JP2003056425A - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射装置

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JP2003056425A
JP2003056425A JP2001250324A JP2001250324A JP2003056425A JP 2003056425 A JP2003056425 A JP 2003056425A JP 2001250324 A JP2001250324 A JP 2001250324A JP 2001250324 A JP2001250324 A JP 2001250324A JP 2003056425 A JP2003056425 A JP 2003056425A
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liquid fuel
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Masahiro Koizumi
將弘 小泉
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】2種類の燃料を使用する内燃機関において、燃
料を切り換えた際の燃料の混合を防止して、安定した燃
料噴射制御を行うことができる内燃機関の燃料噴射装置
を提供する。 【解決手段】液体燃料と気体燃料の2種類の燃料を1組
の燃料噴射弁4に選択的に供給して燃料を噴射する内燃
機関の燃料噴射装置である。燃料噴射弁4には、液体燃
料を供給する液体燃料用供給ポート43と気体燃料を供
給する気体燃料用供給ポート44が設けられ、気体燃料
用供給ポート44に繋がる供給管路に遮断弁8が設けら
れる。燃料噴射弁4内の液体燃料用供給ポート43に連
通する液体燃料の供給路に逆止弁25が設けられる。燃
料噴射弁4の弁室内の圧力が液体燃料の供給圧力より低
下した時、液体燃料が逆止弁28を開いて液体燃料用供
給ポート43から弁室42内に導入される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2種類の燃料を選
択的に1組の燃料噴射弁に供給し、内燃機関の気筒内に
噴射する燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料の経済性或は排気ガスの低公
害化を考慮して、2種類の燃料を選択的に1組の燃料噴
射弁に供給し、内燃機関の気筒内に噴射する燃料噴射装
置が開発されている。この種の2種類の燃料を選択的に
燃料噴射弁に供給する内燃機関の燃料噴射装置として、
従来、ガソリン等の液体燃料と、LPG、CNG等の気
体燃料を使用し、気体燃料の圧力に応じて液体燃料か或
は気体燃料かを選択し、選択された液体又は気体燃料を
燃料噴射弁に供給する燃料噴射装置が、特開平7−25
9686号公報により、提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この燃料噴射
装置は、気体燃料が選択されて液体燃料の供給から気体
燃料の供給にバルブが切り換えられ、燃料噴射弁から気
体燃料を噴射する際、弁室内に残留している液体燃料も
同時に噴射され、気体燃料と液体燃料を混合して噴射す
るように動作する。このため、内燃機関の気筒内には圧
力の異なる気体燃料と液体燃料が不確定な割合で混合し
て噴射されるために、燃料と空気の割合を制御する空燃
比制御が正確にできなくなる問題があった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、2種類の燃料を使用する内燃機関において、燃料を
切り換えた際の燃料の混合を防止して、安定した燃料噴
射制御を行うことができる内燃機関の燃料噴射装置を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の内燃機関の燃料噴射装置は、第一燃料と第
二燃料の2種類の燃料を1組の燃料噴射弁に選択的に供
給して燃料を噴射する内燃機関の燃料噴射装置におい
て、燃料噴射弁には、第一燃料を供給する第一供給ポー
トと第二燃料を供給する第二供給ポートが設けられ、第
二供給ポートに繋がる供給管路に遮断弁が設けられ、燃
料噴射弁内の第一供給ポートに連通する第一燃料の供給
路に逆止弁が設けられ、第一燃料への切り換え時に遮断
弁を閉鎖制御する弁制御手段が設けられ、燃料噴射弁の
弁室内の圧力が第一燃料の供給圧力より低下した時、第
一燃料が逆止弁を開いて第一供給ポートから弁室内に導
入するように構成されたことを特徴とする。
【0006】ここで、2種類の燃料から使用する燃料を
選択して決定するための燃料切換スイッチを設けること
ができる。また、第一燃料として液体燃料を使用し、第
二燃料としては気体燃料または液化ガス燃料を使用し、
第二燃料の供給圧力を第一燃料の供給圧力より高く設定
することができる。
【0007】
【作用】上記構成の内燃機関の燃料噴射装置では、燃料
の供給が気体燃料側に切り換えられている場合、遮断弁
が開放され、気体燃料が第二供給ポートを通して燃料噴
射弁に供給され、弁室内に入り、燃料噴射弁の開放時に
噴出口から気筒内に噴射され、内燃機関が駆動される。
このとき、燃料噴射弁の供給路内では逆止弁が気体燃料
の圧力を受けて閉鎖され、液体燃料の弁室内への供給が
阻止されるから、液体燃料が燃料噴射弁内に入って気体
燃料と液体燃料が混合されることはない。
【0008】燃料の供給が液体燃料側に切り換えられる
と、遮断弁が閉鎖制御され、これにより、燃料噴射弁へ
の気体燃料の供給は停止する。一方、液体燃料への切り
換えによって、液体燃料が燃料噴射弁の第一供給ポート
に供給され、液体燃料の圧力が逆止弁の閉鎖圧力より増
大すると、逆止弁が開いて、第一供給ポートから液体燃
料が弁室内に入り、燃料噴射弁の開放時に噴出口から気
筒内に噴射され、内燃機関が液体燃料によって駆動され
るように切り換る。
【0009】このように、気体燃料から液体燃料に切り
換る際、遮断弁が閉鎖されて、気体燃料の供給を遮断
し、弁室内に残留していた気体燃料を噴出口から排出
し、液体燃料の圧力が逆止弁の閉鎖圧力より増大する
と、逆止弁を開いて液体燃料が弁室内に入るから、気体
燃料と液体燃料が弁室内で混合することは防止される。
また、同様に、液体燃料から気体燃料に切り換る際、液
体燃料用ポンプ等の停止により、液体燃料の供給圧力が
低下すると、逆止弁が閉じて、弁室内に残留していた液
体燃料が噴出口から排出され、その状態で、遮断弁が開
いて気体燃料が弁室内に供給されるから、気体燃料と液
体燃料が弁室内で混合することはない。
【0010】従って、気体燃料から液体燃料に或は液体
燃料から気体燃料に切り換る際、気体燃料と液体燃料が
弁室内で混合することはないから、正確な空燃比制御に
基づく安定した燃料噴射を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明を適用した内燃機関
の燃料噴射装置の概略構成図を示し、図2は同装置の要
部拡大図を示している。1は機関本体で、そのシリンダ
ヘッド部には吸気マニホールド2と排気マニホールド3
が接続され、吸気マニホールド2には各気筒について燃
料噴射弁4が各々配設される。
【0012】燃料噴射弁4は、図2に示すように、本体
内の先端部近傍に弁室42を形成し、その弁室42の下
部に噴出口49を形成すると共に、噴出口49の内側に
設けたバルブシート51が形成され、そのバルブシート
51に着座可能にニードル弁48が弁室42内に移動可
能に配設される。弁室42の上部に燃料の供給路41が
形成され、供給路41の上端に第一燃料としての液体燃
料(例えばガソリン、エタノール等)を導入する液体燃
料用供給ポート43が形成される。一方、本体下部の弁
室42近傍には第二燃料としての気体燃料(LPG、C
NG等)を導入する気体燃料用供給ポート44が形成さ
れる。
【0013】燃料噴射弁4の上部末端部の液体燃料用供
給ポート43には、第一デリバリ管5が接続され、第一
デリバリ管5と平行にリターンパイプ5aが接続され
る。また、気体燃料用供給ポート44には、遮断弁8を
介して第二デリバリ管6が接続され、第二デリバリ管6
と平行にリターンパイプ6aが接続される。第一デリバ
リ管5内又は噴射弁内の燃料圧力を検出するために燃料
圧力センサ7が設けられ、燃料温度を検出するための燃
料温度センサ24が設けられている(図1)。
【0014】燃料噴射弁4は、概略的には、ニードル弁
48の末端部に可動コア47を取り付け、可動コア47
をコイルばね50によって閉弁方向に付勢し、本体側に
配設した励磁コイル46に通電することにより、励磁コ
イル46内に配設した固定コア45に対して可動コア4
7に開弁方向(上方向)への力を発生させ、ニードル弁
48を開いて燃料を噴出口49から噴射する構造であ
る。
【0015】更に、燃料噴射弁4内の供給路41内につ
まり液体燃料用供給ポート43と弁室42の間に、逆止
弁25が配設される。この逆止弁25は、図3に示すよ
うに、液体燃料用供給ポート43側に設けたバルブシー
ト56の下端に鋼球57を押し付けるように、コイルば
ね58を鋼球57の下側に配設して構成され、通常時
は、コイルばね58の付勢力により、閉弁状態にあり、
供給ポート43に所定圧以上の液体燃料が供給されたと
き、弁を開いて液体燃料を弁室42内に導入するように
動作する。
【0016】機関本体1の吸気マニホールド2の上流側
はサージタンク10を介して吸気管11に接続され、吸
気管11の上流部にはエアクリーナ13が設けられ、吸
気管11内のサージタンク寄りにスロットルバルブ12
が設けられる。また、サージタンク10には吸気管圧力
を検出するための吸気圧力センサ21が取り付けられ、
冷却水の水温を検出する水温センサ23が機関本体1に
取り付けられる。一方、排気マニホールド3には排気内
の残留酸素濃度を検出するためのO2 センサ14が設け
られ、排気マニホールド3に接続される排気管内には三
元触媒15が配設され、その温度を検出するための温度
センサ16が設けられる。
【0017】上記第一デリバリ管5は液体燃料用ポンプ
20を介して液体燃料タンク18に接続され、上記第二
デリバリ管6は気体燃料用ポンプ19を介して気体燃料
タンク17に接続されている。液体燃料用ポンプ20に
は第一燃料として液体燃料が充填され、気体燃料タンク
17には第二燃料としてLPG、CNG等の気体燃料が
充填されている。気体燃料用ポンプ19によって燃料噴
射弁4に供給される気体燃料の供給圧力は、例えば7〜
8kg/cm2 に設定される。この気体燃料の供給圧力
は、液体燃料の供給圧力より充分に高い圧力である。液
体燃料用ポンプ20によって燃料噴射弁4に供給される
液体燃料の供給圧力は、例えば0.5〜1kg/cm2
と、気体燃料の供給圧力より低く充分に設定される。
【0018】上記リターンパイプ5aの末端は液体燃料
タンク18に接続され、リターンパイプ6aの末端は気
体燃料タンク17に接続される。液体燃料用ポンプ20
は液体燃料用ポンプ20の内側に設置しても外側に設置
してもよく、気体燃料用ポンプ19も気体燃料タンク1
7の内側に設置しても外側に設置してもよい。
【0019】30は内燃機関の主に燃料噴射制御を行う
電子制御ユニットであり、この電子制御ユニット30
は、CPU、ROM、RAM、入出力回路などからなる
マイクロコンピュータを主要部に構成され、燃料を切り
換える際に使用する燃料切換スイッチ22がこの電子制
御ユニット30に接続される。電子制御ユニット30は
ROMに予め記憶されたプログラムデータに基づき、燃
料噴射の制御処理を行うと共に、燃料切換スイッチ22
が切り換えられた時、それに応じて液体燃料用ポンプ2
0や気体燃料用ポンプ19の駆動を制御すると共に、気
体燃料用供給ポート44への供給路に設けた遮断弁8の
開閉を制御する。
【0020】燃料噴射制御は例えば、検出し演算された
吸入空気量と機関回転数から基本噴射量(時間)を算出
し、その基本噴射量に、検出した吸気温度による吸気温
補正、検出した冷却水温による暖機増量補正、O2 セン
サ14により検出した空燃比を理論値近傍に近づけるた
めの空燃比フィードバック補正などを行って、燃料噴射
量(時間)を算出する。そして、算出した燃料噴射量に
基づき、所定の噴射時期に各気筒の燃料噴射弁4を開閉
制御するように動作する。
【0021】電子制御ユニット30の入出力回路には、
出力系として、燃料噴射弁4、液体燃料用ポンプ20、
気体燃料用ポンプ19が接続され、入力系として、燃料
圧力センサ7、O2 センサ14、温度センサ16、吸気
圧力センサ21等が接続される。
【0022】次に、燃料切換スイッチ22の操作に応じ
た燃料噴射装置の噴射燃料の切換動作を説明すると、自
動車用の内燃機関の場合、市街地走行では、通常、燃料
切換スイッチ22が気体燃料側に切換・設定される。
【0023】気体燃料の使用状態では、気体燃料用ポン
プ19が作動して遮断弁8が開放された状態にあり、気
体燃料タンク17から気体燃料が第二デリバリ管6を通
して、燃料噴射弁4の気体燃料用供給ポート44に供給
され、そこから弁室42内に入る。
【0024】そして、ニードル弁48の開放時に噴出口
49から気体燃料が気筒内に噴射され、内燃機関が駆動
される。このとき、燃料噴射弁4の上部では、逆止弁2
5がコイルばね58の付勢力と下方(弁室内)からの気
体圧力を受けて閉鎖されるから、液体燃料の供給は逆止
弁25によって停止し、液体燃料が燃料噴射弁4内に入
って気体燃料と液体燃料が混合されることはない。
【0025】この状態で、自動車が例えば郊外走行等に
入り、燃料切換スイッチ22が液体燃料側に切り換えら
れると、気体燃料用供給ポンプ19が停止すると共に遮
断弁8が閉鎖制御される。これにより、燃料噴射弁4へ
の気体燃料の供給は停止し、弁室42内に残留していた
気体燃料は噴出口49から排出される。
【0026】一方、燃料切換スイッチ22の液体燃料側
への切り換えによって、液体燃料用ポンプ20が作動
し、液体燃料タンク18の液体燃料が第一デリバリ管5
を通して、燃料噴射弁4の液体燃料用供給ポート43に
供給される。そして、液体燃料の圧力が逆止弁25の閉
鎖圧力より増大すると、逆止弁25が開いて、液体燃料
用供給ポート43から液体燃料が弁室42内に入り、ニ
ードル弁48の開放時に噴出口49から気筒内に噴射さ
れ、内燃機関が液体燃料によって駆動されるように切り
換る。
【0027】このように、気体燃料から液体燃料に切り
換る際、先ず、遮断弁8が閉鎖されて、気体燃料の供給
を遮断し、弁室42内に残留していた気体燃料を噴出口
49から排出した後、液体燃料が逆止弁25を開いて弁
室42内に入るから、気体燃料と液体燃料が弁室内で混
合することはない。
【0028】また、同様に、液体燃料から気体燃料に切
り換る際、液体燃料用ポンプ20を停止して、液体燃料
の供給圧力が低下すると、逆止弁25が閉じて、弁室4
2内に残留していた液体燃料を噴出口49から排出した
後、遮断弁8が開き、気体燃料用ポンプ19の作動によ
り、気体燃料が弁室42内に入るから、気体燃料と液体
燃料が弁室内で混合することはない。
【0029】したがって、気体燃料から液体燃料に或は
液体燃料から気体燃料に切り換る際、気体燃料と液体燃
料が弁室内で混合することはないから、電子制御ユニッ
ト30は、気体燃料又は液体燃料に基づき適正な空燃比
を算出することができ、正確な空燃比制御を行って安定
した燃料噴射制御を実施することができる。
【0030】なお、気体燃料に代えて液化ガス燃料を使
用しても、上記と同様の作用効果を得ることができる。
液化ガス燃料は燃料タンク内では液体で燃料噴射弁に入
る時に気体となる燃料で、この液化ガス燃料の使用によ
り燃料噴射弁を小型化することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内燃機関
の燃料噴射装置によれば、燃料噴射弁の供給路内に設け
た逆止弁と、第二供給ポートに繋がる供給管路に設けた
遮断弁の作用により、気体燃料から液体燃料に或は液体
燃料から気体燃料に切り換る際、気体燃料と液体燃料が
弁室内で混合することを防止できるから、気体燃料又は
液体燃料に基づき適正な空燃比を算出することができ、
正確な空燃比制御を行って安定した燃料噴射制御を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す内燃機関の燃料噴射
装置の概略構成図である。
【図2】同装置の要部拡大構成図である。
【図3】燃料噴射弁の逆止弁近傍の拡大断面図である。
【符号の説明】
4−燃料噴射弁 8−遮断弁 22−燃料切換スイッチ 25−逆止弁 30−電子制御ユニット 41−供給路 42−弁室 43−液体燃料用供給ポート(第一供給ポート) 44−気体燃料用供給ポート(第二供給ポート)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 43/04 F02M 43/04 51/06 51/06 Z 55/02 350 55/02 350P Fターム(参考) 3G066 AA01 AB02 AB05 AB06 AD05 AD10 BA51 BA67 CB07U CC14 CC45 CC69 CE22 DC14 DC15 DC18 DC19 3G092 AA01 AA05 AB02 AB07 AB08 AB12 BB20 CB08 DC01 DE01S DE10S DE11S DF03 DG02 DG09 EA11 EA21 EA28 EA29 FA06 GA14 HA05Z HB04Z HD05X HE08Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一燃料と第二燃料の2種類の燃料を1
    組の燃料噴射弁に選択的に供給して燃料を噴射する内燃
    機関の燃料噴射装置において、 該燃料噴射弁には、該第一燃料を供給する第一供給ポー
    トと該第二燃料を供給する第二供給ポートが設けられ、
    該第二供給ポートに繋がる供給管路に遮断弁が設けら
    れ、該燃料噴射弁内の該第一供給ポートに連通する第一
    燃料の供給路に逆止弁が設けられ、第一燃料への切り換
    え時に該遮断弁を閉鎖制御する弁制御手段が設けられ、
    該燃料噴射弁の弁室内の圧力が該第一燃料の供給圧力よ
    り低下した時、該第一燃料が該逆止弁を開いて該第一供
    給ポートから該弁室内に導入するように構成されたこと
    を特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記第一燃料と第二燃料の2種類の燃料
    を選択・切換するために、燃料切換スイッチが設けられ
    たことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の燃料噴射
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第一燃料として液体燃料が使用さ
    れ、前記第二燃料として気体燃料または液化ガス燃料が
    使用され、該第二燃料の供給圧力が該第一燃料の供給圧
    力より高く設定されていることを特徴とする請求項1記
    載の内燃機関の燃料噴射装置。
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