JP2003062322A - 電気動作式物品用の物品獲得遊戯装置 - Google Patents

電気動作式物品用の物品獲得遊戯装置

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JP2003062322A JP2001255609A JP2001255609A JP2003062322A JP 2003062322 A JP2003062322 A JP 2003062322A JP 2001255609 A JP2001255609 A JP 2001255609A JP 2001255609 A JP2001255609 A JP 2001255609A JP 2003062322 A JP2003062322 A JP 2003062322A
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秀一郎 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】物品獲得遊戯装置において、展示または収容さ
れている物品が電気動作式のものである場合に、これを
有効に装置の利用者や通行人にアピールすることができ
なかった。 【解決手段】電気動作式の物品の見本品を装置本体の制
御基板と連動させ、起動と終了の制御を可能に構成し、
装置本体の前面に人体の存在を検出するセンサを設け、
これにより装置本体の前に人が来た時に物品の見本品を
起動して動作させるように構成し、利用者や単なる通行
人の注意を引くことで利用促進に繋げる。他方、利用者
が遊戯を開始せんとする時には上記物品の見本品の電源
を切断することにより動作を中断させ、利用者が遊戯に
集中できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本願発明は、ゲーム等を行
い、その結果に応じて物品を獲得することができる遊戯
装置であって、電気を使用して動作する景品等の各種物
品を取り扱うのに相応しいものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、利用者が金銭を機械に投入して遊
戯を行い、その遊戯の結果に応じて景品等の物品を獲得
できる遊戯装置においては、獲得できる景品等のサンプ
ルが、物品展示部内または物品収容部内に展示されてい
る。上記物品展示部や物品収容部は、通常ガラス張りま
たは透明の合成樹脂板でその前面又はその外側面が被覆
されており、景品等の物品の外観を外部から利用者が視
認することができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の物品獲得遊
戯装置においては、展示されている物品が電気動作式の
ものであっても、その物品の起動や終了を装置本体によ
り制御するというものは存在しなかった。つまり、その
物品が電気で動くおもちゃであっても、ただ単に動かさ
ずに展示しているのみであった。または、その物品が、
何らかのスイッチを押してから一定時間だけ動作するも
のであれば、店舗の係員がスイッチを押すことで動かす
ことは可能であるが、この場合、担当者は動作が停止す
るごとに機械の所へ行き、物品展示部を開錠し、中の物
品のスイッチを押さなければならなかった。あるいは、
一度スイッチを入れると、スイッチをオフにするまで動
きつづけるようなタイプの物品の場合は、利用者が存在
する、しないにかかわらず、常に動作し続けてしまうの
で、これを停止させるためには店舗の係員がスイッチを
オフにする、という作業が必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本願発明の第1のものにおいては、利用者が金銭
等を投入し、遊戯を行い、上記遊戯の結果に応じて利用
者が物品を獲得することができ、少なくとも利用者が実
際に獲得することができる物品と、利用者が実際には獲
得することが出来ない構成により展示された上記物品の
見本品の両方が存在可能な物品獲得遊戯装置において、
人の存在を検出することができる少なくとも1個のセン
サを装置の適宜位置に設置して、上記センサから一定の
範囲内に人が存在するか否かを検出できるようにし、上
記物品が電気動作式である時に、上記物品の見本品の電
源スイッチまたは及び起動スイッチを装置本体と連動さ
せ、上記センサの検出状態に応じて上記物品の見本品の
電源スイッチまたは及び起動スイッチを、オンまたはオ
フにすることができることを可能に構成したものであ
る。本願発明の第2のものにおいては、上記第1の発明
のものについて、利用者により遊戯が開始された時に、
上記物品の見本品の電源を切断するように構成したもの
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づき、本願
発明の実施の形態について説明する。添付図面は全て本
願発明の実施の形態を図示するものである。図1は、本
願発明に係る物品獲得遊戯装置の一実施形態の全体斜視
図である。箱型の装置本体10の前面上方部には、外部
から見通せるように透明の硝子または樹脂等によって被
覆された物品展示部11、12、13、14が設けられ
ており、それぞれのスペースの透明部分にはシール等の
表示により、1番から4番までの番号が表示されてい
る。物品展示部内にはそれぞれ、見本品11a、12
a、13a、14aが展示されている。物品展示部は正
面側のみならず、側面方向からも透明素材による被覆を
通して見通すことが可能に構成されている。装置本体1
0の中央には楕円状に16個のランプが並んだルーレッ
ト15が存在し、その左側には物品選択ランプ11c、
12c、13c、14cがあり、右側には硬貨投入口1
6と、ボタン17が存在する。ルーレット15の下方に
はセンサ窓18、さらに下には物品取出口19があり、
全体が構成されている。また、図示はしていないが、装
置本体10の内部には上記物品展示部とは別に物品収容
部と物品払出機構が存在する。
【0006】図1に基づいて遊戯の流れを説明する。利
用者が硬貨投入口16に一定の金額を投入すると遊戯が
開始される。まず、物品選択ランプ11c、12c、1
3c、14cが順に点滅流動を始め、利用者は、自分が
獲得したいと思う見本品の展示されたスペースに記載さ
れた番号と同じ番号の物品選択ランプが光っている時に
タイミングを合わせてボタン17を押す。すると物品選
択ランプの点滅流動が停止し、利用者がボタン17を押
した時に光っていた物品選択ランプのみが点灯する。こ
れによりどの物品を狙って次の段階に移行するかが決定
される。次に、装置本体中央のルーレット15が、楕円
の円弧状に並べられた16個のランプを点滅流動させて
時計回りに回転を始める。16個のランプの内、上下の
大きな2個のランプが、あたりランプ15aである。利
用者はこのあたりランプ15aでルーレットを停止させ
んとして、これを狙ってボタン17を押下する。うまく
あたりランプ15aにてルーレットを停止させることが
できれば、装置内部の物品払出機構により、装置内部の
物品収容部から物品取出口19へと物品が搬送される。
もちろん、装置内部の物品収容部は、物品の種類毎に分
類されており、利用者がルーレットの遊戯を行う前に選
択した見本品と同じ種類の物品が搬送されるように構成
されている。ルーレット15のランプの内、15a以外
のランプは、はずれランプであり、ここに停止した時に
は物品は払い出されない。その場合利用者は再度硬貨投
入口16に硬貨を投入し、再チャレンジすることができ
る。
【0007】ここで言う「見本品」とは、利用者が実際
に獲得するものではなく、あくまでもサンプルであり、
利用者がその個体を獲得することが出来ない構成により
物品展示部や物品収容部に展示されたものを言う。すな
わち、本実施例において「見本品」は、物品展示部に展
示された個体であり、実際に利用者が獲得するのは「見
本品」と同じ種類のものではあるが、個体としての「見
本品」とは別の、物品収容部に収容されたものが払い出
されて手に入るのである。以降例えば、単に「物品11
a」とは、物品の種類を言うもので個体を限定しないも
のであり、特に「見本品11a」とは、物品11aの見
本品の個体そのものに限定したものを指し示すものとし
て説明する。
【0008】物品11a、12a、14aは、ぬいぐる
みであり、一定の操作を行うと、内部のモータ等の機構
により体を揺すって踊るような動作をすることができ
る、それぞれ同様な構成のものである。図2は、上記3
つの物品を代表して物品11aの内部を示したブロック
図である。内部機構21に、配線22p及び22nを介
して電池ボックス22が接続されている。さらに電池ボ
ックス22には、電源をオン、オフすることが可能に構
成された電源スイッチ22sが存在する。他方、内部機
構21から配線23p及び23nを介して起動スイッチ
23が接続されている。起動スイッチ23は物品11a
の右足の部分に埋め込まれており、右足をつまむように
することで起動スイッチ23を押下することが可能にな
っている。電源スイッチ22sがオンの状態の時に、起
動スイッチ23を押すと、物品11aはモータ等を内蔵
した内部機構21により、体を揺すって踊るような動作
を一定時間行う。
【0009】図3は、図2に示した構造からなる物品を
本願発明の装置の展示用の見本品として適合させるため
に必要な改造方法を示したブロック図である。30は、
装置本体10を制御するための制御基板であり、CPU
31、プログラム等を書き込んだROM32、各種演算
に使用するRAM33、トランジスタ等のインターフェ
イス34からなっている。物品の内部機構21から起動
スイッチ23への配線23p及び23nを、分岐点24
及び25においてそれぞれ三分岐させ、装置本体10の
制御基板30に存在するフォトカプラ35に接続してい
る。フォトカプラ35はインターフェイス34を通じて
CPU31に接続されている。物品の起動スイッチ23
は、通常そのプラス側である配線23pとマイナス側で
ある配線23nとが絶縁されており、起動スイッチ23
を押すことによりこれらが導通する。導通したことによ
り物品の内部機構21へと信号が受け渡され、これを受
け取った内部機構21が動作を開始するのである。また
は、その逆で通常は配線23pと配線23nが導通して
おり、起動スイッチ23を押すことによりこれらが切断
絶縁されて内部機構21への信号となる。この場合は配
線23pと配線23nは三分岐せずに、起動スイッチ2
3を切断して、配線23pと配線23nをフォトカプラ
35へと接続する必要がある。上記2種類の配線は、物
品の構成により、適合した方法を選んで改造する必要が
ある。上記例ではフォトカプラ35を介して装置本体の
CPU31と接続しているが、その他の方法でも良い。
但し実際上はノイズ混入等の問題から、フォトカプラや
リレー等、物品側と装置の制御基板側が電気的に絶縁で
きるものが好ましい。以上により物品の起動スイッチ2
3を、装置の制御基板30によってオン、オフすること
が可能となる。
【0010】他方物品の電池ボックス側であるが、プラ
ス側の配線である22pをある箇所で切断し、切断した
両端を延長して、装置本体10の制御基板30に存在す
るリレー36へと接続する。これにより装置の制御基板
30によって、物品の内部機構21に供給する起電力を
オン、オフすることが可能となる。もちろん、電池ボッ
クス22を切り離し、その変わりに定電圧電源を別途用
意し、これを配線22p、22n、及びリレー36と接
続するようにしても良い。電池切れの心配がなくなるの
でむしろ好ましいと言える。上記についても、別の接続
方法でも良いことは言うまでもないが、電源ラインから
のノイズ混入の問題を考えるとこの方法が好ましい。
【0011】物品13aはキーホルダーであり、飾り部
分に複数のLEDが埋め込まれ、電源スイッチを入れる
とこれらが美しく光る、というようなものである。図4
は、物品13aのような構成の物品を本願発明の装置の
展示用の見本品として適合させるために必要な改造方法
を示したブロック図である。この構成は、電源スイッチ
のみで動作し、起動スイッチを使用しないものに関して
適用可能である。物品13aの内蔵回路41には、複数
のLED43が接続されており、電池ボックス42のス
イッチをオンにすることでこれらのLEDが光る。よっ
て、電池ボックス42の配線である42pをある箇所で
切断し、その両端を装置本体10の制御基板30に存在
する、リレー37に接続すれば良い。リレー37は、先
ほどのリレー36とは別回路のものを用意した。必要な
起電力が物品により異なる場合が多いため、物品毎にリ
レーまたはフォトカプラを用意した方が良いことは言う
までもない。これにより、装置本体10の制御基板30
によって、物品13aを、見本品として、その動作を制
御可能となる。
【0012】上記のように、フォトカプラやリレー等を
使用することによって、複数の物品を、見本品として、
装置本体10の制御基板30によりコントロールするこ
とが可能となった。
【0013】図5は、装置本体10を上方から見た平面
図であり、センサ窓18の内部に存在する焦電型赤外線
温度センサ50が人体を検出する範囲18aを斜線によ
り示した説明図である。センサ窓18は、透明または半
透明の合成樹脂等で被覆されており、内部に焦電型赤外
線温度センサ50を内蔵している。センサの種類は特に
限定しない(超音波センサやCCDカメラ等)が、比較
的安価に実現できる焦電型赤外線温度センサを例にあげ
た。図示はしていないが、上記焦電型赤外線温度センサ
50は、装置本体10の制御基板30に存在するインタ
ーフェイス34を介してCPU31と接続されている。
装置本体10の前面、斜線により示した範囲18aの中
に人が入ると、焦電型赤外線温度センサ50は装置本体
10のCPU31へと信号を発する。範囲18a内に人
がいない場合は信号を発しないのである。センサが人体
を検出する範囲18aは、センサの仕様や種類により異
なってくるが、本実施例では装置本体10の前面、およ
そ1メートル以内に人が来た時に、これを検出するよう
に想定している。
【0014】図6は、本願発明の実施例の一つを示すフ
ローチャートである。以下図6を元に説明をする。装置
本体が起動し、Step−1で、まず焦電型赤外線温度
センサ50からの信号を検出する。信号が無い場合はS
tep−2に移行し、さらに硬貨投入の検出が無い場合
はStep−1へと戻り、これを繰り返す。基本的には
硬貨投入がある場合は、人が装置本体10の前にいるは
ずなので、Step−2で硬貨投入を検出することはあ
りえないが、センサの故障その他の問題を鑑みて一応用
意しておくものである。人体信号が検出された場合、S
tep−3において、動作時間カウンタ変数tを初期化
し、ゼロにしている。これと別に、あらかじめ、見本品
が動作する時間zを設定できるようにしておく。設定の
方法自体は、制御基板30に複数のディップスイッチを
設けてその組み合わせにより設定したり、ダイヤル式の
ロータリーエンコーダ等を使用したり、どのようなもの
でも構わない。上記設定時間zは、見本品が動作を開始
してから終了するまでの時間であり、任意に設定でき
る。Step−4において見本品の電源スイッチ、本実
施例においてはリレー36やリレー37がその役割を果
たすが、これをオンにする。続いて物品により起動スイ
ッチをオンにする必要があるものに関しては、この時に
フォトカプラ35等を介して上記物品の見本品の起動ス
イッチをオンにする。これにより、それぞれの見本品が
一斉に動作を開始する。Step−5においては動作時
間カウンタ変数tに経過時間を加算している。次のSt
ep−6では、カウンタ変数tが上記設定時間zよりも
大きいかどうかを比較し、大きいときStep−7へ移
行して見本品の電源を切断するようにしている。動作時
間カウンタ変数tが設定時間zよりも小さい場合はその
ままStep−8へ移行する。Step−8では硬貨投
入を検出しており、見本品の動作中に硬貨投入を検出し
た場合はStep−9において見本品の電源を切るよう
にしている。硬貨投入が行われたということは遊戯の開
始を意味しており、遊戯中は利用者に遊戯に集中しても
らう、つまり注意力散漫にならないようにする必要があ
るからである。遊戯開始後も、各見本品の動作が継続し
ていた場合、そちらの動きを見ることに気を取られて、
欲しい物品を選択できなかったり、ルーレットを止める
時に、利用者が思ったタイミングでボタンを押せないと
いう弊害が発生してしまう。硬貨投入を検出しなかった
場合はStep−5に戻ってこれを繰り返すことによ
り、設定時間zの間、見本品を動作させることになる。
【0015】上記実施例では、装置本体10の前に人の
存在を検出すると、4つ展示している見本品が一斉に動
き出すものとしたが、1回につき1つだけ動くように構
成することも可能である。4回人の存在を検出したなら
ば、それぞれ1回目は見本品11aが動作し、2回目は
見本品12aが動作し、3回目は見本品13a、4回目
は見本品14aといった具合に、ローテーションを決め
て制御すれば良い。または、プログラムに乱数発生ルー
チンを組み込み、4つの見本品がその度ランダムに1つ
だけ動作するようにすることも可能である。さらには、
2つがペアで動作するような物品がある場合は、例えば
4つの見本品の内、該当する2つの見本品のみ動作させ
ることも出来、さまざまな方法が実施できる。
【0016】上記実施例では、人体の存在を検出した時
から一定時間、見本品を動作させるものとしたが、人体
の存在を検出した時から人体の存在を検出しなくなるま
での間だけ、見本品を動作させておくことも可能であ
る。また、人通りの多い場所に装置本体10を設置する
場合は、逆に人体の存在を検出した時から一定時間、見
本品を動作させた後に、例えば1分間のインターバルを
置き、その間の人体検出信号を無視するように構成し、
インターバルが終了したら再び人体検出信号を有効にす
る、ということもできる。
【0017】上記実施例では、見本品となる物品の電源
スイッチまたは及び起動スイッチを電気的に装置本体1
0の制御基板30と連動させるように構成したが、例え
ば電磁石やモータ等の駆動手段を新たに設け、制御基板
30は電気的に上記駆動手段を動作させ、上記駆動手段
が物理的に見本品となる物品の各スイッチのオン、オフ
をできるように構成することも可能である。また、上記
物品の起動スイッチが、赤外線リモコンの受光素子等に
より構成されている場合は、見本品となる上記物品の近
傍にリモコンの送信手段、つまり赤外線リモコンの場合
は赤外線LEDを設け、制御基板30により電気的に上
記赤外線LEDを発光させることで実現可能であり、見
本品となる上記物品の電源スイッチまたは及び起動スイ
ッチをオン、オフできる方法であれば、有線方式、無線
方式を問わない。
【0018】その他の実施例としては、例えばクレーン
式で物品を獲得することのできる物品獲得遊戯装置にお
いては、通常、物品展示部は存在せず、物品収容部自体
が外部から見通せる構成になっており、クレーン等を利
用者が操作することで、直接物品収容部の物品を掴み上
げたり釣り上げたりして物品を獲得する構成になってい
るが、特に上記物品を少なくとも1個、見本品として利
用者が獲得できない構成にしておき、上記実施例同様
に、上記見本品を制御基板30により制御することで、
十分実施が可能である。図7は、クレーン式の物品獲得
遊戯装置に見本品を特に設ける場合の説明図である。装
置本体60の上半分はおよそガラス張りで構成され、多
数物品が収容される物品収容部61内のほぼ全域が外部
から見渡せるように構成されている。利用者はボタン操
作等により、掴み取りクレーン70を操作し、上手く物
品を物品獲得穴72に入れることができたら、物品取出
口71から物品を受け取ることができる。物品展示部6
2は、装置本体60の物品収容部61の内部に見本品を
展示するスペースを設けた場合の例である。ここに展示
する物品は見本品であり、利用者が実際にはその個体を
獲得できない構成にするため、掴み取りクレーン70の
移動領域に干渉しない場所に設ける必要がある。物品展
示部63は、装置本体60の上方に新たに箱型の展示部
を作って取り付け、見本品を展示した場合の例である。
物品展示部64は、装置本体60の近傍に新たに箱型の
展示部を作って設置し、見本品を展示した場合の例であ
る。見本品65は、物品収容部61内に直接これを展示
したものである。但しこの場合、見本品65はあくまで
も見本であるため、利用者がこれを獲得することが出来
ないよう、両面テープや接着剤等の接着手段または固定
手段により物品収容部61の床面等に固定しておく必要
がある。また、利用者が実際には獲得できない見本の個
体であることを明らかにするために、なんらかの表示手
段により「見本」という表示をすることが望ましい。図
7では「みほん」と書かれたプラカードを見本品65に
取り付けている。但し、いずれの場合でも装置本体の制
御基板から見本品へ、電源スイッチおよび又は起動スイ
ッチを連動させるための配線を行う。また、上記物品展
示部62、63、64の見本品及び見本品65は、説明
のため同図面上に表したが、少なくとも、どれか一つが
存在すれば有効に機能するものである。また、人体を検
出するためのセンサは、センサ窓60sの部位に設置し
ても良いし、物品展示部64を設ける場合はセンサ窓6
4sの部位に設置することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上の構成からなる本願発明は以下の効
果を有する。人が装置本体10の前面、人体の存在を検
出するセンサの範囲18a内に入った時に、装置本体1
0の制御基板30の制御により、電気で動作する物品の
見本品がその動作を開始する。これにより装置本体10
の前に立つ人または通過中の人に対して興味を引くこと
が可能となり、大いなる利用促進に繋げることができ
る。また、遊戯を開始するにあたっては、上記物品の見
本品の電源を切断することによって動作を停止させ、利
用者が遊戯中に見本品の動作に気を取られず、遊戯に集
中することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る装置の外観の全体
斜視説明図である。
【図2】本願発明の一実施形態に係る装置に使用する代
表的な物品の一例であって、その内部の説明図である。
【図3】本願発明の一実施形態に係る装置に使用する代
表的な物品と、装置の制御基板との接続例を示した説明
図である。
【図4】本願発明の一実施形態に係る装置に使用する、
図2とは別構成の物品と、装置の制御基板との接続例を
示した説明図である。
【図5】本願発明の一実施形態に係る、人体を検出する
センサの感度を示す範囲と装置本体との関係を示した、
平面説明図である。
【図6】本願発明の一実施形態に係る、制御ルーチンの
フローチャートである。
【図7】本願発明の一実施形態に係る別実施形態の装置
と、物品の見本品の展示例を示した全体斜視説明図であ
る。
【符号の説明】
10 装置本体 11、12、13、14 物品展示部 11a、12a、13a、14a 物品 11c、12c、13c、14c 物品選択ランプ 15 ルーレット 15a ルーレット上のあたりランプ 16 硬貨投入口 17 押しボタン 18 センサ窓 18a 人体検出センサの検出範囲 19 物品取出口 21 物品11aの内部機構 22 物品11aの電池ボックス 23 物品11aの起動スイッチ 30 装置の制御基板 31 CPU 35 フォトカプラ 36、37 リレー 41 物品13aの内蔵回路 42 物品13aの電池ボックス 43 物品13aの発光体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が金銭等を投入し、遊戯を行い、
    上記遊戯の結果に応じて利用者が物品を獲得することが
    でき、少なくとも利用者が実際に獲得することができる
    物品と、利用者が実際には獲得することが出来ない構成
    により展示された上記物品の見本品の両方が存在可能な
    物品獲得遊戯装置において、 人の存在を検出することができる少なくとも1個のセン
    サを装置の適宜位置に設置して、上記センサから一定の
    範囲内に人が存在するか否かを検出できるようにし、 上記物品が電気動作式である時に、上記物品の見本品の
    電源スイッチまたは及び起動スイッチを装置本体と連動
    させ、 上記センサの検出状態に応じて上記物品の見本品の電源
    スイッチまたは及び起動スイッチを、オンまたはオフに
    することができることを特徴とする物品獲得遊戯装置。
  2. 【請求項2】 利用者により遊戯が開始された時に、上
    記物品の見本品の電源を切断するように構成したことを
    特徴とする、請求項1に記載の物品獲得遊戯装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100783109B1 (ko) * 2006-09-14 2007-12-07 김유정 지점 연결 방법
CN100403345C (zh) * 2004-09-30 2008-07-16 阿鲁策株式会社 提供游戏物品的设备和系统
WO2020208712A1 (ja) * 2019-04-09 2020-10-15 株式会社アムジー ゲーム機

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