JP2003061888A - 食器洗浄乾燥機 - Google Patents

食器洗浄乾燥機

Info

Publication number
JP2003061888A
JP2003061888A JP2001257645A JP2001257645A JP2003061888A JP 2003061888 A JP2003061888 A JP 2003061888A JP 2001257645 A JP2001257645 A JP 2001257645A JP 2001257645 A JP2001257645 A JP 2001257645A JP 2003061888 A JP2003061888 A JP 2003061888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volatile
dishwasher
volatile drug
dryer
formulation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001257645A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Kamei
清 亀井
Koichi Okahara
孝一 岡原
Hidenao Saito
秀直 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rengo Co Ltd
Original Assignee
Rengo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rengo Co Ltd filed Critical Rengo Co Ltd
Priority to JP2001257645A priority Critical patent/JP2003061888A/ja
Publication of JP2003061888A publication Critical patent/JP2003061888A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食器洗浄乾燥機の使用中に芳香を発したり、
食器洗浄乾燥機で発生する悪臭のマスキングや消臭等を
十分に発揮しうる食器洗浄乾燥機を提供することを目的
とする。 【解決手段】 食器洗浄乾燥機に揮散性薬剤又は揮散性
薬剤製剤を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、揮散性薬剤を備
えた食器洗浄乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】食器洗浄乾燥機は、洗浄槽に食器類を収
納し、これを温水等を用いて洗浄し、次いで、熱風で乾
燥することにより、食器類を洗浄・乾燥させるための装
置である。
【0003】この工程において、洗浄によって食器類か
ら洗い流された食物の残渣は、洗浄槽底部のフィルタに
溜まる。この残渣は、上記食器類を乾燥させる際に一緒
に加温されるため、食品自体の臭いやそれが腐敗するこ
とによる悪臭が排出され、使用者等に不快感を与える問
題を有していた。
【0004】これに対し、特開平7−79906号公報
に、排気口からの悪臭排出を防止するため、乾燥工程で
の暖気の循環経路に不揮発性脱臭装置を取り付けること
が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
不揮発性脱臭装置は、この装置に接触した悪臭成分しか
脱臭できないため、系内の悪臭成分を上記の装置に効率
よく接触させることができなければ、不快感を除去でき
ない場合があった。
【0006】そこで、この発明は、食器洗浄乾燥機の使
用中に芳香を発したり、食器洗浄乾燥機で発生する悪臭
のマスキングや消臭等を十分に発揮しうる食器洗浄乾燥
機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、揮散性薬剤
又は揮散性薬剤製剤を備えることにより、上記の課題を
解決したのである。
【0008】揮散性を有する薬剤を備えるので、食器洗
浄乾燥機で発生する悪臭のマスキングや消臭等を効率よ
く行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下において、この発明について
詳細に説明する。この発明にかかる食器洗浄乾燥機は、
その内部に揮散性薬剤又は揮散性薬剤製剤を備えたもの
である。
【0010】上記揮散性薬剤とは、常温又は加温したと
きに揮散性を有するものをいい、揮散性の芳香剤、消臭
剤、抗菌・防カビ剤等があげられる。
【0011】上記芳香剤としては、天然香料、合成香
料、この天然香料や合成香料から選ばれる複数の香料を
用いた調合香料等があげられる。上記天然香料の例とし
ては、ムスク、シベット、カストリウム、アンバーグリ
ス等の動物性香料、レモン油、バラ油、白檀油、ラベン
ダー油、ジャスミン油等の植物性香料があげられる。
【0012】上記合成香料の例としては、ピネン、リモ
ネン、カンフェン、テルビノーレン等の炭化水素類、リ
ナロール、ゲラニオール、シトロネロール、メントール
等のアルコール類、シトラール、バニリン、ベンズアル
デヒド等のアルデヒド類、カルボン、メントン、ベンゾ
フェノン、クマリン等のケトン類、アニソール、チモー
ル、オイゲノール、アネトール等のフェノール類、安息
香酸、桂皮酸、フェニル酢酸、ヒドロ桂皮酸等の有機酸
類、酢酸エチル、酢酸ゲラニル、プロピオン酸イソアミ
ル等のエステル類、ローズオキサイド、オキサイドケト
ン、シネオール等のオキサイド類、インドール、スカト
ール、メチルキノリン等の窒素化合物等があげられる。
【0013】上記消臭剤の例としては、竹エキス、ヨモ
ギエキス、緑茶エキス等があげられる。上記抗菌・防カ
ビ剤の例としては、アリルイソチオシアネート(以下、
「AIT」と略する。)等のイソチオシアン酸エステル
類、ユーカリ油、シンナミックアルデヒド、メントー
ル、ヒノキチオール、ローズマリー等があげられる。こ
れらの揮散性薬剤は、単独で用いてもよく、2種類以上
を組み合わせて用いてもよい。
【0014】上記揮散性薬剤は、必要に応じて、この揮
散性薬剤と樹脂と溶融混合させてもよい。このとき、樹
脂として温度感受性樹脂を用いることにより、揮散性薬
剤の揮散を温度条件で調整することができる。すなわ
ち、所定温度以下では、温度感受性樹脂の固化によって
揮散性薬剤の揮散を抑制することができ、所定温度以上
で、温度感受性樹脂の軟化・溶融によって揮散性薬剤を
揮散させることができる。
【0015】この樹脂の例としては、ステアリン酸、ラ
イスワックス、パラフィンワックス、牛脂、ラード、コ
コアバター等のロウ状物質、ロジン類やそのエステル化
物等があげられる。上記ロジン類とは、生松ヤニからテ
ルペン油を除いたものをいい、上記ロジン類のエステル
化物としては、ガムロジン、ウッドロジン、エステルガ
ム等があげられる。特に、温度感受性樹脂としては、融
点が低いもの、揮散性薬剤と混練したときに融点が低下
しやすいもの、硬度が低いもの等があげられる。例え
ば、融点が低いパラフィンワックスや揮散性薬剤と混練
したときに融点が低下しやすいロジン類等があげられ
る。
【0016】上記揮散性薬剤製剤とは、上記の揮散性薬
剤若しくは揮散性薬剤と樹脂との混練物(以下、「揮散
性薬剤等」と称する。)、又は揮散性薬剤等の保持体を
容器に収納したものをいう。また、上記保持体とは、上
記の揮散性薬剤等を、保持材料に包装、積層、担持等し
たものをいう。
【0017】上記保持体の形態の例としては、図1
(b)に示すように、揮散性薬剤等2を包装体4等に収
納したもの、図1(c)に示すように、揮散性薬剤等2
をシート又はフィルム(以下、「シート等」と称す
る。)5で挟んで積層体6としたもの、図1(d)に示
すように、揮散性薬剤等2を担体7に担持させたもの等
があげられる。
【0018】上記の包装体やシート等として使用される
保持材料は、一部又は全部が上記揮散性薬剤を透過する
基材(以下、「透過性基材」と称する。)がよい。
【0019】上記ガス透過性基材の具体例としては、不
織布、織布、ポリエチレン、ポリプロピレン等からなる
基材、又はこれらを複数層積層した基材等があげられ
る。
【0020】また、上記担体として使用される保持材料
は、揮散性薬剤等を担持できれば、特に限定されない。
その中でも、多孔質の担体を用いると、揮散性薬剤等の
担持量が増加して好ましい。
【0021】上記容器としては、その一部又は全部が上
記透過性基材で形成されているものがよい。このとき、
この透過性基材としては、温度感受性基材や湿度感受性
基材を用いることができ、これらはそれぞれ単独に用い
てもよく、両者を組み合わせて用いてもよい。
【0022】上記温度感受性基材とは、温度が低いとき
はガス透過性が低く、温度が高くなると、ガス透過性が
高くなる基材をいう。この温度感受性基材を用いること
により、温度が低い状態では上記揮散性薬剤の透過を抑
制し、温度が高くなった状態で上記揮散性薬剤を透過さ
せ易くすることができる。このため、食器洗浄乾燥機の
不使用時には、揮散性薬剤の透過を防止し、一方、使用
中の加温時には、揮散性薬剤の透過を早めることがで
き、それらにより揮散性薬剤の揮散時期を調整すること
ができる。この温度感受性基材の例としては、無延伸ポ
リプロピレン、二軸延伸ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート等のフィルム、ポリプロピレン、AB
S、ポリエチレン、ポリエステル類等の成形物等があげ
られる。
【0023】上記湿度感受性基材とは、湿度が低いとき
はガス透過性が低く、湿度が高くなると、ガス透過性が
高くなる基材をいう。この湿度感受性基材を用いること
により、湿度が低い状態では上記揮散性薬剤の透過を抑
制し、湿度が高くなった状態で上記揮散性薬剤を透過さ
せ易くすることができるため、有効に上記揮散性薬剤を
揮散させることができる。この湿度感受性基材の例とし
ては、ビスコース加工紙、セロハン等があげられる。
【0024】上記容器の温度感受性基材及び湿度感受性
基材以外の部分は、ガス非透過性の基材がよい。これに
より、内部の揮散性薬剤の揮散を温度感受性基材又は湿
度感受性基材の部分に限定することができ、余分な揮散
を防止できるからである。
【0025】このガス非透過性基材としては、アルミ
箔、アルミ箔を貼り合わせた積層フィルム、アルミ蒸着
フィルム等があげられる。
【0026】上記容器の形状は特に限定されるものでな
く、各種形状の射出成形容器やブリスター容器、袋等が
あげられる。
【0027】上記揮散性薬剤製剤は、図1(a)に示す
ように、そのまま上記の容器3に収納して揮散性薬剤製
剤1を構成する。また、揮散性薬剤等2の流動性等を考
慮して、図1(b)に示すような、揮散性薬剤等2を袋
4に収納した保持体、図1(c)に示すような、揮散性
薬剤等2をシート等5で挟んで積層体6とした保持体、
図1(d)に示すような、揮散性薬剤等2を担体7に担
持させた保持体を容器3に収納して揮散性薬剤製剤1を
構成してもよい。
【0028】また、図1(e)に示すように、容器3の
一部に湿度感受性基材8と温度感受性基材9とを重ねる
ように設けたり、図1(f)に示すように、容器3の一
部に湿度感受性基材8と温度感受性基材9とを積層して
設けたりしてもよい。このようにすると、湿度感受性基
材と温度感受性基材との両方の条件を満たす、すなわ
ち、所定以上の温度及び湿度を有する場合にのみ内部の
揮散性薬剤の揮散を可能とすることができる。
【0029】なお、図1(a)〜(f)の容器3は、射
出成形容器で示したが、これ以外のブリスター容器や袋
であっても同様である。
【0030】この発明にかかる揮散性薬剤等は、食器洗
浄乾燥機の洗浄槽、蓋部又は吸・排気通路の一箇所又は
複数箇所に設けられる。図2に示される食器洗浄乾燥機
11を用いて説明すると、この食器洗浄乾燥機11は、
食器を洗浄及び乾燥させる洗浄槽12を有し、この洗浄
槽12は、蓋部13の開閉によって食器の出し入れが可
能となっている。また、洗浄槽12内部には食器受け皿
14を有し、洗浄対象の食器を縦置きすることができ
る。また、その下部には噴水口15が設けられ、水洗浄
する際の水又は温水の噴き上げが行われる。
【0031】また、洗浄された食器を乾燥するための空
気は、ファン16から吸気通路17を通って洗浄槽12
内部に送り込まれる。この吸気通路17の途中には、加
熱部18が設けられ、洗浄槽12内部に送り込まれる空
気を加熱空気とし、加熱乾燥することが可能となってい
る。洗浄槽12内部に送り込まれた空気は、排気通路1
9から外部に排出される。
【0032】上記のように食器洗浄乾燥機11の洗浄槽
12、蓋部13、吸気通路17、排気通路19に上記揮
散性薬剤等を設けると、揮散性ガスの種類によって、そ
れぞれの効果を発揮することができる。すなわち、揮散
性薬剤等として芳香剤又は芳香剤製剤を用いると、食器
洗浄乾燥機から芳香を発したり、排気される臭気を上記
芳香剤によってマスキングすることができる。
【0033】また、揮散性薬剤等として揮散性消臭剤又
は揮散性消臭剤製剤を用いると、食器洗浄乾燥機から排
気される臭気を上記揮散性消臭剤によって消臭すること
ができる。さらに、揮散性薬剤等として揮散性抗菌・防
カビ剤又は揮散性抗菌・防カビ剤製剤を用いると、悪臭
の原因の1つである細菌やカビの発生を抑制することが
できる。
【0034】
【実施例】以下に実施例及び比較例をあげてこの発明を
さらに具体的に説明する。 (実施例1)厚さ20μmの無延伸ポリプロピレン及び
厚さ30μmのポリエチレンの積層フィルムからなる3
方シール袋(外寸40mm×50mm)にシトラール
(小川香料(株)製)1gを入れ、揮散性薬剤製剤を製
造した。得られた揮散性薬剤製剤を容積約40リットル
の食器洗浄乾燥機の蓋部内面に貼り付け、トリメチルア
ミン標準液(1μg/ml、和光純薬(株)製)の50
0倍希釈液200μlを染み込ませたろ紙(アドバンテ
ック(株)製、60mmφ、No.5A)を乾燥室底面
中央に設置し、食器洗浄乾燥機の乾燥を開始した。その
後、乾燥20分間、食器洗浄乾燥機の排出口で臭気のマ
スキング効果を官能評価した。その結果を表1に示す。
なお、官能評価は、10人で実施し、○:トリメチルア
ミン臭なし、×:トリメチルアミン臭はするが、弱い、
××:トリメチルアミン臭が強い、の三段階で評価し
た。
【0035】(比較例1)上記の揮散性薬剤製剤の代わ
りにポリエチレンとポリエチレンテレフタレートの混抄
不織布(30g/m2)からなる3方シール袋(外寸4
0mm×50mm)に市販の活性炭粒子2gを入れた不
揮発性脱臭製剤を用いた以外は、実施例1と同様にし
て、食器洗浄乾燥機の排出口で臭気のマスキング効果を
官能評価した。その結果を表1に示す。
【0036】(比較例2)上記揮散性薬剤製剤を使用し
なかった以外は、実施例1と同様にして、食器洗浄乾燥
機の排出口で臭気のマスキング効果を官能評価した。そ
の結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】(実施例2)厚さ20μmの二軸延伸ポリ
プロピレン及び厚さ30μmのポリエチレンの積層フィ
ルムからなる3方シール袋(外寸40mm×50mm)
に実施例1で用いたシトラール1gを入れ、揮散性薬剤
製剤を製造した。得られた揮散性薬剤製剤を、30℃、
25%RHと70℃、25%RHの条件下でシトラール
の揮散量を測定した。その結果を図3に示す。
【0039】(実施例3)パラフィンワックス3.6g
とロジンエステル1.5gを溶融混練した。次いで、実
施例1で用いたシトラール0.9gを添加し、均一に混
合した。得られた組成物を溶融状態のまま、45mmφ
ガラスシャーレにいれて常温で冷却することにより、揮
散性薬剤製剤を得た。得られた揮散性薬剤製剤を、30
℃、25%RHと70℃、25%RHの条件下でシトラ
ールの揮散量を測定した。その結果を図4に示す。
【0040】(実施例4)上記温度感受性樹脂を用いず
に、実施例1で用いたシトラール6.0gのみを45m
mφガラスシャーレに入れて、揮散性薬剤製剤を得た。
得られた揮散性薬剤製剤を、30℃、25%RHと70
℃、25%RHの条件下でシトラールの揮散量を測定し
た。その結果を図5に示す。
【0041】(実施例5)坪量14g/m2のレーヨン
・パルプ混合不織布(混合比30:70)を支持部材と
し、この片面にポリエチレンの接着層(厚さ15μm)
を介して厚さ20μmの無延伸ポリプロピレンを積層し
た。また、他方の面にビスコース溶液(セルロース濃度
3.0%、アルカリ濃度1.9%)をロールコーターで
5.0g/m2塗工し、硫酸浴中で凝固再生後、脱硫
し、水洗してシリンダードライヤーで乾燥させることに
よって、湿度感受性基材であるビスコース加工紙を得
た。得られたビスコース加工紙を3方シール袋(外寸7
0mm×75mm)にし、その中にAIT(日本テルペ
ン(株)製)0.5gを入れた厚さ20μmの二軸延伸
ポリプロピレンと厚さ30μmポリエチレンの積層フィ
ルムからなる3方シール袋(外寸40mm×50mm)
を入れ、開口部を熱溶着させて揮散性薬剤製剤を製造し
た。得られた揮散性薬剤製剤を、30℃、25%RHと
30℃、95%RHの条件下でAITの揮散量を測定し
た。その結果を図6に示す。
【0042】(実施例6)シトラールを500mgとし
た以外は、実施例2,4,5に記載の方法に準じて、そ
れぞれ揮散性薬剤製剤を製造した。それぞれの揮散性薬
剤製剤を用いて、実施例1に記載の方法に従って食器洗
浄乾燥機を1回/日の割合で使用した。その結果、揮散
性薬剤の有効期間は、実施例2の揮散性薬剤製剤(シト
ラール500mg)の場合は14日間、実施例4の揮散
性薬剤製剤(シトラール500mg)の場合は3日間、
実施例5の揮散性薬剤製剤(シトラール500mg)の
場合は12日間であった。
【0043】
【発明の効果】この発明にかかる食器洗浄乾燥機は、揮
散性を有する薬剤を備えるので、食器洗浄乾燥機の使用
中に芳香を発したり、食器洗浄乾燥機で発生する悪臭の
マスキングや消臭、抗菌・防カビ処理を十分に発揮させ
ることができる。
【0044】また、容器の一部又は全部に温度感受性基
材や湿度感受性基材を用いた揮散性薬剤製剤を備える
と、一定以上の温度や湿度の条件下で揮散性薬剤を揮散
させることができるので、揮散性薬剤を長期間有効に利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)(c)(d)(e)(f) この
発明にかかる揮散性薬剤製剤の形態の例を示す断面図
【図2】食器洗浄乾燥機の例を示す一部切欠断面図
【図3】実施例2の結果を示すグラフ
【図4】実施例3の結果を示すグラフ
【図5】実施例4の結果を示すグラフ
【図6】実施例5の結果を示すグラフ
【符号の説明】
1 揮散性薬剤製剤 2 揮散性薬剤等 3 容器 4 包装体 5 シート等 6 積層体 7 担体 8 湿度感受性基材 9 温度感受性基材 11 食器洗浄乾燥機 12 洗浄槽 13 蓋部 14 食器受け皿 15 噴水口 16 ファン 17 吸気通路 18 加熱部 19 排気通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61L 9/12 A61L 9/12 (72)発明者 斎藤 秀直 福井県坂井郡金津町自由ケ丘1丁目8番10 号 レンゴー株式会社福井研究所内 Fターム(参考) 3B082 BA01 BB00 BE00 4C002 AA06 BB00 DD05 DD11 HH10 KK01 4C058 AA30 BB07 CC06 CC07 CC08 DD02 DD04 DD07 JJ08 JJ21 JJ27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮散性薬剤又は揮散性薬剤製剤を備えた
    食器洗浄乾燥機。
  2. 【請求項2】 上記揮散性薬剤又は揮散性薬剤製剤が、
    揮散性の芳香剤、消臭剤又は抗菌・防カビ剤のいずれか
    1つ又は2つ以上を含有する請求項1に記載の食器洗浄
    乾燥機。
  3. 【請求項3】 上記揮散性薬剤製剤は、上記揮散性薬剤
    又は上記揮散性薬剤の保持体を容器内に収納したもので
    ある請求項1又は2に記載の食器洗浄乾燥機。
  4. 【請求項4】 上記揮散性薬剤製剤は、上記揮散性薬剤
    と樹脂との混練物又はこの混練物の保持体を容器内に収
    納したものである請求項1又は2に記載の食器洗浄乾燥
    機。
  5. 【請求項5】 上記樹脂が温度感受性樹脂である請求項
    4に記載の食器洗浄乾燥機。
  6. 【請求項6】 上記容器の一部又は全部が、温度感受性
    基材若しくは湿度感受性基材のいずれか、又は温度感受
    性基材及び湿度感受性基材を組み合わせたものである請
    求項3乃至5のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  7. 【請求項7】 上記揮散性薬剤又は揮散性薬剤製剤を、
    洗浄槽、蓋部又は吸・排気通路に備えた請求項1乃至6
    のいずれかに記載の食器洗浄乾燥機。
  8. 【請求項8】 食器洗浄乾燥機の洗浄槽、蓋部又は吸・
    排気通路に、芳香剤又は芳香剤製剤を備えることによる
    食器洗浄乾燥機から芳香成分を揮散する方法。
  9. 【請求項9】 食器洗浄乾燥機の洗浄槽、蓋部又は吸・
    排気通路に、揮散性消臭剤又は揮散性消臭剤製剤を備え
    ることによる食器洗浄乾燥機から排気される臭気の消臭
    方法。
  10. 【請求項10】 食器洗浄乾燥機の洗浄槽、蓋部又は吸
    ・排気通路に、揮散性抗菌・防カビ剤又は揮散性抗菌・
    防カビ剤製剤を備えることによる食器洗浄乾燥機又は食
    器の抗菌・防カビ方法。
JP2001257645A 2001-08-28 2001-08-28 食器洗浄乾燥機 Pending JP2003061888A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001257645A JP2003061888A (ja) 2001-08-28 2001-08-28 食器洗浄乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001257645A JP2003061888A (ja) 2001-08-28 2001-08-28 食器洗浄乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003061888A true JP2003061888A (ja) 2003-03-04

Family

ID=19085274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001257645A Pending JP2003061888A (ja) 2001-08-28 2001-08-28 食器洗浄乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003061888A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2632964C (en) Aroma-releasing polymeric gel matrix
EP1827650A1 (en) Improved sterilising filter arrangement, apparatus & method
CA1292423C (en) Air freshener with microporous membrane
US6352210B1 (en) Fragranced rice hull air fresheners
JP2000510019A (ja) エアフレッシュナー分配器
US7273184B2 (en) Disposable air treatment device
NL8020178A (nl) Nieuwe parfumpreparaten.
US20010027958A1 (en) Container, cover, and insert for a consumer product
US20180140736A1 (en) Ornamental air fragrance dispenser
EP1371378B1 (en) Controlled release of fragrances through non-woven pouches
JP2003061888A (ja) 食器洗浄乾燥機
JP2008113830A (ja) 芳香性気体供給装置及びポータブルトイレ
JP2000281505A (ja) 揮散性包装体
JP7343550B2 (ja) カビを抑制するための装置及び方法
JPH06298619A (ja) 殺菌、防虫、防カビ材
JP2002060302A (ja) 揮散性薬剤製剤、及びこれを用いたエアコン用防カビ材
JP2003061870A (ja) 電気掃除機
JPH03178902A (ja) イソチオシアン酸エステルの蒸気を用いる物品の殺菌処理方法及びそれに用いるイソチオシアン酸エステルの蒸気発生剤
JP2002172156A (ja) 多孔質粒子材料に樹木より抽出したフィトンチッドを含む油を含芯させた粒子状芳香除臭剤とその製造法並びにその粒子状芳香除臭剤を配置した空気濾過用フィルターと除臭用カートリッジを備えた機器類
JP3862866B2 (ja) 冷蔵装置
JPH029814Y2 (ja)
US20040222108A1 (en) Method and system for delivering a fragrance to medical apparel packaged in a container
JPS58185513A (ja) 浴槽用芳香剤
US20050042147A1 (en) Package containing a scented and custom treated card
JPH0739842U (ja) 芳香体