JP2003063095A - ユニット連結装置、記録装置 - Google Patents
ユニット連結装置、記録装置Info
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Abstract
本体が構成される記録装置において、ユニット同士の連
結或いは切り離し作業をより簡単に行える様にすること
により、記録装置の組立性或いはメンテナンス性を向上
させる様にすること。 【解決手段】 プリンタ100は、装置本体が給紙ユニ
ット1とキャリッジユニット20とを備え、これら2つ
のユニットの連結に1つのユニット連結装置50が用い
られる。ユニット連結装置50は板状体の連結部材37
を備え、該連結部材37がキャリッジユニット20の主
フレーム21a及び給紙ユニット1の取付部2aと係合
して、前記2つのユニットを連結する。連結部材37
と、主フレーム21a及び取付部2aとの係合は、掛止
手段及びスナップ手段によって行われる。
Description
合体することによって装置本体が構成された、被記録材
に記録を行う記録装置において、ユニット同士を連結す
る為のユニット連結装置に関する。また、本発明は、当
該ユニット連結装置が用いられた記録装置に関する。
置には、例えば装置の基体となるメインフレームを備
え、該メインフレームに記録装置の各構成要素が組み付
けられ、該メインフレームを中心として記録装置全体が
一体的に構成されたものがある。しかし、この様にメイ
ンフレームを核として記録装置全体が一体的に構成され
る場合、装置の組立作業が分業化できず、組立を効率的
に行えないと共に、メンテナンス性が低下することにな
る。そこで、記録装置を各ユニット毎に分割し、各ユニ
ット毎に組立作業を行った後に最後に各ユニットを合体
させる様な構成が採られる場合がある。
数のユニットを合体させて記録装置を組み立てる組立作
業においては、ユニット同士を連結する連結作業を容易
に且つ簡単に行える様にすることで、組立時間の短縮に
よって低コスト化を計ることができると共に、故障等が
発生した場合のメンテナンス性も向上することになる。
ものであり、その目的は、複数のユニットが合体するこ
とによって装置本体が構成される記録装置において、ユ
ニット同士の連結或いは切り離し作業をより簡単に行え
る様にすることによって記録装置の組立性或いはメンテ
ナンス性を向上させる様にすることにある。
に、本願請求項1記載のユニット連結装置は、複数のユ
ニットが合体することによって装置本体が構成された、
被記録材に記録を行う記録装置において、第1のユニッ
トと第2のユニットとを連結するユニット連結装置であ
って、前記第1のユニットに設けられる第1の係合部
と、前記第2のユニットに設けられる第2の係合部と、
前記第1の係合部と前記第2の係合部とに跨る様に配設
され、前記第1の係合部及び前記第2の係合部と係合す
ることによって前記第1のユニットと前記第2のユニッ
トとを連結する連結部材と、からなり、前記第1の係合
部と前記連結部材との係合が、前記連結部材が前記第1
の係合部に掛止する掛止手段によって行われ、且つ、前
記第2の係合部と前記連結部材との係合が、一方側に形
成された凹部に他方側に形成された凸部が弾性手段によ
って嵌入するスナップ手段によって行われる様に構成さ
れたことを特徴とする。
ユニットが合体することによって装置本体が構成される
記録装置の組立性とメンテナンス性をより一層向上させ
ることが可能となる。即ち、記録装置は複数のユニット
が合体することによって装置本体が構成されるので、複
数のユニットのうち任意の2つのユニット、つまり、第
1のユニットと第2のユニットとの間で、これらユニッ
ト同士を連結する連結作業が必要となる。ここで、第1
のユニットと第2のユニットとを連結する、本願請求項
1記載のユニット連結装置は、第1のユニットに設けら
れた第1の係合部と、第2のユニットに設けられた第2
の係合部と、これら第1の及び第2の係合部と係合する
連結部材とからなり、そして当該連結部材は、前記第1
の係合部に掛止する掛止手段によって前記第1の係合部
と係合し、且つ、前記第2の係合部に対しては、一方側
に形成された凹部に他方側に形成された凸部が嵌入する
スナップ手段によって前記第2の係合部と係合する。従
って、第1のユニットと第2のユニットとの連結及び切
り離し作業を、何らの工具を必要とすることなく簡単に
行うことができ、以て記録装置の組立性とメンテナンス
性の双方を向上させることができる。
請求項1において、前記第1の及び第2の係合部が、そ
れぞれ前記第1の及び第2のユニットの上部であって且
つそれぞれが略同じ高さ位置となる様に配設され、前記
連結部材が、当該第1の及び第2の係合部に略水平に跨
る板状体からなり、前記第1の係合部が、前記第1の及
び第2のユニットの連結方向に対して直交する平面に沿
って設けられる、正面視略T字形の形状をなす舌片から
なり、前記第2の係合部が、前記連結部材の下面を支持
する支持面と、前記連結部材の上面に圧接する、前記弾
性手段としての弾性変形可能なスナップ板と、該スナッ
プ板から下方に突出する、前記凸部としての嵌合突起
と、からなり、前記連結部材には、前記舌片を該連結部
材から上方に突出する様に挿通させる第1の溝穴と、該
第1の溝穴より小なる寸法からなる、該連結部材を前記
舌片に掛止させる第2の溝穴と、該連結部材を略水平に
回動させることによって前記舌片を前記第1の溝穴から
前記第2の溝穴へ移動させる為のガイド溝穴と、前記嵌
合突起が嵌入する、前記凹部としての嵌合孔と、が形成
されていて、前記第1の及び第2の係合部と、前記連結
部材との係合に際し、前記第1の溝穴によって前記連結
部材から前記舌片を突出させた後に前記連結部材を略水
平に回動させ、これによって前記舌片を前記第1の溝穴
から前記第2の溝穴に誘導して前記第1の係合部と前記
連結部材との係合動作を完了させると共に、前記連結部
材を前記支持面と前記スナップ板との間に挟入させるこ
とによって前記嵌合突起を前記嵌合孔に嵌入させ、以て
前記連結部材と前記第2の係合部との係合動作を完了さ
せることを特徴とする。
係合部が正面視略T字形の形状をなす舌片からなるの
で、当該第1の係合部に掛止する連結部材は、前記T字
形の形状によって上方に外れることなく確実に掛止し、
以て第1のユニットと第2のユニットとの連結状態を確
実なものとすることができる。
請求項1において、前記第1の及び第2の係合部が、そ
れぞれ前記第1の及び第2のユニットの上部であって且
つそれぞれが略同じ高さ位置となる様に配設され、前記
連結部材が、当該第1の及び第2の係合部に略水平に跨
る板状体からなり、前記第1の係合部が、前記第1の及
び第2のユニットの連結方向に対して直交する方向に延
びる第3の溝穴からなり、前記第2の係合部が、前記連
結部材の下面を支持する支持面と、前記連結部材の上面
に圧接する、前記弾性手段としての弾性変形可能なスナ
ップ板と、該スナップ板から下方に突出する、前記凸部
としての嵌合突起と、からなり、前記連結部材には、前
記第3の溝穴に下方から掛止し且つ前記第3の溝穴に沿
ってスライド可能な、該連結部材から上方に突出する舌
片と、前記嵌合突起が嵌入する、前記凹部としての嵌合
孔と、が形成されていて、前記第1の及び第2の係合部
と、前記連結部材との係合に際し、前記第3の溝穴に前
記舌片を掛止させつつ前記連結部材を前記第1のユニッ
トと前記第2のユニットとの連結方向に直交する方向に
スライドさせることにより、前記第1の係合部と前記連
結部材との係合動作を完了させると共に、前記スライド
動作により前記連結部材を前記支持面と前記スナップ板
との間に挟入させることによって前記嵌合突起を前記嵌
合穴に嵌入させ、以て前記連結部材と前記第2の係合部
との係合動作を完了させることを特徴とする。
係合部と連結部材との掛止手段を構成する舌片が小型部
品としての連結部材側に設けられているので、これによ
って前記舌片、即ち、第1の係合部と連結部材との掛止
手段を容易に構成することができる。
ニットが合体することによって装置本体が構成された、
被記録材に記録を行う記録装置であって、前記ユニット
同士の連結に、請求項1から3のいずれか1項に記載の
前記ユニット連結装置が少なくとも1つ用いられている
ことを特徴とする。
ユニットが合体することによって装置本体が構成され
た、被記録材に記録を行う記録装置における、前記ユニ
ット同士の連結に、本願請求項1から3のいずれか1項
に記載の前記ユニット連結装置が少なくとも1つ用いら
れているので、前述した本願請求項1から3のいずれか
1項に記載の発明と同様な作用効果を得ることができ
る。
ニットが合体することによって装置本体が構成された、
被記録材に記録を行う記録装置であって、被記録材にイ
ンク滴を吐出するインクジェット記録ヘッドを備えたキ
ャリッジが主走査方向に往復動可能に設けられる、請求
項1から3のいずれか1項に記載された前記第1のユニ
ットとしてのキャリッジユニットと、該キャリッジユニ
ットの背面側に連結され、被記録材を下流側に給送する
給送手段を備えた、請求項1から3のいずれか1項に記
載された前記第2のユニットとしての給紙ユニットと、
を有し、前記キャリッジユニットが、上部に当該記録装
置の操作部を構成する操作ボタンが配設され、下部に被
記録材の通過を検出する用紙検出器が配設された、当該
キャリッジユニットにおいて前記給紙ユニットと対向す
る側に略垂直に配設される、当該記録装置の制御部を構
成する回路基板を備え、前記キャリッジユニットと前記
給紙ユニットとが、請求項1から4のいずれか1項に記
載のユニット連結装置によって連結されていることを特
徴とする。
ユニットがキャリッジを備えたキャリッジユニットであ
り、第2のユニットが被記録材の給送手段を備えた給紙
ユニットであって、これら2つのユニットの間には、当
該記録装置の制御部を構成する回路基板が2つのユニッ
トに挟まれる様に配設されている。そして、前記キャリ
ッジユニットと前記給紙ユニット、本願請求項1から3
のいずれか1項に記載のユニット連結装置によって連結
されているので、これら2つのユニットが容易に連結及
び切り離し可能となることによって前記回路基板の交換
作業等を容易に行うことが可能となる。
実施形態について説明する。 <インクジェットプリンタの装置本体の構成>以下、図
1乃至図4を参照しつつ、本発明の一実施形態に係るイ
ンクジェットプリンタの装置本体の構成について説明す
る。ここで、図1は当該インクジェットプリンタ(以下
「プリンタ」と略称する)100の装置本体の外観斜視
図であり、図2は同分解斜視図、図3は同側断面図、図
4は同正面図である。
装置本体が複数のユニットに分割され、且つ、当該複数
のユニットが合体することによって装置本体が構成され
る。図中、符号1は被記録材としての用紙P(図3参
照)或いはロール紙(図示せず)を給送可能な給紙装置
としての給紙ユニットを、符号20はインクジェット記
録ヘッド24(図3参照)を有するキャリッジ22を備
えるキャリッジユニットを、符号60は被記録材を搬送
する搬送ユニットを、符号80はインクジェット記録ヘ
ッド24のメンテナンスを行うインクシステムユニット
を示していて、プリンタ100の装置本体は図2に示す
様にこれら4つのユニットに分割され、且つ、これら4
つのユニットが図1に示す様に合体することによって構
成される。尚、本実施形態においては、キャリッジユニ
ット20及びインクシステムユニット80が、それぞれ
搬送ユニット60の上側及び右側(図4において右側)
に連結し、給紙ユニット1が、キャリッジユニット20
の背面側に連結することによって4つのユニットが合体
する様構成されていて、給紙ユニット1と、キャリッジ
ユニット20との連結には、後に詳述するユニット連結
装置が用いられている。
の用紙搬送経路について説明する。尚、以下では、図3
の左側(プリンタ100の後方側)を「上流側」と言
い、図3の右側(プリンタ100の前方側)を下流側と
言うこととする。プリンタ100は上流にホッパ6を備
え、該ホッパ6上に単票紙としての用紙Pを傾斜姿勢で
堆積・収納する。ホッパ6は上部に位置する回動支点
(図示せず)を中心に図3の時計方向及び反時計方向に
回動可能に設けられ、回動することにより、下部が給紙
ローラ3に対して圧接及び離間動作する様になってい
る。また、ホッパ6は用紙Pの幅方向にスライド可能な
可動ガイド4を備え(図1参照)、固定ガイド5(図1
参照)と共に、堆積された用紙Pの側端をガイドする。
そして、堆積された用紙Pの最上位のものは、ホッパ6
が給紙ローラ3に対して圧接動作を行い、当該圧接状態
において給紙ローラ3が回動することによって下流側に
繰り出される。給紙ローラ3は側面視略D形の形状をな
していて、印刷動作時にはその平坦部が用紙Pに対向す
る状態に制御され(図3の状態)、これによって用紙P
の搬送負荷の発生を防止する様になっている。
状体としての紙案内67が略水平に設けられ、給紙ロー
ラ3によって繰り出された用紙Pの先端が該紙案内67
に斜めに当接し、滑らかに下流側に案内される。紙案内
67から下流には回動駆動される搬送駆動ローラ62
と、該搬送駆動ローラ62に圧接する搬送従動ローラ6
3とが設けられ、用紙Pは、当該搬送駆動ローラ62と
搬送従動ローラ63とにニップされて、一定ピッチで下
流側に搬送される。
ダ64の下流側において軸支されていて、当該搬送従動
ローラホルダ64は、回動軸64aを中心に図3の時計
方向及び反時計方向に回動可能に設けられ、且つ、図示
しないねじりコイルばねによって搬送従動ローラ63が
常に搬送駆動ローラ62に圧接する方向(図3の時計方
向)に回動付勢されている。
置する搬送従動ローラホルダ64近傍には、用紙Pの通
過を検出する、センサ本体部36bと検出子36aとか
らなる用紙検出器36が配設されている。検出子36a
は側面視略「く」の字の形状をなし、その中央付近の回
動軸36cを中心に図2の時計方向及び反時計方向に回
動可能に設けられている。検出子36aの上方に位置す
るセンサ本体部36bは発光部(図示せず)及び該発光
部からの光を受ける受光部(図示せず)を備え、検出子
36aの回動軸36cから上側が、その回動動作によ
り、前記発光部から前記受光部に向かう光の遮断及び通
過を行う様になっている。従って、図3に示す様に用紙
Pの通過に伴って検出子36aが上方に押し上げられる
ように回動すると、検出子36aの上側がセンサ本体部
36bから外れ、これによって前記受光部が受光状態と
なって、用紙Pの通過を検出する様になっている。
プラテン66及びインクジェット記録ヘッド24が上下
に対向する様に配設されている。プラテン66は主走査
方向に長く(図2参照)、搬送駆動ローラ62の回動に
よってインクジェット記録ヘッド24の下へ搬送される
用紙Pは、プラテン66によって下から支持される。イ
ンクジェット記録ヘッド24はインクカートリッジ23
を搭載するキャリッジ22の底部に設けられ、該キャリ
ッジ22は、主走査方向に延びるキャリッジガイド軸2
5にガイドされながら主走査方向に往復動する。尚、本
実施形態においてインクカートリッジ23は図4に示す
様に4つのカートリッジ、即ち、4色のインク(ブラッ
ク、イエロー、シアン、マゼンダ)がそれぞれ別個独立
に充填された4つのカートリッジからなり、それぞれが
別個独立に交換可能となっている。
下流はプリンタ100の排紙部となっていて、排紙駆動
ローラ65と、排紙従動ローラ31と、排紙補助ローラ
32とが配設されている。排紙駆動ローラ65は回動駆
動される排紙駆動ローラ軸65aの軸方向に渡って複数
個取り付けられ(図4参照)、排紙従動ローラホルダ3
1aに軸支される排紙従動ローラ31は、排紙駆動ロー
ラ65に軽く圧接することによって従動回動する様に設
けられている。従ってインクジェット記録ヘッド24に
よって印刷の行われた用紙Pは、排紙駆動ローラ65と
排紙従動ローラ31とによってニップされた状態で排紙
駆動ローラ65が回動することにより、排紙方向(図3
の矢印方向)に排出される。尚、排紙補助ローラホルダ
32aに軸支される排紙補助ローラ32は、排紙従動ロ
ーラ31のやや上流側に設けられ、用紙Pをやや下方に
押しつける様にして用紙Pのプラテン66からの浮き上
がりを防止し、以て用紙Pとインクジェット記録ヘッド
24との距離を規制している。
ド4,固定ガイド5,給紙ローラ3は、図1及び図2に
示す前述の給紙ユニット1に設けられている。給紙ユニ
ット1は、図2に示す様にホッパ6を挟んで左右に立設
配置される、略柱形状をなす取付部右2aと取付部左2
bとを備えた給紙ユニットフレーム2によってその基体
が構成され、前記ホッパ6,給紙ローラ3の回動軸3a
等が、当該給紙ユニットフレーム2に設けられている。
そして、給紙ユニット1は、後に詳述する様に、取付部
2a及び取付部2bの上部においてキャリッジユニット
20の背面側に連結される。
2,搬送従動ローラホルダ64,排紙駆動ローラ軸65
aは、図1及び図2に示す搬送ユニット60に設けられ
ている。搬送ユニット60は図2に示す様に平面視略コ
の字形の形状をなす搬送ユニットフレーム61によって
基体が構成され、後方にプリンタ100の電源供給部で
ある電源ユニット68を備え、前方において排紙駆動ロ
ーラ軸65aを、本体中程において搬送駆動ローラ62
を軸支し、また、前方上部にプラテン66を、中程上部
に搬送従動ローラホルダ64を備えている。また、搬送
ユニット60は左側下部に、給紙ローラ3,搬送駆動ロ
ーラ62,排紙駆動ローラ65,後述するポンプ装置8
2,ブレードユニット84、のこれらの共通の駆動源と
なる駆動モータ69(図4参照)を備えている。駆動モ
ータ69と、該駆動モータ69によって駆動される前記
5つの駆動対象とは、前記4つのユニットが図1に示す
様に合体した状態において、図示及び説明を省略する動
力伝達機構によって連結され、且つ、選択的に駆動可能
となっている。
インクジェット記録ヘッド24のメンテナンス手段とし
てのインクシステムユニット80は、図2に示す様に搬
送ユニットフレーム61の右側面に連結される、ユニッ
トの基体となるフレーム81を備え、該フレーム81
に、キャップ装置83,ポンプ装置82,ブレードユニ
ット84を備えている。キャップ装置83はキャリッジ
22がホームポジション(図4のa1領域内)に移動し
た際にインクジェット記録ヘッド24をキャップしてノ
ズル面(図示せず)を保護し、ポンプ装置82は当該キ
ャップ状態のキャップ装置83に負圧を供給し、インク
ジェット記録ヘッド24のノズル開口からのインク吸引
を行う。また、ブレードユニット84はキャリッジ22
の往復動領域を横切る位置と往復動領域から退避する位
置とを移動可能となっていて、キャリッジ22の往復動
領域を横切る位置に移動し、そしてキャリッジ22が印
字領域(図4のa0領域)からホームポジション(図4
のa1領域内)に移動することにより、或いは、その逆
方向に移動することにより、インクジェット記録ヘッド
24のノズル面(図示せず)を払拭することによりクリ
ーニングを行う。
用紙検出器36は、キャリッジユニット20に設けられ
ている。キャリッジユニット20は、図2に示す様に主
フレーム21aと、該主フレーム21aの両サイドに立
設されるサイドフレーム右21b及びサイドフレーム左
21cとによって基体が構成され、後方において前記キ
ャリッジガイド軸25を軸支している。
20はユニット左側背面にキャリッジモータ27を備
え、該キャリッジモータ27には駆動プーリ28が取り
付けられている。そして、ユニット右側には従動プーリ
29を備え、駆動プーリ28と従動プーリ29との間に
はキャリッジベルト26が掛架されていて、該キャリッ
ジベルト26の一部が、キャリッジ22に固定されてい
る。従ってキャリッジ22は、キャリッジモータ27の
回動によって主走査方向(図4の左右方向)に往復動す
る。
リッジユニット20側に取り付けられているが、排紙フ
レーム30はキャリッジユニット20側に取り付けるこ
とも、搬送ユニット60側に取り付けることも可能とな
っていて、いずれの側に属することも可能となってい
る。
あり、前記4つのユニットが合体し、且つ、連結される
ことによってプリンタ100が可動となる。尚、キャリ
ッジユニット20と給紙ユニット1とは、後述する1つ
のユニット連結装置及び1つの連結部によって連結さ
れ、その他のユニット同士については、図示を省略する
固定ねじによって連結される。
4を参照しつつキャリッジユニット20の幅寸法につい
て説明する。先ず、キャリッジ22は前述の様に主走査
方向に往復動することによって用紙Pに印刷を行うが、
キャリッジ22の往復動作領域は、その役割の観点から
図4に示す様に領域a0,a1,a2に分割することが
できる。即ち、領域a0は印字領域であり、キャリッジ
22は当該領域a0において定速(V0)で主走査しつ
つ用紙Pにインク滴を吐出し、印刷を行う。また、領域
a1は加減速領域及び待機領域であり、キャリッジ22
は当該領域内に設定されたホームポジション(図示せ
ず)において待機状態となり、且つ、前述した様にイン
クシステムユニット80によってキャッピング及びイン
ク吸引等のメンテナンスを受ける他に、印字領域a0に
向かう際に、当該領域a1において印字領域a0におけ
る主走査速度(V0)に到達する為に加速動作を行う。
また、領域a2は領域a1と同様に、印字領域a0に向
かう際に、当該領域a2において印字領域a0における
主走査速度(V0)に到達する為の加速動作を行う。
尚、領域a0及び領域a2は、キャリッジ22が主走査
領域の両端で停止する為の減速領域としての役割をも果
たしている。
一般にキャリッジ22に搭載されるインク色数(インク
・カートリッジ23の数:本実施形態では4個)及びイ
ンク・カートリッジ23の容量が変更される場合が多
い。従って、プリンタの設計毎にキャリッジ22の設計
が変更され、これによってキャリッジ22の重量或いは
幅寸法が異なるものとなる。キャリッジ22の重量が異
なる場合、主走査速度(V0)に到達する為に必要な加
速領域の大きさ、即ち、領域a1及びa2の大きさを変
更する必要があり、これによって領域a1及びa2の大
きさに関連のある構成要素、具体的には、主フレーム2
1a及びキャリッジガイド軸25の設計を変更する必要
が生じることになる。
と、これによっても領域a1及びa2の大きさを変更す
る必要が生じ、従って前記同様、領域a1及びa2の大
きさに関連のある構成要素、即ち主フレーム21a及び
キャリッジガイド軸25の設計を変更する必要が生じる
ことになる。尚、キャリッジ22の設計はそのままで、
印字領域a0内における主走査速度(V0)を変更する
場合にも、必要とする加速領域、即ち領域a1及びa2
の大きさを変更する必要があり、これによっても領域a
1及びa2の大きさに関連のある構成要素、即ち主フレ
ーム21a及びキャリッジガイド軸25の設計を変更す
る必要が生じることになる。
の場合において、領域a1及びa2の大きさに関連のあ
る構成要素の幅寸法を変更する必要が生じるので、例え
ば主フレーム21aを装置本体の基体として当該主フレ
ーム21aにプリンタの構成要素を組み付け、以て一体
的な構成とするプリンタの場合、主フレーム21aの設
計変更に伴って領域a1及びa2の大きさに関連の無い
構成要素、例えば、搬送駆動ローラ62、排紙駆動ロー
ラ軸65a等の設計変更が必要となり、プリンタの設計
変更が煩雑になると共に部品の共通化が行えず、低コス
ト化の障壁となる。
は、前述の様に給紙ユニット1と、キャリッジユニット
20と、搬送ユニット60と、インクシステムユニット
80とが合体することによって装置本体が構成されてい
て、キャリッジ22を備えたキャリッジユニット20以
外のユニットは、プリンタの設計を変更した場合におい
ても設計変更を要しない構成要素によって構成されてい
る。換言すれば、プリンタ100は、幅方向寸法が変化
しない構成要素からなる、複数の設計の異なるプリンタ
で共用可能な汎用ユニット(給紙ユニット1、搬送ユニ
ット60、及びインクシステムユニット80)と、幅方
向寸法が変化する構成要素を含む、各々の設計において
固有の専用ユニット(キャリッジユニット20)とから
なるので、従ってプリンタの設計変更を行う場合には、
殆どの場合キャリッジユニット20のみを設計変更すれ
ば足りることとなり、以てプリンタの設計変更が容易に
行える様になると共に、部品の共通化によって低コスト
化を計ることが可能となっている。
を変更する場合、特に、ノズル数を増やす様な場合は、
インクジェット記録ヘッド24のサイズが異なることか
ら、当該インクジェット記録ヘッド24をキャップする
キャップ装置83を備えたユニットインクシステムユニ
ット80の設計を変更する必要が生じることになる。
ニット1とキャリッジユニット20とを連結するユニッ
ト連結装置の構成について図5乃至図13を参照しつつ
説明する。ここで、図5はプリンタ100の装置本体を
後方から視た外観斜視図、図6は図5の状態から給紙ユ
ニット1を切り離した状態を示す外観斜視図、図7は回
路基板の平面図、図8はプリンタ100の外観斜視図で
ある。また、図9はユニット連結装置50の外観斜視
図、図10は連結部材37の平面図、図11はユニット
連結装置50による連結方法を示す状態推移図、図12
は他の実施形態に係るユニット連結装置による連結方法
を示す状態推移図、図13は給紙ユニット1とキャリッ
ジユニット20の連結部の斜視図である。
ト1はキャリッジユニット20の背面側に、プリンタ1
00の制御部を構成する回路基板33を挟む様に連結さ
れる。回路基板33は図5及び図6に示す様にプリンタ
100の中央付近において垂直に立設され、図7に詳し
く示す様に上部にプリンタ100の電源投入スイッチ3
4及び制御スイッチ35,35を、下部に用紙検出器3
6の検出部36b(図3参照)を備えている。
5,35は、図8に示す様にプリンタ100の外観を構
成するカバー部材90の上面に配設されたパネルボタン
91によって押下可能となっている。ここで、パネルボ
タン91をカバー部材90の前面に配設する様な構成の
プリンタにあっては、制御部を構成する回路基板33と
は別に、電源投入スイッチ34及び制御スイッチ35,
35を配設するプリント基板を別途カバー部材90の前
方裏に配設する必要があるが、本実施形態においてはパ
ネルボタン91をカバー部材90の上面に配設し、且
つ、回路基板33を装置中央付近において垂直に立設し
たことにより、電源投入スイッチ34及び制御スイッチ
35,35を回路基板33上部に配設可能となり、以て
前記プリント基板が不要となっている。
平に配設する様な構成のプリンタにあっては、用紙検出
器36の検出部36bを配設する為のプリント基板を別
途搬送従動ローラホルダ64(図3参照)の上方に配設
する必要があるが、本実施形態においては回路基板33
を装置中央付近において垂直に立設したことにより、回
路基板33の下部に用紙検出器36の検出部36bを配
設可能となり、以て前記プリント基板が不要となってい
る。
0の主フレーム21aの背面側に配設したことにより、
該回路基板33とキャリッジ22との距離が接近し、こ
れによって回路基板33とキャリッジ22とを接続する
フラットケーブル48(図5参照)のケーブル長を短尺
化することが可能となっている。
取付部2bのそれぞれの上部においてキャリッジユニッ
ト20の主フレーム21aと連結される。より詳しく
は、取付部2aの上部が、後に詳述するユニット連結装
置50によって連結され、取付部2bの上部が、図13
に詳しく示す様に主フレーム21aに設けられたL字形
状をなすフック受け部46に、取付部2bに設けられた
逆U字形状をなすフック部8が掛止することによって連
結される様になっている。
ついて説明する。ユニット連結装置50は、図9(a)
に示す様に「第1の係合部」としての舌片41と、連結
部材37と、「第2の係合部」を構成するスナップ板4
4及び支持面43とから構成されている。舌片41は、
給紙ユニット1とキャリッジユニット20との連結方向
(図11の左右方向)に対して直交する平面に沿って設
けられる、正面視略T字形の形状からなり、支持面43
は、取付部2aの上部において滑らかな水平面からな
り、スナップ板44は、「弾性手段」として弾性変形可
能な樹脂材からなっている。
示す様に「凹部」としての嵌合孔39と、溝穴38とが
形成されている。嵌合孔39は、スナップ板44におい
て支持面43に向かって突出する様に形成された「凸
部」としての嵌合突起45(図11参照)が嵌入するこ
とによって連結部材37とスナップ板44及び支持面4
3(第2の係合部)との係合状態を形成する。また、溝
穴38は、舌片41に連結部材37が掛止する為のもの
であり、該溝穴38によって連結部材37が舌片41に
掛止することによって舌片41(第1の係合部)と連結
部材37との係合状態を形成する。
0は、以下に説明する2通りの方法によって給紙ユニッ
ト1とキャリッジユニット20とを連結させることがで
きる。即ち、第1に図9(a)に示す様に予め連結部材
37をスナップ板44と支持面43との間に挟入させ、
嵌合突起45に嵌合孔39を嵌入させて、連結部材37
を給紙ユニット1の取付部2aに取り付けた状態とす
る。そして、給紙ユニット1を持ち上げて、連結部材3
7を溝穴38によって舌片41に掛止させて、以て図9
(b)に示す様に給紙ユニット1とキャリッジユニット
20とを連結させることができる。ここで、舌片41
は、舌片41の幅方向に延びる、図10において符号3
8bで示す溝穴部によって連結部材37から上方に突出
する様に挿通された後、溝穴部38bと平行に延びる、
符号38aで示す「第2の溝穴」としての溝穴部に移動
して、連結部材37が舌片41に掛止した状態となる。
部2bと主フレーム21aとを連結したのみの状態、即
ち、給紙ユニット1とキャリッジユニット20とが合体
しているが連結が完了していない状態において、図11
(a)〜(c)に示す様に取付部材37を水平に回動さ
せることによって連結状態、即ちユニット連結装置50
のロック状態とすることができる。より詳しくは、図1
0に示す様に溝穴部38bと斜めに交差する様に形成さ
れた、符号38cで示す「第1の溝穴」としての溝穴部
によって連結部材37から舌片41を突出させ(図11
(a)の状態)、連結部材37を略水平に回動させて舌
片41を溝穴部38cから溝穴部38aに誘導し、舌片
41と連結部材37との係合動作を完了させると共に
(図11(b)及び(c))、連結部材37を支持面4
3とスナップ板44との間に挟入させることによって嵌
合突起45を嵌合孔39に嵌入させ、以て連結部材37
と支持面43及びスナップ板44との係合動作を完了さ
せる。
領域は、舌片41を溝穴部38cから38aへ誘導する
為のガイド溝穴領域となっている。また、給紙ユニット
1とキャリッジユニット20とを切り離し可能な状態と
するには、前述と逆の順、即ち、図11(c)から
(a)に示す順に連結部材37を回動させて、連結部材
37を取り外すことによって行うことができる。
結部材37と舌片41とが掛止手段によって係合し、且
つ、嵌合孔39に嵌合突起45が嵌入するスナップ手段
によって係合し、以て給紙ユニット1とキャリッジユニ
ット20とを連結するので、給紙ユニット1とキャリッ
ジユニット20との連結或いは切り離し作業においてド
ライバ等の工具が不要となり、以て容易に給紙ユニット
1とキャリッジユニット20との連結或いは切り離し作
業を行うことができる。
す様な実施の形態とすることもできる。図12に示すユ
ニット連結装置50の実施の形態は、図9において主フ
レーム21aに設けられていた舌片41が連結部材37
の側に設けられ、連結部材37の側に設けられていた溝
穴部38aが、主フレーム21aの側に設けられてい
る。つまり、図12に示す連結部材37’はキャリッジ
ユニット20と給紙ユニット1との連結方向(図12の
左右方向)と直交する平面に沿って設けられる舌片4
1’を備え、主フレーム21aには、同様にキャリッジ
ユニット20と給紙ユニット1との連結方向と直交する
方向に延びる、「第3の溝穴」としての溝穴部38a’
が形成されている。
ニット1との連結に際しては、図12(a)から(b)
に示す様に、溝穴部38a’に舌片41’を掛止させつ
つ連結部材37’をキャリッジユニット20と給紙ユニ
ット1との連結方向に直交する方向(図12(a)の矢
印の方向)にスライドさせることにより、連結部材3
7’と溝穴部38aとの係合動作を完了させると共に、
前記スライド動作により連結部材37’を支持面43と
スナップ板44との間に挟入させることによって嵌合突
起45を嵌合孔39に嵌入させ、以て連結部材37’と
支持面43及びスナップ板44との係合動作を完了させ
る。以上により、図11を参照しつつ前述した実施の形
態と同様な作用効果、即ち、ドライバ等の工具を必要と
せずに簡単に給紙ユニット1とキャリッジユニット20
とを連結或いは切り離し可能となる作用効果を得ること
ができる。
録装置本体を構成する2つのユニットを連結するユニッ
ト連結装置が第1のユニットに設けられた第1の係合部
と、第2のユニットに設けられた第2の係合部と、これ
ら第1の及び第2の係合部と係合する連結部材とからな
り、そして当該連結部材は、前記第1の係合部に掛止す
る掛止手段によって前記第1の係合部と係合し、且つ、
前記第2の係合部に対しては、一方側に形成された凹部
に他方側に形成された凸部が嵌入するスナップ手段によ
って前記第2の係合部と係合するので、第1のユニット
と第2のユニットとの連結及び切り離し作業を、何らの
工具を必要とすることなく簡単に行うことができ、以て
記録装置の組立性とメンテナンス性の双方を向上させる
ことができる。
体の外観斜視図である。
体の分解斜視図である。
図である。
体の正面図である。
体を後方から視た外観斜視図である。
体から給紙ユニットを切り離した状態において、当該装
置本体及び給紙ユニットを後方から視た外観斜視図であ
る。
板の平面図である。
視図である。
図である。
推移図(平面図)である。
方法を示す状態推移図である。
の斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のユニットが合体することによって
装置本体が構成された、被記録材に記録を行う記録装置
において、第1のユニットと第2のユニットとを連結す
るユニット連結装置であって、 前記第1のユニットに設けられる第1の係合部と、 前記第2のユニットに設けられる第2の係合部と、 前記第1の係合部と前記第2の係合部とに跨る様に配設
され、前記第1の係合部及び前記第2の係合部と係合す
ることによって前記第1のユニットと前記第2のユニッ
トとを連結する連結部材と、からなり、 前記第1の係合部と前記連結部材との係合が、前記連結
部材が前記第1の係合部に掛止する掛止手段によって行
われ、且つ、前記第2の係合部と前記連結部材との係合
が、一方側に形成された凹部に他方側に形成された凸部
が弾性手段によって嵌入するスナップ手段によって行わ
れる様に構成されたことを特徴とするユニット連結装
置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記第1の及び第2
の係合部が、それぞれ前記第1の及び第2のユニットの
上部であって且つそれぞれが略同じ高さ位置となる様に
配設され、 前記連結部材が、当該第1の及び第2の係合部に略水平
に跨る板状体からなり、 前記第1の係合部が、前記第1の及び第2のユニットの
連結方向に対して直交する平面に沿って設けられる、正
面視略T字形の形状をなす舌片からなり、 前記第2の係合部が、前記連結部材の下面を支持する支
持面と、 前記連結部材の上面に圧接する、前記弾性手段としての
弾性変形可能なスナップ板と、 該スナップ板から下方に突出する、前記凸部としての嵌
合突起と、からなり、 前記連結部材には、前記舌片を該連結部材から上方に突
出する様に挿通させる第1の溝穴と、 該第1の溝穴より小なる寸法からなる、該連結部材を前
記舌片に掛止させる第2の溝穴と、 該連結部材を略水平に回動させることによって前記舌片
を前記第1の溝穴から前記第2の溝穴へ移動させる為の
ガイド溝穴と、 前記嵌合突起が嵌入する、前記凹部としての嵌合孔と、
が形成されていて、 前記第1の及び第2の係合部と、前記連結部材との係合
に際し、前記第1の溝穴によって前記連結部材から前記
舌片を突出させた後に前記連結部材を略水平に回動さ
せ、これによって前記舌片を前記第1の溝穴から前記第
2の溝穴に誘導して前記第1の係合部と前記連結部材と
の係合動作を完了させると共に、前記連結部材を前記支
持面と前記スナップ板との間に挟入させることによって
前記嵌合突起を前記嵌合孔に嵌入させ、以て前記連結部
材と前記第2の係合部との係合動作を完了させることを
特徴とするユニット連結装置。 - 【請求項3】 請求項1において、前記第1の及び第2
の係合部が、それぞれ前記第1の及び第2のユニットの
上部であって且つそれぞれが略同じ高さ位置となる様に
配設され、 前記連結部材が、当該第1の及び第2の係合部に略水平
に跨る板状体からなり、 前記第1の係合部が、前記第1の及び第2のユニットの
連結方向に対して直交する方向に延びる第3の溝穴から
なり、 前記第2の係合部が、前記連結部材の下面を支持する支
持面と、 前記連結部材の上面に圧接する、前記弾性手段としての
弾性変形可能なスナップ板と、 該スナップ板から下方に突出する、前記凸部としての嵌
合突起と、からなり、 前記連結部材には、前記第3の溝穴に下方から掛止し且
つ前記第3の溝穴に沿ってスライド可能な、該連結部材
から上方に突出する舌片と、 前記嵌合突起が嵌入する、前記凹部としての嵌合孔と、
が形成されていて、 前記第1の及び第2の係合部と、前記連結部材との係合
に際し、前記第3の溝穴に前記舌片を掛止させつつ前記
連結部材を前記第1のユニットと前記第2のユニットと
の連結方向に直交する方向にスライドさせることによ
り、前記第1の係合部と前記連結部材との係合動作を完
了させると共に、前記スライド動作により前記連結部材
を前記支持面と前記スナップ板との間に挟入させること
によって前記嵌合突起を前記嵌合穴に嵌入させ、以て前
記連結部材と前記第2の係合部との係合動作を完了させ
ることを特徴とするユニット連結装置。 - 【請求項4】 複数のユニットが合体することによって
装置本体が構成された、被記録材に記録を行う記録装置
であって、前記ユニット同士の連結に、請求項1から3
のいずれか1項に記載の前記ユニット連結装置が少なく
とも1つ用いられていることを特徴とする記録装置。 - 【請求項5】 複数のユニットが合体することによって
装置本体が構成された、被記録材に記録を行う記録装置
であって、 被記録材にインク滴を吐出するインクジェット記録ヘッ
ドを備えたキャリッジが主走査方向に往復動可能に設け
られる、請求項1から3のいずれか1項に記載された前
記第1のユニットとしてのキャリッジユニットと、 該キャリッジユニットの背面側に連結され、被記録材を
下流側に給送する給送手段を備えた、請求項1から3の
いずれか1項に記載された前記第2のユニットとしての
給紙ユニットと、を有し、 前記キャリッジユニットが、上部に当該記録装置の操作
部を構成する操作ボタンが配設され、下部に被記録材の
通過を検出する用紙検出器が配設された、当該キャリッ
ジユニットにおいて前記給紙ユニットと対向する側に略
垂直に配設される、当該記録装置の制御部を構成する回
路基板を備え、 前記キャリッジユニットと前記給紙ユニットとが、請求
項1から3のいずれか1項に記載のユニット連結装置に
よって連結されていることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001260233A JP3901478B2 (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | ユニット連結装置、記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001260233A JP3901478B2 (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | ユニット連結装置、記録装置 |
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JP2003063095A true JP2003063095A (ja) | 2003-03-05 |
JP3901478B2 JP3901478B2 (ja) | 2007-04-04 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009292161A (ja) * | 2009-09-25 | 2009-12-17 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
US7681969B2 (en) | 2004-02-17 | 2010-03-23 | Seiko Epson Corporation | Liquid ejection apparatus |
JP2015168097A (ja) * | 2014-03-05 | 2015-09-28 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
-
2001
- 2001-08-29 JP JP2001260233A patent/JP3901478B2/ja not_active Expired - Fee Related
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