JP2003065225A - 往復式冷媒圧縮機 - Google Patents

往復式冷媒圧縮機

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JP2003065225A
JP2003065225A JP2001257627A JP2001257627A JP2003065225A JP 2003065225 A JP2003065225 A JP 2003065225A JP 2001257627 A JP2001257627 A JP 2001257627A JP 2001257627 A JP2001257627 A JP 2001257627A JP 2003065225 A JP2003065225 A JP 2003065225A
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discharge
rear head
pressing
cylinder
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JP2001257627A
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Inventor
Masahito Shimada
正仁 島田
Yoshiyuki Ishida
欣之 石田
Keiichi Matsuda
慶一 松田
Norikatsu Kiso
教勝 木曽
Kazutada Kojima
一恭 小島
Akihiro Koseki
明宏 小関
Kenji Asami
健二 浅見
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Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力損失を増大させることなく吐出脈動を低
減して騒音の発生を抑制することができる往復式圧縮機
を提供する。 【解決手段】 複数のシリンダボア6が形成されたシリ
ンダブロック1と、シリンダボア6内に形成される圧縮
室22と、シリンダブロック1に固定されるリヤヘッド
3と、リヤヘッド3に形成され、圧縮室22へ送る冷媒
を溜める吸入室13と、リヤヘッド3に形成され、圧縮
室22から吐出された冷媒を溜める吐出室12と、シリ
ンダブロック1とリヤヘッド3との間に配置され、圧縮
室22と吸入室13とを仕切るとともに、圧縮室22と
吐出室12とを仕切るバルブプレート2と、リヤヘッド
3とバルブプレート2との間に配置され、吸入室13と
吐出室12との気密を保持するとともに、吐出弁17の
リフト量を規制するリテーナ51を有するガスケット5
0とを備えた往復式冷媒圧縮機において、ガスケット5
0をバルブプレート2に押し付けるための押付部61
を、リヤヘッド3の底面3bに一体に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車用空調装置
の冷媒圧縮機として用いられる往復式冷媒圧縮機に関
し、例えば斜板式圧縮機や揺動板式圧縮機等のようにピ
ストンが往復する形式の往復式冷媒圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】往復式冷媒圧縮機は、複数のシリンダボ
アが形成されたシリンダブロックと、シリンダボア内に
形成される圧縮室と、シリンダブロックに固定されるリ
ヤヘッドと、リヤヘッドに形成され、圧縮室へ送る冷媒
を溜める吸入室と、リヤヘッドに形成され、圧縮室から
吐出された冷媒を溜める吐出室と、シリンダブロックと
リヤヘッドとの間に配置されたバルブプレートと、リヤ
ヘッドとバルブプレートとの間に配置されたガスケット
とを備えている。
【0003】バルブプレートは、圧縮室と吸入室とを仕
切るとともに、圧縮室と吐出室とを仕切る。
【0004】ガスケットは、吸入室と吐出室との気密を
保持するとともに、吐出弁のリフト量を規制するリテー
ナを有する。
【0005】吸入室はシリンダヘッドの中央部に位置
し、吐出室は吸入室の周囲に位置する。
【0006】ピストンがシリンダボア内を往復運動し、
シリンダボア内の圧縮室の容積が変化し、この容積変化
によって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が順次行われ
る。
【0007】吸入時、吸入弁が開き、吸入室からシリン
ダボア内の圧縮室へ低圧の冷媒ガスが吸入され、吐出
時、吐出弁が開き、圧縮室から吐出室へ高圧の冷媒ガス
が吐出される。
【0008】この種の圧縮機においては、吐出弁の振動
に起因して冷媒ガスの吐出脈動が発生し、騒音を発生さ
せるという問題があった。
【0009】これを防ぐ圧縮機として、実開平4−12
1475号公報に記載されているような押さえ壁を吐出
室に設けるものが知られている。
【0010】図8は押さえ壁を有する従来の圧縮機の部
分拡大図である。
【0011】リヤヘッド503は、圧縮室へ送る冷媒ガ
スを溜める吸入室513と、圧縮室から吐出された冷媒
を溜める吐出室512と、吸入室513と吐出室512
とを仕切る隔壁560とを備えている。
【0012】リヤヘッド503の外周壁503cには、
リテーナをバルブプレートに押し付ける押さえ壁561
が半径方向内側へ延びている。押さえ壁561の端部は
吐出ポート516の中心Oより半径方向内側に位置して
いる。この押さえ壁561によって吐出室512内の冷
媒ガスの流れに乱れが発生し、吐出脈動が低減する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この圧縮機に
よれば、吐出脈動を低減することはできるが、押さえ壁
561によって冷媒ガスの流れが大きく乱れ、冷媒ガス
が大きな渦となって回転しながら不規則な軌道を描いて
流れるため、吐出室512の内部で圧力損失が増大する
という問題があった。
【0014】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は圧力損失を増大させることなく吐
出脈動を低減して騒音の発生を抑制することができる往
復式圧縮機を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明は、複数のシリンダボアが形成さ
れたシリンダブロックと、前記シリンダボア内に形成さ
れる圧縮室と、前記シリンダブロックに固定されるシリ
ンダヘッドと、前記シリンダヘッドに形成され、前記圧
縮室へ送る冷媒を溜める吸入室と、前記シリンダヘッド
に形成され、前記圧縮室から吐出された冷媒を溜める吐
出室と、前記シリンダブロックと前記シリンダヘッドと
の間に配置され、前記圧縮室と前記吸入室とを仕切ると
ともに、前記圧縮室と前記吐出室とを仕切るバルブプレ
ートと、前記シリンダヘッドと前記バルブプレートとの
間に配置され、前記吸入室と前記吐出室との気密を保持
するとともに、吐出弁のリフト量を規制するリテーナを
有するガスケットとを備えた往復式冷媒圧縮機におい
て、前記ガスケットを前記バルブプレートに押し付ける
ための押付部を、前記シリンダヘッドの底面に一体に形
成したことを特徴とする。
【0016】押さえ壁が吐出室の外周壁から半径方向内
側へ吐出ポートの中心を越えて延びる構成でないため、
冷媒ガスの流れの乱れの程度が従来例の押さえ壁に比し
て小さくなり、従来例の押さえ壁のように大きな渦を生
じさせないとともに、吐出室容積を大きくできる。
【0017】請求項2記載の発明は、請求項1記載の往
復式冷媒圧縮機において、前記押付部が前記吸入室と前
記吐出室とを仕切る隔壁に連なることを特徴とする。
【0018】押付部が吸入室と吐出室とを仕切る隔壁に
連なるため、ピストンがシリンダボア内を往復運動した
ときに生じる隔壁の一部が中央部側へ変形するのを抑制
することができる。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項2項記載の
往復式冷媒圧縮機において、前記押付部に冷媒流路が形
成されていることを特徴とする。
【0020】押付部に冷媒流路が形成されているため、
吐出室内の冷媒ガスの流れが円滑になる。
【0021】請求項4記載の発明は、請求項1記載の往
復式冷媒圧縮機において、互いに隣接する前記押付部を
支持する支持壁が前記底面に形成されていることを特徴
とする。
【0022】互いに隣接する押付部を支持する支持壁が
底面に形成されているため、押付部の強度を高めること
ができる。
【0023】請求項5記載の発明は、請求項1〜4のい
ずれか1項記載の往復式冷媒圧縮機において、前記押付
部が柱状であることを特徴とする。
【0024】押付部が柱状であるため、従来例の押さえ
壁に比べて冷媒ガスの流れに大きな乱れを発生させな
い。
【0025】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0026】図1はこの発明の第1実施形態に係る可変
容量型斜板式圧縮機の縦断面図、図2(a)はガスケッ
トの平面図,図2(b)は図2(a)の2b−2b線に
沿う部分拡大断面図である。
【0027】この可変容量型斜板式圧縮機(往復式冷媒
圧縮機)のシリンダブロック1の一端面には、バルブプ
レート2を介してリヤヘッド(シリンダヘッド)3が、
他端面にはフロントヘッド4がそれぞれ固定されてい
る。
【0028】シリンダブロック1には、シャフト5を中
心にして周方向に一定間隔おきに複数のシリンダボア6
が配設されている。これらのシリンダボア6内にはそれ
ぞれピストン7が摺動自在に収容されている。
【0029】フロントヘッド4には斜板10やスラスト
フランジ40等を収容するクランク室8が形成されてい
る。
【0030】斜板10はヒンジボール9を介してシャフ
ト5に傾斜かつ摺動可能に取り付けられている。また、
斜板10はリンク機構41によってスラストフランジ4
0に連結され、スラストフランジ40の回転につれて一
体に回転する。
【0031】シャフト5の一端部はラジアル軸受26を
介してフロントヘッド4に回転可能に支持され、シャフ
ト5の他端部はスラスト軸受24及びラジアル軸受25
を介してシリンダブロック1に回転可能に支持されてい
る。
【0032】また、斜板10の周縁部とピストン7の一
端部とはシュー45,46を介して連結されている。
【0033】1つのピストン7に対して1組のシュー4
5,46が斜板10を挟むように配置され、シュー4
5,46はシャフト5の回転につれて斜板10の摺動面
10a,10b上を相対回転する。斜板10の回転によ
りピストン7がシリンダボア6内を往復運動する。この
斜板10の傾斜角度はクランク室8の圧力に応じて変化
する。
【0034】シリンダブロック1とリヤヘッド3との間
にはバルブプレート2が配置され、圧縮室22と吐出室
12及び吸入室13とを仕切る。リヤヘッド3とバルブ
プレート2との間にはガスケット50が配置され、吸入
室13と吐出室12との気密を保持する。ガスケット5
0は後述する吐出弁17のリフト量を規制するリテーナ
51を有する。
【0035】バルブプレート2には、圧縮室22と吐出
室12とを連通させる吐出ポート16と、圧縮室22と
吸入室13とを連通させる吸入ポート15とが、それぞ
れ周方向に沿って一定間隔おきに設けられている。
【0036】吐出ポート16は吐出弁17により開閉さ
れ、吐出弁17はバルブプレート2のリヤヘッド側端面
にガスケット50とともにボルト19により固定されて
いる。
【0037】吸入ポート15は吸入弁21により開閉さ
れ、吸入弁21はバルブプレート2のフロントヘッド側
端面とシリンダブロック1との間に配設されている。
【0038】吐出弁17が開いたとき、バルブプレート
2の吐出ポート16を介して圧縮室22と吐出室12と
が連通する。
【0039】吸入弁21が開いたとき、バルブプレート
2の吸入ポート15及びガスケット50の吸入ポート5
5を介して圧縮室22と吸入室13とが連通する。
【0040】吐出室12とクランク室8とを連通する通
路3aの途中には圧力調整弁32が設けられ、吐出室1
2とクランク室8内との圧力調整を行う。なお、図1に
おいて、通路3aのうち、圧力調整弁32とクランク室
8とを連通させる部分は見えていない。
【0041】図3はリヤヘッドのフロント側端面図、図
4は吐出室の部分拡大図である。図4において、矢印は
冷媒ガスの流れを示す。
【0042】リヤヘッド3には吸入室13と吐出室12
とを仕切る隔壁60が形成されている。
【0043】吸入室13はリヤヘッド3の中央部に位置
し、吸入室13は圧縮室22へ送る冷媒ガスを溜める。
【0044】吐出室12は吸入室13の周囲に位置し、
吐出室12は圧縮室22から吐出された冷媒ガスを溜め
る。
【0045】吐出室12にはガスケット50をバルブプ
レート2に押し付けるための複数の押付部61が、リヤ
ヘッド3の底面3bに一体に形成されている。押付部6
1はほぼ矩形断面をした柱状である。
【0046】押付部61の半径方向長さRPは吐出室1
2の最大半径方向長さRMの1/6以上1/3以下の範
囲である。
【0047】図4と図1とを参照して斜板式圧縮機の作
動を説明する。
【0048】図示しないエンジンの回転動力がシャフト
5に伝達されると、シャフト5の回転力はスラストフラ
ンジ40、リンク機構41を経て斜板10に伝達され、
斜板10が回転する。
【0049】斜板10の回転によりシュー45,46が
斜板10の摺動面10a,10b上を相対回転し、斜板
10からの回転力がピストン7の直線往復運動に変換さ
れる。
【0050】ピストン7がシリンダボア6内を摺動する
と、シリンダボア6内の圧縮室22の容積が変化し、こ
の容積変化によって冷媒ガスの吸入、圧縮及び吐出が順
次行われる。
【0051】吸入室13の冷媒ガスは吸入弁21を介し
てシリンダボア6内の圧縮室22へ流入する。
【0052】圧縮室22で圧縮された後、冷媒ガスは吐
出ポート16、吐出弁17を介して吐出室12へ流入す
る。
【0053】吐出室12へ流入した冷媒ガスは図4の矢
印に示すように柱状の押付部61の周囲を流れる。
【0054】このとき、押付部61の半径方向の長さR
Pが従来例の押さえ壁561の半径方向の長さに比べて
短いため、冷媒ガスの流れの乱れ程度が従来例の押さえ
壁561に比して小さくなり、従来例の押さえ壁561
のように大きな渦が生じない。
【0055】この実施形態によれば、吐出室12内の冷
媒ガスの流れが円滑になり圧力損失を増大させることが
ない。また、吐出室12の容積を大きくすることができ
るので、吐出脈動が低減して騒音の発生を抑制すること
ができる。
【0056】図5(a)はこの発明の第2施形態に係る
斜板式圧縮機のリヤヘッドの端面図、図5(b)は図5
(a)の5b−5b線に沿う断面図であり、第1実施形
態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略
する。
【0057】この実施形態は互いに隣接する押付部61
を支持する支持壁65を底面3bと一体に形成した点で
第1実施形態と相違する。
【0058】2つの柱状の押付部61が支持壁65によ
って支持されるため、押付部61の強度を高めることが
できる。
【0059】なお、押付部61及び支持壁65の半径方
向の長さRP、RSは、リテーナ50の破壊疲労限度及
び押付部61の加工を考慮して、吐出室12の最大半径
方向長さRMの1/6以上1/3以下の範囲とする。
【0060】この実施形態によれば、第1実施形態と同
様の効果を奏するとともに、ガスケット50をより確実
にバルブプレート2に押し付けることができる。
【0061】図6(a)はこの発明の第2施形態の変形
例に係る斜板式圧縮機のリヤヘッドの端面図、図6
(b)は図6(a)の6b−6b線に沿う断面図であ
り、第1実施形態と共通する部分には同一符号を付して
その説明を省略する。
【0062】この変形例は支持壁165の半径方向の長
さRSを第2実施形態の支持壁65より小さくするとと
もに、支持壁165の高さ方向の長さRHを第2実施形
態の支持壁65より大きくした点で第2実施形態と相違
する。
【0063】この変形例によれば、第1実施形態と同様
の効果を奏するとともに、第2実施形態より圧力損失が
小さくなる。
【0064】図7(a)はこの発明の第3施形態に係る
斜板式圧縮機のリヤヘッドの端面図、図7(b)は図7
(a)の7b−7b線に沿う断面図であり、第1実施形
態と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略
する。
【0065】この実施形態は押付部261を吸入室13
と吐出室12とを仕切る隔壁260に形成するととも
に、各押付部261に冷媒流路263を形成した点で第
1実施形態と相違する。
【0066】押付部261で区画された吐出室12内の
空間間(例えば空間S1と空間S2との間)に冷媒流路
263を介して冷媒ガスの流れが発生するため、押付部
261で区画された空間S1、空間S2の冷媒ガスのよ
どみが少なくなり、冷媒ガスの流れが円滑になる。
【0067】この実施形態によれば、第1実施形態と同
様の効果を奏する。
【0068】なお、上記各実施形態ではこの発明を吸入
室がシリンダヘッドの中央部に位置し、吐出室が吸入室
の周囲に位置する可変容量型斜板式圧縮機に適用した場
合で説明したが、吐出室がシリンダヘッドの中央部に位
置し、吸入室が吐出室の周囲に位置する可変容量型斜板
式圧縮機に適用することもできる。
【0069】また、上記各実施形態ではこの発明を可変
容量型斜板式圧縮機に適用したが、可変容量型斜板式圧
縮機以外の揺動板式圧縮機等の他の往復式冷媒圧縮機に
も適用することができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
の往復式圧縮機によれば、圧力損失を増大させることな
く吐出脈動を低減して騒音の発生を抑制することができ
る。
【0071】請求項2記載の発明の往復式圧縮機によれ
ば、吸入室と吐出室との間の冷媒ガスの漏れが低減さ
れ、圧縮機の性能を向上させることができる。
【0072】請求項3記載の発明の往復式圧縮機によれ
ば、押付部で区画された空間の冷媒ガスのよどみが少な
くなり、冷媒ガスの流れが円滑になり、圧力損失を大幅
に低減させることができる。
【0073】請求項4記載の発明の往復式圧縮機によれ
ば、ガスケットを確実にバルブプレートに押し付けるこ
とができる。
【0074】請求項5記載の発明の往復式圧縮機によれ
ば、吐出室内部での圧力損失の増大を抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る斜板式圧
縮機の縦断面図である。
【図2】図2(a)はガスケットの平面図、図2(b)
は図2(a)の2b−2b線に沿う部分拡大断面図であ
る。
【図3】図3はリヤヘッドのフロント側端面図である。
【図4】図4は吐出室の部分拡大図である。
【図5】図5(a)はこの発明の第2施形態に係る斜板
式圧縮機のリヤヘッドの端面図、図5(b)は図5
(a)の5b−5b線に沿う断面図である。
【図6】図6(a)はこの発明の第2施形態の変形例に
係る斜板式圧縮機のリヤヘッドの端面図、図6(b)は
図6(a)の6b−6b線に沿う断面図である。
【図7】図7(a)はこの発明の第3施形態に係る斜板
式圧縮機のリヤヘッドの端面図、図7(b)は図7
(a)の7b−7b線に沿う断面図である。
【図8】図8は押さえ壁を有する従来の圧縮機の部分拡
大図である。
【符号の説明】
1 シリンダブロック 2 バルブプレート 3 リヤヘッド(シリンダヘッド) 3b 底面 6 シリンダボア 12 吐出室 13 吸入室 22 圧縮室 50 ガスケット 51 リテーナ 60,260 隔壁 61,261 押付部 65,165 支持壁 263 冷媒流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 欣之 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 (72)発明者 松田 慶一 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 (72)発明者 木曽 教勝 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 (72)発明者 小島 一恭 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 (72)発明者 小関 明宏 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 (72)発明者 浅見 健二 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセルヴァレオクライメート コントロール内 Fターム(参考) 3H003 AA03 AC03 BA00 CC11 CC12 CD02 3H076 AA06 BB01 BB02 CC20 CC39

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシリンダボアが形成されたシリン
    ダブロックと、 前記シリンダボア内に形成される圧縮室と、 前記シリンダブロックに固定されるシリンダヘッドと、 前記シリンダヘッドに形成され、前記圧縮室へ送る冷媒
    を溜める吸入室と、 前記シリンダヘッドに形成され、前記圧縮室から吐出さ
    れた冷媒を溜める吐出室と、 前記シリンダブロックと前記シリンダヘッドとの間に配
    置され、前記圧縮室と前記吸入室とを仕切るとともに、
    前記圧縮室と前記吐出室とを仕切るバルブプレートと、 前記シリンダヘッドと前記バルブプレートとの間に配置
    され、前記吸入室と前記吐出室との気密を保持するとと
    もに、吐出弁のリフト量を規制するリテーナを有するガ
    スケットとを備えた往復式冷媒圧縮機において、 前記ガスケットを前記バルブプレートに押し付けるため
    の押付部を、前記シリンダヘッドの底面に一体に形成し
    たことを特徴とする往復式冷媒圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記押付部が前記吸入室と前記吐出室と
    を仕切る隔壁に連なることを特徴とする請求項1記載の
    往復式冷媒圧縮機。
  3. 【請求項3】 前記押付部に冷媒流路が形成されている
    ことを特徴とする請求項2項記載の往復式冷媒圧縮機。
  4. 【請求項4】 互いに隣接する前記押付部を支持する支
    持壁が前記底面に形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の往復式冷媒圧縮機。
  5. 【請求項5】 前記押付部が柱状であることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか1項記載の往復式冷媒圧縮
    機。
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Cited By (2)

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