JP2003061744A - 棒状化粧材繰出容器 - Google Patents
棒状化粧材繰出容器Info
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Abstract
棒状化粧材を充填する棒状化粧材繰出容器であって、芯
チャック部材を確実に保持するとともに、必要によって
は段階的に芯チャック部材の保持を行うことによって、
先筒が傾斜角をもつ棒状化粧材繰出容器を経済的に実現
することを目的とする。 【構成】 先筒10と基体20とを回動可能に連結
し、内部に芯チャック部材30を内挿する。芯チャック
部材30は先筒10後部に形成された係合条部12と凹
凸部35aで回転止め機構を構成し、基体20側では基
体20に固着された螺旋部材40と突起34が螺合機構
を構成し、基体20後部に設けた内突部28の係合部2
9に芯チャック部材30の環状凹部38が、芯チャック
部材30の後退限で係合する。
Description
関する。特には、キャップを有し、溶解された棒状化粧
材を後方より充填するタイプの棒状化粧材繰出容器に関
する。
で、内挿された芯チャック部材の後端開口孔より溶解さ
れた棒状化粧材を充填する発明は、実公昭63−303
38号公報などに代表されるものであり、ここでは充填
される棒状化粧材は揮発性を有し、棒状化粧材繰出容器
は気密容器として開示されている。
芯チャック部材の後端開口孔より溶解した棒状化粧材を
充填することと、密封手段のみを開示しているため、繰
出機構の限定をしているものではない。
実公昭63−30338号公報と同様に、芯チャック部
材の後端開口孔より溶解した揮発性を有する棒状化粧材
を充填するものとして例にあげることが出来るが、その
ため充填時に芯チャック部材を下降限位置に保持する手
段として、底蓋を用いてこれに芯チャック部材を係合さ
せて芯チャック部材を下降限位置に保持する手段として
いる。
端開口孔より充填するためには、芯チャック部材の後端
開口孔を最大限大きくするとともに、前記特開平8−1
17024号公報と同様に、芯チャック部材を後退限に
保持することによって、先筒内に充填される棒状化粧材
を常に一定に維持することが必要となる。
出容器本体の芯チャック部材が下降限に位置するとき、
芯チャック部材を確実に下限に位置する手段が必要とさ
れる。
端開口孔より注入するのに、芯チャック部材の下降限が
決定されなければ、常に一定量挿入される棒状化粧材の
使用範囲、つまり長さが変化してしまうからである。
保持するとともに、必要によっては段階的な保持を可能
とすることによって充填された棒状化粧材の先端を、先
筒の傾斜角に沿ってカットすることによって、求められ
る棒状化粧材繰出容器を経済的に実現することである。
は、底蓋を使用することなく、棒状化粧材繰出容器の全
長や外径を最小とすることで実現可能とする手段を用い
ることを課題とする。
め、本発明における第1の発明の棒状化粧材繰出容器に
おいては、先筒と基体を回動可能に連結し、芯チャック
部材を内挿し、前記先筒と基体との回動をもって前記芯
チャック部材に保持された棒状化粧材の進退を行う、キ
ャップを有する棒状化粧材繰出容器であって、前記先筒
と基体内に内挿される芯チャック部材は、前端開口孔よ
り後端開口孔に至る貫通孔を有し、内部に棒状化粧材の
基部を収容保持し、前記先筒先端開口孔より内挿される
とともに、前記先筒との回転止め機構と、前記基体内に
設けられた螺旋部材との螺合機構によって、前記先筒と
同期の回動をしながら軸方向に移動可能とするととも
に、前記基体後部に内突部を形成して係合部を設け、前
記芯チャック部材が後退限に位置するときは、前記芯チ
ャック部材外周に設けられた係合部は前記基体の係合部
に係合して、前記芯チャック部材の後退限における保持
を行うものである。
記芯チャック部材と螺合して螺合機構を構成するととも
に、前記基体と同期に係合する手段を以て前記基体に固
着されることで、前記芯チャック部材外周に設けた前記
芯チャック部材を後退限に保持する係合部と前記基体の
内突部に形成した係合部が係合可能とする手段を講じた
ものである。
材には繰出の上昇限を規定するストッパー部が配され、
このストッパー部の後部に、前記基体後部の内突部に形
成された係合部と係合する係合部を設ける手段を講じた
ものである。
けられた内突部は、上端面下端面を備える軸距離を有す
る内突部として形成され、前記芯チャック部材後部のベ
ンドストッパーのさらに後部にベンド凸部が設けられ、
棒状化粧材充填時における前記芯チャック部材の後退限
は、前記基体の内突部が前記芯チャック部材のベンドス
トッパーとベンド凸部に挟持される位置であり、販売時
における前記芯チャック部材の後退限は、前記基体の内
突部上端面に、前記芯チャック部材のベンド凸部が載置
された位置にする手段を講じたものである。
化粧材繰出容器は、回動可能に連結された先筒と基体と
を回動し、内挿されている芯チャック部材の先端に保持
された棒状化粧材の進退を行うものであるが、芯チャッ
ク部材は両端に開口孔を有し、前端開口孔から後端開口
孔までを貫通する貫通孔を有している。
が充填されるが、貫通孔内には棒状化粧材の基部を安定
して保持する手段が取られている。
するときには、この芯チャック部材と基体後部に設けた
内突部に形成されている係合部によって、芯チャック部
材が後退限位置に保持可能としたことを特徴とする。
りの充填時に置いて、繰出容器本体の輸送や移動に伴う
芯チャック部材の軸方向の移動を防止しなければならな
い。充填時における充填量は常に一定でなければならな
いため、芯チャック部材の後退限位置の確保は、本発明
の主旨においては不可欠の要素である。
芯チャック部材と螺合して、螺合機構を構成するととも
に、前記基体と同期に係合する手段を以て、前記基体に
固着される。
チャック部材を後退限に保持する係合部と前記基体の内
突部に形成された係合部が係合可能となる。
口孔より挿入される、基体側の係合部は前記芯チャック
部材に係合するため内突部として形成され、螺旋部材と
基体とを一体に形成すると、基体の下部内突部が成形不
能となるため、螺旋部材を別体で設けることが必須の条
件となる。
出容器本体の長さを長くしたり、また外径を太くする必
要がなく、さらに底蓋も必要としないものである。
材には繰出の上昇限を規定するストッパー部が配され、
このストッパー部の後部に、前記基体後部の内突部に形
成された係合部と係合する係合部を設けたため、繰出容
器本体の長さを不必要に長くしなくて済む。
られている内突部は軸距離を有し、上端面、下端面を備
えている。
は、さらにベンド凸部が一対設けられており、棒状化粧
材を芯チャック部材後部より充填する際の後退限位置
は、基体の内突部が芯チャック部材のベンドストッパー
とベンド凸部とに挟まれている部位が芯チャック部材の
後退限となる。
部の軸距離分だけ繰り上げると、内突部上端面にベンド
凸部が載置されることとなる。
リムタイプの口紅容器などである場合は、その傾斜角に
合わせ、先筒先端開口孔より突出している棒状化粧材を
カットすればよく、それ以降の販売時においての芯チャ
ック部材の後退限は、ベンド凸部が内突部の上端面に載
置する位置となる。
直立に倒立させた方がひずみやむらを起こさずに済むも
のである。
る棒状化粧材繰出容器では、前記手段を取って充填加工
した方が、より経済的に優れた方法となる。
明する。
繰出容器1の縦一部断面図であり、図2はこの第1実施
例の棒状化粧材繰出容器に使用される芯チャック部材3
0を示すものである。
粧材繰出容器1は、先筒10と、この先筒10と回動可
能に連結している基体20と、この中に内挿される芯チ
ャック部材30と、芯チャック部材30の表面にストロ
ーク長設けられた突起34に螺合係合する螺旋部材40
と、先筒10の先端開口孔11を被うキャップ3により
構成される。
開口孔25側から容器解した棒状化粧材Aの溶液を充填
する方法にあり、これによって芯チャック部材30内に
棒状化粧材の基部を形成して棒状化粧材繰出容器1を完
成させるものであって、実施例の繰出機構には、芯チャ
ック部材30の後端開口孔32が繰出容器本体2の外径
で最も大きく取られる方法が採用されている。
きながら説明する。基体20の内周面には凹環状溝22
が設けられ、先筒10の嵌合凸部13が、これに嵌合す
る事で、先筒10と基体20とを相互に回動可能に連結
している。
26と段部27が備えられ、ここに螺旋部材40が載置
されて、螺旋部材40外周の縦リブ42が基体20のス
プライン部26に係合する事で、螺旋部材40は基体2
0と同期の回転を可能としている。
うに先端にフランジ部33を備え、先端開口孔31より
後端開口孔32に至る貫通孔39が設けられ、この貫通
孔39内には凸状の螺旋条が設けられて、棒状化粧材A
の回転と抜けを防止している。
筒10内の係合条部12と回動不能にスプライン結合す
る凹凸部35aを備え、このスプライン結合可能な凹凸
部35aと略同一の断面形状を有する凹凸部35が、さ
らにその下部に設けられた突起34に形成されている。
字状に切られたベンドストッパー37(ストッパー部)
が設けられ、さらに後端には環状凹部38が形成されて
いる。
体20の連結された中に内挿され、先筒10後端に形成
された係合条部12と前記芯チャック部材30の凹凸部
35aがスプライン係合して回転止め機能を構成すると
ともに、凹凸部35aの下端が螺旋部材40の上端面に
載置されることで繰出の後退限としている。
螺旋部材40の螺旋溝41に螺合することで螺合機能を
構成している。
せると、前記先筒10側では芯チャック部材30は回転
止め機能を有し、また、基体20側では螺旋部材40と
の螺合機能によって、芯チャック部材30は先筒10と
同期の回転をしながら進出することとなる。
の凹凸部35aは、先筒10の後端の係合条部12の係
合によって回転止め機能を有し、軸方向に移動すると今
度は芯チャック部材30の突起34に形成された凹凸部
35が、前記先筒10の係合条部12に順次係合してい
くため、芯チャック部材30は後部に設けたベンドスト
ッパー37の上端面が前記螺旋部材40の後端面に当接
するまで繰り上げられることとなり、この当接が繰出の
上昇限となっている。
前記メカニズムによって、芯チャック部材30は後退す
ることとなる。
止め機構として働く係合条部12と、基体20の螺合機
構として働く螺旋部材40の螺旋溝41が中心軸よりの
同部位に縦方向に並べられていることと、芯チャック部
材30の突起34が前記先筒10の係合条部12とスプ
ライン係合するとともに、螺旋溝41とも螺合すること
によって、従来の繰出機構のような部材の重なりがな
く、芯チャック部材30の外径を繰出容器本体2内で最
大に取れるため、結局芯チャック部材30の貫通孔39
を大きく取ることが可能となる。
孔32より、溶解した棒状化粧材Aを充填するため、芯
チャック部材30の貫通孔39は大きければ大きいほ
ど、溶解した棒状化粧材Aを先筒10内の棒状化粧材摺
動部14に無理な圧力をかけることなく充填することが
可能なため、前記繰出機構を採用しているものである。
からの棒状化粧材Aの充填に於いて必要なことは、繰出
容器本体2の輸送や移動に伴い、芯チャック部材30が
繰出容器本体2内で振動や落下によって軸方向に少しで
も動いてしまうことを防止することである。
粧材摺動部14に充填された棒状化粧材Aは常に一定量
でなければならないし、大量生産においては一個一個へ
の検査を必要とせずに棒状化粧材Aが一定量それぞれ充
填されるため、繰出容器本体2内の芯チャック部材30
の下降限を確実に保持させる方法を取っておかなければ
ならない。
大に採るのと同時に、芯チャック部材30の繰出容器本
体2の下降限における確実な保持を行う手段として、本
発明では基体20内の螺旋部材40を製作して、基体2
0後部に内突部28を形成し、ここに凸の係合部29を
設けるとともに、芯チャック部材30の後端に環状凹部
38を設けて、前記基体20の係合部29に嵌合させる
ことによって、芯チャック部材30の軸方向の移動を防
止していることを特徴としている。
部材40とを別部材として製作した理由は、螺旋部材4
0と基体20とを一体として形成すると、基体20の下
部内周面の内突部28も内側に突出しているので、コア
ピンでは成型不可能なアンダーカット部が螺旋部と内突
部との間に生じてしまうからである。
作し、これを基体20に合体させるという手段もある
が、この方法は、両者の寸法差が少ないために設計上好
ましくない。
0を別体として製作して、これを基体20と同期に回動
させる手段を用いるとともに、基体20後部内部に内突
部28を形成し、ここに係合部29を設けたものであ
る。
先筒10の先端開口孔11より芯チャック部材30を後
部開口孔32側より内挿していき、先筒10の後端開口
孔より芯チャック部材30を突出させる。
の後端開口孔32側より通過させ、ベンドストッパー3
7をベンドさせて、次に突起34を順次螺旋溝41に螺
合させる。
40が組み合わされた状態で、基体20の前端側より挿
入して基体20内の段部27に前記螺旋部材40を載置
するとともに、先筒10と基体20を回動可能に連結す
ることによって組み付けは終了する。
して係合する芯チャック部材30後部に形成された係合
部は、環状凹部38として製作される。
径な係合部として設けられる。前記組み立て手順で説明
したように、芯チャック部材30は先筒10の先端開口
孔11側より、後端開口孔32側より内挿されるが、係
合部、この場合は環状凹部38が芯チャック部材30の
外径よりも大きいと、先筒10後端の係合条部12を通
過不可能となる可能性があるからである。
し、先筒10内の係合条部12を通過させ、基体20の
係合部29を凹部として形成することも可能である。
構を有する、本発明における第2実施例を示すもので、
図3は棒状化粧材繰出容器101の縦一部断面図で、図
4は第2実施例で使用される芯チャック部材130を示
すものである。
133を備え、これに延設される円筒体130a、外径
には4列の突起134が整列した状態で形成され、下部
にはスリット136でコの字状に切られたベンドストッ
パー137と、その後部に環状凹部138が形成され、
前端開口孔131より後端開口孔132に至る貫通孔1
39が設けられている。
0aの外径寸法L3の寸法差に、突起134は外径寸法
L2として設けられ、その大きさはL1>L2>L3と
なっている。
0円筒体130a外径に形成された突起134が、螺旋
部材140と螺合して螺合機構を構成し、前記突起13
4が先筒110の係合条部112に係合する事で、回転
止め機構を構成する。作動は第1実施例と同様となる。
のではなく、繰出機構の差異に関わらず、芯チャック部
材を先筒先端開口孔側より挿入して、繰出容器本体を形
成するとともに、芯チャック部材後端開口孔より棒状化
粧材を充填する棒状化粧材繰出容器であって、芯チャッ
ク部材は先筒と同期に回動する手段を取られるととも
に、芯チャック部材を下降限に保持する手段を芯チャッ
ク部材と基体の内突部による係合で行うことを特徴とす
るものである。
器の第3実施例であり、先筒210の先端開口孔211
が、傾斜角を以てカットされている、スリムタイプのリ
ップや口紅等を想定した棒状化粧材繰出容器201を示
している。
て、密閉容器として揮発防止手段が取られていることを
一つの特徴としている。
器本体2と同様に、先筒210,基体220,芯チャッ
ク部材230,螺旋部材240により構成され、繰出機
構も第1実施例の棒状化粧材繰出容器1と同様である。
を充填する際の図であり、図4の繰出容器本体202a
は、充填された棒状化粧材Bを傾斜寸法Y分だけ繰り出
し、先筒210の先端開口孔211の傾斜角に沿ってカ
ット面で切った状態を示し図7のキャップ内筒203a
を固着されたキャップ203を嵌合させて棒状化粧材繰
出容器201を完成するものである。
ドストッパー237(ストッパー部)のさらに後部に、
芯チャック部材230の軸方向に対して直角に2本の平
行したスリット236により形成された帯状部にベンド
凸部238a、238bが設けられており、図5の棒状
化粧材Bの充填時におけるときは、基体220の内突部
228は、上端面228a、下端面228bを備える軸
距離228Lを有し、内突部228は芯チャック部材2
30のベンドストッパー237とベンド凸部238a、
238bの上端面の間に挟持されて、棒状化粧材Bの充
填の際の芯チャック部材230の後退限位置を保持す
る。
立させて、後端開口孔225側よりノズルによって溶解
された棒状化粧材Bが充填される。
が、棒状化粧材Bの充填時におけるひずみやしわ、及び
むらを防止できるなど、確実な充填方法となる。
を有するため、棒状化粧材Bはフラット天面B’まで充
填される。
20内の内突部228の軸距離228Lぶんだけ繰り上
げると、ベンド凸部238a、238bは基体220内
の内突部228をベンドしながら進み、ぱちっと音を立
てて内突部228の上端面228aにベンド凸部238
a、238bが載置される。
化粧材Bは傾斜寸法Y分先筒210の先端開口孔211
より突出しているため、これをこの傾斜角Xに合わせて
カットすることで繰出容器本体202aを完成するもの
である。
ンド凸部238a、238bであるが、組み付け時には
ベンドして先筒210内後部の係合条部212を通過可
能とし、同様にベンドして螺旋部材240を通過するこ
とによって組付けを完成させている。
発防止の密閉性を高めた棒状化粧材繰出容器201とし
ているため、先筒210外周にはOリング4が巻装さ
れ、基体220内径に密着して摺動し、先筒210と基
体220間の空気流通を遮断している。
33下部にもOリング5が巻装され、先筒110内径と
の摺動摩擦で先筒210内径と芯チャック部材230間
との空気流通を遮断している。
粘着シール6を張り付けることにより、後端開口孔22
5側からの空気流通を防止するとともに、キャップ20
3にはキャップ内筒203aを設けて、先筒210外周
との摩擦摺動で、密閉容器としての棒状化粧材繰出容器
201を完成している。
粧材繰出容器の縦一部断面図である。
ック部材の縦一部断面図である。
粧材繰出容器の縦一部断面図である。
ック部材の縦一部断面図である。
粧材繰出容器の縦一部断面図である。
状化粧材を繰り出した状態を示す縦一部断面図である。
プの縦一部断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】先筒と基体を回動可能に連結し、芯チャッ
ク部材を内挿し、前記先筒と基体との回動をもって前記
芯チャック部材に保持された棒状化粧材の進退を行う、
キャップを有する棒状化粧材繰出容器であって、前記先
筒と基体内に内挿される芯チャック部材は、前端開口孔
より後端開口孔に至る貫通孔を有し、内部に棒状化粧材
の基部を収容保持し、前記先筒先端開口孔より内挿され
るとともに、前記先筒との回転止め機構と、前記基体内
に設けられた螺旋部材との螺合機構によって、前記先筒
と同期の回動をしながら軸方向に移動可能とするととも
に、前記基体後部に内突部を形成して係合部を設け、前
記芯チャック部材が後退限に位置するときは、前記芯チ
ャック部材外周に設けられた係合部は前記基体の係合部
に係合して、前記芯チャック部材の後退限における保持
を行うことを特徴とする棒状化粧材繰出容器。 - 【請求項2】前記螺旋部材は前記芯チャック部材と螺合
して螺合機構を構成するとともに、前記基体と同期に係
合する手段を以て前記基体に固着されることで、前記芯
チャック部材外周に設けた前記芯チャック部材を後退限
に保持する係合部と前記基体の内突部に形成した係合部
が係合可能としたことを特徴とする請求項1記載の棒状
化粧材繰出容器。 - 【請求項3】前記芯チャック部材には繰出の上昇限を規
定するストッパー部が配され、このストッパー部材の後
部に、前記基体後部の内突部に形成された係合部と係合
する係合部を設けたことを特徴とする請求項1〜2記載
の棒状化粧材繰出容器。 - 【請求項4】前記基体後部に設けられた内突部は、上端
面下端面を備える軸距離を有する内突部として形成さ
れ、前記芯チャック部材後部のベンドストッパーのさら
に後部にベンド凸部が設けられ、棒状化粧材充填時にお
ける前記芯チャック部材の後退限は、前記基体の内突部
が前記芯チャック部材のベンドストッパーとベンド凸部
に挟持される位置であり、販売時における前記芯チャッ
ク部材の後退限は、前記基体の内突部上端面に、前記芯
チャック部材のベンド凸部が載置された位置であること
を特徴とする請求項1〜2記載の棒状化粧材繰出容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001254593A JP2003061744A (ja) | 2001-08-24 | 2001-08-24 | 棒状化粧材繰出容器 |
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08117024A (ja) * | 1994-10-24 | 1996-05-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 棒状化粧料繰出容器 |
JPH08126526A (ja) * | 1994-10-31 | 1996-05-21 | Suzuno Kasei Kk | 棒状化粧材繰出容器 |
JPH11127953A (ja) * | 1994-12-07 | 1999-05-18 | Suzuno Kasei Kk | 棒状化粧材繰出容器 |
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2001
- 2001-08-24 JP JP2001254593A patent/JP2003061744A/ja active Pending
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