JP2003065330A - 玉軸受および軸受装置 - Google Patents

玉軸受および軸受装置

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JP2003065330A
JP2003065330A JP2001260292A JP2001260292A JP2003065330A JP 2003065330 A JP2003065330 A JP 2003065330A JP 2001260292 A JP2001260292 A JP 2001260292A JP 2001260292 A JP2001260292 A JP 2001260292A JP 2003065330 A JP2003065330 A JP 2003065330A
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ball
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Hiroshi Ishiwada
博 石和田
Mamoru Aoki
護 青木
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NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転トルクやその変動が小さく、回転精度の高
い玉軸受および軸受装置を提供することである。 【解決手段】外輪溝方位置を基準とした爪5eの高さT
を、玉径Daの20%以下とする冠形保持器5を組み込
み、保持器ポケット開口側5aの内輪2及び保持器ポケ
ット反開口側5bの外輪3に予圧を印加した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スクドライブ装置(HDD:Hard Disk Driveともい
う)、ビデオテープレコーダ(VTR:Video Tape Re
corderともいう)レーザービームプリンタ(LBP:La
ser Beam Printer)等に用いられる小型モータ用玉軸
受および軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の装置等に組み込まれる玉軸
受は、例えば図11に示すように、一対の組み合わせ軸
受100,100により構成され、組み合わせの方向
は、特には決められておらず、発塵のしやすい保持器2
00のポケット開口側201を向い合せ、軸受ユニット
としての外部への発塵を低減するように配置されるのが
一般的である。また、今日では、製品の輸送時における
耐揺動性(以下、耐フレッチング性)の向上を図るべ
く、軸受に封入される潤滑剤は、従来の保持器乗せから
溝封入とするのが一般的である。図中、300はシャフ
ト(軸)、400は軸受100,100間に挿入されて
いる間座を示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この形
態の装置を回転させた場合、溝に潤滑剤が封入されてい
る為、回転トルクやその変動が大きく、また、回転に同
期しない振動(NRRO)が大きくなるといった問題が
ある。本発明は、従来技術の有するこのような問題点に
鑑みなされたもので、その目的とするところは、回転ト
ルクやその変動が小さく、回転精度の高い玉軸受および
軸受装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に本発明がなした技術的手段は、外周面に内輪軌道を有
する内輪と、内周面に外輪軌道を有する外輪と、上記内
輪軌道と外輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の
玉と、該玉を等間隔に保持するための冠形保持器を備え
てなる玉軸受において、保持器ポケット開口側の内輪及
び保持器ポケット反開口側の外輪に予圧が印加され、外
輪溝肩位置を基準としたときの保持器の爪高さTが、玉
径Daの20%以下(T≦20%×Da)の玉軸受とし
たことである。また、上記構成に、さらに保持器の組込
み方向を判別可能とする形態が、軸方向一端面と軸方向
他端面との間に設けられている玉軸受としたことであ
る。そして、上記いずれかに記載の玉軸受を、軸に組み
込んで軸受装置を構成したことである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の玉軸受および軸受
装置の一実施形態を図に基づいて説明する。なお、本実
施形態は本発明の一実施形態を示したものにすぎず、何
等これらに限定されるものではない。
【0006】図1に玉軸受の断面概略図を示す。玉軸受
1は、外周に内輪軌道2aを有する内輪2と、内周に外
輪軌道3aを有する外輪3と、該内輪軌道2aと外輪軌
道3aの間に組み込まれる複数個の転動体4と、該転動
体4を等配に保持する冠形保持器5とから構成されてい
る。また、各軸受1の内外輪2,3間にはシールリング
(本実施形態ではシールド)9が必要に応じて備えられ
ている。シールリング9の構成については特に限定解釈
されず本発明の範囲内で設計変更可能である。また、製
品の輸送時における耐揺動性の向上を図るべく、軸受1
に封入されるグリースなどの潤滑剤は溝封入(内輪軌道
2a、外輪軌道3aへの封入)とする。冠形保持器5
は、例えば図5に示すように、円環状の主部5cと、該
主部5cの軸方向片面に設けられた複数のポケット5d
とを備え、該ポケット5dが主部5cの軸方向片面に互
いに間隔をあけて配置された一対の爪(弾性片ともい
う)5e同士の間に設けられている。そして、本発明で
は、外輪溝肩位置3dを基準としたときの保持器5の爪
高さTが、玉径Daの20%以下(T≦20%×Da)
とするところに特徴的な構成要素がある。このように数
値限定した意義については、後述する実験結果で併せて
説明する。
【0007】そして本発明では、上記玉軸受は、保持器
ポケット開口側5aの内輪2及び保持器ポケット反開口
側5bの外輪3に予圧が印加されるところにも特徴的な
構成要素がある。図2は本発明玉軸受を軸に固定した軸
受装置の第一実施形態を示し、該装置は、上述した構成
からなる二個の転がり軸受1,1を、各軸受1,1の内
輪2,2をシャフト(軸)6の外周に固定して備えると
共に、予圧が印加されて組み合わされている。本実施形
態では、二個の軸受1,1における各保持器5,5のポ
ケット反開口側5b,5bが向かい合うように配設さ
れ、軸受1,1の外輪3,3間には間座7が配されてお
り、保持器ポケット開口側5a,5aから内輪2,2に
予圧Fa0を印加することで、外輪3,3には保持器ポ
ケット反開口側5b,5bから予圧が印加される(図2
参照)。なお、この予圧を印加する方法は特に限定解釈
されず設計変更可能である。また、予圧量は適宜必要・
最適な量を設定し限定はされない。
【0008】このように冠形保持器5を組み込んだ軸受
において、保持器ポケット開口側5a,5aに位置する
内輪端面2b,2b及び保持器ポケット反開口側5b,
5bに位置する外輪端面3b,3bに予圧を印加するこ
とにより、トルクが低く、回転精度の高い軸受装置が設
計可能となる。さらに、溝に封入されたグリースGは、
反接触角側、特に遠心力により外輪3側に溜まるが、上
述の通り保持器ポケット開口側5aの内輪端面2bと保
持器ポケット反開口側5bの外輪端面3bに予圧が印加
された場合、外輪3の反接触角側に溜まったグリースG
は玉4の回転に伴い、図1に示すように、接触角線Bと
平行に保持器爪5e側に移動する(移動方向を図1中、
矢印Aで示す。)。本実施形態では、外輪3の溝肩位置
3dに対する爪高さTを玉径Daの20%以下(T≦2
0%×Da)に設定することにより、グリースGの掻き
取りを抑制すると共に、掻き取られたグリースGを爪5
eと爪5eの間に堆積させることにより、適度なグリー
ス供給を可能とする。このような作用により、低トルク
変動、低トルク、低振動の軸受仕様が実現可能となる。
また、発塵の問題に対しては、磁性流体シールを用いる
等により、解決が可能である。
【0009】図3は、本発明軸受装置の第二実施形態を
示す。本実施形態では、二個の軸受1,1における各保
持器5,5のポケット開口側5a,5aが向かい合うよ
うに配設されている点、および保持器ポケット開口側5
a,5aに位置する内輪端面2c,2cと保持器ポケッ
ト反開口側5b,5bに位置する外輪端面3c,3cに
予圧が印加されている点に、第一実施形態と相違する特
徴的な構成要素がある。本実施形態によれば、軸受1,
1の内輪2,2間には間座7を配し、保持器ポケット反
開口側5b,5bから外輪3,3に予圧F a0を印加す
ることで、内輪2,2には保持器ポケット開口側5a,
5aから予圧が印加される(図3参照)。内輪2、外輪
3、転動体4、保持器5などのその他の構造、および本
装置による作用効果は、上述した第一実施形態と同様で
あるため第一実施形態を援用して詳細な説明は省略す
る。
【0010】なお、本実施形態では、二個の軸受1,1
を対で使用する形態をもって説明するが、本発明は二個
の軸受の組み合わせに限定されるものではない。
【0011】また、保持器ポケット開口側5aの内輪2
に予圧Fa0を印加させるためには、軸受1を軸6に組
み付ける際に保持器5の組込み方向が判っていなければ
ならない。そこで本実施形態の玉軸受1においては、図
4に示すように、軸方向(図4(a)の左右方向)の一
端面1aと他端面1bとの間に、上記保持器5の組込み
方向を判別可能とする形態(差異)を設けている。
【0012】この様に両端面1a,1b同士の間に差異
を設けるには、例えば次の構成が代表例として挙げられ
る。図4に示す様に、内輪2と外輪3の一方又は双方の
片端面2b,3bにのみ保持器組込み方向を示すマーク
10,10を付する事が考えられる。このマーク10,
10は、例えば図4(b)に示すように保持器ポケット
開口側5aの軸受内輪端面2bと外輪端面3bに付す
る。このように保持器ポケット開口側5aの軸受内輪端
面2bと外輪端面3bにマーク10,10を付すること
で、該マーク10,10の付されている端面が保持器ポ
ケット開口側5aを示すこととなる。なお、このマーク
10は、図示例とは逆に、保持器5のポケット反開口側
5bの軸受内輪端面2cと外輪端面3cに付することも
でき、このようにすることで、保持器5の組込み開始位
置側を示すこととなり、必然的にマークのない端面側が
ポケット開口側5aであることが確認できる。マーク1
0の一例として図4に示した×印は単なる例示にすぎず
これに限定されるものではなく、任意に選択可能であ
る。マーク10は、刻設してもよく、また平面状・突状
に設けるものとしてもよく、さらにその数量・位置も任
意である。また、マーク10は、いずれか一方のシール
リング9に設けることも出来る。
【0013】また、シールリング9,9の色彩を、材質
等を変えることにより軸受一端側と他端側とで変える事
によっても、保持器5の組込み方向を外観で判別自在と
することもできる。例えば、双方のシールリング9,9
の色や模様を変えたり、また、一方のシールリングを合
成樹脂やゴム製とし、他方のシールリングを鋼材とする
ことでも判別可能である。また、合成樹脂製とする場
合、透明の材質を用いればシールリングを透かして保持
器の組込み方向が確認できる。また、上述のようにシー
ルリング9を軸受1の両端に装着するのではなく、シー
ルリング9を軸受端面のいずれか一方にのみ装着するも
のとすれば、保持器5の組込み方向を外観から判別可能
とすることもできる。すなわち、保持器5のポケット反
開口側5bに位置する軸受端面若しくは保持器5のポケ
ット開口側5aに位置する軸受端面にのみシールリング
9を装着するものとすれば、シールリング9装着側が保
持器ポケット開口側5a(若しくは保持器ポケット反開
口側5b)となり、保持器5の組込み方向が容易に判別
可能となる。更に、上記内輪2と外輪3の一方又は双方
の軸方向端縁部に切り欠き等の凹凸を形成して差異を設
ける事としても保持器組込み方向の判別が可能である。
これによれば、HDD用スピンドルモータに軸受を組み
付ける為の自動機が、上記切り欠き等の凹凸により保持
器5の組込み方向を判別しつつ、所定方向に組み付ける
様に構成する事もできる。
【0014】シール付転がり軸受の製造過程で、保持器
組込み方向に応じて上記両端面同士の間に差異を設ける
事は、特に面倒な作業を行なう事なく、容易且つ確実に
行なえる。上述の様に構成されるシール付玉軸受の場合
には、保持器組込み方向が外観から簡易かつ確実に判別
可能であるため、保持器組込み方向に応じてそれぞれの
軸受の組み付け方向の規制を確実に行なえる。上述の転
がり軸受1構成を採用すれば、軸受1のシールリング9
や軌道輪(内輪2・外輪3)に保持器5の組込み方向が
外観から判別できるように、判別のための種々の差異を
設けたため、例えば両端1a,1bにシールリング9,
9を装着した軸受であっても、容易に外観から保持器5
の方向性を知ることができる。従って、簡単かつ確実に
保持器開口側5aの内輪2に予圧Fa0を印加させるこ
とができるため、回転トルクやその変動、回転に同期し
ない振動を低減させることが可能となる。
【0015】例えば図2の軸受装置によれば、図4に示
したマーク10が、図2において、軸方向上側の軸受1
にあっては内輪2と外輪3の一端面(図にて上方の端
面)2b,3bに、そして下側の軸受1にあっては内輪
2と外輪3の一端面(図にて下方の端面)2b,3bに
それぞれ付され、マーク10,10同士が対向していな
い状態で組み合わされている。また、図3の軸受装置に
よれば、図4に示したマーク10が、図3において、軸
方向上側の軸受1にあっては内輪2と外輪3の一端面
(図にて下方の端面)2b,3bに、そして下側の軸受
1にあっては内輪2と外輪3の一端面(図にて上方の端
面)2b,3bにそれぞれ付され、マーク10,10同
士が対向している状態で組み合わされている。
【0016】本発明の効果を確認するために行った実験
について説明する。以下の実験は、内径5mm、外径1
3mm、幅3mmの情報機器用ミニチュア玉軸受を、H
DD/SPM装置(図6)に組込み、トルク、NRRO
の時系列的変化を比較した。なお、本実験では、HDD
/SPM装置のシャフト(軸)6の一端側に立上げ形成
した段部6aに、一方の軸受(図6で下方の軸受)1に
おける内輪2の端面2bを突き当て、そして双方の軸受
1,1の外輪3,3間に、ハウジングの内径面に周設し
た段付き部8を位置させ、そして他方の軸受(図6で上
方の軸受)1における内輪2の端面2bに所望する予圧
荷重と等しい重り又はバネ力を加え接着固定している。
この場合、接着に代えて圧入としてもよい。 回 転 数:7200min−1(外輪回転) 予 圧:アキシアル荷重 11.76N(1.2k
gf) 試験時間 :2hr ここで、本発明における保持器の向きと予圧方向の効果
について実験を行った。実験試料としては、上記に示す
同仕様の軸受を従来の構成、及び本発明の構成に組込
み、比較を行った。図7、図8にその実験結果を示す。
図7は本発明構成の結果、図8は従来構成の結果を示す
(夫々の図で(a)はトルクの時系列的変化、(b)は
NRROの時系列的変化を示す。)。これによると、本
発明の構成によれば、トルクおよびその変動が低く、か
つNRROも小さいことが明瞭で、これを従来の構成に
比すれば、本発明構成の方がトルク、NRROともに優
れていることが確認できた。次に、冠形保持器5におけ
る爪5eの位置について本発明の効果を確認する実験を
行った。冠形保持器5の爪5eの高さTが、玉径Daの
30%,20%,10%,0%,−10%,−20%で
あるとき、それぞれのNRRO、トルクを時系列的に測
定し、その値が測定初期値に対してNRRO:1/3、
トルク:1/2を下まわるまでの時間を比較した。その
結果、図9に示すように、爪高さTが玉径Daの20%
以下では、NRRO、トルクは早い段階で安定し、20
%よりも高いと、安定には時間がかかることが確認でき
る。即ち、NRRO、トルクが早急に安定する為には冠
形保持器5の爪高さTが、玉径Daの20%以下である
ことが実験的に確認できた。更に、0%以下とし、剛性
の観点から−15%以上とすることが好ましい。本実施
形態では、冠形保持器5の爪5eの形状について限定は
していないが、本発明は如何なる爪形状にも適用可能で
ある。例えば、図10に示すように、爪5e先端を斜め
に切除することも効果的であると考えられる。図中、破
線部分は切除部分を示す。
【0017】
【発明の効果】本発明では、保持器ポケット開口側内輪
と保持器ポケット反開口側外輪に予圧が印加されること
により、グリースが反接触角側に溜まり、玉の回転に伴
い、接触角と平行に保持器爪側に移動する。本発明で
は、外輪溝肩位置に対する爪高さを20%以下に設定す
ることにより、グリースの掻取りを抑制し、適度な供給
を可能とする。これらの作用により低トルク変動、低ト
ルク、低振動の軸受仕様を実現可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明玉軸受の一部断面概略図。
【図2】本発明軸受装置の第一実施形態示す概略断面
図。
【図3】本発明軸受装置の第二実施形態示す概略断面
図。
【図4】(a)は一部省略して示す概略縦断面図、
(b)は概略正面図。
【図5】冠形保持器の一実施形態を示す斜視図。
【図6】HDD/SPM装置の断面概略図。
【図7】本発明を適用したHDD/SPMの実験結果
(トルク、NRROの時系列的変化)。
【図8】従来の軸受構成のHDD/SPMの実験結果
(トルク、NRROの時系列的変化)。
【図9】本発明の効果を確認する為に行った試験の結
果。
【図10】保持器爪部の他の形態を示す概略図。
【図11】従来技術の概略断面図。
【符号の説明】 1:軸受 2:内輪 3:外輪 4:玉 5:保持器 5a:保持器ポケット開口側 5b:保持器ポケット反開口側 5e:爪 6:軸 Da:玉径 T:爪高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J012 AB04 BB03 FB10 3J101 AA03 AA32 AA42 AA54 AA62 BA25 BA44 BA53 BA57 FA01 FA60 GA53

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面に内輪軌道を有する内輪と、内周面
    に外輪軌道を有する外輪と、上記内輪軌道と外輪軌道と
    の間に転動自在に設けられた複数の玉と、該玉を等間隔
    に保持するための冠形保持器を備えてなる玉軸受におい
    て、保持器ポケット開口側の内輪及び保持器ポケット反
    開口側の外輪に予圧が印加され、外輪溝肩位置を基準と
    したときの保持器の爪高さTが、玉径Daの20%以下
    (T≦20%×Da)であることを特徴とする玉軸受。
  2. 【請求項2】保持器の組込み方向を判別可能とする形態
    が、軸方向一端面と軸方向他端面との間に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の玉軸受。
  3. 【請求項3】請求項1又は2のいずれかに記載の玉軸受
    を、軸に組み込んだことを特徴とする軸受装置。
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