JP2003065278A - ポンプ - Google Patents

ポンプ

Info

Publication number
JP2003065278A
JP2003065278A JP2001262041A JP2001262041A JP2003065278A JP 2003065278 A JP2003065278 A JP 2003065278A JP 2001262041 A JP2001262041 A JP 2001262041A JP 2001262041 A JP2001262041 A JP 2001262041A JP 2003065278 A JP2003065278 A JP 2003065278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
motor
rotor
refrigerant
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001262041A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoya Kidokoro
直弥 城所
Toshiyuki Goto
利行 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2001262041A priority Critical patent/JP2003065278A/ja
Publication of JP2003065278A publication Critical patent/JP2003065278A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸シールを不要とするポンプを提供するこ
と。 【解決手段】 ポンプ部100aは、ポンプ部側ハウジ
ング101aと、ロータ部材(ポンプロータ)106と
を備え、モータ部100bは、モータ部側ハウジング1
01bと、モータロータ110aと、モータステータ1
10bとを備える。ロータ部材106とモータロータ1
10aは、共通の回転軸105に設けられ、さらに、モ
ータ部100bを軸方向に貫通する流体流路としての吐
出孔(軸孔)108を備え、モータロータ110aが回
転することによりロータ部材106が回転して冷媒(流
体)がポンプ部100aから吐出孔108に流入するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体(主として液
体)をその流体摩擦力により昇圧させ吐出する摩擦ポン
プなどのポンプ、特に蓄熱式やガスヒートポンプ式、自
動車用(カーエアコン用)等の空気調和装置に適用さ
れ、液冷媒を輸送するのに好適なポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、蓄熱式やガスヒートポンプ式、自
動車用(カーエアコン用)等の種々の空気調和装置に対
して、冷媒系統内を流通する低圧の液冷媒を昇圧して送
出する(圧送する)液冷媒ポンプが用いられてきてお
り、このような液冷媒ポンプとしては、一般的にロータ
リ式液冷媒ポンプ適用されていた。ロータリ式液冷媒ポ
ンプは、モータと同調回転するロータによりポンプ室内
に液冷媒を吸入したのち、ロータの偏心回転に伴い前記
ポンプ室内で液冷媒を徐々に昇圧し、ポンプ外部へと吐
出する構造とされている。
【0003】しかし、ロータリ式液冷媒ポンプは、ポン
プ仕様条件に合致させるよう高揚程とするために、ロー
タの回転を上げ、液冷媒の流速を高速にすると、液冷媒
の脈動(圧力変化)が過大となり、圧送性能が不安定で
且つ機械的寿命が短くなる等の問題を有しており、構造
上ロータ一回転あたりの揚程(液冷媒の吸入側と吐出側
の圧力差(差圧))を大きくできなかった。また、圧送
媒体である液冷媒がフロンやCO2、H2O等の場合、油
などに比べて粘性が非常に低く、圧縮性に乏しいこと
も、揚程が高められない一因である。
【0004】そこで、上記問題点を解消するために、ロ
ータの外周又はハウジングの内周に設けられたねじ加工
部(ねじ溝)と液冷媒との間の流体摩擦力により、液冷
媒の吸入側と吐出側との間に大きな差圧を生じさせ、液
冷媒を低圧側(吸入側)から高圧側(吐出側)へ送出す
るねじ式液冷媒ポンプが開発されている。従来のねじ式
液冷媒ポンプ16について、図8に基づき説明する。
【0005】図8に示すように、略円筒形状のハウジン
グ1は、吸入口Aおよび吐出口Bを有している。ハウジ
ング1内には、圧送部材3、軸部4a,4b及びシャフ
ト5を備えたロータ部材6が収容されている。ロータ部
材6は、ハウジング1の内周に設けられた環状の軸受部
材2a,2bにより回転可能に軸支されている。圧送部
材3の外周には、吸入口A側すなわち圧送部材3の軸線
方向一端側から、他端側側へ(図6の左側から右側へ)
と液冷媒を送り出すよう、雄ねじが加工されている。ま
た、シャフト5は、圧送部材3および軸部4a,4bに
対して同一軸線上に連結されており、ハウジング1外に
伸びてモータロータ10が固定されている。ハウジング
1とシャフト5との間には封止部材20が設けられてい
ることにより、ハウジング1の内部の冷媒がモータロー
タ10側に漏れ出ることが防止されている。モータロー
タ10の周囲にはモータステータ9が設けられている。
モータステータ9とモータロータ10とが協動してモー
タロータ10が回転し、これによりロータ部材6がモー
タロータ10の軸心を中心として回転する構造となって
いる。また、軸受部材2a,2bは、ロータ部材6の高
速回転時において、ロータ部材6の軸部4a,4bを安
定支持するよう内径が十分に大きく加工されている。ま
た、軸受部材2a,2bの側端面には、液冷媒が流れる
複数の通孔7a,7bがそれぞれ円周方向に一定間隔で
設けられている。
【0006】ハウジング1の内周には、圧送部材3と対
置するよう(圧送部材3の外周面を囲むよう)、滑らか
な内周面を有する環状部材11が配設されており、圧送
部材3の外周と環状部材11の内周との間には間隙部1
4が形成されている。また、軸受部材2aの吸入口A側
(図6の左側)にはスラスト軸受13が隣接して設けら
れており、スラスト軸受13には、軸受部材2の各々の
通孔7aに対応した通孔12が形成されている。
【0007】上述した構成により、従来のねじ式液冷媒
ポンプ16は、以下のように作用する。モータロータ1
0をその軸心周りに回転させると、一体的に連結された
ロータ部材6が同方向に回転する。このとき、吸入口A
から流入された液冷媒は、通孔12および通孔7aを通
過してハウジング1内へ吸入され、間隙部14へと進入
する。そして、圧送部材3の回転運動によって、液冷媒
には間隙部14において流体摩擦力が生じ、液冷媒は圧
送部材3の外周面に引っ張られて運動を生じ、その圧力
が間隙部14を進行するにつれて徐々に増大し高圧とな
る。そして、高圧となった液冷媒は、通孔7bを通過し
たのち吐出口Bに至り、ポンプ外部へと吐出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のねじ
式液冷媒ポンプでは、ハウジング1内部の冷媒を封止部
材20によってシールしなければならない。しかし、こ
のような封止部材20によるシール構造を採用すると、
封止部材20を経てハウジングから冷媒が漏れる可能性
がある。特に冷媒としてCO2を用いる場合、冷媒圧力
が高いために封止部材20によるシールを行うことは困
難であるという問題があった。
【0009】本発明は、上述のような課題に鑑み、本発
明においては軸シールを不要とするポンプを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、流体を圧送するポンプ部と、該ポンプ部を駆動する
モータ部とを備えたポンプにおいて、前記ポンプ部は、
ポンプ部側ハウジングと、該ポンプ部側ハウジングの内
部に収容されたポンプロータとを備え、前記モータ部
は、前記ポンプ部側ハウジングと連通されたモータ部側
ハウジングと、該モータ部側ハウジングの内部に収容さ
れ、前記ポンプロータと共通の回転軸に設けられたモー
タロータと、前記モータ部側ハウジングの外部に位置し
て前記モータロータを取り囲んで設けられたモータステ
ータと、該モータ部を軸方向に貫通する流体流路とを備
え、前記モータロータが回転することにより前記ポンプ
ロータが回転して流体が前記ポンプ部から前記流体流路
に流入することを特徴とする。
【0011】従来技術の例として示したねじ式液冷媒ポ
ンプでは、冷媒を封止部材によりシールする必要があっ
たが、本発明においてはモータロータがハウジング内に
収容されており、流体はモータ部を貫通して流動され
る。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のポンプにおいて、前記流体流路は、前記モータ部側ハ
ウジングと前記モータロータとの間に形成されているエ
アギャップであることを特徴とする。
【0013】この発明においては、流体はエアギャップ
を通過することにより、モータが冷却される。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載のポンプにおいて、前記流体流路は、前記モー
タ部内の前記回転軸の内部に軸方向に形成されている軸
孔であることを特徴とする。
【0015】この発明においては、流体を回転軸内の軸
孔に流動させるから、流体の流路断面積を十分大きくと
ることができる。
【0016】請求項4に記載の発明は、請求項1または
2に記載のポンプにおいて、前記流体流路は、前記モー
タ部側ハウジングの外部に位置し、前記モータステータ
を貫通して設けられた配管であることを特徴とする。
【0017】この発明においては、流体がモータステー
タ内を流動することによりモータステータが効果的に冷
却される。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項1または
2に記載のポンプにおいて、前記流体流路は、前記モー
タ部側ハウジングの外側に位置し、前記モータステータ
の外周面に沿って配設された配管であることを特徴とす
る。
【0019】この発明においては、流体がモータステー
タの外周面に沿って流動されるため、モータステータが
冷却される。
【0020】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
のポンプにおいて、前記モータ部は、前記モータ部側ハ
ウジングの一部をなし、前記回転軸のモータ部内におけ
る流体の上流側端部及び下流側端部をそれぞれ軸支する
一対の支持部材を備え、前記流体流路は、前記上流側の
前記支持部材を貫通して設けられた上流側支持部材内流
路と、前記モータ部側ハウジングと前記モータロータと
の間に形成されているエアギャップと、前記下流側の前
記支持部材を貫通して設けられた下流側支持部材内流路
とにより構成されていることを特徴とする。
【0021】この発明においては、モータ部の両端で回
転軸が軸支されているので、回転が安定する。また、支
持部材に設けられた支持部材内流路により流体流路が確
保されているため、流体を回転軸内に通す技術と比較
し、回転軸内に流路を穿設する必要がないから回転軸お
よびモータ部側ハウジングの径方向サイズを縮小するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。まず、本発明に係
るねじ式液冷媒ポンプ(ポンプ)の第1実施形態を、図
1を用いて説明する。図1において、符号100は、本
例のねじ式液冷媒ポンプである。このねじ式液冷媒ポン
プ100において、符号100aは冷媒を圧送するポン
プ部であり、100bはポンプ部100aを駆動するモ
ータ部である。符号101はポンプ部100aおよびモ
ータ部100b共通のハウジングであり、両端にそれぞ
れ吸入口Aと吐出口Bを備えた略円筒状をなしている。
なお、以下においてはポンプ部100a側のハウジング
101をポンプ部側ハウジング101a、モータ部10
0b側のハウジングをモータ部側ハウジング101bと
呼ぶことにする。符号106はポンプ部側ハウジング1
01a内に収容されたロータ部材(ポンプロータ)であ
る。ロータ部材106は、表面に雄ねじが形成された圧
送部材103と、該圧送部材103の回転軸105とを
備えている。圧送部材103を挟んで回転軸105の両
側には、該回転軸105より大径の軸部104a、10
4bが設けられており、ポンプ部側ハウジング101a
の内周壁には、ロータ部材106を軸部104a、10
4bを介して回転可能に軸支する環状の軸受部材102
a、102bが設けられている。軸受部材102a、1
02bには、厚さ方向に貫通した複数の通孔107a、
107bがそれぞれ円周方向に一定間隔で設けられてい
る。また、軸受部材102a,102bは、ロータ部材
106の高速回転時においてロータ部材106を安定支
持するよう、それぞれ内径が十分に大きく設定されてい
る。さらにまた、軸受部材102aの吸入口A側にはス
ラスト軸受113が隣接して設けられている。スラスト
軸受113には、軸受部材102aの通孔107aに対
応した通孔112が形成されている。また、圧送部材1
03とポンプ部側ハウジング101aとの間には間隙部
114が形成されている。
【0023】回転軸105はモータ部100b内に伸
び、モータ部側ハウジング101b内でモータロータ1
10aが固定されている。また、モータ部側ハウジング
101bの外部に位置して、モータロータ110aを取
り囲んでモータステータ110bが設けられている。こ
れらモータロータ110aおよびモータステータ110
bによりモータ110が構成されている。また、モータ
ロータ110aとモータ部側ハウジング101bとの間
には、間隙としてのエアギャップ111が形成されてい
る。モータロータ110a固定部分の回転軸105内部
には、軸受部材102bの通孔107bから流出した液
冷媒を吐出口Bへ流す冷媒流路としての吐出孔(軸孔)
108が形成されている。吐出孔108は、回転軸10
5の側面に開口する複数の横孔108aと、回転軸10
5の中心軸に沿って穿設され、前記各横孔108aと連
続する軸孔108bとにより構成されている。
【0024】このように構成されたねじ式液冷媒ポンプ
100は、以下のように動作する。モータ110を駆動
させてモータロータ110をその軸心周りに回転させる
と、回転軸105に一体的に連結されたロータ部材10
6が同方向に回転する。このとき、ロータ部材106の
作用により、液冷媒は吸入口Aから吸入され、吐出口B
へ吐出される。すなわち、圧送部材103の回転運動に
よって、間隙部114において液冷媒に流体摩擦力が生
じ、液冷媒は圧送部材103の外周面に引っ張られて運
動を生じ、その圧力が間隙部114を進行するにつれて
徐々に増大し高圧となる。そして、高圧となった液冷媒
は、軸受部材102bの通孔107bを通過し、エアギ
ャップ111および吐出孔108を通って吐出口Bへ吐
出される。
【0025】以上のように、本例のねじ式液冷媒ポンプ
100においては、モータロータ110aがハウジング
101内に収容されており、冷媒はエアギャップ111
と吐出孔108の内部を流動して吐出される。したがっ
て、従来技術のように軸シールを行う必要がなく、CO
2等の高圧の冷媒を用いる場合でも冷媒が漏れるおそれ
がない。そして、冷媒をエアギャップ111にのみ通す
場合と比較し、十分な流通量を得ることができる。
【0026】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については
同一の符号を用い、その説明を省略する。図2に示した
ものは、ロータ部120a及びモータ部120bからな
るねじ式液冷媒ポンプ120である。このねじ式液冷媒
ポンプ120において、符号121は複数設けられた冷
媒配管(流体流路)である。この冷媒配管121の一端
は、モータ110とロータ部材106との間のハウジン
グ101に開口し、他端は、モータ110より下流側の
ハウジング101(モータ部側ハウジング101b)に
開口している。この冷媒配管121は、モータステータ
110bの外周面に沿って配設されている。
【0027】本例においては、モータ110を駆動させ
てモータロータ110をその軸心周りに回転させると、
上記第1の実施形態と同様に、液冷媒は吸入口Aから吸
入され、間隙部114、軸受部材102bの通孔107
bを通過する。そして、エアギャップ111および冷媒
配管121を通って吐出口Bへ吐出される。
【0028】このように、モータロータ110aがハウ
ジング101内に収容されており、冷媒はエアギャップ
111と冷媒配管121を流動して吐出される。したが
って、従来技術のように軸シールを行う必要がなく、C
2等の高圧の冷媒を用いる場合でも冷媒が漏れるおそ
れがない。そして、冷媒をエアギャップ111にのみ通
す場合と比較し、十分な流通量を得ることができる。さ
らに、冷媒が冷媒配管121を通過する際に、モータス
テータ110bの熱を吸収するため、モータ110の過
熱を防止することができる。
【0029】次に、本発明の第3実施形態について説明
する。なお、上記第1実施形態と同一の構成については
同一の符号を用い、その説明を省略する。図3に示した
ものは、ロータ部130aおよびモータ部130bから
なるねじ式液冷媒ポンプ130である。このねじ式液冷
媒ポンプ130において、符号131は複数設けられた
冷媒配管(流体流路)である。この冷媒配管131の一
端は、モータ110とロータ部材106との間のハウジ
ング101に開口し、他端は、モータ110よりも下流
側のハウジング101(モータ部側ハウジング101
b)に開口している。この冷媒配管131は、モータス
テータ110bに設けられた貫通孔132に挿入されて
設けられている。
【0030】本例においては、モータ110を駆動させ
てモータロータ110をその軸心周りに回転させると、
上記第1の実施形態と同様に、液冷媒は吸入口Aから吸
入され、間隙部114、軸受部材102bの通孔107
bを通過する。そして、エアギャップ111および冷媒
配管131を通って吐出口Bへ吐出される。
【0031】このように、モータロータ110aがハウ
ジング101内に収容されており、冷媒はエアギャップ
111と冷媒配管131を流動して吐出される。したが
って、従来技術のように軸シールを行う必要がなく、C
2等の高圧の冷媒を用いる場合でも冷媒が漏れるおそ
れがない。そして、冷媒をエアギャップ111にのみ通
す場合と比較し、十分な流通量を得ることができる。さ
らに、冷媒が冷媒配管131を通過する際に、冷媒がモ
ータステータ110b内部を通過することでモータステ
ータ110bの熱を効果的に吸収するため、モータ11
0の過熱を防止することができる。
【0032】次に、本発明の第4実施形態について説明
する。図4に示したねじ式液冷媒ポンプ140おいて、
符号140aはロータ部であり、140bはモータ部で
ある。ロータ部140aは一端に吸入口Aが形成された
ハウジング(ポンプ部側ハウジング)141を備え、ハ
ウジング141内部には、ロータ部材(ポンプロータ)
143を収容する冷媒室144が設けられている。この
冷媒室144に収容されたロータ部材143は、表面に
雄ねじが形成された圧送部材145と、該圧送部材14
5の回転軸146とを備えている。回転軸146はモー
タ部140bへ伸び、該モータ部140bを貫通してい
る。モータ部140bは、回転軸146が貫通するハウ
ジング(モータ部側ハウジング)150を備えている。
ハウジング150の中心軸周りには、回転軸146が収
容されたモータロータ収容室151が形成されている。
ハウジング150内部においては、回転軸146は両端
をハウジング150の一部をなす一対の支持部材152
(上流側支持部材)、153(下流側支持部材)により
支持されている。支持部材152、153は、それぞれ
ベアリング152a、153aを備え、これらベアリン
グ152a、153aにより回転軸146が回転可能に
軸支されている。支持部材152、153には、それぞ
れ複数の上流側支持部材内流路(流体流路)152b
と、下流側支持部材内流路(流体流路)153bが貫通
して形成されている。上流側支持部材内流路152b
は、ロータ部140aの冷媒室144とモータ部140
bのロータ収容室151とを連通しており、下流側支持
部材内流路153bは、ロータ収容室151と外部とを
連通している。回転軸146には、モータロータ155
aが固定されており、ロータ収容室151の外側には、
モータロータ155aを取り囲んでモータステータ15
5bが固着されている。これらモータロータ155aお
よびモータステータ155bによりモータ155が構成
されている。モータロータ155aとハウジング150
との間には、エアギャップ156が形成されている。
【0033】本例においては、モータ155を駆動させ
てモータロータ155aをその軸心周りに回転させる
と、上記第1の実施形態と同様に、液冷媒は吸入口Aか
ら吸入され、ロータ部140aの冷媒室144、上流側
支持部材内流路152b、ロータ収容室151、エアギ
ャップ156、および下流側支持部材内流路153bを
通って吐出口Bへ吐出される。
【0034】このように、モータロータ155aがハウ
ジング150内に収容されており、冷媒は上流側支持部
材内流路152b、エアギャップ156、および下流側
支持部材内流路153bを流動して吐出される。したが
って、従来技術のように軸シールを行う必要がなく、C
2等の高圧の冷媒を用いる場合でも冷媒が漏れるおそ
れがない。また、本例においては、支持部材152,1
53により回転軸146が軸支されているため、安定し
た回転が得られる。さらにまた、支持部材内流路152
b、153bにより冷媒流路が確保されているため、冷
媒を回転軸内に通す技術と比較し、回転軸内に流路を穿
設する必要がないから回転軸146およびモータ部14
0bのハウジング150の径方向サイズを縮小すること
ができる。
【0035】なお、上記第1〜第3実施例において、モ
ータ部における冷媒流路としてはエアギャップ111の
みとしてもよい。また、以上の各例においてはポンプと
してねじ式液冷媒ポンプの例を示したが、これに限定さ
れるものではなく、どのようなポンプであってもよい。
【0036】次に、本発明の一実施形態であるねじ式液
冷媒ポンプ100を備えた種々の空気調和装置について
説明する。なお、以下においてはねじ式液冷媒ポンプ1
00を用いた例について示すが、他のねじ式液冷媒ポン
プ120,130,140についても同様に適用するこ
とができる。
【0037】図5はねじ式液冷媒ポンプ100が適用さ
れた、蓄熱式空気調和装置232の系統図の一例であ
る。スタティック型蓄熱装置と呼ばれるもので、蓄熱装
置212、室外機213、及び室内機214からなる。
蓄熱装置212は、内部に水221が貯留され、伝熱管
222が前記水221中に浸漬された蓄熱槽215と、
伝熱管222と室内機214との間に配置された液冷媒
ポンプ100と、室外機213と室内機214とを結ぶ
ガス管234および液管233と、液管233から分岐
され伝熱管222と接続されたバイパス液管235等を
有している。そして、ガス管234と伝熱管222の
間,室外機213と伝熱管222の間,伝熱管222と
冷媒液ポンプ100の間,およびバイパス液管235上
には、それぞれ開閉弁216,217,218,219
が設けられている。また、開閉弁217と伝熱管222
の間には絞り220が設けられている。
【0038】室内機214は、接続ガス管231および
開閉弁216を介して前記伝熱管222と連結された室
内熱交換器226と、接続液管230を介して蓄熱装置
212と室内熱交換器226との間に設けられた絞り2
27とを備えている。室外機213は、接続液管228
を介して蓄熱装置212と連結された室外熱交換器22
5、圧縮機223、及び接続ガス管229を介して蓄熱
装置212と接続されるとともに、室外熱交換器225
および圧縮機223を連結する四方切替弁224を備え
ている。
【0039】上述の構成により、蓄熱式空気調和装置2
32は次のように作用する。室内冷房運転時は、圧縮機
223により圧縮・吐出されたガス冷媒が、実線矢印で
示すように、四方切替弁224を経て室外熱交換器22
5に入り、ここで放熱することによって凝縮液化(液冷
媒化)する。この液冷媒は、接続液管228を経て蓄熱
装置212内に入り、液管233および液管233に介
装された開閉弁219、接続液管230を経て室内機2
14に入る。そして、絞り227で絞られることによっ
て断熱膨張した後、室内熱交換器226に入り、ここで
室内空気を冷却することによって再び蒸発気化する。こ
のガス冷媒は接続ガス管231を経て蓄熱装置212に
入り、ガス管234を通過し、接続ガス管229を経て
室外機213に戻り、四方切替弁224を経て圧縮機2
23に吸入される。
【0040】一方、室内暖房運転時には四方切替弁22
4が上述と逆に切り替えられ、圧縮機223から吐出さ
れたガス冷媒は、破線矢印で示すように、四方切替弁2
24、接続ガス管229、ガス管234、接続ガス管2
31、室内熱交換器226、絞り227、接続液管23
0、液管233、開閉弁219、接続液管228、室外
熱交換器225、四方切替弁224の順に経て圧縮機2
23に再び吸入される。なお、上記冷房運転時および暖
房運転時には、蓄熱装置212の開閉弁216,21
7,218はいずれも閉とされ、ねじ式液冷媒ポンプ1
00は停止している。
【0041】蓄熱槽製氷運転時には、開閉弁216,2
17が開、開閉弁218,219が閉とされ、ねじ式液
冷媒ポンプ100は停止している。圧縮機223から吐
出されたガス冷媒は、白抜矢印で示すように、四方切替
弁224、室外熱交換器225、接続液管228を経て
蓄熱装置212内に入る。次に、バイパス液管235に
介装された開閉弁217を経て絞り220に入り、絞り
220で絞られることによって断熱膨張した後、伝熱管
222内に入る。そして、伝熱管222中を通過する過
程で水221を冷却して伝熱管222のまわりに氷結2
36を形成させることにより、蒸発気化する。気化した
ガス冷媒は、開閉弁216、ガス管234、接続ガス管
229、および四方切替弁224を経て圧縮機223に
吸入される。
【0042】一方、蓄熱槽解氷運転時には、圧縮機22
3が停止され、ねじ式液冷媒ポンプ100が前述の如く
駆動される。そして、開閉弁216,218が開、開閉
弁217,219が閉とされる。かくして、ねじ式液冷
媒ポンプ100から吐出された液冷媒は、黒塗矢印で示
すように、接続液管230を経て室内機214に入り、
絞り227で断熱膨張した後、室内熱交換器226で室
内空気を冷却することによって蒸発気化する。そして、
接続ガス管231、ガス管234、開閉弁216を経て
伝熱管222内に入り、伝熱管222中を通過する過程
で氷結236を融解することにより、凝縮液化した後、
開閉弁218を経てねじ式液冷媒ポンプ100に吸入さ
れる。本発明に係るねじ式液冷媒ポンプ100が蓄熱式
空気調和装置232内に組み込まれているため、フロン
やCO2、H2Oなどの低粘度の流体(液冷媒)を冷媒と
して用いたとしても、高揚程で効率よく圧送することが
可能である。
【0043】次に、図6を用いてねじ式液冷媒ポンプ1
00が適用されたガスヒートポンプ式空気調和装置23
7の一例について説明する。図6において、一つの室外
機238と複数の(図6では3台)の室内機239と
が、ヘッダー240を介して冷媒管路で連結されてい
る。室外機238は、下部の機械室238aと上部の熱
交換器室238bから構成されている。
【0044】エンジン(内燃機関)241で駆動される
圧縮機242が、室内用熱交換器243、減圧素子24
4、室外用熱交換器245の冷媒管路と四方切替弁24
6を介して連結されている。冷媒管路の高圧液管247
より分岐した分岐管路248に冷媒液ポンプ100、バ
イパス開閉弁249、及びエンジン241の水熱交換器
250を介在させ、この水熱交換器250とラジエータ
251とを三方切替弁252を介してエンジン241の
冷却水管路に並列に接続している。三方切替弁252
は、水熱交換器250の冷媒出口の圧力に基づいて比例
制御されている。そして、水熱交換器250の冷媒出口
側に、加熱運転時に開く第1冷媒開閉弁253と冷却
(冷房)運転時に開く第2冷媒開閉弁254とが並列に
設けられている。この第1冷媒開閉弁253は四方切替
弁246と室内用熱交換器243との間に、一方、第2
冷媒開閉弁254は四方切替弁246と室外用熱交換器
245との間にそれぞれ連結されている。
【0045】上述の構成により、ガスヒートポンプ式空
気調和装置237は次のように作用する。暖房や給湯を
行う加熱運転時には、バイパス開閉弁249を開とし
て、室内用熱交換器243で凝縮した高圧液冷媒の一部
を、冷媒液ポンプ100でエンジン241の水熱交換器
250に圧送する。そして、水熱交換器250で加熱さ
せて液冷媒をガス化させ、高温高圧となったこの冷媒を
圧縮機242からの吐出冷媒と合流させ、再び室内用熱
交換器243へ送り込むことによって暖房能力を向上さ
せている。また、冷却水管路の水熱交換器250とラジ
エータ251とに流れる冷却水の流量を三方切替弁25
2で調節することにより、水熱交換器250の排熱回収
を良好に保ち、より一層の暖房能力向上を行っている。
【0046】一方、冷房(冷却)運転時には、室外用熱
交換器245で凝縮した高圧液冷媒の一部をねじ式液冷
媒ポンプ100でエンジン241の水熱交換器250に
圧送する。高温のエンジン冷却水が液冷媒により冷却さ
れるため、エンジン冷却水用のラジエータ251が小型
化されている。また、エンジン冷却水と熱交換されてガ
ス化された液冷媒は圧縮機242からの吐出冷媒と合流
させて、再び水熱交換器250に送られた後、凝縮され
る。すなわち高圧液冷媒の一部とエンジン241の高温
冷却水とを熱交換させる水熱交換器250が組み込まれ
ているガスヒートポンプ式空気調和装置であるため、エ
ンジン241の排熱を暖房の熱源として回収するための
専用配管が不要とされ、室内用熱交換器243で室内を
強力に暖房することが可能な装置である。また、本発明
に係るねじ式液冷媒ポンプ100がガスヒートポンプ式
空気調和装置237内に組み込まれているため、フロン
やCO2、H2Oなどの低粘度の流体(液冷媒)を冷媒と
して用いたとしても、高揚程で効率よく圧送することが
可能である。
【0047】また、図7はねじ式液冷媒ポンプ100が
適用された、CO2などの自然冷媒を用いた自動車用
(カーエアコン用)空気調和装置255の概略系統図の
一例である。図7に示すように、一次および二次からな
る二つの冷媒循環路(以下、それぞれ「一次サイクル2
56」「二次サイクル257」という。)で構成され
る。
【0048】一次サイクル256は圧縮機258、コン
デンサ259、膨張弁260及びエバポレータ261が
第一の冷媒管路262で直列に連結されている。また、
二次サイクル257はエバポレータ261、ねじ式液冷
媒ポンプ100及び車室内熱交換器263が第二の冷媒
管路264にて直列に連結されている。車室内熱交換器
263のみが車室内に設けられ、その他の構成はエンジ
ンルームに設けられている。
【0049】上述の構成により、CO2などの自然冷媒
を用いた自動車用(カーエアコン用)空気調和装置25
5は次のように作用する。冷房運転時において、圧縮機
258で高温・高圧に圧縮された、第一の冷媒管路26
2を流れるガス冷媒(例えばプロパン等)は、コンデン
サ259において室外気と熱交換を行い、冷却され凝縮
液化する。液化された液冷媒(以下「液冷媒a」とい
う。)は膨張弁260にて低温・低圧状態とされ、エバ
ポレータ261へ送り込まれる。そして、エバポレータ
261において、二次サイクル257の第二の冷媒管路
264を流れる液冷媒(例えば、CO2などの自然冷
媒;以下「液冷媒b」という。)と熱交換を行い、液冷
媒bを冷却する。第一の冷媒管路262を流れる液冷媒
aは、エバポレータ261での熱交換により、蒸発気化
し、低温低圧のガス冷媒aとなり、再び圧縮機258へ
吸入される。一方、エバポレータ261において冷却さ
れた液冷媒bは、ねじ式冷媒液ポンプ100により高圧
で圧送され、車室用熱交換器263へ流入する。そし
て、車室内熱交換器263外部を通過する車室内空気か
ら熱を奪い、冷却する。熱を奪った液冷媒bは第二の冷
媒管路264を流過して再びエバポレータ261へと戻
り、低温低圧の液冷媒aと熱交換が行われる。このよう
に、本発明に係るねじ式液冷媒ポンプ100が自動車用
(カーエアコン用)空気調和装置255内に組み込まれ
ているため、フロンやCO2、H2Oなどの低粘度の流体
(液冷媒)を冷媒として用いたとしても、高揚程で効率
よく圧送することが可能である。
【0050】以上、本発明の一実施形態であるねじ式冷
媒液ポンプ100が適用される空気調和装置の一例とし
て、蓄熱式調和装置232、ガスヒートポンプ式空気調
和装置237および自動車用(カーエアコン用)空気調
和装置255を用いて説明したが、これらに限られるも
のではなく、液冷媒を圧送する種々の空気調和装置に適
用可能である。また、圧送媒体も本発明の実施形態の説
明に用いた「液冷媒」に限られるものではなく、本発明
に係る摩擦ポンプは、種々の「流体」を圧送する流体シ
ステムに適用可能であることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を有する。請求項1および2に記載の発
明によれば、従来技術のように軸シールを行う必要がな
く、CO2等の高圧流体を用いる場合でも冷媒が漏れる
おそれがない。請求項3に記載の発明によれば、冷媒を
エアギャップにのみ通す場合と比較し、十分な流通量を
得ることができる。請求項4乃至5に記載の発明によれ
ば、十分な流通量を得ることができるとともに、流体に
よりモータステータを冷却することができる。請求項6
に記載の発明によれば、モータ部の両端で回転軸が軸支
されているので、回転が安定する。また、支持部材に設
けられた支持部材内流路により流体流路が確保されてい
るため、流体を回転軸内に通す技術と比較して回転軸お
よびモータ部側ハウジングの径方向サイズを縮小するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係るねじ式液冷媒
ポンプの断面構造図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態に係るねじ式液冷媒
ポンプの断面構造図である。
【図3】 本発明の第3の実施形態に係るねじ式液冷媒
ポンプの断面構造図である。
【図4】 本発明の第4の実施形態に係るねじ式液冷媒
ポンプの断面構造図である。
【図5】 本発明の一実施形態に係る摩擦ポンプを適用
した、蓄熱式空気調和装置の系統図である。
【図6】 本発明の一実施形態に係る摩擦ポンプを適用
した、ガスヒートポンプ式空気調和装置の系統図であ
る。
【図7】 本発明の一実施形態に係る摩擦ポンプを適用
した、自動車用(カーエアコン用)空気調和装置の概略
系統図である。
【図8】 従来のねじ式液冷媒ポンプの断面構造図であ
る。
【符号の説明】
100,120,130,140 ねじ式冷媒液ポンプ 100a ポンプ部 100b モータ部 101a ポンプ部側ハウジング 101b モータ部側ハウジング 105 回転軸 106 ロータ部材(ポンプロータ) 108 吐出孔(軸孔) 110a モータロータ 110b モータステータ 111 エアギャップ(流体流路) 121,131 冷媒配管(流体流路) 140a ポンプ部 140b モータ部 141 ハウジング(ポンプ部側ハウジング) 143 ロータ部材(ポンプロータ) 146 回転軸 150 ハウジング(モータ部側ハウジング) 152 支持部材(上流側支持部材) 153 支持部材(下流側支持部材) 152b 上流側支持部材内流路(流体流路) 153b 下流側支持部材内流路(流体流路) 155a モータロータ 155b モータステータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を圧送するポンプ部と、該ポンプ部
    を駆動するモータ部とを備えたポンプにおいて、 前記ポンプ部は、ポンプ部側ハウジングと、該ポンプ部
    側ハウジングの内部に収容されたポンプロータとを備
    え、 前記モータ部は、前記ポンプ部側ハウジングと連通され
    たモータ部側ハウジングと、該モータ部側ハウジングの
    内部に収容され、前記ポンプロータと共通の回転軸に設
    けられたモータロータと、前記モータ部側ハウジングの
    外部に位置して前記モータロータを取り囲んで設けられ
    たモータステータと、該モータ部を軸方向に貫通する流
    体流路とを備え、 前記モータロータが回転することにより前記ポンプロー
    タが回転して流体が前記ポンプ部から前記流体流路に流
    入することを特徴とするポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のポンプにおいて、 前記流体流路は、前記モータ部側ハウジングと前記モー
    タロータとの間に形成されているエアギャップであるこ
    とを特徴とするポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のポンプにおい
    て、 前記流体流路は、前記モータ部内の前記回転軸の内部に
    軸方向に形成されている軸孔であることを特徴とするポ
    ンプ。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載のポンプにおい
    て、 前記流体流路は、前記モータ部側ハウジングの外部に位
    置し、前記モータステータを貫通して設けられた配管で
    あることを特徴とするポンプ。
  5. 【請求項5】 請求項1または2に記載のポンプにおい
    て、 前記流体流路は、前記モータ部側ハウジングの外側に位
    置し、前記モータステータの外周面に沿って配設された
    配管であることを特徴とするポンプ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のポンプにおいて、 前記モータ部は、前記モータ部側ハウジングの一部をな
    し、前記回転軸のモータ部内における流体の上流側端部
    及び下流側端部をそれぞれ軸支する一対の支持部材を備
    え、前記流体流路は、前記上流側の前記支持部材を貫通
    して設けられた上流側支持部材内流路と、前記モータ部
    側ハウジングと前記モータロータとの間に形成されてい
    るエアギャップと、前記下流側の前記支持部材を貫通し
    て設けられた下流側支持部材内流路とにより構成されて
    いることを特徴とするポンプ。
JP2001262041A 2001-08-30 2001-08-30 ポンプ Withdrawn JP2003065278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001262041A JP2003065278A (ja) 2001-08-30 2001-08-30 ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001262041A JP2003065278A (ja) 2001-08-30 2001-08-30 ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003065278A true JP2003065278A (ja) 2003-03-05

Family

ID=19088994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001262041A Withdrawn JP2003065278A (ja) 2001-08-30 2001-08-30 ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003065278A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100339797B1 (ko) 오일 증류기를 이용하는 스크류 압축기용 윤활 시스템
US9207004B2 (en) Refrigeration cycle apparatus
US20060191288A1 (en) Multi-stage refrigeration system including sub-cycle control characteristics
WO2016201623A1 (zh) 制冷循环装置
WO2017215493A1 (zh) 制冷机组
CN101963161B (zh) 涡轮压缩机及冷冻机
US5894735A (en) Heat pump system using energy-supplying mechanism to control refrigerant pressure
JP2007225141A (ja) ガスヒートポンプ式空気調和装置及びガスヒートポンプ式空気調和装置の起動方法
US20170102003A1 (en) Chiller Compressor Rolling Bearings with Squeeze Film Dampers
EP1411309A2 (en) Expander
JP3728399B2 (ja) 遠心式冷却機のための油/冷媒ポンプ
JP2004044954A (ja) ガス軸受付き圧縮機を備えたターボ冷凍機及びその運転方法
JP2022528256A (ja) 空気調和装置
WO2018090894A1 (zh) 压缩机组件及其控制方法和制冷/制热系统
US5966952A (en) Heat pump system with balanced total heating-emitting and absorbing capacities and method for stable heat pumping operation
JP4650049B2 (ja) 冷凍装置
JP2003065278A (ja) ポンプ
JP2010060202A (ja) 冷凍機用電動機における冷却構造
US5765380A (en) Air-conditioning apparatus using radiation heat control system and method for stable air-conditioning operation
JP4963971B2 (ja) ヒートポンプ式設備機器
JP2003056474A (ja) ポンプ
JP2003056483A (ja) ポンプ及びこれを備えた空気調和装置
JP2003065275A (ja) ポンプ
JP2003056479A (ja) ポンプ及びこれを備えた空気調和装置
JP2002310084A (ja) ポンプ及びこれを備えた空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081104