JP2003057068A - 歩数計 - Google Patents

歩数計

Info

Publication number
JP2003057068A
JP2003057068A JP2001249443A JP2001249443A JP2003057068A JP 2003057068 A JP2003057068 A JP 2003057068A JP 2001249443 A JP2001249443 A JP 2001249443A JP 2001249443 A JP2001249443 A JP 2001249443A JP 2003057068 A JP2003057068 A JP 2003057068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
pedometer
open
steps
display unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001249443A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4851665B2 (ja
Inventor
Norio Tanifuji
功雄 谷藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
Priority to JP2001249443A priority Critical patent/JP4851665B2/ja
Publication of JP2003057068A publication Critical patent/JP2003057068A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4851665B2 publication Critical patent/JP4851665B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩数を誤カウントすることのない蓋付き歩数
計を提供すること。 【解決手段】 歩数を表示する表示部3と、表示部3を
覆う開閉可能な蓋2と、蓋2が開いた状態を検出する蓋
開閉スイッチ8と、蓋が開いている間、カウントした歩
数が無効とされる歩数カウンタ14とを有する。ユーザ
が蓋2を開いた場合に発生する振動によって歩数が増加
することを抑止でき、また、歩行以外の要因で歩数が増
加することを抑止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、歩数の表示部を
覆う蓋を備えた歩数計に関し、詳しくは、使用中の誤カ
ウントを防止して精度良く歩数をカウントできる歩数計
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から歩行した際に歩数を計測する歩
数計として、開閉可能な蓋を備えたものが知られてい
る。蓋を設けることにより、歩数計が落下等した場合で
も表示部などを保護することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、蓋付き
の歩数計では、次のような問題点があった。 (1)計測した歩数の表示を見るために蓋を開くと、そ
の際に生じる振動によって歩数がカウントされてしま
い、また、ユーザが表示内容の条件設定をボタン操作に
よって変更する場合にも、その際に生じる振動によって
誤カウントが発生する。 (2)更に、夜間や暗い場所などで計測した歩数の表示
を見る際には、蓋を開き、ライトボタンを押すという2
回の操作が必要となるが、これらの操作の際に生じる振
動により歩数が誤カウントされてしまう。これと同様
に、音声で情報を伝達する歩数計においても、蓋を開
き、音声用のボタンを押すという2回の操作が必要とな
り、これらの操作の際に生じる振動により歩数が誤カウ
ントされてしまう。 (3)また、近時の歩数計においては、歩数のデータの
みならず、歩行距離、歩数に応じたカロリー消費量、目
標歩行数、目標のカロリー消費量など多種の情報を表示
できる多機能型の歩数計が開発されている。このよう
な、多機能型の歩数計では、多種の情報を切り替えて表
示させるため、複雑な操作が必要となっていた。特に、
歩行中にこのような切り替え操作を行うことは非常に困
難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のような観点から、
この発明は、歩数を表示する表示部と、前記表示部を覆
う開閉可能な蓋と、前記蓋が開いた状態を検出する蓋ス
イッチと、前記蓋が開いている間、カウントした歩数が
無効とされる歩数カウンタとを有する歩数計である。こ
の発明によればユーザが蓋を開いている状態でのカウン
トを無効にすることで、蓋を開く際の振動や歩行以外の
振動によって歩数が増加(誤カウント)してしまうこと
を抑止できる。
【0005】この発明は、前記蓋が開いている間、前記
表示部を照らすライトを更に有する歩数計である。蓋が
開いている間、表示部をライトで照射することにより視
認性を高めることができる。
【0006】この発明は、歩数を表示する表示部と、前
記表示部を覆う開閉可能な蓋と、前記蓋が開いた状態を
検出する蓋スイッチと、入力される歩数の信号が連続的
であるか否かを判別する判別手段と、前記蓋が開いてお
り且つ前記信号が連続的ではない間、カウントした歩数
が無効とされる歩数カウンタとを有する歩数計である。
蓋が開いている場合であっても、連続的な歩数カウント
の信号が発生している場合は歩行していると判断し、歩
数カウンタのカウント数を加算することで、誤カウント
を更に防止できる。
【0007】この発明は、歩数を表示する表示部と、前
記表示部を覆う開閉可能な蓋と、前記蓋が開いた状態を
検出する蓋スイッチと、使用者に取り付けるためのクリ
ップ部と、前記クリップ部が使用者に取り付けられたこ
とを検出するクリップスイッチと、前記蓋が開いている
間又は前記クリップ部が使用者に取り付けられていない
間、カウントした歩数が無効とされる歩数カウンタとを
有する歩数計である。このようにすれば、蓋が開かれて
いる場合であっても、歩数計がユーザに装着されている
場合には、歩数カウントを無効とすることなく正確に歩
数を計測できる。
【0008】この発明は、歩数を含む所定の情報を表示
する表示部と、前記表示部を覆う開閉可能な蓋と、前記
蓋が開いた状態を検出する蓋スイッチと、前記蓋が開い
ている間、前記表示部に表示される前記所定の情報を一
定時間毎に切り替えて表示させる表示切り替え手段とを
有する歩数計である。一定時間毎に各表示内容を切り替
えることにより、多機能型の歩数計であっても、複雑な
操作を行うことなく多種の表示内容を切り替えることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明につき図面を参照
しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施の形態により
この発明が限定されるものではない。
【0010】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1にかかる蓋付き歩数計を示す説明図であり、
(a)は蓋2を閉じた状態の正面図を、(b)は歩数計
の左側面図、(c)は(a)の状態から蓋2を開いて表
示部3を露出させた状態を示す。この歩数計は、歩数の
他に歩行距離、カロリー消費量など多種の情報を表示す
る多機能型の歩数計である。なお、同図に示す歩数計の
構成は、後述する実施の形態1以降の各実施の形態にお
いても同様のものとする。
【0011】この歩数計は、本体1、蓋2、本体1に設
けられた表示部3を有して構成されており、蓋2を開く
と本体1の表示部3が露出する。本体1の表示部3の横
には操作ボタン4、5、6が設けられている。操作ボタ
ン4、5、6は表示内容の設定、表示内容の変更、ユー
ザ情報(ユーザの身長、体重など)の入力等を行うため
に用いられる。
【0012】蓋2の表側にはクリップ部7が設けられて
いる。クリップ部7を腰のベルト等に挟むことにより、
ユーザが歩数計を身体に固定する。クリップ部7にはク
リップスイッチが設けられている。クリップスイッチ
は、例えばクリップ部7の先端に取り付けられた電極と
蓋2に設けられた電極間の導通のON/OFFを検出す
るスイッチであって、クリップスイッチによって歩数計
がユーザの身体に装着されているか否かを検出できる。
【0013】本体1と蓋2の間には蓋開閉スイッチ8が
設けられている。蓋開閉スイッチ8は、蓋2が開いてい
るか否かを検出するスイッチであり、凸状のスイッチ8
と蓋2の接触状態から蓋2の開閉状態を検出する。な
お、蓋開閉スイッチ8を設けずに、操作ボタン4、5、
6の1つを用いて蓋の開閉状態を検出するようにしても
よい。
【0014】実施の形態1にかかる歩数計は、蓋開閉ス
イッチ8から検出される蓋2の開閉状態に応じて、歩数
カウントを無効とするようにしている。すなわち、図1
(a)に示すように、蓋2が閉じられている状態では、
通常通り歩数をカウントし、その間にカウントした歩数
を記憶していく。一方、図1(b)に示すように、蓋2
が開いている状態では、その間の歩数のカウントを無効
とするようにしている。
【0015】これにより、ユーザが蓋2を開いた場合に
発生する振動によって歩数が増加して誤カウントが発生
することを抑止できる。また、蓋2を開いた状態でユー
ザが操作ボタン5、6、7を操作した場合にも、その際
の振動によって歩数が誤カウントされるてしまうことを
抑止できる。
【0016】図2は、上記歩数計の機能ブロック図であ
る。各機能ブロックは、例えば歩数計が内蔵するCP
U、RAM、ROMからなるシステムにより実現され
る。蓋開閉スイッチ8の信号は蓋開閉スイッチ入力部1
0へ入力され、蓋開閉スイッチ監視部11へ送られる。
そして、蓋2が開状態、閉状態のいずれの状態にあるか
が蓋開閉スイッチ監視部11で検出される。
【0017】一方、歩数カウント入力部13には、ユー
ザの歩行に伴う振動から検出された歩数が入力される。
そして、歩数カウント入力部13に入力された歩数は歩
数カウント制御部12へ送られる。歩数カウント制御部
12では、蓋開閉スイッチ監視部11から送られた蓋2
の開閉状態の情報に基づいて歩数カウンタ14に歩数を
加算する。この際、蓋2が閉じている状態であれば歩数
カウント入力部13から送られた歩数をそのまま歩数カ
ウンタ14に加算する。一方、蓋2が開いている場合に
は、その間に歩数カウント入力部13から送られた歩数
のカウントを無効にし、歩数カウンタ14への歩数の加
算は行わない。歩数カウンタ14に加算された歩数の合
計は表示部3に表示される。
【0018】次に、上記歩数計の動作手順を図3のフロ
ーチャートに基づいて説明する。先ず、ステップS1で
は、歩数カウント入力要因が発生しているか否かを判断
する。ユーザが歩行している場合など、歩数計に所定の
振動が与えられている場合には、歩数カウント入力要因
が発生しているため、ステップS2へ進む。歩数カウン
ト入力要因が発生していない場合はステップS1へ戻
り、歩数カウント入力要因が発生するまで待機状態とな
る。歩数カウント入力要因が発生しているか否かの判断
は、図2の歩数カウンタ入力部13から歩数情報を受け
る歩数カウント制御部12が行う。
【0019】ステップS2では、蓋2が開いているか否
かを判別する。この判別は図2の蓋開閉スイッチ監視部
11で行う。蓋2が閉じている場合にはステップS3へ
進み、歩数カウンタ14へカウント数を加算する。一
方、蓋2が開いている場合には、蓋2を開いた際の振
動、蓋2を開いている間の操作による振動など実際の歩
行以外の振動によって歩数カウンタ入力要因が発生して
いると判断し、歩数カウンタのカウント数を増やさずに
ステップS1へ戻る。以上のステップS3の処理は図2
の歩数カウント制御部12で行う。
【0020】以上説明したように実施の形態1によれ
ば、ユーザが蓋2を開いた場合に発生する振動によって
歩数が増加してしまうことを抑止できる。また、蓋2を
開いた状態でユーザが操作ボタン5、6、7を操作する
など、歩行以外の要因で歩数計に振動が与えられた場合
にも、歩数が誤カウントされてしまうことを防止でき
る。
【0021】実施の形態2.実施の形態2に係る歩数計
では、蓋2が開かれ且つ歩数カウントの信号が連続的に
入力されていない場合に歩数カウントを無効にする。な
お、実施の形態2に係る歩数計の機能ブロックは、図2
に示した実施の形態1の機能ブロックと同様であり、歩
数カウント入力部13から受けた信号に基づいて、歩数
カウント制御部12が歩数カウントの信号が連続的であ
るか否かを判別する。
【0022】以下、図4のフローチャートに基づいて、
実施の形態2に係る歩数計の処理手順を説明する。先
ず、ステップS21では、歩数カウント入力要因が発生
しているか否かを判断する。歩数カウント入力要因が発
生している場合には、ステップS22へ進む。歩数カウ
ント入力要因が発生していない場合はステップS21へ
戻り、歩数カウント入力要因が発生するまで待機状態と
なる。ステップS22では、蓋2が開いているか否かを
判別する。この判別は図2の蓋開閉スイッチ監視部11
で行う。蓋2が閉じている場合にはステップS23へ進
み、歩数カウンタ14のカウント数を加算する。
【0023】蓋2が開いている場合はステップS24へ
進み、入力されている歩数カウントの信号が連続的な信
号か否かを判別する。連続的な信号であるか否かを判別
する際には、所定時間内にある回数以上(例えば10回
以上)の信号が発生しているか、入力されている信号の
間隔が歩行による信号の間隔と同程度であるか等の基準
に基づいて行う。入力信号が連続的な信号の場合には、
歩行中にユーザが蓋2を開いたと判断し、ステップS2
3へ進んで歩数カウンタ14のカウント数を加算する。
入力信号が連続的でない場合は、ステップS21へ戻
る。
【0024】このように、蓋2が開いている場合であっ
ても、連続的な歩数カウントの信号が発生している場合
は歩数カウンタ14のカウント数を加算するため、歩行
中に蓋2が開かれた場合であっても正確な歩数カウント
を行うことができる。なお、蓋2が開かれている間、歩
数カウンタ14の加算を行い、表示部3には加算後の値
をその都度表示しないようにしてもよい。これにより、
表示内容が固定されるため、情報の確認が容易となる。
この場合においても、ユーザが操作ボタン4、5、6を
操作することにより、歩数カウンタ14に加算された実
際の歩数を表示できる。
【0025】実施の形態3.実施の形態3に係る歩数計
は、ユーザが蓋2を開いた場合に、歩数、カロリー消費
量などの表示内容を一定時間毎(例えば5秒毎)に切り
替えて表示部3に表示するようにしたものである。多機
能型の歩数計では、歩数データの他、歩行距離、歩数に
応じたカロリー消費量、目標歩行数、目標のカロリー消
費量、これらのデータのグラフ表示など多種の情報を表
示する。これらの表示内容の切り替えは操作ボタン4、
5、6を操作することによって手動で切り替えることも
できるが、歩行中に操作ボタンを操作することは比較的
難しい。
【0026】実施の形態3では、蓋2が開かれ、且つ連
続表示が指示されている場合には、一定時間毎に各表示
内容を切り替えるようにしている。これにより、歩行中
においても、複雑な操作を行うことなく必要な情報を短
時間で認識することが可能となる。
【0027】以下、図5のフローチャートに基づいて、
実施の形態3に係る歩数計の処理手順を説明する。先
ず、ステップS31では、蓋2が開いているか否かを判
別する。この判別は図2の蓋開閉スイッチ監視部11で
行う。蓋2が閉じている場合にはステップS31へ戻
る。
【0028】蓋2が開いている場合はステップS32へ
進み、連続表示切り替えが指示されているか否かを判別
する。連続表示切り替えが指示されている場合には、ス
テップS33へ進み、歩数、歩行距離、カロリー消費量
など多種の表示内容を一定時間毎に切り替えて表示部3
に表示する。ステップS32で連続表示切り替えが指示
されていない場合には、ステップS31へ戻る。連続表
示切り替えの設定は、予め歩数計に記憶させておいても
よいし、蓋2を開いた直後にユーザが操作ボタン4、
5、6の1つを1回操作することによって設定してもよ
い。表示を切り替える手段は、歩数計が内蔵するCP
U、RAM、ROMからなるシステムにより実現され、
切り替える手段により切り替えられた表示内容が表示部
3に表示される。
【0029】実施の形態4.図6は、実施の形態4に係
る歩数計の機能ブロック図である。この歩数計は、実施
の形態1と同様に蓋2を開いた状態で歩数カウントを無
効とし、更に、蓋2を開いた状態で表示部3にライトを
発光させるようにしたものであり、その構成は、図2に
示した実施の形態1の歩数計にライト制御部21、ライ
ト発光部22を更に付加したものである。
【0030】ライト制御部21では、蓋開閉スイッチ監
視部11から蓋2が開閉しているか否かの情報を受け、
蓋2が開いている場合にはライト発光部22に対してラ
イトを発光する旨の命令を送る。これにより、表示部3
を照射するライトが発光し、暗闇の中でも表示部3の視
認性が向上する。一方、蓋2が閉じている旨の情報をラ
イト制御部21が受けた場合には、ライト発光部22に
対してライトを発光させる旨の命令は送られない。これ
により、蓋2が開かれている場合は歩数カウントを無効
にして誤カウントの発生を抑えることができ、且つ表示
部3をライトで照射することにより表示部の視認性を高
めることができる。
【0031】次に、上記歩数計の動作を図7のフローチ
ャートに基づいて説明する。先ず、ステップS41で
は、歩数カウント入力要因が発生しているか否かを判断
する。歩数カウント入力要因が発生している場合には、
ステップS42へ進む。歩数カウント入力要因が発生し
ていない場合はステップS41へ戻り、歩数カウント入
力要因が発生するまで待機状態となる。
【0032】ステップS42では、蓋2が開いているか
否かを判別する。この判別は図6の蓋開閉スイッチ監視
部11で行う。蓋2が開いている場合には、実際の歩行
以外の振動によって歩数カウンタ入力要因が発生してい
ると判断し、歩数カウンタ14を増加させることなくス
テップS43へ進み、表示部3を照らすライトを点灯す
る。一方、蓋2が開いている場合には、ステップS44
へ進み歩数カウンタ14のカウント数を加算する。
【0033】なお、実施の形態4では、蓋2を開いた場
合に、音声で歩数など所定の情報を知らせるようにして
もよい。この場合には、図6の機能構成ブロックにおい
て、ライト制御部21の代わりに音声制御部を、ライト
発光部22の代わりに音声放音部をそれぞれ設け、蓋2
が開いた状態を検出すると、音声制御部から音声放音部
に対して所定の情報を放音する旨の命令を送るようにす
る。そして、図7のステップS43において、ライトを
発光する代わりに音声を発するようにする。
【0034】実施の形態5.実施の形態5に係る歩数計
では、実施の形態1と同様に蓋2を開いた状態で歩数カ
ウントを無効にするとともに、ユーザが歩数計を身体か
ら取り外した場合にも歩数カウントを無効にする。図8
は、実施の形態5に係る歩数計の機能構成を示すブロッ
ク図である。当該歩数計の構成は、図2の実施の形態1
に係る歩数計にクリップスイッチ入力部30、クリップ
スイッチ監視部31を更に付加したものである。
【0035】クリップスイッチ入力部30には、図1で
説明したクリップ部7のクリップスイッチの信号が入力
される。そして、クリップスイッチ入力部30に入力さ
れた情報はクリップスイッチ監視部31へ送られ、歩数
計がユーザの身体に装着されている否かがクリップスイ
ッチ監視部31で検出される。蓋2の開閉に関する情報
は、蓋開閉スイッチ監視部11から歩数カウント制御部
12に送られる。また、歩数計がユーザの身体に装着さ
れているか否かの情報はクリップスイッチ監視部31か
ら歩数カウント制御部12に送られる。
【0036】歩数カウント制御部12では、蓋2が閉じ
ている状態、若しくは歩数計がユーザの身体に装着され
ている状態の少なくとも一方の状態を検出すると、歩数
カウント入力部13から送られた歩数を歩数カウンタ1
4に加算していく。一方、蓋2が開いている状態、若し
くは歩数計がユーザの身体に装着されていない状態の少
なくとも一方の状態を検出すると、蓋2が開いている
間、歩数計がユーザの身体に装着されていない間に送ら
れた歩数カウントを無効とし、歩数カウンタ14への加
算は行わない。これにより、蓋2が開かれている場合で
あっても、歩数計がユーザに装着されている場合には、
歩数カウントを無効とすることなく正確に歩数を計測す
ることができる。
【0037】次に、実施の形態5の歩数計の動作を図9
のフローチャートに基づいて説明する。先ず、ステップ
S51では、歩数カウント入力要因が発生しているか否
かを判断する。歩数カウント入力要因が発生している場
合には、ステップS52へ進む。歩数カウント入力要因
が発生していない場合はステップS51へ戻り、歩数カ
ウント入力要因が発生するまで待機状態となる。
【0038】ステップS52では、蓋2が開いているか
否かを判別する。この判別は図8の蓋開閉スイッチ監視
部11で行う。ステップS52で蓋2が閉じている場合
は、ステップS53へ進み、歩数計がユーザの身体に装
着されている否かを判別する。一方、蓋2が開いている
場合には、ステップS51へ戻る。
【0039】ステップS53で歩数計がユーザに装着さ
れている場合は、ステップS54へ進んで歩数カウンタ
14のカウント数を加算する。ステップS53で歩数計
がユーザに装着されていない場合は、歩数カウント入力
要因が歩行によるものでないと判断し、歩数カウンタ1
4のカウント数を増やさずにステップS51へ戻る。こ
のステップS52、S53、S54の処理は、図8の蓋
開閉スイッチ監視部11、クリップスイッチ監視部3
1、歩数カウント制御部12で行う。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の歩数計
では、蓋が開いている間、カウントした歩数を無効とす
ることにより、ユーザが蓋を開いた場合に発生する振動
によって歩数が増加することを抑止でき、また、歩行以
外の要因で歩数が増加することを抑止できる。従って、
誤カウントの発生を抑えた高精度の歩数計を提供でき
る。
【0041】また、蓋が開いている間、表示部をライト
で照射することにより、表示部の視認性を高めることが
でき、暗闇の中でも確実に表示内容を認識できる。
【0042】また、蓋が開いている場合であっても、連
続的な歩数カウントの信号が発生している場合は、歩数
カウンタのカウント数を加算できるようにしたため、歩
行中に蓋が開かれた場合であっても正確に歩数をカウン
トすることができる。
【0043】また、蓋が開いている間又はクリップ部が
使用者に取り付けられていない間の歩数カウントを無効
とすることにより、蓋が開かれている場合であっても、
歩数計がユーザに装着されている場合には、歩数カウン
トを無効とすることなく正確に歩数を計測できる。
【0044】また、表示部に表示される所定の情報を一
定時間毎に切り替えて表示させることにより、多機能型
の歩数計であっても、複雑な操作を行うことなく表示内
容を切り替えることができ、歩行中であっても多種の情
報を短時間で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1にかかる蓋付き歩数計
を示す模式図である。
【図2】実施の形態1に係る歩数計を示す機能ブロック
図である。
【図3】実施の形態1に係る歩数計の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図4】実施の形態2に係る歩数計の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図5】実施の形態3に係る歩数計の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図6】実施の形態4に係る歩数計に係る機能ブロック
図である。
【図7】実施の形態4に係る歩数計の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】実施の形態5に係る歩数計を示す機能ブロック
図である。
【図9】実施の形態5に係る歩数計の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 本体 2 蓋 3 表示部 4、5、6 操作ボタン 7 クリップ部 8 蓋開閉スイッチ 10 蓋開閉スイッチ入力部 11 蓋開閉スイッチ監視部 12 歩数カウント制御部 13 歩数カウント入力部 14 歩数カウンタ 21 ライト制御部 22 ライト発光部 30 クリップスイッチ入力部 31 クリップスイッチ監視部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歩数を表示する表示部と、 前記表示部を覆う開閉可能な蓋と、 前記蓋が開いた状態を検出する蓋スイッチと、 前記蓋が開いている間は、カウントした歩数が無効とさ
    れる歩数カウンタと、 を有する歩数計。
  2. 【請求項2】 前記蓋が開いている間、前記表示部を照
    らすライトを更に有する請求項1記載の歩数計。
  3. 【請求項3】 歩数を表示する表示部と、 前記表示部を覆う開閉可能な蓋と、 前記蓋が開いた状態を検出する蓋スイッチと、 入力される歩数の信号が連続的であるか否かを判別する
    判別手段と、 前記蓋が開いており且つ前記信号が連続的ではないと判
    別された間は、カウントした歩数が無効とされる歩数カ
    ウンタと、 を有する歩数計。
  4. 【請求項4】 歩数を表示する表示部と、 前記表示部を覆う開閉可能な蓋と、 前記蓋が開いた状態を検出する蓋スイッチと、 使用者に取り付けるためのクリップ部と、 前記クリップ部が使用者に取り付けられたことを検出す
    るクリップスイッチと、 前記蓋が開いている間又は前記クリップ部が使用者に取
    り付けられていない間は、カウントした歩数が無効とさ
    れる歩数カウンタと、 を有する歩数計。
  5. 【請求項5】 歩数を含む所定の情報を表示する表示部
    と、 前記表示部を覆う開閉可能な蓋と、 前記蓋が開いた状態を検出する蓋スイッチと、 前記蓋が開いている間、前記表示部に表示される前記所
    定の情報を一定時間毎に切り替えて表示させる表示切り
    替え手段と、 を有する歩数計。
JP2001249443A 2001-08-20 2001-08-20 歩数計 Expired - Fee Related JP4851665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001249443A JP4851665B2 (ja) 2001-08-20 2001-08-20 歩数計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001249443A JP4851665B2 (ja) 2001-08-20 2001-08-20 歩数計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003057068A true JP2003057068A (ja) 2003-02-26
JP4851665B2 JP4851665B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=19078445

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001249443A Expired - Fee Related JP4851665B2 (ja) 2001-08-20 2001-08-20 歩数計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4851665B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005291890A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Citizen Watch Co Ltd 歩数計
WO2007135814A1 (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Omron Healthcare Co., Ltd. 体動検出装置
JP2014511239A (ja) * 2011-02-24 2014-05-15 クアルコム,インコーポレイテッド 低平均速度の歩行運動同定(pedestrialmotionidentification)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001061806A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Ya Man Ltd 健康歩数管理装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001061806A (ja) * 1999-08-30 2001-03-13 Ya Man Ltd 健康歩数管理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005291890A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Citizen Watch Co Ltd 歩数計
JP4570128B2 (ja) * 2004-03-31 2010-10-27 シチズンホールディングス株式会社 歩数計
WO2007135814A1 (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Omron Healthcare Co., Ltd. 体動検出装置
JP2014511239A (ja) * 2011-02-24 2014-05-15 クアルコム,インコーポレイテッド 低平均速度の歩行運動同定(pedestrialmotionidentification)

Also Published As

Publication number Publication date
JP4851665B2 (ja) 2012-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5873369A (en) System for monitoring health conditions of an individual and a method thereof
EP1971116B1 (en) Mobile phone with sensor for detection of user's handling
US5301154A (en) Time calculating device
US8123660B2 (en) Method and apparatus for providing communications with haptic cues
JP4785640B2 (ja) 歩数計
US20060112754A1 (en) Method and device for correcting acceleration sensor axis information
US7187292B2 (en) Physical condition monitoring system
US20080220940A1 (en) Exercise monitoring device, exercise monitoring program storage medium, and exercise monitoring method
JP2001258858A (ja) 健康監視システム
JP2012128523A (ja) 情報処理装置およびその動作方法
WO2008078872A1 (en) Medical laser apparatus having capacitance sensor and laser emission control device
JP3677149B2 (ja) 手首装着型入力装置
US20190282127A1 (en) System and method for early detection of transient ischemic attack
GB2564167A (en) Improvements in or relating to fall detectors and fall detection
US20070293287A1 (en) Earphone device capable of communicating with mobile communication apparatus
JP2003057068A (ja) 歩数計
US20200237220A1 (en) Biological information measurement device
US6334848B1 (en) Remote pedometer
JP2008229199A (ja) 生体情報検出装置、生体情報検出装置の制御方法および制御プログラム
KR102311294B1 (ko) 엘리베이터 버튼에 대한 입력을 판단하는 방법, 상기 방법을 수행하는 버튼 입력 판단 장치 및 버튼 입력 판단 시스템
KR200216691Y1 (ko) 보행 카운터 장치가 부착된 신발
KR20070057321A (ko) 적외선 센서를 갖는 휴대용 단말기 및 이를 이용한 센싱방법
TW200515320A (en) Intrusion detecting apparatus utilizing combined sensor and camera
JPH11133937A (ja) 視力低下防止装置および視力低下防止方法
KR910002092B1 (ko) 와이어레스 검출방식의 운동량 측정장치

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040303

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080319

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20091113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees