JP2003058525A - データ作成システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報誌作成及び編集や修正の効率化と、目次
ページの自動作成のできるデータ作成システムを提供す
る。 【解決手段】 データベース７を備えるサーバ３と、登
録端末９と、編集端末１３とがＬＡＮ２１で接続され
る。情報誌作成に必要なテキスト情報、素材、テンプレ
ート等を登録端末９からデータベース７に登録してお
き、編集者は編集端末１３から情報を引き出し、編集ア
プリケーション１７を用いて情報誌紙面を作成する。商
品掲載ページのコマへの商品情報入力と、目次ページの
作成が自動で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、情報誌作成に必要
なデータを保持管理し、情報誌のページを自動レイアウ
トするデータ作成システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、商品の情報を一般消費者に伝達す
る広告媒体として、情報誌が広く利用されている。この
ような情報誌には通常、商品の写真と共に、商品名や価
格や商品の機能などを説明した説明文が掲載される。情
報誌の作成では、１つ１つのコマに商品情報を手動で配
置して商品ページを作成し、作成したページを基に、目
次を作成する。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、商品ペ
ージの作成時に、どのコマにどの商品を配置するかを１
つ１つ手動で決定するのは時間と手間がかかる。又、商
品ページを作成した後でなければ、目次を作成できなか
った。後に、ページのレイアウト変更が生じたときに
は、変更ページ以降の全てのページを手動で作成し直す
必要があった。

【０００４】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、情報誌作成及び編
集や修正の効率化と、目次ページの自動作成のできるデ
ータ作成システムを提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために第１の発明は、１ページ内でコマ割を行い、複数
の商品掲載コマを配置するための情報を登録する登録手
段と、掲載すべき商品を選択する選択手段と、選択され
た商品に対応する商品掲載コマを前記登録手段から抽出
して、当該商品掲載コマの掲載位置を算出する算出手段
と、を具備することを特徴とするデータ作成システムで
ある。

【０００６】コマ割とは、紙面１ページを複数のスペー
スに区切ることであり、商品掲載コマとは、１スペース
を１コマとして、それぞれのコマに独立の商品情報を掲
載するものである。

【０００７】商品掲載コマを配置するための情報とは、
商品に関する商品情報や、１ページ内のコマ割を示すコ
マ割情報や、各ページのコマ割情報を示すページ情報等
である。商品に関する商品情報とは、商品コード、商品
素材ファイル、メーカ名、商品種別、装備、価格等の情
報である。コマ割情報とは、１ページが縦・横どのよう
に分割されたパターンになるかを示す情報である。ペー
ジ情報とは、作成するページごとに使用するコマ割、広
告コマの数、そのページまでの総コマ数などを示す情報
である。

【０００８】第１の発明のデータ作成システムでは、登
録手段が１ページ内のコマ割を行い複数の商品掲載コマ
を配置するための情報を登録し、選択手段は商品掲載コ
マを配置するための情報から掲載すべき商品を選択し、
算出手段は選択された商品に対する商品掲載コマを抽出
して、その商品掲載コマの掲載位置を算出する。

【０００９】第２の発明は、第１の発明のデータ作成シ
ステムを機能させるためのプログラムである。

【００１０】第２の発明のプログラムは、第１の発明の
データ作成システムを機能させるものであり、このプロ
グラムをネットワークを介して流通させることもでき
る。

【００１１】第３の発明は、第１の発明のデータ作成シ
ステムを機能させるためのプログラムを記憶した記録媒
体である。

【００１２】第３の発明の記録媒体は、第１の発明のデ
ータ作成システムを機能させるプログラムを記憶してお
り、この記録媒体を流通させることもでき、またこのプ
ログラムをネットワークを介して流通させることもでき
る。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図１は、本発明の実施の形
態に係るデータ作成システム１の構成を示す図である。
データ作成システム１は、サーバ３と、登録端末９と、
編集端末１３と、出力機１９等で構成され、それぞれが
ＬＡＮ２１等のネットワークで接続されている。

【００１４】サーバ３は、サーバコンピュータ５とデー
タベース７とからなる。データベース７の詳細について
は後に図４を用いて説明する。

【００１５】登録端末９は、コンピュータ等の端末装置
であり、データベース登録アプリケーション１１を備え
る。データベース登録アプリケーション１１は、データ
ベースにデータを登録するためのアプリケーションプロ
グラムのことである。登録者が、データベース登録アプ
リケーション１１を用いて、情報誌作成に必要なデータ
を前述したサーバ３のデータベース７に登録する。

【００１６】編集端末１３は、コンピュータ等の端末装
置であり、データベース取得アプリケーション１５と、
編集アプリケーション１７を備える。データベース取得
アプリケーション１５は、データベース７からデータを
取得するためのアプリケーションプログラムであり、編
集アプリケーション１７は、情報誌を編集するためのア
プリケーションプログラムである。編集者は、データベ
ース取得アプリケーション１５を用いて、前述のサーバ
３のデータベース７から情報誌作成に必要なデータを引
き出し、編集アプリケーション１７を用いて、情報誌を
作成する。

【００１７】出力機１９は、プリンタであり、上記編集
端末１３で編集された情報誌紙面のデータをプリントア
ウトする。尚、サーバ３、登録端末９、編集端末１３、
出力機１９等が接続されるＬＡＮ２１は、社内ネットワ
ークに限らず、インターネット等のネットワークであっ
てもよい。

【００１８】次に、実際に作成する情報誌の例について
説明する。情報誌とは例えば中古車販売用雑誌等であ
る。図３は、出力機１９からプリントアウトされる情報
誌紙面の例である。ここでは、商品情報を種別に分類
し、ページをコマ割して商品を掲載し、商品情報を検索
し易いように種別の先頭ページを目次として掲載する情
報誌を作成するものとする。

【００１９】図２（ａ）は商品情報を表すコマを示す図
であり、図３の情報誌紙面の１コマに掲載される商品の
例である。図２（ｂ）は商品の種別情報を表すコマを示
す図であり、図３の情報誌紙面の商品の種別分類を示す
１コマである。尚、情報誌紙面を縦横線等で複数のスペ
ースに分割することをコマ割、分割された１スペースを
１コマと称する。

【００２０】図２（ａ）に示す情報誌紙面の商品掲載コ
マ２３には、商品の写真などの素材２５、商品価格２
７、商品装備３１、商品を取り扱っている店名３３等が
掲載される。商品装備３１とは、例えば商品が中古車の
場合、車の色、走行距離、ナビゲーションシステムの有
無、ＴＶやＣＤチェンジャの有無、マニュアル又はオー
トマチック、アルミホイールの有無、修理経歴の有無、
ＡＢＳの有無等である。店名３３欄には、この商品を取
り扱っている店名と電話番号等が記載される。

【００２１】図２（ｂ）に示す情報誌紙面の商品種別コ
マ３５は、メーカ３７と種別３９が記載される。商品が
中古車の場合には、種別３９とは車種（車の名）を示
す。そして、種別３９ごとに、商品掲載コマ２３を配置
し、図３の様な情報誌紙面が作成される。

【００２２】情報誌紙面は、図３に示すように目次ペー
ジ４１と、商品掲載ページ４５、４７…等から構成され
る。目次ページ４１には、メーカ名３７が記載され、種
別３９−１、３９−２、３９−３…ごとにその種別の先
頭となるページ４３が記載される。

【００２３】商品掲載ページ４５、４７…は、縦横に紙
面がコマ割され、複数コマが広告欄４９として使用され
る。商品は商品掲載コマ２３に掲載され、見出しとして
の商品種別コマ３５にメーカ３７と種別３９−１〜３９
−３とが掲載されて配置される。

【００２４】次に、データベース７の内容と構成につい
て説明する。図４から図８は、サーバ３のデータベース
７の構造を示す図である。図４において、データベース
７は、テキスト情報５１、素材２５、テンプレート６
１、生成結果６７等から構成される。テキスト情報５１
は、商品情報５３、コマ割情報５５、ページ情報５７、
掲載情報５９等である。テンプレート６１は、コマ作成
テンプレート６３、ページ作成テンプレート６５等であ
る。

【００２５】図５は、商品情報５３を示す図であり、商
品コード６９、素材ファイル２９、メーカ３７、種別３
９、店コード７１、装備等３１、価格２７等の項目を有
するテーブルで構成される。商品コード６９は、掲載商
品固有のコードである。素材ファイル２９は、商品の素
材２５（例えば図２（ａ）では中古車の写真）のファイ
ル名であり、ｊｐｇ等の形式で記録されているファイル
である。メーカ３７は、商品の製造メーカである。種別
３９は、例えば商品が中古車である場合には車種等を示
す。店コード７１は、商品を取り扱う店固有のコードで
ある。装備３１は、例えば商品が中古車である場合に
は、走行距離、車の色、種々の装備の有無等の情報であ
る。価格２７は、商品の価格である。

【００２６】これら商品情報５３は、図２（ａ）に示す
商品情報を表すコマを作成するための情報である。即
ち、編集者が、商品コード６９を指定すると、商品掲載
コマ２３を作成するための情報をデータベース７の商品
情報５３から引き出すことができる。

【００２７】図６は、コマ割情報５５を示す図である。
例えば、図３の商品掲載ページ４７では、紙面が縦６、
横４のコマに分割されている。これが、図６のパターン
７３の「Ｂ」に相当する。即ち図６においてパターンＢ
が、縦６、横４であることを示す。尚、データベース７
に記録されるコマ割情報５５は、登録端末９のコマ割情
報登録画面９３（図１１に示す）から登録する。

【００２８】図７は、ページ情報５７を示す図である。
ページ情報５７は、掲載号ＩＤ７９、ページ８１、パタ
ーン７３、広告コマ数８３、総コマ数８５等の項目テー
ブルで構成される。

【００２９】掲載号ＩＤ７９は、掲載する情報誌固有の
ＩＤを示す。掲載号情報８７を示す図８（ａ）と対応し
て、例えば掲載号ＩＤ７９が「２」の場合の掲載号８９
は、「２０００年９月号」であることが分かる。図７に
おいて、例えば情報誌１ページ目は、ページ８１欄が
「１」で、パターン７３「Ａ」が用いられ、広告コマ数
８３は「０」である。そのページまでの累積された掲載
商品の総コマ数８５は「１６」である。

【００３０】図７の内容は、図１２に示すページ情報登
録画面１０１から登録したデータである。即ち、図１２
において、掲載号８９「２０００年１０月号」が、図７
の掲載号ＩＤ欄の７９「２」に対応する。登録中のペー
ジ１０３「４ページ」（図１２）が、ページ８１欄の
「４」（図７）に対応する。パターン７３「パターン
B」(図１２)がパターン７３欄の「Ｂ」（図７）に対応
する。広告コマ数８３「８」（図１２、図７）は、広告
掲載コマ１０７のコマ数である。図１２の商品総コマ数
１０９は、掲載号８９に掲載する商品の総コマ数を示
す。前述したが、図７の総コマ数８５は、そのページま
での掲載商品の累積総コマ数のことである。

【００３１】図４に示す掲載情報５９は、掲載号情報８
７と掲載情報９１とからなる。図８（ａ）は、掲載号情
報８７を示す図である。掲載号８９が例えば「２０００
年９月号」に対して掲載号ＩＤ７９が「１」のように割
り当てられている。図８（ｂ）は、掲載情報９１を示す
図である。即ち、掲載号ＩＤ７９と商品コード６９とが
対応する。図８（ｂ）に示す掲載情報９１は、編集者が
掲載商品の選択画面１１５（図１３）において、掲載号
８９に掲載する商品の選択欄１１７をチェックすること
でデータベース７上に作成される。

【００３２】図４において素材２５は、前述したように
商品の写真等のデータであり、ｊｐｇ等のファイル形式
で保存されている。図５の素材ファイル２９で指定され
たファイル名に対応して引き出される。

【００３３】図４において、テンプレート６１はコマ作
成テンプレート６３とページ作成テンプレート６５から
なる。コマ作成テンプレート６３は図２（ａ）、（ｂ）
等のコマのレイアウトを作成するためのテンプレートで
ある。ページ作成テンプレート６５は、図３のような情
報誌の紙面のレイアウトを作成するためのテンプレート
である。

【００３４】生成結果６７（図４）には、編集者が選択
した商品の商品掲載位置算出結果１２３テーブル（図１
４）や、編集者が編集端末１３で作成した情報誌紙面の
デジタルデータ等を記録する。この情報誌紙面のデジタ
ルデータを出力機１９で印刷し、情報誌紙面を作成す
る。

【００３５】図４には図示していないが、データベース
７にはこれらの他に広告情報の素材等を記録していても
よい。また、その他、店コード７１とそれに対応する店
の情報を記録したテーブルや、装備３１に関する詳細な
情報等を備えている。

【００３６】図９は、データ作成システム１のフローチ
ャートを示す。図１〜図８、及び、図１０〜図１４とあ
わせて、フローチャートを説明する。

【００３７】登録者が、登録端末９からデータベース登
録アプリケーション１１を用いて、商品情報５３、コマ
割情報５５、ページ情報５７、素材２５、テンプレート
６１をサーバ３のデータベース７に登録する（ステップ
９０１、ステップ９０２）。

【００３８】商品情報５３は、図５に示すように、商品
コード６９、素材ファイル２９、メーカ３７、種別３
９、店コード７１、装備等３１、価格２７等である。商
品情報５３を登録するための登録端末９の画面は省略す
る。

【００３９】コマ割情報５５は、登録端末９のコマ割情
報登録画面９３（図１１）から登録する。図１１におい
て、まずパターン７３の名称「パターンＢ」を入力す
る。コマ割の縦７５、横７７の値を入力し、コマ割９５
を視覚的に表示して確認する。印９７は後パターンへの
移動、印９９は前パターンへの移動を示す。このように
入力したコマ割情報５５が、図６に示す形式でデータベ
ース７に記憶される。

【００４０】ページ情報５７は、登録端末９のページ情
報登録画面１０１（図１２）から登録する。図１２で
は、まず掲載号８９を指定し（図１２では「２０００年
１０月号」、登録中のページ１０３「４ページ」におい
て、コマ割情報のパターン７３（図１２では、「パター
ンＢ」）を指定する。データベース７から「パターン
Ｂ」に対応するコマ割情報５５のデータが引き出されて
表示される。広告掲載コマ１０７を指定すると、広告コ
マ数８３が表示される。また、該当する掲載号８９全体
の商品総コマ数１０９も表示される。印１１１は次ペー
ジへの移動、印１１３は、前ページへの移動を示す。こ
のように、登録者は、掲載号８９の全ページについて、
ページ情報５７を入力する。入力されたページ情報５７
は、図７に示す形式でデータベース７に記憶される。

【００４１】素材２５は、図２に示すような商品の写真
等のデータである。登録者は、写真等をｊｐｇ等のファ
イル形式でデータベース７に登録する。尚、登録された
素材２５は、図５の商品情報５３のテーブルから素材フ
ァイル２９として参照される。

【００４２】テンプレート６１は、コマ作成テンプレー
ト６３とページ作成テンプレート６５である。コマ作成
テンプレート６３は、図２のように、１つのコマに、写
真やテキストを配置するためのテンプレートである。図
２(ａ)は商品情報を表すコマを作成するテンプレートの
１つを用いた例であり、図２（ｂ）は商品の種別情報を
表すコマを作成するテンプレートの１つを用いた例であ
る。ここでは、商品情報を表すコマと、商品の種別情報
を表すコマを作成するテンプレートをそれぞれ１例ずつ
示したが、それぞれ複数のテンプレートを登録してお
き、商品や情報誌によってテンプレートを選択すること
もできる。

【００４３】ページ作成テンプレート６５は、図３に示
す情報誌紙面のレイアウトに使用するテンプレートであ
る。即ち、商品掲載ページ４５、４７等は、コマ割情報
５５とページ情報５７、及び登録されているページ作成
テンプレート６５を用いてレイアウトされる。また、目
次ページも、目次用として登録されているページ作成テ
ンプレート６５を用いてレイアウトされる。

【００４４】編集者は、編集端末１３からデータベース
取得アプリケーション１５を用いて、情報誌に掲載する
商品を選択する（ステップ９０３）。図１３は、掲載商
品の選択を示す図を示したものである。情報誌の掲載号
８９「２０００年１０月号」に掲載する商品を選択する
場合について説明する。

【００４５】編集者は、編集端末１３の掲載商品の選択
画面１１５で、情報誌に掲載する商品を選択する。商品
固有の商品コード６９、メーカ３７、種別３９のテーブ
ルにおいて、掲載する商品の選択欄１１７をチェック
し、最終確認時に、選択ボタン１１９を押す。

【００４６】ここで、サーバ３のデータベース７に、掲
載情報５９（図４に示す）が図８（ａ）の掲載号情報８
７、図８（ｂ）の掲載情報９１、として作成される。図
８（ａ）は、掲載号ＩＤ７９と掲載号８９とが対応する
テーブルであり、図８（ｂ）は、掲載号ＩＤ７９とそれ
に掲載される商品コード６９とが対応するテーブルであ
る。

【００４７】次に、サーバ３のサーバコンピュータ５
は、選択した商品の掲載順を、種別３９で分類してソー
トする（ステップ９０４）。即ち、中古車の情報誌で
は、商品の掲載順を車種別に自動的に並べる。

【００４８】次に、サーバコンピュータ５は、商品ごと
の掲載位置１２５を算出する（ステップ９０５）。即ち
図１４に示す商品掲載位置算出結果１２３がデータベー
ス７に作成される。図１４は、掲載号ＩＤ７９、商品コ
ード６９、掲載ページ８１、掲載位置１２５の項目テー
ブルから成る。例えば、商品コード６９が「１０」の商
品は、掲載号ＩＤ７９が「２」の情報誌に掲載される。
また、種別３９でソートされた結果、掲載位置１２５が
７０番目のコマであることが算出される。

【００４９】編集者は、データベース取得アプリケーシ
ョン１５を用いて、商品情報５３、テンプレート６１、
商品掲載位置１２５の情報を取得する（ステップ９０
６）。

【００５０】次に、編集アプリケーション１７を用い
て、ステップ９０６で取得した情報から、図３に示すよ
うな目次ページ４１、商品掲載ページ４５、４７…等を
自動生成する（ステップ９０７）。例えば、商品コード
６９が「１０」の商品は掲載位置１２５が７０番目であ
ることで、データベース７のページ情報５７（図７）の
総コマ数８７欄を参照すると、５ページ目に掲載され
る。また、図１０に示すレイアウト（ページ作成テンプ
レート６５を用いて）のように、商品掲載ページ４７
（５ページ目）のコマ７０の位置にこの商品は掲載され
る。即ちコマ７０の位置に、コマ作成テンプレート６３
を用いて商品情報５３が掲載される。

【００５１】また、編集アプリケーション１７による目
次ページ４１（図３）の自動作成は、種別３９−１〜３
９−３…の商品種別コマ３５がそれぞれ配置されるペー
ジを検索して、種別３９−１〜３９−３…と、それぞれ
に対応するページ４３が自動で入力される。例えば種別
３９−１の商品は４ページから、種別３９−３の商品は
５ページから掲載されていることが検索され、目次ペー
ジ４１の紙面が自動作成される。

【００５２】広告欄４９の作成については、広告の素材
やテキスト情報等をデータベース７に登録しておいて、
編集者が選択・編集し、情報誌を完成させる。完成した
情報誌のデジタルデータは、生成結果６７としてデータ
ベース７（図４）に記録される。

【００５３】編集アプリケーション１７を用いて完成し
た情報誌のデジタルデータを、出力機１９から出力する
（ステップ９０８）。

【００５４】このように、本実施の形態によれば、デー
タベース７に登録されたデータを用いて情報誌紙面の目
次ページ４１や商品掲載ページ４５、４７…等を自動的
に作成するので、商品情報の追加や修正、削減等の対応
が容易である。

【００５５】また、情報誌に限定せず、コマ割が決まっ
た紙面の作成に応用できる。

【００５６】ここでは、社内ＬＡＮ２１等のネットワー
クを介したデータ作成システム１について述べたが、イ
ンターネットや他のメディア（ＣＤ−ＲＯＭ等）を介し
た展開も可能である。

【００５７】

【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、情報誌作成及び編集や修正の効率化と、目次ペー
ジの自動作成のできるデータ作成システムを提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係るデータ作成システム
１の構成を示す図

【図２】商品情報を表すコマ及び商品の種別情報を表す
コマを示す図

【図３】情報誌の紙面を示す図

【図４】データベース７の構造を示す図

【図５】商品情報５３を示す図

【図６】コマ割情報５５を示す図

【図７】ページ情報５７を示す図

【図８】掲載号情報８７及び掲載情報９１を示す図

【図９】データ作成システム１のフローチャート

【図１０】商品ページのレイアウトを示す図

【図１１】コマ割情報登録を示す図

【図１２】ページ情報登録を示す図

【図１３】掲載商品の選択を示す図

【図１４】商品掲載位置算出結果１２３を示す図

【符号の説明】

１・・・ データ作成システム ３・・・ サーバ ５・・・ サーバコンピュータ ７・・・ データベース ９・・・ 登録端末 １１・・・ データベース登録アプリケーション １３・・・ 編集端末 １５・・・ データベース取得アプリケーション １７・・・ 編集アプリケーション １９・・・ 出力機 ２１・・・ ＬＡＮ ２３・・・ 商品掲載コマ ２５・・・ 素材 ２７・・・ 商品価格 ２９・・・ 素材ファイル ３１・・・ 商品装備 ３３・・・ 店名 ３５・・・ 商品種別コマ ３７・・・ メーカ ３９、３９−１、３９−２、３９−３・・・ 種別 ４１・・・ 目次ページ ４３・・・ ページ ４５、４７・・・ 商品掲載ページ ４９・・・ 広告欄 ５１・・・ テキスト情報 ５３・・・ 商品情報 ５５・・・ コマ割情報 ５７・・・ ページ情報 ５９・・・ 掲載情報 ６１・・・ テンプレート ６３・・・ コマ作成テンプレート ６５・・・ ページ作成テンプレート ６７・・・ 生成結果 ６９・・・ 商品コード ７１・・・ 店コード ７３・・・ パターン ７５・・・ 縦 ７７・・・ 横 ７９・・・ 掲載号ＩＤ ８１・・・ ページ ８３・・・ 広告コマ数 ８５・・・ 総コマ数 ８７・・・ 掲載号情報 ８９・・・ 掲載号 ９１・・・ 掲載情報 ９３・・・ コマ割情報登録画面 ９５・・・ コマ割 ９７、９９、１１１、１１３・・・ 前又は次パターンへの
移動 １０１・・・ ページ情報登録画面 １０３・・・ 登録中のページ １０５・・・ 商品掲載コマ １０７・・・ 広告掲載コマ １０９・・・ 商品総コマ数 １１５・・・ 掲載商品の選択画面 １１７・・・ 選択欄 １１９・・・ 選択ボタン １２１・・・ キャンセルボタン １２３・・・ 商品掲載位置算出結果 １２５・・・ 掲載位置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 徹太郎 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 平井 賢 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 Ｆターム(参考） 5B009 NC01 NE01

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 １ページ内でコマ割を行い、複数の商品
   掲載コマを配置するための情報を登録する登録手段と、 掲載すべき商品を選択する選択手段と、 選択された商品に対応する商品掲載コマを前記登録手段
   から抽出して、当該商品掲載コマの掲載位置を算出する
   算出手段と、 を具備することを特徴とするデータ作成システム。
2. 【請求項２】 請求項１記載の前記データ作成システム
   は、サーバと登録端末と編集端末とがネットワークを介
   して接続されており、 前記登録手段は、前記サーバと前記登録端末からなり、 前記登録端末で前記情報を入力し、前記サーバが前記情
   報を保持することを特徴とする請求項１記載のデータ作
   成システム。
3. 【請求項３】 前記選択手段は、前記編集端末であるこ
   とを特徴とする請求項２記載のデータ作成システム。
4. 【請求項４】 前記算出手段は、前記サーバであること
   を特徴とする請求項２記載のデータ作成システム。
5. 【請求項５】 前記商品掲載コマを配置するための情報
   は、商品に関する商品情報、１ページ内のコマ割を示す
   コマ割情報、各ページのコマ割や総コマ数を示すページ
   情報を少なくとも有することを特徴とする請求項１記載
   のデータ作成システム。
6. 【請求項６】 前記算出手段は、当該商品掲載コマが前
   記総コマ数の何番目であるかにより、掲載位置を算出す
   ることを特徴とする請求項５記載のデータ作成システ
   ム。
7. 【請求項７】 同種類の商品の最初の商品掲載コマが掲
   載されるページ情報を算出する手段と、 前記ページ情報を用いて同種類の商品が掲載されるペー
   ジを示す目次情報を生成する手段と、 を更に具備することを特徴とする請求項１記載のデータ
   作成システム。
8. 【請求項８】 各ページの掲載位置に前記商品掲載コマ
   を配置する手段を、 更に具備することを特徴とする請求項１記載のデータ作
   成システム。
9. 【請求項９】 請求項１記載のデータ作成システムを機
   能させるためのプログラム。
10. 【請求項１０】 請求項１記載のデータ作成システムを
    機能させるためのプログラムを記憶した記録媒体。