態のパラメータは通信時
のエラーの頻度を示すもので、当該基地局によって過去
に行われた通信時のエラーの頻度を所定時間ごとに移動
平均して算出される。たとえば、過去所定時間内にエラ
ーが発生しなかった場合を最高の10とし、最低を1と
して10段階で表される。エラーの頻度は、通信装置2
1が所定の通信プロトコルを監視することにより検出す
る。通信状態良否パラメータは、通信装置21からエラ
ー頻度の情報を受けたサーバ22によって算出される。
【0018】図4は、各アクセス地点の通信エリアを示
す図である。図4において、アクセス地点ごとに通信状
態が良好なエリア41〜43が示されている。これらの
エリア41〜43は、通信状態良否パラメータが、たと
えば、9以上の良好な通信エリアを示すもので、このエ
リア外でただちに通信できなくなることはない。しかし
ながら、通信状態が良好なエリアで通信する方がエラー
が発生する可能性が低く抑えられる。本発明によるナビ
ゲーション情報提供装置2のサーバ22は、車両が経路
誘導にしたがって走行中に出発時当初のアクセス地点と
異なる別のアクセス地点にアクセスするとき、上記別の
アクセス地点のエリア内に車両が入ったらアクセスを開
始するように車両に情報を与えることに特徴を有する。
なお、アクセス地点選択処理の詳細については後述す
る。
【0019】図2のステップS203において、サーバ
22は、車両の現在位置周辺の地図データ、アクセス地
点のデータ、およびアクセス点もしくは目的地に向かう
ルートの情報とを通信装置21に送り、車載器に対する
送信を指示してステップS204へ進む。この結果、車
載器の移動体電話機11によってアクセスされている基
地局3から移動体電話機11に上記データが送信され
る。なお、1回の送信で送られるデータサイズはあらか
じめ所定の大きさに定められており、このデータサイズ
を超えないように地図データの範囲が設定される。
【0020】図5は、送信される地図データの範囲を説
明する図である。1回の送信で送られる地図データの範
囲DUは、車両側のナビゲーション装置1の地図データ
記憶装置15のメモリサイズ、不図示のディスプレイ装
置の表示範囲、データの送信時間などによって定められ
る。図5に示す例のように車両が出発地SPから目的地
GPに向かう場合、ナビゲーション情報提供装置2から
車両のナビゲーション装置1に対して送信される地図デ
ータは、その範囲がDU1、DU2、DU3の順に3回
に分けて送られる。各地図の範囲内における走行ルート
を、それぞれ部分ルートA、部分ルートB、部分ルート
Cと呼ぶ。地図データの範囲DUは、隣接するデータ範
囲との間で重複部分を有する。
【0021】サーバ22は、たとえば、車両が送信され
た地図データの範囲DU1の部分ルートAを走行して当
該地図データの範囲DU1の外へ移動する前に、次の部
分ルートBを示す地図データの範囲DU2を当該車両に
送信できるようにアクセス地点を選択する。隣接する地
図データの範囲との重複部分に位置するアクセス地点を
選択すると、地図データを送信する回数を少なくでき
る。
【0022】ステップS204において、サーバ22
は、送信した地図データに目的地が含まれるか否かを判
定する。送信した地図データに目的地が含まれていない
場合は、ステップS204を否定判定してステップS2
05へ進み、送信した地図データに目的地が含まれてい
る場合は、ステップS204を肯定判定し、図2による
ナビゲーション情報提供装置2の処理を終了する。
【0023】ステップS205において、サーバ22
は、車載器から当該車両の現在位置の情報が入力される
と、次の地図データ、次のアクセス地点のデータ、およ
び当該アクセス地点もしくは目的地までの部分ルートの
情報とを通信装置21に送り、車載器に対する送信を指
示してステップS204へ戻る。この結果、車載器の移
動体電話機11によってアクセスされている基地局3A
から上記データが送信される。
【0024】上述したアクセス地点選択処理の詳細につ
いて説明する。図6は、上述した図4のステップS20
2で行われる処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS301において、サーバ22は、ステップS
201によるルート探索で得られた走行ルートを、1回
の送信で送られる地図データの範囲DU1、DU2,…
ごとに分割して部分ルートA、部分ルートB、…を作成
してステップS302へ進む。
【0025】ステップS302において、サーバ22
は、スタート地点の次の部分ルートを選択してステップ
S303へ進む。ここで、スタート地点とは、各部分ル
ートの起点であり、たとえば、部分ルートAを選択する
場合の起点は出発地SPである。ステップS303にお
いて、サーバ22は、選択されている部分ルートがその
アクセスエリア(通信エリア)を通過するアクセス地点の
情報を、アクセス地点データベース23から全て抽出し
てステップS304へ進む。ステップS304におい
て、サーバ22は、抽出されたアクセス地点の情報のう
ち、通信状態良否パラメータが最良のアクセス地点を選
択してステップS305へ進む。
【0026】ステップS305において、サーバ22
は、選択したアクセス地点のアクセスエリアを当該部分
ルートに対するアクセスエリアとして内部メモリに記憶
し、ステップS306へ進む。ステップS306におい
て、サーバ22は、次の部分ルートが存在するか否かを
判定する。サーバ22は、選択されている部分ルートに
目的地GPが含まれていない場合にステップS306を
否定判定してステップS307へ進み、選択されている
部分ルートに目的地GPが含まれている場合にステップ
S306を肯定判定してステップS308へ進む。
【0027】ステップS307において、サーバ22
は、内部メモリに記憶されているアクセスエリアのデー
タを車載器への転送用データとして図6による処理を終
了し、図2のステップS203へ進む。一方、ステップ
S308において、サーバ22は、次の部分ルートを選
択部分ルートとしてステップS302へ戻る。
【0028】以上説明した第一の実施の形態によれば、
次の作用効果が得られる。 (1)通信型ナビゲーションシステムの情報センタのナ
ビゲーション情報提供装置2にアクセス地点データベー
ス23を設け、各アクセス地点の通信状態良否パラメー
タを記憶する。通信状態のパラメータは、各基地局によ
って過去に行われた通信時のエラーの頻度を所定時間ご
とに移動平均することによって算出するようにしたの
で、常に最新の情報をデータベースに記憶することがで
きる。エラーの頻度は通信装置21が通信プロトコルを
監視して検出する。この結果、車載器側で電界強度を検
出する場合に比べて、車両ごとの車載器に電界強度計を
設けなくてよいからシステムのコスト上昇を抑えること
ができる。 (2)ナビゲーション情報提供装置2は、車両のナビゲ
ーション装置1から送信される車両の現在位置の情報お
よび目的地の情報と、地図データベース24に記憶され
ている地図データとを用いてルート探索を行う。ルート
探索で得た走行ルート(部分ルート)がその通信エリア内
を通過するアクセス地点であって、通信状態のパラメー
タが最良のアクセス地点をアクセス地点データベース2
3の中から次のアクセス地点として選択し、地図デー
タ、選択したアクセス地点データ、および当該アクセス
地点までの走行ルート(部分ルート)の情報とをナビゲー
ション装置1へ送信するようにした。この結果、ナビゲ
ーション装置1は、車両の現在位置が通信状態の良好な
通信エリア内に到達すると、当該アクセス地点の基地局
3Aにアクセスして次のアクセス地点あるいは目的地ま
での地図データなどを要求できる。もし、通信状態が悪
い場所からアクセス地点にアクセスすると、要求が届か
なかったり、通信エラーにより欲しい情報が得られない
おそれが生じるが、通信状態の良好な通信エリアからナ
ビゲーション情報提供装置2にアクセスすることによ
り、無駄な発信をすることがなく、確実に情報を入手す
ることができる。 (3)ナビゲーション情報提供装置2からナビゲーショ
ン装置1に向けて1回の送信で送られるデータサイズを
あらかじめ所定の大きさにしたので、1回の通信時間が
所定時間以内に収まる。この結果、車両が走行中にナビ
ゲーション情報提供装置2にアクセスしても、通信途中
に車両位置が通信状態の良好な通信エリア外に離れるこ
とがないから、常に良好な通信状態を確保できる。
【0029】以上の説明では、通信状態が良好なエリア
をアクセス地点の基地局との間の距離(半径)で表した。
このエリアの中でも、たとえば、ビルの陰やトンネルの
中など、通信状態の悪いところがある。この場合には、
通信状態が悪い位置の緯度経度情報も合わせてアクセス
地点データベース23に記憶するようにすれば、ナビゲ
ーション装置1がアクセスを開始するとき、車両位置が
通信状態が悪い緯度経度を避けてナビゲーション情報提
供装置2にアクセスを行うことが可能になる。
【0030】−第二の実施の形態− 第二の実施の形態では、サーバ22がアクセス地点選択
を行う際に、複数の車両のナビゲーション装置1から同
じ時間帯にアクセスが集中しないようにすることに特徴
を有する。図7は、第二の実施の形態によるアクセス地
点選択処理の詳細を説明するフローチャートである。図
7による処理は、第一の実施の形態の図6による処理に
代えて行われる。図7において、ステップS304B、
S305B、S307B以外の各ステップの処理は図6
の場合と同一であるので説明を省略し、ここではステッ
プS304B、S305BおよびS307Bについて説
明を行う。
【0031】ステップS304Bにおいて、サーバ22
は、抽出されたアクセス地点の情報のうち、通信の集中
度合いを考慮して通信状態良否パラメータが良いアクセ
ス地点を選択する処理を行い、ステップS305Bへ進
む。図8は、ステップS304Bで行われる処理の流れ
を示すフローチャートである。ステップS401におい
て、サーバ22は、抽出されたアクセス地点の情報のう
ち、通信状態良否パラメータが最良のアクセス地点を仮
のアクセスエリアとしてステップS402へ進む。
【0032】ステップS402において、サーバ22
は、当該車両が仮のアクセスエリア内に到着する時刻を
予想してステップS403へ進む。ここで、到着時刻の
予想は、部分ルートの走行距離および当該道路の交通情
報を加味して行われる。ステップS403において、サ
ーバ22は、到着予想時刻におけるアクセス予約が可能
か否かを判定する。サーバ22は、アクセス予約が可能
な場合にステップS403を肯定判定してステップS4
09へ進み、アクセス予約が不可能な場合にステップS
403を否定判定してステップS404へ進む。
【0033】ここで、アクセス予約について説明する。
図9は、予約管理テーブルの例を示す図である。この予
約管理テーブルは、サーバ22内のメモリに記憶されて
おり、同一時間帯に同一アクセス地点に対して行われる
車両のナビゲーション装置1からのアクセス数を所定件
数、たとえば、3件に制限するように設けられる。図9
において、アクセス地点は、0時0分〜0時10分ま
での時間帯に車両Aからのアクセスが予約されている。
アクセス地点は、0時10分〜0時20分までの時間
帯に車両Aを含む3台の車両からのアクセスが予約され
ている。サーバ22は、仮のアクセスエリアに対応する
アクセス点について、当該車両が当該アクセスエリアに
到着すると予想される時刻を含む時間帯の予約状況をチ
ェックし、予約が3件であれば予約不可能、3件未満で
あれば予約可能と判定する。
【0034】ステップS404において、サーバ22
は、同一アクセスエリア内でアクセス時間をずらせるか
否かを判定する。サーバ22は、アクセス時間をずらせ
る場合にステップS404を肯定判定してステップS4
05へ進み、アクセス時間をずらせない場合にステップ
S404を否定判定してステップS406へ進む。ここ
で、アクセス時間をずらすことについて説明する。たと
えば、車両Aがアクセス地点のアクセスエリア内に到
着する予想時刻が0時12分の場合は、通常、通信時間
帯0時10分〜0時20分が選択される。もし、通信時
間帯0時10分〜0時20分が予約不可能である場合、
車両Aが0時10分以降にもアクセス地点によるアク
セスエリア内にいるか否かを予想し、当該アクセスエリ
ア内にいると予想される場合はアクセス時間がずらせる
と判定する。一方、車両Aが0時10分以降にアクセス
地点によるアクセスエリア内にいないと予想される場
合はアクセス時間がずらせないと判定する。
【0035】ステップS405において、サーバ22
は、アクセス時間をずらしてステップS403へ戻る。
ステップS406において、サーバ22は、次のアクセ
スエリアの候補があるか否かを判定する。サーバ22
は、抽出されているアクセス地点の情報の中に他のアク
セス地点が含まれている場合にステップS406を肯定
判定してステップS407へ進み、抽出されているアク
セス地点の情報の中に他のアクセス地点が含まれていな
い場合にステップS406を否定判定してステップS4
08へ進む。
【0036】ステップS407において、サーバ22
は、抽出されているアクセス地点の情報のうち、通信状
態良否パラメータが次に良いアクセス地点を仮のアクセ
スエリアとしてステップS403へ戻る。ステップS4
08において、サーバ22は、通信状態良否パラメータ
が最良のアクセス地点、すなわち、仮のアクセス地点を
アクセスエリアとするとともに、アクセス時間を予約し
て予約管理テーブルに記憶し、図8による処理を終了す
る。この場合には、予約件数が4件になっても構わな
い。ステップS409において、サーバ22は、仮のア
クセス地点をアクセスエリアとするとともに、アクセス
時間を予約して予約管理テーブルに記憶し、図8による
処理を終了する。
【0037】図7のステップS305Bにおいて、サー
バ22は、選択したアクセス地点のアクセスエリアを当
該部分ルートに対するアクセスエリアとして内部メモリ
に記憶し、さらに、当該アクセスエリアにおけるアクセ
ス時間帯を示すデータを記憶してステップS306へ進
む。
【0038】図7のステップS307Bにおいて、サー
バ22は、内部メモリに記憶されているアクセスエリア
のデータ、およびアクセス時間帯のデータを車載器への
転送用データとして図7による処理を終了し、図2のス
テップS203へ進む。
【0039】一方、車両側のナビゲーション装置1のコ
ントロール装置14は、図2のステップS105の代わ
りに以下に説明するステップS105Bの処理を行う。
ステップS105Bにおいて、コントロール装置14
は、車両がアクセス地点に到着したか否かを判定すると
同時に、アクセス時間帯か否かを判定する。コントロー
ル装置14は、演算した車両の現在位置がアクセス地点
データ記憶装置17に記憶されているアクセス地点のエ
リア半径内であって、現在の時刻がアクセス時間帯の情
報と合致する場合にステップS105Bを肯定判定して
ステップS106へ進み、演算した車両位置がアクセス
地点のエリア半径内でない場合、もしくは現在の時刻が
アクセス時間帯の情報と合致しない場合にステップS1
05を否定判定してステップS108へ進む。
【0040】以上説明した第二の実施の形態によれば、
第一の実施の形態に加えて次の作用効果が得られる。 (1)ナビゲーション情報提供装置2は、ルート探索で
得た走行ルート(部分ルート)がアクセスエリア(通信エ
リア)内を通過するアクセス地点であって、通信状態の
パラメータが最良のアクセス地点を、アクセス地点デー
タベース23の中から仮のアクセスエリアとして選択す
る(S401)。仮のアクセスエリアへ車両が到着する時
刻を予想し(S402)、当該時刻を含む時間帯にアクセ
ス予約できるかを判定し(S403)、アクセス予約可能
な場合に仮のアクセスエリアを次のアクセスエリアにす
る(S409)。一方、当該時刻を含む時間帯にアクセス
予約できない場合に、アクセス時間帯をずらしたり(S
405)、他のアクセスエリアに変える(S407)。ナ
ビゲーション情報提供装置2は、地図データ、選択した
アクセス地点データ、アクセス時間帯の情報および当該
アクセス地点までの走行ルート(部分ルート)の情報とを
ナビゲーション装置1へ送信する。この結果、ナビゲー
ション装置1は、車両の現在位置が通信状態の良好な通
信エリア内に到達すると、アクセス予約されている時間
帯に当該アクセス地点の基地局3Aにアクセスして次の
アクセス地点あるいは目的地までの地図データなどを要
求し、確実にデータを入手することができる。 (2)アクセス予約は、サーバ22のメモリに予約管理
テーブルを設け、同一時間帯に同一アクセス地点に対し
て行われる車両のナビゲーション装置1からのアクセス
数を所定の件数に制限するようにした。たとえば、アク
セス地点ごと、時間帯ごとに、どの車両からのアクセス
が入るかをテーブルに記憶し、予約が所定件数に達する
と予約不可能、所定件数未満であれば予約可能と判定す
る。この結果、1つのアクセス地点に対して同じ時間帯
に多数のアクセスが集中することを防止できるから、ナ
ビゲーション情報提供装置2の車両側から見たみかけの
処理速度が低下したり、車両からアクセス地点の基地局
3Aにアクセスしてもつながらないということが回避さ
れる。
【0041】以上の説明では、車両が走行して次のアク
セスエリアに達した場合に車両側から当該アクセス地点
の基地局3Aにアクセスするようにしたが、ナビゲーシ
ョン情報提供装置2が当該アクセス地点の基地局3Aか
ら車両にアクセスするようにしてもよい。
【0042】特許請求の範囲における各構成要素と、発
明の実施の形態における各構成要素との対応について説
明すると、GPS装置16が位置検出手段に、移動体電
話11が送信手段および受信手段に、走行ルート(部分
ルート)が目的地へ向かう経路に、アクセス地点(基地
局)の通信エリアが情報センタに送信するエリアに、コ
ントロール装置14が案内手段および制御手段に、アク
セス予約される時間帯がアクセス許可時刻に、通信装置
21が通信手段および通信モニタ手段に、サーバ22が
経路情報生成手段、アクセス点抽出手段、制御手段、推
定手段、およびデータベース更新手段に、アクセス地点
(基地局)がアンテナに、それぞれ対応する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態による通信型ナビゲーション
システムのブロック図である。
【図2】ナビゲーションシステムで行われる処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図3】アクセス地点データベースの構成例を示す図で
ある。
【図4】各アクセス地点の通信エリアを示す図である。
【図5】送信される地図データの範囲を説明する図であ
る。
【図6】アクセス地点選択処理の詳細を説明するフロー
チャートである。
【図7】第二の実施の形態によるアクセス地点選択処理
の詳細を説明するフローチャートである。
【図8】通信の集中度合いを考慮して通信状態良否パラ
メータが良いアクセス地点を選択する処理を説明するフ
ローチャートである。
【図9】予約管理テーブルの例を示す図である。
【符号の説明】
1…ナビゲーション装置1、 2…ナビゲーシ
ョン情報提供装置、3,3A…基地局、11…移動体電
話、 13…通信制御部、14…コン
トロール装置、 15…地図データ記憶装
置、16…GPS装置、 17…アク
セス地点データ記憶装置、21…通信装置、
22…サーバ、23…アクセス地点データベ
ース、 24…地図データベース、A,B,C…部分
ルート、DU…1回に送信される地図データの範囲、S
P…出発地、 GP…目的地
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB25 HC08 HD03 2F029 AA02 AB07 AB13 AC02 AC06 AC09 AC12 AC14 AC18 AC20 5H180 AA01 BB05 EE02 FF05 FF13 FF22 FF25 FF27 5K067 BB36 DD52 EE02 EE10 HH22 HH23 JJ52

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の位置を検出する位置検出手段と、 前記位置検出手段により検出された位置を示す情報と、
    当該車両の目的地を示す情報とを情報センタに送信する
    送信手段と、 当該車両から前記情報センタに情報のリクエスト信号を
    送信するエリアを示す情報、少なくとも当該車両の周辺
    の地図の情報、および前記目的地へ向かう経路の情報を
    それぞれ前記情報センタから受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された情報に従って運転者に走
    行経路を案内する案内手段と、 前記位置検出手段により検出される位置が前記情報セン
    タに情報のリクエスト信号を送信するエリア内であると
    き、当該車両の位置を示す情報と情報のリクエスト信号
    とを前記情報センタに送信するように前記送信手段に指
    示する制御手段とを備えることを特徴とするナビゲーシ
    ョン装置。
  2. 【請求項2】地図の情報を記憶する地図データベース
    と、 車両との間で情報を送受信する通信手段と、 前記通信手段で受信された前記車両の位置を示す情報お
    よび前記車両の目的地を示す情報と、前記地図データベ
    ース内の地図の情報とを用いて前記目的地へ向かう経路
    の情報を生成する経路情報生成手段と、 前記通信手段に接続され所定のエリアごとに配設される
    複数のアンテナ位置および前記アンテナのそれぞれによ
    って良好に送受信されるエリアを示す情報を記憶するア
    クセス点データベースと、 前記良好に送受信されるエリアのうち前記経路上に存在
    するエリアを抽出するアクセス点抽出手段と、 前記車両の周辺の地図の情報と、前記目的地へ向かう経
    路の情報と、前記アクセス点抽出手段により抽出された
    エリアを示す情報とを前記車両に送信するように前記通
    信手段に指示する制御手段とを備えることを特徴とする
    ナビゲーション情報提供装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のナビゲーション情報提供
    装置において、 前記アクセス点抽出手段により抽出されたエリアに前記
    車両が到達する時刻を推定する推定手段をさらに備え、 前記アクセス点抽出手段は、前記推定手段により推定さ
    れる時刻が自車両以外の車両の到達推定時刻と合致する
    場合、他のエリアを抽出することを特徴とするナビゲー
    ション情報提供装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のナビゲーション情報提供
    装置において、 前記アクセス点抽出手段により抽出されたエリアに前記
    車両が到達する時刻を推定する推定手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記推定手段により推定される時刻が
    自車両以外の車両の到達推定時刻と合致する場合、前記
    推定時刻と異なるアクセス許可時刻を示す情報を前記車
    両にさらに送信するように前記通信手段に指示すること
    を特徴とするナビゲーション情報提供装置。
  5. 【請求項5】請求項2に記載のナビゲーション情報提供
    装置において、 前記通信手段と前記車両との間の通信状態をモニタする
    通信モニタ手段と、 前記通信モニタ手段によりモニタされた通信状態を当該
    車両の位置と関連づけて前記アクセス点データベースを
    更新するデータベース更新手段とをさらに備えることを
    特徴とするナビゲーション情報提供装置。
  6. 【請求項6】検出した車両の位置と前記車両の目的地と
    を示す情報を情報センタに送り、 受信した前記車両の位置と前記車両の目的地とを示す情
    報を用いて前記目的地へ向かう経路の情報を生成し、 前記車両の位置が含まれる地図の中で、前記情報センタ
    に接続される複数のアンテナのうち良好に送受信される
    エリア内に前記経路を含むアンテナのアクセスエリアを
    選択し、 前記車両の周辺の地図の情報、前記目的地へ向かう経路
    の情報、および前記アクセスエリアを示す情報を前記車
    両に送り、 受信した情報にしたがって運転者に走行経路を案内し、 検出した車両の位置が前記アクセスエリア内の場合に前
    記車両の位置を示す情報を情報センタに再び送り、 再び受信した前記車両の位置を用いて、前記車両の位置
    が含まれる地図の中で、前記情報センタに接続される複
    数のアンテナのうち良好に送受信されるエリア内に前記
    経路を含むアンテナのアクセスエリアを再び選択し、 前記車両の周辺の地図の情報、前記目的地へ向かう経路
    の情報、および前記アクセスエリアを示す情報を前記車
    両に再び送り、 受信した情報にしたがって運転者に対する走行経路の案
    内を継続することを特徴とする通信型ナビゲーションシ
    ステムのサービス提供方法。
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