JP2003065019A - 小型船舶のオイルタンク冷却構造 - Google Patents

小型船舶のオイルタンク冷却構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オイルタンク内のオイルの冷却効率がより高
まるようにする。 【解決手段】 オイルタンク27内のオイル戻し通路6
9の出口69aのオイルは、冷却水通路77が形成され
た冷却プレート79の貫通穴76fを通って冷却プレー
ト76の上面側に吐出されて、入口開口81aからオイ
ル通路78内を通りながら出口開口81bからオイルタ
ンク27内に排出されるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、小型船舶のオイル
タンク冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】小型船舶、例えば水ジェット推進艇は、
エンジンで駆動されるジェット推進機で発生する噴流を
噴射ノズルから噴射することにより推進するものであ
る。
【0003】このような水ジェット推進艇においては、
エンジンで駆動される推進機から供給される冷却水をオ
イルタンクの側壁に形成された冷却水通路に導いて冷却
するものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなオイルタ
ンク冷却構造では、オイルタンク内のオイルの冷却効率
をより高めたいという要望がある。
【0005】本発明は、上記要望に応えるためになされ
たもので、オイルタンク内のオイルの冷却効率がより高
まる小型船舶のオイルタンク冷却構造を提供することを
課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、エンジンで駆動される推進機から供給さ
れる冷却水をオイルタンクに形成された冷却水通路に導
いて冷却する小型船舶のオイルタンク冷却構造におい
て、上記オイルタンク内のオイル戻し通路の出口以上の
高さ位置に冷却プレートが配置され、この冷却プレート
の片面側には冷却水通路が形成され、他面側にはオイル
通路が形成される一方、上記冷却プレートには、上記戻
り用オイル通路の出口に対応する貫通穴が形成されると
ともに、この貫通穴から上面側に吐出されたオイルをオ
イル通路に導く入口開口と、オイル通路内のオイルをタ
ンク内に排出する出口開口とが形成されていることを特
徴とする小型船舶のオイルタンク冷却構造を提供するも
のである。
【0007】本発明によれば、オイル戻し通路の出口の
オイルは、冷却プレートの貫通穴を通って冷却プレート
の上面側に吐出されて、入口開口からオイル通路内を通
りながら出口開口からタンク内に排出されるようになる
から、オイル通路内を通るときに冷却水通路で冷却され
るので、オイルの冷却効率がより高まるようになる。
【0008】請求項2のように、上記冷却プレートの上
面側に冷却水通路が形成され、下面側にオイル通路が形
成されていると、冷却プレートの貫通穴を通って冷却プ
レートの上面側に吐出されたときにもオイルが冷却され
るので、オイルの冷却効率がより高まるようになる。
【0009】請求項3のように、上記オイル通路には、
冷却水通路側の壁面からオイル通路内に突出する放熱用
フィンが形成されていると、冷却水通路側の壁面の表面
積が増加して冷却性能が向上するようになる。
【0010】請求項4のように、上記冷却プレートは、
オイルタンクと蓋体との合面に介設されていると、オイ
ルタンクに蓋体を取付けるときに、冷却プレートも同時
に組み付けることができるので、組み付け性が良好にな
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1は水ジェット推進艇の側面図、図2は
水ジェット推進艇の平面図、図3はエンジンの右舷側斜
視図、図4はエンジンの左舷側斜視図、図5はエンジン
の要部破断後面図、図6はクランクケースとオイルタン
クの背面図である。
【0013】図1および図2に示すように、水ジェット
推進艇1は、断面略V字形のハル2aと、その上部に被
着されたデッキ2bとが接合されて一体化された艇体2
を有し、この艇体2内のハル2aの前後方向略中央部に
は、クランク軸12(図5参照)が艇体前後方向に延在
するようにしてエンジン3が複数のエンジンマウント1
6(図3参照)を介して搭載されている。
【0014】上記エンジン3の前方には燃料タンク4が
配置され、エンジン3と燃料タンク4の上方はハッチカ
バー5と一対のカバー部材6とによって覆われている。
【0015】また、エンジン3の上方のデッキ2b上面
にはステアリングハンドル7が設けられるとともに、こ
のステアリングハンドル7の前方には、左右一対の吸気
ダクト(ベンチレーションホース)8がデッキ2bを貫
通してその上端が艇体2の外部に向かって開口してい
る。これら吸気ダクト8により、外気を艇体2内に導入
し、エンジン3への吸気の供給と艇体2内の換気を行う
ようにしている。このデッキ2bには、エンジン3の点
検・整備用の開口2c(図5参照)が形成されている。
【0016】上記ステアリングハンドル7の後方には、
シート9が着脱自在に配設され、このシート9の両側に
は、図2に示すように、左右一対のフートステップ2d
が形成されるとともに、このシート9の後部下方には、
収納ボックス10が配置されている。
【0017】図3〜図5に示すように、上記エンジン3
は、水冷式4気筒4サイクルのエンジンであり、シリン
ダブロック17の下部にクランクケース18が取付けら
れ、シリンダブロック17の上部にシリンダヘッド19
が取付けられている。
【0018】上記シリンダブロック17内の各気筒には
ピストン20が配設され、このピストン20は、コネク
ティングロッド21を介してクランク軸12に連結され
る一方、シリンダヘッド19に形成された吸気ポート1
9aおよび排気ポート19bが吸気バルブ22および排
気バルブ23でそれぞれ開閉されるようになる。これら
バルブ22,23は、カムシャフト24,25により駆
動され、これらカムシャフト24,25はシリンダヘッ
ドカバー28で覆われている。
【0019】上記エンジン3の上方には吸気ボックス4
3が配置され、この吸気ボックス43からスロットルボ
ディ44の吸気通路を通り、吸気ポート19aを介して
吸気される。また、二次空気導入装置(AIS)36が
配置されている。
【0020】上記エンジン3は、ドライサンプ方式の潤
滑装置を備え、エンジン3の後部側には潤滑オイルを溜
めておくオイルタンク27が配置されている。
【0021】上記シリンダヘッ19の排気ポート19b
には、排気管30が接続され、この排気管30は、エン
ジン3の右舷側から前側を通ってエンジン3の左舷側に
回り込んで、後方に向けて延在されている。
【0022】上記排気管30の後端部にはウォータロッ
ク35が接続され、このウォータロック35には、下流
側排気管35a(図2参照)の取付部が形成されてい
る。
【0023】図1に示したように、上記艇体2の後端部
における艇体幅方向の中央部にはジェット推進機11が
配置されており、エンジン3の出力軸14には、カップ
リング15を介してインペラ軸13が連結され、このイ
ンペラ軸13はジェット推進機11内に導入されて、そ
の後端部にはジェット推進機11のインペラハウジング
11aに内蔵された不図示のインペラが取り付けられて
いる。また、ジェット推進機11の後端部には、ステア
リングハンドル7の操舵操作によってその方向が左右に
変化する操向ノズル26が揺動自在に取付けられてい
る。
【0024】上記水ジェット推進艇1では、エンジン3
によってジェット推進機11が駆動されると、このジェ
ット推進機11において発生する推力によって水上を滑
走するとともに、ジェット推進機11のポンプ作用によ
ってインペラハウジング11aにおけるインペラよりも
下流側の正圧部から海水等が冷却水として取り込まれ、
この冷却水によりエンジン3が冷却されるように構成さ
れている。
【0025】図6に示すように、上記エンジン3のクラ
ンクケース18の後面にはポンプハウジング50が取付
けられ、このポンプハウジング50の後面開口部にはキ
ャップ51が取付けられて、上記ポンプハウジング50
内には、上記クランク軸12に連結されたポンプ軸12
Aと、このポンプ軸12Aで駆動される吸込み側(スカ
ベンジ)ポンプ52と送り側(フィード)ポンプ53と
が収納されている。
【0026】上記ポンプハウジング50の下部には吸込
み用オイル通路54が形成され、このオイル通路54
は、上記クランクケース18に形成されたオイル吸込み
口18aを介してクランクケース18の底部のオイルパ
ンに連通している。また、オイル通路54には吸込み側
ポンプ52の吸込み口63が開口している。
【0027】上記ポンプハウジング50には、吸込み側
ポンプ52の吐出口55から上方に向かって延びるオイ
ル通路56が形成され、このオイル通路56には上記オ
イルタンク27内に形成されたオイル戻し通路69の入
口69a(図7参照)に接続されている。
【0028】上記ポンプハウジング50には、上記オイ
ルタンク27の底部に連なるオイル通路58が形成さ
れ、このオイル通路58は、送り側ポンプ53の吸込み
口59に接続されている。また、送り側ポンプ53の吐
出口60はポンプハウジング50に形成されたオイル通
路61に開口して、このオイル通路61は、オイルフィ
ルター62(図4、図5参照)を介してエンジン3の各
部(摺動部)に接続されている。
【0029】そして、エンジン3の駆動時に、エンジン
3の各部を潤滑・冷却してクランクケース18内のオイ
ルパン37に滴下したオイルは、オイル吸込み口18a
からオイル通路54を通って吸込み口63から吸込み側
ポンプ52に吸込まれ、吐出口55からオイル通路56
とオイル戻し通路69を通ってオイルタンク27に戻さ
れて冷却されるとともに、このオイルタンク27のオイ
ルは、オイル通路58を通って吸込み口59から送り側
ポンプ53に送り込まれ、吐出口60からオイル通路6
1を通ってエンジン3の各部を潤滑・冷却した後に、オ
イルパン37に滴下するというサイクルを繰り返すよう
になる。
【0030】図7はオイルタンク27の背面断面図、図
8はオイルタンク27の側面断面図、図9は冷却プレー
ト76であり、(a)は上カバー79を外した平面図、
(b)は側面図、(c)は(a)のA−A線断面図、図
10は冷却プレート76であり、(a)は下カバー80
を外した底面図、(b)は(a)のB−B線断面図、図
11は冷却プレート76であり、(a)は図9(a)の
C−C線断面図、(b)は図9(a)のD−D線断面図
である。
【0031】上記オイルタンク27は、前側壁27aと
後側壁27bと左右側壁27c,27dと底壁27eと
で四角箱状に形成されて、上開口27fは、後述するよ
うに冷却プレート76を介して蓋体65で閉塞されてい
る。
【0032】上記オイルタンク27の前側壁27aと後
側壁27bの外面には放熱用フィン27gがそれぞれ形
成されるとともに、この前側壁27aと後側壁27bの
外面は、それぞれ隙間を隔てて側壁蓋体66で閉塞され
て、この隙間に冷却水通路67が形成されている。ま
た、左右側壁27c,27dと底壁27eの内部にも冷
却水通路68が形成されている。この各冷却水通路6
7,68には具体的に図示しないが、上述したエンジン
3の冷却水の一部が供給されることにより、オイルタン
ク27内のオイルが冷却されるようになる。
【0033】上記オイルタンク27内の左側壁27cに
は、底壁27eの付近の入口69aから上開口27fの
付近の出口69bまでほぼ鉛直に延在するオイル戻し通
路69が形成されるとともに、底壁27eには、上記ポ
ンプハウジング50のオイル通路58に連通するオイル
出口通路70が形成されている。
【0034】上記オイル出口通路70にはフィルター7
1が取付けられるとともに、このオイル出口通路70は
入口側が広く、出口側が狭いすり鉢状に形成されてい
て、水ジェット推進艇1の発進時や停止時、あるいは航
走時の波等によってオイルタンク27に貯留されたオイ
ルの油面が大きく変動しても、オイル出口通路70から
空気が送り側ポンプ53側に吸い込まれることを防止で
きる。
【0035】上記オイルタンク27内の下段位置にはオ
イルの揺れを防止する下段バッフルプレート72が設け
られている。
【0036】上記蓋体65の上部両側にはロープを通し
てエンジン3を吊り上げ可能なハンガー65bが形成さ
れている。
【0037】上記オイルタンク27と蓋体65との合面
には冷却プレート76が介設されて、この冷却プレート
76は、周囲のねじ用穴76a(図9参照)を利用して
オイルタンク27と蓋体65とに液密に共締め固定され
ている。
【0038】上記冷却プレート76は、図9に示したよ
うに、上面側に窪み状の冷却水通路77が形成されると
ともに、下面側に窪み状のオイル通路78が形成されて
いる。このオイル通路78には、幅方向に所定に間隔を
隔てて長さ方向(オイル流通方向)に延在する放熱用フ
ィン76eが形成されている。
【0039】上記冷却プレート76の一側(右側)に
は、冷却水通路77とオイル通路78とから外れた貫通
穴76fが形成されるとともに、冷却プレート76の他
側(左側)には、冷却水通路77からは外れるがオイル
通路78に貫通するオイル入口開口81aが形成されて
いる。上記貫通穴76fは、上記オイル戻し通路69の
出口69bに合致する位置となるように設定され、この
貫通穴76fには、図11(b)に示すように、オイル
ガイド用スリーブ82がねじ穴83を利用してねじで固
定されている。
【0040】上記冷却プレート76の上面には冷却水通
路77を液密に塞ぐ上カバー79が多数のねじ穴76b
を利用してねじで固定されるとともに、冷却プレート7
6の両側部には冷却水入口76cと冷却水出口76dと
が形成されている。そして、上述したエンジン3の冷却
水の一部が冷却水入口76cから冷却水通路77に供給
されて冷却水出口76dから排出されるようになる(図
9(c)の矢印a参照)。
【0041】上記冷却プレート76の下面には、オイル
通路78とともに貫通穴76fを液密に塞ぐ下カバー8
0が多数のねじ穴76bを利用してねじで固定されてい
る。また、冷却プレート76の一側(右側)において、
オイル通路78の一部が下カバー80で塞がれないよう
に突出されて、この突出部でオイル出口開口81bが形
成されている。そして、冷却プレート76の上面側に吐
出されたオイルがオイル入口開口81aからオイル通路
78に供給されてオイル出口開口81bから排出される
ようになる(図11(a)の矢印b参照)。
【0042】上記のようにオイルタンク27を構成すれ
ば、エンジン3の冷却水の一部が冷却プレート76の冷
却水入口76cから冷却水通路77に供給されて冷却水
出口76dから排出されることにより、冷却プレート7
6全体が冷却されるようになる。
【0043】そして、オイル戻し通路69の出口69b
から上方に勢い良く吐出されたオイルの大部分は、冷却
プレート76の貫通穴76fを通って冷却プレート76
の上カバー79の上面に吐出されて(図7の矢印参
照)、まず上カバー79の上面を通りながら冷却される
とともに、この上カバー79から入口開口81aに入
り、Uターンしてオイル通路78を通りながら冷却され
て出口開口81bからオイルタンク27内に戻されるよ
うになる。
【0044】このように、オイル戻し通路69の出口6
9bから吐出されたオイルは、上カバー79の上面を通
りながら冷却され、ついで、Uターンしてオイル通路7
8を通りながら冷却されるから、上記各冷却水通路6
7,68による冷却と相俟ってオイルの冷却効率がより
高まる。
【0045】また、冷却プレート76の冷却水通路77
による冷却だけでなく、上カバー79でもオイルが冷却
されるので、オイルの冷却効率がより高まる。
【0046】さらに、オイル通路78の放熱用フィン7
6eにより冷却水通路77側の壁面の表面積が増加して
オイルの冷却性能が向上する。
【0047】さらにまた、冷却プレート76は、オイル
タンク27と蓋体65との合面に介設しているから、オ
イルタンク27に蓋体65を取付けるときに、冷却プレ
ート76も同時に共締め固定で組み付けることができる
ので、組み付け性が良好になる。
【0048】上記実施形態は、ジェット推進機11を備
えた水ジェット推進艇1であったが、船外機を備える小
型船舶にも適用できることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明は、オイル戻し通路の出口のオイルは、冷却プレート
の貫通穴を通って冷却プレートの上面側に吐出されて、
入口開口からオイル通路内を通りながら出口開口からタ
ンク内に排出されるようになるから、オイル通路内を通
るときに冷却水通路で冷却されるので、オイルの冷却効
率がより高まるようになる。
【0050】また、冷却プレートの上面側に冷却水通路
を形成し、下面側にオイル通路を形成すると(請求項
2)、冷却プレートの貫通穴を通って冷却プレートの上
面側に吐出されたときにもオイルが冷却されるので、オ
イルの冷却効率がより高まるようになる。
【0051】さらに、オイル通路に放熱用フィンが形成
すると(請求項3)、冷却水通路側の壁面の表面積が増
加して冷却性能が向上するようになる。
【0052】また、冷却プレートをオイルタンクと蓋体
との合面に介設すると(請求項4)、オイルタンクに蓋
体を取付けるときに、冷却プレートも同時に組み付ける
ことができるので、組み付け性が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水ジェット推進艇の側面図である。
【図2】 水ジェット推進艇の平面図である。
【図3】 エンジンの右舷側斜視図である。
【図4】 エンジンの左舷側斜視図である。
【図5】 エンジンの要部破断背面図である。
【図6】 クランクケースとオイルタンクの背面図で
ある。
【図7】 オイルタンクの背面断面図である。
【図8】 オイルタンクの側面断面図である。
【図9】 冷却プレートであり、(a)は上カバーを
外した平面図、(b)は側面図、(c)は(a)のA−
A線断面図である。
【図10】 冷却プレートであり、(a)は下カバーを
外した底面図、(b)は(a)のB−B線断面図であ
る。
【図11】 冷却プレートであり、(a)は図9(a)
のC−C線断面図、(b)は図9(a)のD−D線断面
図である。
【符号の説明】
1 水ジェット推進艇 2 艇体 3 エンジン 11 ジェット推進機 27 オイルタンク 69 オイル戻し通路 69b 出口 76 冷却プレート 76e 放熱用フィン 76f 貫通穴 77 冷却水通路 78 オイル通路 79 上カバー 80 下カバー 81a 入口開口 81b 出口開口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンで駆動される推進機から供給さ
    れる冷却水をオイルタンクに形成された冷却水通路に導
    いて冷却する小型船舶のオイルタンク冷却構造におい
    て、 上記オイルタンク内のオイル戻し通路の出口以上の高さ
    位置に冷却プレートが配置され、この冷却プレートの片
    面側には冷却水通路が形成され、他面側にはオイル通路
    が形成される一方、上記冷却プレートには、上記戻り用
    オイル通路の出口に対応する貫通穴が形成されるととも
    に、この貫通穴から上面側に吐出されたオイルをオイル
    通路に導く入口開口と、オイル通路内のオイルをタンク
    内に排出する出口開口とが形成されていることを特徴と
    する小型船舶のオイルタンク冷却構造。
  2. 【請求項2】 上記冷却プレートの上面側に冷却水通路
    が形成され、下面側にオイル通路が形成されている請求
    項1記載の小型船舶のオイルタンク冷却構造。
  3. 【請求項3】 上記オイル通路には、冷却水通路側の壁
    面からオイル通路内に突出する放熱用フィンが形成され
    ている請求項1または2記載の小型船舶のオイルタンク
    冷却構造。
  4. 【請求項4】 上記冷却プレートは、オイルタンクと蓋
    体との合面に介設されている請求項1〜3のいずれかに
    記載の小型船舶のオイルタンク冷却構造。
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