JP2003056174A - 折り畳み式仮設足場 - Google Patents
折り畳み式仮設足場Info
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Abstract
することのできる折り畳み式仮設足場を提供する。 【解決手段】 一対の支柱部5を横架部6にて連結して
枠体2を形成し、その枠体2を所定間隔にて複数個並設
し、各枠体2をパンタグラフ状の筋交い3にて伸縮自在
に連結すると共に、各枠体2間に略中間部で折り畳める
足場板4を架設する。この折り畳み式仮設足場1は枠体
2を広げるだけで足場となり、狭めるだけでコンパクト
に折り畳めて撤去できる。
Description
建築工事などで使用される仮設足場のうち、折り畳み可
能な仮設足場に関する。
は改修工事などにおいて、ビルや家屋の周囲に多数の建
枠や足場板などをジョイント部品にて連結して仮設足場
を組み上げ、各種工事作業に応じた作業用の足場を確保
するようにしている。
ように、仮設足場を組み上げるのには多数の建枠や足場
板を必要とする上、組み上げ、或いは解体作業には多く
の時間や手間を要していた。特に、ビルや家屋の外装や
内装の改修などといった比較的軽微な工事においても通
常の建築工事と同様に仮設足場を組み上げることは、全
工事作業に要する時間やコストに対し、仮設足場の設
置、解体に要する時間やコストの占める割合が大きくな
りすぎるという不都合があった。また、内装工事などで
作業場所を少しずつ移していく場合でも、その都度仮設
足場の解体と設置を繰り返すのは非常に煩わしく非能率
的なものであった。
木や室外機などが、また屋内にも据え付けの動かせない
障害物が設置されていたり、或いは仮設足場の設置時の
作業スペースや設置スペースそのものが非常に狭かった
りするなど仮設足場を組み上げるのに不適な場合も珍し
くなく、設置場所に苦慮することもあった。
ずに、簡単に設置、及び撤去することのできる折り畳み
式仮設足場を提供することを課題とする。
決するために、請求項1記載の折り畳み式仮設足場にあ
っては、一対の支柱部と、該支柱部を連結する横架部と
から成る枠体を所定間隔にて複数個並設し、各枠体の支
柱部同士をパンタグラフ状の筋交いにて連結すると共
に、各枠体間に架設する足場板を長手方向の略中間部で
折り畳み自在としたことを特徴としている。
にあっては、前記足場板を伸張したときの折り畳み部を
支持する支持材を筋交いに備えたことを特徴としてい
る。
にあっては、両端の枠体にキャスター付きの建枠を連結
したことを特徴としている。
畳み式仮設足場によれば、例えば、建物の内装工事を行
うような場合には、先ず、筋交い、及び足場板を折り畳
んでコンパクトな状態にした折り畳み式仮設足場を屋内
に運び込む。そして、一端側の枠体を建物の内壁に沿わ
せて引き離していくと、それに追従してパンタグラフ状
の筋交いが一端側より1スパン毎に伸張されていくと共
に、折り畳んだ足場板も一端側より順に水平状態へと伸
張されていく。このようにして、最終的に全ての筋交い
と足場板が伸張されれば足場の完成となる。
屋内にも容易に運び込める上、設置時にも広い作業場所
を必要とせず、ごく簡単な作業で足場が設置できると共
に、逆の操作を行えば簡単に折り畳めて直ちに撤去する
ことができるため、比較的軽微な工事には特に有利なも
のとなる。
れば、足場板伸張時には筋交いに備えた支持材が足場板
の折り畳み部を支持する構成としているため、折り畳み
を可能としながらも足場として十分な強度を確保するこ
とができる。
れば、キャスターにより容易にかつ迅速に枠体の伸張、
及び折り畳み作業を行える。また、建枠と枠体との連結
位置を変えれば容易に足場の高さ調節ができるので、作
業場所に応じた最適な高さの足場を設置できると共に、
例え床上や地表に動かせない障害物などがあっても跨い
で設置でき、設置場所を選ばずに済む。
する。
って、複数の枠体2と、それらを連結するパンタグラフ
状の筋交い3、及び各枠体2間に架設した折り畳み可能
な足場板4にて構成している。
設させた一対の支柱部5と、両支柱部5の下端部同士を
横架部6にて連結して略U字形状に形成しており、支柱
部5の下端部には透孔7を穿設していると共に、中間部
内側には支柱部5の長さ方向に沿って適宜長さの長溝8
を備えている。
れ交差させ、連結ピン10にて回動自在に軸着して連結
することによって伸縮自在としたパンタグラフ状のもの
であり、両端部において上位側となる棒材9端部には、
前記長溝8の溝幅より若干小径の摺動ピン11を固着し
ていると共に、下位側となる棒材9端部にはピン孔を穿
設している。
筋交い3を配置し、各筋交い3端部のピン孔を枠体2の
透孔7位置に合わせて連結ピンを挿入して軸着する一
方、各筋交い3端部の摺動ピン11を枠体2の長溝8内
に嵌合する。このように構成することによって、各枠体
2間を広めたり狭めたりすれば摺動ピン11が長溝8内
を摺動して筋交い3を伸縮させることができるようにな
っている。
の端部同士をヒンジ結合するとともに、足場板4の両端
をそれぞれ各枠体2の支柱5に回動自在に軸着してお
り、各枠体2間を広めたり狭めたりすれば足場板4をヒ
ンジ部13を中心に折り畳むことができるようになって
いる。
を下方より支持する支持材であって、筋交い3の伸縮方
向中間部に備えた一対の中間支柱15と、その上端部に
架設した横架材16とからなる略門型をしたものであ
る。前記中間支柱15は、外管17とその内部に摺動自
在に嵌入された内管18よりなり、内管18の下端部を
筋交い3の下位側連結部へ連結ピンにて軸着していると
共に、外管17の中間部を筋交い3の上位側連結部へ連
結ピン10にて軸着しており、筋交い3の伸縮に応じて
中間支柱15が伸縮し、筋交い3の伸縮を妨げないよう
な構成としている。そして、筋交い3伸張時には中間支
柱15が短縮して、図1に示すように、伸張した足場板
4のヒンジ部13へ横架材16の上面部が当接するよう
に設定しており、足場板4にかかる荷重を下方より支え
られるようにしている。
板4の折り畳み部を支持するために筋交い3に支持材1
4を備えたが、足場板4が折り畳み部において谷折りに
ならないようにすると共に、作業時にかかる荷重に十分
耐えられるようであれば別段支持材を省略してもよい。
また、支持材として上記のような構成のものを採用した
が、何らこれに限定するものではなく、要はヒンジ部1
3において足場板4が谷折りになるのを妨げ、ヒンジ部
13にかかる荷重を支えられるようなものであればよ
い。
2には、下端部にキャスター19を備えた建枠20を連
結しており、枠体2に備えた係止具21によって建枠2
0の所望高さ位置に取り付けられるようにしている。こ
のように構成することにより、折り畳み式仮設足場1を
設置する場所に障害物があったとしても、これを跨いで
設置できると共に、伸張や折り畳みが楽で迅速に足場の
設置及び撤去ができ、また設置後の足場の移動も楽に行
える。
場に設置する場合には、先ず、図5に示すように筋交い
3及び足場板4を折り畳んだ状態で作業現場に持ち込
む。そして、両端の枠体2に取り付けた建枠20を引き
離していくと、それにつれて筋交い3が1スパン毎に伸
張されていくと共に、折り畳まれている足場板4が水平
に伸張されていく。そして、図1に示すように、全スパ
ンの筋交い3が伸張しきって全ての足場板4が水平状態
となると、筋交い3に備えた支持材14によって足場板
4のヒンジ部13が支持され、大きな荷重にも耐えられ
るように確実に足場板4を水平に保持する。最後に、折
り畳み式仮設足場1が所望の高さとなるように係止具2
1にて高さ調節して設置を完了する。また、折り畳み式
仮設足場1を収納する場合には、上記と逆の手順で折り
畳んでいく。
ごく簡単な操作によって設置、及び撤去ができるのでそ
れに要する作業もごく短時間で済む。また、折り畳み式
仮設足場1の両端の枠体2をキャスター19付きの建枠
20に連結すれば、障害物のあるところでも容易に設置
できる上、組上がった状態でそのまま移動できて便利で
ある。
を示すもので、ビルなどの周囲に組み上げた足場Aに伸
張した折り畳み式仮設足場1を架設したものである。こ
のように使用すれば、足場に要する部材と共に、組み上
げ、及び解体の手間も大幅に低減できる。
体2に軸着して折り畳み式仮設足場1と一体化させてい
るが、略中間部で折り畳めさえすれば、適宜取り外しの
できる架設タイプの足場板を採用してもかまわない。
の折り畳み式仮設足場によれば、一対の支柱部と、該支
柱部を連結する横架部とから成る枠体を所定間隔にて複
数個並設し、各枠体の支柱部同士をパンタグラフ状の筋
交いにて連結すると共に、各枠体間に架設する足場板を
長手方向の略中間部で折り畳み自在としたので、各枠体
を引き離していくだけで速やかに足場が構築され、また
撤去も折り畳むだけで簡単に完了する。
によれば、前記足場板を伸張したときの折り畳み部を支
持する支持材を筋交いに備えたので、作業時に大きな荷
重がかかっても確実に足場板を水平状態に保持すること
ができる。
によれば、両端の枠体にキャスター付きの建枠を連結し
たので、設置場所に障害物があっても跨いで設置するこ
とができて便利である。
示す正面図である。
順を説明する図である。
状態の正面図である。
図である。
ジ部) 14…支持材 15…中間支柱 19…キャスター 20…建枠
Claims (3)
- 【請求項1】一対の支柱部と、該支柱部を連結する横架
部とから成る枠体を所定間隔にて複数個並設し、各枠体
の支柱部同士をパンタグラフ状の筋交いにて連結すると
共に、各枠体間に架設する足場板を長手方向の略中間部
で折り畳み自在としたことを特徴とする折り畳み式仮設
足場。 - 【請求項2】前記足場板を伸張したときの折り畳み部を
支持する支持材を筋交いに備えたことを特徴とする請求
項1記載の折り畳み式仮設足場。 - 【請求項3】両端の枠体にキャスター付きの建枠を連結
したことを特徴とする請求項1または2記載の折り畳み
式仮設足場。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001239772A JP4741754B2 (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | 折り畳み式仮設足場 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009121100A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Nikko Co Ltd | 折り畳み式作業足場 |
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CN103759107A (zh) * | 2014-01-29 | 2014-04-30 | 哈尔滨工业大学 | 一种可折叠圆弧形支撑装置 |
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JPS62163251A (ja) * | 1986-01-14 | 1987-07-20 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電ランプ |
-
2001
- 2001-08-07 JP JP2001239772A patent/JP4741754B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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