JP2003059086A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JP2003059086A
JP2003059086A JP2001241981A JP2001241981A JP2003059086A JP 2003059086 A JP2003059086 A JP 2003059086A JP 2001241981 A JP2001241981 A JP 2001241981A JP 2001241981 A JP2001241981 A JP 2001241981A JP 2003059086 A JP2003059086 A JP 2003059086A
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JP
Japan
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optical pickup
light receiving
adhesive
support
photodiode
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JP2001241981A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Adachi
一彦 安達
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過剰な接着剤がホトダイオード表面に回り込
む。 【解決手段】 支持体1の表面4のホトダイオード配置
領域6の周囲は面取りして端部をゆるやかに傾斜させ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ピックアップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】CD、CD−ROM、MDなどの光記録
媒体の読み書きに用いるホログラム型光ピックアップと
しては、従来、特開平6−5990号公報に開示されて
いるものがある。
【0003】従来のホログラム型光ピックアップについ
て全体図を示す図11及びキャップ内部を示す図12を
参照して説明すると、従来の光ピックアップは、ステム
101上に支持体としてヒートシンクを配置し、その側
面には発光部として半導体レーザチップ104、またヒ
ートシンク表面にはメディアからの反射光を受光するた
めの受光素子としてホトダイオード106が配置され、
前記半導体レーザチップからの出射光をモニタするため
のモニタ用ホトダイオード105から構成されている。
なお、107はワイヤ、108は電極リードである。
【0004】ホログラム素子103は、石英ガラス基板
からなっており、その上面には光偏向用のホログラムパ
ターンが、また底部には3ビーム生成用のグレーティン
グパターンが形成されている。
【0005】このような光ピックアップは次のようにし
て製造される。まず、ステム101表面にモニタ用ホト
ダイオード105が導電性ペーストでダイボンディング
される。次に、半導体レーザチップ104をインジュウ
ムでヒートシンク側面にダイボンディングする。このと
き、半導体レーザチップ104の発光点はほぼステム1
01の中心になるように配置される。半導体レーザチッ
プ104に通電し発光点位置を計測後、ホトダイオード
106をコレットでピックアップし、所定の位置になる
ようにヒートシンク表面にダイボンディングする。
【0006】このホトダイオード106のダイボンディ
ング精度は極めて高い精度が要求されるので、ホトダイ
オード106のダイボンディングには紫外線硬化樹脂が
使われる。あらかじめヒートシンク表面に紫外線硬化樹
脂を塗布し、コレットでピックアップしたホトダイオー
ド106をダイボンディングする。速やかに紫外線を照
射して仮固定し、続いて、熱処理を行い本固定する。
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の光ピックアップにあっては、ホトダイオードを紫外線
硬化樹脂で固定する際に、過剰な接着剤がホトダイオー
ド表面に回り込み、ボンディングパッドに付着し、ボン
ディング不良の原因となる不具合が発生する。また、過
剰な接着剤は、接近して配置されている半導体レーザチ
ップの出射端面を覆い、光ビーム品質の低下を引き起こ
す場合もあるという課題がある。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、歩留まり高く製造可能な光ピックアップを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る光ピックアップは、支持体には受光部
を支持体に接着剤で固定するときに接着剤が受光素子表
面に回り込むのを防止する手段が設けられているもので
ある。
【0010】ここで、接着剤が受光素子表面に回り込む
のを防止する手段の構成としては、支持体の受光素子の
配置される領域を平坦とし、それ以外の領域を面取りし
た構成、支持体表面の受光素子が配置される領域を一段
高くした構成、支持体の受光素子配置領域を受光素子よ
りも小さく形成した構成、支持体の表面に溝を形成した
構成、支持体の受光素子の配置される領域に一個以上の
穴を形成した構成とすることができる。また、接着剤は
紫外線硬化樹脂であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。先ず、本発明の第1実施形態
に係る光ピックアップついて図1及び図2を参照して説
明する。なお、図1は同光ピックアップの上面説明図、
図2は同光ピックアップのホトダイオード接着部の断面
拡大説明図である。
【0012】光ピックアップは、ヒートシンクを兼ねた
支持体1の側面に半導体レーザチップ2がサブマウント
3を介して配置されており、更にその支持体1の表面4
には信号検出用のホトダイオード5が配置されている。
支持体1の表面4のホトダイオード配置領域6の周囲が
面取りされており、その端部はゆるやかに傾斜してい
る。この支持体1のホトダイオード配置領域6の周囲の
面取りが接着剤が受光素子表面に回り込むのを防止する
手段を構成している。
【0013】このように、支持体1の端部を面取りした
ことで、図2に示すように、ホトダイオード5を接着剤
7を用いてダイボンディングした際の過剰な接着剤7は
面取りした部分に流れ、ホトダイオード5表面に回り込
むことはない。面取り領域としては、ホトダイオード5
のボンディングパッドにかからない程度にすることが好
ましい。また、接着剤7としては紫外線硬化樹脂が適し
ている。
【0014】次に、本発明の第2実施形態に係る光ピッ
クアップついて図3及び図4を参照して説明する。な
お、図3は同光ピックアップの上面説明図、図3は同光
ピックアップのホトダイオード接着部の断面拡大説明図
である。この実施形態では、ヒートシンクを兼ねた支持
体1のホトダイオード配置領域6の部分に段差を設ける
ことで、ホトダイオード配置領域6を他の領域よりも一
段高くしている。この支持体1のホトダイオード配置領
域6を他の領域よりも一段高くすることが接着剤が受光
素子表面に回り込むのを防止する手段を構成している。
【0015】このように、支持体1の表面4に段差部を
形成してホトダイオード配置領域6を他の領域よりも一
段高くしたことにより、図4に示すように、ホトダイオ
ード5を接着剤7を用いてダイボンディングした際の過
剰な接着剤7は一段低い支持体1の表面部分4aに流れ
出し、ホトダイオード5表面に回り込むことはない。こ
こで、支持体1の段差(表面部分4aとホトダイオード
配置領域6との差)は50〜200μm程度が好まし
く、接着剤7としては紫外線硬化樹脂が適している。
【0016】次に、本発明の第3実施形態に係る光ピッ
クアップついて図5及び図6を参照して説明する。な
お、図5は同光ピックアップの上面説明図、図6は同光
ピックアップのホトダイオード接着部の断面拡大説明図
である。この実施形態では、ヒートシンクを兼ねた支持
体1のホトダイオード配置領域6をホトダイオード5よ
りも小さく形成している。この支持体1のホトダイオー
ド配置領域6をホトダイオード5よりも小さく形成する
ことが接着剤が受光素子表面に回り込むのを防止する手
段を構成している。
【0017】このように支持体1表面のホトダイオード
配置領域6をホトダイオード5の面積よりも小さくした
ことにより、図6に示すように、ホトダイオード5を接
着剤7を用いてダイボンディングした際の過剰な接着剤
7は支持体1の側面部分に流れ出し、ホトダイオード表
面に回り込むことはない。この支持体構造は表面を面取
りする構成(第1実施形態)や段差を形成する構成(第
2実施形態)に比べて簡便に形状を加工できるという利
点がある。接着剤7としては紫外線硬化樹脂が適してい
る。また、仮固定の紫外線照射はホトダイオード裏面及
び支持体側面に十分回り込むように配慮する。
【0018】次に、本発明の第4実施形態に係る光ピッ
クアップついて図7及び図8を参照して説明する。な
お、図7は同光ピックアップの上面説明図、図8は同光
ピックアップのホトダイオード接着部の断面拡大説明図
である。この実施形態では、ヒートシンクを兼ねた支持
体1のホトダイオード配置領域6に接着剤を逃がすため
の溝8を形成している。この支持体1のホトダイオード
配置領域6に設けた溝8が接着剤が受光素子表面に回り
込むのを防止する手段を構成している。
【0019】このように支持体1の表面4に溝8を形成
したことにより、図8に示すように、ホトダイオード5
を接着剤7を用いてダイボンディングした際の過剰な接
着剤7は溝8に流れ出し、ホトダイオード表面に回り込
むことはない。特に、溝8をホトダイオード5のボンデ
ィングパッドの周囲に沿って配置すればより確実に接着
剤を逃がしてホトダイオード表面への回り込みを防止で
きる。接着剤7としては紫外線硬化樹脂が適している。
【0020】次に、本発明の第5実施形態に係る光ピッ
クアップついて図9及び図10を参照して説明する。な
お、図9は同光ピックアップの上面説明図、図10は同
光ピックアップのホトダイオード接着部の断面拡大説明
図である。この実施形態では、ヒートシンクを兼ねた支
持体1のホトダイオード配置領域接着剤7を逃がすため
の穴9を複数個形成している。この支持体1に形成した
穴9が接着剤が受光素子表面に回り込むのを防止する手
段を構成している。
【0021】このように支持体1の表面4に穴9を形成
したことにより、図10に示すように、ホトダイオード
5を接着剤7を用いてダイボンディングした際の過剰な
接着剤7は穴9に吸収され、ホトダイオード表面に回り
込むことはない。特に、穴9をホトダイオード5のボン
ディングパッドの周囲に沿って配置すればより確実に接
着剤を逃がしてホトダイオード表面への回り込みを防止
できる。接着剤7としては紫外線硬化樹脂が適してい
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光ピ
ックアップによれば、支持体には、受光部を支持体に接
着剤で固定するときに接着剤が受光素子表面に回り込む
のを防止する手段が設けられているので、より簡単な構
成で、受光部と支持体との密着性を損なうことなく、歩
留まり高く製造することが可能になる。
【0023】ここで、支持体の端部を面取りした構成と
することで、簡単に回り込み防止手段を形成できる。ま
た、受光部が配置される領域を一段高くすることで、よ
り確実に回り込みを防止できる。さらに、支持体の受光
素子配置領域を受光素子よりも小さくすることでもより
確実に回り込みを防止できる。さらに支持体表面に溝或
いは穴を形成することでも回り込みを防止できる。ま
た、接着剤としては紫外線硬化樹脂を用いることで歩留
まりの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る光ピックアップの
上面説明図
【図2】同光ピックアップのホトダイオード接着部の断
面拡大説明図
【図3】本発明の第2実施形態に係る光ピックアップの
上面説明図
【図4】同光ピックアップのホトダイオード接着部の断
面拡大説明図
【図5】本発明の第3実施形態に係る光ピックアップの
上面説明図
【図6】同光ピックアップのホトダイオード接着部の断
面拡大説明図
【図7】本発明の第4実施形態に係る光ピックアップの
上面説明図
【図8】同光ピックアップのホトダイオード接着部の断
面拡大説明図
【図9】本発明の第5実施形態に係る光ピックアップの
上面説明図
【図10】同光ピックアップのホトダイオード接着部の
断面拡大説明図
【図11】従来の光ピックアップの全体図
【図12】同光ピックアップの内部図
【符号の説明】
1…支持体、2…半導体レーザチップ、3…サブマウン
ト、4…支持体表面、5…信号検出用ホトダイオード、
6…ホトダイオード配置領域、7…接着剤、8…溝、9
…穴。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体に発光部及び受光部が配置され、
    前記支持体、発光部及び受光部を覆うキャップ部を備え
    た本体部を有し、前記キャップ部の上面にはホログラム
    素子が配置されている光ピックアップにおいて、前記支
    持体には前記受光部を支持体に接着剤で固定するときに
    接着剤が受光素子表面に回り込むのを防止する手段が設
    けられていることを特徴とする光ピックアップ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光ピックアップにおい
    て、接着剤が受光素子表面に回り込むのを防止する手段
    は、前記支持体の受光素子の配置される領域を平坦と
    し、それ以外の領域を面取りして構成していることを特
    徴とする光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の光ピックアップにおい
    て、前記接着剤が受光素子表面に回り込むのを防止する
    手段は、前記支持体表面の受光素子が配置される領域を
    一段高くして構成していることを特徴とする光ピックア
    ップ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の光ピックアップにおい
    て、前記接着剤が受光素子表面に回り込むのを防止する
    手段は、前記支持体の受光素子配置領域を受光素子より
    も小さい形成して構成していることを特徴とする光ピッ
    クアップ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の光ピックアップにおい
    て、前記接着剤が受光素子表面に回り込むのを防止する
    手段は、前記支持体の表面に溝を形成して構成している
    ことを特徴とする光ピックアップ。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の光ピックアップにおい
    て、前記接着剤が受光素子表面に回り込むのを防止する
    手段は、前記支持体の受光素子の配置される領域に一個
    以上の穴を形成して構成していることを特徴とする光ピ
    ックアップ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の光ピ
    ックアップにおいて、前記接着剤が紫外線硬化樹脂であ
    ることを特徴とする光ピックアップ。
JP2001241981A 2001-08-09 2001-08-09 光ピックアップ Pending JP2003059086A (ja)

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