JP2003059513A - 燃料電池のセパレータ - Google Patents

燃料電池のセパレータ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】燃料電池のセパレータの冷却効率を向上させ
る。 【解決手段】燃料極4と空気極3からなる一対の電極間
に高分子電解質膜5を挟持した単位セルにおいて空気極
3に空気を供給する、耐蝕導電処理された金属性板状セ
パレータ6について、酸化剤ガス供給溝80を多数形成
し、この各酸化剤ガス供給溝80に沿って冷却水が流通
する冷却流路82を、セパレータ6内にそれぞれ形成す
るとともに、酸化剤ガス供給溝80と冷却流路82とを
連通する貫通孔83を複数形成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、燃料電池のセパ
レータに係り、詳しくは冷却水を流通させる流域を備え
たセパレータに関するものである。 【0002】 【従来の技術】PEM型の燃料電池の単位セルは、燃料
極と空気極(酸化剤極)との間に高分子固体電解質膜が
挟持された構成である。燃料極及び空気極はともに触媒
物質を含む触媒層と、前記触媒層を支持すると共に反応
ガスを供給しさらに集電体としての機能を有する電極基
材からなる。燃料極と空気極の更に外側には、反応ガス
を外部より電極内に均一に供給するとともに、余剰ガス
を外部に排出するためのガス流通溝を設けたセパレータ
(コネクタ板)が積層される。このセパレータはガスの
透過を防止するとともに発生した電流を外部へ取り出す
ための集電を行う。 【0003】上記燃料電池本体とセパレータとで単電池
が構成される。実際の燃料電池システムでは、かかる単
電池の多数個が直列に積層されてスタックが構成され
る。燃料電池本体では、一般的に発生電力にほぼ相当す
る熱量の熱が発生する。従って、燃料電池本体が過度に
ヒートアップすることを防止するために、冷却手段が講
じられる。冷却手段としては、空気極に空気を送り込む
ための空気マニホールド内に、水を噴射するノズルを設
け、空気極に送り込む空気とともに噴射された水が蒸発
する際の潜熱を利用して冷却する構成や、スタック内に
冷却板を内蔵させるなどの構成が挙げられる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、噴射ノズルか
ら水を噴射する構成のものでは、空気極の表面に供給さ
れた水が空気極自体から熱を奪いこれを冷却する構成で
あり、燃料電池本体で蒸発させる水の量を微妙にコント
ロールして冷却能力を変化させることが困難である。ま
た、燃料電池スタックには、横断面積の小さい空気供給
路が多数設けられており、各空気供給路へ均一に噴射さ
れた水を供給することは、極めて難しいものである。 【0005】また、燃料電池空気極内部におてい、一時
的に水過多の状態が発生し、空気の供給不足に陥り、電
圧の安定性を損なう恐れがある。また、従来の水直噴方
式では、水を間欠供給しているため、水供給開始時に一
時的に燃料電池の状態(温度・空気流量等)が大きく変
化し、電圧の安定性を損なう可能性がある。その為、運
転温度を高く設定することができなかった。さらに、冷
却板を内蔵する構成では、部品点数が増加し、燃料電池
スタック自体の大きさも大型化してしまう。この発明の
目的は、燃料電池の温度制御がより精密に可能となり、
かつ燃料電池スタックの大きさを小型化することが可能
な燃料電池のセパレータを提供することにある。 【0006】 【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
する本発明は以下の構成を有する。 (1) 燃料電池の単位セル間を区画するとともに該単
位セルを電気的に直列に接続する燃料電池の耐蝕導電処
理を施した金属製板状セパレータであって、前記セパレ
ータの一端面に形成され、前記単位セルの酸化剤極と接
触する凸部により形成された酸化剤ガス供給溝と、前記
セパレータの前記凸部内に、前記酸化剤ガス供給溝と平
行に形成され、前記セパレータの側縁部の一端から他端
へ冷却水を流通する冷却流路と、前記酸化剤ガス供給溝
の側壁面に形成され、前記酸化剤ガス供給溝と前記冷却
流路とを貫通し、前記冷却流路の冷却水を前記酸化剤ガ
ス供給溝に供給する貫通孔とを備えている燃料電池のセ
パレータ。 【0007】 【発明の実施の形態】次にこの発明の好適実施形態につ
いて説明する。図1は、この発明の燃料電池のセパレー
タ6を用いた燃料電池の単位ユニットの構成を示す側面
断面図、図2は、セパレータ6の断面平面図、図3のセ
パレータ6の全体正面図である。燃料電池の単位ユニッ
トは、固体高分子電解質膜5と、該固体高分子電解質膜
5の両側面にそれぞれ重ねられた酸化剤極である空気極
3と燃料極4とを備えた単位セルと、単位セルの空気極
3に重ねられたセパレータ6と、燃料極4に重ねられた
セパレータ7とを備えている。つまり、固体高分子電解
質膜5を空気極3と燃料極4とで挟持して単位セルを構
成し、さらにセパレータ6、7でその単体を挟持した構
成となっている。 【0008】セパレータ6、7は、導電性を有し、かつ
耐蝕性を備えた材料で構成され、例えば、導電性と耐食
性を備えた金属、グラファイトなどが用いられる。導電
性と耐食性を備えた金属としては、例えば、ステンレ
ス、ニッケル合金、チタン合金等に耐蝕導電処理を施し
たもの等が挙げられる。 【0009】セパレータ6には、空気極3と接触する側
の面(一方の端面)に、略等間隔で複数の酸化剤ガス供
給溝が平行に形成され、空気極3に重ねられた状態で空
気供給路80が形成される構成となっている。空気供給
路80は、セパレータ6の一方の長辺から他方の長辺へ
向けて形成され、両端は各長辺部で開口している。空気
供給路80の間には凸部により隔壁81が形成され、そ
の上端部812は、空気極3に接触している。 【0010】セパレータ6は、空気供給路80と隔壁8
1が設けられる板状の本体部60を備え、本体部60内
には、酸化剤ガス供給溝である空気供給路80に沿って
形成された冷却流路82が設けられている。冷却流路8
2には、燃料電池を冷却する冷却媒体として水が流通す
る。冷却流路82は、セパレータ6に形成された複数の
空気供給路80に沿って、それぞれ形成されており、図
4に示されているように、冷却流路82の一端は供給路
84に、他端は排出路85にそれぞれ接続されている。
供給路84は、燃料電池スタック2の外部に設けられて
いる水供給系50の供給ライン52に接続され、排出路
85は、返還ライン54に接続され、空気供給路80に
供給されなかった水は、水タンク53へ返還され、燃料
電池スタック2と水タンク53の間で冷却水が循環する
構成となっている。このようにして、冷却水は、セパレ
ータ6の側縁部の一端から他端へ流通する。 【0011】空気供給路80と冷却流路82との間に
は、水を空気供給路80へ供給する供給手段である通路
として貫通孔83が連通している。貫通孔83は、等間
隔で複数設けられ、冷却流路82内を流れる冷却水が、
貫通孔83を介して空気供給路80内へ流入する。貫通
孔83から空気供給路80へ供給された水は、蒸発する
際の潜熱による冷却効果を発揮するとともに、空気極3
の乾燥を防止し、常に湿潤状態を維持させることができ
る。 【0012】ここで、冷却流路82内を流れる冷却水
は、必ずしも冷却流路82内に隙間無く満たされている
必要はなく、冷却流路82の内壁を伝って流れる程度の
流量であってもよい。従って、例えば、貫通孔83が形
成されている側面821を伝って流れる場合には、貫通
孔83から水が空気供給路80へ流出するが、違う側面
を伝って流れる場合には、水が空気供給路80へ流出し
ない場合もある。しかし、水が、冷却流路82の内壁を
伝って流れれば、セパレータ6は冷却され、充分な冷却
効果を得ることができる。 【0013】燃料極4側のセパレータ7には、燃料ガス
を流通させるガス供給路9が形成されている。ガス供給
路9は、単位ユニットを構成した状態で、空気供給路8
0に対して直交する方向へ形成されている。セパレータ
6に設けられている冷却媒体が流通する冷却流路82と
同様の流路は、セパレータ7に設けることもできる。 【0014】この実施形態では、燃料電池単位ユニット
を使用状態にセットした状態で、空気供給路80が上下
方向に沿って位置するように構成されている。このよう
に構成することで、空気供給路80に供給された冷却水
を下方に滴下させて、空気供給路80から容易に排出す
ることができる。 【0015】図5に示されているように、以上のように
構成された燃料電池単位ユニットを複数積層して、即ち
直列に接続して、燃料電池スタック2を構成する。上記
セパレータ6の構成において、空気供給路80における
空気の流通方向と逆方向に冷却水が流れる構成としても
よい。以上説明した燃料電池のセパレータ6の構成とし
ては、以下に説明するような他の構成とすることもでき
る。第2の実施形態としては、排出路85を設けず、冷
却流路82に供給された冷却水は、貫通孔83を介して
全て空気供給路80へ流出させる構成としてもよい。こ
の場合には、例えば、図6に示されているのように、セ
パレータ6の平行な対向する端辺(上辺側と下辺側)に
沿って、それぞれ供給路84a、84bを設け、各供給
路84a、84bから一つおきに交互に冷却流路82
a、82bを接続した構成とすることができる。この構
成では、冷却流路82a内では、上方から下方へ向けて
冷却水が流れ、冷却流路82b内では、下方から上方へ
向けて冷却水が流れる。つまり、それぞれ逆方向に冷却
水が流通する。 【0016】冷却水は、熱交換をしながら流路内を流れ
るので、下流側へ向けて冷却水の温度が上昇し冷却効果
が低下する。しかし、この実施形態のように、冷却水の
流通方向を交互に逆向きとすることによって、セパレー
タ6をより均一に冷却することができる。あるいは、排
出路85を設けず、冷却流路82の下端は全てセパレー
タ6の下端辺に開口し、セパレータ6の下端辺から外部
に冷却水を排出される構成としてもよい。この場合に
は、燃料電池スタック2の下側に設けられている集水ト
レーに排水は回収され、後述するタンク53へ返還され
る構成とすることができる。 【0017】第3の実施形態としては、図7に示されて
いるように、冷却流路82cを、空気供給路80に対し
て交差する方向に形成してもよい。第4の実施形態とし
ては、図8に示されているように、隔壁81内に冷却流
路82を形成することもできる。隔壁81は、空気極3
に接触するので、隔壁81内に冷却流路82を形成する
と、冷媒の位置が空気極3に接近し、冷却効果が向上す
る。また、この場合に、空気供給路80と連通する貫通
孔83は、空気供給路80の側壁面811に形成される
こととなる。側壁面811に貫通孔83を設けることに
よって、空気供給路80に供給された冷却水が空気極3
に接触し易くなり、極を湿潤状態に維持する効果を確実
に発揮させることができる。 【0018】第5の実施形態としては、図9に示されて
いるように、隔壁81内に冷却流路82を形成し、隔壁
81の空気極3との上端部(接触面)812に貫通孔8
3を構成してもよい。この構成では、直接空気極3に貫
通孔83から冷却水を供給し、空気極3の乾燥が防止で
きる。第6の実施形態としては、図10に示されている
ように、セパレータ6を、平断面が波形となるように形
成された空気供給路構成部材62と、その背面側に重ね
られた平板状の背面部材61とを備えた構成とすること
もできる。背面部材61と空気供給路構成部材62との
間の隙間には、平面状の冷却流路82dが構成され、隔
壁81内には溝状の流路82eが形成される。このよう
な構成とすることで、冷却水が充填される範囲が増大
し、冷却効果が向上する。また、貫通孔83は、空気供
給路80内の底面801と、空気供給路80の側壁面8
11のいずれにも形成することがでる。 【0019】次に、以上のように構成された燃料電池ス
タック2を用いた燃料電池システムの構成について説明
する。図11に示されているように、この燃料電池シス
テム1は燃料電池スタック2、水素吸蔵合金11を含む
燃料供給系10、空気供給系40、水供給系50及び負
荷系70から大略構成される。燃料供給系10では、水
素供給路20を介して水素吸蔵合金11から放出された
水素を燃料スタック2の各単位ユニットの水素ガス流路
9へ送る。水素供給路20には、水素調圧弁21が配設
され、水素吸蔵合金11から放出された水素ガスを調圧
している。符号23は水素供給電磁弁23であって、水
素供給路20の開閉を制御している。燃料電池スタック
2へ供給される直前の水素ガス圧は水素元圧センサ25
でモニタされている。 【0020】燃料供給系10において、燃料電池スタッ
ク2から排出される水素ガスは水素排気路30を介して
大気へ放出される。水素排気路30には逆止弁31と電
磁弁33が設けられている。逆止弁31は水素排気路3
0を介して空気が燃料電池スタック2の燃料極に進入す
ることを防止する。電磁弁33は間欠的に駆動されて水
素の完全燃焼を図る。 【0021】空気供給系40は大気から空気を燃料電池
スタック2の空気流路8に供給し、燃料電池スタック2
から排出された空気を水凝縮器51を通過させて排気す
る。空気供給路41にはファン43が備えられ、大気か
ら空気を空気マニホールド45へ送る。空気はマニホー
ルド45から燃料電池スタック2の空気供給路8へ流入
して空気極3へ酸素を供給する。燃料電池スタック2か
ら排出された空気は水凝縮器51で水分が凝縮・回収さ
れて大気へ放出される。燃料電池スタック2から排出さ
れる温度は排気温度センサ47によりモニタされてい
る。 【0022】冷却水の冷却流路82から空気供給路80
へ送られた冷却水の大部分は液体の状態を維持したまま
水凝縮器51に到達し、そのままタンク53へ送られて
回収される。供給された水の一部は蒸発し、水凝縮器5
1において凝縮されて回収される。なお、排出空気に含
まれる水蒸気には燃料電池スタック2の発電反応に伴う
反応水に起因するものもあると考えられる。 【0023】水供給系50はタンク53の水を、ポンプ
64により、各燃料電池単位ユニットの冷却水供給路8
4へ配管52を介して圧送し、供給された冷却水の一部
を、各燃料電池単位ユニットの排出路85から配管54
を介してタンク53に回収する。各燃料電池単位ユニッ
ト内で、貫通孔83から空気供給路80へ供給された水
は、水凝縮器51で回収され、タンク53に戻される。
勿論、水供給系50を完全に閉じることは不可能である
ので、タンク53の水位を水位センサ56でモニタして
この水位が所定の閾値を超えたら外部より水を補給す
る。冬季にタンク53中の水が凍結しないようにタンク
53にはヒータ57と凍結防止電磁バルブ58が取り付
けられている。水凝縮器51とタンク53を連結する配
管には電磁バルブ65が取り付けられてタンク53内の
水が蒸発するのを防止している。 【0024】排気温度センサ47で検出された排出空気
の温度に対応してポンプ64の出力を制御し、循環する
冷却水の量を調整し燃料電池スタック2の温度を所望の
温度に維持することができる。負荷系70は燃料電池ス
タック2の出力を外部に取り出して、モータ77等の負
荷を駆動させる。この負荷系70にはスイッチのための
リレー71と補助出力源となる2次電池75が設けら
れ、2次電池75とリレー71との間に整流用のダイオ
ード73が介在されている。なお、燃料電池スタック2
自体の出力は電圧センサ75で常にモニタされている。
このモニタ結果に基づき、図示しない制御回路で水素排
気電磁弁33の開閉が制御される。 【0025】 【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、セパレ
ータ内に冷却水が流通する冷却流路が設けられているの
で、燃料電池の構造を大型化することなく、冷却効率を
上げることができる。また、セパレータの各部をより均
一に冷却することができ、温度制御がより精密にでき
る。ガス供給路に平行に冷却流路を形成することによ
り、反応熱の発生する電極に沿って冷却水を流通させる
こととなり、冷却効率がより向上する。 【0026】凸部である隔壁内に冷却水の流路を形成す
ることにより、電極により近接した位置に冷却水が流通
することとなり、冷却効率が向上する。貫通孔が酸化剤
ガス供給溝の側壁面に形成されているので、電極に対し
て一層確実に水を接触させることができ、電極の湿潤状
態を維持し易くなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】燃料電池を構成する燃料電池単位ユニットの側
面断面図である。 【図2】燃料電池のセパレータの部分断面平面図であ
る。 【図3】燃料電池のセパレータの全体正面図である。 【図4】燃料電池のセパレータの部分拡大正面図であ
る。 【図5】燃料電池スタックの部分拡大斜視図である。 【図6】他の実施形態における燃料電池のセパレータの
全体正面図である。 【図7】他の実施形態における燃料電池のセパレータの
部分断面平面図である。 【図8】他の実施形態における燃料電池のセパレータの
部分断面平面図である。 【図9】他の実施形態における燃料電池のセパレータの
部分断面平面図である。 【図10】他の実施形態における燃料電池のセパレータ
の部分断面平面図である。 【図11】燃料電池システムの構成を示す模式図であ
る。 【符号の説明】 1 燃料電池システム 2 燃料電池スタック 3 空気極 4 燃料極 5 固体高分子電解質膜 6 セパレータ 7 セパレータ 80 空気供給路(酸化剤ガス供給溝) 81 隔壁(凸部) 82 冷却流路 83 貫通孔 10 燃料供給系 40 空気供給系 50 水供給系 70 負荷系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 正隆 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内 Fターム(参考) 5H026 AA06 BB04 CC03 EE02 5H027 AA06 BA14 CC06

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 燃料電池の単位セル間を区画するととも
    に該単位セルを電気的に直列に接続する燃料電池の耐蝕
    導電処理を施した金属製板状セパレータであって、 前記セパレータの一端面に形成され、前記単位セルの酸
    化剤極と接触する凸部により形成された酸化剤ガス供給
    溝と、 前記セパレータの前記凸部内に、前記酸化剤ガス供給溝
    と平行に形成され、前記セパレータの側縁部の一端から
    他端へ冷却水を流通する冷却流路と、 前記酸化剤ガス供給溝の側壁面に形成され、前記酸化剤
    ガス供給溝と前記冷却流路とを貫通し、前記冷却流路の
    冷却水を前記酸化剤ガス供給溝に供給する貫通孔とを備
    えている燃料電池のセパレータ。
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