JP2003060833A - 画像入出力システム - Google Patents

画像入出力システム

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JP2003060833A
JP2003060833A JP2001241484A JP2001241484A JP2003060833A JP 2003060833 A JP2003060833 A JP 2003060833A JP 2001241484 A JP2001241484 A JP 2001241484A JP 2001241484 A JP2001241484 A JP 2001241484A JP 2003060833 A JP2003060833 A JP 2003060833A
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JP2001241484A
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Katayuki Osugi
方之 大杉
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモートスキャナ環境にあって、何度もスキ
ャナ入力し直しに出向くことなく、所望のスキャナ入力
条件に基づくスキャナ入力画像データを取得できる画像
入出力システムを実現する。 【解決手段】 ネットワーク接続されたデジタル複写機
1が、ページ毎に1乃至複数の候補入力モードを指定で
きる候補入力モード設定手段6aと、同一ページを各候
補入力モードにてスキャナ入力して対応する1乃至複数
の候補スキャナ入力画像データを生成する複数候補スキ
ャナ入力手段6bと、1乃至複数の該候補スキャナ入力
画像データそれぞれに異なる候補ページ番号を割り付け
る候補ページ番号割付手段6cと、候補ページ番号を割
り付けた1乃至複数の該候補スキャナ入力画像データを
外部記憶装置21にページ毎に格納する候補スキャナ入
力画像データ格納手段6dと、ユーザが次ページの原稿
に対するスキャナ入力動作を指示する次ページ番号入力
設定手段6eと、を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像入出力システ
ムに関し、特に、ネットワークに接続された画像入出力
システムに関する。また、本発明に係る画像入出力シス
テムに適用される画像入出力装置としては、例えば、ネ
ットワーク接続されたデジタル複写機やリモートスキャ
ナ装置を用いることもできる。
【0002】
【従来の技術】最近では、パーソナルコンピュータPC
やワークステーションWSのネットワーク化が急速に普
及しており、オフィス内に設置されているパーソナルコ
ンピュータPCやワークステーションWSを相互に接続
するために、LAN(Local Area Network)を、ネット
ワークとして、構築することが進んできている。また、
かかるネットワークに、例えば、デジタル複写機を接続
することにより、該ネットワークに接続されているパー
ソナルコンピュータPCやワークステーションWSに共
通に使用されるリモートプリンタとして該デジタル複写
機が使用されるようになってきている。
【0003】一方、該デジタル複写機は、スキャナ機能
も有している。パーソナルコンピュータPCなどに直結
されているローカルスキャナの形式として使用されてい
る場合であれば、従来通りであり、ユーザの手間に関す
る問題は顕在化しないが、ネットワークに接続されて共
有されるリモートスキャナとして使用される場合にあっ
ては、ユーザから離れた場所に設置されている該リモー
トスキャナに対する原稿のセットや回収などの場面で、
ユーザにとって余計な手間を取られるケースが必然的に
発生してしまう。
【0004】即ち、例えば、デジタル複写機をリモート
スキャナとして使用する場合、ユーザが使用するパーソ
ナルコンピュータPCなどから離れた場所に設置されて
いる該デジタル複写機まで出向いて、原稿をセットした
後、一旦、該ユーザが使用しているパーソナルコンピュ
ータPCなどの場所まで戻って、該パーソナルコンピュ
ータPCなどにより、該デジタル複写機に対するリモー
トスキャン用のアプリケーションを起動し、ネットワー
クを介して、該デジタル複写機における原稿読み取りの
指示を行なう。次に、リモートスキャンの動作が終了し
た後、再び、離れた場所にある該デジタル複写機にまで
出向いて、セットしていた原稿を回収にいくという手間
をかける必要がある。
【0005】また、従来、ネットワークに接続されてい
るデジタル複写機は、複数の人により共有されるプリン
タとして原稿のコピー用に使用されるケースが多いにも
関わらず、リモートスキャナとして使用されている間
は、スキャナ用の原稿が、原稿載置台上にセットされて
いる状態のままになっているため、他の人が、コピー用
に使用することができないという問題点もあった。更に
は、他の人が、リモートスキャナとして使用中であるこ
とを知らずに、カバーを開けて、原稿載置台から原稿を
取り除いてしまうという問題点もあった。
【0006】かかるごとき問題を解決するための従来技
術としては、例えば、特開平7−271535号公報
「スキャナプリンタサーバシステムの自動画像転送方
法」において開示されている技術がある。特開平7−2
71535号公報において開示されている技術は、原稿
セット及び原稿回収の操作を行なうリモートスキャナの
設置場所において、ネットワークを介して、ユーザが使
用しているホストコンピュータ上で動作するアプリケー
ションソフトによるリモートスキャナの原稿読み取り動
作の開始指示を可能とするものである。
【0007】即ち、まず、リモートスキャナの設置場所
と同一の場所に配置されているスキャナプリンタサーバ
に対して、ユーザのホストコンピュータからあらかじめ
読み取り原稿の送信先(例えば、該ホストコンピュータ
やファイルサーバなど)を指示設定する。しかる後、ユ
ーザは、該ホストコンピュータから離れた場所に設置さ
れているリモートスキャナの場所まで出向いて、原稿を
該リモートスキャナにセットし、該リモートスキャナと
同一場所にある前記スキャナプリンタサーバ上に設けら
れているスキャン開始ボタンを押す。かかる操作によ
り、該リモートスキャナ上にセットされた原稿が、前記
スキャナプリンタサーバに読み取られて、該原稿の送信
先としてあらかじめ指示設定されていたホストコンピュ
ータやファイルサーバに対して、ネットワークを介し
て、前記スキャナプリンタサーバから、読み取った原稿
が送信される。而して、ユーザは、前記スキャナプリン
タサーバからの原稿送信終了後に、原稿を該リモートス
キャナから回収して、ユーザが使用するホストコンピュ
ータの場所に戻るという単純な行動パターンで済ますこ
とが可能となる。
【0008】更に、特開平9−093376号公報「デ
ジタル複写機」において開示されている技術は、離れた
場所に設置されているデジタル複写機にプリントする際
に、プリントする原稿を一旦紙に出力して持っていった
り、あるいは、ネットワークを介したリモートプリント
機能を利用してリモートプリントさせたりすることな
く、着脱可能なメモリカードに原稿を出力して、該メモ
リカードをデジタル複写機に装着させることによりプリ
ントさせる、いわゆる、オフラインプリント機能を提供
するものである。即ち、デジタル複写機に印刷させる原
稿をプリントジョブコマンドファイルと共に記憶させた
前記メモリカードを前記デジタル複写機のPCカードス
ロットに挿入させて、前記デジタル複写機上でプリント
ジョブコマンドを実行させることにより、メモリカード
に記憶されている原稿を読み込んでプリントさせるもの
である。
【0009】また、特開平6−133094号公報「画
像入出力装置」において開示されている技術は、デジタ
ル複写機などからなる画像入出力装置のメモリ容量を節
約することができる技術として、スキャナで読み取った
文書などの原稿情報を、当該画像入出力装置の外部に設
けた外部補助記憶装置に、ファイル番号を付して格納
し、更には該ファイル番号をICカードにも格納するこ
とにより、他の端末から外部補助記憶装置に格納されて
いる情報を再利用せんとする際に、ICカードに格納さ
れているファイル番号を用いて、外部補助記憶装置の情
報を検索して、必要な情報を取り出すことを可能として
いるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術においては、次のごとき問題を解決することができな
い状況にある。即ち、特開平7−271535号公報に
て開示されている技術においては、ユーザが使用してい
るパーソナルコンピュータPCなどのホストコンピュー
タにおいて、前以ってリモートスキャナ装置(即ち、ス
キャナプリンタサーバ)に、原稿の送信先を指示設定す
る前設定がなされた後、離れた場所に設置されているリ
モートスキャナ装置まで出向いて、原稿をセットして、
スキャナ開始ボタンを押すことにより、原稿の画像デー
タを読み取らせて送信先に転送させ、再度、ユーザが使
用しているパーソナルコンピュータPCなどのホストコ
ンピュータの場所まで戻り、転送させた原稿の画像デー
タを使用するという方法であるため、ホストコンピュー
タにおいて原稿の送信先をあらかじめ指示設定する前記
前設定の手間がかかるという問題点がある。
【0011】また、読み込んだ原稿に関する全画像デー
タを送信先まで転送させているので、その分、転送時間
がかかることとなり、更には、送信先であるホストコン
ピュータ側において、転送されてくる原稿の画像データ
を受信中に、受信エラーあるいは格納エラーが発生し
て、転送動作が中断されることもあり得る。かかるエラ
ー発生に基づく転送動作の中断が生じた場合において
は、再度、原稿をリモートスキャナにてスキャンして読
み込みをやり直すことが必要になる。
【0012】更には、特開平9−093376号公報に
て開示されている技術は、デジタル複写機によりスキャ
ナ入力した原稿の画像データを着脱可能なメモリカード
に格納した後、オフラインで、リモートプリンタに該メ
モリカードを装着して、プリントさせるものであり、当
該原稿の画像データを、複数のユーザからなるグループ
により共有したい場合においては、該メモリカードに格
納されている原稿の画像データを、一旦、パーソナルコ
ンピュータPCなどにより読み込み直して、各ユーザに
共有されているサーバに転送する手間がかかってしまう
ことになる。
【0013】また、従来技術の特開平6−133094
号公報にて開示されている技術は、デジタル複写機など
の画像入出力装置にてスキャナ入力した原稿の画像デー
タを、外部に設置されている外部補助記憶装置にファイ
ル番号を付して格納し、更には、該ファイル番号をIC
カードにも格納することにより、該ICカードに格納さ
れているファイル番号に基づいて、他の端末から、目的
とする原稿の画像データを外部補助記憶装置から読み出
すという方式であり、ユーザは、原稿の画像データを外
部補助記憶装置から読み出すためには、ICカードを所
持していなければならないという問題がある。
【0014】また、特開平6−133094号公報に
は、原稿の画像データが格納されている画像入出力装置
の外部補助記憶装置から、ネットワークを介して、他の
端末に、原稿の画像データを転送する方式も考慮されて
いて、ユーザは、必要な時点で、随時、ネットワークを
介して、該画像入出力装置にアクセスして、外部補助記
憶装置に記憶されている原稿の画像データを転送させる
ことができるように構成されている。而して、一旦記憶
された当該原稿の画像データを転送に利用する方式であ
るので、特定の端末において、当該原稿の画像データの
転送が終了するまで、または、画像アプリケーション処
理が終了するまで、該画像入出力装置が占有されてしま
うという事態を防ぐことができる。
【0015】しかしながら、転送対象とされている原稿
に関して、記憶されている画像データのスキャナ入力条
件とは異なるスキャナ入力条件に基づいた画像データを
入手せんとする場合、もう一度、該画像入出力装置まで
出向いて、所望の異なるスキャナ入力条件によって、ス
キャナ入力(即ち、原稿読み取り)をし直したり、ある
いは、原稿の各入力ページ番号毎に必要とするスキャナ
入力条件(読み取り条件)をばらばらに設定して、スキ
ャナ入力し直したりして、その中から、必要な画像デー
タを選択したり、切り貼りしたりする手間がかかる欠点
を有している。
【0016】本発明に係る画像入出力システムは、かか
る事情に鑑みてなされたものであり、原稿の入力時にお
いて、同一文書について(即ち、複数入力ページ番号か
らなる原稿の場合においては、同一入力ページ番号の原
稿について)、例えば、解像度,濃度,位置,サイズな
どのスキャナ入力条件(即ち、入力モード)を変更し
て、候補入力モードとして、ユーザが指定設定した1乃
至複数の入力モードに基づいて、スキャナ入力させて生
成させた1乃至複数の候補スキャナ入力画像データを外
部記憶装置に格納せしめた後、実際に使用する際に、か
かる1乃至複数の候補スキャナ入力画像データの中か
ら、ユーザであるオペレータが、所望の入力モードによ
りスキャナ入力されたスキャナ入力画像データを選択す
ることを可能とすることにより、後で、前記入力モード
を変更して、原稿を入力し直す手間の発生頻度を低減せ
んとするものである。
【0017】更には、最近は、インタネットが普及し
て、ハイパテキスト文書を表示させるためのブラウズツ
ール即ちブラウザソフトが無料で配布されるようになっ
てきており、グループウェアを構成する各端末側のブラ
ウズツールとして該ブラウザソフトが共通に使用されつ
つある。而して、本発明に係る画像入出力システムにお
いては、原稿の画像データを、かかるブラウザソフトに
より表示可能なハイパテキストとして端末側に送信する
ことを可能とし、更に、該ブラウザソフトが有している
電子メール機能により受信された電子メールの内容に、
原稿の画像データに関するハイパテキストのアドレスが
含まれていた場合にあっては、該ハイパテキストのアド
レスをマウスでクリックすることにより、ネットワーク
を経由して、本発明に係るハイパーテキスト対応の画像
データを記憶保存している画像入出力装置へのアクセス
を可能にせんとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ネットワークに接続されて、画像入出力システムを
構成する画像入出力装置が、1乃至複数の入力ページ番
号からなる原稿がスキャナ入力されて生成されるスキャ
ナ入力画像データを入力ページ番号単位に格納すること
ができる外部記憶装置を備え、1乃至複数の入力ページ
番号からなる前記原稿をスキャナ入力する際に、前記原
稿の入力ページ番号毎に1乃至複数のスキャナ入力条件
を示す入力モードの候補を、候補入力モードとして、ユ
ーザが指示設定することができる候補入力モード設定手
段と、該候補入力モード設定手段により設定された1乃
至複数の前記候補入力モードに基づいて、同一入力ペー
ジ番号の原稿をスキャナ入力させて、各前記候補入力モ
ードそれぞれに対応する1乃至複数の候補スキャナ入力
画像データを生成させる複数候補スキャナ入力手段と、
該複数候補スキャナ入力手段により生成された同一入力
ページ番号の原稿に対する1乃至複数の前記候補スキャ
ナ入力画像データそれぞれに対して、同一入力ページ番
号内における異なる候補ページ番号を割り付ける候補ペ
ージ番号割付手段と、同一入力ページ番号内において互
いに異なる前記候補ページ番号が割り付けられた1乃至
複数の前記候補スキャナ入力画像データを、前記外部記
憶装置に設けられたユーザ毎に関連付けして管理されて
いるユーザ管理フォルダに、格納画像データとして、入
力ページ番号単位に格納することができる候補スキャナ
入力画像データ格納手段と、該候補スキャナ入力画像デ
ータ格納手段により、前記ユーザ管理フォルダへの一つ
の特定の入力ページ番号に対する前記格納画像データの
格納が終了した際に、ユーザが次入力ページ番号の原稿
に対するスキャナ入力動作を指示設定することができる
次ページ番号入力設定手段と、を有することにより、複
数の入力ページ番号からなる原稿に関し、前記候補入力
モード設定手段により入力ページ番号毎に設定される1
乃至複数の前記候補入力モードに基づいて、1乃至複数
の候補スキャナ入力画像データを生成して、前記ユーザ
管理フォルダに、入力ページ番号単位に格納せしめる複
数候補スキャナ入力動作を可能としている画像入出力シ
ステムとすることを特徴とするものである。
【0019】而して、本発明に係る画像入出力システム
によれば、入力ページ番号毎に、1乃至複数の異なる前
記候補入力モード(即ち、スキャナ入力条件)を設定し
て、1乃至複数の前記候補スキャナ入力画像データを入
力させて記憶させることが可能となるので、各入力ペー
ジ番号に対して、所望のスキャナ入力条件に基づくスキ
ャナ入力画像データを、再度、スキャナ入力動作を行な
うことなく、記憶されている1乃至複数の前記候補スキ
ャナ入力画像データの中から選択して取得することが可
能であり、更に、入力ページ番号単位の区切りも明確で
あり、後で、ネットワーク経由で、前記候補スキャナ入
力画像データの中から効率的に所望のスキャナ入力画像
データを選択して利用することが可能となる。
【0020】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の画像入出力システムにおいて、前記画像入出力装置
が、前記複数候補スキャナ入力動作を実行する際に、前
記候補入力モード設定手段により入力ページ番号毎に設
定された1乃至複数の前記候補入力モードを記録保存す
る候補入力モード記録手段を有し、更に、次入力ページ
番号の原稿に関する前記複数候補スキャナ入力動作時に
おいて、前記候補入力モード記録手段により記録保存さ
れている前記候補入力モードを表示させて、表示された
前記候補入力モードの中から、次入力ページ番号の原稿
の候補入力モードとして、ユーザが選択指示することを
可能とする候補入力モード選択手段を有している画像入
出力システムとすることを特徴とするものである。
【0021】而して、本発明に係る画像入出力システム
によれば、複数入力ページ番号からなる原稿をスキャナ
入力する場合に、先の入力ページ番号に対して入力設定
されたスキャナ入力条件即ち前記候補入力モードを履歴
情報として記録させ、かつ、記録された該候補入力モー
ドを一覧表示させることが可能であるので、先の入力ペ
ージ番号の場合と同一の候補入力モードを設定したい場
合にあっては、一覧表示された候補入力モードの中から
選択して設定することができ、入力の手間を削減させる
ことができると同時に、オペレータの操作ミスを防ぐこ
とも可能となる。
【0022】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の画像入出力システムにおいて、前記画像
入出力装置が、1乃至複数の入力ページ番号からなる原
稿に対する入力ページ番号単位の前記複数候補スキャナ
入力動作の終了後に、ユーザがスキャナ入力終了の旨を
設定することができるスキャナ入力終了設定手段を有
し、更に、該スキャナ入力終了設定手段によりスキャナ
入力終了の設定がなされた際に前記ユーザ管理フォルダ
に前記格納画像データが存在している状態にある場合、
当該画像入出力装置が接続されている前記ネットワーク
に接続されて、前記ユーザにより使用されているパーソ
ナルコンピュータまたはワークステーションにおいて動
作するブラウザソフトから前記格納画像データへのアク
セスを可能ならしめるために、前記ユーザ管理フォルダ
に格納された前記格納画像データへのアクセスリストを
構成するアクセス用ハイパテキストを自動作成し、所定
の格納アドレスに格納するアクセス用ハイパテキスト作
成手段と、該アクセス用ハイパテキスト作成手段により
自動作成された前記アクセス用ハイパテキストの前記格
納アドレスと前記格納画像データに関する案内情報とか
らなる案内通知情報を、ネットワークを介して、前記ユ
ーザにより使用されているパーソナルコンピュータまた
はワークステーションに対して通知する格納画像データ
通知手段と、を有している画像入出力システムとするこ
とを特徴とするものである。
【0023】而して、本発明に係る画像入出力システム
によれば、スキャナ入力が終了した際に、1乃至複数の
スキャナ入力条件即ち前記候補入力モードに基づいてス
キャナ入力されて記憶されている1乃至複数の前記候補
スキャナ入力画像データの格納アドレスを含む前記案内
通知情報例えば案内通知メールが、ネットワークを介し
て、ユーザが使用するパーソナルコンピュータPCなど
に通知されるものであり、スキャナ入力された1乃至複
数の候補スキャナ入力画像データすべてが、ネットワー
クを介して、転送されることにはならないので、無駄な
画像データの転送を行なわなくても良く、該案内通知電
子メールのメールサイズを小さくでき、もって、転送時
間を短縮することが可能であり、かつ、非常に大きなフ
ァイルサイズとなる可能性がある1乃至複数の候補スキ
ャナ入力画像データを添付させた場合のごとく、該案内
通知電子メールの添付ファイルの受信によって、ユーザ
のパーソナルコンピュータなどにおけるディスク容量不
足などを引き起こす危険性を防止することができる。
【0024】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載の画像入出力システムにおい
て、前記画像入出力装置が、ネットワークを介して、前
記ユーザ管理フォルダに格納された前記格納画像データ
へのアクセス要求を受信した際に、前記ユーザ管理フォ
ルダに格納された前記入力ページ番号に関する情報と、
前記格納画像データとして該入力ページ番号単位に存在
する1乃至複数の前記候補スキャナ入力画像データに対
応する前記候補ページ番号と前記候補入力モードとを含
む該入力ページ番号単位の候補リスト情報と、1乃至複
数の前記候補スキャナ入力画像データ毎にそれぞれリン
クが張られた縮小画像データとからなり、前記アクセス
要求がなされた相手側パーソナルコンピュータまたはワ
ークステーションにおいて動作するブラウザソフトによ
り表示可能な候補リスト情報用ハイパテキストを作成す
る候補リスト情報ハイパテキスト作成手段と、該候補リ
スト情報ハイパテキスト作成手段により作成された前記
候補リスト情報用ハイパテキストを、ネットワークを介
して、前記アクセス要求がなされた相手側パーソナルコ
ンピュータまたはワークステーションに転送するハイパ
テキスト転送手段と、前記候補リスト情報用ハイパテキ
ストの転送がなされた相手側パーソナルコンピュータま
たはワークステーションにおいて動作するブラウザソフ
トにより、前記縮小画像データのいずれかに対する選択
指示がなされたことが、ネットワークを介して、受信さ
れた際に、該選択指示がなされた前記縮小画像データと
リンクが張られた前記候補スキャン入力画像データを、
指定候補画像データとして、前記相手側パーソナルコン
ピュータまたはワークステーションに転送する指定候補
画像データ転送手段と、該指定候補画像データ転送手段
により転送された前記指定候補画像データに対して、相
手側パーソナルコンピュータまたはワークステーション
から選択決定する旨を示す選択決定指示が、ネットワー
クを介して、受信された際に、受信された該選択決定指
示に基づいて選択決定された前記指定候補画像データ
を、前記ユーザ管理フォルダの前記格納画像データの中
から取り出して、前記入力ページ番号に対する正式ペー
ジデータとして、前記外部記憶装置内の所定の正式ペー
ジ登録フォルダに登録する正式ページ登録手段と、該正
式ページ登録手段により前記正式ページ登録フォルダへ
の登録が終了した際に、ユーザが次入力ページ番号に関
する正式ページデータを決定する動作の指示設定を行な
うことができる次ページ番号指示手段と、を有すること
により、複数の入力ページ番号からなる原稿に関し、前
記入力ページ番号単位に、正式ページデータの登録動作
を可能としている画像入出力システムとすることを特徴
とするものである。
【0025】而して、本発明に係る画像入出力システム
によれば、ネットワークを介して、ユーザのパーソナル
コンピュータなどの上で動作するブラウザソフトを用い
て、1乃至複数の異なるスキャナ入力条件即ち前記候補
入力モードによりスキャナ入力された1乃至複数の前記
候補スキャナ入力画像データの中から、所望のスキャナ
入力画像データを選択することができるので、ユーザの
パーソナルコンピュータなどから離れた場所に設置され
ている画像入出力装置の場所まで何度も出向いて、異な
るスキャナ入力条件を再設定して、何度もスキャナ入力
し直す手間を削減することが可能となり、迅速に、か
つ、効率的に、所望のスキャナ入力画像データを、1乃
至複数の前記候補スキャナ入力画像データの中から選択
して利用することが可能である。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像入出力システム
に関する一実施形態を、以下に、図面を参照しながら説
明する。図1は、本発明に係る画像入出力システムにお
いて適用される画像入出力装置の一実施例としてデジタ
ル複写機を例にとって、該デジタル複写機の構成の一例
を示すブロック構成図である。
【0027】図1において、画像入出力装置であるデジ
タル複写機1は、当該デジタル複写機全体を制御管理す
る主制御部2,ユーザとのインタフェースを提供する操
作部3,複写する原稿を画像データとしてスキャナ入力
させて読み取るスキャナ4,読み取られた原稿の画像デ
ータなどを記録紙に記録するプロッタ5,読み取られた
各種原稿の画像データを一時格納すると共に各種制御プ
ログラムを記憶しているメモリ6,読み取られた画像デ
ータの符号化と復号化(即ち、圧縮化と伸長化)とを行
なう圧縮伸長部7を有している。また、メモリ6に記憶
格納されている各種プログラムのうち、本発明に係る動
作を実現するプログラム群についても、図1に示してい
るが、かかる各プログラムの詳細については、後述す
る。
【0028】更には、デジタル複写機1は、入力ページ
毎に設定された1乃至複数のスキャナ入力条件即ち候補
入力モードに基づいて、スキャナ4により読み取られた
1乃至複数の入力ページ番号からなる原稿の画像データ
を外部に設けられている外部記憶装置21に、入力ペー
ジ番号単位にファイル番号,入力ページ番号及び入力ペ
ージ番号内の1乃至複数の画像データを識別するための
候補ページ番号(即ち、1乃至複数のスキャナ入力条件
即ち候補入力モードに対応する1乃至複数の候補スキャ
ナ入力画像データを識別する識別番号)を付して格納す
るための外部格納部8,外部記憶装置21に入力ページ
番号単位に格納されている原稿の画像データを、ファイ
ル番号又は/及び入力ページ番号又は/及び候補ページ
番号に基づいて検索する検索部9,かかるファイル番
号,入力ページ番号及び候補ページ番号毎の画像データ
の入力スキャナ条件即ち候補入力モードや使用状況等を
管理するためのファイル情報格納部10,当該デジタル
複写機1がLANネットワークを介して他の装置と相互
通信するためのLAN通信制御部11,読み取られて、
外部記憶装置21に格納されている原稿の画像データの
うち、ある期間に亘って保管すべき原稿であり、かつ、
アクセス頻度が少ない原稿の画像データを、外部保管装
置22に保管するための外部保管格納部12,及び、デ
ジタル複写機1内の前記各回路部を相互に接続するため
のシステムバス13を有している。ここに、外部記憶装
置21は、デジタル複写機1に付属されていて、例え
ば、読み書き可能な光ファイル等の大容量ディスクから
なるものである。
【0029】また、図2は、図1に示す画像入出力装置
即ちデジタル複写機1をネットワーク接続している一例
を示すネットワーク構成図であり、本発明に係る画像入
出力システムのネットワーク接続構成図の一例を示して
いる。即ち、図2は、いわゆる、オフィス内においてL
ANネットワークにより実現される画像入出力システム
の一構成を示すOA(Office Automati
on)ネットワークシステムの構成例を示している。本
発明に係る画像入出力システムのネットワークは、図2
に示すごとく、複数のパーソナルコンピュータPC1
31a,…,パーソナルコンピュータPC231b,ワ
ークステーション32,ファクシミリ装置FAX33,
保管サーバ装置34などが、LANネットワーク35を
介して、ネットワークインタフェース部(即ち、図1に
示すLAN通信制御部11)を有するデジタル複写機1
と相互に接続されている。
【0030】ここで、パーソナルコンピュータPC1
31a,…,パーソナルコンピュータPC2 31b,
及び、ワークステーション32は、それぞれ、CRTデ
ィスプレイ装置およびキーボードを有しており、かつ、
内蔵するCPUの制御に基づくインテリジェント機能に
よって、ハイパテキスト形式のデータの送受信及び画面
表示が可能なブラウザソフトを含む複数のアプリケーシ
ョンソフトウェア機能を選択して実行することができる
ものである。
【0031】また、デジタル複写機1は、前述したごと
く、原稿をスキャナ入力した画像データを、当該デジタ
ル複写機1の補助記憶装置である外部記憶装置(図1に
示す外部記憶装置21)、または、LANネットワーク
35を介して、ファイルサーバを形成する保管サーバ装
置34のデータ記録装置(また、場合によっては、図1
に示す外部保管装置22と同じものであっても良い。)
に格納せしめることができるものである。
【0032】ここに、画像入出力装置即ちデジタル複写
機1に接続されている外部保管装置22、または、LA
Nネットワーク35に接続されている保管サーバ装置3
4内にあるデータ記録装置は、補助記憶装置である外部
記憶装置21よりも大容量の記憶装置であり、通常時に
おいてはアクセス頻度が少ない画像データを保管する倉
庫の役割を果たしている記憶装置である。かかる記憶装
置の例としては、テープカートリッジを自動的に差し替
えることができる(即ち、テープオートチェンジャ機能
付き)テープ装置や、MO,CD−R/RW,DVD−
RAM/RWなどのオートチェンジャ装置、あるいは、
超大容量のディスクサーバ装置が考えられる。
【0033】図3は、本発明に係る請求項1又は請求項
2に記載の画像入出力システムに適用されるデジタル複
写機1の操作部3を形成している操作卓の表示部におけ
る画面表示例であり、本発明に係る請求項1又は請求項
2に記載の画像入出力システムに適用されるデジタル複
写機の1乃至複数のスキャナ入力条件を示す候補入力モ
ードを設定するための画面表示例である。即ち、スキャ
ナ入力する対象となる原稿の同一文書(複数入力ページ
番号からなる原稿の場合、同一入力ページ番号の原稿)
について、ユーザ即ちオペレータが異なる1乃至複数の
スキャナ入力条件(即ち、候補入力モード)を候補とし
て指定する際の画面表示例を示している。
【0034】図3において、操作部3の表示部に表示さ
れている画面は、現在の画面表示が「候補入力モード」
の設定画面である旨を示す画面種別表示部3a,操作し
ているユーザ名を示すUser部3b,入力する数字を
指定するテンキー部3c,入力指定した内容を決定する
決定キー3d,候補入力モードを設定する対象となって
いる原稿の入力ページ番号、及び、該入力ページ番号の
原稿について異なる候補入力モードの原稿毎に付与され
る候補ページ番号(即ち、同一入力ページ番号内の異な
る候補入力モード即ちスキャナ入力条件を特定するため
の候補ページを示す番号)を表示する候補ページ番号表
示部3e,入力モードを構成する各種パラメータ(例え
ば、解像度,用紙サイズ,濃度,写真・文字種別,カラ
ー,…など)の選択ボタン部3f,ユーザにより指定さ
れて設定された候補入力モードの一覧を表示する候補入
力モード表示部3g、及び、ユーザが設定指示する部位
を特定するためのカーソルの位置を設定する矢印ボタン
部3hから構成されている。
【0035】かかる「候補入力モード」の設定画面を制
御して、原稿の各入力ページ番号毎に1乃至複数のスキ
ャナ入力条件を示す入力モードの候補を、候補入力モー
ドとして、指定することができる候補入力モード設定手
段6aは、図1に示すメモリ6に格納されていて、主制
御部2にて実行されるプログラムにより実現される。
【0036】次に、本発明に係る画像入出力システムに
関する処理内容を示す図4乃至図6の処理説明図につい
て説明する。まず、図4は、本発明に係る請求項1及び
請求項2に記載の画像入出力システムに関する実施形態
における処理内容を説明するための処理説明図であり、
デジタル複写機1において、図3に示すごとき表示部の
画面に従ってユーザが入力設定した1乃至複数のスキャ
ナ入力条件即ち候補入力モードにより、スキャナ入力さ
れた原稿の同一文書に関する1乃至複数の画像データ
を、候補スキャナ入力画像データとして、入力ページ番
号単位に外部記憶装置21に格納記憶させる動作の一例
を説明する実施例図である。
【0037】即ち、図4に示す請求項1及び請求項2に
記載の発明に関する実施形態においては、まず、前記候
補入力モード設定手段6aによりスキャナ入力される対
象となる原稿の同一文書(複数入力ページ番号からなる
原稿においては、同一入力ページ番号の原稿)に対して
ユーザが設定している1乃至複数の候補入力モード(即
ち、候補となるスキャナ入力条件)に基づいて、複数候
補スキャナ入力手段6bが、同一入力ページ番号の該原
稿をスキャナ入力させて、各前記候補入力モードにそれ
ぞれ対応する1乃至複数の候補スキャナ入力画像データ
を生成せしめる(図4に示す符号a)。ここに、前記複
数候補スキャナ入力手段6bは、図1に示すメモリ6に
格納されていて、主制御部2にて実行されるプログラム
により実現されるものである。
【0038】更に、前記複数候補スキャナ入力手段6b
により生成された1乃至複数の候補スキャナ入力画像デ
ータそれぞれに対して、同一入力ページ番号内において
異なる候補入力モードに対応して異なる候補ページ番号
が、候補ページ番号割付手段6cにより割り付けられ
る。更に、同一入力ページ番号内において異なる候補ペ
ージ番号が割り付けられた1乃至複数の前記候補スキャ
ナ入力画像データは、候補スキャナ入力画像データ格納
手段6dにより、格納画像データとして、外部記憶装置
21に設けられたユーザ毎に関連付けして管理されてい
るユーザ管理フォルダに、入力ページ番号毎に格納され
る(図4に示す符号b)。ここに、前記候補ページ番号
割付手段6c及び前記候補スキャナ入力画像データ格納
手段6dは、図1に示すメモリ6に格納されていて、主
制御部2にて実行されるプログラムにより実現されるも
のである。
【0039】更に、スキャナ入力される対象となる原稿
の同一文書(複数入力ページ番号からなる原稿において
は、同一入力ページ番号の原稿)に対して、前記候補入
力モード設定手段6aによりユーザが設定している1乃
至複数の候補入力モードを、候補入力モード記録手段6
iにより、外部記憶装置の所定の領域に記録保存せしめ
る(図4に示す符号c)。而して、前記候補入力モード
記録手段6iにより記録保存された前記候補入力モード
は、次入力ページ番号の原稿に関する複数候補スキャナ
入力動作の際に、候補入力モード選択手段6jにより画
面表示されて、ユーザが、次入力ページ番号の原稿の候
補入力モードとして、画面表示された前記候補入力モー
ド一覧の中から選択指示することが可能である。ここ
に、前記候補入力モード記録手段6i及び前記候補入力
モード選択手段6jは、図1に示すメモリ6に格納され
ていて、主制御部2にて実行されるプログラムにより実
現されるものである。
【0040】次に、図5に示す処理説明図について説明
する。ここに、図5は、本発明に係る請求項3に記載の
画像入出力システムに関する実施形態における処理内容
を説明するための処理説明図である。即ち、図5は、入
力ページ番号単位の複数候補スキャナ入力動作が終了し
て、ユーザがスキャナ入力終了の旨を設定した際に、前
記候補スキャナ入力画像データ格納手段6dにより、外
部記憶装置21の前記ユーザ管理フォルダに、前記格納
画像データとして格納された候補スキャナ入力画像デー
タへのアクセスを可能とするために、自動作成されたア
クセスリストを構成するアクセス用ハイパテキストが格
納されている格納アドレスをハイパテキスト形式にて作
成し、該格納画像データに関する案内情報と共に案内通
知情報として電子メール形式で送信する動作を説明する
実施例図である。
【0041】即ち、図5に示す請求項3に記載の発明に
関する実施形態においては、スキャナ入力終了設定手段
6kにより、入力ページ番号単位の前記複数候補スキャ
ナ入力動作の終了後において、ユーザにより、スキャナ
入力終了の旨が設定された際に、前記候補スキャナ入力
画像データ格納手段6dにより、図4の符号bに示すよ
うに、外部記憶装置21のユーザ管理フォルダに前記格
納画像データが記憶格納されて、該ユーザ管理フォルダ
に前記格納画像データが存在している場合に、まず、ア
クセス用ハイパテキスト作成手段6lが、当該画像入出
力装置(図5に示すデジタル複写機1)が接続されたネ
ットワーク(図5に示すLANネットワーク35)に接
続されていて、特定ユーザにより使用されているパーソ
ナルコンピュータPCまたはワークステーションWS
(図5に示すパーソナルコンピュータPC1 31a)
にて動作するブラウザソフトから前記格納画像データへ
のアクセスを可能ならしめるために、前記ユーザ管理フ
ォルダに格納されている前記格納画像データへのアクセ
スリストを構成するアクセス用ハイパテキストを自動作
成し、所定の格納アドレスに格納する(図5に示す符号
d)。ここに、前記スキャナ入力終了設定手段6k及び
前記アクセス用ハイパテキスト作成手段6lは、図1に
示すメモリ6に格納されていて、主制御部2にて実行さ
れるプログラムにより実現されるものである。
【0042】次いで、格納画像データ通知手段6mは、
前記アクセス用ハイパテキスト作成手段6lにより作成
され格納されている前記アクセス用ハイパテキストの格
納アドレスをハイパテキスト形式で作成し、該ハイパテ
キスト形式の前記格納アドレスと前記格納画像データに
関する案内情報とからなる案内通知情報を、案内通知電
子メールとして作成して、指定されたユーザが使用する
パーソナルコンピュータPCまたはワークステーション
WS宛(図5においては、パーソナルコンピュータPC
1 31a宛)に送信する(図5に示す符号e)。ここ
に、前記格納画像データ通知手段6mは、図1に示すメ
モリ6に格納されていて、主制御部2にて実行されるプ
ログラムにより実現されるものである。
【0043】而して、かかる案内通知電子メールを受信
したパーソナルコンピュータPC131aにて動作して
いるブラウザソフト(あるいは、電子メールソフト)に
おいて、ハイパテキスト形式の前記格納アドレスをマウ
スにてクリックすることにより、デジタル複写機1の外
部記憶装置21のユーザ管理フォルダへのアクセスリス
トを構成している前記アクセス用ハイパテキストを参照
することが可能となり、もって、該ユーザ管理フォルダ
に記憶格納されている前記格納画像データ(即ち、前記
複数候補スキャナ入力動作によりスキャナ入力された原
稿に関する入力ページ番号単位の1乃至複数の候補スキ
ャナ入力画像データ)を、LANネットワーク35を介
して、取得することが可能となる。
【0044】次に、図6に示す処理説明図について説明
する。ここに、図6は、本発明に係る請求項4に記載の
画像入出力システムに関する実施形態における処理内容
を説明するための処理説明図である。即ち、図6は、デ
ジタル複写機1と指定された特定ユーザが使用するパー
ソナルコンピュータPC1 31aとの間の通信形式と
して、パーソナルコンピュータPC1 31aにて動作
しているブラウザソフトに基づいたハイパテキスト形式
の通信を行なわしめることにより、デジタル複写機1の
外部記憶装置21に設けられたユーザ管理フォルダに格
納されている前記格納画像データ(即ち、前記複数候補
スキャナ入力動作によりスキャナ入力された原稿に関す
る入力ページ番号単位の1乃至複数の候補スキャナ入力
画像データ)の中から、パーソナルコンピュータPC1
31aを使用しているユーザが所望する候補スキャナ
入力画像データを選択決定する動作を説明する実施例図
である。
【0045】即ち、図6に示す請求項4に記載の発明に
関する実施形態においては、まず、前記格納画像データ
通知手段6mにより、図5の符号eに示すように、画像
入出力装置であるデジタル複写機1から送信されてきた
前記案内通知電子メールが受信されたパーソナルコンピ
ュータPC1 31aを使用している指定ユーザが、例
えば、該案内通知電子メールに記述されているハイパテ
キスト形式の前記格納アドレスをマウスでクリックする
と、該格納アドレスに対するアクセス要求が、デジタル
複写機1に返送されてくる(図6に示す符号f)。
【0046】かかるアクセス要求を受信したデジタル複
写機1は、候補リスト情報ハイパテキスト作成手段6n
により、前記ユーザ管理フォルダに格納されている前記
格納画像データの前記入力ページ番号に関するページ情
報と、該入力ページ番号単位に前記格納画像データとし
て存在している1乃至複数の前記候補スキャナ入力画像
データに対応する前記候補ページ番号や候補入力モード
を含む該入力ページ番号単位の候補リスト情報と、1乃
至複数の前記候補スキャナ入力画像データ毎にそれぞれ
リンクが張られた縮小画像データとからなり、前記アク
セス要求がなされた相手側パーソナルコンピュータPC
又はワークステーションWS(図6においては、パーソ
ナルコンピュータPC1 31a)において動作するブ
ラウザソフトにより表示可能な候補リスト情報ハイパテ
キストが作成される(図6に示す符号g)。ここに、前
記候補リスト情報ハイパテキスト作成手段6nは、図1
に示すメモリ6に格納されていて、主制御部2にて実行
されるプログラムにより実現されるものである。
【0047】次いで、前記候補リスト情報ハイパテキス
ト作成手段6nにより作成された前記候補リスト情報ハ
イパテキストは、ハイパテキスト転送手段6oにより、
LANネットワーク35を介して、要求元のパーソナル
コンピュータPC1 31aに転送される(図6に示す
符号h)。アクセス要求の要求元のパーソナルコンピュ
ータPC1 31aに転送されてきた前記候補リスト情
報ハイパテキストが、ブラウザソフトにより画面表示さ
れた状態において、該パーソナルコンピュータPC1
31aのユーザが、前記候補リスト情報ハイパテキスト
に含まれている前記縮小画像データのいずれか所望の縮
小画像データを選択して、該縮小画像データに対するマ
ウスのクリック操作により、ダウンロードして画面表示
すべき前記候補スキャナ入力画像データの選択指示を行
なうと、該選択指示が、LANネットワーク35を介し
て、デジタル複写機1に返送される(図6における符号
i)。ここに、前記ハイパテキスト転送手段6oは、図
1に示すメモリ6に格納されていて、主制御部2にて実
行されるプログラムにより実現されるものである。
【0048】返送されてきた該選択指示に基づいて、デ
ジタル複写機1の指定候補画像データ転送手段6gは、
前記縮小画像データとリンクが張られている外部記憶装
置21の前記ユーザ管理フォルダにある候補スキャナ入
力画像データを読み出して、指定候補画像データとし
て、相手側のパーソナルコンピュータPC又はワークス
テーションWS(図6においては、パーソナルコンピュ
ータPC1 31a)に転送する(図6における符号
j)。
【0049】前記選択指示を送信した要求元のパーソナ
ルコンピュータPC1 31aに転送されてきた前記指
定候補画像データがブラウザソフトにより画面表示され
た状態において、該パーソナルコンピュータPC1 3
1aのユーザが、画面表示された該原稿の該入力ページ
番号に関するスキャナ入力画像データとして使用する旨
の選択決定指示を行なうと、該パーソナルコンピュータ
PC1 31aの所定の領域に選択決定された前記指定
候補画像データが、自動的に、正式ページデータとして
記憶保存されると共に、該選択決定指示が、LANネッ
トワーク35を介して、デジタル複写機1に返送される
(図6における符号k)。ここに、前記指定候補画像デ
ータ転送手段6gは、図1に示すメモリ6に格納されて
いて、主制御部2にて実行されるプログラムにより実現
されるものである。
【0050】返送されてきた該選択決定指示に基づい
て、デジタル複写機1の正式ページ登録手段6hは、選
択決定された前記指定候補画像データを、前記ユーザ管
理フォルダの前記格納画像データの中から取り出して、
前記入力ページ番号に対する正式ページデータとして、
外部記憶装置21内のユーザ対応に設けられている正式
ページ登録フォルダに登録する(図6における符号
l)。前記正式ページ登録手段6hにより前記入力ペー
ジ番号の正式ページデータが登録されると、次ページ番
号指示手段6fにより、次入力ページ番号に相当する候
補スキャナ入力画像データが前記格納画像データとして
存在しない状態にならない限り、次入力ページ番号に関
する正式ページデータの決定動作の指示設定をユーザが
行なうことができる。ここに、前記正式ページ登録手段
6h及び前記次ページ番号指示手段6fは、図1に示す
メモリ6に格納されていて、主制御部2にて実行される
プログラムにより実現されるものである。
【0051】次に、図7に示すフローチャートを用い
て、本発明に係る画像入出力システムの動作の一例を説
明する。ここに、図7は、請求項1乃至3に記載の発明
に関する画像入出力システムの動作の一例を説明するた
めのフローチャートである。即ち、スキャナ入力された
原稿の画像データを、入力ページ番号単位の1乃至複数
の候補スキャナ入力画像データとして、外部記憶装置2
1のユーザ管理フォルダに記憶格納せしめ、記憶格納さ
れた外部記憶装置21の格納アドレスを含む案内通知情
報を、案内通知電子メールとして、指定ユーザのパーソ
ナルコンピュータPCに送信する動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0052】まず、オペレータは、デジタル複写機1の
操作部3を操作して、ユーザリストを操作部3の表示部
即ち操作パネル上に表示させる(ステップS10)。オ
ペレータは、操作パネルに表示されているユーザリスト
からユーザを選択し、該ユーザに関するパスワードを入
力する。操作部3は、選択されたユーザおよび入力され
たパスワードと、記憶部であるメモリ6に記憶されてい
るデータ(即ち、登録されているユーザ名と該ユーザ名
に対応するパスワード)との照合を行なう(ステップS
11)。
【0053】該照合結果として、スキャナ入力された原
稿の画像データを前記ユーザ管理フォルダに格納画像デ
ータとして記憶格納するアクセスが許可されているユー
ザであると認識されると、1乃至複数の入力ページ番号
からなる原稿をスキャナ入力するためのスキャナ入力条
件を新規に設定するかの確認がなされる(ステップS1
2)。
【0054】新規にスキャナ入力条件を候補入力モード
として設定することが指示されている場合(ステップS
12のYES)、本発明に係る請求項1に記載の発明に
関する動作として、原稿の同一入力ページ番号に対する
1乃至複数のスキャナ入力条件を新規に設定するため
に、候補入力モード設定手段6aの動作により、図3に
示すごとき候補入力モード設定画面が、操作部3の表示
部に表示され、オペレータは、操作部3の操作卓から、
新規のスキャナ入力条件を、候補入力モードとして、設
定する(ステップS13)。
【0055】次いで、設定されたスキャナ入力条件即ち
候補入力モードを、次入力ページ番号以降の原稿に対す
るスキャナ入力の場合にも、候補入力モードとして利用
可能とするために、該スキャナ入力条件即ち候補入力モ
ードを記録する動作が指示されているかの確認がなされ
る(ステップS14)。候補入力モードの記録動作の指
示がなされている場合(ステップS14のYES)、設
定されたスキャナ入力条件即ち候補入力モードを外部記
憶装置21の所定の領域に記憶させる(ステップS1
5)。
【0056】次に、ステップS13においてスキャナ入
力条件として設定された前記候補入力モードに基づい
て、原稿をスキャナ入力するため、デジタル複写機1の
原稿載置台に、原稿をセットした状態にする(ステップ
S18)。
【0057】更に、スキャナ入力された原稿の同一文書
に関する画像データ即ち1乃至複数の候補スキャン入力
画像データを、入力ページ番号単位に外部記憶装置21
に格納するために、ステップS11で選択されたユーザ
に対応してユーザ毎に関連付けして管理される指定ユー
ザ毎の格納場所即ちユーザ管理フォルダを、外部記憶装
置21内に確保して設定する(ステップS19)。
【0058】その後、複数候補スキャナ入力手段6bに
より、ステップS13においてスキャナ入力条件として
設定された前記候補入力モードに基づいて、デジタル複
写機1のスキャナ4に載置されている同一入力ページ番
号の原稿をスキャナ入力する(ステップS20)。更
に、スキャナ入力された前記画像データが、圧縮伸長部
7においてデータ圧縮されて、候補スキャナ入力画像デ
ータが生成される(ステップS21)、生成された前記
候補スキャナ入力画像データは、候補スキャナ入力画像
データ格納手段6dにより、ステップS19にて外部記
憶装置21内に確保されている指定ユーザ対応のユーザ
管理フォルダに、入力ページ番号単位に、格納画像デー
タとして、格納される(ステップS22)。
【0059】ここで、同一入力ページ番号の原稿に対し
て、次に設定する候補入力モードに基づく更なるスキャ
ナ入力が、ユーザにより設定指示されている場合におい
ては(ステップS23のYES)、オペレータは、続け
て、次の候補入力モードに関する設定を行なうために、
ステップS12に戻って、次の候補入力モードに関する
候補入力モード設定画面の表示を行なわせ、同一入力ペ
ージ番号の原稿に対する異なるスキャナ入力条件に基づ
く、スキャナ入力動作即ち複数候補スキャナ入力動作を
繰り返させる。
【0060】一方、該入力ページ番号の原稿に関する次
の候補入力モードに基づくスキャナ入力の指示ではな
く、ユーザにより、該入力ページ番号の原稿に関するス
キャナ入力の終了の指示がなされて、次の候補入力モー
ドが存在しない状態に到達している場合であれば(ステ
ップS23のNO)、次入力ページ番号の原稿に対する
スキャナ入力をユーザが指定しているかの確認がなされ
る(ステップS24)。次入力ページ番号の原稿に対す
るスキャナ入力の指示がなされている場合は(ステップ
S24のYES)、次入力ページ番号の原稿に対するス
キャナ入力条件即ち候補入力モードの設定を行なうため
に、ステップS12に戻り、候補入力モード設定画面の
表示を行なわせ、次の入力ページ番号の原稿に対して新
たに設定されたスキャナ入力条件に基づいて、スキャナ
入力動作即ち複数候補スキャナ入力動作を繰り返させ
る。即ち、ステップS24は、ユーザが次入力ページ番
号の原稿に対するスキャナ入力動作を指示設定すること
ができる次ページ番号入力設定手段6eを提供している
ものであり、該次ページ番号入力設定手段6eは、メモ
リ6に格納されていて、主制御部2により実行されるプ
ログラムとして実現されている。
【0061】また、請求項2に記載の発明を実施すべ
く、ステップ14において、候補入力モード記録動作の
設定がなされていた場合(ステップS14のYES)、
前述のごとく、操作部3の操作卓よりスキャナ入力条件
即ち候補入力モードの設定(ステップS13)に引き続
いて、候補入力モード記録手段6iにより、設定された
該候補入力モードが外部記憶装置21の所定の領域に記
憶される動作が行なわれている(ステップS15)。而
して、ステップS24において、次入力ページ番号以降
の原稿に対するスキャナ入力の指示がなされていると判
定された場合においては(ステップS24のYES)、
新規にスキャナ入力条件即ち候補入力モードを設定し直
すのではなく、先の入力ページ番号の原稿に対して設定
されていたスキャナ入力条件を利用することが可能であ
る。即ち、ステップS12において、新規にスキャナ入
力条件を設定するのではなく、先の入力ページ番号の原
稿に対して設定されていたスキャナ入力条件を利用する
ことが指示されている場合(ステップS12のNO)、
候補入力モード選択手段6jにより、前記候補入力モー
ド記録手段6iにより記録されている前記候補入力モー
ドが、過去の履歴(ヒストリ機能)として画面表示され
(ステップS16)、画面表示された該候補入力モード
の一覧の中から、所望の候補入力モードの選択設定がな
される(ステップS17)。
【0062】即ち、請求項2に記載の発明に基づく動作
は、次入力ページ番号の原稿に対する候補入力モードを
設定する際に、過去に候補入力モードとして記録登録さ
れているスキャナ入力条件を一覧表示させて、その中か
ら、所望のスキャナ入力条件を選択する操作のみを行な
えば、次入力ページ番号の原稿に対する候補入力モード
が選択設定されることとなり、改めて、スキャナ入力条
件をいちいち設定し直さなくても良く、操作性を向上さ
せることができる。また、請求項2に記載の発明に基づ
く動作は、ステップS16及びステップS17に示す動
作のみが、請求項1に記載の発明に基づく動作と異なる
ものであり、かかる動作を除くその他の動作は、請求項
1に記載の発明における動作と全く同一である。
【0063】次に、請求項3に記載の発明に関する動作
について、図7のステップS25以降を用いて説明す
る。即ち、スキャナ入力終了設定手段6kを形成してい
るステップS24において、次入力ページ番号の原稿に
対するスキャナ入力をユーザが指定していない場合は
(ステップS24のNO)、原稿のスキャナ入力終了の
旨が設定されているものであり、アクセス用ハイパテキ
スト作成手段6lにより、外部記憶装置21のユーザ管
理フォルダに入力ページ番号単位に記憶格納されている
該原稿に関する格納画像データ即ち1乃至複数の候補ス
キャナ入力画像データへのアクセスリストを構成するア
クセス用ハイパテキストが作成されて、作成された該ア
クセス用ハイパテキストは、所定の格納アドレスに格納
される(ステップS25)。
【0064】しかる後、該アクセス用ハイパテキストの
格納アドレスを、電子メール機能を有するブラウザソフ
トによりアクセス可能なハイパテキスト形式のアドレス
情報に変換して、前記格納画像データに関する案内情報
と共に電子メールのメールデータとして設定し(ステッ
プS26)、指定されているユーザが使用するパーソナ
ルコンピュータPCに対して、LANネットワークを介
して、案内通知電子メールとして送信する(ステップS
27)。
【0065】次に、図8に示すフローチャートを用い
て、本発明に係る画像入出力システムにおける動作の別
の例を説明する。ここに、図8は、請求項4に記載の発
明に関する画像入出力システムの動作の一例を説明する
ためのフローチャートであり、パーソナルコンピュータ
PC端末で動作するブラウザソフトから画像入出力装置
にアクセスして、入力ページ番号単位に格納されている
格納画像データ即ち1乃至複数の候補スキャナ入力画像
データの中から、選択決定した候補スキャナ入力画像デ
ータを、当該入力ページ番号の画像データとして正式に
使用する正式ページデータとして、外部記憶装置21内
のユーザ対応に設けられている正式ページ登録フォルダ
に登録するまでの流れを示すフローチャートである。
【0066】画像入出力装置であるデジタル複写機1に
対しては、いつでも、LANネットワーク35に接続さ
れているパーソナルコンピュータPC1 31a,…,
パーソナルコンピュータPC2 31b上で動作してい
るブラウザソフトからアクセスをすることができる。例
えば、ユーザが使用するパーソナルコンピュータPC1
31aからブラウザソフトを使用して、LANネット
ワーク35を介して、デジタル複写機1に対して、外部
記憶装置21に格納記憶されている原稿のスキャナ入力
画像データ(即ち、入力ページ番号単位に格納記憶され
ている1乃至複数の候補スキャナ入力画像データ)への
アクセス要求がなされた旨が受信された場合(ステップ
S30)、まず、該アクセス要求として受信された情報
に含まれているユーザ識別用のユーザIDの妥当性がチ
ェックされると共に、該ユーザIDに関するパスワード
のチェックが行なわれる(ステップS31)。
【0067】該ユーザIDとパスワードに関するチェッ
ク結果がOKである場合(ステップS32のYES)、
外部記憶装置21のユーザ管理フォルダに入力ページ番
号単位で格納されている格納画像データ即ち1乃至複数
の候補スキャナ入力画像データに関する入力ページ番号
単位の候補入力モード即ちスキャナ入力条件や候補ペー
ジ番号に関する情報などからなる候補リスト情報と該候
補リスト情報によりそれぞれ特定される前記候補スキャ
ナ入力画像データの格納先アドレスを示す格納情報とか
ら、図7のフローチャートに示すごとき処理にて作成さ
れ、外部記憶装置21のユーザ管理フォルダに入力ペー
ジ番号単位に格納されている1乃至複数の前記候補スキ
ャナ入力画像データが取り出されて、かかる1乃至複数
の前記候補スキャナ入力画像データそれぞれに対して、
対応する縮小画像データが作成される(ステップS3
3)。
【0068】更に、作成された各縮小画像データ毎に対
応する候補スキャナ入力画像データに対してハイパテキ
スト形式に基づいたアクセスが可能となるように、リン
クが張られる(ステップS34)。而して、アクセス要
求元のパーソナルコンピュータPC1 31a上で動作
するブラウザソフトにより画面表示された縮小画像デー
タをマウスによりクリックした際に、該縮小画像データ
に対応する候補スキャナ入力画像データへのアクセスが
なされ、該候補スキャナ入力画像データを画面表示させ
ることが可能となる。
【0069】更に、入力ページ番号単位に1乃至複数存
在する候補スキャナ入力画像データの中から、アクセス
要求元のユーザが、所望の候補スキャナ入力画像データ
を選択指定することが可能なように、原稿の入力ページ
番号に関する情報と、ステップS33及びS34にて作
成された各縮小画像データと、更には、各候補スキャナ
入力画像データ対応に割り付けられている候補ページ番
号毎にそれぞれスキャナ入力された際の候補入力モード
即ちスキャナ入力条件に関する情報などを含む候補リス
ト情報と、からなる候補リスト情報ハイパテキストが作
成される(ステップS35)。
【0070】即ち、アクセス要求元のパーソナルコンピ
ュータPC1 31a上で動作するブラウザソフトによ
り画面表示されることになるかかる候補リスト情報ハイ
パテキストに基づいて、ユーザは、表示されている縮小
画像データと、候補リスト情報の候補ページ番号毎に示
されているスキャナ入力条件との対応付けが可能であ
り、複数存在する候補スキャナ入力画像データの中か
ら、所望する候補スキャナ入力画像データに対応する縮
小画像データを選択指示することが容易に可能となる。
【0071】入力ページ番号単位に1乃至複数存在する
候補スキャナ入力画像データの中から、ユーザが所望の
候補スキャナ入力画像データを選択指定することを可能
とするために、作成された前記候補リスト情報ハイパテ
キストが、アクセス要求がなされたユーザのパーソナル
コンピュータPC1 31aに、LANネットワーク3
5を介して、転送される(ステップS36)。
【0072】ユーザのパーソナルコンピュータPC1
31a上で動作しているブラウザソフトを用いて、画面
表示された前記候補リスト情報ハイパテキストが参照さ
れて、画面表示された複数の縮小画像データの中から、
ユーザが所望する候補入力モード即ちスキャナ入力条件
に対応する縮小画像データが選択されて、マウスにより
クリックされると、該縮小画像データに張られていたリ
ンク情報を含む選択指示に関する情報が、LANネット
ワーク35を介して、画像入出力装置であるデジタル複
写機1に返送されてくる(ステップS37)。
【0073】而して、デジタル複写機1は、返送されて
きたリンク情報に基づいて、該リンク情報のリンク先に
ある候補スキャナ入力画像データを、外部記憶装置21
のユーザ管理フォルダの中から取り出して、該候補スキ
ャナ入力画像データを特定する候補ページ番号と共に、
選択指示がなされたユーザのパーソナルコンピュータP
C1 31aに、LANネットワーク35を介して、転
送する(ステップS38)。
【0074】ユーザが、パーソナルコンピュータPC1
31a上で動作しているブラウザソフトを用いて、転
送されてきた候補スキャナ入力画像データを画面表示さ
せて、該候補スキャナ入力画像データを当該入力ページ
番号におけるスキャナ入力画像データ(即ち、正式ペー
ジデータ)として採用する旨を決定した場合、該候補ス
キャナ入力画像データを特定する候補ページ番号が決定
番号として含まれている選択決定指示に関する情報が、
LANネットワーク35を介して、画像入出力装置であ
るデジタル複写機1に返送されてくる(ステップS3
9)。
【0075】受信された前記選択決定指示の情報に含ま
れている前記候補ページ番号に基づいて、外部記憶装置
21のユーザ管理フォルダに記憶格納されている候補ス
キャナ入力画像データが検索されて、該候補ページ番号
に対応する候補スキャナ入力画像データが、該当入力ペ
ージ番号に関する正式ページデータとして、外部記憶装
置21から取り出されて、外部記憶装置21内のユーザ
対応に設けられている正式ページ登録フォルダに登録さ
れる(ステップS40)。
【0076】正式ページデータとしての登録が終了する
と、アクセス要求がなされたユーザのパーソナルコンピ
ュータPC1 31a上で動作するブラウザソフトに対
して、当該入力ページ番号に対する正式ページデータの
登録が終了したことを示す候補データ完了メッセージと
次入力ページ番号に対する正式ページデータの登録を継
続するか否かを問い合わせる次ページ継続問い合わせメ
ッセージとを含んだ次ページ番号指示ハイパテキスト
を、ユーザのパーソナルコンピュータPC1 31a
に、LANネットワーク35を介して、転送する(ステ
ップS41)。
【0077】該次ページ番号指示ハイパテキストに対応
して、ユーザから次の入力ページ番号に関する正式ペー
ジデータの登録を継続する旨の指示がなされた旨が受信
された場合(ステップS42のYES)、ステップS3
3に戻って、次に指定されている入力ページ番号の候補
スキャナ入力画像データに関する縮小画像データの作成
を行なう動作に戻り、以降、ステップS34乃至ステッ
プS42の動作が繰り返される。即ち、ステップS41
及びS42は、次入力ページ番号に関する正式ページデ
ータを決定する動作の指示設定を行なう次ページ番号指
示手段6fを提供しているものである。
【0078】而して、1つの入力ページ番号に関する正
式ページデータが決定される都度、次の入力ページ番号
に関する正式ページデータの登録を継続する旨の要求が
ある限りにおいて、要求される最終入力ページ番号に至
るまで、順次、各入力ページ番号に対する候補スキャナ
入力画像データの選択決定処理及び正式ページデータ登
録処理が継続してなされることとなり、次の入力ページ
番号に関する要求がなくなった場合に(ステップS42
のNO)、はじめて、すべての動作が終了する。
【0079】
【発明の効果】本発明に係る画像入出力システムによれ
ば、入力ページ番号単位に、1乃至複数の異なる候補入
力モード(即ち、スキャナ入力条件)を設定して、1乃
至複数の候補スキャナ入力画像データを入力させて記憶
させることが可能となるので、各入力ページ番号に対し
て、所望のスキャナ入力条件に基づくスキャナ入力画像
データを、再度、スキャナ入力動作を行なうことなく、
記憶されている1乃至複数の候補スキャナ入力画像デー
タの中から選択して取得することが可能であり、更に、
入力ページ番号単位の区切りも明確であり、後で、ネッ
トワーク経由で、候補スキャナ入力画像データの中から
効率的に所望のスキャナ入力画像データを選択して利用
することが可能となる。
【0080】また、本発明に係る画像入出力システムに
よれば、複数入力ページ番号からなる原稿をスキャナ入
力する場合に、先の入力ページ番号に対して入力設定さ
れたスキャナ入力条件即ち候補入力モードを履歴情報と
して記録させ、かつ、記録された該候補入力モードを一
覧表示させることが可能であるので、先の入力ページ番
号の場合と同一の候補入力モードを設定したい場合にあ
っては、一覧表示された候補入力モードの中から選択し
て設定することができ、入力の手間を削減させることが
できると同時に、オペレータの操作ミスを防ぐことも可
能となる。
【0081】また、本発明に係る画像入出力システムに
よれば、スキャナ入力が終了した際に、1乃至複数のス
キャナ入力条件即ち候補入力モードに基づいてスキャナ
入力されて記憶されている1乃至複数の候補スキャナ入
力画像データの格納アドレスを含む案内通知メールが、
ネットワークを介して、ユーザが使用するパーソナルコ
ンピュータPCなどに通知されるものであり、スキャナ
入力された1乃至複数の候補スキャナ入力画像データす
べてが、ネットワークを介して、転送されることにはな
らないので、無駄な画像データの転送を行なわなくても
良く、該案内通知電子メールのメールサイズを小さくで
き、もって、転送時間を短縮することが可能であり、か
つ、非常に大きなファイルサイズとなる可能性がある1
乃至複数の候補スキャナ入力画像データを添付させた場
合のごとく、案内通知電子メール添付ファイルの受信に
よって、ユーザのパーソナルコンピュータなどにおける
ディスク容量不足などを引き起こす危険性を防止するこ
とができる。
【0082】更に、本発明に係る画像入出力システムに
よれば、ネットワークを介して、ユーザのパーソナルコ
ンピュータなどの上で動作するブラウザソフトを用い
て、1乃至複数の異なるスキャナ入力条件即ち候補入力
モードによりスキャナ入力された1乃至複数の候補スキ
ャナ入力画像データの中から、所望のスキャナ入力画像
データを選択することができるので、ユーザのパーソナ
ルコンピュータなどから離れた場所に設置されている画
像入出力装置の場所まで何度も出向いて、異なるスキャ
ナ入力条件を再設定して、何度もスキャナ入力し直す手
間を削減することが可能となり、迅速に、かつ、効率的
に、所望のスキャナ入力画像データを、1乃至複数の候
補スキャナ入力画像データの中から選択して利用するこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像入出力システムにおいて適
用される画像入出力装置の一実施例としてデジタル複写
機を例にとって、該デジタル複写機の構成の一例を示す
ブロック構成図である。
【図2】 図1に示す画像入出力装置即ちデジタル複写
機をネットワーク接続している本発明に係る画像入出力
システムの一例を示すネットワーク接続構成図である。
【図3】 本発明に係る請求項1又は請求項2に記載の
画像入出力システムに適用されるデジタル複写機の1乃
至複数のスキャナ入力条件を示す候補入力モードを設定
するための画面表示例である。
【図4】 本発明に係る請求項1及び請求項2に記載の
画像入出力システムに関する実施形態における処理内容
を説明するための処理説明図である。
【図5】 本発明に係る請求項3に記載の画像入出力シ
ステムに関する実施形態における処理内容を説明するた
めの処理説明図である。
【図6】 本発明に係る請求項4に記載の画像入出力シ
ステムに関する実施形態における処理内容を説明するた
めの処理説明図である。
【図7】 請求項1乃至3に記載の発明に関する画像入
出力システムの動作の一例を説明するためのフローチャ
ートである。
【図8】 請求項4に記載の発明に関する画像入出力シ
ステムの動作の一例を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…デジタル複写機、2…主制御部、3…操作部、3a
…画面種別表示部、3b…User部、3c…テンキー
部、3d…決定キー、3e…候補ページ番号表示部、3
f…選択ボタン部、3g…候補入力モード表示部、3h
…矢印ボタン部、4…スキャナ、5…プロッタ、6…メ
モリ、6a…候補入力モード設定手段、6b…複数候補
スキャナ入力手段、6c…候補ページ番号割付手段、6
d…候補スキャナ入力画像データ格納手段、6e…次ペ
ージ番号入力設定手段、6f…次ページ番号指示手段、
6g…指定候補画像データ転送手段、6h…正式ページ
登録手段、6i…候補入力モード記録手段、6j…候補
入力モード選択手段、6k…スキャナ入力終了設定手
段、6l…アクセス用ハイパテキスト作成手段、6m…
格納画像データ通知手段、6n…候補リスト情報ハイパ
テキスト作成手段、6o…ハイパテキスト転送手段、7
…圧縮伸長部、8…外部格納部、9…検索部、10…フ
ァイル情報格納部、11…LAN通信制御部、12…外
部保管格納部、13…システムバス、21…外部記憶装
置、22…外部保管装置、31a…パーソナルコンピュ
ータPC1、31b…パーソナルコンピュータPC2、
32…ワークステーション、33…ファクシミリ装置F
AX、34…保管サーバ装置、35…LANネットワー
ク。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されて、画像入出力
    システムを構成する画像入出力装置が、1乃至複数の入
    力ページ番号からなる原稿がスキャナ入力されて生成さ
    れるスキャナ入力画像データを入力ページ番号単位に格
    納することができる外部記憶装置を備え、1乃至複数の
    入力ページ番号からなる前記原稿をスキャナ入力する際
    に、前記原稿の入力ページ番号毎に1乃至複数のスキャ
    ナ入力条件を示す入力モードの候補を、候補入力モード
    として、ユーザが指示設定することができる候補入力モ
    ード設定手段と、該候補入力モード設定手段により設定
    された1乃至複数の前記候補入力モードに基づいて、同
    一入力ページ番号の原稿をスキャナ入力させて、各前記
    候補入力モードそれぞれに対応する1乃至複数の候補ス
    キャナ入力画像データを生成させる複数候補スキャナ入
    力手段と、該複数候補スキャナ入力手段により生成され
    た同一入力ページ番号の原稿に対する1乃至複数の前記
    候補スキャナ入力画像データそれぞれに対して、同一入
    力ページ番号内における異なる候補ページ番号を割り付
    ける候補ページ番号割付手段と、同一入力ページ番号内
    において互いに異なる前記候補ページ番号が割り付けら
    れた1乃至複数の前記候補スキャナ入力画像データを、
    前記外部記憶装置に設けられたユーザ毎に関連付けして
    管理されているユーザ管理フォルダに、格納画像データ
    として、入力ページ番号単位に格納することができる候
    補スキャナ入力画像データ格納手段と、該候補スキャナ
    入力画像データ格納手段により、前記ユーザ管理フォル
    ダへの一つの特定の入力ページ番号に対する前記格納画
    像データの格納が終了した際に、ユーザが次入力ページ
    番号の原稿に対するスキャナ入力動作を指示設定するこ
    とができる次ページ番号入力設定手段と、を有すること
    により、複数の入力ページ番号からなる原稿に関し、前
    記候補入力モード設定手段により入力ページ番号毎に設
    定される1乃至複数の前記候補入力モードに基づいて、
    1乃至複数の候補スキャナ入力画像データを生成して、
    前記ユーザ管理フォルダに、入力ページ番号単位に格納
    せしめる複数候補スキャナ入力動作を可能としているこ
    とを特徴とする画像入出力システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像入出力システムに
    おいて、前記画像入出力装置が、前記複数候補スキャナ
    入力動作を実行する際に、前記候補入力モード設定手段
    により入力ページ番号毎に設定された1乃至複数の前記
    候補入力モードを記録保存する候補入力モード記録手段
    を有し、更に、次入力ページ番号の原稿に関する前記複
    数候補スキャナ入力動作時において、前記候補入力モー
    ド記録手段により記録保存されている前記候補入力モー
    ドを表示させて、表示された前記候補入力モードの中か
    ら、次入力ページ番号の原稿の候補入力モードとして、
    ユーザが選択指示することを可能とする候補入力モード
    選択手段を有していることを特徴とする画像入出力シス
    テム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の画像入出
    力システムにおいて、前記画像入出力装置が、1乃至複
    数の入力ページ番号からなる原稿に対する入力ページ番
    号単位の前記複数候補スキャナ入力動作の終了後に、ユ
    ーザがスキャナ入力終了の旨を設定することができるス
    キャナ入力終了設定手段を有し、更に、該スキャナ入力
    終了設定手段によりスキャナ入力終了の設定がなされた
    際に前記ユーザ管理フォルダに前記格納画像データが存
    在している状態にある場合、当該画像入出力装置が接続
    されている前記ネットワークに接続されて、前記ユーザ
    により使用されているパーソナルコンピュータまたはワ
    ークステーションにおいて動作するブラウザソフトから
    前記格納画像データへのアクセスを可能ならしめるため
    に、前記ユーザ管理フォルダに格納された前記格納画像
    データへのアクセスリストを構成するアクセス用ハイパ
    テキストを自動作成し、所定の格納アドレスに格納する
    アクセス用ハイパテキスト作成手段と、該アクセス用ハ
    イパテキスト作成手段により自動作成された前記アクセ
    ス用ハイパテキストの前記格納アドレスと前記格納画像
    データに関する案内情報とからなる案内通知情報を、ネ
    ットワークを介して、前記ユーザにより使用されている
    パーソナルコンピュータまたはワークステーションに対
    して通知する格納画像データ通知手段と、を有している
    ことを特徴とする画像入出力システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の画像入出力システムにおいて、前記画像入出力装置
    が、ネットワークを介して、前記ユーザ管理フォルダに
    格納された前記格納画像データへのアクセス要求を受信
    した際に、前記ユーザ管理フォルダに格納された前記入
    力ページ番号に関する情報と、前記格納画像データとし
    て該入力ページ番号単位に存在する1乃至複数の前記候
    補スキャナ入力画像データに対応する前記候補ページ番
    号と前記候補入力モードとを含む該入力ページ番号単位
    の候補リスト情報と、1乃至複数の前記候補スキャナ入
    力画像データ毎にそれぞれリンクが張られた縮小画像デ
    ータとからなり、前記アクセス要求がなされた相手側パ
    ーソナルコンピュータまたはワークステーションにおい
    て動作するブラウザソフトにより表示可能な候補リスト
    情報用ハイパテキストを作成する候補リスト情報ハイパ
    テキスト作成手段と、該候補リスト情報ハイパテキスト
    作成手段により作成された前記候補リスト情報用ハイパ
    テキストを、ネットワークを介して、前記アクセス要求
    がなされた相手側パーソナルコンピュータまたはワーク
    ステーションに転送するハイパテキスト転送手段と、前
    記候補リスト情報用ハイパテキストの転送がなされた相
    手側パーソナルコンピュータまたはワークステーション
    において動作するブラウザソフトにより、前記縮小画像
    データのいずれかに対する選択指示がなされたことが、
    ネットワークを介して、受信された際に、該選択指示が
    なされた前記縮小画像データとリンクが張られた前記候
    補スキャン入力画像データを、指定候補画像データとし
    て、前記相手側パーソナルコンピュータまたはワークス
    テーションに転送する指定候補画像データ転送手段と、
    該指定候補画像データ転送手段により転送された前記指
    定候補画像データに対して、相手側パーソナルコンピュ
    ータまたはワークステーションから選択決定する旨を示
    す選択決定指示が、ネットワークを介して、受信された
    際に、受信された該選択決定指示に基づいて選択決定さ
    れた前記指定候補画像データを、前記ユーザ管理フォル
    ダの前記格納画像データの中から取り出して、前記入力
    ページ番号に対する正式ページデータとして、前記外部
    記憶装置内の所定の正式ページ登録フォルダに登録する
    正式ページ登録手段と、該正式ページ登録手段により前
    記正式ページ登録フォルダへの登録が終了した際に、ユ
    ーザが次入力ページ番号に関する正式ページデータを決
    定する動作の指示設定を行なうことができる次ページ番
    号指示手段と、を有することにより、複数の入力ページ
    番号からなる原稿に関し、前記入力ページ番号単位に、
    正式ページデータの登録動作を可能としていることを特
    徴とする画像入出力システム。
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