JP2003058328A - 印刷システム及び印刷システムにおけるデータ処理方法 - Google Patents

印刷システム及び印刷システムにおけるデータ処理方法

Info

Publication number
JP2003058328A
JP2003058328A JP2001244327A JP2001244327A JP2003058328A JP 2003058328 A JP2003058328 A JP 2003058328A JP 2001244327 A JP2001244327 A JP 2001244327A JP 2001244327 A JP2001244327 A JP 2001244327A JP 2003058328 A JP2003058328 A JP 2003058328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
print
printer
user
information
printing system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001244327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003058328A5 (ja
Inventor
Daisaku Ide
大策 井手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001244327A priority Critical patent/JP2003058328A/ja
Publication of JP2003058328A publication Critical patent/JP2003058328A/ja
Publication of JP2003058328A5 publication Critical patent/JP2003058328A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のプリントホストが離れた場所に存在す
る環境下であっても、共有プリンタ一台のみを使用して
印刷出力する場合ユーザが容易に印刷物を入手すること
のできるようにした。 【解決手段】 ユーザの絶対位置情報を検出した後(S
11)、該絶対位置情報にユーザIDを付加してパケッ
ト化し(S12)、パケット化された位置情報及びユー
ザIDを情報伝達路を介してプリントサーバに送信する
(S13)。一方、プリンタの絶対位置情報を検出した
後(S14)、斯かるプリンタの絶対位置情報にプリン
タIDを付加しパケット化し(S15)、パケット化さ
れた位置情報及びプリンタIDをプリンタからプリント
サーバに送信する(S17)。そしてこの後、プリント
サーバがユーザ位置及びプリンタ位置に基づいてこれら
の相対位置を算出し(S17)、その後スケジューリン
グ処理を実行して、印刷物の配布順序を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は印刷システム及び印
刷システムにおけるデータ処理方法に関し、より詳しく
は所定の通信媒体を介してパーソナルコンピュータ(以
下、「パソコン」という)やデジタルカメラ等の複数の
プリントホストと少なくとも1台の印刷装置との間で通
信が可能な印刷システム及び印刷システムにおけるデー
タ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンやデジタルカメラ等をプ
リントホストとし、これら複数のプリントホストと少な
くとも1台のプリンタとをネットワークで接続し、リソ
ースやプリンタを共有化する所謂ネットワークプリンテ
ィングシステムを構築したオフィス環境が普及してきて
いる。
【0003】また、インハウスの環境においても、デジ
タルカメラ、ウェブTV、ケーブルTVなどの普及に加
えて、地上波TVのデジタル化やゲーム機器のネットワ
ーク対応なども進んできており、今後は、音楽、映像、
映画、書籍などの配信産業の発達に伴ない、オフィス環
境と同様に複数のプリントホストから印刷指令する場合
が増加し、リソースやプリンタを共有化するインハウス
プリンティングシステムの構築が重要となると考えられ
ている。
【0004】また最近は、IrDA(InfraRed Data As
sociation : 赤外線データ通信協会)やブルートゥース
に代表される無線でのデジタルデータ転送技術も実用レ
ベルに達してきており、インハウス環境下でのプリンテ
ィングシステムにおいても無線化が進むと考えられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のインハウスプリンティングシステムでは、パソコ
ン、デジタルカメラ、デジタルTV、ゲームマシーン等
のプリントホストとなる機器が複数存在するため、ユー
ザはいずれかのプリントホストから印刷出力を指示した
場合、これらプリントホストの共有するプリンタの設置
場所まで印刷物を取りに行く必要があり、使い勝手が悪
いという問題点があった。
【0006】また、各プリントホストの近傍にプリンタ
を配置すればユーザは即座に印刷物を入手することがで
きるが、プリントホストの個数だけプリンタを購入する
のは、コストや設置スペースの点を考慮すると、ユーザ
にとっては非常に無駄の多いものになる。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みなされたも
のであって、複数のプリントホストが離れた場所に存在
する環境下であっても、1台の共有プリンタのみを使用
して印刷出力する場合にユーザが所望の印刷物を容易に
入手することのできる印刷システム及び印刷システムの
データ処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る印刷システムは、複数のプリントホスト
と少なくとも1台のプリンタとが所定通信媒体を介して
通信可能とされた印刷システムであって、前記プリント
ホストを操作するユーザ位置を検出する第1の位置検出
手段と、前記プリンタの配置されている位置を検出する
第2の位置検出手段と、該第1及び第2の位置検出手段
の検出結果に基づいて前記ユーザと前記プリンタとの相
対位置情報を算出する第1の相対位置情報算出手段と、
該第1の相対位置情報算出手段の算出結果に基づいて印
刷物の配布スケジュールを決定する配布スケジュール決
定手段とを備えていることを特徴としている。
【0009】また、本発明に係る印刷システムにおける
データ処理方法は、複数のプリントホストと少なくとも
1台のプリンタとが所定通信媒体を介して通信可能とさ
れた印刷システムのデータ処理方法であって、前記プリ
ントホストを操作するユーザ位置を検出する第1の位置
検出ステップと、前記プリンタの配置されている位置を
検出する第2の位置検出ステップと、該第1及び第2の
位置検出ステップにおける検出結果に基づいて前記ユー
ザと前記プリンタとの相対位置情報を算出する第1の相
対位置情報算出ステップと、該第1の相対位置情報算出
ステップにおける算出結果に基づいて印刷物の配布スケ
ジュールを決定する配布スケジュール決定ステップとを
含んでいることを特徴としている。
【0010】尚、本発明のその他の特徴は、下記の発明
の実施の形態の記載より明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る印刷システム
が適用されるインハウス環境の概念図であって、該イン
ハウス環境は第1〜第4の部屋1〜4で構成されてい
る。
【0012】第1の部屋1の適所にはオーディオシステ
ム10、デジタルTV11、TV電話12、及びキッチ
ンシステム13が配設され、第2の部屋2の適所にはパ
ソコン14が配設され、第3の部屋3の適所にはデジタ
ルビデオカメラ15及びデジタルカメラ16が配設さ
れ、さらに第4の部屋4にはゲームマシーン17が配設
され、各部屋1〜4には第1〜第5のユーザ5〜9が居
住している。
【0013】そして、該インハウス内では、前記各装置
10〜17は、LANやブルートゥース等の情報伝達路
を介して電子データの授受が可能とされ、さらにこれら
各装置はプリントホストとしての機能を有し、プリント
ホストからの印刷データが不図示のプリントプリントサ
ーバに転送可能とされ、自走式のプリンタ(不図示)に
より印刷出力可能とされている。
【0014】すなわち、各ユーザ5〜9は前記装置10
〜17を操作することにより自身の欲する画像情報や文
字情報を入手したり、生成したりすることができる。具
体的には、第1のユーザ5が、デジタルテレビ11を見
ている状況にある場合は、様々な番組を見ている最中に
画像情報や文字情報を電子データで入手するだけでなく
印字出力することができる。例えば、映画やドラマの心
に残るシーンに相当する動画像内のフレーム画像、ニュ
ースなどの情報番組の内容でも後日に再度確認したい内
容、契約したチケットの発行、新聞や本に相当する文字
情報、宣伝広告、テレビショッピングのカタログなどを
自走式のプリンタ(不図示)から印字出力することがで
きる。
【0015】また、第2のユーザ6は、キッチンシステ
ム13の有するレシピ表示を印字出力することができ、
第3のユーザ7はパソコン14を操作してレターや案内
書類の作成、絵画作成等を自走式のプリンタ(不図示)
から印字出力することができ、第4のユーザ8はデジタ
ルビデオカメラ15やデジタルカメラ16を使用して画
像編集しながらアルバム作成などをすることができ、第
5のユーザ9はゲームマシーン17で遊んでいる最中に
ゲームキャラクタをシールにしたり、ゲームの感動シー
ンを自走式のプリンタ(不図示)から印字出力すること
ができ、またゲームマシーン17がデジタルTV11と
同様の機能を有する場合は多様な情報を入手した後、自
走式のプリンタ(不図示)から印字出力することができ
る。
【0016】さらに、デジタルオーディオシステム10
を使用している第1のユーザ5は、配信された音楽を聞
きながら、同時に配信される歌詞カードデータや記録メ
ディアラベルデータなどを自走式のプリンタ(不図示)
から印字出力することができ、第1のユーザ5がTV電
話12を使用している場合は、その会話の内容を文字情
報に変換して自走式のプリンタ(不図示)から印字出力
することができる。
【0017】図2は本発明に係る印刷システムのデータ
処理方法の一実施の形態(第1の実施の形態)を示すフ
ローチャートである。
【0018】ステップS1では、インハウス環境に居住
する第1〜第5のユーザ5〜9は、プリントホストとな
る前記装置10〜17を使用して所望の印刷データを作
成し、続くステップS2では、作成された印刷データに
対し印刷物を配布するときに必要となる付加情報、例え
ばユーザID、データ重要度、機密性、更には配布希望
時刻等を作成する。ここで、ユーザIDは各ユーザを識
別するのみならず、ユーザの中での優先順位も識別する
ことができ、データ重要度は娯楽情報、日常生活情報等
のジャンル分類により優先順位を確保することができ、
機密データの場合はユーザIDによって認証されるまで
印刷出力を待機させることができ、配布希望時刻は、例
えば、新聞や夕食のレシピなど定刻に必要なものや任意
の時刻に入手したいものの配布時刻を指定することがで
きる。
【0019】そして、ステップS3では前記作成した付
加情報をプリントデータに添付してパケット化し、例え
ば赤外線方式、ブルートゥース方式等の無線方式の情報
伝達路を介して前記各プリントホストから前記複数のプ
リントデータパケットを統括して処理することのできる
プリントプリントサーバに送信する。
【0020】図3はプリントデータに付加情報を添付し
た場合のプリントデータパケットのフォーマットであっ
て、ヘッダ18にはパケットの種類を表す識別情報(I
D)が格納されており、この場合は印刷データであるこ
とを示すIDが格納されている。さらに、ヘッダ18に
は、当該印刷データのプリントアウト認証可否情報、及
び配布希望時刻情報が格納されている。尚、19にはユ
ーザを識別するためのユーザIDが格納され、20には
印刷ジョブが格納されている。
【0021】そして、プリントサーバでは、入力された
プリントデータパケットのヘッダ18を参照し、印刷デ
ータを示すIDであることを確認した後、前記プリント
アウト認証可否及び配布希望時刻情報の格納状態を識別
する。
【0022】尚、配布希望時刻が認識された場合はプリ
ントサーバにて該当プリントデータパケットの送信を待
機させ、配布希望時刻に到達した時点で送信を開始す
る。
【0023】また、プリントアウト認証方法は、ユーザ
が直接プリンタにユーザIDを入力することによって行
うのが望ましく、前記入力方法としては、例えば外部か
らのキー操作が可能なインターフェイスをプリンタに設
けることによりキー入力することができる。
【0024】次に、ステップS4ではプリントサーバは
ユーザ−プリンタ間の位置情報を取得する。
【0025】図4は位置情報処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0026】まず、ステップS11では第1の位置情報
としてユーザの絶対位置情報を検出する。ここで、検出
方法としては、特に限定されるものではないが、本実施
の形態ではユーザが所持している携帯情報端末でユーザ
の絶対位置情報を検出している。すなわち、例えば、パ
ーソナルハンディフォンシステム(Personal Handyphon
e System:以下「PHS」という)と称される簡易型無
線電話システムを整備し、各ユーザが前記PHSに接続
可能な送受信部を有する携帯情報端末を所持することに
より位置情報を取得している。
【0027】次いで、ステップS12では携帯情報端末
により検出された位置情報にユーザIDを付加してパケ
ット化し、続くステップS13では、パケット化された
位置情報及びユーザIDを無線方式情報伝達路を介して
携帯情報端末よりプリントサーバに送信する。
【0028】一方、ステップS14では第2の位置情報
としてプリンタの絶対位置情報を検出する。すなわち、
印刷システムと通信可能な送受信部をプリンタに予め装
着しておき、該送受信部によりプリンタの絶対位置情報
を検出する。
【0029】次に、ステップS15では前記検出したプ
リンタの絶対位置情報にプリンタIDを付加してパケッ
ト化し、続くステップS16ではパケット化された位置
情報及びプリンタIDを無線方式の情報伝達路を介して
プリンタからプリントサーバに送信する。
【0030】次に、ステップS17ではプリントサーバ
が前記第1及び第2の位置情報に基づいてユーザ及びプ
リンタの相対位置を算出し、次いで、図3のステップS
5に進んで各種付加情報や位置情報に基づいて印刷順序
や配布順序をスケジューリングする。
【0031】図5はスケジューリング処理の処理手順を
示すフローチャートである。
【0032】ステップS21ではプリントサーバがプリ
ントホストから送信されてきたプリントデータパケット
を受信し、ステップS22では、受信時刻順に並べる。
そして、ステップS23では、前記生成された相対位置
情報(距離)より配布距離順に配布距離の近い順番に並
び替える。
【0033】次に、ステップS24では、予め各ユーザ
に対して優先順位が決められている場合は、パケット間
でユーザIDを比較し、プリントデータパケットをユー
ザID順に並び替える。
【0034】次にステップS25ではデータ内容によっ
て娯楽情報、日常生活情報などのジャンルによってデー
タ重要度順位が決まっている場合は、データ重要度順に
プリントデータパケットを並べ替える。
【0035】以上、ステップS22〜ステップS25の
各処理により、プリントデータパケットの優先順位が決
定され、以下、データに機密性があるか、配布希望時刻
があるかを判別することとなる。
【0036】すなわち、ステップS26ではパケットの
ヘッダ18に機密性認識記号が書き込まれているか否か
を判別し、機密性認識記号が書き込まれている場合は前
記パケットのヘッダ18のみをコピーしてプリンタに送
信する。
【0037】次いで、ステップS28では、プリンタか
らユーザ認証フラグが返答されるまで該当パケットの送
信を待機し、ステップS34に進む。
【0038】一方、機密性認識記号が書き込まれていな
い場合はステップS29に進み、配布希望時刻記号が書
き込まれているか否かを判別し、書き込まれていない場
合は直ちにステップS31に進む一方、書き込まれてい
る場合はステップS30に進み、当該希望時刻に到達す
るまでパケットの送信を待機させ、希望時刻に達した
後、ステップS31に進む。
【0039】そして、ステップS31では、プリントサ
ーバ内に優先順位の高い上位ユーザ又は上位重要度のパ
ケットが存在するか否かを判断し、存在しない場合は直
ちにステップS34に進む一方、上位ユーザ又は上位重
要度のパケットが存在する場合は、たとえ希望時刻がき
ていても上位ユーザ又は上位重要度を優先させる必要が
あるため、ステップS32に進み、上位ユーザ又は上位
重要度のパケットが存在することをユーザの所持する携
帯情報端末に返信し、続くステップS33では、上位ユ
ーザ又は上位重要度のパケットを優先してプリンタに送
信し、ステップS34では上位パケットの送信後又はプ
リンタからユーザ認証フラグが返答された後、当該パケ
ットをプリンタに送信する。
【0040】このようにしてプリントデータパケット
は、前記スケジューリング処理により定められた順序に
従い、前記無線方式の情報伝達路を介してプリントサー
バからプリンタに送信される。
【0041】次に、図2のステップS6に進み、プリン
タは順次プリントサーバからパケットを受信し、ステッ
プS7でプリントアウトのタイミングを確認する。この
場合、印刷データが機密性認識記号の付随しているパケ
ットID及びユーザIDのみの場合は、ユーザによる認
証入力操作を待機し、入力されるとその旨をプリントサ
ーバに返答して該当パケットの送信を要請する。
【0042】そして、ステップS8でプリントアウトを
開始し、ステップS9でプリンタを自走させて印刷物の
配布を開始する。
【0043】印刷物の配布については、ユーザがプリン
トデータパケットを送信した後にプリンタ設置場所の近
傍から離れた場所に移動している場合があるため、プリ
ンタが移動を開始する直前にユーザの最新位置情報を確
認し、変更があれば最新情報に更新した後にプリンタが
移動を開始する。尚、本実施の形態では、プリントアウ
ト開始後にプリンタの移動を開始しているが、プリント
アウト終了後に移動を開始するようにしてもよい。
【0044】一方、パケットが機密性を有している場合
はステップS10に進み、プリンタはユーザの位置まで
移動し、ユーザの手動によるプリントアウト認証が行わ
れた後にプリントアウトを開始する。
【0045】次に、プリンタによる配布行動について説
明する。携帯情報端末による位置検出手段によって示さ
れた位置精度は必ずしも正確なものとは限らない。例え
ば、インハウス内各部屋に基地局を設置して構築した携
帯情報端末であれば、どの部屋にユーザが居住している
かは分かっても部屋のどの位置にいるかは判別し難くい
ため、特定された部屋にいれば問題の生じない配布シス
テムとする必要があり、また前記位置検出に従いプリン
タが目標位置に到達した後に何らかの方法で位置ずれを
補正する必要がある。
【0046】前者の場合は、音響効果などを用いてプリ
ンタがユーザの近傍位置まで来たことを知らせればよ
く、そうすることにより、ユーザの視界に入ればほんの
わずかにユーザが移動するだけで印刷物を入手すること
ができる。また、ユーザの所持する携帯情報端末にプリ
ンタをラジオコントロールできる機能を付加しておけ
ば、視界に入った時点よりユーザが自らプリンタを呼び
寄せることも可能である。
【0047】後者の場合は、さらに精度の高い相対位置
検出手段を用いてプリンタが最後の位置補正を自ら行な
ってもよい。例えば、ホームバスシステムのセンサ類を
利用しユーザとプリンタの相対位置精度を補正してやれ
ばよい。また、プリンタ側に複数のカメラを装着させ前
記複数のカメラで対象となるユーザを見たときの視差算
出により補正を行なってもよい。
【0048】図6は本発明の第2の実施の形態を示すフ
ローチャートであって、プリンタが自走式ではなく据置
式とする一方、移動体により印刷物の配布を行なってい
る。
【0049】すなわち、第1の実施の形態と同様、ステ
ップS41〜ステップS43では、プリントデータや付
加情報の作成を行ない、作成した付加情報をプリントデ
ータに添付してパケット化し、情報伝達路を介してプリ
ントホストからプリントサーバに送信する。
【0050】そして、ステップS44では所定の位置情
報を取得する。
【0051】図7は位置情報処理の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0052】ステップS11〜ステップS13では、第
1の実施の形態と同様、第1の位置情報としてユーザの
絶対位置情報を検出し、前記携帯情報端末にて検出した
位置情報にユーザIDを付加してパケット化し、パケッ
ト化された位置情報及びユーザIDを前記携帯情報端末
からプリントサーバに送信する。
【0053】また、ステップS14〜ステップS16で
も、第1の実施の形態と同様、第2の位置情報としてプ
リンタの絶対位置情報を検出し、前記検出した位置情報
にプリンタIDを付加してパケット化し、前記パケット
化された位置情報及びプリンタIDをプリンタからプリ
ントサーバに送信する。
【0054】そして、ステップS51では第3の位置情
報として移動体の絶対位置情報を検出する。移動体の絶
対位置情報は、本実施の形態では、移動体に送受信部を
装着し、移動体が発信する一定の周波数の電波を、移動
体の移動可能な領域内の、複数の隔離した固定位置にお
いて設けられた複数の基地局が受信し、一定周波数の電
波を受信した基地局は受信電波の周波数を検出し、前記
複数の固定位置のそれぞれにおいて検出される受信電波
の周波数の前記一定の周波数からの変化量と、前記複数
の固定位置とに基づいて前記移動体の位置を検知してい
る。
【0055】そして、ステップS52では、前記検出し
た位置情報に移動体IDを付加してパケット化し、続く
ステップS53では前記パケット化された位置情報およ
び移動体IDをプリントサーバに送信する。
【0056】次に、ステップS60では、プリントサー
バが前記第2及び第3の位置情報に基づいて第1の相対
位置情報、すなわちプリンタと移動体の相対位置情報を
算出する。
【0057】次に、ステップS61では、算出された第
1の相対位置情報が移動体に送信され、該第1の相対位
置情報に基づき移動体は直ちにプリンタの設置場所に移
動する。
【0058】つまり、移動体がインハウスの何処にいて
も、必要なときにプリンタの設置場所に移動する。
【0059】また、ステップS62ではプリントサーバ
は前記第1及び第2の位置情報に基づいて第2の相対位
置情報、すなわちユーザとプリンタとの相対位置情報を
算出し、図6のステップS45に進む。
【0060】そして、ステップS45では前記算出され
た第2の相対位置情報を使用し、第1の実施の形態と同
様のスケジューリング処理を実行する。
【0061】次いで、ステップS46でプリンタは順次
プリントサーバからパケットを受信し、ステップS47
でプリントアウトのタイミング確認、プリントアウトの
認証を行なう。この場合、印刷データが機密性認識記号
の付随しているパケットID及びユーザIDのみの場合
は、移動体がプリンタに接触したときの認証入力操作
か、ユーザによる認証入力操作を待機し、入力されると
その旨をプリントサーバに返答して該当プリントデータ
パケットの送信を要請する。尚、この場合、ユーザが直
接認証操作を行う場合は、移動体は配布を行わない。ま
た、移動体による認証入力操作は赤外線通信などの非接
触方式であってもよい。
【0062】そしてその後、ステップS48では、プリ
ンタはプリントアウトを開始し、ステップS49で印刷
物の配布を行なう。
【0063】尚、印刷物の配布については、ユーザがプ
リントデータパケットを送信した後に違う場所に移動し
ている可能性もあるため、移動体は配布移動をはじめる
直前に最新のユーザ位置情報を確認し、変更があれば最
新情報に更新した後に配布を開始する。
【0064】図8は第3の実施の形態を示す位置情報処
理のフローチャートであって本実施の形態ではステップ
S11′〜ステップS13′でプリントホストの位置情
報を検出し、ステップS17′でプリントホストとプリ
ンタの夫々の位置情報から相対位置を算出している。
【0065】尚、プリントホストの設置場所の変更可能
性の少ないインハウスの場合はインハウスの各部屋やイ
ンハウス内の各プリントホストのレイアウト情報を地図
情報として各プリントホストが所有するのも好ましいそ
して、本第3の実施の形態では、プリントホストの設置
位置をユーザ所在地としてプリンタはプリントホストの
設置位置に移動する。
【0066】本第3の実施の形態においても、プリント
ホストの位置情報を検出することによっても上記第1及
び第2の実施の形態と同様の効果を奏することができ
る。
【0067】尚、印刷物の配布については、ユーザがプ
リントホストの設置位置にいない可能性もあるが、斯か
る場合は、プリンタが目的地点に到達した後、所定時間
が経過してもユーザが印刷物を受け取らなかった場合
は、音響効果等を使用してユーザにプリントホストの位
置まで来たことを知らせすようにすればよく、これによ
り、プリンタがユーザの視界に入ればユーザが僅かに移
動するだけで印刷物を入手することができる。また、ユ
ーザの所持する携帯情報端末にプリンタをラジオコント
ロールできる機能を付加しておけば、視界に入った時点
からユーザが自らプリンタを呼び寄せることも可能であ
る。また前記受け取ったか否かの判断はプリンタにスイ
ッチを設けてユーザが該スイッチを押下するか、或いは
プリントホストからユーザが受け取ったことを知らせる
ようにしてもよい。
【0068】図9は第4の実施の形態を示す位置情報処
理のフローチャートであって、前記第2の実施の形態で
はステップS11〜ステップS13でユーザの位置情報
を検出しているが、本第4の実施の形態では第3の実施
の形態と同様、ステップS11′〜ステップS13′で
プリントホストの位置情報を検出し、ステップS62′
ではプリントホストとプリンタの夫々の位置情報からプ
リントホストとプリンタとの相対位置情報を算出してい
る。
【0069】本第4の実施の形態においても、プリント
ホストの位置情報を検出することによって上記第1〜第
3の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
【0070】図10は第5の実施の形態の位置情報処理
手順を示すフローチャートであって、本第5の実施の形
態では、第3の実施の形態と同様、ステップS11′〜
ステップS13′でプリントホストの位置を検出し、そ
の位置情報とホストIDをプリンタに送信し、一方、ス
テップS14〜ステップS15ではプリンタの位置情報
を検出し、ステップS17″ではプリンタにて前記第1
及び第2の位置情報から相対位置を算出している。
【0071】本第5の実施の形態のようにプリンタで前
記第1及び第2の位置情報から相対位置を算出してプリ
ンタを自走させて印刷物を配布することもでき、特にこ
の場合はプリンタがプリントサーバを兼用することによ
りプリントサーバを別途設ける必要もなく、システムの
簡略化を図ることができる。
【0072】以上、第1〜第5の実施の形態でインハウ
ス環境における本発明を説明してきたが、上記実施の形
態に限定されるものではなく、ユーザやプリントホスト
などの位置情報をプリンタ又は移動体などに伝達する印
刷システムの全ての環境、例えば、オフィス、工場、病
院等にも適用可能である。プリントホストのレイアウト
に応じてプリンタ又は移動体が円滑に移動して印刷物を
配布することができるようにセンサ類やレールなどの移
動ガイドを設けるのも好ましい。
【0073】尚、本発明に適用されるプリンタは、イン
クジェットプリンタ、レーザビームプリンタ、その他の
プリント方式のプリンタ、いずれのプリント方式であっ
てもよい。またプリンタの出力媒体も従来の紙を主体と
するものだけでなく、電子ペーパーと称されるものに代
表されるようなインクやトナーなどの消耗品を必要とし
ない形態のものであってもよい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば複
数のプリントホストが離れた場所に存在する環境化にお
いても、1台の共有プリンタのみでもユーザがプリンタ
の傍まで移動することなく所望の印刷物を容易に入手す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷システムを適用するのに好適
なインハウス環境を示す概念図である。
【図2】本発明に係る印刷システムのデータ処理方法の
第1の実施の形態を示すフローチャートである。
【図3】プリントデータパケットのフォーマット図であ
る。
【図4】位置情報処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図5】スケジューリング処理ルーチンのフローチャー
トである。
【図6】本発明に係る印刷システムのデータ処理方法の
第2の実施の形態を示すフローチャートである。
【図7】第2の実施の形態に係る位置情報処理ルーチン
のフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係る位置情報処理
ルーチンのフローチャートである。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る位置情報処理
ルーチンのフローチャートである。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係る位置情報処
理ルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
5 第1のユーザ 6 第2のユーザ 7 第3のユーザ 8 第4のユーザ 9 第5のユーザ 10 オーディオシステム(プリントホスト) 11 デジタルTV(プリントホスト) 12 TV電話(プリントホスト) 13 キッチンシステム(プリントホスト) 14 パソコン(プリントホスト) 15 デジタルビデオカメラ(プリントホスト) 16 デジタルカメラ(プリントホスト) 17 ゲームマシーン(プリントホスト)

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプリントホストと少なくとも1台
    のプリンタとが所定通信媒体を介して通信可能とされた
    印刷システムであって、 前記プリントホストを操作するユーザ位置を検出する第
    1の位置検出手段と、前記プリンタの配置されている位
    置を検出する第2の位置検出手段と、該第1及び第2の
    位置検出手段の検出結果に基づいて前記ユーザと前記プ
    リンタとの相対位置情報を算出する第1の相対位置情報
    算出手段と、該第1の相対位置情報算出手段の算出結果
    に基づいて印刷物の配布スケジュールを決定する配布ス
    ケジュール決定手段とを備えていることを特徴とする印
    刷システム。
  2. 【請求項2】 複数のプリントホストと少なくとも1台
    のプリンタとが所定通信媒体を介して通信可能とされた
    印刷システムであって、 前記プリントホストの位置を検出する第1の位置検出手
    段と、前記プリンタの配置されている位置を検出する第
    2の位置検出手段と、該第1及び第2の位置検出手段の
    検出結果に基づいて前記プリントホストと前記プリンタ
    との相対位置情報を算出する第1の相対位置情報算出手
    段と、該第1の相対位置情報算出手段の算出結果に基づ
    いて印刷物の配布スケジュールを決定する配布スケジュ
    ール決定手段とを備えていることを特徴とする印刷シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記プリンタが自走することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の印刷システム。
  4. 【請求項4】 印刷物の配布を行なう移動体を有すると
    共に、 該移動体の位置を検出する第3の位置検出手段と、該第
    3の位置検出手段及び前記第2の位置検出手段の検出結
    果に基づいて前記移動体と前記プリンタとの相対位置情
    報を算出する第2の相対位置情報算出手段と、該第2の
    相対位置情報算出手段の算出結果に基づいて前記移動体
    を前記プリンタの設置位置に移動させる移動体移動手段
    とを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2
    記載の印刷システム。
  5. 【請求項5】 印刷データ、前記ユーザの位置情報、及
    び前記プリンタの位置情報を受信するプリントプリント
    サーバが設けられ、前記印刷データ、前記ユーザの位置
    情報、及び前記プリンタの位置情報が前記プリントプリ
    ントサーバで管理されていることを特徴とする請求項
    1、請求項3又は請求項4のいずれかに記載の印刷シス
    テム。
  6. 【請求項6】 印刷データ、前記プリントホストの位置
    情報、及び前記プリンタの位置情報を受信するプリント
    プリントサーバが設けられ、前記印刷データ、前記プリ
    ントホストの位置情報、及び前記プリンタの位置情報が
    前記プリントプリントサーバで管理されていることを特
    徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の印刷
    システム。
  7. 【請求項7】 前記第1の相対位置算出手段及び前記配
    布スケジュール決定手段は、プリントプリントサーバで
    実行されることを特徴とする請求項1乃至請求項6のい
    ずれかに記載の印刷システム。
  8. 【請求項8】 印刷データの取扱いに必要な付加情報を
    生成する付加情報生成手段を有していることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の印刷システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記付加情報には、各ユーザに固有のユ
    ーザ識別情報、印刷データの重要度を示す重要度情報、
    印刷データの機密性を示す機密性情報、印刷データの希
    望配布時刻を示す配布時刻情報のうちの少なくとも1つ
    以上が含まれていることを特徴とする請求項8記載の印
    刷システム。
  10. 【請求項10】 前記ユーザの位置情報を各ユーザに固
    有のユーザ識別情報で管理するユーザ位置情報管理手段
    を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項9の
    いずれかに記載の印刷システム。
  11. 【請求項11】 印刷データを各ユーザに固有のユーザ
    識別情報で管理する印刷データ管理手段を有しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記
    載の印刷システム。
  12. 【請求項12】 前記プリンタの位置情報をプリンタの
    識別情報で管理するプリンタ位置管理手段を有している
    ことを特徴とする請求項1乃至11記載の印刷システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記付加情報に機密性情報が含まれて
    いる場合は、印刷データの送信を待機することを特徴と
    する請求項9乃至請求項12のいずれかに記載の印刷シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 前記付加情報に機密性情報が含まれて
    いる場合は、ユーザによりプリントアウト認証が行われ
    た後、プリンタからの印刷データの送信要求をプリント
    プリントサーバに行なうことを特徴とする請求項9乃至
    請求項13のいずれかに記載の印刷システム。
  15. 【請求項15】 前記プリントアウト認証は、ユーザが
    プリンタを操作して行うことを特徴とする請求項14記
    載の印刷システム。
  16. 【請求項16】 前記付加情報に配布時刻情報が含まれ
    ている場合、該配布時刻情報と優先順位の上位である印
    刷データとで送信時刻が重なった場合は、前記配布時刻
    情報の指示された印刷データの送信を待機することを特
    徴とする請求項9乃至請求項15のいずれかに記載の印
    刷システム。
  17. 【請求項17】 複数のプリントホストと少なくとも1
    台のプリンタとが所定通信媒体を介して通信可能とされ
    た印刷システムのデータ処理方法であって、 前記プリントホストを操作するユーザ位置を検出する第
    1の位置検出ステップと、前記プリンタの配置されてい
    る位置を検出する第2の位置検出ステップと、該第1及
    び第2の位置検出ステップにおける検出結果に基づいて
    前記ユーザと前記プリンタとの相対位置情報を算出する
    第1の相対位置情報算出ステップと、該第1の相対位置
    情報算出ステップにおける算出結果に基づいて印刷物の
    配布スケジュールを決定する配布スケジュール決定ステ
    ップとを含んでいることを特徴とする印刷システムのデ
    ータ処理方法。
  18. 【請求項18】 複数のプリントホストと少なくとも1
    台のプリンタとが所定通信媒体を介して通信可能とされ
    た印刷システムのデータ処理方法であって、 前記プリントホストの位置を検出する第1の位置検出ス
    テップと、前記プリンタの配置されている位置を検出す
    る第2の位置検出ステップと、該第1及び第2の位置検
    出ステップでの検出結果に基づいて前記プリントホスト
    と前記プリンタとの相対位置情報を算出する第1の相対
    位置情報算出ステップと、該第1の相対位置情報算出ス
    テップでの算出結果に基づいて印刷物の配布スケジュー
    ルを決定する配布スケジュール決定ステップとを含んで
    いることを特徴とする印刷システムにおけるデータ処理
    方法。
  19. 【請求項19】 前記プリンタが自走することを特徴と
    する請求項17又は請求項18記載の印刷システムにお
    けるデータ処理方法。
  20. 【請求項20】 印刷物の配布を行なう移動体を有する
    と共に、 該移動体の位置を検出する第3の位置検出ステップと、
    該第3の位置検出ステップ及び前記第2の位置検出ステ
    ップでの検出結果に基づいて前記移動体と前記プリンタ
    との相対位置情報を算出する第2の相対位置情報算出ス
    テップと、該第2の相対位置情報算出ステップでの算出
    結果に基づいて前記移動体を前記プリンタの設置位置に
    移動させる移動体移動ステップとを含んでいることを特
    徴とする請求項17又は請求項18記載の印刷システム
    におけるデータ処理方法。
  21. 【請求項21】 印刷データ、前記ユーザの位置情報、
    及び前記プリンタの位置情報を受信するプリントプリン
    トサーバを設け、前記印刷データ、前記ユーザの位置情
    報、及び前記プリンタの位置情報が前記プリントプリン
    トサーバで管理することを特徴とする請求項17、請求
    項19又は請求項20のいずれかに記載の印刷システム
    におけるデータ処理方法。
  22. 【請求項22】 印刷データ、前記プリントホストの位
    置情報、及び前記プリンタの位置情報を受信するプリン
    トプリントサーバを設け、前記印刷データ、前記プリン
    トホストの位置情報、及び前記プリンタの位置情報が前
    記プリントプリントサーバで管理することを特徴とする
    請求項18乃至請求項21のいずれかに記載の印刷シス
    テムにおけるデータ処理方法。
  23. 【請求項23】 前記第1の相対位置及び前記配布スケ
    ジュール決定を、プリントプリントサーバで実行するこ
    とを特徴とする請求項17乃至請求項22のいずれかに
    記載の印刷システムにおけるデータ処理方法。
  24. 【請求項24】 印刷データの取扱いに必要な付加情報
    を生成することを特徴とする請求項17乃至請求項23
    のいずれかに記載の印刷システムにおけるデータ処理方
    法。
  25. 【請求項25】 前記付加情報には、各ユーザに固有の
    ユーザ識別情報、印刷データの重要度を示す重要度情
    報、印刷データの機密性を示す機密性情報、印刷データ
    の希望配布時刻を示す配布時刻情報のうちの少なくとも
    1つ以上を含むことを特徴とする請求項24記載の印刷
    システムにおけるデータ処理方法。
  26. 【請求項26】 前記ユーザの位置情報を各ユーザに固
    有のユーザ識別情報で管理することを特徴とする請求項
    17乃至請求項25のいずれかに記載の印刷システムに
    おけるデータ処理方法。
  27. 【請求項27】 印刷データを各ユーザに固有のユーザ
    識別情報で管理することを特徴とする請求項17乃至請
    求項26のいずれかに記載の印刷システムにおけるデー
    タ処理方法。
  28. 【請求項28】 前記プリンタの位置情報をプリンタの
    識別情報で管理することを特徴とする請求項17乃至2
    7記載の印刷システムにおけるデータ処理方法。
  29. 【請求項29】 前記付加情報に機密性情報が含まれて
    いる場合は、印刷データの送信を待機することを特徴と
    する請求項25乃至請求項28のいずれかに記載の印刷
    システムにおけるデータ処理方法。
  30. 【請求項30】 前記付加情報に機密性情報が含まれて
    いる場合は、ユーザによりプリントアウト認証が行われ
    た後、プリンタからの印刷データの送信要求をプリント
    プリントサーバに送信することを特徴とする請求項25
    乃至請求項29のいずれかに記載の印刷システムにおけ
    るデータ処理方法。
  31. 【請求項31】 前記プリントアウト認証は、ユーザが
    プリンタを操作して行うことを特徴とする請求項30記
    載の印刷システムにおけるデータ処理方法。
  32. 【請求項32】 前記付加情報に配布時刻情報が含ま
    れている場合、該配布時刻情報と優先順位の上位である
    印刷データ送信タイミングが重なった場合は、前記配布
    時刻情報の指示された印刷データの送信を待機すること
    を特徴とする請求項25乃至請求項31のいずれかに記
    載の印刷システムにおけるデータ処理方法。
  33. 【請求項33】 複数のプリントホストと少なくとも1
    台のプリンタとが所定通信媒体を介して通信可能とされ
    た印刷システムであって、 前記プリントホストを操作するユーザ位置の情報と前記
    プリンタの配置されている位置の情報とに基づいて前記
    ユーザと前記プリンタとの相対位置情報を算出する第1
    の相対位置情報算出手段と、該第1の相対位置情報算出
    手段の算出結果に基づいて印刷物の配布スケジュールを
    決定する配布スケジュール決定手段とを備えていること
    を特徴とする印刷システム。
  34. 【請求項34】 複数のプリントホストと少なくとも1
    台のプリンタとが所定通信媒体を介して通信可能とされ
    た印刷システムのデータ処理方法であって、 前記プリントホストを操作するユーザ位置の情報と前記
    プリンタの配置されている位置の情報とに基づいて前記
    ユーザと前記プリンタとの相対位置情報を算出する第1
    の相対位置情報算出ステップと、該第1の相対位置情報
    算出ステップにおける算出結果に基づいて印刷物の配布
    スケジュールを決定する配布スケジュール決定ステップ
    とを含んでいることを特徴とする印刷システムのデータ
    処理方法。
JP2001244327A 2001-08-10 2001-08-10 印刷システム及び印刷システムにおけるデータ処理方法 Pending JP2003058328A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001244327A JP2003058328A (ja) 2001-08-10 2001-08-10 印刷システム及び印刷システムにおけるデータ処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001244327A JP2003058328A (ja) 2001-08-10 2001-08-10 印刷システム及び印刷システムにおけるデータ処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003058328A true JP2003058328A (ja) 2003-02-28
JP2003058328A5 JP2003058328A5 (ja) 2008-11-13

Family

ID=19074272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001244327A Pending JP2003058328A (ja) 2001-08-10 2001-08-10 印刷システム及び印刷システムにおけるデータ処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003058328A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014238732A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 富士ゼロックス株式会社 自走式作業装置及びプログラム
JP2016012878A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、情報処理プログラム及び移動装置制御システム
JP2016170268A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2017054537A (ja) * 2016-11-24 2017-03-16 富士ゼロックス株式会社 作業装置及び作業システム
JP2018018120A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 株式会社リコー 印刷システム、情報処理システム、方法およびプログラム
JP2018092480A (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 コニカミノルタ株式会社 管理装置、画像形成システム、および管理装置の制御プログラム
JP2018158507A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及びプログラム
JP2020150502A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム
JP2020177692A (ja) * 2016-07-25 2020-10-29 株式会社リコー 印刷システム、情報処理システム、方法およびプログラム

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07210477A (ja) * 1994-01-11 1995-08-11 Hitachi Ltd 通信システム
JPH10191453A (ja) * 1996-12-24 1998-07-21 Casio Comput Co Ltd データ転送出力システム及び情報処理装置
WO1998047079A2 (en) * 1997-04-11 1998-10-22 The Johns Hopkins University A method and apparatus for remotely viewing a printed work
JPH11337358A (ja) * 1998-05-22 1999-12-10 Kenwood Corp ナビゲーションシステム
JP2000197101A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Funai Electric Co Ltd 位置情報システム
JP2001023076A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Hitachi Ltd 歩行者ナビゲーション機能を有する携帯端末
JP2001125646A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Honda Motor Co Ltd 移動型プリンタおよび印刷物配達方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07210477A (ja) * 1994-01-11 1995-08-11 Hitachi Ltd 通信システム
JPH10191453A (ja) * 1996-12-24 1998-07-21 Casio Comput Co Ltd データ転送出力システム及び情報処理装置
WO1998047079A2 (en) * 1997-04-11 1998-10-22 The Johns Hopkins University A method and apparatus for remotely viewing a printed work
JPH11337358A (ja) * 1998-05-22 1999-12-10 Kenwood Corp ナビゲーションシステム
JP2000197101A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Funai Electric Co Ltd 位置情報システム
JP2001023076A (ja) * 1999-07-12 2001-01-26 Hitachi Ltd 歩行者ナビゲーション機能を有する携帯端末
JP2001125646A (ja) * 1999-10-26 2001-05-11 Honda Motor Co Ltd 移動型プリンタおよび印刷物配達方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014238732A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 富士ゼロックス株式会社 自走式作業装置及びプログラム
JP2016012878A (ja) * 2014-06-30 2016-01-21 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、情報処理プログラム及び移動装置制御システム
JP2016170268A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2018018120A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 株式会社リコー 印刷システム、情報処理システム、方法およびプログラム
JP2020177692A (ja) * 2016-07-25 2020-10-29 株式会社リコー 印刷システム、情報処理システム、方法およびプログラム
JP2017054537A (ja) * 2016-11-24 2017-03-16 富士ゼロックス株式会社 作業装置及び作業システム
JP2018092480A (ja) * 2016-12-06 2018-06-14 コニカミノルタ株式会社 管理装置、画像形成システム、および管理装置の制御プログラム
JP2018158507A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及びプログラム
JP2020150502A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム
JP7247678B2 (ja) 2019-03-15 2023-03-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101799408B1 (ko) 휴대용 단말기에서 제어 기기를 제어하기 위한 장치 및 방법
US7272647B2 (en) Print system by mobile terminal, and network system using mobile terminal
US20120069380A1 (en) Image forming apparatus, display control method, and a non-transitory computer-readable recording medium encoded with display control program
JP5421762B2 (ja) 表示装置、その制御方法、表示システム
CN101690273A (zh) 为个人网络中的移动装置提供服务
CN105323761A (zh) 设备控制装置以及设备控制方法
US20180338054A1 (en) Image reading apparatus transmitting device identification information and reading information to push notification server, and method for controlling the image reading apparatus
US20160171353A1 (en) Method and apparatus for generating or using interaction activity information
US20050270430A1 (en) Wireless projection system
JP2003058328A (ja) 印刷システム及び印刷システムにおけるデータ処理方法
JP2006053903A (ja) 表示装置、端末装置、配信装置及びそれらの制御方法、コンピュータプログラム並びに記憶媒体
US20050010646A1 (en) E-mail management server, attachment file output system, attachment file output method, recording medium, and program data signal
CN103947153B (zh) 搜索网络中的对象的方法和系统
JP2002297347A (ja) データ出力スケジューリングシステム、携帯端末及びデータプール装置
US20120263345A1 (en) Proof information processing apparatus, proof information processing method, recording medium, and electronic proofreading system
JP6215043B2 (ja) 情報表示システム及び電子機器
JP2007310723A (ja) 設置位置登録方法
JP2009105591A (ja) 動画配信システム
JP2002318756A (ja) プリント・システム
JP2005099945A (ja) 機器認証装置、画像形成装置、会員情報管理装置、画像形成サービスシステム、機器認証方法、画像形成方法、およびプログラム
CN101472128A (zh) 回放控制设备和图像处理设备
JP4808107B2 (ja) 通信端末装置
JP2002176403A (ja) 放送的に配信されるコンテンツを収集する移動端末及び該端末を含むシステム
JP2004153702A (ja) 映像視聴装置における番組制御装置、その制御方法およびプログラム
JPH07262117A (ja) 環境情報管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060405

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080805

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080805

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101018

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110412