JP2003054445A - 中空構造部材 - Google Patents
中空構造部材Info
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Abstract
増加させた中空構造部材を提供すること。 【解決手段】 コ字状断面部材のフランジを接合して成
り、フランジの少なくとも一方が中空構造部材の外壁側
面から内側方向に設けられた内向きフランジであり、長
手方向に対して垂直な外壁面の長さDとフランジ接合部
の合計長さCとが、2D≦Cを満たし、フランジの非接
合部分の最大長さEと底面からフランジ接合部までの長
さLとが、E<Lを満たす中空構造部材である。フラン
ジの接合率Wが70/L<W/Eを満たす。長さLがD
/2≦L≦7D/8の範囲にある。コ字状断面部材のフ
ランジ同士を溶接又は接着により接合して中空構造部材
を製造する。
Description
の製造方法及び自動車用閉断面構造部材に係り、更に詳
細には、閉断面構造部材の曲げ荷重特性を変化させてエ
ネルギー吸収を増加させ、且つ重量増加及びコストの増
加を伴わない中空構造部材、その製造方法及び自動車用
閉断面構造部材に関するものである。
は、省エネルギー化及び車両の運動性能向上等の観点か
ら重要な課題となっているとともに、車両の安全性向上
の要求をも満足するような開発が望まれている。そこ
で、最近の自動車においては、車体の軽量化とエネルギ
ー吸収の両立という観点から、アルミニウム部材を鋼板
構造部の補強材として利用することも検討されている。
学術講演会前刷集973『鋼及び、アルミ構造部材のエ
ネルギー吸収特性の検討』(1997)にアルミニウム
押出材を用いた例が示されており、図16にはエネルギ
ー吸収特性を比較するために用いた3種類の断面構造に
ついて示されている。図16(A)は長手方向に外側フ
ランジ部を有する鋼板製コ字状断面部材と、その開口側
に鋼板製クロージングプレートを用いてフランジ部を溶
接した構造部材を示したものである。図16(B)は、
上記タイプ(A)の構造において、コ字状断面部材の内
側に更に高強度の厚い板厚の鋼板製コ字状断面部材をレ
インフォース部材として設け、フランジ部を一体に溶接
したものである。また、図16(C)は、タイプ(A)
の開口側に取付けられるクロージングプレート内側の閉
断面構造内部に、更にアルミニウムからなる押出し部材
をレインフォースとして取付けた構造を有する部材であ
る。図18(a)は、上述した従来のタイプ(A)、
(B)及び(C)の構造部材について、図17に示す静
的3点曲げ試験を行った結果を示したものであり、また
図18(b)は、同様の部材について、台車を15km
/hrの速度で走行させ押し治具に部材を衝突させたと
きの動的エネルギー吸収特性を求めたものである。
開口側にクロージングプレートを溶接したタイプ(A)
の構造部材では、曲げ変形初期にピーク荷重が発生し、
変形の後期に従って緩やかに荷重が下がるような荷重−
変位線図を示すことが認められる。また、タイプ(A)
閉断面構造部材に更に高強度の厚い板厚のコ字状断面部
材を内部に挿入したタイプ(B)構造部材は、曲げ荷重
が平均的に増加してピークがより顕著に認められるが、
荷重−変位線図の形状特性は同様の傾向を示しているこ
とが認められる。
1『薄鋼板閉断面ビームの補強と静的曲げ強度特性』
(1995)に示される図19(a)は、従来より自動
車用構造部材として用いられているコ字状断部材同士
を、外側フランジとして接合した薄板閉断面構造部材の
曲げ変形時の特徴を示したものである。このように従来
より用いられている自動車用構造部材にあっては、コ字
状断面部材の一方の底面外側より力が加わると、曲げ変
形時において両コ字状断部材の底面同士は相互に近づく
ように内側に変形し、また同時に両フランジ部は外側に
遠ざかるような変形モードとなる。この変形を防止する
ためには、図19(b)に示すように、両フランジ部を
繋ぐレインフォース部材を追加する方法が一般的に用い
られており、この効果について比較した結果が図20で
ある。図20はレインフォース部材の有無について前述
と同様の曲げ試験を実施して得られた荷重−変位線図で
ある。レインフォース部材がない構造部材の荷重−変位
線図は変形後期においても荷重低下が抑制されるのが認
められる。
いて、構造部材の曲げ変形特性を変化させるためには、
開断面構造部材の内部にレインフォース部材を追加する
方法が一般的に行われてきた。
たように従来の自動車用構造部材において曲げ変形特性
を変形させるためにレインフォース部材を追加すると、
座屈変形抑制に有効に作用して荷重吸収エネルギー特性
は向上するものの、構造部材自体の重量が増加するため
車両重量の増加につながってしまうという問題点があっ
た。また、新たなレインフォース部材を追加する場合に
は、新たに材料費や型製作費用が必要となるため、車両
全体としてのコスト増加を伴うという問題があった。そ
こで、自動車用構造部材において新たなレインフォース
部材を追加せずに、また、コストを増加せずに曲げ荷重
特性を変化させてエネルギー吸収を増加させ、上記の問
題点を解決することが課題となっていた。
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、曲げ荷重特性を変化させてエネルギー吸収を増加さ
せた中空構造部材、その製造方法及び自動車用閉断面構
造部材を提供することにある。
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、曲げ変形時に接合
部が折りたたまれるように変形する接合方法を採用する
ことにより、上記課題が解決されることを見出し、本発
明を完成するに至った。
字状断面部材が有するフランジを接合して成る中空構造
部材であって、上記フランジは、該コ字状断面部材のコ
字状の両端部且つ長手方向に底面とほぼ水平に延在し、
少なくとも一方が中空構造部材の外壁側面から内側方向
に設けられた内向きフランジであり、上記コ字状断面部
材の長手方向に対して垂直且つ2つのコ字状断面部材が
なす外壁面の長さDと、長手方向に連続するフランジ接
合部の合計長さCとが、2D≦Cを満たし、長手方向且
つ上記内向きフランジにおいて接合されていない部分の
最大長さEと、長手方向に垂直且つ上記コ字状断面部材
の底面から該フランジ接合部までの長さLとが、E<L
を満たすことを特徴とする。
のコ字状断面部材が有するフランジを接合して成る中空
構造部材であって、上記フランジは、該コ字状断面部材
のコ字状の両端部且つ長手方向に底面とほぼ水平に延在
し、該中空構造部材の外壁側面から外側方向に設けられ
た外向きフランジであり、上記コ字状断面部材の少なく
とも一方にレインフォース部材を内設し、このレインフ
ォース部材の端部が、他方のコ字状断面部材の内壁且つ
フランジ近傍に接合され、上記コ字状断面部材の長手方
向に対して垂直且つ2つのコ字状断面部材がなす外壁面
の長さDと、長手方向に連続するフランジ接合部の合計
長さCとが、2D≦Cを満たし、長手方向且つ上記外向
きフランジにおいて接合されていない部分の最大長さE
と、長手方向に垂直且つ上記コ字状断面部材の底面から
該フランジ接合部までの長さLとが、E<Lを満たすこ
とを特徴とする。
の接合率W(接合長さ/フランジ長さ×100%)が、
70/L<W/Eを満たすことを特徴とする。
長さLが、D/2≦L≦7D/8の範囲にあることを特
徴とする。
は、上記中空構造部材を製造する方法であって、上記コ
字状断面部材のフランジ同士を溶接又は接着により接合
することを特徴とする。
は、上記中空構造部材を用いて成る自動車用閉断面構造
部材であって、外壁側面に対向するフランジ接合部を有
し、上面側から衝撃を受けることを特徴とする。
いて、詳細に説明する。なお、本明細書においては、主
に衝撃を受ける側の面を「上面」、他方の面を「底面」
と記載するが、両者に本質的な差異がある訳ではなく、
説明の便宜のためであり、両者を相互に交換して記載し
ても、本発明の範囲に属するのはいうまでもない。
つのコ字状断面部材が有するフランジを接合して成る。
言い換えれば、2つのコ字状断面部材を底面内壁が互い
に対向するように接合されて成る中空構造部材である。
ここで、上記フランジは、該コ字状断面部材のコ字状の
両端部且つ長手方向に底面とほぼ水平に延在する。ま
た、上記フランジの少なくとも一方は、中空構造部材の
外壁側面から内側方向に設けられた内向きフランジとす
る。このような構成を有する閉断面構造部材とすること
により、外向きフランジのみを有する構造部材に比べ、
曲げ変形中の荷重の低下が小さくなる。また、レインフ
ォース部材を追加することなく変形中のエネルギー吸収
量が大きくなるので、車両等の構造部材としてに用いる
ときは、軽量化により燃費が向上し、省資源により材料
費や型製作費が削減され、車両等の全体としてコスト低
減が図れる。更に、フランジは断続的な接合で足りるた
め生産性が向上する。
に、2つのコ字状断面部材から成り、両方のフランジを
内向きにして溶接して成る中空構造部材(a)、両方の
フランジを外向きにして溶接して成る中空構造部材
(b)、及びこれらの衝撃3点曲げ試験後の曲がり変形
部分より説明できる。即ち、従来例の一例である(b)
の部材断面は、曲げ変形時にフランジ接合部が両方とも
外側に引かれるように変形するのに対し、本発明の一例
である(a)の部材断面は、接合部が折りたたまれるよ
うな変形を生じているのが認められる。
の一例のように、コ字状断面部材の長手方向に対して垂
直方向且つ上記2つのコ字状断面部材がなす外壁側面の
長さD(中空構造部材高さ)と、長手方向に連続するフ
ランジ接合部の合計長さCとは、2D≦Cの関係を満た
す。上記フランジ接合長さCが2D未満では、フランジ
設置方向が内向きであるか外向きであるかを問わず、ま
た、1箇所の非接合部の長さにも関係なく、曲げ変形中
の荷重低下が著しく増大し、自動車用などの構造部材と
して用いるに適さない。更に、長手方向且つ上記内向き
フランジにおいて接合されていない部分の最大長さE
(非接合部の長さ)と、長手方向に垂直且つ上記コ字状
断面部材の底面から該フランジまでの長さL(フランジ
設置高さ)とは、E<Lの関係を満たす。非接合部分の
長さE≧Lであると、中空構造部材の上面側からの荷重
入力に対して、下部材に力が十分に伝わらず下部材のエ
ネルギー吸収効果が低くなってしまう。
設置高さ)とエネルギー吸収効果との関係を表すグラフ
を図12(b)に示す。このグラフにおいて、横軸はフ
ランジの接合位置、縦軸はエネルギー吸収を示してお
り、グラフ中の縦軸の値が高いほど曲げ変形中の荷重の
低下が小さいことを示している。なお、衝撃入力により
部材が曲げ変形を受ける場合には、初期に断面が潰れる
段階とそれに続く曲がり変形が生じる。従って、本発明
では、曲げ変形の曲げ中心側を外側(上面側)として、
フランジ接合部を中空構造部材高さDの中間よりも外側
に配置することにより、中空構造部材にエネルギー吸収
効果を与えることができる。なお、最外面、言い換えれ
ば、L=Dとなる位置で接合すると上記効果は全く得ら
れない。
D/2≦L≦7D/8の範囲にあることが好適である。
言い換えれば、中空構造部材の延在方向(長手方向)に
垂直である外壁側面の長さDの中間から、上面側(外
側)へ3/4(中間〜上面の3/4の距離)までの範囲
であることが良い。この範囲にフランジ接合部を配置す
ることにより、曲げ変形中の荷重の低下が小さくなり易
く、エネルギー吸収量が大きくなり易いので有効であ
る。また、15%以上の軽量化効果に相当するエネルギ
ー吸収の増加、即ち、かかる位置に内向きフランジ接合
部を有することで、従来の中空構造部材(両側に外向き
フランジを有する構造部材)に部材重量の15%以上に
相当するレインフォース部材を追加した場合と同様のエ
ネルギー吸収量を得ることができる。
/フランジ長さ×100%)は、70/L<W/Eを満
たすことが好適である。これより、接合率Wが70〜1
00%の場合には著しい差異はないが、70%未満の場
合には自動車用の閉断面構造部材として特に優れた実用
性を発揮するので有効である。なお、上記接合長さを、
図13(b)に示す中空構造部材の黒塗り部分に例示す
る。
て、詳細に説明する。かかる中空構造部材は、外壁側面
から外側方向に設けられた外向きフランジを有し、コ字
状断面部材の少なくとも一方にレインフォース部材を内
設し、このレインフォース部材の端部が他方のコ字状断
面部材の内壁且つフランジ近傍に接合されている以外
は、上述した中空構造部材とほぼ同様の構成を有する。
具体的には、図8や図10に示すような中空構造部材を
例示することができる。このような構成は、アウター部
材(衝撃を受ける側のコ字状断面部材)の材料強度がレ
インフォース部材に比べて低いため、部材が曲げ変形を
受けたときに外側に変形するモードが抑制され得るので
有効である。
造方法について詳細に説明する。この製造方法では、上
記コ字状断面部材のフランジ同士を溶接又は接着により
接合して、中空構造部材を得る。例えば、図2に示すよ
うに、レーザ溶接により、フランジ同士を接合すること
ができる。上記レインフォース部材を内設する中空構造
部材では、一方のコ字状断面部材に予めレインフォース
部材を接合し、このレインフォース部材を覆うように他
方のコ字状断面部材を配置し接合しても良いし、先に一
方のコ字状断面部材にレインフォース部材を内設し、そ
の後他方のコ字状断面部材と接合しても良い。
ついて詳細に説明する。この自動車用閉断面構造部材
は、上述した本発明の中空構造部材を用い、外壁側面に
対向するフランジ接合部を有し、上面側から衝撃を受け
ることを特徴とする。この場合は、曲げ荷重特性を変化
させてエネルギー吸収量を増加させるとともに、軽量化
が実現でき車両全体としてのコスト低減が図れる。な
お、中空構造部材の形状は適宜所望形状に変形して用い
ることができる。また、上記フランジ接合部は、衝撃を
受ける方向などを考慮して対向する接合部の高さが異な
るようにしても良い。
較例により更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではない。
て、引張り強度が590MPa、板厚1.8mmの鋼板
を用いて、ベント成形によりインナー部材とアウター部
材の断面深さ比が2:1となるように、部材の両側に内
向きフランジ接合部を有する、図1に示すような、断面
形状(a)(100mm×90mm、コーナーR=5m
m)及び長さ900mm(b)の閉断面構造部材(中空
構造部材)を形成した。なお、コ字状部材として用いた
インナー部材及びアウター部材の内角は全て90°とし
た。また、フランジの接合は、図2に示す内向きフラン
ジの接合方法により、レーザを用いて溶接長を100%
として連続溶接を行った。
鋼板を用い、インナー部材とアウター部材の断面深さ比
が2:1となるように、部材の両側に外向きフランジ接
合部を有する、図1に示すような、断面形状の長さ90
0mmの閉断面構造部材(c)を形成した。このとき、
外向きフランジには間隔25mmでスポット溶接を行っ
た。なお、実施例1及び比較例1の部材において、部材
長手方向に直角方向のフランジ接合部を含む外壁側面の
長さD及び部材底面からフランジ接合部までの距離L
は、それぞれD=100mm、L=66mmであり、こ
れを図1に合わせて示す。
について、アウター部材が上になるようにして荷重11
0kg、速度8.3m/secにて衝撃3点曲げ試験を
実施した。この結果を図3に示す。図3より、比較例1
の閉断面構造部材は、曲げ変形中期以降に変形荷重が低
下してしまうことがわかる。これに対し、実施例1の閉
断面構造部材は、曲げ荷重の低下が緩やかになり、変形
中におけるエネルギー吸収率が大きいことが認められ
る。
て、引張り強度が440MPa、板厚1.8mmの鋼板
を用いて、インナー部材とアウター部材の断面深さ比が
2:1となるように、部材の片側に内向きフランジを設
け、図4に示すような断面形状(100mm×90m
m、コーナーR=5mm)及び長さ900mmの閉断面
構造部材を形成した。なお、コ字状部材として用いたイ
ンナー部材及びアウター部材の内角は全て90°とし
た。また、内向きフランジ及び外向きフランジの接合
は、実施例1と同様の方法で接合した。
鋼板を用い、インナー部材とアウター部材の断面深さ比
が2:1となるように、部材の両側に外向きフランジを
設け、各々の面との角度が90°となるように長さ90
0mmの閉断面構造部材を形成した。なお、フランジは
比較例1と同様の方法で接合した。
について、アウター部材が上になるようにして荷重30
0kg、速度8.0m/secにて衝撃3点曲げ試験を
実施した。この荷重とストロークの関係を図5に示す。
図5より、実施例2の閉断面構造部材は、発生した変形
荷重は変形初期のピークは発生しないものの、次第に荷
重が増加し、その後の荷重の低下が緩やかになり、比較
例2の閉断面構造部材に比較して吸収エネルギー大きく
なっているのが認められる。
〜5として、引張り強度が440MPa、板厚1.6m
mの鋼板を用い、インナー部材とアウター部材の断面深
さ比が2:1となるように、また、アウター部材の両コ
字状部材の内角θがそれぞれ90°、98°及び105
°となるように、部材の両側に内向きフランジを設け、
更に、インナー部材の両コ字状部材の内角が90°とな
るように、図6(a)に示すような、断面形状(100
mm×90mm、コーナーR=5mm)及び長さ900
mmの閉断面構造部材をそれぞれ形成した。なお、内向
きフランジの接合は、レーザを用いて溶接長を100%
として連続溶接を行った。
と同様の鋼板を用い、インナー部材とアウター部材の断
面深さ比が2:1となるように、また、アウター部材の
両コ字状内角がそれぞれ90°、98°及び105°と
なるように、部材の両側に外向きフランジを設け、更
に、インナー部材の両コ字状部材の内角が90°となる
ように、図6(b)に示すような、断面形状の長さ90
0mmの閉断面構造部材をそれぞれ形成した。なお、外
向きフランジは、実施例1と同様の方法で接合した。
閉断面構造部材について、アウター部材が上になるよう
にして荷重300kg、速度8.0m/secにて衝撃
3点曲げ試験を実施した。この荷重とストロークの関係
を図7に示す。図7より、アウター部材の両コ字状内角
度によって発生する反力の値は異なるものの、内向きフ
ランジを有する実施例3〜5の閉断面構造部材の変形荷
重は、荷重のピークが発生しないものの、次第に荷重が
増加し荷重の低下が緩やかになり、外向きフランジを有
する比較例3〜5の閉断面構造部材に比べて吸収エネル
ギーが大きくなっているのが認められる。
板厚1.6mmの鋼板を用いて、両コ字状部材の内角θ
が98°となるように、部材の両側に外向きフランジを
有するコ字状インナー部材を形成した。また、このイン
ナー部材と同強度及び同板厚の鋼板を用いて、両コ字状
内角が98°となるように、両コ字状端部がインナー部
材の両フランジ内側の長手方向の内壁面に接触する形状
のレインフォース部材を形成した。次いで、コ字状レイ
ンフォース部材の端部をインナー部材のフランジ内側に
差込み、両接合部分をレーザ溶接により連続溶接を行っ
た。続いて、引張り強度が270MPa、板厚0.7m
mの鋼板を用いて、両コの字状内角が98°となるよう
に、部材の両側に外向きフランジを有するアウター部材
を成形した。レインフォース部材の上からインナー部材
の外向きフランジ同士を合わせて、間隔25mmにてス
ポット溶接で接合し、図8(a)に示す断面形状及び
(b)に示す部材形状の閉断面構造部材を形成した。
ー部材が上になるようにして荷重300kg、速度8.
0m/secにて衝撃3点曲げ試験を実施した。この結
果を図9の曲げ平均荷−変位線図に示す。図9より、ア
ウター部材の材料強度がレインフォース部材に比べて低
いため、部材が曲げ変形を受けたときに外側に変形する
モードを抑制する効果が認められる。
外向きフランジとした以外は、実施例6と同様の操作を
繰り返して、閉断面構造部材を形成した。この断面形状
を図10に示す。
ー部材が上になるようにして荷重300kg、速度8.
0m/secにて衝撃3点曲げ試験を実施した。この結
果を図11の曲げ平均荷−変位線図に示す。図11よ
り、アウター部材の材料強度がレインフォース部材に比
べて低いため、実施例6よりも効果は少ないがレインフ
ォース部材のフランジを内側に向けた接合部は、部材が
曲げ変形を受けたときに外側に変形するモードを抑制す
る効果が認められる。
例8〜11及び比較例6、7として、内向きフランジの
接合位置、即ち、底面から内向きフランジ接合部までの
距離Lを変えたこと以外は、実施例1と同様の操作を繰
り返して、閉断面構造部材を形成した。なお、アウター
部材とインナー部材のフランジ接合位置は、接合部外壁
面長さの中心部の位置、即ちL=D/2の位置(:実
施例8)、中心部から内側に1/6の位置、即ちL=5
D/12の位置(:比較例6)、中心部から外側にそ
れぞれ1/4の位置、即ちL=5D/8の位置(:実
施例9)、2/4の位置、即ちL=3D/4の位置
(:実施例10)、及び3/4の位置、即ちL=7D
/8の位置(:実施例11)とした。また、実施例1
と同様の鋼板を用いて、L=D、即ちインナー部材のみ
を用いてコ字状断面部材の開口部端部に内向きフランジ
接合部を有する部材を形成し、その開口部にクロージン
グプレートを用いてフランジを溶接し、比較例7()
の閉断面構造部材を形成した。更に、アウター部材とイ
ンナー部材のフランジを両方とも外側にして接合した以
外は、実施例6と同様の操作を繰り返して、比較例8
()の閉断面構造部材を形成した。
た構造部材について、図12(a)に示すように、アウ
ター部材(外側)を上にして、衝撃3点曲げ試験を実施
した。エネルギー吸収量とフランジの結合位置との関係
を図12(b)に示す。図12(b)において、縦軸は
荷重−ストローク線図の面積、即ちエネルギー吸収量を
示したもので、エネルギー吸収量が高いほど、曲げ変形
中の荷重の低下が小さくエネルギー吸収量のが大きいこ
とを示している。フランジ接合部の位置とエネルギー吸
収量の関係では、L=3D/4の位置、即ち部材の外壁
側面の中心から外側に1/2の位置において最大のエネ
ルギー吸収が認められる。実施例8〜11の部材は、フ
ランジ接合部の位置が部材外壁側面の長さDの中心から
外側に3/4までの位置(D/2≦L≦7D/8)にお
いて、エネルギー吸収量は、外向きフランジを有する従
来部材(比較例8)に比較して大きいことがわかる。実
施例8(L=D/2)及び実施例11(L=7D/8)
のエネルギー吸収量は、部材重量の約15%に相当する
軽量化の効果が得られることがわかった。即ち、実施例
8及び実施例11の部材は、従来の両外向きフランジを
有する部材である比較例8(部材重量は実施例8、11
と同等)に、部材重量の約15%に相当する重量のレイ
ンフォース部材を追加した部材と同等のエネルギー吸収
量が得られる。また、実施例10(L=3D/4)のエ
ネルギー吸収量は、部材重量の約30%に相当する軽量
化の効果が得られることがわかった。即ち、従来の両外
向きフランジを有する部材である比較例8に、部材重量
の約30%に相当する重量のレインフォース部材を追加
した部材と同等のエネルギー吸収量が得られる。
板厚が1.6mmの鋼板を用いた以外は、実施例1と同
様の操作を繰り返して、図13に示すような閉断面構造
部材を形成した。また、内向きフランジをそれぞれ、接
合率55%、最大非溶接部長さ20mm(実施例1
3)、接合率34%、最大非溶接部長さ30mm(実施
例14)、接合率69%、最大非溶接部長さ50mm
(実施例15)とした以外は、実施例12と同様な操作
を繰り返して、実施例13〜15の閉断面構造部材を形
成した。
47%、最大非溶接部長さ125mm(比較例9)、接
合率32%、最大非溶接部長さ35mm(比較例1
0)、接合率69%、最大非溶接部長さ70mm(比較
例11)とした以外は、実施例12と同様の操作を繰り
返して、比較例9〜11の閉断面構造部材を形成した。
いて、衝撃曲げ試験結果の曲げ−平均荷重線図を図14
に示す。図14では、実施例12〜15をA群とし、比
較例9〜11をB群とした。また、内向きフランジ接合
部と接合間隔の有効な範囲の関係を図15に示す。図1
4及び図15より、実施例12〜15(図14のA群)
は、ほぼ同等の衝撃曲げ試験結果が得られ、先述の非溶
接長さEと中空構造部材の底面からフランジまでの長さ
LとにおいてE<Lであり、且つフランジの接合率(接
合長さ/フランジ長さ×100%)をWとしたとき、7
0/L<W/Eの関係を満足していれば、接合率100
%と同等の性能が得られることが認められる。これに対
して、比較例9〜11(図14のB群)は、図15に示
す領域外であり、実施例に比較して曲げ変形中の荷重の
低下が大きくエネルギー吸収量が小さいことが認められ
る。従って、内向きフランジ接合の場合は図15に示す
範囲が、曲げ変形中の荷重の低下が小さくエネルギー吸
収量が大きく効果のある範囲であることがわかる。
り詳細に説明したが、本発明はこれら実施例に限定され
るものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の
変形が可能である。例えば、上記アウター部材及びイン
ナー部材は、双方を同一材料で形成することに限定され
ず、エネルギー吸収能を考慮して異種の材料で各部材を
形成することもできる。また、外壁側面に対向して存在
するフランジ接合部は、必ずしも接合部と接合部とが対
向する位置にある必要はない。更に、中空構造部材の上
面や底面に所望形状のカバーを取付けたり、上面自体を
変形させて更にエネルギー吸収量を高めることもでき
る。
ば、曲げ変形時に接合部が折りたたまれるように変形す
る接合方法を採用することとしたため、曲げ荷重特性を
変化させてエネルギー吸収を増加させた中空構造部材、
その製造方法及び自動車用閉断面構造部材を提供するこ
とができる。
面形状を示す図である。
る。
撃3点曲げ試験結果を示すグラフである。
す図である。
撃3点曲げ試験結果を示すグラフである。
部材の断面形状を示す図である。
部材の衝撃3点曲げ試験結果を示すグラフである。
材形状を示す図である。
験結果を示すグラフである。
す図である。
試験結果を示すグラフである。
げ試験結果を示すグラフである。
び部材形状を示す図である。
中空構造部材の衝撃3点曲げ試験結果を示すグラフであ
る。
すグラフである。
形状を示す図である。
す図である。
の曲げ変形時の特徴及びレインフォース部材の追加例を
示す図である。
にレインフォース部材を追加した効果を示す図である。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 2つのコ字状断面部材が有するフランジ
を接合して成る中空構造部材であって、 上記フランジは、該コ字状断面部材のコ字状の両端部且
つ長手方向に底面とほぼ水平に延在し、少なくとも一方
が中空構造部材の外壁側面から内側方向に設けられた内
向きフランジであり、 上記コ字状断面部材の長手方向に対して垂直且つ2つの
コ字状断面部材がなす外壁面の長さDと、長手方向に連
続するフランジ接合部の合計長さCとが、2D≦Cを満
たし、 長手方向且つ上記内向きフランジにおいて接合されてい
ない部分の最大長さEと、長手方向に垂直且つ上記コ字
状断面部材の底面から該フランジ接合部までの長さLと
が、E<Lを満たすことを特徴とする中空構造部材。 - 【請求項2】 2つのコ字状断面部材が有するフランジ
を接合して成る中空構造部材であって、 上記フランジは、該コ字状断面部材のコ字状の両端部且
つ長手方向に底面とほぼ水平に延在し、該中空構造部材
の外壁側面から外側方向に設けられた外向きフランジで
あり、 上記コ字状断面部材の少なくとも一方にレインフォース
部材を内設し、このレインフォース部材の端部が、他方
のコ字状断面部材の内壁且つフランジ近傍に接合され、 上記コ字状断面部材の長手方向に対して垂直且つ2つの
コ字状断面部材がなす外壁面の長さDと、長手方向に連
続するフランジ接合部の合計長さCとが、2D≦Cを満
たし、 長手方向且つ上記外向きフランジにおいて接合されてい
ない部分の最大長さEと、長手方向に垂直且つ上記コ字
状断面部材の底面から該フランジ接合部までの長さLと
が、E<Lを満たすことを特徴とする中空構造部材。 - 【請求項3】 上記フランジの接合率W(接合長さ/フ
ランジ長さ×100%)が、70/L<W/Eを満たす
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の中空構造部
材。 - 【請求項4】 上記長さLが、D/2≦L≦7D/8の
範囲にあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
つの項に記載の中空構造部材。 - 【請求項5】 上記合計長さCが、3D≦Cを満たすこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの項に記載
の中空構造部材。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つの項に記載
の中空構造部材を製造する方法であって、 上記コ字状断面部材のフランジ同士を溶接又は接着によ
り接合することを特徴とする中空構造部材の製造方法。 - 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1つの項に記載
の中空構造部材を用いて成る自動車用閉断面構造部材で
あって、 外壁側面に対向するフランジ接合部を有し、上面側から
衝撃を受けることを特徴とする自動車用閉断面構造部
材。
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